JP2001222171A - 画像形成方法 - Google Patents

画像形成方法

Info

Publication number
JP2001222171A
JP2001222171A JP2000032322A JP2000032322A JP2001222171A JP 2001222171 A JP2001222171 A JP 2001222171A JP 2000032322 A JP2000032322 A JP 2000032322A JP 2000032322 A JP2000032322 A JP 2000032322A JP 2001222171 A JP2001222171 A JP 2001222171A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
weight
gloss
image
fixing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000032322A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4519237B2 (ja
Inventor
Yoichiro Watanabe
陽一郎 渡辺
Masanori Suzuki
政則 鈴木
Keiko Shiraishi
桂子 白石
Masahide Yamashita
昌秀 山下
Kazuto Watanabe
和人 渡辺
Mitsuteru Kato
光輝 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2000032322A priority Critical patent/JP4519237B2/ja
Publication of JP2001222171A publication Critical patent/JP2001222171A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4519237B2 publication Critical patent/JP4519237B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像の種類やユーザーの好みによ
り画像の光沢を変えることができ、十分な定着性を与え
ながら安定した低光沢画像が得られ、大きな定着条件変
更をせずに中光沢や高光沢画像の得られる画像形成方法
を提供すること。 【解決手段】 記録材上に形成されたトナー像を
加熱した定着部材と接触させて定着する方式において、
使用するトナー中の樹脂がTHF不溶分を含有せず、G
PCによる重量平均分子量が15000〜45000で
あり、重量平均分子量/数平均分子量が5〜15であ
り、分子量が1×105以上の成分が3〜15重量%存
在し、定着画像の光沢を切替える手段を有することを特
徴とする画像形成方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真、静電記
録、静電印刷など静電荷像を現像するためのトナーを用
いた画像形成方法に関するもので、特に接触加熱定着機
構を有する画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真方式を用いたコピアやプ
リンターの技術は、モノクロからフルカラーへの展開が
急速になりつつあり、フルカラーの市場は拡大する傾向
にある。フルカラー電子写真法によるカラー画像形成は
一般に3原色であるイエロー、マゼンタ、シアンの3色
のカラートナー又はそれに黒色を加えた4色のカラート
ナーを積層させて全ての色の再現を行なうものである。
したがって、色再現性に優れ鮮明なフルカラー画像を得
るためには、定着されたトナー画像表面をある程度平滑
にして光散乱を減少させる必要がある。このような理由
から従来のフルカラー複写機等の画像光沢は20〜50
%の高光沢のものが多かった。しかし、最近はユーザー
によっては10〜20%程度の中光沢の落ち着いた印象
の画像が望まれる場合もある。
【0003】一方、従来からのモノクロ画像では、目が
疲れ易いといった理由から画像光沢は好まれず、また文
章に挿入されたカラー文字や単に色分けした表やグラフ
も一般に光沢が無いほうが好まれる。
【0004】このような理由から、特開平7−1290
39号公報では画像情報の中からグラフィックスの領域
と文章の領域を判定し、それぞれ光沢の異なるトナーで
現像し画像の光沢を変えることが提案されているが、現
像装置が2倍必要となり装置が大型化しコストアップと
なるとともに、1枚の画像内で光沢が異なるため違和感
を感じる場合がある。また、特開平6-202520号
公報ではユーザーの指定に応じて画像の光沢を変えた
り、原稿の光沢度に近い光沢が自動的に再現できる画像
形成装置が提案されている。画像光沢を変化させる手段
は、定着温度、定着ニップ幅又は定着スピードであり、
要するにトナーに与える熱量を変化させているわけだ
が、従来カラートナーに用いられていた高光沢の得られ
る低分子量のバインダー樹脂を用いたトナーを低光沢化
するとトナーが十分に転写紙に接着せず定着不良を生じ
てしまう。逆に従来のモノクロトナーのようにバインダ
ー樹脂に高分子量成分や架橋成分を導入した低光沢性ト
ナーでは高光沢が得られないか定着温度やニップ幅、ス
ピードの大きな変化を必要とし実用上の不具合が大きす
ぎる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、画像の種類
やユーザーの好みにより画像の光沢を変えることがで
き、十分な定着性を与えながら安定した低光沢画像が得
られ、大きな定着条件変更をせずに中光沢や高光沢画像
の得られる画像形成方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記目的
を達成するために鋭意研究を重ねた結果、特定の分子量
分布の樹脂を含有するトナーと光沢切替え手段を有する
特定の定着機構を組み合わせることによりその目的を達
成できることを見出し本発明に至った。
