JP2001224177A - スイッチング電源装置 - Google Patents

スイッチング電源装置

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JP2001224177A
JP2001224177A JP2000032000A JP2000032000A JP2001224177A JP 2001224177 A JP2001224177 A JP 2001224177A JP 2000032000 A JP2000032000 A JP 2000032000A JP 2000032000 A JP2000032000 A JP 2000032000A JP 2001224177 A JP2001224177 A JP 2001224177A
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supply voltage
switching
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snubber
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Katsuhiro Takeda
克弘 竹田
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 損失が少なく、必要以上に定格の大きなデバ
イスを用いる必要がないスイッチング電源装置を提供す
る。 【解決手段】 立ち上がり検出回路6は電源電圧の立ち
上がりを検出する。電源電圧検出回路7は電源電圧が1
00Vであるか230Vであるかを検出する。100V
のとき、スイッチS1をオフしてスナバ回路4のみと
し、スナバ定数を小、スイッチS2をオフして電流制限
値を小、230Vのとき、スイッチS1をオンしてスナ
バ回路4,5とし、スナバ定数を大、スイッチS2をオ
ンして電流制限値を大とする。また、電源電圧の立ち上
がりの所定期間、スナバ定数を大、電流制限値を大とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スナバ回路や電流
制限回路を備えたスイッチング電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】入力される交流電源電圧として、例えば
100Vと230Vのように、複数の電源電圧に対応す
るスイッチング電源装置がある。また、スイッチング電
源装置においては、リンギング等を抑えるためのスナバ
回路や、過電流が流れないようにするための電流制限回
路を備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種のスイッチング
電源装置において、動作状態にかかわらず、スナバ回路
の回路定数や電流制限回路の電流制限値が単一である
と、損失が多く発生したり、トランジスタ等のデバイス
の定格に余裕を持たせなければならないので、コストア
ップとなるという問題点がある。
【0004】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであり、スナバ回路や電流制限回路を備えたスイッ
チング電源装置において、損失が少なく、必要以上に定
格の大きなデバイスを用いる必要がないスイッチング電
源装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
の技術の課題を解決するため、(a)スイッチングトラ
ンス(2)と、このスイッチングトランスに接続された
出力トランジスタ(Q1)と、この出力トランジスタに
接続されたスナバ回路(4,5)とを備え、第1の電源
電圧と、この第1の電源電圧より高い第2の電源電圧と
の双方に対応するスイッチング電源装置において、入力
された電源電圧が、前記第1の電源電圧であるか前記第
2の電源電圧であるかを検出する電源電圧検出回路
(7)と、前記電源電圧検出回路によって検出された電
源電圧に応じて、前記スナバ回路のスナバ定数を、前記
第1の電源電圧のとき小、前記第2の電源電圧のとき大
となるよう切り換えるスナバ定数切り換え手段(S1)
とを設けて構成したことを特徴とするスイッチング電源
装置を提供し、(b)スイッチングトランス(2)と、
このスイッチングトランスに流れる電流を制限する電流
制限回路(3,R1〜R4)とを備えたスイッチング電
源装置において、入力される電源電圧の立ち上がりを検
出する立ち上がり検出回路(6)と、前記立ち上がり検
出回路によって検出された前記電源電圧の立ち上がりの
所定期間、前記電流制限回路における電流制限値を、制
限の程度が大なる値へと切り換える電流制限値切り換え
手段(S2)とを設けて構成したことを特徴とするスイ
ッチング電源装置を提供し、(c)スイッチングトラン
ス(2)と、このスイッチングトランスに接続された出
