JP6202186B2 - 充電電流制御回路、および充電電流制御装置 - Google Patents

充電電流制御回路、および充電電流制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、充電電流制御回路、および充電電流制御装置に関し、例えば、電源投入時における平滑コンデンサへの過大な充電電流(所謂、突入電流)の流入を抑制する充電電流制御回路、および充電電流制御装置に関する。
交流電源を整流回路で整流し、平滑コンデンサで脈流を抑えた直流電圧を生成する電源回路において、交流電源投入時における突入電流を抑制する機能を有する種々の電源回路が提案されている。
特許文献1は、整流回路および平滑コンデンサの間に並列接続された限流抵抗およびサイリスタと、そのサイリスタの点孤位相を制御するトランジスタと、を備える電源回路を開示する。平滑コンデンサに全波整流電圧を印加する経路を、限流抵抗からサイリスタに切り替えるタイミングは、点孤位相を制御するトランジスタにより行われる。
特許文献2は、整流回路および平滑コンデンサの間に並列接続された限流抵抗およびサイリスタと、サイリスタのゲート端子に導通電圧を供給する容量と、を備えるスイッチング電源回路を開示する。
特許文献3は、整流ダイオードおよび平滑コンデンサの間に並列接続された限流抵抗およびサイリスタと、当該サイリスタのゲート電圧を制御する時限回路と、を備えるスイッチング電源を開示する。時限回路は、脈流出力電圧を分圧する分圧抵抗と、その分圧抵抗とともに時限回路を形成する遅延用コンデンサで構成される。
特開昭63−224666号公報 特開2012−157221号公報 実用新案登録第2546843号公報
特許文献1および特許文献2が開示する電源回路は、いずれも、サイリスタのゲートに点孤用コンデンサを接続し、その点孤用コンデンサをトランスで生成した電力で充電することで、電源投入後にサイリスタを点孤させている。そのため、サイリスタのゲート点孤用のトランスが必要となり、電源回路の複雑化や大型化を招く。特許文献3が開示するスイッチング電源は、サイリスタのゲートに点孤用コンデンサを接続し、その点孤用コンデンサを入力電圧で充電することで、サイリスタを点孤させている。そのため、サイリスタの点孤タイミングが入力電圧の変動の影響を受け、バラツキが大きくなる。また、突入電流を抑制する回路をモジュール化する場合は、接続端子数が増加するため、主配線基板の配線が複雑になる。その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本発明は、整流回路で充電される平滑コンデンサの充電電流を制御する充電電流制御回路であって、整流回路の出力電圧が印加される第1ノードと、平滑コンデンサの正極と接続される第2ノードと、第1ノードおよび第2ノードに、それぞれ、第1電極および第2電極が接続される第1スイッチング素子と、第3電極が第1ノードと電気的に接続され、第4電極が第1スイッチング素子の第1制御電極と接続される第2スイッチング素子と、第2スイッチング素子の第3電極、および第2ノード間に接続され、第2スイッチング素子の第2制御電極へ導通制御信号を出力するタイミング制御回路と、を備え、タイミング制御回路は、第1ノードに印加された電圧で充電される第1タイミング容量と、第1タイミング容量の蓄積電荷を放電する第1放電抵抗を含むとともに、第1タイミング容量の電圧に基づき、導通制御信号を生成し、導通制御信号の値が、第2スイッチング素子の閾値電圧以上になると、第2スイッチング素子、および第1スイッチング素子は、順次、非導通状態から導通状態に変化し、導通制御信号の値が、第2スイッチング素子の閾値電圧未満になると、第2スイッチング素子、および第1スイッチング素子は、導通状態から非導通状態に変化する、充電電流制御回路である。