【0007】即ち、本発明によれば、(1)「記録材上
に形成されたトナー像を加熱した定着部材と接触させて
定着する方式において、使用するトナー中の樹脂がTH
F不溶分を含有せず、GPCによる重量平均分子量が1
5000〜45000であり、重量平均分子量/数平均
分子量が5〜15であり、分子量が1×105以上の成
分が3〜15重量%存在し、定着画像の光沢を切替える
手段を有することを特徴とする画像形成方法」、(2)
「前記トナーが離型剤としてワックス類を含有している
ことを特徴とする前記第(1)項に記載の画像形成方
法」、(3)「定着画像の光沢を切替える手段がトナー
に与える熱量を変化させていることを特徴とする前記第
(1)項または前記第(2)項に記載の画像形成方
法」、(4)「定着画像の光沢を切替える手段がトナー
に与える圧力を変化させていることを特徴とする前記第
(1)項または前記第(2)項に記載の画像形成方
法」、(5)「定着画像の光沢を切替える手段がトナー
に与える熱量及び圧力を変化させていることを特徴とす
る前記第(1)項または前記第(2)項に記載の画像形
成方法」が提供される。また、本発明によれば(6)
「定着ローラと、表面が平滑な加熱ローラの間に懸架さ
れ、張力を調節することができるような状態で両ローラ
間を回動する無端の定着ベルトに、離型用オイルを所要
の時期に供給するためのオイル塗布ローラを有し、加圧
バネにより前記定着ローラ方向への付勢状態を変化しう
る加圧ローラと該定着ローラとの間に、樹脂がTHF不
溶分を含有せず、GPCによる重量平均分子量が150
00〜45000であり、重量平均分子量/数平均分子
量が5〜15であり、分子量が1×105以上の成分が
3〜15重量%存在するトナーにより形成された未定着
画像を有する画像媒体を搬送する搬送手段を有すること
を特徴とする定着装置」が提供される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明をさらに詳細に説明
する。本発明の画像形成方法に用いられる定着システム
は、表面が平滑な加熱定着部材を具備した接触加熱定着
システムであり、具体的には、熱ロール定着やベルト定
着である。加熱定着部材表面はトナーとの離型性を高め
るため、シリコンゴム、フッ素ゴム、テフロン、PFA
等の表面エネルギーの低い材料を用いることが好まし
く、さらに離型性を高めるためにシリコンオイル等の離
型オイルを必要に応じて塗布することが可能である。
【0009】定着画像の光沢をトナーに与える熱量を変
化させて切替えるには、通常の定着条件では低光沢画像
が得られるように条件を設定し、中光沢や高光沢を得る
ときには、加熱定着部材の温度を高めたり、定着速度を
低下させることによりトナーの温度をより高め、トナー
の溶融粘弾性を低下させることにより光沢を高めること
ができる。定着画像の光沢をトナーに与える圧力変化さ
せて切替えるには、通常の定着条件では低光沢画像が得
られるように条件を設定し、中光沢や高光沢を得るとき
には、加熱定着部材と加圧部材間の加圧力を高め、溶融
トナーの塑性変形を促進させることにより光沢を高める
ことができる。定着圧力を高めて光沢を高める手段は、
トナーに与える熱量を高めて光沢を高める手段に比べオ
フセット現象を生じにくく、より信頼性の高い方法とい
える。定着画像の光沢をトナーに与える熱量及び定着圧
力を変化させて切替える場合は、さらに光沢の変化量を
大きくできるため光沢選択範囲をより拡大することがで
きる。
【0010】従来フルカラー用の定着ローラは画質や離
型性を高めるため、ある程度の厚さのある弾性体を用い
た所謂ソフトローラが一般に用いられてきた。このよう
なソフトローラは熱容量が高いため温度を変化させるた
めに時間を要するという欠点があった。図1に示したベ
ルト定着システムでは定着領域の手前に低熱容量の加熱
ローラを配置した構成としているため短時間で温度を変
化させることができ、加熱定着部材の温度を変化させて
光沢を制御する方法に対して好適に用いられる。即ち、
図1は、本発明の定着装置の1例を示す。この定着装置
において、定着ローラ(R1)と表面が平滑な加熱ロー
ラ(R3)の間に懸架され、張力を調節することができ
るような状態で両ローラ間を回動する無端の定着ベルト
(B)に、オイル塗布ローラ(R4)から離型用のオイ
ルが所要の時期に供給され、本発明による未定着トナー
画像を有する被定着媒体は、ガイド(G)により、加圧
バネ(P)で定着ローラ(R1)方向への付勢状態を変
化させることができる加圧ローラ(R2)と定着ローラ
(R1)との間に搬送されて定着される。
【0011】本発明の画像形成方法に用いられるトナー
は、これらの光沢切替え手段に対し、応答性良くしかも
確実に光沢変化を発現可能な溶融粘弾性変化を与えるも
のである。しかし、高光沢化条件では、トナーの粘弾性
は低下しておりオフセット現象を生じ易い状況にある。
したがって、高光沢化したときのオフセット現象を防止
し安定した画像光沢切替え性を得るために、ワックス類
に代表される離型剤を配合することが好適に行なわれ
る。
【0012】離型剤としては、低分子量ポリエチレン、
低分子量ポリプロピレン等の低分子量ポリオレフィンワ
ックスやフィッシャー・トロプシュワックス等の合成炭
化水素系ワックスや密ロウ、カルナウバワックス、キャ
ンデリラワックス、ライスワックス、モンタンワックス
等の天然ワックス類、パラフィンワックス、マイクロク
リスタリンワックス等の石油ワックス類、ステアリン
酸、パルミチン酸、ミリスチン酸等の高級脂肪酸及び高
級脂肪酸の金属塩、高級脂肪酸アミド等及びこれらの各
種変性ワックスが挙げられる。
【0013】これらは1種又は2種以上を併用して用い
ることができるが、融点が60〜150℃の範囲のもの
を使用するのが好ましい。融点が60℃以下であるとト
ナーの保存性やブロッキング性に不具合が生じやすく、
150℃以上では定着時に溶融しずらく、離型効果が減
少する。これらの離型剤の使用量は、トナーに対して
0.5〜20重量%程度が好適である。
【0014】本発明の画像形成方法に用いられるトナー
に使用されるバインダー樹脂としては従来公知のものを
