JP2001225138A - 棒状ワークのねじ転造方法 - Google Patents

棒状ワークのねじ転造方法

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JP2001225138A JP2000035285A JP2000035285A JP2001225138A JP 2001225138 A JP2001225138 A JP 2001225138A JP 2000035285 A JP2000035285 A JP 2000035285A JP 2000035285 A JP2000035285 A JP 2000035285A JP 2001225138 A JP2001225138 A JP 2001225138A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】リング溝等の第2成形部の軸長方向における位
置を公差内に納めるのに有利な棒状ワークのねじ転造方
法を提供する。 【解決手段】螺旋方向に沿ったねじ山部41をもつねじ
転造ダイス40を用い、棒状ワーク1の第1成形外周面
11にねじ部を転造成形すべく、ねじ転造ダイス40の
ねじ山部41を棒状ワーク1の第1成形外周面11に押
し込むと共に、棒状ワーク1の軸長方向に沿った歩み力
を発生する操作を行う。歩み力に基づいて軸長方向に変
位する棒状ワーク1をワーク基準部6のワーク基準面6
0にあてがって棒状ワーク1を定位置化する。更に、棒
状ワーク1の第2成形外周面12への第2転造ダイス4
5の押し込みを進行させ、棒状ワーク1の第2成形外周
面12に第2成形部18、19を転造成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は棒状ワークのねじ転
造方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、螺旋方向に沿ったねじ山部を
外周部にもつねじ転造ダイスを用い、棒状ワークの外周
面に螺旋状のねじ部を転造成形することが行われてい
る。この技術によれば、転造の際に、棒状ワークをこれ
の軸長方向に変位させる歩み力が発生することが知られ
ている。歩み力は次のように推察されている。即ち、螺
旋状のねじ山部を外周部にもつねじ転造ダイスを用い、
ねじ転造ダイスを径方向に移動させて棒状ワークの外周
面に徐々に押し込む。この場合には、棒状ワークに転造
成形されるねじ部の谷径が次第に小さくなる。このた
め、押し込み開始時に比較して押し混み完了時では、棒
状ワークの谷の円周長が短くなる。即ち、図6におい
て、押し込み開始時の棒状ワークの円周長がLであった
ものが、押し込み終了時の棒状ワークの円周長はL1と
なり、微小量δLに相当するぶん短縮される。この場
合、ねじ部のリード角βは一定を保つため、押し込み開
始時のねじ部のピッチPと、押し込み終了時のねじ部の
ピッチP1との間には、微小量δPのずれが発生する。
微小量δPに相当するぶん、棒状ワークが軸長方向に変
位してしまう。これを歩みという。棒状ワークに成形さ
れるねじ部の山径と谷径との差が大きいときには、歩み
力が大きくなる。
【0003】特開平11−285761号公報には、こ
の歩み力の発生に着目し、ねじ転造ダイスの回転角を検
出する回転角検出手段を設け、転造中の棒状ワークの径
の変化に伴い、ねじ転造ダイスの回転角の位相を変化さ
せることにより、微小量δPに相当する量を各ピッチに
少量ずつ振り分けることにより、微小量δPを吸収する
技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、本発明者は、螺
旋状のねじ部を形成する第1成形外周面と、リング溝等
の第2成形部を形成する第2成形外周面とが、軸長方向
において直列に設けられた棒状ワークを用い、棒状ワー
クの第1成形外周面に螺旋状のねじ部を転造成形すると
共に、併せて、棒状ワークの第2成形外周面にリング溝
等の第2成形部を転造成形する技術を開発している。
【0005】この技術においては、前記したように棒状
ワークの第1成形外周面に螺旋状のねじ部を転造成形す
