JP2001223213A - 半導体のウェハ上に酸化物層を形成するための方法および装置 - Google Patents

半導体のウェハ上に酸化物層を形成するための方法および装置

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JP2001223213A JP2000359806A JP2000359806A JP2001223213A JP 2001223213 A JP2001223213 A JP 2001223213A JP 2000359806 A JP2000359806 A JP 2000359806A JP 2000359806 A JP2000359806 A JP 2000359806A JP 2001223213 A JP2001223213 A JP 2001223213A
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oxygen
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ウィエーツ,エリック
Willem Job Cornelis Vermeulen
ヤフ コーネリス フェルモーレン,ウィルレム
Jacobus Johannes Beulens
ヨハネス ボーレンズ,ヤコブス
Bengt Philippsen
フィリップセン,ベント
Theodorus Gerardus Maria Oosterlaken
ジェラルダス マリア オスターラーケン,セオドラス
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】水蒸気を用いて、半導体に酸化層を形成するに
際し、酸素、及び水素による爆発を回避する安全な処理
方法と装置を提供する。 【解決手段】水蒸気を形成するために、水素を含む第1
のガスが、酸素を含む第2のガスと混合され、前記第1
のガスにおける水素濃度および/または前記第2のガス
における酸素濃度および/または前記第1および第2の
ガスの流速の比率が、前記第1および第2のガスの混合
のあいだに、それらから形成される第3のガス混合物の
爆発が回避されるようにすることを特徴とする方法及び
ウェハ処理炉。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(技術分野)本発明は、請求項1の前提部
分記載の方法に関する。
【0002】本発明は、請求項15の前提部分にかかわ
るウェハ処理炉に関する。
【0003】(背景技術)本発明にかかる従来の方法お
よび装置は、慣行により知られており、そして、とく
に、出願人により市場で取り引きされているウェハ処理
炉とともに用いられている。既知の炉には、1個または
多数の炉チャンバすなわち処理チャンバが設けられてい
る。出願人により市場で取り引きされている処理チャン
バはいわゆる熱壁処理チャンバである。そのような熱壁
処理チャンバは、処理チャンバ内で高度に均一な温度分
布を有するという利点を持っている。
【0004】大きな製造容量を達成するために、多数の
ウェハが、単一の処理チャンバにおいて単一の処理ステ
ップで同時に処理される。ウェハは、通常いわゆる舟形
容器(ボート)に、1枚ずつ重ね合わせて積層されるの
で、実際には垂直処理チャンバと称される、処理チャン
バは、小さな設置場所を占め、そしてそれはとくにクリ
ーンルーム内において特別な利点となる。というのは、
クリーンルームにおける1平方メートルは非常に高価で
ある。さらに、垂直処理チャンバを用いることにより、
処理チャンバ内に素晴らしく均一な温度分布が達成され
得て、その結果として、処理ステップののちに、ウェハ
が処理チャンバの頂部だけでなく底部においても実質的
に同一の特性を得ることができる。
【0005】ウェハが受ける処理は、ウェハ上への酸化
物層の形成である。そのような酸化物層は、絶縁層を構
成し、そして、そのような酸化物層の正確な厚さは、極
めて重要である。とくにウェハ表面全体にわたっての酸
化物層の厚さの均一性は、非常に重要なものとなる。実
際には、酸化物層を形成するために、2つの方法が、現