広く使用することができる。例えば、スチレン、パラク
ロレスチレン、ビニルトルエン、塩化ビニル、酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニル、(メタ)アクリル酸メチル、
(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピ
ル、(メタ)アクリル酸n−ブチル、(メタ)アクリル
酸イソブチル、(メタ)アクリル酸ドデシル、(メタ)
アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸ラ
ウリル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエチル、
(メタ)アクリル酸ヒドロキシプロピル、(メタ)アク
リル酸2−クロロエチル、(メタ)アクリロニトリル
酸、(メタ)アクリルアミド、(メタ)アクリル酸、ビ
ニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル、ビニルイ
ソブチルエーテル、ビニルメチルケトン、N−ビニルピ
ロリドン、N−ビニルピリジン、ブタジエン等の単量体
の重量体、または、これらの単量体の2種類以上からな
る共重合体、或いはそれらの混合物が挙げられる。その
他、ポリエステル樹脂、ポリオール樹脂、ポリウレタン
樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂、ロジン、変性ロ
ジン、テルペン樹脂、フェノール樹脂、水添石油樹脂な
どが単独あるいは混合して使用できる。これらのうち特
にポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ポリオール樹脂、
スチレンと(メタ)アクリル酸アルキルエステル共重合
体が好適に用いられる。
【0015】THF不溶分の測定は、トナー1.0gを
秤量し、これにTHF50gを加えて20℃で24時間
静置する。これをJIS規格(P3801)5種Cの定
量ろ紙を用いて常温でろ過する。乾燥後ろ紙残渣を秤量
し、着色剤、荷電制御剤等のトナー中に含有するTHF
に不溶な固形分量(計算値)を差し引き樹脂成分中のT
HF不溶分を求めトナー中の樹脂重量に対する百分率
(重量%)で表わす。着色剤、荷電制御剤等の固形物の含
有量が未知の場合は熱分析等により別途求める。
【0016】GPCによる分子量の測定は、40℃のヒ
ートチャンバー中でカラムを安定させ、この温度におけ
るカラムに、溶媒としてTHFを毎分1mlの流速で流
し、試料濃度として0.05〜0.6重量%に調製した
樹脂のTHF試料溶液を50〜200μl注入して測定
する。試料の分子量測定にあたっては、試料の有する分
子量分布を数種の単分散ポリスチレン標準試料により作
成された検量線の対数値とカウント数との関係から算出
する。検量線作成用の標準ポリスチレン試料としては、
例えば、Pressure Chemical Co.或いは東洋ソーダ工
業社製の分子量が6×102、2.1×103、4×1
03、1.75×104、5.1×104、1.1×1
05、3.9×105、8.6×105、2×106、
4.48×106のものを用い、少なくとも10点程度
の標準ポリスチレン試料を用いるのが適当である。検出
器にはRI(屈折率)検出器を用いる。
【0017】本発明の画像形成方法に用いられるトナー
はバインダー樹脂の他、着色剤や必要に応じて、帯電制
御剤、その他の添加剤と適宜溶融混合して静電荷像現像
用トナーとすることができる。着色剤としては、イエロ
ー、マゼンタ、シアン、ブラック各色のトナーを得るこ
とが可能な公知の顔料や染料が使用できる。例えば、黄
色顔料としては、カドミウムイエロー、ミネラルファス
トイエロー、ニッケルチタンイエロー、ネーブルスイエ
ロー、ナフトールイエローS、ハンザイエローG、ハン
ザイエロー10G、ベンジジンイエローGR、キノリン
イエローレーキ、パーマネントイエローNCG、タート
ラジンレーキが挙げられる。また、橙色顔料としては、
モリブデンオレンジ、パーマネントオレンジGTR、ピ
ラゾロンオレンジ、バルカンオレンジ、インダンスレン
ブリリアントオレンジRK、ベンジジンオレンジG、イ
ンダンスレンブリリアントオレンジGKが挙げられる。
赤色顔料としては、ベンガラ、カドミウムレッド、パー
マネントレッド4R、リソールレッド、ピラゾロンレッ
ド、ウォッチングレッドカルシウム塩、レーキレッド
D、ブリリアントカーミン6B、エオシンレーキ、ロー
ダミンレーキB、アリザリンレーキ、ブリリアントカー
ミン3Bが挙げられる。紫色顔料としては、ファストバ
イオレットB、メチルバイオレットレーキが挙げられ
る。青色顔料としては、コバルトブルー、アルカリブル
ー、ビクトリアブルーレーキ、フタロシアニンブルー、
無金属フタロシアニンブルー、フタロシアニンブルー部
分塩素化物、ファーストスカイブルー、インダンスレン
ブルーBCが挙げられる。緑色顔料としては、クロムグ
リーン、酸化クロム、ピグメントグリーンB、マラカイ
トグリーンレーキ等がある。黒色顔料としては、カーボ
ンブラック、オイルファーネスブラック、チャンネルブ
ラック、ランプブラック、アセチレンブラック、アニリ
ンブラック等のアジン系色素、金属塩アゾ色素、金属酸
化物、複合金属酸化物が挙げられる。これらは、1種ま
たは2種以上を使用することができる。
【0018】荷電制御剤としては、例えば、ニグロシ
ン、炭素数2〜16のアルキル基を含むアジン系染料
(特公昭42−1627号公報)、塩基性染料(例えば
C.I.Basic Yello 2(C.I.410
00)、C.I.Basic Yello 3、C.
I.Basic Red 1(C.I.45160)、
C.I.Basic Red 9(C.I.4250
0)、C.I.Basic Violet 1(C.
I.42535)、C.I.Basic Violet
3(C.I.42555)、C.I.Basic Vi
olet 10(C.I.45170)、C.I.Ba
sic Violet 14(C.I.42510)、
