JP2001224716A - ゴルフ用パター - Google Patents
ゴルフ用パターInfo
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Abstract
なコントロール性を得ることを可能にしたゴルフ用パタ
ーを提供する。 【解決手段】 ヘッド2のフェース面3にフェースプレ
ート4を装着し、該フェースプレート4をJIS−Dの
表面硬度が40〜60、反発弾性が30〜60%、表面
の動摩擦係数が0.4〜2.0の樹脂材料から構成す
る。
Description
面にフェースプレートを装着したゴルフ用パターに関
し、さらに詳しくは、打球時の感触、距離感、コントロ
ール性を含むパターとしての基本的な要求特性を改善し
たゴルフ用パターに関する。
料から構成されているが、スウィートスポットを広げた
り、打球時の感触を改善するために、ヘッドのフェース
面に非金属系のフェースプレートを装着することが行わ
れている。このような非金属系のフェースプレートの素
材としては、エラストマー、合成樹脂、ガラスなどが挙
げられている。
は、フェースプレートの物性が適切ではないため、打球
時の感触、距離感、コントロール性が依然として不十分
であり、これらを改善することが望まれていた。
時のソフトな感触、良好な距離感、良好なコントロール
性を得ることを可能にしたゴルフ用パターを提供するこ
とにある。
の本発明のゴルフ用パターは、ヘッドのフェース面にフ
ェースプレートを装着し、該フェースプレートをJIS
−Dの表面硬度が40〜60、反発弾性が30〜60
%、表面の動摩擦係数が0.4〜2.0の樹脂材料から
構成したことを特徴とするものである。
範囲に特定することにより、打球時のソフトな感触、良
好な距離感、良好なコントロール性を得ることができ
る。上記物性を満足する樹脂材料としては、熱可塑性樹
脂を連続相とし、エラストマーを分散相とする海島構造
からなる熱可塑性エラストマー組成物を用いることが好
ましい。特に、フェースプレートの表面を研磨し、分散
相であるエラストマーをフェース表面に露出させること
により、適度な摩擦力が得られるためボールをコントロ
ールしやすくなる。
の図面を参照して詳細に説明する。
ルフ用パターを示すものである。本実施形態のゴルフ用
パターは、シャフト1の先端部にヘッド2を取り付けた
構成になっている。これらシャフト1及びヘッド2の構
造及び材質は、特に限定されるものではない。また、1
0はゴルフボールである。
ェース面3の一部には凹部が形成され、その凹部にフェ
ースプレート4が装着されている。ヘッド2に対するフ
ェースプレート4の装着方法は、特に限定されるもので
はなく、例えば、接着、溶着、摩擦力による嵌合、ネジ
等による機械的な締結を行うことができる。このフェー
スプレート4を脱着自在に構成すれば、ゴルファーの要
望に応じて適宜交換することができる。また、フェース
プレート4には任意の着色を施しても良い。
トな感触、良好な距離感、良好なコントロール性を得る
ために、JIS−Dの表面硬度が40〜60、反発弾性
が30〜60%、表面の動摩擦係数が0.4〜2.0の
樹脂材料から構成されている。JIS−Dの表面硬度が
40未満であると過柔軟となり、逆に60を超えると打
球時のソフトな感触が得られなくなる。反発弾性が30
〜60%の範囲から外れると狙った距離に合わせること
が困難になる。動摩擦係数が0.4未満であると球離れ
が早く打球の方向性が不安定になる。
上、好ましくは3mm以上にする。この厚さを十分に大
きくすることにより、ソフトな打撃感を確保することが
可能になる。但し、フェースプレート4の厚さの上限は
15mmにすると良い。また、フェースプレート4の長
さと幅はプレーヤーが打撃するときの誤差を考慮する
と、いずれも15mm以上にすると良く、必要に応じて
フェースプレート4をフェース全面に貼り付けるように
しても良い。
樹脂材料としては、図3に示すように、熱可塑性樹脂5
を連続相とし、エラストマー6を分散相とする海島構造
からなる熱可塑性エラストマー組成物を用いることがで
きる。特に、フェースプレート4において、図3のよう
に分散相であるエラストマー6をフェース表面に露出さ
せた状態にすると良い。エラストマー6をフェース表面
に露出させると、動摩擦係数が樹脂単体の場合に比べて
大幅に増大し、パターのフェース表面として適度な摩擦
力が得られるためボールの方向性をコントロールしやす
くなる。なお、フェースプレート4をエラストマー単体
から構成した場合、表面硬度や反発弾性が不足すること
になる。一般に、熱可塑性樹脂中にエラストマーが分散
している組成物を射出成形やプレス成形で板材に成形す
ると、その最表皮は熱可塑性樹脂になってしまう。これ
では本発明の効果、即ち、適度な硬さと適度な摩擦の両
立は十分に発揮されない。図3のようにエラストマー6
を表皮に露出させる方法としては、板材を切断したり、
又は研磨する方法がある。特に、簡単で表面性状を良好
にしながらエラストマー6を表皮に露出させる方法とし
て研磨が良い。
は、例えば、ポリオレフィン系樹脂〔例えば高密度ポリ
エチレン(HDPE)、低密度ポリエチレン(LDP
E)、超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)、アイ
ソタクチックポリプロピレン、シンジオタクチックポリ
プロピレン、エチレンプロピレン共重合体〕、ポリアミ
ド系樹脂〔例えばナイロン6(N6)、ナイロン66
(N66)、ナイロン46(N46)、ナイロン11
(N11)、ナイロン12(N12)、ナイロン610
(N610)、ナイロン612(N612)、ナイロン
6/66共重合体(N6/66)、ナイロン6/66/
610共重合体(N6/66/610)、ナイロンMX
D6、ナイロン6T、ナイロン6/6T共重合体、ナイ
ロン66/PP共重合体、ナイロン66/PPS共重合
体〕、ポリエステル系樹脂〔例えばポリブチレンテレフ
タレート(PBT)、ポリエチレンテレフタレート(P
ET)、ポリエチレンイソフタレート(PEI)、ポリ
ブチレンテレフタレート/テトラメチレングリコール共
重合体、PET/PEI共重合体、ポリアリレート(P
AR)、ポリブチレンナフタレート(PBN)、液晶ポ
リエステル、ポリオキシアルキレンジイミドジ酸/ポリ
ブチレンテレフタレート共重合体などの芳香族ポリエス
テル〕、ポリニトリル系樹脂〔例えばポリアクリロニト
リル(PAN)、ポリメタクリロニトリル、アクリロニ
トリル/スチレン共重合体(AS)、メタクリロニトリ
ル/スチレン共重合体、メタクリロニトリル/スチレン
/ブタジエン共重合体〕、ポリ(メタ)アクリレート系
樹脂〔例えばポリメタクリル酸メチル(PMMA)、ポ
リメタクリル酸エチル、エチレンエチルアクリレート共
重合体(EEA)、エチレンアクリル酸共重合体(EA
A)、エチレンメチルアクリレート樹脂(EMA)〕、
ポリビニル系樹脂〔例えば酢酸ビニル(EVA)、ポリ
ビニルアルコー(PVA)、ビニルアルコール/エチレ
ン共重合体(EVOH)、ポリ塩化ビニリデン(PVD
C)、ポエ塩化ビニル(PVC)、塩化ビニル/塩化ビ
ニリデン共重合体、塩化ビニリデン/メチルアクリレー
ト共重合体〕、セルロース系樹脂〔例えば酢酸セルロー
ス、酢酸酪酸セルロース〕、フッ素系樹脂〔例えばポリ
フッ化ビニリデン(PVDF)、ポリフッ化ビニル(P
VF)、ポリクロルフルオロエチレン(PCTFE)、
テトラフロロエチレン/エチレン共重合体(ETF
E)〕、イミド系樹脂〔例えば芳香族ポリイミドP
E)〕などを挙げることができる。
組成物は、上述の熱可塑性樹脂にエラストマー成分を混
合して構成することができる。また、エラストマーの分
散性や耐熱性などの改善のために補強剤、充填剤、架橋
剤、軟化剤、老化防止剤、加工助剤などの配合剤を必要
量添加したエラストマー組成物を用いることができる。
エラストマー成分の配合量は樹脂及びエラストマーを含
むポリマー成分の合計重量当り5〜70重量%、好まし
くは10〜50重量%である。
は、例えば、ジエン系ゴム及びその水添物〔例えばN
R、IR、エポキシ化天然ゴム、SBR、BR(高シス
BR及び低シスBR)、NBR、水素化NBR、水素化
SBR〕、オレフィン系ゴム〔例えばエチレンプロピレ
ンゴム(EPDM、EPM)、マレイン酸変性エチレン
プロピレンゴム(M−EPM)〕、ブチルゴム(II
R)、イソブチレンと芳香族ビニル又はジエン系モノマ
ー共重合体、アクリルゴム(ACM)、アイオノマー、
含ハロゲンゴム〔例えばBr−IIR、Cl−IIR、
イソブチレンパラメチルスチレン共重合体の臭素化物
(Br−IPMS)、クロロプレンゴム(CR)、ヒド
リンゴム(CHC,CHR)、クロロスルホン化ポリエ
チレン(CSM)、塩素化ポリエチレン(CM)、マレ
イン酸変性塩素化ポリエチレン(M−CM)〕、シリコ
ンゴム(例えばメチルビニルシリコンゴム、ジメチルシ
リコンゴム、メチルフェニルビニルシリコンゴム)、含
イオウゴム(例えばポリスルフィドゴム)、フッ素ゴム
(例えばビニリデンフルオライド系ゴム、含フッ素ビニ
ルエーテル系ゴム、テトラフルオロエチレン−プロピレ
ン系ゴム、含フッ素シリコン系ゴム、含フッ素ホスファ
ゼン系ゴム)などを挙げることができる。
化学的相溶性が異なる場合には、第3成分として適当な
相溶化剤を用いて両者を相溶化させるのが好ましい。系
に相溶化剤を混合することにより、熱可塑性樹脂成分と
エラストマー成分との界面張力が低下し、その結果、分
散相を形成しているエラストマー成分の粒子径が微細に
なることから両成分の特性がより有効に発現されること
になる。この相溶化剤としては、一般的に樹脂成分、エ
ラストマー成分の両方または片方の構造を有する共重合
体、あるいは樹脂成分またはエラストマー成分と反応可
能なエポキシ基、カルボキシル基、カルボニル基、ハロ
ゲン基、アミノ基、オキサゾリン基、水酸基等を有した
共重合体の構造を有するものが挙げられる。これらは混
合される樹脂成分とエラストマー成分の種類によって選
定することができる。
ブチレン・スチレン系ブロック共重合体(SEBS)お
よびそのマレイン酸変性物、EPDM、EPMおよびそ
れらのマレイン酸変性物、EPDM/スチレンまたはE
PDM/アクリロニトリルグラフト共重合体およびその
マレイン酸変性物、スチレン/マレイン酸共重合体、反
応性フェノキシン等を挙げることができる。
配合する場合、その配合量には特に限定はなく、好まし
くはポリマー成分(熱可塑性樹脂とエラストマーとの総
和)100重量部に対して0.5〜20重量部の割合と
なる量である。
架橋に用いられる加硫剤、加硫助剤、加硫条件(温度、
時間)等は、使用するエラストマー成分の組成に応じて
適宜決定すればよく、特に限定されない。加硫剤として
は、一般的なゴム加硫剤(架橋剤)を用いることができ
る。
剤の具体例としては、粉末イオウ、沈降性イオウ、高分
散性イオウ、表面処理イオウ、不溶性イオウ、ジモルフ
ォリンジサルファイド、アルキルフェノールサルファイ
ド等が例示される。イオウ系加硫剤を用いる場合には、
その使用量は、例えば、0.5〜4phr(ゴム成分1
00重量部当りの重量部、以下、同じ)の割合となる量
が好ましい。
ベンゾイルパーオキサイド、t−ブチルヒドロパーオキ
サイド、2,4−ジクロロベンゾイルパーオキサイド、
2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキ
シ)ヘキサン、2,5−ジメチルヘキサン−2,5−ジ
(パーオキシルベンゾエート)等が例示される。有機過
酸化物系の加硫剤を用いる場合には、その使用量は、例
えば、1〜15phrの割合となる量が好ましい。
は、アルキルフェノール樹脂の臭素化物や、塩化スズ、
クロロプレン等のハロゲンドナーとアルキルフェノール
樹脂とを含有する混合架橋系等が例示される。フェノー
ル樹脂系の加硫剤を用いる場合には、その使用量は、例
えば、1〜20phrの割合となる量が好ましい。