る際には、歩み力の影響により、棒状ワークがこれの軸
長方向に変位してしまう不具合がある。この場合には、
リング溝等の第2成形部の位置がワークの軸長方向にお
いてずれるおそれがある。この場合には、棒状ワークの
第2成形外周面に転造成形するリング溝等の第2成形部
を転造成形するにあたり、棒状ワークの軸長方向におけ
るリング溝等の第2成形部の位置の精度が低下する。こ
の結果、棒状ワークの軸長方向におけるリング溝等の第
2成形部の位置を厳しい公差内に納めることは、容易で
はない。
【0006】本発明は前記した実情に鑑みなされたもの
であり、ねじ転造ダイスにより棒状ワークに螺旋状のね
じ部を転造成形と共に、第2転造ダイスにより棒状ワー
クにリング溝等の第2成形部を転造成形する際に、リン
グ溝等の第2成形部の軸長方向における位置を公差内に
納めるのに有利な棒状ワークのねじ転造方法を提供する
ことを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る棒状ワーク
のねじ転造方法は、螺旋状のねじ部を形成する第1成形
外周面と第2成形部を形成する第2成形外周面とが軸長
方向において直列に設けられた棒状ワークを用意し、螺
旋方向に沿ったねじ山部を外周部にもつねじ転造ダイス
を用い、棒状ワークの第1成形外周面にこれの周方向に
沿ったねじ部を転造成形すべく、ねじ転造ダイスのねじ
山部を棒状ワークの第1成形外周面に押し込むと共に、
棒状ワークの軸長方向に沿った歩み力を発生する操作を
行い、歩み力に基づいて軸長方向に変位する棒状ワーク
をワーク基準部のワーク基準面にあてがって棒状ワーク
を軸長方向において定位置化し、更に、棒状ワークの第
2成形外周面への第2転造ダイスの押し込みを進行さ
せ、棒状ワークの第2成形外周面に第2成形部を転造成
形することを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明方法によれば、 螺旋方向
に沿ったねじ山部を外周部にもつねじ転造ダイスを用
い、棒状ワークの第1成形外周面にこれの周方向に沿っ
たねじ部を転造成形すべく、ねじ転造ダイスを回転させ
つつ、ねじ転造ダイスのねじ山部を棒状ワークの第1成
形外周面に押し込む。このとき従来同様に、棒状ワーク
の軸長方向に沿った歩み力が棒状ワークに発生する。
【0009】この歩み力に基づいて棒状ワークがこれの
軸長方向に変位する。この結果、棒状ワークはワーク基
準部のワーク基準面にあてがわれる。これにより棒状ワ
ークはこれの軸長方向において定位置化される。
【0010】本発明方法で用いる棒状ワークは、軸長方
向の一端から他端に向かう方向に沿って外周面が拡径す
るリング状のテーパ外周面をもつ形態を採用することが
できる。
【0011】後述する実施例で例示するように、棒状ワ
ークのテーパ外周面は、棒状ワークの軸長方向におい
て、螺旋状のねじ部を形成する第1成形外周面と、リン
グ溝等の第2成形部を形成する第2成形外周面との間に
直列に設けられている形態を採用することができる。
【0012】本発明方法によれば、前記したように棒状
ワークがこれの軸長方向において定位置化した状態にお
いて、棒状ワークの第2成形外周面への第2転造ダイス
の押し込みが進行する。これにより棒状ワークの第2成
形外周面が転造成形され、リング溝等の第2成形部が転
造成形される。このような本発明方法によれば、棒状ワ
ークに転造成形されたリング溝等の第2成形部の軸長方
向における位置は、高精度化される。
【0013】本発明方法の代表的な実施形態によれば、
棒状ワークにおいて、第1成形外周面の外径と第2成形
外周面の外径とを異径とする形態を採用できる。例え
ば、第1成形外周面の外径よりも第2成形外周面の外径
は大きく設定されている形態を採用できる。
【0014】本発明方法の代表的な実施形態によれば、
ねじ転造ダイスは駆動源により駆動されて棒状ワークに
回転力を与えるものであり、第2転造ダイスは棒状ワー
クにより従動される形態を採用できる。
【0015】本発明方法によれば、転造形態は、棒状ワ
ークの材質に応じて適宜選択することができ、棒状ワー