C.I.Basic Blue 1(C.I.4202
5)、C.I.Basic Blue 3(C.I.5
1005)、C.I.Basic Blue 5(C.
I.42140)、C.I.Basic Blue 7
(C.I.42595)、C.I.Basic Blu
e 9(C.I.52015)、C.I.Basic
Blue 24(C.I.52030)、C.I.Ba
sic Blue 25(C.I.52025)、C.
I.Basic Blue26(C.I.4404
5)、C.I.Basic Green 1(C.I.
42040)、C.I.Basic Green 4
(C.I.42000)など、これらの塩基性染料のレ
ーキ顔料、C.I.Solvent Black8
(C.I.26150)、ベンゾイルメチルヘキサデシ
ルアンモニウムクロライド、デシルトリメチルクロライ
ド等の4級アンモニウム塩、あるいは、ジブチル又はジ
オクチルなどのジアルキル錫化合物、ジアルキル錫ボレ
ート化合物、グアニジン誘導体、アミノ基を含有するビ
ニル系ポリマー、アミノ基を含有する縮合系ポリマー等
のポリアミン樹脂、特公昭41−20153号公報、特
公昭43−27596号公報、特公昭44−6397号
公報、特公昭45−26478号公報に記載されている
モノアゾ染料の金属錯塩、特公昭55−42752号公
報、特公昭59−7385号公報に記載されているサリ
チル酸、ジアルキルサリチル酸、ナフトエ酸、ジカルボ
ン酸のZn、Al、Co、Cr、Fe等の金属錯体、ス
ルホン化した銅フタロシアニン顔料、有機ホウ素塩類、
含フッ素四級アンモニウム塩、カリックスアレン系化合
物等が挙げられる。ブラック以外のカラートナーは、当
然目的の色を損なう荷電制御剤の使用は避けるべきであ
り、白色のサリチル酸誘導体の金属塩等が好適に使用さ
れる。
【0019】本発明においては、疎水化処理されたシリ
カや酸化チタン等の微粒子をトナー母体に外添すること
が好適に行なわれるが、この他疎水化処理されたアルミ
ナや樹脂微粒子、また、脂肪属金属塩やポリフッ化ビニ
リデンの微粒子等の滑剤等も併用可能である。
【0020】本発明の画像形成方法では現像方式には特
に制限はなくトナーも一成分現像用、二成分現像用とも
に用いることができる。トナーを二成分現像剤用として
用いる場合にはキャリア粉と混合して用いられる。この
場合のキャリアとしては、公知のものがすべて使用可能
であり、例えば鉄粉、フェライト粉、マグネタイト粉、
ニッケル粉、ガラスビーズ等及びこれらの表面を樹脂な
どで被覆処理した物などが挙げられる。
【0021】本発明のトナーの製造法は従来公知の方法
が適用できるが、トナーを混練する装置としては、バッ
チ式の2本ロール、バンバリーミキサーや連続式の2軸
押出し機、例えば神戸製鋼所社製KTK型2軸押出し
機、東芝機械社製TEM型2軸押出し機、KCK社製2
軸押出し機、池貝鉄工社製PCM型2軸押出し機、栗本
鉄工所社製KEX型2軸押出し機や、連続式の1軸混練
機、例えばブッス社製コ・ニーダ等が好適に用いられ
る。
【0022】以上により得られた溶融混練物は冷却した
後粉砕されるが、粉砕は、例えば、ハンマーミルやロー
トプレックス等を用いて粗粉砕し、更にジェット気流を
用いた微粉砕機や機械式の微粉砕機などを使用すること
ができる。粉砕は、平均粒径が3〜15μmになるよう
に行なうのが望ましい。さらに、粉砕物は風力式分級機
等により、5〜20μmに粒度調整される。必要に応
じ、外添剤の母体トナーへ外添が行なわれるが、母体ト
ナーと外添剤をミキサー類を用い混合・攪拌することに
より外添剤が解砕されながらトナー表面に被覆される。
【0023】
【実施例】これより、実施例において本発明を更に詳細
に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるもの
ではない。 トナー及び現像剤の調整「 シアン色カラートナーA及び現像剤A」 ・結着樹脂(重量平均分子量が52000のポリエステル樹脂) 50重量部 ・結着樹脂(重量平均分子量が16000のポリエステル樹脂) 50重量部 ・帯電制御剤(サリチル酸誘導体の金属塩) 2重量部 ・着色剤(銅フタロシアニンブルー顔料) 2.5重量部 上記の材料をブレンダーで充分混合したのち2軸押出し
機にて混練し、冷却後粉砕、分級し体積平均粒径約8μ
mのシアン色の母体トナーAを得た。母体トナーA10
0重量部に対して、外添剤として、疎水性シリカ(ヘキ
サメチルジシラザンでの表面処理品)0.2重量部をヘ
ンシェルミキサーにて混合を行ない、シアン色のトナー
Aを得た。このトナーA中樹脂のTHF不溶分は0%で
あり、重量平均分子量は24000、重量平均分子量/
数平均分子量の値は9.1であり、分子量が1×105
以上の成分は5.7重量%であった。このトナー5重量
部とシリコン樹脂コートキャリア95重量部を混合攪拌
し二成分現像剤Aを作成した。
【0024】「 シアン色カラートナーB及び現像剤B」 ・結着樹脂(重量平均分子量が52000のポリエステル樹脂) 50重量部 ・結着樹脂(重量平均分子量が16000のポリエステル樹脂) 50重量部 ・帯電制御剤(サリチル酸誘導体の金属塩) 2重量部 ・着色剤(銅フタロシアニンブルー顔料) 2.5重量部 ・離型剤(融点106℃のポリエチレンワックス) 3重量部 上記のようにトナーAの材料に離型剤を加えた材料をブ
レンダーで充分混合したのち2軸押出し機にて混練し、
冷却後粉砕、分級し体積平均粒径約8μmのシアン色の
母体トナーBを得た。母体トナーB100重量部に対し
て、外添剤として、疎水性シリカ(ヘキサメチルジシラ
ザンでの表面処理品)0.4重量部をヘンシェルミキサ
ーにて混合を行ない、シアン色のトナーBを得た。この
トナーB中樹脂のTHF不溶分は0%であり、重量平均
分子量は25000、重量平均分子量/数平均分子量の
値は9.3であり、分子量が1×105以上の成分は
5.8重量%であった。このトナー5重量部とシリコン
樹脂コートキャリア95重量部を混合攪拌し二成分現像
剤Bを作成した。
