JP2001223849A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2001223849A
JP2001223849A JP2000033173A JP2000033173A JP2001223849A JP 2001223849 A JP2001223849 A JP 2001223849A JP 2000033173 A JP2000033173 A JP 2000033173A JP 2000033173 A JP2000033173 A JP 2000033173A JP 2001223849 A JP2001223849 A JP 2001223849A
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JP2000033173A
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English (en)
Inventor
Masahiro Hirota
正洋 廣田
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 照射光量を低下させずに大きなサイズの原稿
の画像読み取りを行うこと。 【解決手段】 本発明は、画像の読み取り対象となる原
稿を載置する原稿載置手段であるプラテン2と、プラテ
ン2における原稿の載置面周辺を囲む状態に配置され、
プラテン2に載置された原稿の上方から平面的に光を照
射する面光源Mを位置決めする複数の位置決め部31a
〜31dを備えている面光源ガイド3とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、面光源を用いて原
稿の上方から光を照射し、原稿を透過した画像を取り込
むもので、主として大きなサイズの透過原稿を読み取る
のに適した画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スキャナなどで透過原稿を読み取る技術
としては、面光源を用いて読み取るもの、光源もしくは
透過原稿を移動させて読み取るもの、という2つの技術
が知られている。
【0003】このうち、面光源を用いて読み取る技術と
して、特開平10−126578号公報では、オプショ
ンユニットとの交換が容易で、使い勝手がよく、コンパ
クトで軽量かつ消費電力の少ない画像読取装置が開示さ
れている。
【0004】また、光源もしくは透過原稿を移動させて
読み取る技術として、特開平5−30296号公報で
は、反射原稿と透過原稿とを最適な解像度で読み取るこ
とができる画像読取装置が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、面光源
を用いて透過原稿を読み取る場合、面光源の照射エリア
が大きくなるに従って面光源の照度が小さくなるという
性質がある。このため、単純に大きなサイズの透過原稿
をカバーできる大きさの面光源を使用して原稿の読み取
りを行うと光量不足が発生してしまう。また、光源もし
くは透過原稿を移動させて読み取るものでは、光源や透
過原稿を移動させるための機構が複雑となり、装置のコ
ストアップにつながってしまう。
【0006】ここで、一般に用いられるパーソナルコン
ピュータ用のスキャナとしては、透過原稿のサイズとし
て35mm×35mm、4インチ×5インチといった比
較的小さなものが中心であり、大きなものでも8インチ
×10インチ、もしくはA4(JIS規格)サイズ程度
が限度である。これを超えるサイズの透過原稿を読み取
る場合には上記の問題が顕著に現れ、光量不足、機構の
複雑化によるコストアップが非常に問題となる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するために成された画像読取装置である。すな
わち、本発明は、画像の読み取り対象となる原稿を載置
する原稿載置手段と、原稿載置手段における原稿の載置
面周辺を囲む状態に配置され、原稿載置手段に載置され
た原稿の上方から平面的に光を照射する面光源を位置決
めする複数の位置決め部を備えている面光源ガイドとを
備えている。
【0008】また、面光源ガイドの一の位置決め部に面
光源を位置決めして原稿を読み取った一の画像と、他の
位置決め部に面光源を位置決めして原稿を読み取った他
の画像とを合成する画像合成手段を備えるものでもあ