在知られている。第1の方法においては、酸素は、処理
チャンバ内に導入される。この酸素は、圧搾酸素を収容
するガスシリンダから得られる。しかしながら、純粋な
酸素を用いる酸化物層の形成は、比較的低速の処理であ
る。第2の既知の方法においては、水蒸気が処理チャン
バに導入される。水蒸気を用いる酸化物層の形成は、酸
素を用いて酸化が達成される方法におけるよりも高速に
進行する。さらに、水蒸気により得られる酸化物層の構
造は、酸素により得られる酸化物層の構造とは異なって
いる。実際には、水蒸気により得られる酸化物層の構造
が望ましい。
【0006】実際には、処理チャンバ内へ水蒸気を導入
する多数の異なるやり方が知られている。
【0007】このようにして、たとえば、酸素または不
活性ガスは水を収容した容器を通過する。前記容器内の
前記水の温度を変化させることにより、該水の前記圧力
は変化し、そして前記酸素または不活性ガスによって流
送される水蒸気の量が、影響され得る。飽和水蒸気ガス
は、つぎに処理チャンバ内に導入される。この水蒸気の
形成の既知の方法の欠点は、水を収容する容器をいつも
水で満たしておかなければならないということである。
その他の欠点は、純水が、すべてのタイプの不純物が、
たとえば容器壁から、容易に溶解し得るかなり活性な液
体であることである。これらの不純物は、ウェハ上に形
成される酸化物層に欠陥を形成する。
【0008】現在、水蒸気を形成するためにトーチが用
いられている。そのようなトーチは、酸素および水素が
直接的に混ざり合うように、それぞれの出口開口が互い
に近接して配置されている酸素供給部および水素供給部
を備えている。トーチに対する酸素と水素の供給が開始
されるとき、酸素/水素混合物が点火するように、出口
開口に熱が発生されるべきである。一旦、燃焼が開始す
ると、該トーチの外部加熱を要することなく、酸素およ
び水素の連続的な供給に起因して、それは維持される。
該トーチは、もともといわゆる内部トーチシステム(I
TS)であり、処理チャンバ内に配置されていた。しか
しながら、ITSは、水素/酸素の反応により形成され
る炎が、炉内の温度分布を乱すという欠点を有してい
る。その理由により、トーチは、現在、反応チャンバ内
の処理チャンバの外側に配置される、たとえば米国特許
第5,810,929号明細書にかかわるようないわゆ
る外部トーチシステム(OTS)である。しかしなが
ら、OTSは、やはりいくつかの欠点を有している。も
しも、水素供給部が大きすぎると、OTSの炎は、反応
チャンバのオーバヒートが生じる程大きくなる。さら
に、大きなガス流の場合、確実な燃焼に要求される充分
に高いトーチ温度を実現することは、もしも不可能でな
ければ、困難である。その場合、それ自体爆発性である
混合物が、燃焼せずに反応チャンバ内に蓄積される。と
くに実質的に大気の圧力が支配するウェハ処理炉内に爆
発の危険性が存在することが観測されている。この発明
に関連して、「実質的に大気(圧)の」とは、0.3〜
1.5バール、より詳細には、0.8〜1.1バール、
の範囲の圧力を意味すると理解されるべきである。した
がって、いまだ反応にいたっておらず、そして爆発性で
ある水素と酸素との混合物の蓄積の生成することの防止
のための広範囲の安全対策を必要とする。もしも、ガス
流がわずか過ぎるならば、炎は、トーチの先端にトーチ
の腐食の原因となるオーバヒートが生じるほど密にトー
チに接触するであろう。このことは、形成される水蒸気
の汚染を引き起こし、そしてそれは、酸化物層における
欠陥の形成にさらにいたる。
【0009】従来の技術においては、触媒の影響下で、
比較的低温において水素と水蒸気とを反応させることに
より水蒸気を形成することが提案されており、たとえば
オーミ(Ohmi)によるヨーロッパ特許第06717
61号明細書、およびティー・ナガハマ(T.Naga
hama)他によるアールティーピー(RTP)’9
8、1998年9月9〜11日、京都、日本、(議長/
編集者)ティー、ホリ(T.Hori),ビー、ロジェ
ク(B.Lojek),ワイ、タナベ(Y.Tanab
e)およびアール、ピー、エス、タクル(R.P.S.
