JP2001222181A - 画像形成装置の定着装置 - Google Patents

画像形成装置の定着装置

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JP2001222181A
JP2001222181A JP2000034294A JP2000034294A JP2001222181A JP 2001222181 A JP2001222181 A JP 2001222181A JP 2000034294 A JP2000034294 A JP 2000034294A JP 2000034294 A JP2000034294 A JP 2000034294A JP 2001222181 A JP2001222181 A JP 2001222181A
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cleaning
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Takatoshi Nishimura
隆俊 西村
Yoshimasa Okura
義正 大倉
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Kyocera Mita Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】紙詰まり処理のあと熱ローラや圧ローラが汚れ
てしまい、以後の画像に不具合が発生していた。 【解決手段】画像形成装置の定着装置において、排出カ
バーの開閉に連動して熱ローラまたは圧ローラに当接す
るクリーニング部材の当接状態を切り替える手段を設
け、通常の用紙搬送時と紙詰まり処理時には最適なクリ
ーニング状態にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、レーザプ
リンタ、ファクシミリなどに係り、特に電子写真方式の
技術を用いた画像形成装置の定着装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を図1に基づき説明する。こ
の定着装置は、上流側に定着前ガイド11と、内部にヒ
ータ121を有する熱ローラ12と、圧ローラ13と、
軸方向に複数個設けられた用紙剥離用の爪部材14と、
定着後上ガイド15と、定着後下ガイド16とで構成さ
れ、さらにその下流側に排出ローラ(21,22)と、
排出口23と、支軸24などから構成される排出部2が
設けられている。
【0003】次に前記従来技術の定着装置の基本的な動
きを説明する。用紙の図中上面に未定着トナーを転写さ
れた用紙が上流側から搬送されてきて、前記定着前ガイ
ド11を経て、対向する前記熱ローラ12と前記圧ロー
ラ13が挟持、加熱することにより定着する。続いて前
記定着後下ガイド16にガイドされて前記排出部2の排
出ローラ対(21,22)により前記排出口23から装
置外部に排出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の定着装
置1に紙詰まりが発生した場合、または他の箇所で紙詰
まりが発生して機械が停止することにより当該定着装置
1内に用紙が残った場合の用紙の除去の手順を図2に基
づき説明する。まず一般的に前記排出ローラ対(22,
23)は定着装置から駆動をとっているので、定着装置
を画像形成装置本体から引き抜く場合には排出カバー2
を開ける。これは支軸24を軸にして回動可能に、かつ
取っ手とフックが一体になったフック部25でロックさ
れた状態で画像形成装置に取り付けられており、取っ手
を持ってこのロックを解除すれば当該排出カバー2は開
く。その後対向する前記熱ローラ12と前記圧ローラ1
3に挟持された用紙の先端を引っ張りだす方法がある。
この場合は用紙の引き出される方向が通常搬送方向と同
じなので対向する前記熱ローラ12と前記圧ローラ13
の回転方向は通常の回転方向と同じである。そのため用
紙の上面の未定着トナーが前記熱ローラ12に大量に付
着することになり、さらに用紙を取り除いたあとにはこ
の未定着トナーは前記圧ローラ13にも付着して汚れて
しまう。
【0005】またもう一つの用紙の除去手順は、用紙搬
送方向の上流側から引き出す方法である。この場合は対
向する前記熱ローラ12と前記圧ローラ13の回転方向
は通常の回転方向と逆方向に回転するため、前記熱ロー
ラクリーニング部材17や前記圧ローラクリーニング部
材18が回収した汚れを再び対向する前記熱ローラ12
と前記圧ローラ13にもどしてしまう。また一般的的に
は前記熱ローラ12と前記圧ローラ13のうちどちらか
一方には手動で回転させるためのつまみ(図示していな
い)がついており、これをユーザーがいろいろな方向に
回転させると上記両方の原因で前記熱ローラ12と前記
圧ローラ13は汚れてしまう。これらが起因して以後の
用紙の裏汚れや、オフセットなどの不具合が発生してい
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本件の発明の目的
は、画像形成装置の定着装置において、2つの対向する
ローラと、前記ローラのうち一方に当接するクリーニン
グ部材と、前記クリーニング部材を第1の状態または第
2の状態で当接させる付勢機構と、通常の通紙時には第
1の状態に、紙詰まり処理時には第2の状態に前記付勢
機構の状態を切り替える切替手段とで構成され、前記切
替手段は紙詰まり処理の動作に連動して状態が切り替わ
ることを特徴とする画像形成装置の定着装置を提供する
ことにある。
【0007】
【作用】通常のクリーニングの状態と、紙詰まり処理の
クリーニングの状態を例えば排出カバーの開閉動作に連
動して切り替えることにより、常にローラを最適に清掃
できる。
【0008】
【実施例】本発明を採用する定着装置の第1の実施例を
図3に基づいて説明する。同図面において定着装置1
は、定着前ガイド11と、内部にヒータ121を有する
熱ローラ12と、圧ローラ13と、用紙剥離用の爪部材
14と、定着後上ガイド15と、定着後下ガイド16
と、熱ローラクリーニング部材17と、第1の圧ローラ
クリーニング機構4とで構成されている。当該定着装置
の下流側には排出カバー2がある。
【0009】詳しくは、前記熱ローラ12は熱伝導性の
よいアルミ等にフッ素コートを施したものを用い、内部
にヒータ121を内蔵することにより定着に必要な所定
の温度に制御されている。当該熱ローラ12の駆動は前
記圧ローラ12からの接触従動でもよいが、スリップの
懸念を排除するためにもお互いハスバ歯車などでかみあ
い従動することが好ましい。
【0010】前記圧ローラ13は、前記熱ローラ11に
対向、接触し、駆動手段(図示していない)により駆動
されている。この圧ローラ13は、基材が熱伝導性の良
いアルミのローラからなり、定着のニップ幅を確保する
ために周辺を弾性層で覆われており、この弾性層は耐熱
性のゴムなら何でもよいが、シリコンゴムなどが適して
いる。さらに外周表面にはPTFEなどのフッ素系樹脂
の離型層をもつもほうが適当である。尚図示していない
付勢機構により前記熱ローラ12と前記圧ローラ13は
適度な圧力で圧接されている。
【0011】前記爪部材14は、耐熱性、耐摩耗性を考
慮して熱可塑性樹脂、特にポリイミドを使っている。
【0012】前記熱ローラクリーニング部材17は、基
材がアルミローラからなりその周囲をフェルトで覆われ
たものを用い、このフェルトにはシリコンオイルが浸み
込ませてある。このタイプのクリーニング部材は耐久性
がなくたびたびユーザーによる交換が必要なので、高速
機であればウェブを用いたクリーニング部材を採用した
方が良い。
【0013】前記排出カバー2は、排出ローラ対(2
1,22)と、排出口23と,支軸24と、フック部2
5などから構成されている。当該排出カバー2は前記支
軸24を支点として回動可能で、かつ取っ手とフックが
一体になったフック部25でロックされた状態で画像形
成装置に取り付けられており、取っ手を持ってこのロッ
クを解除すれば当該排出カバー2は開く。当該排出ロー
ラ対(21,22)の駆動は前記定着装置1の駆動から
ギヤを介して取っており、カバーを閉じた状態で定着装
置の駆動に従動している。本第1の実施例と、後で記述
する第2の実施例および第3の実施例では請求項に記載
の切替手段は当該排出カバー2の開閉と連動しているた
めこれに必要な第1の継手26がある。
【0014】次に当該第1の実施例の特徴となる圧ロー
ラクリーニング部材の第1の当接機構4を説明する。当
該第1の当接機構4はヒンジ部261、第2の継手4
1、第1のクリーニングローラ42と、第2のクリーニ
ングローラ43と、当該2つのクリーニングローラ(4
2,43)に掛け渡されたクリーニングベルト44と、
当該2つのクリーニングローラ(42,43)の軸間距
離を維持しつつ当該2つのクリーニングローラ(42,
43)の軸に回動可能に取り付けられた第1のステー4
5とで構成されている。
【0015】詳しくは、前記第1のクリーニングローラ
42はアルミや樹脂などのローラであり、前記圧ローラ
13に前記クリーニングベルト44を介して当接するこ
とにより従動する。前記クリーニングベルト44は内面
をゴム、または布などで、その周辺をシリコンオイルを
浸み込ませたフェルトで覆っている。前記第2のクリー
ニングローラ43はアルミや樹脂などのローラであり、
前記圧ローラ13に従動する前記クリーニングベルト4
4に従動することにより回転している。
【0016】当該第1の実施例の機構の動きを説明す
る。前記第2の継手41は前記第1の継手261に対し
て前記ヒンジ部261を軸に回動自在に取り付けてあ
り、他端は前記第2のクリーニングローラ43の軸に対
して回動自在に取り付けてある。通常の前記排出カバー
2が閉の状態においては図3の(A)にあるように前記
第1のクリーニングローラ42は前記圧ローラ13に対
して前記クリーニングベルト44を介して当接し、前記
第2のクリーニングローラ43が当接していない第1の
状態を取っている。ここで紙詰まり処理などのときに必
然的に前記排出カバー2を開けるとこれに連動して、図
3の(B)にあるように前記排出カバー2が図中反時計
回りに回動することにより前記第1の継手26の前記ヒ
ンジ部261が図中右方向に移動し、前記第1のステー
45により当該2つのクリーニングローラ(42,4
3)の軸間距離は維持されているので前記第2の継手4
1が前記第2のクリーニングローラ43を前記クリーニ
ングベルト44を介して前記圧ローラ13に当接させる
ように作用する。所定の位置まで前記排出カバーが開く
と前記第2のクリーニングローラ43は前記クリーニン
グベルト44を介して当接する第2の状態をとるので、
前記クリーニングベルト44が前記2つのクリーニング
ローラ(42,43)の間に渡って当接し非常に高いク
リーニング性能が得られる。つまり前記第1の状態では
前記第1のクリーニングローラ42のみが作る小さいニ
ップにより前記圧ローラ13をクリーニングするので耐
久性に優れるクリーニングを行える。また前記第2の状
態においては前記クリーニングベルト44と前記圧ロー
ラ13の接触面積が広いので高いクリーニング性能が得
られる。
【0017】第2の実施例を図4に基づき説明する。主
要な構成は第1の実施例と同じなので説明は省略する。
【0018】当該第2の実施例の特徴となる圧ローラク
リーニング部材の第2の当接機構5を説明する。当該第
2の当接機構5はヒンジ部261、第3の継手51、第
3のクリーニングローラ52と、第4のクリーニングロ
ーラ53と、当該2つのクリーニングローラ(52,5
3)の軸間距離を維持しつつ当該2つのクリーニングロ
ーラ(52,53)の軸に回動可能に取り付けられた第
2のステー54とで構成されている。
【0019】詳しくは、前記第3のクリーニングローラ
52および前記第4のクリーニングローラ53はアルミ
や樹脂などのローラであり、その周辺をシリコンオイル
を浸み込ませたフェルトで覆っている。当該2つのクリ
ーニングローラ(52,53)はそれぞれ前記圧ローラ
13に当接することにより従動する。
【0020】当該第2の実施例の機構の動きを説明す
る。前記第3の継手51は前記第1の継手261に対し
て前記ヒンジ部261を軸に回動自在に取り付けてあ
り、他端は前記第4のクリーニングローラ53の軸に対
して回動自在に取り付けてある。通常の前記排出カバー
2が閉の状態においては図4の(A)にあるように前記
第3のクリーニングローラ52は前記圧ローラ13に当
接し、前記第4のクリーニングローラ53が当接してい
ない第1の状態を取っている。ここで紙詰まり処理など
のときに必然的に前記排出カバー2を開けるとこれに連
動して、図4の(B)にあるように前記排出カバー2が
図中反時計回りに回動することにより前記第1の継手2
6の前記ヒンジ部261が図中右方向に移動し、前記第
2のステー54により当該2つのクリーニングローラ
(52,53)の軸間距離は維持されているので前記第
3の継手51が前記第4のクリーニングローラ53を前
記圧ローラ13に当接させるように作用する。所定の位
置まで前記排出カバーが開くと前記第4のクリーニング
ローラ53は前記圧ローラ13に当接する第2の状態を
とるので、前記2つのクリーニングローラ(52,5
3)が当接し非常に高いクリーニング性能が得られる。
つまり前記第1の状態では前記第3のクリーニングロー
ラ52のみが作る小さいニップにより前記圧ローラ13
をクリーニングするので耐久性に優れるクリーニングを
行える。また前記2つのクリーニングローラ(52,5
3)が当接する前記第2の状態においては2つのクリー
ニングローラが作用するので高いクリーニング性能が得
られる。
【0021】第3の実施例を図5に基づき説明する。主
要な構成は第1の実施例および第2の実施例と同じなの
で説明は省略する。
【0022】当該第3の実施例の特徴となる圧ローラク
リーニング部材の第3の当接機構6を説明する。当該第
3の当接機構6はヒンジ部261、第4の継手61、第
3のステー63と、スライダ台64と、第5のクリーニ
ングローラ65と、第6のクリーニングローラ66とで
構成されている。、
【0023】詳しくは、前記第5のクリーニングローラ
65および第6のクリーニングローラ66はアルミや樹
脂などのローラであり、その周辺をシリコンオイルを浸
み込ませたフェルトで覆っている。また前記第5のクリ
ーニングローラ65は耐久性に主眼をおいてせってされ
たものを用い、前記第6のクリーニングローラ66は直
径を大きくとったり、フェルト層を厚くするなどしてク
リーニング性能を主眼においた設定が好ましい。当該2
つのクリーニングローラ(65,66)はそれぞれ前記
圧ローラ13に当接することにより従動する。
【0024】当該第3の実施例の機構の動きを説明す
る。前記第4の継手61は前記第1の継手261に対し
て前記ヒンジ部261を軸に回動自在に取り付けてあ
り、他端は前記第3のステー63と取り付け部62の軸
に対して回動自在に取り付けてある。通常の前記排出カ
バー2が閉の状態においては図5の(A)にあるように
前記第5のクリーニングローラ65は前記圧ローラ13
に当接し、前記第6のクリーニングローラ66が当接し
ていない第1の状態を取っている。ここで紙詰まり処理
などのときに必然的に前記排出カバー2を開けるとこれ
に連動して、図5の(B)にあるように前記排出カバー
2が図中反時計回りに回動することにより前記第1の継
手26の前記ヒンジ部261が図中右方向に移動し、前
記第3のステー63は前記スライダ台63の上で図中左
右方向にスライド自在なので前記第4の継手61が前記
第5のクリーニングローラ65を前記圧ローラ13への
当接を解除するように作用し、同時に前記第6のクリー
ニングローラ66を前記圧ローラ13に当接させるよう
に作用する。所定の位置まで前記排出カバーが開くと通
常の印刷時の耐久性を主眼に設定された前記第5のクリ
ーニングローラ65の前記圧ローラ13への当接が解除
され、クリーニング性能を主眼に置いて設定された前記
第6のクリーニングローラ66が前記圧ローラ13に当
接する第2の状態をとるので、非常に高いクリーニング
性能が得られる。つまり前記第1の状態では耐久性の良
いクリーニングローラが前記圧ローラ13をクリーニン
グし、また前記第2の状態においてはクリーニング性能
の良い前記第6のクリーニングローラ66が当接する。
【0025】上記第1の実施例〜第3の実施例の前記定
着装置1に紙詰まりが発生した場合、または他の箇所で
紙詰まりが発生して機械が停止することにより当該定着
装置1内に用紙が残った場合の用紙の除去の手順を図3
(b)、図4(b)、図5(b)に基づき説明する。ま
ず一般的に前記排出ローラ対(22,23)は定着装置
から駆動をとっているので、定着装置を画像形成装置本
体から引き抜く場合には排出カバー2を開ける。これは
前記支軸24を軸にして回動可能に、かつ取っ手とフッ
クが一体になった前記フック部25でロックされた状態
で画像形成装置に取り付けられており、取っ手を持って
このロックを解除すれば当該排出カバー2は開く。その
後対向する前記熱ローラ12と前記圧ローラ13に挟持
された用紙の先端を引っ張りだす方法がある。この場合
は用紙の引き出される方向が通常搬送方向と同じなので
対向する前記熱ローラ12と前記圧ローラ13の回転方
向は通常の回転方向と同じである。そのため用紙の上面
の未定着トナーが前記熱ローラ12に大量に付着するこ
とになるが、このときはいずれの実施例においても前記
排出カバー2が開くことに連動して当該定着装置2はク
リーニング性能の良い状態になっているので用紙を取り
除く動作で前記ローラ対(12、13)が連れ周りによ
り回転してクリーニングされ、未定着トナーは前記圧ロ
ーラ13にも付着していても取り除かれるので汚れてい
ない。
【0026】またもう一つの用紙の除去手順は、用紙搬
送方向の上流側から引き出す方法である。この場合は対
向する前記熱ローラ12と前記圧ローラ13の回転方向
は通常の回転方向と逆方向に回転するため、前記熱ロー
ラクリーニング部材17や前記圧ローラクリーニング部
材18が回収した汚れを再び対向する前記熱ローラ12
と前記圧ローラ13にもどしてしまう。また一般的的に
は前記熱ローラ12と前記圧ローラ13のうちどちらか
一方には手動で回転させるためのつまみ(図示していな
い)がついており、これをユーザーがいろいろな方向に
回転させると上記両方の原因で前記熱ローラ12と前記
圧ローラ13は汚れてしまう。このときもいずれの実施
例においても前記排出カバー2が開くことに連動して当
該定着装置2はクリーニング性能の良い状態になってい
るので前記ローラ対(12、13)が回転してクリーニ
ングされ、前記汚れは前記圧ローラ13にも付着してい
ても取り除かれるので汚れていない。
【0027】
【発明の効果】本発明を用いれば、耐久性の高いローラ
のクリーニング状態と、クリーニング性能の優れるロー
ラのクリーニング状態を排出カバーの開閉動作と連動し
て切り替わるので、耐久性が優れかつ紙詰まり処理の直
後でも良好画像の得られる画像形成装置となる。
【0028】上記第1の実施例〜第3の実施例では、圧
ローラのクリーニング部材の当接機構について説明した
が、上記技術を熱ローラに適用しても良いし、また熱ロ
ーラと圧ローラの両方に適用してもよく、さらには定着
ベルトやその他の定着手段に適用しても同様の効果が得
られることが予想できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術の定着装置の概略図である。
【図2】従来技術の定着装置において紙詰まりが発生し
たときの処理を表した説明図である。
【図3】本件発明の第1の実施例のを採用する定着装置
の概略図、兼紙詰まりが発生したときの処理を表した概
略図である。
【図4】本件発明の第2の実施例のを採用する定着装置
の概略図、兼紙詰まりが発生したときの処理を表した概
略図である。
【図5】本件発明の第3の実施例のを採用する定着装置
の概略図、兼紙詰まりが発生したときの処理を表した概
略図である。
【符号の説明】
1;定着装置 12;熱ローラ 13;圧ローラ 17;熱ローラクリーニング部材 2;排出カバー 4;クリーニング部材の当接機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成装置の定着装置において、2つの
    対向するローラと、前記ローラのうち一方に当接するク
    リーニング部材と、当該クリーニング部材を第1の状態
    または第2の状態で当接させる付勢機構と、通常の通紙
    時には第1の状態に、紙詰まり処理時には第2の状態に
    前記付勢機構の状態を切り替える切替手段とで構成され
    ることを特徴とする画像形成装置の定着装置。
JP2000034294A 2000-02-07 2000-02-07 画像形成装置の定着装置 Pending JP2001222181A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006099003A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Seiko Epson Corp 画像形成装置、及び、画像形成システム
JP2006243067A (ja) * 2005-02-28 2006-09-14 Brother Ind Ltd 定着装置及び画像形成装置

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