JP2001221845A - Pri測定装置 - Google Patents

Pri測定装置

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JP2001221845A
JP2001221845A JP2000033972A JP2000033972A JP2001221845A JP 2001221845 A JP2001221845 A JP 2001221845A JP 2000033972 A JP2000033972 A JP 2000033972A JP 2000033972 A JP2000033972 A JP 2000033972A JP 2001221845 A JP2001221845 A JP 2001221845A
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JP
Japan
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signal
pri
circuit
time
sampling
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JP2000033972A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Kajiura
博章 梶浦
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のPRI測定では、ビデオ信号に変換さ
れた入力パルス信号を予め設定した周期を有するサンプ
リング信号でサンプルし、各パルスについてサンプルし
た信号の振幅が予め設定したシキイ値を超える位置を求
め、それからPRIを求めていた。このため精度を高め
るにはサンプリング周期を高くしなければならず、デー
タ量が多くなる。また、サンプリング周期が低いままだ
と長時間にわたる平均化を行う必要があり時間がかかる
という問題があった。 【解決手段】 まず従来方式で概略のPRI(Ta)を
求め、このTaを用いてサンプリング信号とこのサンプ
リング信号をTa遅延させた信号とで相関をとり、この
自己相関値の時間変化の周期からPRIを求めるように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、少ないデータ量
で高精度のPRI測定ができるPRI測定装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のPRIの測定の仕方を図6で説明
する。受信パルス列信号をビデオ信号に変換すると、図
10に示す繰り返し信号が得られる。パルス信号が到来
する時間をパルス到来時間(TOA:Time of
Arrival)という。図6ではt1、t2、t3、
・・・tnで示されている。このパルス到来時間の繰返
し周期をパルス繰り返し間隔(PRI:Pulse R
epetition Interval)という。従来
方式では、ビデオ信号を予め設定された周期のサンプリ
ング信号でサンプリングし、このサンプルされた信号が
予め設定されたシキイ値を超えたサンプリング信号の時
間位置をTOAとして捉えていた。この捉え方ではサン
プリングの時間幅が荒いとビデオ信号がシキイ値を越え
た時間とサンプルされた信号が初めてシキイ値を超える
時間の間に大きな誤差がでる。他方、サンプリングの時
間幅を細かくすると前記の誤差は少なくなるが測定のた
めのデータ量が多くなり、装置の負担が大きくなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のPRI測定は以
上のように構成していたので、データ量が少ないと精度
が得られなく、また精度を得ようとするとデータ量が多
くなり、装置の負担が大きくなり、またそのデータを得
るため時間もかかるという問題があった。
【0004】この発明は上記の問題を解決するためにな
されたものであり、少ないデータ量で精度の高いPRI
の測定値を得ることが出来るPRI測定装置を得ること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、この発明では、周期的に到来するパルス信号を受信
する受信機と、この受信信号をビデオ信号に変換するビ
デオ変換回路と、前記ビデオ信号をサンプリング信号で
サンプリングして出力するサンプリング回路と、サンプ
リングされた信号の振幅が予め設定したシキイ値を越え
るタイミング情報を使って前記パルス信号のPRIの概
略値Taを検出する第1のPRI検出器と、前記サンプ
リングされた信号とその信号を遅延して得た信号(遅延