力トランジスタ(Q1)と、この出力トランジスタに接
続されたスナバ回路(4,5)と、前記スイッチングト
ランスに流れる電流を制限する電流制限回路(3,R1
〜R4)とを備え、第1の電源電圧と、この第1の電源
電圧より高い第2の電源電圧との双方に対応するスイッ
チング電源装置において、入力される電源電圧の立ち上
がりを検出する立ち上がり検出回路(6)と、入力され
た電源電圧が、前記第1の電源電圧であるか前記第2の
電源電圧であるかを検出する電源電圧検出回路(7)
と、前記スナバ回路のスナバ定数を切り換えるスナバ定
数切り換え手段(S1)と、前記電流制限回路における
電流制限値を切り換える電流制限値切り換え手段(S
2)とを備え、前記電源電圧検出回路によって検出され
た電源電圧に応じて、前記スナバ回路のスナバ定数を、
通常時、前記第1の電源電圧のとき小、前記第2の電源
電圧のとき大となるよう切り換えると共に、前記電流制
限回路における電流制限値を、前記第1の電源電圧のと
き制限の程度が小なる値、前記第2の電源電圧のとき制
限の程度が大なる値となるよう切り換え、前記立ち上が
り検出回路によって検出された前記電源電圧の立ち上が
りの所定期間には、前記スナバ回路のスナバ定数を大と
なるよう切り換えると共に、前記電流制限回路における
電流制限値を制限の程度が大なる値となるよう切り換え
るよう構成したことを特徴とするスイッチング電源装置
を提供し、(d)スイッチングトランス(2)と、この
スイッチングトランスに流れる電流を制限する電流制限
回路(3,R1〜R4)とを備え、複数の電源電圧に対
応するスイッチング電源装置において、前記電源電圧が
大きくなるに従って、前記電流制限回路における電流制
限値を、制限の程度が大なる値へと連続的に可変させる
電流制限値可変手段(8)を設けて構成したことを特徴
とするスイッチング電源装置を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明のスイッチング電源
装置について、添付図面を参照して説明する。図1は本
発明のスイッチング電源装置の一実施例を示すブロック
図、図2は図1の一部を具体的に示す回路図、図3は図
1の他の一部を具体的に示す回路図、図4は本発明のス
イッチング電源装置の他の実施例を示すブロック図、図
5は図4を具体的に示す回路図、図6は図4,図5に示
す他の実施例の動作を説明するための特性図である。
【0007】図1において、整流回路1には、交流電源
電圧として、100Vもしくは230Vのいずれかが入
力される。交流電源電圧はこれに限定されるものではな
く、さらに多くの電圧に対応するものでもよい。整流回
路1の出力はスイッチングトランス2に入力される。ス
イッチングトランス2には出力トランジスタQ1が接続
されており、出力トランジスタQ1はスイッチング制御
回路3によって発生するパルスによってオン・オフ制御
される。これによりスイッチングトランス2はスイッチ
ング動作して高圧を発生する。この高圧は整流されて直
流高圧となり、図示していない後段へと供給される。
【0008】出力トランジスタQ1のコレクタ・エミッ
タ間には、2つのスナバ回路4,5が並列に接続されて
いる。スナバ回路4,5はリンギング等を抑えるための
ものである。スナバ回路5には、スイッチS1が直列に
接続されている。このスイッチS1は、後述する立ち上
がり検出回路6や電源電圧検出回路7によってオン・オ
フ制御される。スイッチS1がオンのとき、スナバ回路
5がスナバ回路4に並列接続され、スナバ定数が大とな
る。スイッチS1がオフのときはスナバ回路4のみとな
るので、スナバ定数が小となる。
【0009】また、整流回路1の一方(図中下側)の出
力端子と出力トランジスタQ1のエミッタとの間には、
電流検知抵抗R1と、スイッチングトランス2に流れる
電流を制限する電流制限値を決定する複数の抵抗R2〜
R4が接続されている。電流検知抵抗R1によってスイ
ッチングトランス2より流れ出す電流を検知して、抵抗
R2〜R4で分割してスイッチング制御回路3へとフィ
ードバックする。抵抗R1〜R4やスイッチング制御回
路3は電流制限回路として動作し、過電流を防止する。
抵抗R4には、スイッチS2が接続されている。このス
イッチS2は、後述する立ち上がり検出回路6や電源電
圧検出回路7によってオン・オフ制御される。スイッチ
S2がオンのとき、電流制限値は、制限の程度が大なる
値(電流制限大)となる。スイッチS2がオフのときは
制限の程度が小なる値(電流制限小)となる。
【0010】整流回路1の一方(図中上側)の出力端子
には、立ち上がり検出回路6と、電源電圧検出回路7が
接続されている。立ち上がり検出回路6は、このスイッ
チング電源装置の入力電源電圧の立ち上がりを検出し、
立ち上がりの所定期間、スイッチS1,S2をオンする
ための制御信号を発生する。立ち上がりの所定期間は、
電源電圧が通常動作時の電圧となるまでの十分な時間と
する。電源電圧検出回路7は、整流回路1に入力される