Thakur)140〜143ページに参照される。こ
の方法の欠点は、触媒物質が金属を含んでいることであ
る。このことは、触媒物質がそこに形成される水蒸気と
ともに放出される危険を含んでいる。酸化されるべきシ
リコンウェハが触媒物質により汚染されることは、非常
に望ましくないことである。加えて、達するべき変換度
に関する情報は明確でない。上で引用したヨーロッパ特
許第0671761号明細書において、100%の変換
度が報告されており、そしてティー、ナガハマ(T.N
agahama)他は、99.5%の変換度を報告して
いる。水素の酸素との2H+0→2H0にしたが
った反応ののちに、ガス混合物内にある量の自由水素が
残存するように過剰水素が用いられる、すなわち酸素の
2倍よりも多い水素の応用のためには、ガス内の残留酸
素濃度は、非常に不都合であるかもしれない。
【0010】(発明の開示)発明の目的は、前述した欠
点なしに、半導体物質から製造されるウェハ上に酸化物
層を形成するための方法および装置を提供することにあ
る。この目的のために、発明は請求項1にしたがった方
法および請求項15にしたがった装置を提供する。
【0011】そのような方法および装置によれば、酸化
物層は、トーチを使用していないにもかかわらず、水蒸
気によって形成され得る。水蒸気の使用の結果として、
酸化物層の成長速度は、まさに大きい。発明による提案
においては、酸素と水素との混合に通常懸念される爆発
の危険は、酸素および水素の2つのうちの1つまたは両
方が最初に実質的に不活性ガスで希釈されたのちにのみ
互いに接触するようにすることにより、あるいは過剰の
酸素にわずかな量の水素のみを混合することにより、克
服される。結果として、酸素と水素とのあいだの自発的
な反応が生じることはないであろう。酸素および水素の
分子間の反応は、実質的に希釈された混合物に供給され
た熱の影響下においてのみ生じる。供給される熱の量を
制御することにより、反応速度が影響され得る。水素お
よび/または酸素の非常に低い濃度においては、発明に
よる方法におけるように、これらの物質のあいだの反応
は少なくとも700℃の温度においてのみ生じる。
【0012】この方法の付加的な利点は、水素と酸素と
のあいだの反応は、これらのガスを、その目的のため
に、形成されるべき酸化物層を汚染するかもしれない物
質、たとえば触媒物質、に接触させることなしに行なう
ことができることにある。したがって、反応は、不活性
環境内、たとえば石英壁で囲まれた反応空間または炉空
間それ自体、で行なわれ得る。
【0013】発明のさらなる詳細例によれば、第3のガ
ス混合物の加熱は、該第3のガス混合物を処理チャンバ
内に導入することにより行なわれる。
【0014】代替的なさらなる詳細例によれば、しかし
ながら、第3のガス混合物の加熱は、それを上昇された
温度が支配する反応チャンバ内に導入することにより行
なうこともでき、その結果、そこに形成される第3のガ
ス混合物を含む水蒸気が処理チャンバ内に導入される。
【0015】処理チャンバ内に水蒸気の均一な分布を得
るために、発明のさらなる詳細例によれば、第3のガス
混合物は、処理チャンバの最上部側から処理チャンバ内
に導入されることが望ましい。好ましくは、発明により
形成された第3のガスは、約0.01体積%から約6体
積%、より詳細には約0.1体積%から約4体積%の濃
度の水素を含む。発明により形成された第3のガスにお
ける酸素の濃度は、望ましくは、約0.01体積%から
約100体積%、より詳細には約0.1体積%から約1
00体積%とする。そのような濃度によれば、爆発の危
険は皆無となる。発明の付加的な利点は、いかなる危険
もなく酸素の2倍以上の水素を扱うことを可能とするこ
とであり、そのため、2H+0→2H0の反応に
よる水素の酸素との反応ののち、ある量の自由な水素が
依然として該ガス混合物に残存し、そしてそれは酸化物
の特性に付加されるかもしれない。
【0016】発明のさらなる詳細例においては、第3の
ガス混合物に自由な水素が残存する発明による方法は、
遷移金属の電極そしてより詳細にはタングステンの電極
を含むシリコンウェハに適用される。たとえばナイチン
シャー(Nitin Shah)およびラフル シャ
ランパニ(Rahul Sharangpani)によ
る「水素に富んだ水蒸気による選択的な酸化」(Sel
ective Oxidation by hydro
gen−rich steam)、ヨーロッパの半導体
(European Semiconductor)、
1999年11月、21〜22ページ参照、において、
水素に富んだ水蒸気において、タングステンがそうでな
いのに対して、シリコンを酸化させることが見い出され
る。このことは、ゲートスタックのエッチングののちに
有利に用いられる。酸化は、シリコンにおけるエッチン
グに起因する障害を除去するのに必要とされるが、それ
に対してゲートスタックに存在する金属は酸化されては
ならない。このことは、水素が過剰でかつ酸素が存在し