時間:Ta)との相関値を求める自己相関回路と、この
自己相関回路の出力信号の振幅の時間的変化から、その
繰返し周期を第2のPRIとして検出する第2のPRI
検出部とを備えたものである。
【0006】また、周期的に到来するパルス信号を受信
する受信機と、この受信信号をビデオ信号に変換するビ
デオ変換回路と、前記ビデオ信号をサンプリング信号で
サンプリングして出力するサンプリング回路と、サンプ
リングされた信号の振幅が予め設定したシキイ値を越え
る信号から得られるタイミング情報を使って、周期的に
入力される特定の選択されたパルス列を抽出するパルス
列抽出回路と、この抽出されたパルス列からその概略周
期Taを第1のPRIとして検出する第1のPRI検出
器と、前記サンプリングされた信号とその信号を遅延し
て得た信号(遅延時間:Ta)との相関値を求める自己
相関回路と、この自己相関回路の出力信号の振幅の時間
的変化から、その繰返し周期を第2のPRIとして検出
する第2のPRI検出部とを備えるようにしたものであ
る。
【0007】また第2のPRI検出部は、離散的に現れ
る自己相関回路の各出力信号の振幅値の増大傾向部分を
結んで構成される第1の内挿曲線と減少傾向部分を結ん
で構成される第2の内挿曲線の接合点を極大値として、
この極大値に最も近い位置にあるサンプリング信号の時
間位置情報を求める時間位置測定回路を備え、この測定
回路から得られる時間位置情報の隣り合う時間間隔にも
とずいて第2のPRIを求めるようにしたものである。
【0008】 第2のPRI検出部は、離散的に現れる
自己相関回路の各出力信号の振幅値の増大傾向部分を結
んで構成される内挿曲線と減少傾向部分を結んで構成さ
れる内挿曲線の接合点を極大値として、その極大値の時
間位置を求める極大値時間位置測定器を備え、この極大
値時間位置の隣り合う時間間隔にもとずいて第2のPR
Iを求めるようにしたものである。
【0009】また、離散的に現れる自己相関回路の各出
力信号の振幅値を結んで構成される内挿曲線は、出力信
号振幅の増加領域と減少領域のそれぞれの出力信号の振
幅値を近似直線で結んだ一次関数で内挿したもので構成
するようにしたものである。
【0010】また、サンプリング回路と自己相関回路の
間に、サンプリングされた信号のうち、極大値を含む予
め設定した範囲の時間軸上の位置にある信号を抽出する
信号間引き回路と、信号間引き回路による間引き後の信
号を用いて自己相関動作を行う自己相関回路と、自己相
関回路によって得られた時間情報に間引き期間の時間情
報を加算する間引き時間加算回路とを備えるようにした
ものである。
【0011】サンプリング回路と自己相関回路の間に挿
入される信号間引き回路の間引き時間の時間幅は、周期
的に到来するパルス信号のパルス幅と略同じ幅に設定す
るようにしたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下この発明の実
施の形態1について、図1に基づき説明する。図1にお
いて、 10は高周波パルス信号を受信してビデオ信号に
変換する受信部で、受信回路11とビデオ変換回路12
から構成されている。20は前記ビデオ信号に変換され
たパルス信号を処理してPRIの測定に必要な信号を抽
出する信号処理部で、ビデオ信号をサンプリングするサ
ンプリング回路21、このサンプリング信号のうち所定
のシキイ値を越えた信号を抽出するシキイ値回路22、
シキイ値を越えたサンプリング信号の時間情報からサン
プリング信号の概略の繰返し周期(PRI)Taを把握
する第1のPRI検出回路23とから構成される。30
は遅延回路で、第1のPRI検出回路23から概略の繰
返し周期Taの情報を得てサンプリング信号をTaだけ
遅延させるものである。40は第2のPRI検出部で、
サンプリング信号とサンプリング信号をTaだけ遅延し
た信号とで自己相関処理を行う相関回路41と、相関回
路出力信号から繰返し周期(PRI)を検出する周期検
出回路42とから構成されている。
【0013】図2は、 第2のPRI検出部40の他の構
成例である。図1と同一符号を付したものは同一内容又
は機能のものを示す。41は相関回路、42は周期検出
回路、43は時間位置測定回路である。
【0014】次に動作について説明する。サンプリング
回路21でサンプリングされたサンプリング信号の内、
所定のシキイ値に達したものはシキイ値回路22を経て
第1のPRI検出回路23の導かれ、このサンプリング
信号にもとずいて概略のPRIが求められる。サンプリ
ング信号は、ビデオ信号がサンプリングの時間幅の荒さ
tsで飛び飛びに抽出されたものであるので、ビデオ信