交流電源電圧が100Vと230Vのいずれであるかを
検出し、100VであればスイッチS1,S2をオフ
し、230VであればスイッチS1,S2をオンするた
めの制御信号を発生する。
【0011】スイッチS1,S2のオン・オフ条件を表
1に示す。
【表1】
【0012】表1より分かるように、通常時は、100
VであればスイッチS1,S2はオフとなるように制御
され、230VあればスイッチS1,S2はオンとなる
ように制御される。電源電圧の立ち上がり時は100
V,230Vいずれの場合でもスイッチS1,S2はオ
ンとなるように制御される。
【0013】図1に示す実施例は、立ち上がり検出回路
6と電源電圧検出回路7との双方を備えた好ましい実施
形態であるが、立ち上がり検出回路6と電源電圧検出回
路7のいずれか一方を備えた構成のみであっても十分効
果的である。図2は、電源電圧検出回路7を備え、スナ
バ定数を切り換えるよう構成した実施例であり、これ
は、図1における一部の回路に相当する。なお、図2に
おいて、図1と同一部分には同一符号を付し、その説明
を省略する。
【0014】図2において、電源電圧検出回路7は、抵
抗R71,R72の直列回路よりなる。スイッチS1
は、トランジスタQ2により構成され、抵抗R71,R
72の接続点とトランジスタQ2のベースとの間には、
ツェナーダイオードD1が接続されている。ツェナーダ
イオードD1を100Vのときオフ、230Vのときオ
ンとなるように設定する。これにより、230Vではト
ランジスタQ2がオンとなり、スナバ回路4に対しスナ
バ回路5が並列接続され、スナバ定数が大となる。
【0015】図3は、立ち上がり検出回路6を備え、電
流制限回路における電流制限値を切り換えるよう構成し
た実施例であり、これは、図1における一部の回路に相
当する。なお、図3において、図1と同一部分には同一
符号を付し、その説明を省略する。図3において、立ち
上がり検出回路6は、抵抗R6とツェナーダイオードD
61とコンデンサC6との直列回路と、抵抗R6に並列
接続した放電ダイオードD62とよりなる。スイッチS
2は、トランジスタQ3と、トランジスタQ3のベース
・エミッタ間に接続した抵抗R5とよりなる。
【0016】電源電圧の立ち上がり時には、抵抗R6と
コンデンサC6を介してトランジスタQ3に充電電流が
流れ、トランジスタQ3はオンとなる。抵抗R6とコン
デンサC6の時定数は、電源電圧が十分立ち上がる時間
となるよう設定する。トランジスタQ3がオンとなれ
ば、電流制限値がより制限される値となり、出力トラン
ジスタQ1等のデバイスのローカスがASO(Area of
Safety Operation)を超えないよう制御される。電源が
オフされると、放電ダイオードD62によってコンデン
サC6の電荷は急速に放電される。ツェナーダイオード
D61は整流回路1による整流後のリップルを削除する
ために設けたものであり、抵抗R6,R5で分割された
リップル電圧を超えるような電圧値に設定する。
【0017】このように、入力される電源電圧に応じて
スナバ定数を切り換える切り換え手段(スイッチS1)
を備えた構成では、100Vの場合にはスナバ定数を小
とし、230Vの場合にはスナバ定数を大とするので、
従来のように、230Vに合わせて大きなスナバ定数と
した場合に比べて、100Vの場合における損失が小さ
くなる。また、電源電圧の立ち上がりを検出してスナバ
定数を切り換えることにより、通常時にはスナバ定数を
小さくすることができるので、損失が低減される。
【0018】さらに、入力される電源電圧に応じて電流
制限値を切り換える切り換え手段(スイッチS2)を備
えた構成では、流れる電流は100Vの場合よりも少な
いが、高電圧となる230Vの場合に、ローカスが広が
ってASOを超えてしまうことがない。従って、出力ト
ランジスタQ1等のデバイスの定格を必要以上に大きく
する必要がなく、コストダウンが達成される。また、電
源電圧の立ち上がりを検出して電流制限値を切り換える
ことにより、デバイスの定格を必要以上に大きくする必
要がなく、コストダウンが達成される。
【0019】次に、図4に示す他の実施例について説明
する。図1においては、2つの電源電圧に応じて電流制
限値を選択的に切り換えるようにしたが、図4に示す実
施例はさらにこれを発展させたものである。なお、図4
において、図1と同一部分には同一符号を付し、その説
明を省略する。図4において、整流回路1には、例えば
100V〜230Vの交流電源電圧が入力される。整流
回路1の2つの出力端子間には、電源電圧連動減衰器8
が接続されている。電源電圧連動減衰器8の出力端子と
出力トランジスタQ1のエミッタとの間には抵抗R7,
R8が接続されている。抵抗R7,R8は、図1におけ
る抵抗R2〜R4と同様、電流検知抵抗R1で検知した
電圧を分割するためのものである。
【0020】図5は、図4の具体的な回路の一例を示し