ない水蒸気中で酸化を実施することにより実現される。
これらの条件下において、Hによる金属の還元は、H
Oによる酸化に比べて熱力学的に優先されるが、それ
に対して、これらの条件下においてシリコンの酸化が生
じる。従来技術において、この選択的酸化は大気圧下に
おいて行なわれている。そこに含まれる問題は、前記刊
行物の22ページに記載されており、そして、とくに、
水素に富んだ混合物とともに操作したときの安全性、少
量の水蒸気の生成の制御、ガス混合物の均一性の適切な
保証なしに加熱ウェハ表面上でHおよびO混合物が
水素に富んだ水蒸気を形成すべく反応する、冷たい壁の
反応器における水蒸気のその場での生成の問題である。
これらの欠点のすべては、本発明の方法による選択的な
酸化を実行することにより除去される。経験によれば、
2体積%のHOおよび2体積%のHを含む混合物が
形成されるように窒素中における水素および酸素の濃度
が用いられたときに、シリコンが酸化されるのに対し
て、タングステンの酸化は効果的に防止される。そのた
めに、100nmのSiO、200nmのTiNおよ
び400nmのWが順次に施されたシリコンウェハが、
900℃の温度における炉内に、2体積%のHOを含
む窒素に35分間さらされる。3つの異なるガス混合物
が用いられ、炉処置ののちに計測される3つの異なる層
抵抗を結果として生じる。
【0017】 ガス混合物 抵 抗 a.N中に2体積%のHO+2体積%のH 0.205ohms/sq b.N中に2体積%のHO 0.258ohms/sq c.N中に2体積%のHO+2体積%のO 7.35 ohms/sq
【0018】ガス混合物aによる、過剰水素を用いる炉
処理は、タングステン層の金属的な外観が維持されるの
に対して、低い層抵抗を結果として生じる。ガス混合物
bによれば、タングステン層はわずかに酸化され、結果
として抵抗のわずかな増加およびタングステン表面の曇
りを生じる。ガス混合物cによる酸素の過剰によれば、
タングステン層は強く酸化され、そして抵抗の劇的な増
大、完全な褐色化およびタングステン層の部分的な剥離
を結果として生じる。いわゆるバッチ処理として実行さ
れる炉処置において、ベア(裸の)シリコンウェハは、
その上にタングステン層を有するウェハと同時にガスに
さらされる。異なるガス雰囲気により、ベアシリコンウ
ェハ上に形成されるSiO層の厚さは、aおよびbの
ガス雰囲気については約5nm、そしてcのガス雰囲気
については7.9nmである。このことは、本発明によ
る方法がこの用途に対して有効であることを明らかにし
ている。先に示したように、発明による方法を適用する
ことは、爆発に関する危険が含まれることがなく、そし
て該方法は、少量の水蒸気の制御された形成にとくに優
れて適する。
【0019】発明のさらに進んだ詳細例によれば、水素
は重水素同位体を含んでいる。水素中の重水素の濃度は
天然の水素中に含まれる重水素の濃度より明らかに高い
ものとする。
【0020】重水素の使用は、酸化物層の特性に有利で
あると認められており、たとえば米国特許第5,97
2,765号明細書を参照されたい。重水素同位体は、
非常に高価であるけれども、本発明の方法を通して、総
コストが依然として経済的な範囲を維持するように低濃
度の水素ガスを用いることができる。
【0021】発明のさらなる詳細例によれば、不活性ガ
スは、たとえば窒素または希ガスであってもよい。
【0022】発明のさらなる詳細例は、従属請求項に記
述され、かつ以下において、添付図面を参照して多くの
例示的な実施の形態に基づいて説明されるであろう。
【0023】(発明を実施するための最良の形態)ウェ
ハ処理炉のすべての模式的に示された例示的な実施の形
態は、少なくとも1つの処理チャンバ1を有しており、
それには、該処理チャンバ1の内部および壁部3を加熱
するための加熱手段2を設けている。該処理チャンバ1
は垂直方向に延在し、かつ舟形容器(ボート)4内に1
枚ずつ重ね合わせて積層された多数のウェハWが同時に
処理され得るような寸法を有している。該処理チャンバ
1は、ドア6により閉止可能とした、閉止可能な搬入お
よび搬出用開口5、が設けられた底端部を有している。
さらに、前記処理チャンバ1には、少なくとも1つのガ
ス供給部7および少なくとも1つのガス排出部8が設け
られている。該処理チャンバ内に配置された多数のウェ
ハW上への酸化物層の付与のあいだ、該処理チャンバ1
内においては、実質的に大気圧が支配的である。さら
に、図示された例示的な実施の形態は、すべて、前記少
なくとも一つのガス供給部7に流通(流体連結)された
ガス発生源およびパイプアセンブリ9を備えている。前
記ガス発生源およびパイプアセンブリ9によって、第3
のガス混合物が、水素を含む第1のガスおよび酸素を含
む第2のガスから作成され、前記第1のガスの水素濃度
および/または前記第2のガスの酸素濃度および/また
は前記第1および第2のガスの流速比は、前記第1およ
び第2のガスの混合のあいだ、それらにより形成される