クの温度が常温領域で行う冷間転造でも良いし、棒状ワ
ークの温度が熱間状態で行う熱間転造でも良いし、棒状
ワークの温度が温間状態で行う温間転造でも良い。棒状
ワークを加熱する場合には、棒状ワーク表面層の加熱を
効果的に行うべく、また、棒状ワークの加熱を短時間で
行うべく、高周波誘導加熱で行うことができる。
【0016】
【実施例】本発明の代表的な実施例について、図面を参
照しつつ具体的に説明する。
【0017】(実施例の構成)図1(A)は、本実施例
方法を実施する前の棒状ワーク1の全体を示す。図1
(B)は、実施例方法を実施した後の棒状ワーク1の全
体を示す。図1(C)は、本実施例方法を実施した後の
棒状ワーク1を要部を拡大して示す。棒状ワーク1は車
両の運転操作用のステアリングに接続されるステアリン
グシャフトとして使用される。
【0018】本実施例で用いる棒状ワーク1は、図1
(A)に示すように、軸長方向に沿って延設された横断
面が円形状の棒状をなしており、金属(一般的には炭素
鋼、合金鋼)で形成されている。棒状ワーク1の一端1
a側には第1成形外周面11(軸長:Ma)が形成され
ている。棒状ワーク1の軸長方向の中間部には第2成形
外周面12(軸長:Mb)が形成されている。図1
(B)に示すように、第1成形外周面11は、螺旋状の
突起からなるねじ部1Aを成形するための壁面つまり成
形外周面である。また図1(B)に示すように、第2成
形外周面12は、第2成形部としてのリング溝1B、1
Cを成形するための壁面つまり成形外周面である。
【0019】図1(A)に示すように、本実施例方法を
実施する前の棒状ワーク1において、第1成形外周面1
1と第2成形外周面12との間には、棒状ワーク1の軸
長方向の一端1aから他端1cに向かう方向に沿って、
外周面が同軸的に拡径する向きに傾斜した円錐リング状
のテーパ外周面13(軸長:Mc)がテーパ部分として
形成されている。換言すれば、本実施例方法を実施する
前の棒状ワーク1において、図1(A)に示すように、
棒状ワーク1の一端1a側から、第1成形外周面11、
第1スプライン部15、テーパ外周面13、第2成形外
周面12が軸長方向において直列に形成されている。棒
状ワーク1の他端1cには第2スプライン部17が形成
されている。
【0020】なお、図1(A)に示すように、本実施例
方法を実施する前の棒状ワーク1において、第1成形外
周面11の外径D1と第2成形外周面12の外径D2と
は、異径として設定されている。換言すれば、第1成形
外周面11の外径D1よりも、第2成形外周面12の外
径D2は大きく設定されている。
【0021】図2、図5は本実施例で使用する転造装置
3を示す。図2に示すように、転造装置3は、互いに対
向するように配置された2個1組の回転ダイス装置4で
構成されている。各回転ダイス装置4は、回転可能な円
盤状のねじ転造ダイス40と、円筒形状のスペーサ42
と、回転可能な円盤形状の第2転造ダイス45とを同軸
的に備えている。この転造装置3においては、回転可能
なねじ転造ダイス40、スペーサ42、回転可能な第2
転造ダイス45が棒状ワーク1の軸長方向に沿って直列
に順に配置されている。
【0022】ねじ転造ダイス40は、棒状ワーク1の第
1成形外周面11に前記したねじ部1Aを転造成形する
ためのものである。従って、ねじ転造ダイス40の外周
部には、周方向に沿った螺旋状の突起で形成されたねじ
山部41が第1転造歯部として形成されている。
【0023】第2転造ダイス45は、棒状ワーク1の第
2成形外周面12に前記したリング溝1B、1Cを転造
成形するためのものである。従って、第2転造ダイス4
5の外周部には、周方向に沿ったリング突起状の第2転
造歯部46が形成されている。第2転造歯部46は、回
転ダイス装置4の軸長方向において2個直列に形成され
ている。
【0024】本実施例においては、図3に示すように、
ワーク基準部6が棒状ワーク1のテーパ外周面13に対
面するように、棒状ワーク1の軸長方向において棒状ワ
ーク1の第1成形外周面11と第2成形外周面12との
間に配設されている。従ってワーク基準部6は、回転ダ
イス装置4の軸長方向において、ねじ転造ダイス40と