号がシキイ値に達した時間からはずれた信号となってい
る。このため、第1のPRI検出回路23のデータ精度
もその影響を受け、ビデオ信号の概略のPRIとなる。
この値を図3ではTa1で示している。このようにして
得た概略のPRIの値Taを用いて遅延させたサンプリ
ング信号との間で自己相関をとると、図3に示すように
離散的な時間の経過とともに変化する信号が得られる。
概略Ta毎に現れるこの信号のピーク値にもとずいてピ
ーク値の現れる周期を周期検出回路42で検出し、第2
のPRIとする。また図2に示す構成では、時間位置測
定回路43によってピーク値を採る時間位置を求めこの
時間情報を周期検出回路42に渡し周期を検出する。こ
こで得た周期は相関値の得られる時間位置までずれてい
るので、真のPRIではないが、相関処理を行っている
ので雑音などによる擾乱を軽減でき少ないデータを使っ
て精度を高めることが出来る。
【0015】図4は、 PRI検出部40の他のの構成例
である。図1、図2、と同一符号を付したものは同一内
容又は機能のものを示す。44は離散的時間位置で発生
する信号を用いて内挿法により極大値を求め時間位置を
推定する極大値時間位置測定回路である。
【0016】次に動作について説明する。図2、図3で
説明したものの場合は、時間経過信号をそのまま用いて
PRIを求めたが、図4、図5で説明するものの場合
は、各時間経過信号を結ぶ振幅の内挿関数で、サンプル
の幅の間にある真値を推定するようにしたものである。
内挿関数は増加傾向の区間と減少傾向の区間に独立に設
定し、その接合点を真値とするものである。極大値時間
位置測定回路44はこの接合点を求めるもので、周期検
出回路42は隣り合う極大値の間隔から第2のPRIを
求めるものである。この場合は、図3におけるものより
は精度は高くなる。図5ではこの値をTa2で示してい
る。また、内挿関数はそれぞれ直線関数として簡略化を
図ってもよい。
【0017】実施の形態2.次に、実施の形態2につい
て説明する。図6は実施の形態2に係る構成図である。
図6において図1、図2、図4と同じ符号を付したもの
は同一内容又は機能のものを示す。24は信号間引き回
路、45は間引き期間加算回路である。この実施の形態
では、相関処理によるPRIの演算に影響を及ぼさない
時間情報を予め外して相関演算等の処理を行い、最後に
外していた時間幅情報を加算して、実際のPRIを求め
るようにしたものである。
【0018】次に動作を説明する。サンプリングされた
ビデオ信号は、信号間引き回路24で図7Aの区間τ1
におけるサンプリング信号のみを通過させる。この通過
信号は図7Bに示すように、レベルが高く情報量の多い
部分のみとなっている。そして第1のPRI検出回路2
3で区間τ2を除いた形の概略PRIを求め、そのデー
タを遅延回路30に渡して遅延量の設定を行う。間引き
処理された信号は相関回路41で自己相関処理を行っ
て、区間τ1に対応するPRIを求め、間引き区間加算
回路45で、区間τ2の時間を加えて元のパルス列に対
応するPRIを求める。なお、立ち上がりの急峻なパル
ス信号の場合は、区間τ1をビデオ信号のパルス幅と同
程度に狭く設定することができる。このように狭く設定
すると、相関処理をおこなう情報量が少なくて済み、機
器への負担の軽減、処理時間の短縮等の効果が得られ
る。
【0019】実施の形態3.次に、実施の形態3につい
て説明する。図8は実施の形態3に係る構成図である。
図8において図1、図2、図4、図6と同じ符号を付し
たものは同一内容又は機能のものを示す。25は、周期
的に到来する複数のパルス列に対し、フレーム同期によ
りその周期を選択的に検出するパルス列抽出回路であ
る。この実施の形態では複数組のパルス列が入ってきた
時に、その中から目的とするパルス列のみを取り出し、
それについてPRIを正確に測定しようというものであ
る。
【0020】次に動作を説明する。サンプリングされた
パルス信号はシキイ値回路22で所定値以上のレベルの
ものだけを抽出し、さらにパルス列抽出回路25で目的
とするパルス列をその特徴、例えばその周期を利用して
フレーム同期により抽出する。ついで実施の形態1、等
と同様な方法で、フレーム同期の周期を概略PRIとし
て遅延回路の遅延量を設定して自己相関処理を行って、
精度の高いPRIを求める。さらに、実施の形態2で説
明した不要部分を間引きして処理情報量を減らし高速化
を図る技術を適用して、図9Bに示すように到来信号の
密度の高い部分を集めて、高い処理速度により高精度に
PRIを測定するようにしている。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、この発明では、周