ている。図5に示すように、電源電圧連動減衰器8は、
入力される交流電源電圧を検知する検知回路81と、減
衰器82とよりなる。検知回路81は、抵抗R811,
R812の直列回路よりなる。減衰器82は、ダイオー
ドD82とトランジスタQ82と抵抗R82とよりな
る。抵抗R82はバイアス抵抗であり、ダイオードD8
2は温度補償用ダイオードである。整流回路1によって
整流された電圧は抵抗R811,R812で分圧され、
減衰器82に入力される。
【0021】このようにすると、トランジスタQ82の
ベースは抵抗R82,ダイオードD82,抵抗R812
でバイアスされるので、整流回路1の出力電圧が小さい
ときは抵抗R811,R812の分圧電圧も小さくな
り、トランジスタQ82のコレクタ・エミッタ間電圧が
大きくなる。整流回路1の出力電圧が大きいときは、ト
ランジスタQ82のコレクタ・エミッタ間電圧が小さく
なる。このトランジスタQ82のコレクタ・エミッタ間
電圧は連続的に制御される。これにより、電流制限値
は、入力される電源電圧に連動して連続的に制御される
こととなる。
【0022】図6は、図4,図5に示す実施例の効果を
説明する特性図であり、比較のため、単に電流制限値を
切り換える場合も示している。上記の例では、整流回路
1には100V〜230Vの交流電源電圧が入力される
としたが、ここでは、100V以下についても示してい
る。スイッチング電流の値は、電圧が小さければ増え、
電圧が大きくなれば減るので、実線で示すように右下が
りの特性となる。図6においては、最大電流の場合と最
小電流の場合を示している。
【0023】電流制限回路による電流制限値を制限値1
と制限値2とで切り換える場合を破線にて示している。
図4,図5に示す実施例では、電流制限回路による電流
制限値は、制限値3として一点鎖線で示すように、交流
電源電圧が大きくなるに従って、制限の程度が連続的に
大なる値となるよう可変される。電流制限値を100V
で最適な制限値1のみに固定した場合には、電流は少な
いものの電圧の大きい230Vのときローカスが広がっ
てASOを超えてしまう可能性がある。また、電流制限
値を230Vで最適な制限値2のみに固定した場合に
は、100Vのときに制限値2で制限されてしまうた
め、ダイナミックレンジが抑えられ、性能が劣化する。
【0024】そこで、電流制限値を制限値1と制限値2
とで切り換えることが考えられるが、本発明ではさらに
これを発展させ、制限値3のように、電流制限値を交流
電源電圧に応じて連続的に可変させる。このようにすれ
ば、入力交流電源電圧がいずれの場合でも、常に最適な
電流制限値とすることができ、出力トランジスタQ1等
のデバイスの定格を必要以上に大きくする必要がなく、
また、信頼性を高めることができる。
【0025】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のス
イッチング電源装置は、入力された電源電圧が、第1の
電源電圧であるか、より高い第2の電源電圧であるかを
検出する電源電圧検出回路と、この電源電圧検出回路に
よって検出された電源電圧に応じて、スナバ回路のスナ
バ定数を、第1の電源電圧のとき小、第2の電源電圧の
とき大となるよう切り換えるスナバ定数切り換え手段と
を設けて構成したり、入力される電源電圧の立ち上がり
を検出する立ち上がり検出回路と、この立ち上がり検出
回路によって検出された電源電圧の立ち上がりの所定期
間、電流制限回路における電流制限値を、制限の程度が
大なる値へと切り換える電流制限値切り換え手段とを設
けて構成したので、損失が少なく、必要以上に定格の大
きなデバイスを用いる必要がなく、コストダウンを図る
ことができる。
【0026】さらに、電源電圧検出回路によって検出さ
れた電源電圧に応じて、スナバ回路のスナバ定数を、通
常時、第1の電源電圧のとき小、第2の電源電圧のとき
大となるよう切り換えると共に、電流制限回路における
電流制限値を、第1の電源電圧のとき制限の程度が小な
る値、第2の電源電圧のとき制限の程度が大なる値とな
るよう切り換え、立ち上がり検出回路によって検出され
た電源電圧の立ち上がりの所定期間には、スナバ回路の
スナバ定数を大となるよう切り換えると共に、電流制限
回路における電流制限値を制限の程度が大なる値となる
よう切り換えるよう構成したので、さらに、損失を少な
くすることができ、コストダウンを図ることができる。
また、電流制限回路における電流制限値を、制限の程度
が大なる値へと連続的に可変させる電流制限値可変手段
を設けて構成したので、損失を少なくすることができ、
コストダウンを図ることができ、信頼性も向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1の一部を具体的に示す回路図である。
【図3】図1の他の一部を具体的に示す回路図である。
【図4】本発明の他の実施例を示すブロック図である。
【図5】図4を具体的に示す回路図である。