第3のガス混合物の爆発が、わずかな濃度に起因して、
酸素と水素とのあいだの反応が自動的には増殖せず、不
可能であるようにしている。望ましくは、第3のガス混
合物は、不活性雰囲気中で作成され、かつ、必要なら
ば、さらに、形成される酸化物を汚染することが可能な
物質がガス混合物内に含まれないように移送される。
【0024】例示される各実施の形態は、ガス発生源お
よびパイプアセンブリ9の設計により互いに相違してい
る。
【0025】図1および図2において、ガス発生源およ
びパイプアセンブリ9は、前記処理チャンバ1のガス供
給部7に連結される下流端を有する主供給パイプ10を
備えている。フロー制御器12および停止バルブ13を
介して、不活性ガス発生源11が前記主パイプ10の上
流端に連結されている。フロー制御器16および停止バ
ルブ17を有する酸素供給パイプ15を介して、前記主
パイプの上流端と下流端とのあいだの前記主パイプ10
に酸素発生源14が連結されている。さらに、前記主パ
イプ10の上流端と下流端とのあいだに、フロー制御器
20および停止バルブ21を有する水素供給パイプ19
が開口している。該水素供給パイプ19の自由端には水
素発生源18が連結されている。酸素発生源14および
/または水素発生源18は大いに希釈された量の酸素ま
たは水素をもそれぞれ含み得ることが観測される。酸素
および/または水素は、たとえば窒素のような不活性ガ
スにより希釈され得る。
【0026】図3は、ガス発生源およびパイプアセンブ
リ9が、前記処理チャンバ1のガス供給部7に連結され
た下流端を有する主供給パイプ10を備えた例示的な実
施の形態を示している。主パイプ10の上流端には、酸
素混合物供給パイプ22および水素混合物供給パイプ2
3が連結されている。フロー制御器25および停止バル
ブ26を介して、不活性ガス発生源24が酸素混合物供
給パイプ22の上流端に連結されている。フロー制御器
27および停止バルブ28を介して、前記酸素混合物供
給パイプ22の上流端と前記主パイプ10の上流端との
あいだの前記酸素混合物供給パイプ22に酸素発生源2
9が連結されている。フロー制御器31および停止バル
ブ32を介して、前記水素混合物供給パイプ23の上流
端に不活性ガス発生源30が連結されている。フロー制
御器33および停止バルブ34を介して、前記水素混合
物供給パイプ23の上流端と前記主パイプ10の上流端
とのあいだの水素混合物供給パイプ23に水素発生源3
5が連結されている。
【0027】図4は、ガス発生源およびパイプアセンブ
リ9が、前記処理チャンバ1の第1のガス供給部7aに
連結された下流端を有する第1の主供給パイプ10a、
および前記処理チャンバ1の第2のガス供給部7bに連
結された下流端を有する第2の主供給パイプ10bを設
けた例示的な実施の形態を示している。前記第1の主パ
イプ10aの上流端には、酸素混合物供給パイプ36が
連結されている。前記第2の主パイプ10bの上流端に
は、水素混合物供給パイプ37が連結されている。さら
に、フロー制御器39および停止バルブ40を介して、
前記酸素混合物供給パイプ36の上流端に不活性ガス発
生源38が連結されている。フロー制御器41および停
止バルブ42を介して、前記酸素混合物供給パイプ36
の上流端と前記第1の主パイプ10aの上流端とのあい
だの前記酸素混合物供給パイプ36に酸素発生源43が
連結されている。フロー制御器45および停止バルブ4
6を介して、前記水素混合物供給パイプ37の上流端に
不活性ガス発生源44が連結されている。フロー制御器
47および停止バルブ48を介して、前記水素混合物供
給パイプ37の上流端と前記第2の主パイプ10bの上
流端とのあいだの前記水素混合物供給パイプ37に水素
発生源49が連結されている。
【0028】図5〜7は、反応チャンバ50が主パイプ
10内に組み込まれたことを条件とする、図1〜3にそ
れぞれ示されたのと類似したガス発生源およびパイプア
センブリを示している。該反応チャンバ50は、すでに
反応チャンバ50内において、該反応チャンバ50に供
給される第3のガス混合物が、第3のガス混合物を含む
水蒸気に少なくとも部分的に変換されるようにする加熱
手段51を備えている。望ましくは、該反応チャンバ5
0の壁部は、たとえば石英のように、形成される酸化物
層に汚染効果を有する能力がない物質により構成する。
【0029】図8は、本発明によるウェハ処理炉を意図
した処理チャンバ1の例示的実施の形態を示している。
処理チャンバ1は、典型的には石英により製造された処
理パイプ52を備えている。該処理パイプ52内には、
これも望ましくは石英により製造された舟形容器4が配
設される。舟形容器4内には、各ケースにおけるウェハ
Wが含まれ得る溝56が設けられる。処理パイプ52の
まわりに、加熱手段2が加熱スパイラル(らせん)の形
態で延在する。該加熱スパイラル2のまわりに、放熱を
最低限にする断熱シース(さや)55が延在する。前記