【0025】「 シアン色カラートナーC及び現像剤C」 ・結着樹脂(重量平均分子量が19000のポリエステル樹脂) 100重量部 ・帯電制御剤(サリチル酸誘導体の金属塩) 2重量部 ・着色剤(銅フタロシアニンブルー顔料) 2.5重量部 ・離型剤(融点83℃のカルナウバワックス) 3重量部 上記の材料をブレンダーで充分混合したのち2軸押出し
機にて混練し、冷却後粉砕、分級し体積平均粒径約8μ
mのシアン色の母体トナーCを得た。母体トナーC10
0重量部に対して、外添剤として、疎水性シリカ(ヘキ
サメチルジシラザンでの表面処理品)0.4重量部をヘ
ンシェルミキサーにて混合を行ない、シアン色のトナー
Cを得た。このトナーC中樹脂のTHF不溶分は0%で
あり、重量平均分子量は18000、重量平均分子量/
数平均分子量の値は5.8であり、分子量が1×105
以上の成分は3.2重量%であった。このトナー5重量
部とシリコン樹脂コートキャリア95重量部を混合攪拌
し二成分現像剤Cを作成した。
【0026】 「シアン色カラートナーD及び現像剤D」 ・結着樹脂(重量平均分子量が46000のポリエステル樹脂) 100重量部 ・帯電制御剤(サリチル酸誘導体の金属塩) 2重量部 ・着色剤(銅フタロシアニンブルー顔料) 2.5重量部 ・離型剤(融点83℃のカルナウバワックス) 3重量部 上記の材料をブレンダーで充分混合したのち2軸押出し
機にて混練し、冷却後粉砕、分級し体積平均粒径約8μ
mのシアン色の母体トナーDを得た。母体トナーD10
0重量部に対して、外添剤として、疎水性シリカ(ヘキ
サメチルジシラザンでの表面処理品)0.4重量部をヘ
ンシェルミキサーにて混合を行ない、シアン色のトナー
Dを得た。このトナーD中樹脂のTHF不溶分は0%で
あり、重量平均分子量は43000、重量平均分子量/
数平均分子量の値は13.4であり、分子量が1×10
5以上の成分は13.3重量%であった。このトナー5
重量部とシリコン樹脂コートキャリア95重量部を混合
攪拌し二成分現像剤Dを作成した。
【0027】 「シアン色カラートナーE及び現像剤E」 ・結着樹脂(重量平均分子量が151000の架橋ポリエステル樹脂) 20重量部 ・結着樹脂(重量平均分子量が16000のポリエステル樹脂) 80重量部 ・帯電制御剤(サリチル酸誘導体の金属塩) 2重量部 ・着色剤(銅フタロシアニンブルー顔料) 2.5重量部 ・離型剤(融点83℃のカルナウバワックス) 3重量部 上記の材料をブレンダーで充分混合したのち2軸押出し
機にて混練し、冷却後粉砕、分級し体積平均粒径約8μ
mのシアン色の母体トナーEを得た。母体トナーE10
0重量部に対して、外添剤として、疎水性シリカ(ヘキ
サメチルジシラザンでの表面処理品)0.4重量部をヘ
ンシェルミキサーにて混合を行ない、シアン色のトナー
Eを得た。このトナーE中樹脂のTHF不溶分は1%で
あり、重量平均分子量は48000、重量平均分子量/
数平均分子量の値は14.4であり、分子量が1×10
5以上の成分は14.3重量%であった。このトナー5
重量部とシリコン樹脂コートキャリア95重量部を混合
攪拌し二成分現像剤Eを作成した。
【0028】 「シアン色カラートナーF及び現像剤F」 ・結着樹脂(重量平均分子量が15000のポリエステル樹脂) 100重量部 ・帯電制御剤(サリチル酸誘導体の金属塩) 2重量部 ・着色剤(銅フタロシアニンブルー顔料) 2.5重量部 ・離型剤(融点83℃のカルナウバワックス) 3重量部 上記の材料をブレンダーで充分混合したのち2軸押出し
機にて混練し、冷却後粉砕、分級し体積平均粒径約8μ
mのシアン色の母体トナーFを得た。母体トナーF10
0重量部に対して、外添剤として、疎水性シリカ(ヘキ
サメチルジシラザンでの表面処理品)0.4重量部をヘ
ンシェルミキサーにて混合を行ない、シアン色のトナー
Fを得た。このトナーF中樹脂のTHF不溶分は0%で
あり、重量平均分子量は14000、重量平均分子量/
数平均分子量の値は4.5であり、分子量が1×105
以上の成分は2.0重量%であった。このトナー5重量
部とシリコン樹脂コートキャリア95重量部を混合攪拌
し二成分現像剤Fを作成した。
【0029】 「シアン色カラートナーG及び現像剤G」 ・結着樹脂(重量平均分子量が54000のポリエステル樹脂) 100重量部 ・帯電制御剤(サリチル酸誘導体の金属塩) 2重量部 ・着色剤(銅フタロシアニンブルー顔料) 2.5重量部 ・離型剤(融点83℃のカルナウバワックス) 3重量部 上記の材料をブレンダーで充分混合したのち2軸押出し
機にて混練し、冷却後粉砕、分級し体積平均粒径約8μ
mのシアン色の母体トナーGを得た。母体トナーG10
0重量部に対して、外添剤として、疎水性シリカ(ヘキ
サメチルジシラザンでの表面処理品)0.4重量部をヘ
ンシェルミキサーにて混合を行ない、シアン色のトナー
Gを得た。このトナーG中樹脂のTHF不溶分は0%で
あり、重量平均分子量は50000、重量平均分子量/
数平均分子量の値は16.4であり、分子量が1×10
5以上の成分は16.3重量%であった。このトナー5
重量部とシリコン樹脂コートキャリア95重量部を混合
攪拌し二成分現像剤Gを作成した。
【0030】「未定着画像の作成」定着装置を取り除い
たリコー製カラー複写機プリテール650に現像剤A,
B,C,D,E,F,Gを入れ1.0±0.1mg/c
2のトナーが現像されるように調整を行ない、リコー
フルカラーPPC用紙タイプ6000<70W>A4サ
イズに20mm×100mmの面積で未定着の画像を作
成し、未定着画像A,B,C,D,E,F,Gを得た。
【0031】[実施例1]下記構成及び条件の定着装置
にて未定着画像A,B,C,Dを定着し光沢度を測定し
た。 定着ローラ:60mmφ長さ326mm、アルミ芯金に
厚さ2mmのシリコンゴム被覆 加圧ローラ:60mmφ長さ326mm、アルミ芯金に
厚さ8mmのシリコンゴム被覆 ヒーター出力:定着650W、加圧400W 定着圧(全圧):160Kg ニップ幅:10mm 定着温度:160℃(定着ローラ温度) 線速:180mm/sec 離型オイル塗布量:シリコンオイル3mmg/A4 次に線速を90mm/sec(1/2線速)とし未定着
画像A,B,C,Dを定着し光沢度を測定した。トナー
