JP2000194216A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JP2000194216A
JP2000194216A JP10372671A JP37267198A JP2000194216A JP 2000194216 A JP2000194216 A JP 2000194216A JP 10372671 A JP10372671 A JP 10372671A JP 37267198 A JP37267198 A JP 37267198A JP 2000194216 A JP2000194216 A JP 2000194216A
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Japan
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fixing
roller
pressure roller
fixing roller
fixing device
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JP10372671A
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English (en)
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Kenji Nagata
健二 永田
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Copyer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】定着ローラ及び/又は加圧ローラの局所的な摩
耗を防止すると共に、これら定着ローラや加圧ローラに
接触している部品・部材の汚れを低減した定着装置を提
供する。 【解決手段】定着ローラ44と加圧ローラ46を回転自
在に支持している前後側板69がこれらローラ44,4
6の長手方向に往復動するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トナーなどの現像
剤を用いて記録媒体に画像を形成する電子写真複写機や
電子写真プリンタなどの画像形成装置における、記録媒
体に転写されたトナー像を定着する定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から電子写真方式を利用した画像形
成装置が広く使用されている。この電子写真方式の画像
形成装置を、図10を参照して説明する。
【0003】図10は、電子写真方式を利用した従来の
画像形成装置の概略構成を示す模式図である。
【0004】画像形成装置10は、モータ(図示せず)
によって矢印A方向に回転される感光ドラム12を備え
ている。この感光ドラム12に対向して一次帯電器14
が配置されており、この一次帯電器14によるコロナ放
電によって感光ドラム12が一様に帯電される。一様に
帯電された感光ドラム12に、原稿(図示せず)に記載
された画像の情報を担持する光(原稿反射光)16が照
射されて静電潜像が形成される。
【0005】感光ドラム12が原稿反射光16に照射さ
れる位置よりも感光ドラム12の回転方向下流側には、
静電潜像を現像する現像器18が配置されている。現像
器18は、モータ(図示せず)によって矢印B方向に回
転する現像スリーブ18aを有しており、この現像スリ
ーブ18aから感光ドラム12にトナー(現像剤)が供
給される。感光ドラム12に形成された静電潜像が現像
スリーブ18aに対向する位置にくると、この静電潜像
に現像スリーブ18aからトナーが供給され、感光ドラ
ム12にトナー像(現像像)が形成される。
【0006】感光ドラム12に形成されたトナー像の移
動速度に同期するタイミングでレジストローラ20,2
0’が矢印C,C’方向に回転し、これにより、記録紙
などの記録媒体(図示せず)が転写領域22に向けて搬
送される。レジストローラ20,20’を通過した記録
媒体は、転写上ガイド板24と転写下ガイド板26との
間を通過して転写領域22に到達する。転写領域22で
は、転写帯電器28によって感光ドラム12上のトナー
像が記録媒体に転写される。その後、分離帯電器30に
よって記録媒体が感光ドラム12から分離される。
【0007】転写領域22よりも感光ドラム12の回転
方向下流側には、ブレード32を備えたクリーナ装置3
4が配置されている。このブレード32によって、転写
後に感光ドラム12に残留したトナーが掻き落とされ
る。
【0008】クリーナ装置34よりも感光ドラム12の
回転方向下流側にはイレーサ36が配置されており、こ
のイレーサ36によって感光ドラム12上の残電位が除
電される。一方、トナー像が転写された記録媒体は、記
録媒体を矢印D方向に搬送する搬送部38によって定着
装置40に搬送される。この定着装置40によって記録
媒体にトナー像が定着され、その後、記録媒体が機外に
排出され、複写の1サイクルが終了する。
【0009】図11と図12を参照して定着装置40を
説明する。
【0010】図11は、定着装置40の概略構成を示す
模式図である。図12は、図11の定着装置を正面から
視た模式図である。
【0011】定着装置40は、トナー像を記録媒体に永
久可視像化するためのものである。搬送部38(図10
参照)によって矢印D方向に搬送された記録媒体は定着
入口ガイド42に案内されて、定着ローラ44と加圧ロ
ーラ46の間のニップ部48に進入する。
【0012】定着ローラ44は記録媒体を定着温度に加
熱するためのものである。定着ローラ44の外周面(表
面)にはサーミスタ50が接触しており、このサーミス
タ50によって定着ローラ44の外周面の温度が測定さ
れるようになっている。また、定着ローラ44にはハロ
ゲンヒータなどの発熱体(図示せず)が内蔵されてい
る。サーミスタ50で測定された外周面温度に基づいて
ハロゲンヒータが制御され、この外周面温度が所定の定
着温度に保持される。定着ローラ44としては、例えば
銅製やアルミニウム製のパイプ状部材からなるに芯金の
外周面に、離形性の良いフッ素樹脂を被覆したものが一
般的に用いられる。定着ローラ44は駆動源(図示せ
ず)によって矢印E方向に回転させられる。なお、定着
ローラ44の外周面には、バイメタル素子を利用したサ
ーモスイッチ52が配置されている。このサーモスイッ
チ52は、定着ローラ44の表面温度が所定温度以上に
なったときに、内蔵された発熱体への通電を遮断する安
全装置として機能する。
【0013】加圧ローラ46は、記録媒体を定着ローラ
44に所定圧力で押し付けるためのものである。加圧ロ
ーラ46としては、例えば金属製の芯金の外周面に、例
えばシリコンゴムやフッ素ゴム等の弾性体を所定の厚み
被覆したものが一般的に用いられる。また、必要に応じ
て表層にフッ素樹脂をコーティングする。この加圧ロー
ラ46を定着ローラ44に所定圧力で押し付け、これに
より、記録媒体にトナー像を定着させるための荷重を付
与する。
【0014】記録媒体がニップ部48に進入すると、記
録媒体上のトナーが上記の定着温度で溶融すると共にこ
の溶融しているトナーが上記の荷重で記録媒体に押さえ
付けられて記録媒体に定着される。トナー像が定着され
た記録媒体は、排紙ローラ(図示せず)に到達し、この
排紙ローラによって機外に排出される。なお、定着後に
定着ローラ44や加圧ローラ46から分離されにくい記
録媒体、例えば画像濃度が高い記録媒体や厚さの薄い記
録媒体などは、定着ローラ44に摺接されている上分離
爪54や、加圧ローラ46に摺接されている下分離爪5
6によって定着ローラ44や加圧ローラ46から引き離
される。
【0015】上分離爪54は、耐熱樹脂の上に、ポリイ
ミドなどの離形性と耐熱性に優れた材料をコーティング
したものであり、定着ローラ44の長手方向に複数個
(ここでは4個)配置されている。上分離爪54の先端
形状は、定着ローラ44から上分離爪54に移動した
(オフセットした)トナーが上分離爪54に付着しにく
いように、鋭利になっている。
【0016】下分離爪56は、上分離爪54と同様に、
耐熱樹脂の上に、ポリイミドなどの離形性と耐熱性に優
れた材料をコーティングしたものであり、加圧ローラ4
6の長手方向に複数個(ここでは4個)配置されてい
る。下分離爪56の先端形状は、加圧ローラ46の損傷
を防止するために、鋭角であるが平らになっている。
【0017】定着ローラ44の上方には、定着ローラ4
4をクリーニングするクリーニング装置60が配置され
ている。定着ローラ44は、記録媒体から移動してきた
トナー(オフセットトナー)や紙粉などで汚されるの
で、クリーニング装置60がこれらの汚れを除去する。
【0018】クリーニング装置60は、定着ローラ44
に接触しながら従動回転するクリーニングローラ62
と、このクリーニングローラ62を回転自在に保持する
ホルダ64から構成されている。クリーニングローラ6
2は、定着ローラ44に離形性を付与するためにシリコ
ンオイルなどを含浸させた耐熱性のフェルトなどから構
成されている。
【0019】上述した定着ローラ44、サーミスタ5
0、上分離爪54、及びクリーニング装置60などは、
定着装置40の上部外殻を形成する定着上枠70に保持
されている。また、定着装置40の下部外殻を形成する
定着下枠80には、加圧ローラ46や下分離爪56が保
持されている。
【0020】上記したサーミスタ50及びサーモスイッ
チ52はそれぞれ板ばね72,74によって定着ローラ
44に押し付けられている。また、クリーニング装置6
0は、メンテナンス作業のために定着装置40から着脱
自在になっている。さらに、定着ローラ44と加圧ロー
ラ46は定着側板68にギア75や軸受76などを介し
て回転自在に支持されている。この定着側板68は定着
上枠70と定着下枠80に係合しており、このため、上
記した部品(定着ローラ44,加圧ローラ46、サーミ
スタ50、サーモスイッチ52など)と定着側板68と
は互いに固定された位置関係になっている。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】上述したように定着ロ
ーラ44には、サーミスタ50、サーモスイッチ52、
上分離爪54、及びクリーニングローラ62などが接触
している。また、加圧ローラ46には、下分離爪56な
どが接触している。このように定着ローラ44や加圧ロ
ーラ46に他の部品が接触している場合、定着ローラ4
4や加圧ローラ46の回転に伴って、この接触している
部分(定着ローラ44では領域44aや加圧ローラ46
では領域46a)は他の部分に比べ摩耗し易い。また、
定着ローラ44と加圧ローラ46に付着しているオフセ
ットトナーや紙粉が、上記した接触している部品に付着
し易い。この場合、これらの部品が汚れ易い。
【0022】本発明は、上記事情に鑑み、定着ローラ及
び/又は加圧ローラの局所的な摩耗を防止すると共に、
これら定着ローラや加圧ローラに接触している部品・部
材の汚れを低減した定着装置を提供することを目的とす
る。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の第1の定着装置は、現像剤を用いて記録媒体
に画像を形成する画像形成装置における、定着ローラと
加圧ローラで記録媒体を挟持して搬送しながらこの記録
媒体に転写されたトナー像を定着する定着装置におい
て、(1)上記定着ローラ及び/又は上記加圧ローラを
その長手方向に往復動させる移動手段とを備えたことを
特徴とするものである。
【0024】ここで、(2)上記移動手段は、上記定着
ローラ及び/又は上記加圧ローラを所定のシーケンスに
従って上記長手方向に往復動させるものであってもよ
い。
【0025】また、(3)上記移動手段は、上記定着ロ
ーラ及び/又は上記加圧ローラを所定のタイミングで上
記長手方向に往復動させるものであってもよい。
【0026】本発明の第2の定着装置は、現像剤を用い
て記録媒体に画像を形成する画像形成装置における、定
着ローラと加圧ローラで記録媒体を挟持して搬送しなが
らこの記録媒体に転写されたトナー像を定着する定着装
置において、(4)上記定着ローラ及び/又は上記加圧
ローラを回転自在に支持する支持部材と、(5)上記定
着ローラ及び/又は上記加圧ローラの長手方向に上記支
持部材を往復動させる移動手段とを備えてもよい。
【0027】ここで、(6)上記移動手段は、上記支持
部材を所定のシーケンスに従って上記長手方向に往復動
させるものであってもよい。
【0028】また、(7)上記移動手段は、上記支持部
材を所定のタイミングで上記長手方向に往復動させるも
のであってもよい。
【0029】本発明の第3の定着装置は、現像剤を用い
て記録媒体に画像を形成する画像形成装置における、定
着ローラと加圧ローラで記録媒体を挟持して搬送しなが
らこの記録媒体に転写されたトナー像を定着する定着装
置において、(8)上記定着ローラ及び/又は上記加圧
ローラが固定される互いに異なる複数の固定位置を有す
ることを特徴とするものである。
【0030】また、本発明の第4の定着装置は、現像剤
を用いて記録媒体に画像を形成する画像形成装置におけ
る、定着ローラと加圧ローラで記録媒体を挟持して搬送
しながらこの記録媒体に転写されたトナー像を定着する
定着装置において、(9)上記定着ローラ及び/又は上
記加圧ローラを回転自在に支持する支持部材を備え、
(10)この支持部材が固定される互いに異なる複数の
固定位置を有していてもよい。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の定着装置の実施形
態を説明する。
【0032】[第1実施形態]図1から図5までを参照
して、本発明の定着装置の第1実施形態を説明する。図
1は、定着装置の第1実施形態を模式的に示す側面図で
あり、図2は、図1の定着装置を示す正面図である。図
3は、回転運動を直線運動に変換するレシプロ機構の構
成を示す模式図であり、図4は、図3のレシプロ機構が
動いている途中の状態を示す模式図であり、図5は、図
3のレシプロ機構が図4の状態からさらに動いた状態を
示す模式図である。これらの図では、図11及び図12
に示す構成要素と同一の構成要素には同一の符号が付さ
れている。
【0033】定着装置90の特徴は、定着ローラ44と
加圧ローラ46を回転自在に支持している前後側板69
(本発明にいう支持部材の一例である)がこれらローラ
44,46の長手方向に往復動するように構成されてい
る点にある。
【0034】定着ローラ44と加圧ローラ46は軸受7
6を介して前後側板69に回転自在に固定されている。
定着ローラ44の端部に固定された駆動ギア75は、外
部の駆動源(図示せず)から駆動力を受けて回転する。
加圧ローラ46は、定着ローラ44の回転に伴って従動
回転する。
【0035】加圧ローラ46の芯金(回転中心軸)46
bの一端部にはカム100が固定されている。カム10
0にはトーションばね102によって付勢されたアーム
104が当接している。アーム104はワンウェイクラ
ッチ106を介して、加圧ローラ46に並行に延びる軸
108に固定されている。この軸108の中央よりも一
端側の部分にはウォームギア108aが形成されてい
る。また、軸108の一端部は軸受110に回転自在に
支持されている。軸108の側方には、回転運動を直線
運動に変換するレシプロ機構120が配置されている。
レシプロ機構120の移動板122は前後側板69に固
定されている。
【0036】定着ローラ44が回転すると、この回転に
従動して加圧ローラ46も回転し、カム100も回転す
る。カム100が回転するとアーム104が、加圧ロー
ラ46長手方向に直交する方向に揺動する。アーム10
4の揺動はワンウェイクラッチ106に伝達され、軸1
08が矢印G方向にのみ回転する。軸108の回転運動
はレシプロ機構120によって直線運動に変換され、移
動板122が加圧ローラ46の長手方向(矢印F方向)
に往復動する。この結果、移動板122の移動に伴って
前後側板69も矢印F方向に移動し、この移動に伴って
定着ローラ44と加圧ローラ46も矢印F方向に移動す
る。カム100、トーションばね102、アーム10
4、ワンウェイクラッチ106、軸108、及びレシプ
ロ機構120によって、本発明にいう移動手段の一例が
構成されている。
【0037】図3に示すように、レシプロ機構120に
おいては、ワンウェイクラッチ106によって矢印G方
向にのみ回転する軸108のウォームギア108aにウ
ォームホイールギア列124が噛み合って回転する。ウ
ォームホイールギア列124にはギア列126が噛みあ
って回転する。ギア列126には段ギア128が噛み合
って回転する。段ギア128が回転すると、駆動板13
0が矢印H,I方向(加圧ローラ46の長手方向)に移
動する機構になっている。
【0038】図4に示すように、軸108が回転すると
ウォームホイールギア列124を介して駆動板130が
矢印H方向に移動する。駆動板130が移動方向を逆に
するときは、後述するように、ウォームホイールギア列
124及びギア列126のいずれかが段ギア128に接
続されるかを切り換える。
【0039】上記したウォームホイールギア列124と
ギア列126は2枚の可動板132に取り付けられてい
る。2枚の可動板132のうちの一方には切替部134
(図5参照)が備えられている。切替部134が矢印
H,I方向に移動することにより、ウォームホイールギ
ア列124及びギア列126双方のうちのいずれが段ギ
ア128(図3参照)に接続されるかが切り換えられ
る。
【0040】図5に示すように、駆動板130には2列
の溝130a,130bが形成されている。また、駆動
板130の移動方向を切り換える2枚の揺動板136,
138が配置されている。2枚の揺動板136,138
にはそれぞれ突起136a,138aが形成されてお
り、これらの突起136a,138aは、2列の溝13
0a,130bの中を移動する。2枚の揺動板136,
138はばね140によって紙面の上方に引っ張られて
る。また、駆動板130の両端部にはそれぞれ板ばね1
42,144が配置されており、これらの板ばね14
2,144によって突起136a,138aが溝130
a,130bの中を移動する位置が切り換えられる。こ
れらの板ばね142,144は、紙面の下方に向けて開
閉する。
【0041】駆動板130が紙面の左方向(矢印H方
向)に移動している。また、突起136aは紙面左下の
溝144aからその上の溝144bに移動している。一
方、突起138aは紙面右上の溝144cからその下の
溝144dに板ばね142,144の付勢力によって移
動している。この移動の際、突起136a,138aが
上の溝144b,144dに移動するか、下の溝144
a,144bに移動するかに応じて、切替部134を揺
動板136,138のどちらで押すかが決まる。これに
より、ウォームホイールギア列124及びギア列126
のいずれが段ギア128に接続されるかが決まると共
に、駆動板130の移動方向が決められ、この結果、定
着ローラ44と加圧ローラ46の移動方向が決められ
る。
【0042】上記のようにして定着ローラ44と加圧ロ
ーラ46がその長手方向に往復動するので、サーミスタ
50、サーモスイッチ52、上分離爪54、下分離爪5
6などが定着ローラ44や加圧ローラ46に接触する部
分が変動する。この結果、定着ローラ44や加圧ローラ
46の局所的な摩耗を防止できる。また、定着ローラ4
4や加圧ローラ46に付着しているオフセットトナーや
紙粉が、上記した部品に付着してこれらの部品が汚れる
ことを低減できる。
【0043】[第2実施形態]図6を参照して、本発明
の定着装置の第2実施形態を説明する。
【0044】図6は、定着装置の第2実施形態を模式的
に示す正面図であり、図2の構成要素と同一の構成要素
には同一の符号が付されている。
【0045】定着装置150の特徴は、定着ローラ44
と加圧ローラ46をその長手方向に往復動させる点にあ
る。加圧ローラ46の芯金(回転中心軸)46bの両端
部はそれぞれ軸受152,154に回転自在に支持され
ている。軸受152は2つの止め輪156で両側から固
定されている。一方、定着ローラ44の回転軸両端部も
それぞれ軸受158,160に回転自在に支持されてい
る。軸受160は止め輪162で長手方向に固定されて
いる。また、加圧ローラ46を支持する軸受152の上
部は、定着ローラ44を支持する軸受160に組み込ま
れている。
【0046】軸受152の下部には、スパイラル状の溝
が形成された孔が形成されており、この孔にはウォーム
ギア164が嵌め込まれている。このウォームギア16
4はモータ166の回転軸166aに固定されている。
モータ166は正逆回転し、この回転に伴って軸受15
2が加圧ローラ46と共にその長手方向(矢印F方向)
に移動すると同時に、定着ローラ44も軸受160と共
にその長手方向に移動する。
【0047】モータ166は、所定のタイミングで所定
の回転数だけ回転させられる。所定のタイミングとは、
例えば、複写機のコピー枚数が500枚になる毎のタイ
ミングである。また、所定の回転数とは、例えば、モー
タ166を正方向に10回転させる回転数である。この
10回転は、定着ローラ44と加圧ローラ46がその長
手方向に1mm移動する距離に相当する。この10回転
を1セットとして10セット繰り返す。その後、モータ
166の逆方向への10回転を1セットとして、10セ
ット繰り返す。これら正方向への10セットの回転と逆
方向への10セットの回転を繰り返すことにより、定着
ローラ44と加圧ローラ46はその長手方向に往復動す
ることとなる。なお、ここでは、軸受152,160、
モータ166、ウォームギア164などによって、本発
明にいう移動手段が構成されている。
【0048】上記のようにして定着ローラ44と加圧ロ
ーラ46がその長手方向に往復動するので、サーミスタ
50、サーモスイッチ52、上分離爪54、下分離爪5
6などが定着ローラ44や加圧ローラ46に接触する部
分が変動する。この結果、定着ローラ44や加圧ローラ
46の局所的な摩耗を防止できる。また、定着ローラ4
4や加圧ローラ46に付着しているオフセットトナーや
紙粉が、上記した部品に付着してこれらの部品が汚れる
ことを低減できる。
【0049】[第3実施形態]図7を参照して、本発明
の定着装置の第3実施形態を説明する。
【0050】図7は、定着装置の第3実施形態を模式的
に示す正面図であり、図2の構成要素と同一の構成要素
には同一の符号が付されている。
【0051】定着装置170の特徴は、定着ローラ44
だけをその長手方向に往復動させ、加圧ローラ46は往
復動させない点にある。
【0052】定着側板68には、正逆回転するモータ1
72が固定されている。このモータ172の回転軸17
2aにはウォームギア174が形成されている。ウォー
ムギア174は、内面にスパイラル状の溝が形成された
可動部材176に嵌め込まれており、この溝とウォーム
ギア174が噛み合っている。従って、モータ172の
回転に伴って可動部材176は矢印F方向に移動する。
【0053】定着ローラ44の長手方向両端部は軸受1
78,180によって回転自在に支持されている。軸受
178,180は筐体182に固定されている。また、
定着ローラ44の一端部には、緊締184によって長手
方向(矢印F方向)に移動しないようにレシプロ板18
6が固定されている。このレシプロ板186が矢印F方
向に移動すると、この移動に伴って定着ローラ44も矢
印F方向に同時に移動する。
【0054】モータ172は、所定のタイミングで所定
の回転数だけ回転させられる。所定のタイミングとは、
例えば、複写機のコピー枚数が500枚になる毎のタイ
ミングである。また、所定の回転数とは、例えば、モー
タ172を正方向に10回転させる回転数である。この
10回転は、定着ローラ44がその長手方向に1mm移
動する距離に相当する。この10回転を1セットとして
10セット繰り返す。その後、モータ172の逆方向へ
の10回転を1セットとして、10セット繰り返す。こ
れら正方向への10セットの回転と逆方向への10セッ
トの回転を繰り返すことにより、定着ローラ44がその
長手方向に往復動することとなる。なお、ここでは、モ
ータ172、ウォームギア174、可動部材176、レ
シプロ板186などによって、本発明にいう移動手段が
構成されている。
【0055】上記のようにして定着ローラ44がその長
手方向に往復動するので、サーミスタ50、サーモスイ
ッチ52、上分離爪54などが定着ローラ44に接触す
る部分が変動する。この結果、定着ローラ44の局所的
な摩耗を防止できる。また、定着ローラ44に付着して
いるオフセットトナーや紙粉が、上記した部品に付着し
てこれらの部品が汚れることを低減できる。定着ローラ
44には、サーミスタ50、サーモスイッチ52、上分
離爪54などが接触しているので、定着ローラ44だけ
を往復動させる本実施形態は有効である。
【0056】[第4実施形態]図8と図9を参照して、
本発明の定着装置の第4実施形態を説明する。
【0057】図8は、定着装置の第4実施形態を模式的
に示す正面図であり、図9は、図8の定着装置を示す側
面図である。これらの図では、図1及び図2に示す構成
要素と同一の構成要素には同一の符号が付されている。
【0058】定着装置190の特徴は、加圧ローラ46
だけをその長手方向に往復動させ、定着ローラ44は往
復動させない点にある。この定着装置190は、加圧ロ
ーラ46にクリーニングローラや分離爪などが当接され
ている場合に有効である。
【0059】加圧ローラ46の左側芯金(回転中心軸)
46cにはウォームギア192が配置されている。この
ウォームギア192は止め輪194によって左側芯金4
6cに固定されている。加圧ローラ46の左側芯金46
cと右側芯金46dは加圧ローラ46と共に回転する。
ウォームギア192は回転しないが、加圧ローラ46の
長手方向に左側芯金46cと共に移動するように構成さ
れている。ウォームギア192は、ギア202の内面に
形成されたスパイラル状の溝に噛み合っている。
【0060】加圧ローラ46の下方にはモータ196が
固定されている。モータ196の回転軸196aにはギ
ア198が接続されている。このギア198にはアイド
ラギア200が噛み合っている。アイドラギア200は
ソレノイド(図示せず)などの駆動源によって矢印J方
向に回動し、ギア202に噛み合う位置と、ギア202
から外れる位置との間で移動する。アイドラギア200
がギア202に噛み合っているときは、モータ196の
駆動力は左側芯金46cに伝達される。一方、アイドラ
ギア200がギア202から外れた位置では、モータ1
96の駆動力は左側芯金46cに伝達されない。このよ
うにアイドラギア200はモータ196の駆動力の伝達
を制御する機能をもつ。
【0061】ギア202が正方向又は逆方向に回転する
と、ウォームギア192は加圧ローラ46の長手方向に
往復動する。これにより、左側芯金46cと共に加圧ロ
ーラ46もその長手方向に往復動する。なお、駆動力の
伝達を電気的かつ任意に設定できるアイドラギア200
によってモータ196の駆動力の伝達を制御することに
より加圧ローラ46の往復の移動量を制御しているの
で、モータ196単独でその回転数を制御することによ
りこの移動量を制御する場合に比べ、高い精度でこの移
動量を制御できる。またここでは、モータ196、ウォ
ームギア192、ギア202などによって、本発明にい
う移動手段が構成されている。
【0062】上記のようにして加圧ローラ46がその長
手方向に往復動するので、下分離爪56などが加圧ロー
ラ46に接触する部分が変動する。この結果、加圧ロー
ラ46の局所的な摩耗を防止できる。また、加圧ローラ
46に付着しているオフセットトナーや紙粉が、上記し
た部品に付着してこれらの部品が汚れることを低減でき
る。
【0063】[第5実施形態]本発明の定着装置の第5
実施形態を説明する。
【0064】上述した第1実施形態から第4実施形態ま
での定着装置は、定着ローラ44及び加圧ローラ46に
接触しているサーミスタ50、サーモスイッチ52、上
分離爪54、下分離爪56などの部品は、定着ローラ4
4や加圧ローラ46の長手方向には移動しないものとし
た。しかし、画像形成装置のなかには、上記の部品のい
ずれか(例えば分離爪)が定着ローラ44や加圧ローラ
46の長手方向に移動するタイプのものがある。本発明
の第5実施形態としては、上記の部品のいずれかが定着
ローラ44や加圧ローラ46の長手方向に移動する画像
形成装置に組み込まれる定着装置が挙げられる。
【0065】第5実施形態の定着装置を用いた場合、定
着ローラ44や加圧ローラ46に対して、上記の移動す
る部品の移動量が相対的に多くなる。この結果、定着ロ
ーラ44や加圧ローラ46の局所的な摩耗をいっそう確
実に防止できる。また、上記の部品が汚れることをいっ
そう低減できる。
【0066】[第6実施形態]本発明の定着装置の第6
実施形態を説明する。
【0067】上記した各実施形態では、定着ローラ44
や加圧ローラ46を往復動させるタイミングについての
詳細を記載していない。このタイミングが詳細に定めら
れた定着装置を第6実施形態とする。
【0068】記録紙が定着装置を通過中に定着ローラ4
4や加圧ローラ46を往復動させると、記録紙が斜行し
たり、この斜行に起因して記録紙にしわが発生したりす
ることがある。このため、記録紙が定着装置を通過中に
定着ローラ44や加圧ローラ46を往復動させることは
好ましくない。
【0069】上記した第1実施形態の定着装置では、定
着ローラ44や加圧ローラ46が往復動する距離が比較
的短いので、記録紙はほとんど斜行しない。しかし、第
2実施形態から第4実施形態までの定着装置では、定着
ローラ44や加圧ローラ46が往復動する距離が比較的
長いので、これらを往復動させるタイミングが重要であ
る。このタイミングとしては、記録紙が定着装置を通過
していないときにする。即ち、画像形成装置が画像形成
動作を行っていないタイミングであり、複写機ではコピ
ー動作を行っていないタイミングである。好ましくは、
画像形成装置のメイン電源が投入されて定着装置が立ち
上がっているタイミング、コピー信号が入力されて定着
ローラがプレ回転を行っているタイミング、コピー動作
が終了して記録紙が定着装置を通過後に定着ローラが後
回転しているタイミングなどである。
【0070】[第7実施形態]本発明の定着装置の第7
実施形態を説明する。
【0071】上記した各実施形態では、定着ローラ44
や加圧ローラ46の往復動を自動制御させるものとした
が、ここでは、上記の往復動を手動にした定着装置を第
7実施形態として挙げる。この第7実施形態の定着装置
には、定着ローラ44や加圧ローラ46、もしくはこれ
らを支持する筐体に連結された調整摘みが備えられてい
る。この調整摘みは、定着ローラ44や加圧ローラ4
6、もしくはこれらを支持する筐体を、定着ローラ44
や加圧ローラ46の長手方向に往復動させるためのもの
である。
【0072】例えばサービスマンなどによる定期メンテ
ナンスの際に上記の調整摘みを所定量だけ動かして、定
着ローラ44や加圧ローラ46をそれらの長手方向に移
動させる。このようにすることにより、手動によって簡
単に定着ローラ44や加圧ローラ46を往復動させられ
る。また、定着ローラ44や加圧ローラ46、もしくは
これらを支持する筐体を固定する固定位置を複数形成し
ておき、定期メンテナンスなどのときにこの固定位置を
変更するようにしても上述した効果と同様の効果が得ら
れる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように本発明の第1の定着
装置によれば、移動手段によって定着ローラ及び/又は
加圧ローラが長手方向に往復動するので、定着ローラや
加圧ローラに接触している部品や部材の、長手方向にお
ける位置が変動する。このため、これら部品や部材が定
着ローラや加圧ローラの同じ部分に接触していることに
起因する両ローラの局所的な摩耗を防止できる。また、
両ローラが局所的に摩耗した部分はトナーや紙粉で汚れ
易いが、局所的な摩耗が防止されるので、両ローラに接
触している部品や部材の汚れが低減される。
【0074】ここで、上記移動手段が、上記定着ローラ
及び/又は上記加圧ローラを所定のシーケンスに従って
上記長手方向に往復動させるものである場合は、定着ロ
ーラ及び/又は加圧ローラが所定のシーケンスに従って
長手方向に往復動するので、ローラが長手方向に万遍な
く往復動するようなシーケンスにすることにより、ロー
ラ表面の全体の摩耗を防止できることとなる。
【0075】また、上記移動手段が、上記定着ローラ及
び/又は上記加圧ローラを所定のタイミングで上記長手
方向に往復動させるものである場合は、ローラに局所的
な摩耗が生じる前のタイミングで定着ローラ及び/又は
加圧ローラを往復動させることにより、ローラの摩耗を
いっそう確実に防止できることとなる。
【0076】本発明の第2の定着装置によれば、移動手
段によって支持部材が上記の長手方向に往復動するの
で、この往復動に伴って定着ローラ及び/又は加圧ロー
ラも長手方向に往復動する。この結果、定着ローラや加
圧ローラに接触している部品や部材の、長手方向におけ
る位置が変動する。このため、これら部品や部材が定着
ローラや加圧ローラの同じ部分に接触していることに起
因する両ローラの局所的な摩耗を防止できる。また、両
ローラが局所的に摩耗した部分はトナーや紙粉で汚れ易
いが、局所的な摩耗が防止されるので、両ローラに接触
している部品や部材の汚れが低減される。
【0077】ここで、上記移動手段が、上記支持部材を
所定のシーケンスに従って上記長手方向に往復動させる
ものである場合は、支持部材が所定のシーケンスに従っ
て長手方向に往復動するので、定着ローラ及び/又は加
圧ローラも所定のシーケンスに従って長手方向に往復動
することとなる。従って、ローラが長手方向に万遍なく
往復動するようなシーケンスにすることにより、ローラ
表面の全体の摩耗を防止できることとなる。
【0078】また、上記移動手段が、上記支持部材を所
定のタイミングで上記長手方向に往復動させるものであ
る場合は、ローラに局所的な摩耗が生じる前のタイミン
グで支持部材を往復動させることにより、定着ローラ及
び/又は加圧ローラもこのタイミングで往復動する。こ
のため、ローラの摩耗をいっそう確実に防止できること
となる。
【0079】本発明の第3の定着装置によれば、定着ロ
ーラ及び/又は加圧ローラの固定位置を変更することに
より、これらローラに接触している部品や部材の接触位
置が変動する。このため、これら部品や部材が定着ロー
ラや加圧ローラの同じ部分に接触していることに起因す
る両ローラの局所的な摩耗を防止できる。また、両ロー
ラが局所的に摩耗した部分はトナーや紙粉で汚れ易い
が、局所的な摩耗が防止されるので、両ローラに接触し
ている部品や部材の汚れが低減される。
【0080】また、本発明の第4の定着装置によれば、
支持部材の固定位置を変更することにより、定着ローラ
及び/又は加圧ローラの固定位置も変更されることとな
り、これらローラに接触している部品や部材の接触位置
が変動する。このため、これら部品や部材が定着ローラ
や加圧ローラの同じ部分に接触していることに起因する
両ローラの局所的な摩耗を防止できる。また、両ローラ
が局所的に摩耗した部分はトナーや紙粉で汚れ易いが、
局所的な摩耗が防止されるので、両ローラに接触してい
る部品や部材の汚れが低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】定着装置の第1実施形態を模式的に示す側面図
である。
【図2】図1の定着装置を示す正面図である。
【図3】回転運動を直線運動に変換するレシプロ機構の
構成を示す模式図である。
【図4】図3のレシプロ機構が動いている途中の状態を
示す模式図である。
【図5】図3のレシプロ機構が図4の状態からさらに動
いた状態を示す模式図である。
【図6】定着装置の第2実施形態を模式的に示す正面図
である。
【図7】定着装置の第3実施形態を模式的に示す正面図
である。
【図8】定着装置の第4実施形態を模式的に示す正面図
である。
【図9】図8の定着装置を示す側面図である。
【図10】電子写真方式を利用した従来の画像形成装置
の概略構成を示す模式図である。
【図11】従来の定着装置の概略構成を示す模式図であ
る。
【図12】図11の定着装置を正面から視た模式図であ
る。
【符号の説明】
44 定着ローラ 46 加圧ローラ 90,150,170,190 定着装置 100 カム 102 トーションばね 104 アーム 106 ワンウェイクラッチ 108 軸 120 レシプロ機構 152,160 軸受 164,174,192 ウォームギア 166,172,196 モータ 176 可動部材 186 レシプロ板 202 ギア

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤を用いて記録媒体に画像を形成す
    る画像形成装置における、定着ローラと加圧ローラで記
    録媒体を挟持して搬送しながら該記録媒体に転写された
    トナー像を定着する定着装置において、 前記定着ローラ及び/又は前記加圧ローラをその長手方
    向に往復動させる移動手段とを備えたことを特徴とする
    定着装置。
  2. 【請求項2】 前記移動手段は、 前記定着ローラ及び/又は前記加圧ローラを所定のシー
    ケンスに従って前記長手方向に往復動させるものである
    ことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 【請求項3】 前記移動手段は、 前記定着ローラ及び/又は前記加圧ローラを所定のタイ
    ミングで前記長手方向に往復動させるものであることを
    特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  4. 【請求項4】 現像剤を用いて記録媒体に画像を形成す
    る画像形成装置における、定着ローラと加圧ローラで記
    録媒体を挟持して搬送しながら該記録媒体に転写された
    トナー像を定着する定着装置において、 前記定着ローラ及び/又は前記加圧ローラを回転自在に
    支持する支持部材と、 前記定着ローラ及び/又は前記加圧ローラの長手方向に
    前記支持部材を往復動させる移動手段とを備えたことを
    特徴とする定着装置。
  5. 【請求項5】 前記移動手段は、 前記支持部材を所定のシーケンスに従って前記長手方向
    に往復動させるものであることを特徴とする請求項4に
    記載の定着装置。
  6. 【請求項6】 前記移動手段は、 前記支持部材を所定のタイミングで前記長手方向に往復
    動させるものであることを特徴とする請求項4に記載の
    定着装置。
  7. 【請求項7】 現像剤を用いて記録媒体に画像を形成す
    る画像形成装置における、定着ローラと加圧ローラで記
    録媒体を挟持して搬送しながら該記録媒体に転写された
    トナー像を定着する定着装置において、 前記定着ローラ及び/又は前記加圧ローラが固定される
    互いに異なる複数の固定位置を有することを特徴とする
    定着装置。
  8. 【請求項8】 現像剤を用いて記録媒体に画像を形成す
    る画像形成装置における、定着ローラと加圧ローラで記
    録媒体を挟持して搬送しながら該記録媒体に転写された
    トナー像を定着する定着装置において、 前記定着ローラ及び/又は前記加圧ローラを回転自在に
    支持する支持部材を備え、 該支持部材が固定される互いに異なる複数の固定位置を
    有することを特徴とする定着装置。
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