本発明は、充電電流制御装置であって、第1端子、第2端子、および配線基板を備え、配線基板には、整流回路の出力電圧が印加される第1ノードと、平滑コンデンサの正極と接続される第2ノードと、第1ノードおよび第2ノードに、それぞれ、第1電極および第2電極が接続される第1スイッチング素子と、第3電極が第1ノードと電気的に接続され、第4電極が第1スイッチング素子の第1制御電極と接続される第2スイッチング素子と、第2スイッチング素子の第3電極、および第2ノード間に接続され、第2スイッチング素子の第2制御電極へ導通制御信号を出力するタイミング制御回路と、を備え、タイミング制御回路は、第1ノードに印加された電圧で充電される第1タイミング容量と、第1タイミング容量の蓄積電荷を放電する第1放電抵抗を含むとともに、第1タイミング容量の電圧に基づき、導通制御信号を生成し、導通制御信号の値が、第2スイッチング素子の閾値電圧以上になると、第2スイッチング素子、および第1スイッチング素子は、順次、非導通状態から導通状態に変化し、導通制御信号の値が、第2スイッチング素子の閾値電圧未満になると、第2スイッチング素子、および第1スイッチング素子は、導通状態から非導通状態に変化し、第1端子、および第2端子は、それぞれ、第1ノード、および第2ノードと接続される、充電電流制御装置である。
前記一実施の形態によれば、電源投入後にサイリスタのゲート点孤用のトランスが不要で、サイリスタの点孤タイミングに対する入力電圧の変動の影響が抑制された充電電流制御回路と、主配線基板との接続端子数が最小限に抑えられた充電電流制御装置を実現することが可能となる。
実施の形態1に係る充電電流制御回路を含む交流直流変換回路の回路図である。 実施の形態2に係る充電電流制御回路を含む交流直流変換回路の回路図である。 実施の形態3に係る充電電流制御回路を含む交流直流変換回路の回路図である。 実施の形態4に係る充電電流制御回路を含む交流直流変換回路の回路図である。 実施の形態5に係る充電電流制御回路を含む交流直流変換回路の回路図である。 実施の形態6に係る充電電流制御回路を含む交流直流変換回路の回路図である。 実施の形態1〜6のいずれかに係る充電電流制御回路を搭載した充電電流制御装置の斜視図である。
以下、図面を参照しつつ、実施の形態について説明する。実施の形態の説明において、個数、量などに言及する場合、特に記載ある場合を除き、必ずしもその個数、量などに限定されない。実施の形態の図面において、同一の参照符号や参照番号は、同一部分または相当部分を表わすものとする。また、実施の形態の説明において、同一の参照符号等を付した部分等に対しては、重複する説明は繰り返さない場合がある。
<実施の形態1>
図1は、実施の形態1に係る充電電流制御回路100を含む交流直流変換回路の回路図である。
交流直流変換回路は、入力された交流電圧Vinを整流して直流電圧を出力するダイオードブリッジDb、制限抵抗Rp、平滑コンデンサCs、および充電電流制御回路100を備える。ダイオードブリッジDbが出力する直流電圧は、制限抵抗Rpを経由して、平滑コンデンサCsの一端に印加される。ダイオードブリッジDbにおいて、直流電圧を出力する側と対向する側、および平滑コンデンサCsの他端には、接地電圧GNDが印加される。制限抵抗Rpは、一例として、正特性サーミスタ(PTC)が適用される。
充電電流制御回路100は、ノードN1、ノードN2、第1スイッチング素子SCR1、第2スイッチング素子SCR2、抵抗R1、抵抗Rg、容量C0、タイミング制御回路10、および第1電圧クランプ素子Znr1を含む。タイミング制御回路10は、抵抗Rc1、第1放電抵抗Rc2、ダイオードD1、および第1タイミング容量C1を有し、第2スイッチング素子SCR2の導通状態を制御する導通制御信号Sgを出力する。第1スイッチング素子SCR1および第2スイッチング素子SCR2は、いずれも、サイリスタ(SCR)であり、第1電圧クランプ素子Znr1は、ツェナーダイオード、またはダイアック(DIAC)である。
第1スイッチング素子SCR1のアノードおよびカソードは、それぞれ、ノードN1およびノードN2と接続される。制限抵抗Rpの一端および他端も、それぞれ、ノードN1およびノードN2と接続される。第1スイッチング素子SCR1および制限抵抗Rpは、並列に接続される。第1スイッチング素子SCR1のゲートとカソード間に容量C0を接続することで、第1スイッチング素子SCR1のノイズ耐性が向上する。
第2スイッチング素子SCR2のアノードは、抵抗R1を経由して、ノードN1と接続される。抵抗R1の値は、第2スイッチング素子SCR2のアノードに印加する電圧が最適値となるように選択される。第2スイッチング素子SCR2のカソード、およびゲートは、それぞれ、第1スイッチング素子SCR1のゲートおよび、抵抗Rgの一端と接続される。