【図6】図4,図5に示す他の実施例の動作を説明する
ための特性図である。
【符号の説明】
1 整流回路 2 スイッチングトランス 3 スイッチング制御回路 4,5 スナバ回路 6 立ち上がり検出回路 7 電源電圧検出回路 8 電源電圧連動減衰器 81 検知回路 82 減衰器 Q1 出力トランジスタ Q2,Q3,Q82 トランジスタ R1 電流検知抵抗 R2〜R8,R71,R72,R82,R811,R8
12 抵抗 S1,S2 スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H006 AA01 BB01 CA01 CA07 CA12 CB00 CB09 CC02 DA04 DB05 DC05 GA01 5H730 AA02 AA16 AA20 AS04 BB23 BB43 BB57 CC01 CC16 DD02 DD41 FD11 XC01 XX04 XX15 XX25 XX35 5H740 AA08 BA11 BB01 BB07 BB10 MM03 MM11 NN12 NN18

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スイッチングトランスと、このスイッチン
    グトランスに接続された出力トランジスタと、この出力
    トランジスタに接続されたスナバ回路とを備え、第1の
    電源電圧と、この第1の電源電圧より高い第2の電源電
    圧との双方に対応するスイッチング電源装置において、 入力された電源電圧が、前記第1の電源電圧であるか前
    記第2の電源電圧であるかを検出する電源電圧検出回路
    と、 前記電源電圧検出回路によって検出された電源電圧に応
    じて、前記スナバ回路のスナバ定数を、前記第1の電源
    電圧のとき小、前記第2の電源電圧のとき大となるよう
    切り換えるスナバ定数切り換え手段とを設けて構成した
    ことを特徴とするスイッチング電源装置。
  2. 【請求項2】スイッチングトランスと、このスイッチン
    グトランスに流れる電流を制限する電流制限回路とを備
    えたスイッチング電源装置において、 入力される電源電圧の立ち上がりを検出する立ち上がり
    検出回路と、 前記立ち上がり検出回路によって検出された前記電源電
    圧の立ち上がりの所定期間、前記電流制限回路における
    電流制限値を、制限の程度が大なる値へと切り換える電
    流制限値切り換え手段とを設けて構成したことを特徴と
    するスイッチング電源装置。
  3. 【請求項3】スイッチングトランスと、このスイッチン
    グトランスに接続された出力トランジスタと、この出力
    トランジスタに接続されたスナバ回路と、前記スイッチ
    ングトランスに流れる電流を制限する電流制限回路とを
    備え、第1の電源電圧と、この第1の電源電圧より高い
    第2の電源電圧との双方に対応するスイッチング電源装
    置において、 入力される電源電圧の立ち上がりを検出する立ち上がり
    検出回路と、 入力された電源電圧が、前記第1の電源電圧であるか前
    記第2の電源電圧であるかを検出する電源電圧検出回路
    と、 前記スナバ回路のスナバ定数を切り換えるスナバ定数切
    り換え手段と、 前記電流制限回路における電流制限値を切り換える電流
    制限値切り換え手段とを備え、 前記電源電圧検出回路によって検出された電源電圧に応
    じて、前記スナバ回路のスナバ定数を、通常時、前記第
    1の電源電圧のとき小、前記第2の電源電圧のとき大と
    なるよう切り換えると共に、前記電流制限回路における
    電流制限値を、前記第1の電源電圧のとき制限の程度が
    小なる値、前記第2の電源電圧のとき制限の程度が大な
    る値となるよう切り換え、 前記立ち上がり検出回路によって検出された前記電源電
    圧の立ち上がりの所定期間には、前記スナバ回路のスナ
    バ定数を大となるよう切り換えると共に、前記電流制限
    回路における電流制限値を制限の程度が大なる値となる
    よう切り換えるよう構成したことを特徴とするスイッチ
    ング電源装置。
  4. 【請求項4】スイッチングトランスと、このスイッチン
    グトランスに流れる電流を制限する電流制限回路とを備
    え、複数の電源電圧に対応するスイッチング電源装置に
    おいて、 前記電源電圧が大きくなるに従って、前記電流制限回路
    における電流制限値を、制限の程度が大なる値へと連続
    的に可変させる電流制限値可変手段を設けて構成したこ
    とを特徴とするスイッチング電源装置。
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Cited By (2)

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