期的に到来するパルス信号をビデオ信号に変換し、前記
ビデオ信号をサンプリング信号でサンプリングして出力
するサンプリング回路と、サンプリングされた信号の振
幅が予め設定したシキイ値を越える信号が得られるタイ
ミング情報を使って前記パルス信号のPRIの概略値T
aを検出し、前記サンプリングされた信号とその信号を
遅延して得た信号(遅延時間: Ta)との相関値を求
め、その繰返し周期からPRIを求めるようにしたの
で、少ない受信パルスで精度の高いPRI測定ができる
効果がある。
【0022】また、この発明では到来するパルス信号か
ら予め設定した周期で入力される特定の選択されたパル
ス列を抽出するパルス列抽出回路を備えてPRI検出処
理を行うするようにしたので、多数のパルス信号から予
め設定した特定のパルス列信号に対し、高精度でPRI
測定ができる効果がある。
【0023】また、この発明に係る第2のPRI検出部
は、離散的に現れる自己相関回路の各出力信号を結ぶ包
絡線から得られる極大値に最も近い位置にあるサンプリ
ング信号の時間位置情報の隣り合う時間間隔にもとずい
て第2のPRIを求めるようにしたので、精度の高いP
RIを求めることができる効果がある。
【0024】また、離散的に現れる自己相関回路の各出
力信号の振幅値の増大傾向部分を結んで構成される第1
の内挿曲線と減少傾向部分を結んで構成される第2の内
挿曲線の接合点を極大値として、この極大値に最も近い
位置にあるサンプリング信号の時間位置情報の隣り合う
時間間隔にもとずいて第2のPRIを求めるようにした
ので、極大値の決定が容易であり、精度の高いPRIを
求めることができる効果がある。
【0025】また、離散的に現れる自己相関回路の各出
力信号の振幅値の増大傾向部分を結んで構成される内挿
曲線と減少傾向部分を結んで構成される内挿曲線の接合
点を極大値として、この極大値時間位置の隣り合う時間
間隔にもとずいて第2のPRIを求めるようにしたの
で、精度の高い極大値の決定にもとずいて精度の高いP
RIを求めることができる効果がある。
【0026】離散的に現れる自己相関回路の各出力信号
の振幅値を結んで構成される内挿曲線は、出力信号振幅
の増加領域と減少領域のそれぞれの出力信号の振幅値を
近似直線で結んだ一次関数で内挿したもので構成するよ
うにしたので、極大値に決定が容易である効果がある。
【0027】信号間引き回路による間引き後の信号を用
いて自己相関動作を行なわせ、その結果に間引き期間の
時間情報を加算するようにしたので、処理の対象となる
情報量を少なくでき、処理速度の高速化、装置の負担の
軽減などが図れる効果がある。
【0028】サンプリング回路と自己相関回路の間に挿
入される信号間引き回路の間引き時間の時間幅は、周期
的に到来するパルス信号のパルス幅と略同じ幅に設定す
るようにしたので、処理の対象となる情報量を大幅に少
なくでき、処理速度の高速化、装置の負担の軽減などが
図れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の構成図である。
【図2】 PRI検出部の構成例である。
【図3】 相関回路41の出力信号の1例を示す図であ
る。
【図4】 PRI検出部の構成例である。
【図5】 相関回路41の出力信号の1例を示す図であ
る。
【図6】 この発明の実施の形態2の構成図である。
【図7】 実施の形態2にかかる信号の間引きの説明図
である。
【図8】 この発明の実施の形態3の構成図である。
【図9】 実施の形態3にかかるパルス列抽出回路の説
明図である。
【図10】 ビデオ信号の説明図である。
【符号の説明】
10 受信部、 11 受信回路、 12 ビデオ変換
回路、20 信号処理部、 21 サンプリング回路、
22 シキイ値回路、23 第1のPRF検出回路、
24 信号間引き回路、25 パルス列抽出回路、3
0 遅延回路、40 第2のPRI検出部、 41 相
関回路、 42 周期検出回路、43 時間位置測定回
路、 44 極大値時間位置測定回路、45 間引き時
間加算回路。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周期的に到来するパルス信号を受信する
    受信機と、この受信信号をビデオ信号に変換するビデオ
    変換回路と、前記ビデオ信号をサンプリング信号でサン
    プリングして出力するサンプリング回路と、サンプリン
    グされた信号の振幅が予め設定したシキイ値を越える信
    号が得られるタイミング情報を使って前記パルス信号の
    PRIの概略値Taを検出する第1のPRI検出器と、
    前記サンプリングされた信号とその信号を遅延して得た