タイミング制御回路10は、第2スイッチング素子SCR2のアノードとノードN2間に配置される。タイミング制御回路10において、抵抗Rc1の一端、および他端は、それぞれ、第2スイッチング素子SCR2のアノード、およびダイオードD1のアノードと接続される。ダイオードD1のアノードは、抵抗Rgの他端と接続され、その接続ノードから導通制御信号Sgを出力する。ダイオードD1のカソードとノードN2間には、第1タイミング容量C1および第1放電抵抗Rc2が並列接続される。
タイミング制御回路10において、この直列接続された抵抗Rc1および第1タイミング容量C1は、後述の通り、第2スイッチング素子SCR2が非導通状態から導通状態に変化するタイミングを決定する。さらに、並列接続された第1タイミング容量C1および第1放電抵抗Rc2は、第2スイッチング素子SCR2が導通状態から非導通状態に変化するタイミングを決定する。
第1電圧クランプ素子Znr1は、タイミング制御回路10に印加される電圧を制限し、電源電圧の変動などによる第1タイミング容量C1の充電時間の変動を抑制するために接続される。
図1を参照して、充電電流制御回路100の動作を説明する。
最初に、電源投入時における充電電流制御回路100の動作を説明する。
ダイオードブリッジDbに交流電圧Vinを印加する、即ち、交流直流変換回路に電源投入すると、ダイオードブリッジDbは、交流電圧Vinを全波整流した直流電圧の生成を開始する。この直流電圧は、最大電圧値が交流電圧Vinの振幅値まで上昇するリップルを有する。ダイオードブリッジDbが出力する直流電圧は、制限抵抗Rpを経由して、平滑コンデンサCsに印加され、平滑コンデンサCsの充電を開始する。制限抵抗Rpの値は、電源投入直後の突入電流により、図1の交流直流変換回路がダメージを受けない値に設定される。
平滑コンデンサCsの充電が進行するに従い、平滑コンデンサCsの充電電流は、減少する。また、交流直流変換回路に異常が発生していない場合、制限抵抗Rpの値は、平滑コンデンサCsが満充電状態に達するまで、ほぼ変化しない。即ち、正特性サーミスタ特性を備える制限抵抗Rpの抵抗値は、一定的なジュール熱を吸収しても、増加しない。その結果、平滑コンデンサCsに印加される直流電圧のピーク値および平滑コンデンサCsの充電電流は、それぞれ、一定値に収束する。一方、充電電流制御回路100のノードN1およびノードN2間には、制限抵抗Rpの両端に発生する電圧が印加され、タイミング制御回路10には、第1電圧クランプ素子Znr1でクランプされたノードN1の電圧が印加される。
タイミング制御回路10にノードN1の電圧が印加されると、抵抗R1および抵抗Rc1を経由して、第1タイミング容量C1の充電が開始される。第1タイミング容量C1の充電時間は、充電電圧の時定数を決定する抵抗Rc1、第1放電抵抗Rc2、および第1タイミング容量C1の各値と、タイミング制御回路10に印加される電圧値に依存する。第1タイミング容量C1の充電期間において、ノードN1の電圧変動による第1タイミング容量C1の放電は、ダイオードD1により阻止される。
第1タイミング容量C1の充電が進行し、導通制御信号Sgの値が、第2スイッチング素子SCR2の閾値電圧を超えると、第2スイッチング素子SCR2は、非導通状態から導通状態に変化し、第1スイッチング素子SCR1のゲート電圧を上昇させる。第2スイッチング素子SCR2のカソード電圧が、第1スイッチング素子SCR1の閾値電圧を超えると、第1スイッチング素子SCR1が導通状態に変化し、ノードN1およびノードN2間は、制限抵抗Rpの値より低インピーダンスに設定された第1スイッチング素子SCR1により接続される。
上述の通り、ノードN1およびノードN2間の電圧は、電源投入時以降、低下するため、ノードN1およびノードN2間の導通経路を、制限抵抗Rpから第1スイッチング素子SCR1に切り替えるタイミング設定が重要となる。つまり、切り替えタイミングが早すぎると、第1スイッチング素子SCR1を経由した突入電流による交流直流変換回路へのダメージが発生し、切り替えタイミングが遅すぎる場合は、制限抵抗Rpの発熱や、この発熱による制限抵抗Rpの抵抗値増加に起因するシステムダウンが懸念される。
タイミング制御回路10によれば、抵抗Rc1および第1タイミング容量C1の値を適宜設定することで、ノードN1およびノードN2間の導通経路を、制限抵抗Rpから第1スイッチング素子SCR1へ、スムーズに切り替えることが可能となる。さらに、タイミング制御回路10に印加される電圧を、第1電圧クランプ素子Znr1で一定値にクランプすることで、ノードN1の電圧変動に起因する第1タイミング容量C1の充電時間の変動を最小限に抑えることが可能となる。