phr程度)、酸化マグネシウム(4phr程度)、リ
サージ(10〜20phr程度)、p−キノンジオキシ
ム、p−ジベンゾイルキノンジオキシム、テトラクロロ
−p−ベンゾキノン、ポリ−p−ジニトロソベンゼン
(2〜10phr程度)、メチリンジアニリン(0.2
〜10phr程度)等が例示される。
必要に応じて、加硫促進剤を添加してもよい。この加硫
促進剤としては、アルデヒド・アンモニア系、グアニジ
ン系、チアゾール系、スルフェンアミド系、チウラム
系、ジチオ酸塩系、チオウレア系等の一般的な加硫促進
剤を、例えば、0.5〜2phr程度用いればよい。
ては、ヘキサメチレンテトラミン等が挙げられる。
ニルグアニジン等が挙げられる。
ゾチアジルジサルファイド(DM)、2−メルカプトベ
ンゾチアゾールおよびそのZn塩、シクロヘキシルアミ
ン塩等が挙げられる。
シクロヘキシルベンゾチアジルスルフェンアマイド(C
BS)、N−オキシジエチレンベンゾチアジル−2−ス
ルフェンアマイド、N−t−ブチル−2−ベンゾチアゾ
ールスルフェンアマイド、2−(チモルポリニルジチ
オ)ベンゾチアゾール等が挙げられる。
チルチウラムジサルファイド(TMTD)、テトラエチ
ルウチラムジサルファイド、テトラメチルチウラムモノ
サルファイド(TMTM)、ジベンタメチレンチウラム
テトラサルファイド等が挙げられる。
ジメチルジチオカーバメート、Zn−ジエチルジチオカ
ーバメート、Zn−ジ−n−ブチルジチオカーバメー
ト、Zn−エチルフェニルジチオカーバメート、Tc−
ジエチルジチオカーバメート、Cu−ジメチルジチオカ
ーバメート、Fe−ジメチルジチオカーバメート、ピペ
コリンピペコリルジチオカーバメート等が挙げられる。
ンチオウレア、ジエチルチオウレア等が挙げられる。
助剤を併せて用いることができ、例えば、亜鉛華(5p
hr程度)、ステアリン酸やオレイン酸およびこれらの
Zn塩(2〜4phr程度)等を用いることができる。
物は、予め熱可塑性樹脂成分とエラストマー成分(ゴム
の場合は未加硫物)とを2軸混練押出機等で溶融混練
し、連続相を形成する熱可塑性樹脂成分中にエラストマ
ー成分を分散させることにより得られる。エラストマー
成分を加硫する場合には、混練下で加硫剤を添加し、エ
ラストマーを動的に加硫させても良い。また、熱可塑性
樹脂またはエラストマー成分への各種配合剤(加硫剤を
除く)は、上記混練中に添加しても良いが、混練の前に
予め混合しておくことが好ましい。熱可塑性樹脂成分と
エラストマー成分の混練に使用する混練機としては、特
に限定はなく、スクリュー押出機、ニーダ、バンバリミ
キサー、2軸混練押出機等が挙げられる。中でも樹脂成
分とゴム成分の混練およびゴム成分の動的加硫には2軸
混練押出機を使用するのが好ましい。さらに、2種類以
上の混練機を使用し、順次混練してもよい。溶融混練の
条件として、温度は熱可塑性樹脂が溶融する温度以上で
あれば良い。また、混練時の剪断速度は500〜750
0sec-1であるのが好ましい。混練全体の時間は30
秒から10分、また加硫剤を添加した場合には、添加後
の加硫時間は15秒から5分であるのが好ましい。上記
方法で作製された熱可塑性エラストマー組成物は、通常
の熱可塑性樹脂の成形方法、即ち、射出成形、圧縮成
形、真空成形、圧空成形等を用いて所望のフェースプレ
ート形状に成形することができる。
マー組成物からなるフェースプレートは、熱可塑性樹脂
のマトリクス中にエラストマーが不連続相として分散し
た海島構造をとる。かかる状態の分散構造を採ることに
より、ゴルフ用パターのフェースプレートとして好適な
物性を発揮することが可能になる。
比較例1〜5のゴルフ用パターに用いるフェースプレー
トの材料を作製した。
で材料をバンバリミキサーに投入し、約3分間混練した
後、120℃で放出した。このゴムをゴムペレタイザー
でペレット化し、表2に示す重量比で所定の熱可塑性樹
脂や摺動材と共にドライブレンドし、前部180℃、後
部220℃に設定した2軸混練機に投入し、せん断速度
1000sec-1で混練し、熱可塑性エラストマー組成
物を作製した。
に押し出された熱可塑性エラストマー組成物を水冷し、
樹脂用ペレタイザーでペレット化した。次に、このペレ
ットをプレスにて溶融固化して板状に成形し、各種物性
試験に供するサンプルとした。また、比較例4に用いる
フェースプレートの材料としてはポリカーボネートその
ものを使い、比較例5に用いるフェースプレートの材料
としてはゴム配合4を160℃で10分間加硫してサン
プルを作製した。
より、JIS−D硬度、リュプケ反発弾性、動摩擦係数
の測定を行った。
じ、タイプDのデュロメータ硬さ試験で、加圧面が密着
してから15秒後の標準硬さの読みを示した。
準じ、リュプケ式反発弾性を測定した。
厚さ2mmのサンプルを鋼板上に乗せ、室温で荷重10
0g、引張速度50mm/min の条件で、ヘイドン式摩
擦測定器にて動摩擦係数を測定した。
製) 変性IIR:Exxpro89-4(エクソン化学社製) BR:BR-01 〔シス-1,4結合97%〕(日本合成ゴム社
製) カーボンGPF:シーストV(東海カーボン社製) パラフィンオイル:マシン油22(昭和シェル石油社製) 臭素化フェノール:タッキロール250-1 (田岡化学社
製) 亜鉛華:亜鉛華3号(正同化学社製) ステアリン酸:ビーズステアリン酸(日本油脂社製) 老化防止剤:イルガノックス1010(日本チバガイギー社
製) 加工助剤:アーミンD18 (ライオンアクゾ社製) PP(ポリプロピレン):MS230 (トクヤマ社製) COPE(ポリエステル共重合体):ハイトレル5612JB
(東レデュポン社製) PC(ポリカーボネート):レキサン131 (日本GE社
製) 摺動剤(オルガノシロキサン):BY16-140(東レダウコ
ーニング社製) 上述した材料を用いて幅20mm×長さ50mmで厚さ
2mm又は4mmのフェースプレートを成形し、そのフ
ェースプレートをヘッドのフェース面に装着して実施例
1〜5及び比較例1〜5のゴルフ用パターを製作した。
上級ゴルフプレーヤーによりフィーリングテストを行
い、打球時の感触、距離感、コントロール性を評価し、
その結果を表2に併せて示した。上記フィーリングテス
トでは、評価項目毎に1点(劣悪)から10点(良好)
までの10段階の採点を行い、5人の平均点を求めた。
そして、平均点が5点未満である場合を「×」で示し、
5点以上7点未満である場合を「△」で示し、7点以上
である場合を「○」で示した。但し、個々の評価項目は
以下の基準で採点した。即ち、打球時の感触について
は、打球時の手にかかる感触が自分の好みにあっている
か否かを採点基準とした。距離感については、自分の狙
い通りの距離でボールが止まるか否かを採点基準とし
た。コントロール性については、自分の狙い通りの方向
へボールが転がるか否かを採点基準とした。
ゴルフ用パターはいずれも打球時の感触、距離感、コン
トロール性がほぼ良好であった。
ッドのフェース面にフェースプレートを装着し、該フェ
ースプレートをJIS−Dの表面硬度が40〜60、反
発弾性が30〜60%、表面の動摩擦係数が0.4〜
2.0の樹脂材料から構成したから、打球時の感触、距
離感、コントロール性を従来よりも改善することができ
る。
す正面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 ヘッドのフェース面にフェースプレート
を装着し、該フェースプレートをJIS−Dの表面硬度
が40〜60、反発弾性が30〜60%、表面の動摩擦
係数が0.4〜2.0の樹脂材料から構成したゴルフ用
パター。 - 【請求項2】 前記樹脂材料が、樹脂を連続相とし、エ
ラストマーを分散相とする海島構造からなる請求項1に
記載のゴルフ用パター。 - 【請求項3】 前記フェースプレートの表面を研磨した
請求項2に記載のゴルフ用パター。
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