第2転造ダイス45との間に配設されている。
【0025】本実施例においては、ワーク基準部6は転
造装置3に対して独立して設けられている。ワーク基準
部6は、棒状ワーク1のテーパ外周面13に対面可能な
ワーク基準面60をもつリング状の内輪61と、転造装
置3に図略のホルダを介して保持された基部62と、基
部62に保持されたリング状の外輪63と、外輪63と
内輪61との間に介在し内輪61をこれの周方向に転動
可能とする転動体64とを備えている。転動体64によ
り、内輪61は転動してこれの周方向に回転できるよう
にされている。内輪61及び外輪63は棒状ワーク1の
外周を包囲するようなリング形状をなしている。従って
内輪61に形成されているワーク基準面60も、棒状ワ
ーク1の外周を包囲するようなリング形状をなしてい
る。
【0026】本実施例ではワーク基準面60は、棒状ワ
ーク1のテーパ外周面13の傾斜角に対処すべく、テー
パをもち、円錐リング形状に傾斜している。
【0027】本実施例によれば前記したように、棒状ワ
ーク1において、第1成形外周面11の外径D1と第2
成形外周面12の外径D2とは異なる径に設定されてい
る。即ち、第1成形外周面11の外径D1よりも第2成
形外周面12の外径D2は大きく設定されている。この
ため転造成形の際に、棒状ワーク1がこれの中心軸線P
1の周りを回転するとき、棒状ワーク1の第1成形外周
面11の周速V1よりも、棒状ワーク1の第2成形外周
面12の周速V2は大きい。この場合には、ねじ転造ダ
イス40、第2転造ダイス45の双方共に、駆動源によ
り回転される駆動タイプであると、棒状ワーク1にねじ
れ歪みが生じるおそれがある。この場合、棒状ワーク1
の高精度化、高品質化には好ましくない。
【0028】このため本実施例においては、ねじ転造ダ
イス40は駆動モータにより回転駆動される駆動軸47
に連結された駆動タイプであるものの、第2転造ダイス
45は駆動モータに連結されていない従動タイプとされ
ている。
【0029】即ち、図5から理解できるように、ねじ転
造ダイス40は、図略の駆動源(駆動モータ)により回
転駆動される駆動軸47により回転駆動される方式であ
り、棒状ワーク1に回転力を与えるものである。これに
対して、第2転造ダイス45は、駆動源(駆動モータ)
により回転駆動される駆動軸47により回転されるよう
には設けられておらず、回転する棒状ワーク1との摩擦
力により従動回転されるものである。
【0030】従って図5に示すように、ねじ転造ダイス
40は、駆動モータに連結された駆動軸47にキー溝4
7kとキー47hとにより一体回転されるように連結さ
れている。また図5に示すように第2転造ダイス45
は、駆動モータに連結された駆動軸47に第1軸受50
を介して保持されており、駆動軸47の周方向に沿って
駆動軸47に対して空転可能とされている。第1軸受5
0は、リング形状の外輪50aと、リング形状の内輪5
0bと、外輪50aと内輪50bとの間に転動可能に介
装された複数個の転動体50cとをもつ。第2転造ダイ
ス45の側端面とスペーサ42との間には、第2転造ダ
イス45の良好なる空転性を確保すべく、スラスト軸受
からなる第2軸受52が介在している。
【0031】本実施例方法においては、駆動源(駆動モ
ータ)を駆動させることにより駆動軸47を回転駆動さ
せ、2個1組のねじ転造ダイス40をそれぞれ同方向つ
まり矢印S1方向に回転させておく。回転数は適宜選択
されるものの、例えば10〜500rpm、20〜10
0rpm程度にできるが、この範囲に限定されるもので
はない。図2に示すように棒状ワーク1を受け9に保持
しておく。
【0032】そして、図2、図3から理解できるよう
に、棒状ワーク1の第1成形外周面11にこれの周方向
に沿ったねじ部1Aを転造成形すべく、転造装置3を構
成する2個1組の回転ダイス装置4を互いに接近させる
方向、つまり矢印Y1方向に移動させる。これにより、
回転するねじ転造ダイス40のねじ山部41を、棒状ワ
ーク1の第1成形外周面11に押し込む。この結果、棒
状ワーク1の第1成形外周面11におけるねじ部1Aの
転造成形が開始される。このとき、棒状ワーク1はねじ