次に、電源遮断時における充電電流制御回路100の動作を説明する。
図1に示される交流直流変換回路において、ダイオードブリッジDbが、第1スイッチング素子SCR1を経由して、平滑コンデンサCsを充電している時に、交流電圧Vinの供給が一時的に遮断されると、その遮断時間に亘り、平滑コンデンサCsが蓄積する電荷は、負荷(図示せず)への放電により減少し、平滑コンデンサCsの電圧は低下する。その後、交流電圧Vinの供給が再開された時に、充電電流制御回路100の第1スイッチング素子SCR1が導通状態を維持していると、ダイオードブリッジDbから、第1スイッチング素子SCR1を経由して、平滑コンデンサCsへ突入電流が流れる。従って、ダイオードブリッジDbが直流電圧の出力を停止した場合、その後の交流電圧Vinの供給再開に備え、第1スイッチング素子SCR1を速やかに非導通状態に設定する必要がある。
充電電流制御回路100において、タイミング制御回路10が有する並列接続された第1タイミング容量C1および第1放電抵抗Rc2は、第2スイッチング素子SCR2を導通状態から非導通状態に設定するタイミング回路として動作する。即ち、ダイオードブリッジDbがタイミング制御回路10への直流電圧の供給を停止すると、第1タイミング容量C1が蓄積する電荷は、第1放電抵抗Rc2を経由して放電され、第1タイミング容量C1の電圧は急速に低下する。この第1タイミング容量C1の放電時間は、放電電圧の時定数を決定する第1放電抵抗Rc2および第1タイミング容量C1の各値に依存する。第1タイミング容量C1の電圧低下により、導通制御信号Sgの値が第2スイッチング素子SCR2の閾値電圧より低下すると、第2スイッチング素子SCR2は、導通状態から非導通状態に変化する。さらに、第1スイッチング素子SCR1も、非導通状態に設定される。
従って、タイミング制御回路10によれば、第1放電抵抗Rc2および第1タイミング容量C1の値を適宜設定することで、想定される電源遮断時間内に、第2スイッチング素子SCR2および第1スイッチング素子SCR1を導通状態から非導通状態に設定することが可能となる。
充電電流制御回路100の効果を説明する。
充電電流制御回路100は、タイミング制御回路10が出力する導通制御信号Sgに基づき、ダイオードブリッジDbが出力する直流電圧を平滑コンデンサCsへ供給する導通経路を、制限抵抗Rpから第1スイッチング素子SCR1へ切り替える。この導通経路の切り替えは、抵抗および容量の値で定まる時定数で変化する導通制御信号Sgに基づき行われる。構造が複雑なインダクタを使用する従来の一般的な構成に代えて、抵抗や容量という小型の電子部品で構成することで、充電電流制御回路の小型化・低価格化が実現される。
タイミング制御回路10は、交流直流変換回路への電源投入時に加え、電源遮断時にも、導通制御信号Sgに基づき、第1スイッチング素子SCR1の導通状態を制御する。具体的には、電源遮断が発生すると、タイミング制御回路10は、導通状態にある第1スイッチング素子SCR1を、速やかに非導通状態に設定する。これにより、電源投入時に加え、電源復帰時においても、突入電流の発生が抑制される。
充電電流制御回路100は、ダイオードブリッジDbが出力する直流電圧を、第1電圧クランプ素子Znr1でクランプして、タイミング制御回路10に印加する。これにより、第2スイッチング素子SCR2の導通タイミングが、電源電圧や突入位相の変動による影響を低減することが可能となる。また、タイミング制御回路10に印加される電源電圧の最大値は、第1電圧クランプ素子Znr1の降伏電圧を超えることがないので、タイミング制御回路10を構成する電子部品の耐圧を下げることが出来、電子部品の小型化や低価格化が可能となる。
<実施の形態2>
図2は、実施の形態2に係る充電電流制御回路200を含む交流直流変換回路の回路図である。
図2において、図1と同一の符号が付されたものは、同一の機能または構成を有し、それらの重複説明は、省略する。図2に示される充電電流制御回路200は、図1に示される充電電流制御回路100において、第2スイッチング素子SCR2を、電界効果トランジスタFETに置き換えるとともに、第2電圧クランプ素子Znr2を追加した構成に相当する。第2電圧クランプ素子Znr2は、例えば、ツェナーダイオード、またはダイアックである。