舟形容器4は、やはり断熱特性を有する石英により製造
されたサポート53上に載置されている。処理チャンバ
の頂部には、ガス供給部7が開口している。処理チャン
バの底部には、ガス排出部8が開口している。サポート
53は、上下動調整可能としてドア6上に載置し、それ
によって該舟形容器4は、処理パイプ52の外部に移動
され得る。ドア6は、石英部6aと金属部6bとから構
成されている。前記処理パイプ52は、金属フランジ5
4に連結されかつその上に載置されている。
【0030】実際には、前記ガス発生源およびパイプア
センブリは、すべてのタイプの付加的な構成、たとえ
ば、逆止バルブ、制限バルブ、マノメータ(液柱圧力
計)、圧力スイッチ、フロースイッチ、フィルタ、ニー
ドルバルブ、およびその他を備えていることがわかる。
明確にするために、これらの部品は、図示された例示的
な実施の形態には示されていない。しかしながら、その
ような部品が適する個所および目的は、熟達者には直接
的に明らかである。
【0031】図示されたすべての例示的な実施の形態の
動作は、本発明による方法に一致している。第1のケー
スにおいては、酸素は、水素に対し、一方または両方の
物質が、それらをたとえば窒素または希ガスのような不
活性ガスと混合することにより大いに希釈されるまでは
接触されない。第2のケースにおいては、水素の流速
は、酸素の流速に対して、爆発が不可能であるほど、小
さい。したがって、該方法の実施の形態においては、水
素および/または酸素の不活性ガスによる希釈を利用す
る必要はない。停止バルブ13、17、21、26、2
8、32、34、40、42、46および48は、たと
えば空気圧停止バルブとして設計してよい。並びにフロ
ー制御器12、16、20、25、27、31、33、
39、41、45および47によって、種々のガスの供
給時期および該ガスの流速は、混合のあいだ所望の濃度
を得るために正確に制御され得る。もしも、水素および
/または酸素が不活性ガスにより希釈されるならば、図
1〜7に示された水素および酸素の供給部を閉じる停止
バルブは、不活性ガス発生源を閉じる停止バルブが開く
まで、開いてはいけない。もしも、不活性ガスによる希
釈が用いられないならば、水素供給部を閉じる停止バル
ブは、酸素供給部を閉じる停止バルブが開くまで開いて
はいけない。
【0032】発明は、前述した例示的な実施の形態に限
定されるものではなく、発明の構成の範囲内で種々の変
更が可能であることは理解されるであろう。
【0033】したがって、トーチのないことおよび発明
において用いられる炎の出ない水素と酸素の反応に起因
して、圧力の変化がトーチがもはや適切に機能しないよ
うな大気圧から外れた圧力条件において、危険なしにこ
の反応を実行することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかわるウェハ処理炉の第1の例示的
な実施の形態の一部の模式的なフロー図を示している。
【図2】第2の例示的な実施の形態の図1に示されたも
のと類似した図を示している。
【図3】第3の例示的な実施の形態の図1に示されたも
のと類似した図を示している。
【図4】第4の例示的な実施の形態の図1に示されたも
のと類似した図を示している。
【図5】第5の例示的な実施の形態の図1に示されたも
のと類似した図を示している。
【図6】第6の例示的な実施の形態の図1に示されたも
のと類似した図を示している。
【図7】第7の例示的な実施の形態の図1に示されたも
のと類似した図を示している。
【図8】ウェハ処理炉の処理チャンバの断面図である。
フロントページの続き (72)発明者 フェルモーレン,ウィルレム ヤフ コー ネリス オランダ国 3708 ジー イー ツァイス ト オランジェ ナソーラーン66 (72)発明者 ボーレンズ,ヤコブス ヨハネス オランダ国 3723 ダブリュ エヌ ビル ソーフェン ヒューゴ ファン ダー ゴ ースラーン55 (72)発明者 フィリップセン,ベント ベルギー国 B−3000 ルーベン フィリ ップスラーン 99/1 (72)発明者 オスターラーケン,セオドラス ジェラル ダス マリア オランダ国 3421 ジー ティー オード ワテール メーント4

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体の材料から製造される多数のウェ
    ハ上に、水蒸気を用いて、酸化層を形成するために、多
    数のウェハが積層配置され、実質的に大気圧が支配し、
    かつ前記ウェハが、少なくとも炉壁の加熱によって加熱
    されて、しばらくのあいだその温度に保持される垂直処
    理チャンバ内に導入される方法であって、水蒸気を形成
    するために、水素を含む第1のガスが、酸素を含む第2
    のガスと混合され、前記第1のガスにおける水素濃度お
    よび/または前記第2のガスにおける酸素濃度および/
    または前記第1および第2のガスの流速の比率が、前記