る。
【0009】このような本発明では、面光源を位置決め
する面光源ガイドに複数の位置決め部を備えていること
から、1つの面光源を異なる位置に正確に配置できるよ
うになる。このため、小さな面光源でも順に位置をずら
して位置決めすることで原稿全面に十分な光量を与える
ことができるようになる。
【0010】また、面光源の位置をずらして原稿の読み
取りを行った場合でも、画像合成手段によって各画像を
合成して原稿全体の読み取り画像を得ることができるよ
うになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の画像読取装置にお
ける実施の形態を図に基づいて説明する。図1は、第1
実施形態を説明する概略斜視図である。この実施形態で
は、反射原稿や透過原稿を読み取るスキャナ1を例とし
ている。
【0012】すなわち、このスキャナ1は、読み取り対
象となる原稿を載置する原稿載置手段であるプラテン2
と、プラテン1の周辺を囲む状態に配置される面光源ガ
イド3とを備えている。この面光源ガイド3には、面光
源Mを位置決めする複数の位置決め部31a〜31dが
設けられている。
【0013】本実施形態では、面光源ガイド3の位置決
め部31a〜31dは、面光源Mの偶部を合わせるた
め、面光源ガイド3の枠の内側偶部に設けられている。
つまり、面光源Mの対応する偶部を面光源ガイド3の位
置決め部31a〜31dに各々合わせることで、複数箇
所での位置決めを行うことができる。
【0014】面光源Mとしては、十分な照度を得るため
プラテン1より小さい照射領域のものを用いており、本
体の上には取っ手Tが設けられている。この取っ手Tを
利用して面光源Mを面光源ガイド3の枠に沿ってスライ
ドさせ、各位置決め部31a〜31dに合わせるように
する。
【0015】図2は、面光源ガイドを説明する模式平面
図である。面光源ガイド3の4隅には位置決め部31a
〜31dのマークが示されており、図に示す例では、位
置決め部31aに面光源Mの左上隅が合わされた状態と
なっている。また、面光源ガイド3の内側には略中央に
穴hが開いた原稿ガイド32が配置されており、この原
稿ガイド32の穴hに沿って原稿を配置することで、面
光源Mの照射領域L内に原稿を収めることができる。
【0016】次に、図3に基づいて第1実施形態の画像
読取装置における読み取り手順を説明する。先ず、面光
源ガイド3をスキャナのプラテン上に固定し、原稿ガイ
ド32に原稿(透過原稿)を配置する。なお、この例で
は原稿ガイド32にセットできる最大サイズの原稿が載
置されているものとする。
【0017】次に、図3(a)に示すように、面光源M
の左上隅を面光源ガイド3の位置決め部31aに突き当
てて配置する。これにより、原稿ガイド32の4分の1
の領域(図中斜線部分)が面光源Mの照射領域Lに収ま
る。この領域が画像領域A1となり、透過原稿の第1の
読み取り領域となる。
【0018】そして、この状態で画像領域A1の読み取
りを行う。読み取りを行う走査手段(キャリッジ)は図
中矢印S1に示すように左端からスタートし、略中央で
停止する。なお、次の読み取りのために、キャリッジを
走査方向上流側へわずかに戻すようにしてもよい。
【0019】次に、図3(b)に示すように、面光源M
を移動して、その右上隅を面光源ガイド3の位置決め部
31bに突き当てるように配置する。これにより、原稿
ガイド32の4分の1の領域(図中斜線部分)が面光源
Mの照射領域Lに収まる。この領域が画像領域A2とな
り、透過原稿の第2の読み取り領域となる。
【0020】そして、この状態で継続読取指示を与え
(ボタンの押下等)、画像領域A2の読み取りを行う。
読み取りを行う走査手段(キャリッジ)は図中矢印S2
に示すように略中央からスタートし、右端で停止する。
読み取り終了後はキャリッジを図中矢印S3に示すよう
に左端まで移動して戻しておく。
【0021】次に、図3(c)に示すように、面光源M
を移動して、その左下隅を面光源ガイド3の位置決め部
31cに突き当てるように配置する。これにより、原稿
ガイド32の4分の1の領域(図中斜線部分)が面光源
Mの照射領域Lに収まる。この領域が画像領域A3とな
り、透過原稿の第3の読み取り領域となる。
【0022】そして、この状態でこの状態で継続読取指
示を与え(ボタンの押下等)、画像領域A3の読み取り
を行う。読み取りを行う走査手段(キャリッジ)は図中