充電電流制御回路200において、電界効果トランジスタFETのドレインは、抵抗R1を経由して、ノードN1と接続される。電界効果トランジスタFETのソースは、第1スイッチング素子SCR1のゲートと接続される。電界効果トランジスタFETのゲートは、タイミング制御回路10が有するダイオードD1のアノード、および第2電圧クランプ素子Znr2のカソードと接続され、導通制御信号Sgが印加される。第2電圧クランプ素子Znr2のアノードは、ノードN2と接続される。第2電圧クランプ素子Znr2は、高電圧による電界効果トランジスタFETのゲート破壊を防止するためのゲート保護素子である。
充電電流制御回路200の動作を説明する。
交流電圧Vinが印加されたダイオードブリッジDbは、制限抵抗Rpを経由して、平滑コンデンサCsの充電を開始する。タイミング制御回路10のノードN1およびノードN2間には、制限抵抗Rpの両端に発生する電圧が印加され、タイミング制御回路10には、第1電圧クランプ素子Znr1でクランプされたノードN1の電圧が印加される。
タイミング制御回路10における第1タイミング容量C1の充電電圧が増加し、導通制御信号Sgの値が、電界効果トランジスタFETの閾値電圧を超えると、第1スイッチング素子SCR1は、非導通状態から導通状態に変化する。第1スイッチング素子SCR1が導通状態に変化すると、ノードN1およびノードN2間の導通経路は、制限抵抗Rpの値より低インピーダンス状態に設定された第1スイッチング素子SCR1に切り替わる。さらに、電源遮断により、導通制御信号Sgの値が電界効果トランジスタFETの閾値電圧より低下すると、電界効果トランジスタFETは、非導通状態となり、その結果、電界効果トランジスタFETおよび第1スイッチング素子SCR1は、導通状態から非導通状態に変化する。
充電電流制御回路200の効果を説明する。
充電電流制御回路100の第2スイッチング素子SCR2として、サイリスタよりスイッチング速度が高速な電界効果トランジスタFETを適用することで、第1スイッチング素子SCR1の導通状態の切り替え速度を、より高速化することが可能となる。
<実施の形態3>
図3は、実施の形態3に係る充電電流制御回路300を含む交流直流変換回路の回路図である。
図3において、図1と同一の符号が付されたものは、同一の機能または構成を有し、それらの重複説明は、省略する。図3に示される充電電流制御回路300は、図1に示される充電電流制御回路100において、第2スイッチング素子SCR2を、npn型のバイポーラトランジスタTR1に置き換えた構成に相当する。
充電電流制御回路300において、バイポーラトランジスタTR1のコレクタは、抵抗R1を経由して、ノードN1と接続される。バイポーラトランジスタTR1のベースには、抵抗Rbを経由して、タイミング制御回路10が出力する導通制御信号Sgが印加される。バイポーラトランジスタTR1のエミッタは、第1スイッチング素子SCR1のゲートと接続される。
ダイオードブリッジDbが平滑コンデンサCsの充電を開始し、タイミング制御回路10における第1タイミング容量C1の充電電圧が増加すると、導通制御信号Sgの値も増加する。導通制御信号Sgの値が、バイポーラトランジスタTR1のベース・エミッタ間の順方向電圧の値を超えると、バイポーラトランジスタTR1は、第1スイッチング素子SCR1のゲート電圧を引き上げる。第1スイッチング素子SCR1が導通状態に変化すると、ノードN1およびノードN2間の導通経路は、制限抵抗Rpの値より低インピーダンス状態に設定された第1スイッチング素子SCR1に切り替わる。
さらに、電源遮断により、導通制御信号Sgが、バイポーラトランジスタTR1のベース・エミッタ間に必要な順方向電圧を供給出来なくなると、バイポーラトランジスタTR1は、非導通状態となり、その結果、バイポーラトランジスタTR1および第1スイッチング素子SCR1は、導通状態から非導通状態に変化する。
充電電流制御回路300の効果を説明する。
充電電流制御回路100の第2スイッチング素子SCR2として、サイリスタよりスイッチング速度が高速なバイポーラトランジスタTR1を適用することで、第1スイッチング素子SCR1の導通状態の切り替え速度を、より高速化することが可能となる。
<実施の形態4>
図4は、実施の形態4に係る充電電流制御回路400を含む交流直流変換回路の回路図である。
図4において、図1と同一の符号が付されたものは、同一の機能または構成を有し、それらの重複説明は、省略する。図4に示される充電電流制御回路400は、図1に示される充電電流制御回路100において、タイミング制御回路10を、タイミング制御回路20に置き換えた構成に相当する。タイミング制御回路20は、タイミング制御回路10の応答速度を向上させたものである。
タイミング制御回路20は、タイミング制御回路10と同様に、第2スイッチング素子SCR2のアノードと、ノードN2間に、直列に接続された抵抗Rc1、ダイオードD1、および第1タイミング容量C1を備える。第1放電抵抗Rc2は、pnp型のバイポーラトランジスタTR2(放電スイッチ)を経由して、第1タイミング容量C1と並列に接続される。バイポーラトランジスタTR2が導通状態に設定された場合、第1放電抵抗Rc2は、バイポーラトランジスタTR2のエミッタおよびコレクタを経由して、第1タイミング容量C1と並列に接続され、バイポーラトランジスタTR2が非導通状態に設定された場合、第1放電抵抗Rc2と第1タイミング容量C1の並列接続は、解除される。つまり、バイポーラトランジスタTR2は、第1放電抵抗Rc2による第1タイミング容量C1の放電を制御する放電スイッチとして動作する。
タイミング制御回路20は、さらに、第2スイッチング素子SCR2のアノードとノードN2間に、直列に接続された抵抗Rc3、ダイオードD2、および第2タイミング容量C2と、第2タイミング容量C2と並列に接続された第2放電抵抗Rc4と、を備える。ダイオードD2のカソードと第2タイミング容量C2の接続点は、バイポーラトランジスタTR2のベースと接続される。抵抗Rc3、ダイオードD2、第2タイミング容量C2、および第2放電抵抗Rc4は、タイミング制御回路10と同様の動作を行う。
ノードN1の電圧が上昇すると、第2タイミング容量C2の充電が開始される。その充電時間は、充電電圧の時定数を決定する抵抗Rc3、第2放電抵抗Rc4、および第2タイミング容量C2の各値に依存する。ダイオードD2のカソード電圧が上昇し、バイポーラトランジスタTR2が非導通状態になると、第1タイミング容量C1と第1放電抵抗Rc2の並列接続は解除される。その結果、第1タイミング容量C1は、抵抗Rc1およびダイオードD1を経由して供給される電流の全てにより、充電される。第1放電抵抗Rc2が第1タイミング容量C1と並列接続されている場合、第1タイミング容量C1に供給される充電電流は、第1放電抵抗Rc2に分流する分だけ減少する。
従って、第1タイミング容量C1と第1放電抵抗Rc2の並列接続を解除することで、導通制御信号Sgの上昇速度が向上し、第1スイッチング素子SCR1は、より高速に非導通状態から導通状態に変化し、ノードN1およびノードN2間の導通経路の切り替えが高速化される。
ノードN1の電圧が降下すると、第2タイミング容量C2の放電が開始される。その放電時間は、放電電圧の時定数を決定する第2放電抵抗Rc4および第2タイミング容量C2の各値に依存する。ダイオードD2のカソード電圧が降下し、バイポーラトランジスタTR2が導通状態になると、第1タイミング容量C1および第1放電抵抗Rc2は、並列接続される。その結果、第1タイミング容量C1の放電も開始され、導通制御信号Sgの電圧も低下する。タイミング制御回路20の抵抗Rc1の値は、図1等に示されるタイミング制御回路10の抵抗Rc1の値より小さく設定できるため、タイミング制御回路20は、タイミング制御回路10と比較し、導通制御信号Sgをより早く低下させることが可能となる。
充電電流制御回路400の効果を説明する。
充電電流制御回路400が備えるタイミング制御回路20によれば、ノードN1の電圧が上昇している場合に、ノードN1およびノードN2間の導通経路を、制限抵抗Rpから第1スイッチング素子SCR1へ、より速やかに切り替えることが可能となる。
<実施の形態5>
図5は、実施の形態5に係る充電電流制御回路500を含む交流直流変換回路の回路図である。
図5において、図2と同一の符号が付されたものは、同一の機能または構成を有し、それらの重複説明は、省略する。図5に示される充電電流制御回路400は、図2に示される充電電流制御回路200において、タイミング制御回路10を、タイミング制御回路20に置き換えた構成に相当する。タイミング制御回路20は、タイミング制御回路10の応答速度を向上させたものである。
図5のタイミング制御回路20の構成および動作は、図4に示されるタイミング制御回路20と同一である。充電電流制御回路500によれば、ノードN1の電圧が上昇している場合に、ノードN1およびノードN2間の導通経路を、制限抵抗Rpから第1スイッチング素子SCR1へ、より速やかに切り替えることが可能となる。