    第1および第2のガスの混合のあいだに、酸素と水素と
    のあいだの反応が、低濃度であるために自動的に増殖せ
    ず、それらから形成される第3のガス混合物の爆発が回
    避されると同時に、水蒸気が触媒の使用なしに形成され
    るようにすることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記第1のガスが前記第2のガスと混合
    されたのちまたはそのあいだに、それらにより形成され
    る第3のガス混合物が、水蒸気を形成する前記水素と酸
    素とのあいだに漸進的な反応をもたらすために加熱され
    る請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記第3のガス混合物の加熱が、該第3
    のガス混合物を前記処理チャンバ内に導入することによ
    り行なわれる請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記第3のガス混合物の加熱が、それ
    を、増大された温度が支配的である反応チャンバ内に導
    入することにより行なわれ、その結果、そこで形成され
    た水蒸気を含む第3のガス混合物が、前記処理チャンバ
    内に導入される請求項2記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記処理チャンバ内への前記第3のガス
    混合物の導入が、該処理チャンバの上側から行なわれる
    請求項3または4記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記第3のガスが、約0.01体積%か
    ら約6体積%、より詳細には、約0.1体積%から約4
    体積%の濃度の水素を含む請求項1、2、3、4または
    5記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記第1のガスストリームにより単位時
    間当りに供給される水素の量が、前記第2のガスストリ
    ームにより単位時間当りに供給される酸素の量の2倍よ
    り大きい請求項1、2、3、4、5または6記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 半導体の材料により製造されるウェハ上
    に、遷移金属を含む電極が配置されている請求項7記載
    の方法。
  9. 【請求項9】 前記遷移金属が、タングステンを含む請
    求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記第3のガスが、約0.01体積%
    から約100体積%、より詳細には、約0.1体積%か
    ら約100体積%の濃度の酸素を含む請求項1、2、
    3、4、5、6、7、8または9記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記第1および/または第2のガス
    が、それぞれ水素および/または酸素に加えて不活性ガ
    スを含む請求項記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記不活性ガスが、窒素である請求項
    11記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記不活性ガスが、希ガスである請求
    項11記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記水素ガスが、重水素同位元素を、
    前記同位元素が天然に存在する濃度よりも相当に高い濃
    度で含む請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、
    10、11、12または13記載の方法。
  15. 【請求項15】 処理チャンバの内部および壁部を加熱
    するための加熱手段を備えた少なくとも1つの処理チャ
    ンバを有し、該処理チャンバが、垂直方向に延び、かつ
    多数のウェハを舟形容器内に積層配置され、そこで同時
    に処理し得るような寸法を有し、該処理チャンバが、閉
    じることが可能な搬入および搬出用開口がそこに設けら
    れた底端を有し、該処理チャンバが、少なくとも1つの
    ガス供給部および少なくとも1つのガス排出部を備え
    て、該処理チャンバ内に配置された多数のウェハ上に酸
    化層を付与しているあいだ、該処理チャンバ内を実質的
    に大気圧が支配するようにするウェハ処理炉であって、
    ガス発生源およびパイプアセンブリにより、第3のガス
    混合物が、水素を含む第1のガスおよび酸素を含む第2
    のガスから作り出され、前記第1のガスにおける水素の
    濃度および/または前記第2のガスにおける酸素の濃度