矢印S4に示すように左端からスタートし、略中央で停
止する。なお、次の読み取りのために、キャリッジを走
査方向上流側へわずかに戻すようにしてもよい。
【0023】次に、図3(d)に示すように、面光源M
を移動して、その右下隅を面光源ガイド3の位置決め部
31dに突き当てるように配置する。これにより、原稿
ガイド32の4分の1の領域(図中斜線部分)が面光源
Mの照射領域Lに収まる。この領域が画像領域A4とな
り、透過原稿の第4の読み取り領域となる。
【0024】そして、この状態でこの状態で継続読取指
示を与え(ボタンの押下等)、画像領域A4の読み取り
を行う。読み取りを行う走査手段(キャリッジ)は図中
矢印S5に示すように略中央からスタートし、右端で停
止する。読み取り終了後はキャリッジを図中矢印S6に
示すように左端まで移動して戻しておく。
【0025】このようにして読み取った第1〜第4の読
み取り領域の各画像はメモリに蓄積されており、図示し
ない画像合成部によって合成され、1つの画像として出
力される。これにより、大きなサイズの原稿であって
も、小さな面光源Mを用いて光量を低下させずに画像を
読み取りことが可能となる。
【0026】次に、図4に基づいて第2実施形態を説明
する。この画像読取装置は主として複写機に適用される
もので、複写機のプラテン2’上に原稿ガイド32を搭
載して用いられる。原稿ガイド32は、プラテン2’の
レジガイド4に沿って配置され、このレジガイド4の偶
部および原稿ガイド32の内側の偶部を面光源Mの位置
決め部31a、31cおよび31b、31dとして用い
る。
【0027】図5は、原稿ガイドを説明する模式斜視図
である。原稿ガイド32の略中央には穴hが開けられて
おり、この穴hに合わせて原稿を配置する。また、原稿
ガイド32の左上の隅にはマーク32aが付されてお
り、このマーク32aを複写機のレジガイド4(図4参
照)の偶部に突き当てて位置決めを行う。なお、透過原
稿を配置して上から面光源を搭載することから、載置し
た原稿の上に透明の保護フィルムFをかぶせ、その保護
フィルムFを介して面光源を載せるようにしてもよい。
これにより、原稿と面光源とが直接接触することがなく
なり、原稿への傷つきを防止できる。
【0028】図6は、原稿ガイドを説明する模式平面図
である。原稿ガイド32は複写機のプラテン2’上にお
いて、レジガイド4の偶部と原稿ガイド32の左上偶に
設けられたマーク32aとを合わせるように配置され
る。これにより、原稿ガイド32の穴hがプラテン2’
上で、しかもレジガイド4を基準にして位置決めされる
ことになる。
【0029】面光源Mは、レジガイド4の偶部を位置決
め部31a、31cとして配置され、原稿ガイド32の
内側の偶部を位置決め部31b、31dとして配置され
る。面光源Mの照射領域は画像領域として扱われる(図
中斜線部参照)。
【0030】次に、図7に基づいて第2実施形態におけ
る読み取り手順を説明する。先ず、図7(a)に示すよ
うに、原稿ガイド32を複写機のプラテン2’上に搭載
し、原稿ガイド32の左上隅にあるマーク32aをレジ
ガイド4の左上偶部に突き当てるように配置する。
【0031】その後、原稿ガイド32の穴hの左上に合
わせて透過原稿をセットする。なお、この例では原稿ガ
イド32にセットできる最大サイズの原稿が載置されて
いるものとする。
【0032】次に、面光源Mの左上隅を、レジガイド4
の左上偶部にある位置決め部31aに突き当てて配置す
る。これにより、図中斜線部分が面光源Mの照射領域
(=画像領域A1)となり、透過原稿の第1の読み取り
領域となる。
【0033】そして、この状態で画像領域A1の読み取
りを行う。読み取りを行う走査手段(キャリッジ)は図
中矢印S1に示すように左端から右端まで移動する。そ
の後、次の読み取りに備えて図中S2に示すように右端
から左端まで移動して戻すようにする。
【0034】次に、図7(b)に示すように、面光源M
を移動して、その右上隅を、原稿ガイド32の内側の右
上偶部にある位置決め部31bに突き当てて配置する。
これにより、図中斜線部分が面光源Mの照射領域(=画
像領域A2)となり、透過原稿の第2の読み取り領域と
なる。
【0035】そして、この状態で継続読取指示を与え
(ボタンの押下等)、画像領域A2の読み取りを行う。
読み取りを行う走査手段(キャリッジ)は図中矢印S1