<実施の形態6>
図6は、実施の形態6に係る充電電流制御回路600を含む交流直流変換回路の回路図である。
図6において、図3と同一の符号が付されたものは、同一の機能または構成を有し、それらの重複説明は、省略する。図6に示される充電電流制御回路600は、図3に示される充電電流制御回路300において、タイミング制御回路10を、タイミング制御回路20に置き換えた構成に相当する。タイミング制御回路20は、タイミング制御回路10の応答速度を向上させたものである。
図6のタイミング制御回路20の構成および動作は、図4に示されるタイミング制御回路20と同一である。充電電流制御回路600によれば、ノードN1の電圧が上昇している場合に、ノードN1およびノードN2間の導通経路を、制限抵抗Rpから第1スイッチング素子SCR1へ、より速やかに切り替えることが可能となる。
<実施の形態7>
図7は、実施の形態1〜6のいずれかに係る充電電流制御回路を搭載した充電電流制御装置の斜視図である。
充電電流制御装置は、端子T1、端子T2、配線基板PCB、制限抵抗Rp、および実施の形態1に係る充電電流制限回路100〜600のいずれかを構成する電子部品を備える。図7では、電子部品の例として、第1スイッチング素子SCR1が示されている。
配線基板PCBは、一例として、プリント配線基板が適用される。配線基板PCBの一方の面(図7において、上を向いている面)には、充電電流制限回路100〜600から選択された充電電流制限回路が含む電子部品が搭載される。各電子部品は、図示しない配線で接続される。例えば配線基板PCBに充電電流制限回路100が搭載されている場合、ノードN1およびノードN2は、それぞれ、端子T1および端子T2と接続される。配線基板PCBの他方の面(図7において、下を向いている面)には、制限抵抗Rpが搭載される。
図7から理解される通り、充電電流制御装置は、配線基板PCBから1対の端子T1/T2が伸びている外形を有する。この端子T1および端子T2を、図1に示される交流直流変換回路が備えるダイオードブリッジDbおよび平滑コンデンサCsが搭載される別の主配線基板(図示せず)の接続孔に挿入して、両配線基板を電気的に接続する。なお、制限抵抗Rpは、配線基板PCBではなく、主配線基板に搭載しても良い。その場合、主配線基板において、配線基板PCBの端子T1および端子T2が挿入される接続孔は、それぞれ、制限抵抗Rpの一方の端子および他方の端子と電気的に接続される。
配線基板PCBの端子T1および端子T2を主配線基板の接続孔に挿入することで、両配線基板の面方向は、並行ではなく、互いに垂直方向に設定される。即ち、制限抵抗Rp等が搭載される主配線基板に対し、配線基板PCBは、その面に垂直に搭載されることになる。その結果、主配線基板の放熱特性を低下させることなく、配線基板PCBの放熱性能が十分に発揮される。また、主配線基板と配線基板PCBを並行に配置することで配線基板PCBの高さが低く抑えられ、電源回路の低背化が可能となる。
交流直流変換回路において、制限抵抗Rpと並列に接続される充電電流制御回路100を、主配線基板と別の配線基板PCBに搭載することで、主配線基板に搭載されるダイオードブリッジDbの出力電圧や出力電流の最大値、制限抵抗Rpの温度特性、または平滑コンデンサCsの容量値等に応じ、必要な特性を有する充電電流制御回路に変更することが容易となる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10,20 タイミング制御回路、100,200,300,400,500,600 充電電流制御回路、C0 容量、C1 第1タイミング容量、C2 第2タイミング容量、Cs 平滑コンデンサ、D1,D2 ダイオード、Db ダイオードブリッジ、FET 電界効果トランジスタ、GND 接地電圧、HS 放熱体、N1,N2 ノード、PCB 配線基板、R1,Rb,Rc1,Rc3,Rg 抵抗、Rc2 第1放電抵抗、Rc4 第2放電抵抗、Rp 制限抵抗、SCR1,SCR2 スイッチング素子、Sg 導通制御信号、T1,T2 端子、TR1 バイポーラトランジスタ、TR2 バイポーラトランジスタ(放電スイッチ)、Vin 交流電圧、Znr1,Znr2 電圧クランプ素子。

Claims (7)

  1. 整流回路で充電される平滑コンデンサの充電電流を制御する充電電流制御回路であって、
    前記整流回路の出力電圧が印加される第1ノードと、
    前記平滑コンデンサの正極と接続される第2ノードと、
    前記第1ノードおよび前記第2ノードに、それぞれ、第1電極および第2電極が接続される第1スイッチング素子と、
    第3電極が前記第1ノードと電気的に接続され、第4電極が前記第1スイッチング素子の第1制御電極と接続される第2スイッチング素子と、
    前記第2スイッチング素子の前記第3電極、および前記第2ノード間に接続され、前記第2スイッチング素子の第2制御電極へ導通制御信号を出力するタイミング制御回路と、
    を備え、
    前記タイミング制御回路は、
    前記第1ノードに印加された電圧で充電される第1タイミング容量と、
    前記第1タイミング容量の蓄積電荷を放電する第1放電抵抗と、
    前記第1放電抵抗と前記第2ノード間の接続を制御する放電スイッチと、
    前記第1ノードに印加された電圧で充電される第2タイミング容量と、
    前記第2タイミング容量と並列に接続され、前記第2タイミング容量の蓄積電荷を放電する第2放電抵抗と、を含み、
    前記タイミング制御回路は、前記第1タイミング容量の電圧に基づき、前記導通制御信号を生成するように構成され
    前記導通制御信号の値が、前記第2スイッチング素子の閾値電圧以上になると、前記第2スイッチング素子、および前記第1スイッチング素子は、非導通状態から導通状態に変化し、
    前記導通制御信号の値が、前記第2スイッチング素子の前記閾値電圧未満になると、前記第2スイッチング素子、および前記第1スイッチング素子は、導通状態から非導通状態に変化し、
    前記第2タイミング容量の電圧が所定電圧以上になると、前記放電スイッチは、導通状態から非導通状態に変化し、
    前記第2タイミング容量の電圧が前記所定電圧未満になると、前記放電スイッチは、非導通状態から導通状態に変化する、充電電流制御回路。
  2. 前記第2スイッチング素子の前記第3電極、および前記第2ノード間に接続される電圧クランプ素子を、さらに備え、
    前記電圧クランプ素子は、前記第2スイッチング素子の前記第3電極と前記第2ノード間の電圧を、所定の電圧にクランプする、請求項1に記載の充電電流制御回路。
  3. 前記第1スイッチング素子、および前記第2スイッチング素子は、サイリスタであり、
    前記第1スイッチング素子の前記第1電極、前記第2電極、および前記第1制御電極は、それぞれ、アノード、カソード、およびゲートであり、
    前記第2スイッチング素子の前記第3電極、前記第4電極、および前記第2制御電極は、それぞれ、アノード、カソード、およびゲートである、請求項1に記載の充電電流制御回路。
  4. 前記第1スイッチング素子は、サイリスタであり、
    前記第2スイッチング素子は、電界効果トランジスタであり、
    前記第1スイッチング素子の前記第1電極、前記第2電極、および前記第1制御電極は、それぞれ、アノード、カソード、およびゲートであり、
    前記第2スイッチング素子の前記第3電極、前記第4電極、および前記第2制御電極は、それぞれ、ドレイン、ソース、およびゲートである、請求項1に記載の充電電流制御回路。
  5. 前記第1スイッチング素子は、サイリスタであり、
    前記第2スイッチング素子は、バイポーラトランジスタであり、
    前記第1スイッチング素子の前記第1電極、前記第2電極、および前記第1制御電極は、それぞれ、アノード、カソード、およびゲートであり、
    前記第2スイッチング素子の前記第3電極、前記第4電極、および前記第2制御電極は、それぞれ、コレクタ、エミッタ、およびベースである、請求項1に記載の充電電流制御回路。
  6. 充電電流制御装置であって、
    第1端子、第2端子、および配線基板を備え、
    前記配線基板には、請求項1に記載の充電電流制御回路が搭載され、
    前記第1端子、および前記第2端子は、それぞれ、前記第1ノード、および前記第2ノードと接続される、充電電流制御装置。
  7. 前記配線基板には、さらに、前記第1端子および前記第2端子間に接続された制限抵抗が搭載される、請求項に記載の充電電流制御装置。
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