Dは画像光沢が低かったためさらに線速を下げ60mm
/sec(1/3線速)でも定着した。各画像の光沢度
測定結果を下表に示したが線速を低下させトナーに与え
る熱量を高めることにより光沢を高めることができた。
ただし、トナーCのように高分子量成分が少ないと低光
沢な画像が得づらく、逆にトナーDのように高分子量成
分が多いと高光沢が得づらくなる。なお、光沢度の測定
は、日本電色工業株式会社製のグロスメーターにより、
入射角度60°により計測した。
【0032】
【表1】
【0033】[実施例2]下記構成及び条件の定着装置
にて未定着画像A,B,C,Dを定着し光沢度を測定し
た。 定着ローラ:60mmφ長さ326mm、アルミ芯金に
厚さ2mmのシリコンゴムを被覆し、さらに30μmの
テフロンチューブで被覆 加圧ローラ:50mmφ長さ326mm、アルミ芯金に
厚さ1mmのシリコンゴムを被覆し、さらに30μmの
テフロンチューブで被覆 ヒーター出力:定着650W、加圧400W 定着圧(全圧):80Kg ニップ幅:6mm 定着温度:160℃(定着ローラ温度) 線速:150mm/sec 離型オイル塗布量:0(オイルレス) 次に加圧バネを交換し定着圧(全圧)180Kgに高
め、未定着画像A,B,C,Dを定着し光沢度を測定し
た。さらに画像光沢を高めるため線速を100mm/s
ec(2/3線速)とし未定着画像A,B,C,Dを定
着し光沢度を測定した。各画像の光沢度測定結果を下表
に示したが定着圧を高めることにより光沢を高めること
ができた。また、さらに線速を低下させトナーに与える
熱量を高めることによりさらにワックス含有トナーは光
沢を高めることができたがワックスを含有しないトナー
Aはオフセットが発生し光沢が低下した。
【0034】
【表2】
【0035】[実施例3]以下の条件に設定した図1に
示すベルト定着装置を用いて未定着画像A,B,C,D
を定着し光沢度を測定した。 定着ローラー:φ38mm、シリコン発泡体 加圧ローラー:φ50mm、シリコンゴム厚み1mm、
PFAチューブ被覆 加熱ローラー:φ30mm、アルミ、肉厚2mm 定着ベルト:ベルト径:φ60、基体:約40μm厚の
ニッケル、離型層:約150μmのシリコンゴム、ベル
ト幅310mm ベルト張力:1.5kg/片、 ベルト速度:200mm/sec、 定着ニップ幅:10mm、 ヒーター出力:定着650W、加圧400W 定着圧(全圧):40Kg 定着温度:150℃(定着ローラ温度) 離型オイル塗布量:1.0mg/A4 次に内蔵したカムにより加圧バネを圧縮し定着圧(全
圧)を100Kgに高め未定着画像A,B,C,Dを定
着し光沢度を測定した。トナーDは画像光沢が低かった
ためさらに線速を100mm/sec(1/2線速)と
し、さらに定着温度を170℃に高めて定着し光沢度を
測定した。各画像の光沢度測定結果を下表に示したが定
着圧を高めることにより光沢を高めることができた。ま
た、さらに線速を低下させるとともに定着温度も高めト
ナーに与える熱量を高めることによりトナーDのように
高分子量成分が多いトナーでも光沢を高めることができ
た。
【0036】
【表3】
【0037】[比較例1]もっとも高光沢の得られた実
施例3の定着条件で、未定着画像E,Gを定着し光沢度
を測定した。光沢度測定結果を下表に示したがトナー
E,Gは定着圧を高め、さらに線速を低下させるととも
に定着温度も高めた条件でも高い光沢が得られず、十分
な色再現性が得られない。
【0038】
【表4】
【0039】[比較例2]もっとも光沢の低かった実施
例3の定着条件で、未定着画像Fを定着し、光沢度を測
定した。光沢度測定結果を下表に示したが、トナーFで
は低光沢画像が得られず、定着圧を高めてさらに線速を
低下させた条件ではオフセットを生じ光沢が低下した。
さらに定着温度を150℃に低下させると光沢度は5.
2と光沢は低下したが定着性が不十分であった。なお、
定着性の試験は画像を綿布でこすり綿布が汚れなければ
定着しているとした。
【0040】
【表5】
【0041】
【発明の効果】以上、詳細且つ具体的な説明から明らか
なように、本発明の画像形成方法では、記録材上に形成
されたトナー像を加熱した定着部材と接触させて定着す
る方式において、トナー中の樹脂がTHF不溶分を含有
せず、GPCによる重量平均分子量が15000〜45
000であり、重量平均分子量/数平均分子量が5〜1
5であり、分子量が1×105以上の成分が3〜15重
量%存在するトナーを使用し、トナーに与える熱量や圧
力を変化させて定着画像の光沢を切替える手段を有して
いるため、画像種類やユーザーの好みに応じ画像の光沢
度を応答性良く確実に切り替えることができ、十分な定
着性を与えながら安定した低光沢画像が得られ、大きな
定着条件変更をせずに安定した高光沢画像を得ることが
できた。さらにトナーに離型剤としてワックス類を含有
させることにより、オフセット現象に対する余裕度が向
上しより広い範囲の光沢度が安定して得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の定着装置の一例を示す図である。
【符号の説明】
R1 定着ローラー R2 加圧ローラー R3 加熱ローラー R4 オイル塗布ローラー B 定着ベルト P 加圧バネ G ガイド H 加熱源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白石 桂子 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 山下 昌秀 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 渡辺 和人 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 加藤 光輝 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H005 AA01 AA06 CA14 DA04 EA06 EA07 FB01 2H033 AA10 AA11 BA42 BA58 CA26 CA39 CA43 2H077 DB25