に示すように左端から右端まで移動する。その後、次の
読み取りに備えて図中S2に示すように右端から左端ま
で移動して戻すようにする。
【0036】次に、図7(c)に示すように、面光源M
の左下隅を、レジガイド4の左下偶部にある位置決め部
31cに突き当てて配置する。これにより、図中斜線部
分が面光源Mの照射領域(=画像領域A3)となり、透
過原稿の第3の読み取り領域となる。
【0037】そして、この状態で継続読取指示を与え
(ボタンの押下等)、画像領域A3の読み取りを行う。
読み取りを行う走査手段(キャリッジ)は図中矢印S1
に示すように左端から右端まで移動する。その後、次の
読み取りに備えて図中S2に示すように右端から左端ま
で移動して戻すようにする。
【0038】次に、図7(d)に示すように、面光源M
を移動して、その右下の隅を、原稿ガイド32の内側の
右下偶部にある位置決め部31dに突き当てて配置す
る。これにより、図中斜線部分が面光源Mの照射領域
(=画像領域A4)となり、透過原稿の第4の読み取り
領域となる。
【0039】そして、この状態で継続読取指示を与え
(ボタンの押下等)、画像領域A4の読み取りを行う。
読み取りを行う走査手段(キャリッジ)は図中矢印S1
に示すように左端から右端まで移動する。その後、次の
読み取りに備えて図中S2に示すように右端から左端ま
で移動して戻すようにする。
【0040】このようにして読み取った第1〜第4の読
み取り領域の各画像はメモリに蓄積されており、図示し
ない画像合成部によって合成され、1つの画像として出
力される。これにより、大きなサイズの原稿であって
も、小さな面光源Mを用いて光量を低下させずに画像を
読み取りことが可能となる。
【0041】次に、図8に基づいて第3実施形態を説明
する。この画用読取装置は、主として横長(縦長)の透
過原稿を読み取る際に適用されるものである。なお、こ
こではスキャナ1に面光源ガイド3をセットする例を示
すが、複写機にセットする場合でも同様である。
【0042】この面光源ガイド3には、面光源Mを複数
個分並列配置できる大きさの穴が開けられている。図8
に示す例では、3個分の面光源Mを並列配置できる大き
さの穴が設けられている。また、面光源ガイド3の穴の
内側偶部が位置決め部31a、31c、内側面に設けら
れた切り欠きが位置決め部31bとなっている。
【0043】ここで、面光源のサイズに対する面光源ガ
イドのサイズについて図9に基づき説明する。図9
(a)に示すように、面光源Mの照射エリアの幅をa、
長さをb、外枠の幅をdとすると、図9(b)に示す面
光源ガイド3の穴hの幅は3a−4d、長さはb+マー
ジンとなる。また、位置決め部31bの切り欠きの大き
さ(段差)はd/nとなる(n=1,2,3、…)。
【0044】また、図10は読み取りに使用できる領域
と原稿ガイドとを説明する模式平面図である。すなわ
ち、図10(a)に示すように、面光源ガイド3の穴に
合わせて面光源を並列に順次配置した場合、合計の照射
エリアは図中斜線部分に示す領域となる。この領域内に
収まるよう、図10(b)に示すように、原稿ガイド3
2の穴hを配置する。これにより、原稿ガイド32の穴
h内は全て面光源の照射エリアとなり、この穴hに合わ
せてフィルム等の原稿を配置することで読み取りを行う
ことができる。
【0045】次に、図11に基づいて第3実施形態にお
ける読み取り手順を説明する。先ず、面光源ガイド3を
プラテン2上に固定し、例えば横長の原稿(フィルム)
を原稿ガイド32(図7参照)に沿って配置する。
【0046】次いで、面光源Mを、その左上隅を面光源
ガイド3の位置決め部31aに突き当てるようにして配
置する。この位置決めで、面光源Mは面光源ガイド3の
穴の左側に配置される。これにより、図11(a)の照
射領域Lが画像領域A1となり、第1の読み取り領域と
なる。
【0047】そして、この状態で画像領域A1の読み取
りを行う。読み取りを行う走査手段(キャリッジ)は図
中矢印S1に示すように左端から面光源Mの右端位置ま
で移動する。なお、次の読み取りのために、キャリッジ
を走査方向上流側へわずかに戻すようにしてもよい。
【0048】次に、図11(b)に示すように、面光源
Mを移動して、その左上隅を面光源ガイド3の切り欠き
である位置決め部31bに突き当てるように配置する。
この位置決めで、原稿ガイド32の穴の略中央に面光源
Mが配置される。これにより、図11(b)の照射領域
Lが画像領域A2となり、第2の読み取り領域となる。
【0049】そして、この状態で継続読取指示を与え
(ボタンの押下等)、画像領域A2の読み取りを行う。
読み取りを行う走査手段(キャリッジ)は図中矢印S2
に示すように面光源Mの左端位置から右端位置まで移動
する。なお、次の読み取りのために、キャリッジを走査
方向上流側へわずかに戻すようにしてもよい。
【0050】次に、図11(c)に示すように、面光源
Mを移動して、その右上隅を面光源ガイド3の位置決め
部31cに突き当てるように配置する。この位置決め
で、原稿ガイド32の穴の右端に面光源Mが配置され
る。これにより、図11(c)の照射領域Lが画像領域
A3となり、第3の読み取り領域となる。
【0051】そして、この状態で継続読取指示を与え
(ボタンの押下等)、画像領域A3の読み取りを行う。
読み取りを行う走査手段(キャリッジ)は図中矢印S3
に示すように面光源Mの左端位置から右端位置まで移動
する。読み取りが終了した後は、キャリッジをプラテン
2の左端まで戻しておく。
【0052】このようにして読み取った第1〜第3の読
み取り領域の各画像はメモリに蓄積されており、図示し
ない画像合成部によって合成され、1つの画像として出
力される。これにより、横長(縦長)の原稿であって
も、小さな面光源Mを用いて光量を低下させずに画像を
読み取りことが可能となる。
【0053】ここで、上記説明したいずれの実施形態で
も適用できる読み取り手順の流れを図12および図13
のフローチャートに沿って説明する。図12は暴走型と
呼ばれる読み取り手順、図12は間欠型と呼ばれる読み
取り手順である。
【0054】先ず、図12に沿って暴走型の読み取り手
順を説明する。暴走型では、読み取り走査手段(キャリ
ッジ)をプラテンの一方の端から他方の端まで移動させ
て各領域の画像を取り込む。
【0055】先ず原稿を配置した状態で、面光源を第1
の位置決め部に合わせて配置する(ステップS11)。
次いで、読み取り指示を与え(ステップS12)、原稿
のうち第1の読み取り領域の画像を読み取る(ステップ
S13)。
【0056】次いで、全ての領域をスキャンしたか否か
を判断し、していない場合にはステップS11へ戻り、
次の位置へ面光源をセットする。例えば、第2の位置決
め部に合わせて面光源をセットする。その後、継続読み
取り指示を与え(ステップS12)、第2の読み取り領
域の画像を読み取る(ステップS13)。
【0057】これを繰り返し、全ての領域のスキャンが
終了した後、各領域の画像の合成および補正処理を行う
(ステップS15)。なお、補正処理としては、隣接す
る領域の画像で重なり合う部分を消去したり、つなぎ合
わせる部分の補正処理を行う。
【0058】この暴走型の読み取りでは、複数領域の取
り込みでキャリッジの移動を同じにすることができ、キ
ャリッジの移動制御を簡素化することができる。
【0059】次に、図13に沿って間欠型の読み取り手
順を説明する。間欠型では、キャリッジを読み取り領域
に合わせて停止し、次の読み取り領域の読み取り開始位
置へキャリッジを移動して走査を始めるものである。
【0060】先ず、原稿を配置した状態で、面光源を第
1の位置決め部に合わせて配置する(ステップS2
1)。次いで、読み取り指示を与え(ステップS2
2)、原稿のうち第1の読み取り領域の画像を読み取る
(ステップS23)。
【0061】次いで、次の読み取り開始位置までキャリ
ッジを移動する(ステップS24)。その後、全ての領
域をスキャンしたか否かを判断し、していない場合には
ステップS21へ戻り、次の位置へ面光源をセットす
る。例えば、第2の位置決め部に合わせて面光源をセッ
トする。そして、継続読み取り指示を与え(ステップS
22)、第2の読み取り領域の画像を読み取る(ステッ
プS23)。
【0062】これを繰り返し、全ての領域のスキャンが
終了した後、各領域の画像の合成および補正処理を行う
(ステップS26)。なお、補正処理としては、隣接す
る領域の画像で重なり合う部分を消去したり、つなぎ合
わせる部分の補正処理を行う。
【0063】この間欠型の読み取りでは、キャリッジの
移動距離を短くすることができ、読み取り時間を短縮す
ることが可能となる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像読取
装置によれば次のような効果がある。すなわち、面光源
ガイドに沿って複数に位置決め部を備えているため、小
さな面光源を用いても、複数の位置に正確に配置するこ
とができ、大きな原稿であっても複数回に分けて読み取
ることで照射光量を低下させずに画像を取り込むことが
可能となる。また、面光源の位置をずらして原稿の読み
取りを行っても、画像合成手段によって各画像を合成し
て原稿全体の読み取り画像を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態を説明する概略斜視図である。
【図2】 面光源ガイドを説明する模式平面図である。
【図3】 第1実施形態の画像読取装置における読み取
り手順を説明する図である。
【図4】 第2実施形態を説明する概略斜視図である。
【図5】 原稿ガイドを説明する模式斜視図である。
【図6】 原稿ガイドを説明する模式平面図である。
【図7】 第2実施形態における読み取り手順を説明す
る図である。
【図8】 第3実施形態を説明する模式斜視図である。
【図9】 面光源のサイズに対する面光源ガイドのサイ
ズについて説明する図である。
【図10】 読み取りに使用できる領域と原稿ガイドと
を説明する模式平面図である
【図11】 第3実施形態における読み取り手順を説明
する図である。
【図12】 暴走型の読み取り手順を説明するフローチ
ャートである。
【図13】 間欠型の読み取り手順を説明するフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1…スキャナ、2…プラテン、3…面光源ガイド、4…
レジガイド、31a〜31d…位置決め部、32…原稿
ガイド、M…面光源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/10 G06F 15/64 320B 1/107 H04N 1/10 1/387

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像の読み取り対象となる原稿を載置す
    る原稿載置手段と、 前記原稿載置手段における原稿の載置面周辺を囲む状態
    に配置され、前記原稿載置手段に載置された原稿の上方
    から平面的に光を照射する面光源を位置決めする複数の
    位置決め部を備えている面光源ガイドとを備えることを
    特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記面光源ガイドの一の位置決め部に前
    記面光源を位置決めして原稿の読み取りを行った後、他
    の位置決め部に前記面光源を位置決めして原稿の読み取
    りを継続する指示を行う継続読取指示手段を備えている
    ことを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記面光源ガイドに位置決めされる面光
    源の位置に合わせて読み取り開始位置を設定する読み取
    り走査手段を備えていることを特徴とする請求項1記載
    の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記面光源ガイドの一の位置決め部に前
    記面光源を位置決めして原稿を読み取った一の画像と、
    他の位置決め部に前記面光源を位置決めして原稿を読み
    取った他の画像とを合成する画像合成手段を備えること
    を特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  5. 【請求項5】 前記画像合成手段は、前記一の画像と前
    記他の画像との重複部分を利用して補正処理を行うこと
    を特徴とする請求項4記載の画像読取装置。
  6. 【請求項6】 前記面光源ガイドの内側に、前記原稿の
    載置位置を決める原稿ガイドが設けられていることを特
    徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  7. 【請求項7】 載置する前記原稿と前記面光源との間に
    保護フィルムが介在することを特徴とする請求項1記載
    の画像読取装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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