    および/または第1と第2のガスの流速の比率が、前記
    第1および前記第2のガスの混合のあいだに、酸素と水
    素とのあいだの反応が、低濃度に起因して、自動的に増
    殖せず、それらから形成される第3のガス混合物の爆発
    が不可能とされ、当該ウェハ処理炉が前記水素および前
    記酸素からの水蒸気の形成を促進するための触媒を含ま
    ないようにされてなるウェハ処理炉。
  16. 【請求項16】 前記ガス発生源およびパイプアセンブ
    リが、前記処理チャンバのガス供給部に連結されたその
    下流端を有する主供給パイプを具備し、フロー制御器お
    よび停止バルブを介して、不活性ガス発生源が前記主パ
    イプの上流端に連結され、フロー制御器および停止バル
    ブを有する酸素供給パイプを介して、酸素発生源が、前
    記主パイプの前記上流と下流端とのあいだの前記主パイ
    プに連結され、フロー制御器および停止バルブを有する
    水素供給パイプを介して、水素発生源が、前記主パイプ
    の前記上流と下流端とのあいだの前記主パイプに連結さ
    れている請求項15記載のウェハ処理炉。
  17. 【請求項17】 前記ガス発生源およびパイプアセンブ
    リが、前記処理チャンバのガス供給部に連結された下流
    端を有する主供給パイプを具備し、前記主パイプの上流
    端へ、酸素混合物供給パイプおよび水素混合物供給パイ
    プが連結され、フロー制御器および停止バルブを介し
    て、不活性ガス発生源が前記酸素混合物供給パイプの上
    流端に連結され、フロー制御器および停止バルブを介し
    て、前記酸素混合物供給パイプの上流端と前記主パイプ
    の前記上流端とのあいだの酸素発生源が、前記酸素混合
    物供給パイプに連結され、フロー制御器および停止バル
    ブを介して、不活性ガス発生源が前記水素混合物供給パ
    イプの上流端に連結され、フロー制御器および停止バル
    ブを介して、前記水素混合物供給パイプの上流端と前記
    主パイプの前記上流端とのあいだの水素発生源が、前記
    水素混合物供給パイプに連結されている請求項15記載
    のウェハ処理炉。
  18. 【請求項18】 前記ガス発生源およびパイプアセンブ
    リが、前記処理チャンバのガス供給部に連結されたその
    下流端を有する主パイプを具備し、フロー制御器および
    停止バルブを介して、水素発生源が、不活性ガスに希釈
    された低濃度水素が蓄えられている前記主パイプに連結
    されている請求項15記載のウェハ処理炉。
  19. 【請求項19】 前記ガス発生源およびパイプアセンブ
    リが、前記処理チャンバのガス供給部に連結されたその
    下流端を有する主パイプを具備し、フロー制御器および
    停止バルブを介して、酸素発生源が、不活性ガスに希釈
    された低濃度酸素が蓄えられている前記主パイプに連結
    されている請求項15または18記載のウェハ処理炉。
  20. 【請求項20】 前記ガス発生源およびパイプアセンブ
    リには、前記処理チャンバの第1のガス供給部に連結さ
    れたその下流端を有する第1の主供給パイプ、および前
    記処理チャンバの第2のガス供給部に連結された下流端
    を有する第2の主供給パイプが設けられ、酸素混合物供
    給パイプが、前記第1の主パイプの上流端に連結され、
    水素混合物供給パイプが、前記第2の主パイプの上流端
    に連結され、フロー制御器および停止バルブを介して、
    不活性ガス発生源が、前記酸素混合物供給パイプの上流
    端に連結され、フロー制御器および停止バルブを介し
    て、前記酸素混合物供給パイプの上流端と前記第1の主
    パイプの上流端とのあいだの酸素発生源が、前記酸素混
    合物供給パイプに連結され、フロー制御器および停止バ
    ルブを介して、不活性ガス発生源が、水素混合物供給パ
    イプの上流端に連結され、フロー制御器および停止バル
    ブを介して、水素混合物供給パイプの上流端と前記第2
    の主パイプの上流端とのあいだの水素発生源が、前記水
    素混合物供給パイプに連結される請求項15記載のウェ
    ハ処理炉。
  21. 【請求項21】 単一の主パイプが、処理チャンバのガ
    ス供給部に連結されたその下流端を有し、前記主パイプ
    内に、反応チャンバが合体され、前記反応チャンバが、
    すでに該反応チャンバ内に、前記反応チャンバに供給さ
    れる第3のガス混合物が、第3のガス混合物を含む水蒸
    気に、少なくとも部分的に変換されるように加熱手段を
    有する請求項15、16、17、18または19項記載
    のウェハ処理炉。
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