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録材上に形成されたトナー像を加熱し
    た定着部材と接触させて定着する方式において、使用す
    るトナー中の樹脂がTHF不溶分を含有せず、GPCに
    よる重量平均分子量が15000〜45000であり、
    重量平均分子量/数平均分子量が5〜15であり、分子
    量が1×105以上の成分が3〜15重量%存在し、定
    着画像の光沢を切替える手段を有することを特徴とする
    画像形成方法。
  2. 【請求項2】 前記トナーが離型剤としてワックス類を
    含有していることを特徴とする請求項1に記載の画像形
    成方法。
  3. 【請求項3】 定着画像の光沢を切替える手段がトナー
    に与える熱量を変化させていることを特徴とする請求項
    1または請求項2に記載の画像形成方法。
  4. 【請求項4】 定着画像の光沢を切替える手段がトナー
    に与える圧力を変化させていることを特徴とする請求項
    1または請求項2に記載の画像形成方法。
  5. 【請求項5】 定着画像の光沢を切替える手段がトナー
    に与える熱量及び圧力を変化させていることを特徴とす
    る請求項1または請求項2に記載の画像形成方法。
JP2000032322A 2000-02-09 2000-02-09 画像形成方法 Expired - Fee Related JP4519237B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000032322A JP4519237B2 (ja) 2000-02-09 2000-02-09 画像形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000032322A JP4519237B2 (ja) 2000-02-09 2000-02-09 画像形成方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007280817A Division JP4731538B2 (ja) 2007-10-29 2007-10-29 画像形成方法及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001222171A true JP2001222171A (ja) 2001-08-17
JP4519237B2 JP4519237B2 (ja) 2010-08-04