    信号(遅延時間:Ta)との相関値を求める自己相関回
    路と、この自己相関回路の出力信号の時間的変化から、
    その繰返し周期を第2のPRIとして検出する第2のP
    RI検出部とを備えたことを特徴とするPRI測定装
    置。
  2. 【請求項2】 周期的に到来するパルス信号を受信する
    受信機と、この受信信号をビデオ信号に変換するビデオ
    変換回路と、前記ビデオ信号をサンプリング信号でサン
    プリングして出力するサンプリング回路と、サンプリン
    グされた信号の振幅が予め設定したシキイ値を越える信
    号が得られるタイミング情報を使って、周期的に入力さ
    れる特定の選択されたパルス列を抽出するパルス列抽出
    回路と、このパルス列からその概略周期を第1のPRI
    として検出する第1のPRI検出器と、前記サンプリン
    グされた信号とその信号を遅延して得た信号(遅延時
    間:Ta)との相関値を求める自己相関回路と、この自
    己相関回路の出力信号の時間的変化から、その繰返し周
    期を第2のPRIとして検出する第2のPRI検出部と
    を備えたことを特徴とするPRI測定装置。
  3. 【請求項3】 第2のPRI検出部は、離散的に現れる
    自己相関回路の各出力信号の振幅値の増大傾向部分を結
    んで構成される第1の内挿曲線と減少傾向部分を結んで
    構成される第2の内挿曲線の接合点を極大値として、こ
    の極大値に最も近い位置にあるサンプリング信号の時間
    位置情報を求める時間位置測定回路を備え、この測定回
    路から得られる時間位置情報の隣り合う時間間隔にもと
    ずいて第2のPRIを求めるようにしたことを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載のPRI測定装置。
  4. 【請求項4】 第2のPRI検出部は、離散的に現れる
    自己相関回路の各出力信号の振幅値の増大傾向部分を結
    んで構成される内挿曲線と減少傾向部分を結んで構成さ
    れる内挿曲線の接合点を極大値として、その極大値の時
    間位置を求める極大値時間位置測定器を備え、この極大
    値時間位置の隣り合う時間間隔にもとずいて第2のPR
    Iを求めるようにしたことを特徴とする請求項1〜請求
    項3のいずれか一項に記載のPRI測定装置。
  5. 【請求項5】離散的に現れる自己相関回路の各出力信号
    の振幅値を結んで構成される内挿曲線は、出力信号振幅
    の増加領域と減少領域のそれぞれの出力信号の振幅値を
    近似直線で結んだ一次関数で内挿したもので構成するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれ
    か一項に記載のPRI測定装置。
  6. 【請求項6】 サンプリング回路と自己相関回路の間
    に、サンプリングされた信号のうち、極大値を含む予め
    設定した範囲の時間軸上の位置にある信号を抽出する信
    号間引き回路と、信号間引き回路による間引き後の信号
    を用いて自己相関動作を行う自己相関回路と、自己相関
    回路によって得られた時間情報に間引き期間の時間情報
    を加算する間引き時間加算回路とを備えたことを特徴と
    する請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のPRI
    測定装置。
  7. 【請求項7】 サンプリング回路と自己相関回路の間に
    挿入される信号間引き回路の間引き時間の時間幅は、周
    期的に到来するパルス信号のパルス幅と略同じ幅に設定
    することを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一
    項に記載のPRI測定装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007163406A (ja) * 2005-12-16 2007-06-28 Mitsubishi Electric Corp レーダ受信パルス分離装置
JP2008281517A (ja) * 2007-05-14 2008-11-20 Mitsubishi Electric Corp パルス変調信号列の同定装置
JP2012108045A (ja) * 2010-11-18 2012-06-07 Honda Motor Co Ltd 距離測定方法

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