転造ダイス40との摩擦力により、ねじ転造ダイス40
の回転方向とは逆の方向、つまり矢印S2方向に回転さ
れる。
【0033】このようにねじ転造する際に、従来と同様
に、棒状ワーク1の軸長方向に沿ったつまり矢印X1方
向に沿った方向をもつ歩み力Fが棒状ワーク1に不可避
的に発生する。歩み力Fは、ねじ転造の初期においても
生じる。本実施例においては、ねじ転造の初期における
歩み力Fに基づいて、棒状ワーク1を軸長方向に沿って
矢印X1方向に変位させる。棒状ワーク1の種類にもよ
るが、ねじ転造の初期における歩み力Fによる変位量は
せいぜい0.5〜1.0mm程度である。但しこれに限
定されるものではない。
【0034】この結果、図3から理解できるように、棒
状ワーク1のテーパ外周面13がワーク基準部6の棒状
ワーク1基準面60にあてがわれる。これにより棒状ワ
ーク1は棒状ワーク1の軸長方向において位置決めさ
れ、定位置化される。
【0035】前記したように棒状ワーク1のテーパ外周
面13がワーク基準部6のワーク基準面60にあてがわ
れて定位置化された後に、回転ダイス装置4の押し込み
操作が更に進行するため、第2転造ダイス45のリング
突起状の第2転造歯部46が棒状ワーク1の第2成形外
周面12に押し込まれる。これにより、リング突起状の
第2転造歯部46が棒状ワーク1の第2成形外周面12
に凹溝として転写される。この結果、棒状ワーク1の第
2成形外周面12に第1リング溝18及び第2リング溝
19が直列にかつ同軸的に転造成形される。
【0036】なお転造直前では棒状ワーク1は常温領域
であり、冷間転造である。転造時間は一般的には例えば
3〜5秒程度である。但しこの範囲に限定されるもので
はない。
【0037】ところで本実施例においては、棒状ワーク
1の用途の関係上、棒状ワーク1の寸法基準位置から第
1リング溝18までの軸長距離L1(図1(C)参
照)、棒状ワーク1の寸法基準位置から第2リング溝1
9までの軸長距離L2は、高精度化が特に要請されてい
る。即ち、軸長距離L1、軸長距離L2を厳しい公差内
に共に納めることが特に要請されている。なお、ねじ部
1Aについてのピッチ等の公差は比較的大きい。
【0038】前記したように本実施例においては、棒状
ワーク1のテーパ外周面13がワーク基準部6のワーク
基準面60にあてがわれて定位置化された後に、第2転
造ダイス45の第2転造歯部46が棒状ワーク1の第2
成形外周面12に初めてあてがわれるように設定されて
いる。このため第2転造ダイス45の第2転造歯部46
は、半径方向つまり矢印DA方向(図3参照)に所定量
退避されている。
【0039】(実施例の効果)以上説明したように本実
施例よれば、ねじ転造で発生する歩み力Fを有効に利用
すべく、殊に、ねじ転造の初期における歩み力Fを有効
に利用すべく、歩み力Fに基づいて、棒状ワーク1の軸
長方向に変位する棒状ワーク1のテーパ外周面13をワ
ーク基準部6のワーク基準面60にあてがう。これによ
り棒状ワーク1を軸長方向において定位置化する。更
に、第2転造ダイス45を棒状ワーク1の第2成形外周
面12に押し込み、棒状ワーク1の第2成形外周面12
を転造する。このため、棒状ワーク1の寸法基準位置か
ら第1リング溝18までの軸長距離L1、棒状ワーク1
の寸法基準位置から第2リング溝19までの軸長距離L
2を高精度に確保することができる。故に、前記した軸
長距離L1及びL2を厳しい所定の公差内にそれぞれ納
めることができ、棒状ワーク1の良品化に貢献できる。
【0040】本実施例によれば前記したように、本実施
例方法を実施する前の棒状ワーク1において、第1成形
外周面11の外径D1よりも第2成形外周面12の外径
D2は大きく設定されている。このため転造成形の際
に、棒状ワーク1がこれの中心軸線P1の周りを回転す
るとき、棒状ワーク1の第1成形外周面11の周速V1
よりも、棒状ワーク1の第2成形外周面12の周速V2
は大きい。この場合には前述したように、ねじ転造ダイ
ス40及び第2転造ダイス45の双方共に、駆動源によ
り回転される駆動タイプであると、棒状ワーク1にねじ
れ歪みが生じるおそれがある。この場合には棒状ワーク
1の高精度化には不利である。
【0041】このため本実施例においては、ねじ転造ダ
イス40は駆動源に連結された駆動軸47に駆動されて
棒状ワーク1に回転力を与える駆動タイプであるが、第
2転造ダイス45は駆動タイプではなく、棒状ワーク1
との摩擦力により従動回転されるものである。従ってリ
ング溝1B、1Cを転造成形しつつ、前記した棒状ワー
ク1におけるねじれ歪みの問題を改善することができ
る。
【0042】本実施例においては、ワーク基準部6のワ
ーク基準面60は、図4(A)〜図4(D)に示す形態
としても良い。図4(A)に示す形態では、中心軸線P
1に対する棒状ワーク1のテーパ外周面13の傾斜角を
θ1とし、中心軸線P1に対するワーク基準部6のワー
ク基準面60の傾斜角をθ2としたとき、θ2はθ1と
は異なる角度に設定されており、つまり、θ2はθ1よ
りも大きな角度に設定されている。
【0043】図4(B)に示す形態では、θ2はθ1と
は異なる角度に設定されており、つまり、θ2はθ1よ
りも小さな角度に設定されている。
【0044】図4(C)に示す形態では、ワーク基準部
6のワーク基準面60は半球状面で形成されている。更
に、図4(D)に示す形態では、ワーク基準部6は、転
動可能な球状体6mと、球状体6mを転動可能に保持す
る基部6nとで構成されており、球状体6mのワーク基
準面60は球状面で形成されている。
【0045】ワーク基準部6のワーク基準面60を図4
に示す各形態とすれば、ワーク基準面60は接触面積低
減構造となる。このため、ワーク基準部6のワーク基準
面60と棒状ワーク1のテーパ外周面13とが接触する
接触面積をできるだけ低減させることができる。よっ
て、棒状ワーク1を定位置化するにあたり、棒状ワーク
1がワーク基準面60に張り付くことを抑えるのに貢献
できる。
【0046】更に本実施例においては、図3に示すよう
に、ワーク基準部6は、棒状ワーク1のテーパ外周面1
3に対面可能なワーク基準面60をもつリング状の内輪
61を主要素としている。従って、ワーク基準面60は
棒状ワーク1の周方向において転動可能であり、従って
回転可能とされている。このため棒状ワーク1のテーパ
外周面13がワーク基準部6のワーク基準面60に当た
ったとき、不均衡な無理な力を避け得るように、ワーク
基準面60は回転できる。このため棒状ワーク1をワー
ク基準面60に当てて定位置化するにあたり、棒状ワー
ク1のテーパ外周面13に傷が付くことを抑制するのに
有利である。
【0047】(その例)前記した実施例では、棒状ワー
ク1の第2成形外周面12に第2転造ダイス45の第2
転造歯部46が転写され、棒状ワーク1の第2成形外周
面12に第1リング溝18及び第2リング溝19の双方
が転造成形されるが、第1リング溝18及び第2リング
溝19のうちのいずれか一方を転造成形する形態として
も良いものである。
【0048】また前記した実施例では、棒状ワーク1の
テーパ外周面13をワーク基準部6のテーパ状のワーク
基準面60にあてがうことにより、棒状ワーク1を定位
置化する形態としているが、これに限られるものではな
く、要するにワーク基準部のワーク基準面は、棒状ワー
ク1の一部を当接させてこれを定位置化すればよいもの
である。
【0049】また前記した実施例では、前記したワーク
基準部6のワーク基準面60は、棒状ワーク1の中心軸
線P1の回りを1周するようにリング形状に配置されて
いるが、場合によっては、棒状ワーク1の半径方向にお
いて一方側にのみ設けられていても良い。
【0050】前記した実施例では、棒状ワーク1はステ
アリングシャフトに適用されるものであるが、これに限
定されるものではなく、例えば、ジョイントシャフト等
に、つまり、ねじ転造が行われる棒状ワークに適用でき
るものである。
【0051】その他、本発明方法は前記し且つ図面に示
した実施例のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱
しない範囲内において、必要に応じて適宜変更できるも
のである。
【0052】(付記)本明細書から次の技術的思想も把
握できる。
【0053】[付記項1]螺旋状のねじ部を形成する第
1成形外周面と第2成形部を形成する第2成形外周面と
が軸長方向において直列に設けられた棒状ワークを転造
する転造装置であって、棒状ワークの第1成形外周面に
螺旋状のねじ部を転造成形すべく棒状ワークの第1成形
外周面に押し込み可能な螺旋方向に沿ったねじ山部を外
周部にもつと共に、転造成形の際に棒状ワークに歩み力
を生じさせるねじ転造ダイスと、棒状ワークの第2成形
外周面に押し込み可能な第2転造ダイスと、歩み力より
軸長方向に変位する棒状ワークにあてがわれるワーク基
準面をもつワーク基準部とをもつことを特徴とする棒状
ワークのねじ転造装置。この転造装置によれば、前記し
た本発明に係るねじ転造方法を実施することができる。
【0054】[付記項2]付記項1において、ねじ転造
ダイス及び第2転造ダイスは駆動軸に直列に配置されて
いることを特徴とする棒状ワークのねじ転造装置。この
ねじ転造装置によれば、前記した本発明に係るねじ転造
方法を容易に実施することができる。
【0055】[付記項3]付記項1または2において、
ねじ転造ダイスは駆動軸と共に一体回転するように駆動
軸に保持されており、第2転造ダイスは駆動軸に空転可
能に保持されていることを特徴とする棒状ワークのねじ
転造装置。棒状ワークにおけるねじれ歪みを抑制するの
に有利である。
【0056】[付記項4]ワーク基準部のワーク基準面
は、棒状ワークと接触する接触面積を低減する接触面積
低減構造とされていることを特徴とする付記項1〜3の
うちの少なくとも一項に係る棒状ワークのねじ転造装
置、または、請求項1〜3のうちの少なくとも一項に係
る棒状ワークのねじ転造方法。棒状ワークがワーク基準
面に張り付くことを抑えるのに有利である。
【0057】[付記項5]棒状ワークはテーパ部分をも
ち、ワーク基準部のワーク基準面は棒状ワークのテーパ
部分があてがわれるテーパ形状とされており、更に、ワ
ーク基準面のテーパ角は棒状ワークのテーパ部分のテー
パ角と異なるように設定されていることを特徴とする付
記項1〜4のうちの少なくとも一項に係る棒状ワークの
ねじ転造装置、または、請求項1〜3のうちの少なくと
も一項に係る棒状ワークのねじ転造方法。ワーク基準部
のワーク基準面と棒状ワークとが接触する接触面積を低
減させるのに有利となる。これにより棒状ワークがワー
ク基準面に張り付くことを抑えるのに有利である。
【0058】[付記項6]ワーク基準部のワーク基準面
は、棒状ワークに対してほぼ同軸的に配置された円錐リ
ング形状とされていることを特徴とする付記項1〜5の
うちの少なくとも一項に係る棒状ワークのねじ転造装
置、または、請求項1〜3のうちの少なくとも一項に係
る棒状ワークのねじ転造方法。ワーク基準部のワーク基
準面と棒状ワークとが接触する接触面積を低減させるの
に有利となる。これにより棒状ワークがワーク基準面に
張り付くことを抑えるのに有利である。
【0059】[付記項7]ワーク基準部のワーク基準面
は転動可能とされていることを特徴とする付記項1〜6
のうちの少なくとも一項に係る棒状ワークのねじ転造装
置、または、請求項1〜3のうちの少なくとも一項に係
る棒状ワークのねじ転造方法。棒状ワークがワーク基準
面にあてがわれたとき、ワーク基準面が転動すれば、無
理な力を伴う接触を避けるのに有利となり、棒状ワーク
の傷付きを抑えるのに貢献できる。
【0060】[付記項8]ワーク基準部のワーク基準面
は、棒状ワークの周方向に沿って回転可能とされている
ことを特徴とする付記項1〜7のうちの少なくとも一項
に係る棒状ワークのねじ転造装置、または、請求項1〜
3のうちの少なくとも一項に係る棒状ワークのねじ転造
方法。棒状ワークがワーク基準面にあてがわれたとき、
ワーク基準面が回転すれば、無理な接触を避けるのに有
利となり、棒状ワークの傷付きを抑えるのに貢献でき
る。
【0061】[付記項9]棒状ワークを回転可能に保持
すると共に、棒状ワークの歩みを許容する受けが設けら
れていることを特徴とする付記項1〜8のうちの少なく
とも一項に係る棒状ワークのねじ転造装置、または、請
求項1〜3のうちの少なくとも一項に係る棒状ワークの
ねじ転造方法。ワーク基準部のワーク基準面に棒状ワー
クが張り付くことを抑え、棒状ワークの傷付き抑制に有
利である。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように本発明方法によれ
ば、ねじ転造の際に発生する歩み力を有効に利用すべ
く、歩み力に基づいて、棒状ワークの軸長方向に変位す
る棒状ワークのテーパ外周面をワーク基準部のワーク基
準面にあてがう。これにより棒状ワークを軸長方向にお
いて定位置化する。その後、更に、棒状ワークの第2成
形外周面への第2転造ダイスの押し込みが進行するた
め、棒状ワークの第2成形外周面が転造され、リング溝
等の第2成形部が成形される。
【0063】このように歩み力により棒状ワークを軸長
方向において定位置化するため、棒状ワークの寸法基準
位置からリング溝等の第2成形部までの軸長距離を高精
度に確保することができ、該軸長距離を公差内に抑える
ことが可能となり、棒状ワークの良品化に貢献すること
ができる。
【0064】本発明方法によれば、殊に、ねじ転造の初
期の段階における歩み力に基づいて、棒状ワークの軸長
方向に変位する棒状ワークのテーパ外周面をワーク基準
部のワーク基準面にあてがって定位置化すれば、成形精
度を高めるのに一層有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】棒状ワークの形態を示す構成図である。
【図2】転造装置で棒状ワークを転造成形している過程
を示す斜視図である。
【図3】転造装置で棒状ワークを転造成形する際の歩み
力により、棒状ワークのテーパ外周面をワーク基準部の
ワーク基準面にあてがって、棒状ワークを定位置化して
いる状態を示す構成図である。
【図4】ワーク基準部のワーク基準面の各形態を示す構
成図である。
【図5】転造装置で棒状ワークを転造成形している過程
を示す構成図である。
【図6】ねじ転造の際の歩み力を説明するためのグラフ
である。
【符号の説明】
図中、1は棒状ワーク、11は第1成形外周面、12は
第2成形外周面、13はテーパ外周面、18は第1リン
グ溝、19は第2リング溝、3は転造装置、4は回転ダ
イス装置、40はねじ転造ダイス、41はねじ山部、4
5は第2転造ダイス、46は第2転造歯部、6はワーク
基準部、60はワーク基準面をそれぞれ示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】螺旋状のねじ部を形成する第1成形外周面
    と第2成形部を形成する第2成形外周面とが軸長方向に
    おいて直列に設けられた棒状ワークを用意し、 螺旋方向に沿ったねじ山部を外周部にもつねじ転造ダイ
    スを用い、棒状ワークの第1成形外周面にこれの周方向
    に沿ったねじ部を転造成形すべく、ねじ転造ダイスのね
    じ山部を棒状ワークの第1成形外周面に押し込むと共
    に、棒状ワークの軸長方向に沿った歩み力を発生する操
    作を行い、 歩み力に基づいて軸長方向に変位する棒状ワークをワー
    ク基準部のワーク基準面にあてがって棒状ワークを軸長
    方向において定位置化し、 更に、棒状ワークの第2成形外周面への第2転造ダイス
    の押し込みを進行させ、棒状ワークの第2成形外周面に
    第2成形部を転造成形することを特徴とする棒状ワーク
    のねじ転造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、棒状ワークにおい
    て、第1成形外周面の外径と第2成形外周面の外径とは
    異なる径に設定されていることを特徴とする棒状ワーク
    のねじ転造方法。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2において、ねじ転
    造ダイスは駆動源により駆動されて棒状ワークに回転力
    を与えるものであり、第2転造ダイスは棒状ワークによ
    り従動されることを特徴とする棒状ワークのねじ転造方
    法。
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