Family

ID=18556940

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000032322A Expired - Fee Related JP4519237B2 (ja) 2000-02-09 2000-02-09 画像形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4519237B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007187967A (ja) * 2006-01-16 2007-07-26 Konica Minolta Business Technologies Inc 電子写真用トナー、電子写真画像形成方法
JP2008065006A (ja) * 2006-09-07 2008-03-21 Ricoh Co Ltd トナー、それを用いた画像形成装置及びプロセスカートリッジ
US7551868B2 (en) 2006-07-11 2009-06-23 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus and image forming method
JP2010032935A (ja) * 2008-07-31 2010-02-12 Canon Inc 画像形成装置及び画像形成方法
US7787815B2 (en) 2006-09-04 2010-08-31 Ricoh Company, Ltd. Image forming device
US7909081B2 (en) 2007-03-15 2011-03-22 Ricoh Company, Limited Sheet laminator, image forming apparatus, and sheet laminating method

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007187967A (ja) * 2006-01-16 2007-07-26 Konica Minolta Business Technologies Inc 電子写真用トナー、電子写真画像形成方法
US7551868B2 (en) 2006-07-11 2009-06-23 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus and image forming method
US7787815B2 (en) 2006-09-04 2010-08-31 Ricoh Company, Ltd. Image forming device
JP2008065006A (ja) * 2006-09-07 2008-03-21 Ricoh Co Ltd トナー、それを用いた画像形成装置及びプロセスカートリッジ
JP4721443B2 (ja) * 2006-09-07 2011-07-13 株式会社リコー トナー、それを用いた画像形成装置及びプロセスカートリッジ
US7909081B2 (en) 2007-03-15 2011-03-22 Ricoh Company, Limited Sheet laminator, image forming apparatus, and sheet laminating method
JP2010032935A (ja) * 2008-07-31 2010-02-12 Canon Inc 画像形成装置及び画像形成方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4519237B2 (ja) 2010-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4817152B2 (ja) トナー
JP4175505B2 (ja) 静電荷像現像用カラートナー
JP2002082488A (ja) 静電荷像現像用カラートナー及び定着方法、トナー容器、画像形成装置
JP4026373B2 (ja) 静電荷潜像現像用トナーの製造方法
JP4519237B2 (ja) 画像形成方法
JP4731538B2 (ja) 画像形成方法及び画像形成装置
US6203958B1 (en) Toner and method of image formation using the same
JP2003005432A (ja) 電子写真用フルカラートナー
JPS63128357A (ja) 熱ロ−ラ定着用カプセルトナ−
JP4718738B2 (ja) 静電荷像現像用トナー
JP2001142329A (ja) フルカラートナー定着方式
JP3928079B2 (ja) 画像形成方法
JP3675738B2 (ja) 静電荷像現像用トナーおよびその製造方法
JPH07287413A (ja) 電子写真用トナー
JP2007178720A (ja) 画像形成方法
JP4132597B2 (ja) 静電荷像現像用トナー、それを用いた静電荷像現像剤及び画像形成方法
JP3635140B2 (ja) 電子写真用トナー
JPH08278660A (ja) 静電荷像現像用磁性トナー、及び、画像形成方法
JPH09179335A (ja) 電子写真用トナー
JP2010204141A (ja) 画像形成用トナー、一成分現像剤、二成分現像剤、画像形成方法、画像形成装置およびプロセスカートリッジ
JP2005091984A (ja) 画像形成方法
JP2002278152A (ja) 静電荷像現像用カラートナー
JP3577275B2 (ja) フルカラー現像用トナー
JP4519367B2 (ja) 静電荷像現像用カラートナー
JP2000242026A (ja) トナー、画像形成方法及び装置ユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050111

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070830

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071029

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080207

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080404

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080710

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091130

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100329

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100519

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130528

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140528

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees