JP2001221752A - 波長分散型蛍光x線分析装置 - Google Patents

波長分散型蛍光x線分析装置

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JP2001221752A
JP2001221752A JP2000027604A JP2000027604A JP2001221752A JP 2001221752 A JP2001221752 A JP 2001221752A JP 2000027604 A JP2000027604 A JP 2000027604A JP 2000027604 A JP2000027604 A JP 2000027604A JP 2001221752 A JP2001221752 A JP 2001221752A
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Yukio Sako
幸雄 迫
Katsumi Kurita
克巳 栗田
Junji Fujimori
淳二 藤森
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Rigaku Corp
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Rigaku Industrial Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スキャン型蛍光X線分析装置において、ゴニ
オメータのバックラッシュを簡単な構造で安定して解消
でき、十分正確な分析ができる装置を提供する。 【解決手段】 第1および第2駆動機構15,18 からなる
連動手段(ゴニオメータ)が駆動源たる主モータ18a の
回転を伝達して回転させる最終伝達軸であるθ軸14また
は2θ軸17に対し、副モータ15a により、所定の方向に
第1の所定の大きさの回転力を加えて、θ軸14および2
θ軸17における回転方向の遊びを解消する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、いわゆるスキャン
型の蛍光X線分析装置において、ゴニオメータのバック
ラッシュを解消できる装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、いわゆる波長分散型の蛍光X
線分析においては、例えば、図4に示すように、試料1
にX線管等のX線源4から1次X線3を照射し、試料1
から発生した蛍光X線(2次X線)5を、発散ソーラス
リット13を通過させた後、分光素子6で分光し(分光
器が複数の分光素子を有し、使用する分光素子を選択す
1場合等もある)、分光された蛍光X線7の強度を検出
器8で測定する。ここで、検出器8に入射する蛍光X線
7の波長が変化するように、ゴニオメータと呼ばれる連
動手段(特願平10−372438号の第1および第2
駆動機構等参照)で分光素子6と検出器8とを連動させ
ることにより、試料1に含まれる各元素から発生した蛍
光X線5をそれぞれの波長に分光し、その強度を測定し
ている。
【0003】すなわち、蛍光X線5がある入射角θで分
光素子6へ入射すると、その蛍光X線5の延長線9と分
光素子6で分光(回折)された蛍光X線7は入射角θの
2倍の分光角2θをなすが、連動手段は、分光角2θを
変化させて分光される蛍光X線7の波長を変化させつ
つ、その分光された蛍光X線7が検出器8に入射するよ
うに、分光素子6を、その受光面の中心を通る紙面に垂
直な軸心Oを中心に回転させ、その回転角の2倍だけ、
検出器8を、軸心Oを中心に円12に沿って回転させ
る。さらに具体的には、軸心Oが分光素子6の受光面を
通るように分光素子6が取り付けられるθ軸(図示せ
ず)を回転させ、θ軸と軸心Oが共通で検出器8が取り
付けられる2θ軸(図示せず)を、θ軸の回転角の2倍
だけ回転させる。
【0004】ここで、連動手段は、パルスモータ等を駆
動源とし、ウォームギアとヘリカルギア(ウォームホイ
ール)、その他の歯車等により構成され、そのままで
は、θ軸および2θ軸における回転方向の遊び、いわゆ
るバックラッシュがある。したがって、例えば、連動手
段を一定角度駆動しては一定時間停止して計数するとい
うステップスキャンの場合に、分光素子や検出器の停止
位置(回転角度θ、2θ)がバックラッシュの範囲内で
不確定になり、その結果、十分正確な分析ができなくな
る。そこで、従来より、例えば、θ軸または2θ軸を回
転させるヘリカルギアに、コイルばねや重りにより、所
定の方向に回転力を加え、すなわち、張力を与えて、バ
ックラッシュを軽減させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、コイルばね
を用いる場合には、その伸びに応じて張力が変化するの
で、安定してバックラッシュを解消できず、重りを吊っ
て用いる場合には、重りが上下に移動するスペースを確
保するために装置が大型化し、いずれによっても、小型
の簡単な構造で安定してバックラッシュを解消すること
ができない。この問題は、連動手段において、θ軸の駆
動機構と2θ軸の駆動機構とが機械的に連結されている
場合にも、機械的には独立していて各駆動機構のモータ
が電気的に制御されて連動する場合にも、起こる。
【0006】本発明は前記従来の問題に鑑みてなされた
もので、スキャン型の蛍光X線分析装置において、ゴニ
オメータのバックラッシュを簡単な構造で安定して解消
でき、十分正確な分析ができる装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の波長分散型蛍光X線分析装置は、まず、
試料に1次X線を照射するX線源と、試料から発生した
2次X線を分光する分光素子と、その分光素子で分光さ
れた2次X線の強度を測定する検出器と、軸心が前記分
光素子の受光面を通るように、前記分光素子が取り付け
られるθ軸と、そのθ軸を回転させるθ軸駆動機構と、
前記θ軸と軸心が共通で、前記検出器が取り付けられる
2θ軸と、その2θ軸を回転させる2θ軸駆動機構とを
備えている。
【0008】そして、前記θ軸駆動機構と2θ軸駆動機
構の一方の駆動機構が駆動源たる主モータを有し、か
つ、他方の駆動機構が一方の駆動機構との連結機構を有
して、前記検出器に入射する2次X線の波長が変化する
ように前記主モータが回転する。さらに、前記他方の駆
動機構が副モータを有し、その副モータが、前記他方の
駆動機構が回転させるべきθ軸または2θ軸に対し、所
定の方向に第1の所定の大きさの回転力を発生して、前
記θ軸および2θ軸における回転方向の遊びを解消す
る。
【0009】請求項1の装置によれば、θ軸駆動機構と
2θ軸駆動機構とが機械的に連結されている場合におい
て、コイルばねや重りではなく、副モータにより、θ軸
および2θ軸駆動機構からなる連動手段(ゴニオメー
タ)が主モータの回転を伝達して回転させる最終伝達軸
であるθ軸または2θ軸に対し、所定の方向に第1の所
定の大きさの回転力を加えて、θ軸および2θ軸におけ
る回転方向の遊びを解消するので、ゴニオメータのバッ
クラッシュを簡単な構造で安定して解消でき、十分正確
な分析ができる。
【0010】請求項2の波長分散型蛍光X線分析装置
は、請求項1の装置において、前記主モータが停止して
いる場合にのみ、前記副モータに、前記所定の方向に第
1の所定の大きさの回転力を発生させて、前記θ軸およ
び2θ軸における回転方向の遊びを解消する制御手段を
備える。ゴニオメータのバックラッシュは、駆動源たる
主モータが停止している場合にのみ問題となるが、請求
項2の装置によれば、制御手段により、主モータが停止
している場合にのみ、副モータに前記回転力を発生させ
て、θ軸および2θ軸における回転方向の遊びを解消す
るので、主モータの回転時に、副モータの回転力が、主
モータの負荷を増大させることがない。
【0011】請求項3の波長分散型蛍光X線分析装置
は、請求項2の装置において、前記制御手段が、前記主
モータが回転している場合には、前記副モータに、前記
他方の駆動機構が回転させるべきθ軸または2θ軸に対
し、前記主モータの回転により回転される方向に第2の
所定の大きさの回転力を発生させて、前記主モータの回
転を補助する。請求項3の装置によれば、さらに、制御
手段により、主モータが回転している場合には、副モー
タに、最終伝達軸であるθ軸または2θ軸に対し、駆動
源たる主モータの回転により回転される方向に第2の所
定の大きさの回転力を発生させて、主モータの回転を補
助するので、主モータの負荷が軽減され、主モータの小
型化が図れるとともに、ゴニオメータの駆動の高速化が
図れる。
【0012】請求項4の波長分散型蛍光X線分析装置
は、まず、前記請求項1の装置と同様に、X線源、分光
素子、検出器、θ軸、θ軸駆動機構、2θ軸および2θ
軸駆動機構を備えている。そして、前記θ軸駆動機構と
2θ軸駆動機構の双方の駆動機構がそれぞれ駆動源たる
主モータを有して、前記検出器に入射する2次X線の波
長が変化するように前記各主モータが回転される。さら
に、前記双方の駆動機構が副モータを有し、それらの副
モータが、それぞれ対応する駆動機構が回転させるべき
θ軸または2θ軸に対し、各所定の方向に各第1の所定
の大きさの回転力を発生して、前記θ軸および2θ軸に
おける回転方向の遊びを解消する。
【0013】請求項4の装置によれば、θ軸駆動機構と
2θ軸駆動機構とが、機械的には独立していて、各駆動
機構の主モータが電気的に制御されて、連動する場合に
おいて、コイルばねや重りではなく、各駆動機構の副モ
ータにより、θ軸または2θ軸に対し、各所定の方向に
各第1の所定の大きさの回転力を加えて、θ軸および2
θ軸における回転方向の遊びを解消するので、前記請求
項1の装置と同様に、ゴニオメータのバックラッシュを
簡単な構造で安定して解消でき、十分正確な分析ができ
る。
【0014】請求項5の波長分散型蛍光X線分析装置
は、請求項4の装置において、前記主モータが停止して
いる場合にのみ、前記副モータに、前記各所定の方向に
各第1の所定の大きさの回転力を発生させて、前記θ軸
および2θ軸における回転方向の遊びを解消する制御手
段を備える。請求項5の装置によれば、請求項2の装置
と同様の作用効果がある。
【0015】請求項6の波長分散型蛍光X線分析装置
は、請求項5の装置において、前記制御手段が、前記主
モータが回転している場合には、前記副モータに、前記
それぞれ対応する駆動機構が回転させるべきθ軸または
2θ軸に対し、前記各主モータの回転により回転される
方向に各第2の所定の大きさの回転力を発生させて、前
記各主モータの回転を補助する。請求項6の装置によれ
ば、さらに、制御手段により、主モータが回転している
場合には、各駆動機構の副モータに、θ軸または2θ軸
に対し、各駆動源たる主モータの回転により回転される
方向に各第2の所定の大きさの回転力を発生させて、各
主モータの回転を補助するので、前記請求項3の装置と
同様に、主モータの負荷が軽減され、主モータの小型化
が図れるとともに、ゴニオメータの駆動の高速化が図れ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施形態の装
置について説明する。まず、この装置の構成について説
明する。この装置は、まず、図3の概略正面図に示すよ
うに、試料1が載置される試料台2と、試料台2に設け
た孔を通過させて下方から試料1に1次X線3を照射す
るX線源4と、試料1から発生した蛍光X線等の2次X
線5を通過させる発散ソーラスリット13と、その発散
ソーラスリット13を通過した2次X線5を分光する分
光素子6と、その分光素子6で分光された2次X線7の
強度を測定する検出器8とを備えている。検出器8は、
前部に受光ソーラスリットを有している。図4に示した
従来の装置の一例は、試料1の上方から1次X線3を照
射する上面照射型であり、これと比較すると、第1実施
形態の装置は、各構成要素の配置において上下関係が逆
転したいわゆる下面照射型であるが、本発明では、これ
にこだわらず、上面照射型でもよい。
【0017】また、この装置は、図3の紙面手前側から
見たこの装置の要部の斜視図である図1に示すように、
軸心Oが分光素子6の受光面を通るように先端部(奥
側)に分光素子6が取り付けられるθ軸14と、そのθ
軸14を回転させるθ軸駆動機構15と、アーム19を
介して一端面(奥側)に検出器8が取り付けられる2θ
軸17と、その2θ軸17を回転させる2θ軸駆動機構
18とを備えている。θ軸14は、この装置の基台(図
示せず)に軸受け等を介して回動自在に支持されてい
る。2θ軸17は、中実のθ軸14と軸心Oを共通にす
る中空の軸で、軸受け(図示せず)によりθ軸14に対
して回動自在である。なお、本発明においては、分光器
が複数の分光素子を有し、測定すべき2次X線の波長に
応じて、使用する分光素子を選択するものであってもよ
く、その場合は、分光素子の選択機構を含む分光器全体
がθ軸に取り付けられる。また、図3では、試料1、試
料台2、X線源4、発散ソーラスリット13等は、省略
している。
【0018】ここで、2θ軸駆動機構18は、駆動源た
るパルスモータの主モータ18a、主モータ18aの回
転軸に軸心を共通に固定されて回転するウォームギア1
8b、および、2θ軸17の他端面(手前側)に軸心O
を共通に固定されてウォームギア18bと噛み合って回
転するヘリカルギア(ウォームホイール)18cを有し
ている。主モータ18aは、この装置の基台(図示せ
ず)に間接または直接に固定されている。
【0019】θ軸駆動機構15は、2θ軸駆動機構18
のヘリカルギア18cと噛み合って回転する第1連結ギ
ア15e、その第1連結ギア15eと軸心Pを共通に一
体化されて回転する第2連結ギア15d、および、θ軸
14の他端側(手前側)に軸心Oを共通に固定されて第
2連結ギア15dと噛み合って回転する駆動ギア15c
を有している。第1連結ギア15eおよび第2連結ギア
15dは、共通の軸15fとともに、2θ軸駆動機構1
8との連結機構を構成し、その軸心Pは、θ軸14、2
θ軸17、ヘリカルギア18cおよび駆動ギア15cの
軸心Oと平行である。連結機構の軸15fは、この装置
の基台(図示せず)に軸受け等を介して回動自在に支持
されている。
【0020】2θ軸駆動機構18のヘリカルギア18
c、θ軸駆動機構15の第1連結ギア15e、第2連結
ギア15d、駆動ギア15cの組み合わせによる減速比
は、駆動ギア15cの回転角度すなわちθ軸14の回転
角度が、ヘリカルギア18cの回転角度すなわち2θ軸
17の回転角度の半分になるように構成されている。し
たがって、2θ軸駆動機構18の主モータ18aが例え
ばA方向に回転することにより、検出器8および分光素
子6がA方向に適切な角度関係で回転し、検出器8に入
射する2次X線7(図3)の波長が長い方へ変化する。
主モータ18aをB方向に回転させて、検出器8および
分光素子6をB方向に回転させ、検出器8に入射する2
次X線7(図3)の波長を短い方へ変化させることも可
能である。すなわち、θ軸駆動機構15と2θ軸駆動機
構18とは機械的に連結され、分光素子6と検出器8の
連動手段、いわゆるゴニオメータを構成する。
【0021】θ軸駆動機構15は、さらに、DCモータ
である副モータ15aと、副モータ15aの回転軸に軸
心を共通に固定され、副モータ15aからの回転力を駆
動ギア15cに伝達する伝達ギア15bとを有してい
る。副モータ15aおよび伝達ギア15bの軸心も、前
記θ軸14等の軸心Oと平行である。副モータは、伝達
ギア15bおよび駆動ギア15cを介して、θ軸駆動機
構15が回転させるべきθ軸14に対し、所定の方向、
例えばB方向に第1の所定の大きさの回転力を発生し
て、θ軸14および2θ軸17における回転方向A,B
の遊び、すなわちゴニオメータ15,18のバックラッ
シュを解消する。なお、副モータ15aは、通電するこ
とによってトルクをコントロールすることができるDC
モータまたはACモータであればよい。また、本発明で
は、第1実施形態とは逆に、θ軸駆動機構が駆動源たる
主モータを有し、2θ軸駆動機構がθ軸および2θ軸に
おける回転方向の遊びを解消する副モータを有してもよ
い。
【0022】第1実施形態の装置は、さらに、制御手段
22を備え、その制御手段22は、例えばステップスキ
ャンにおいてゴニオメータ15,18が一定時間停止し
て計数するように、主モータ18aが停止している場合
にのみ、副モータ15aに、前記所定の方向Bに第1の
所定の大きさの回転力を発生させて、θ軸14および2
θ軸17における回転方向A,Bの遊びを解消する。し
かも、この装置の制御手段22は、主モータ18aが例
えばA方向に回転している場合には、副モータ15a
に、θ駆動機構15が回転させるべきθ軸14に対し、
主モータ18aの回転により回転されるA方向に第2の
所定の大きさの回転力を発生させて、主モータ18aの
回転を補助する。
【0023】次に、第1実施形態の装置の動作について
説明する。例えばステップスキャンにより検出器8およ
び分光素子6をA方向に回転させて波長の短い方から分
析を行う場合において、ゴニオメータ15,18が所定
の蛍光X線の波長に対応する位置で一定時間停止して計
数するように、主モータ18aが停止している場合に、
副モータ15aにより、主モータ18aの回転を伝達し
て回転させる最終伝達軸であるθ軸14に対し、所定の
例えばB方向に第1の所定の大きさの回転力を加える。
【0024】ここで、第1の所定の大きさの回転力と
は、副モータ15aに弱通電すれば十分得られる程度
で、その回転力が、伝達ギア15bおよび駆動ギア15
cを介してθ軸14をB方向にわずかに(遊びの範囲内
で)回転させ、伝達ギア15b、駆動ギア15c、第2
連結ギア15d、第1連結ギア15eおよび2θ軸駆動
機構18のヘリカルギア18cを介して2θ軸17をB
方向にわずかに(遊びの範囲内で)回転させ、θ軸14
および2θ軸17における回転方向A,Bの遊びを解消
できれば十分である。なお、第1の所定の大きさの回転
力の方向は、A方向でもよい。このように、第1実施形
態の装置によれば、θ軸駆動機構15と2θ軸駆動機構
18とが機械的に連結されている場合において、従来の
コイルばねや重りではなく、副モータ15aにより、θ
軸14および2θ軸17における回転方向A,Bの遊び
を解消するので、ゴニオメータ15,18のバックラッ
シュを簡単な構造で安定して解消でき、十分正確な分析
ができる。
【0025】また、ゴニオメータ15,18のバックラ
ッシュは、駆動源たる主モータ18aが停止している場
合にのみ問題となるが、第1実施形態の装置では、制御
手段22により、主モータ18aが停止している場合に
のみ、副モータ15aに前記第1の所定の大きさの回転
力を発生させて、θ軸14および2θ軸17における回
転方向A,Bの遊びを解消する。したがって、主モータ
18aの回転時に、副モータ15aの回転力が、主モー
タ18aの負荷を増大させることがない。ただし、本発
明においては、より簡単に、主モータの回転時、停止時
に関わらず、副モータに前記第1の所定の大きさの回転
力を発生させて、θ軸および2θ軸における回転方向の
遊びを解消してもよい。
【0026】一方、ゴニオメータ15,18が次に計数
すべき所定の蛍光X線の波長に対応する位置まで駆動す
るように、主モータ18aがA方向に回転している場合
には、制御手段22が、副モータ15aに、θ駆動機構
15が回転させるべきθ軸14に対し、主モータ18a
の回転により回転されるA方向に第2の所定の大きさの
回転力を発生させて、主モータ18aの回転を補助す
る。
【0027】ここで、第2の所定の大きさの回転力と
は、副モータ15aに定格で通電して得られる程度で、
その回転力が、伝達ギア15bおよび駆動ギア15cを
介してθ軸14をA方向に回転させ、伝達ギア15b、
駆動ギア15c、第2連結ギア15d、第1連結ギア1
5eおよび2θ軸駆動機構18のヘリカルギア18cを
介して2θ軸17をA方向に回転させ、主モータ18a
の回転を補助する大きさである。この場合、主モータ1
8aがθ軸14、2θ軸17を回転させようとする速度
と、副モータ15aがθ軸14、2θ軸17を回転させ
ようとする速度とは同調している。また、第2の所定の
大きさの回転力の方向は、主モータ18aの回転方向と
合致するA方向に限られる。
【0028】このように、第1実施形態の装置によれ
ば、さらに、制御手段22により、主モータ18aが回
転している場合には、副モータ15aに、最終伝達軸で
あるθ軸14に対し、駆動源たる主モータ18aの回転
により回転されるA方向に第2の所定の大きさの回転力
を発生させて、主モータ18aの回転を補助するので、
主モータ18aの負荷が軽減され、主モータ18aの小
型化が図れるとともに、ゴニオメータ15,18の駆動
の高速化が図れる。ただし、本発明においては、主モー
タが回転している場合に、副モータには通電せず、その
回転軸が空回りするようにして、主モータの回転時に、
副モータの回転力が、主モータの負荷を増大させないよ
うにするだけでもよい。
【0029】次に、本発明の第2実施形態の装置につい
て説明する。まず、この装置の構成について説明する。
この装置も、前記第1実施形態の装置と同様に、まず、
図3の概略正面図に示すように、試料台2、X線源4、
発散ソーラスリット13、分光素子6および検出器8を
備え、また、図3の紙面手前側から見たこの装置の要部
の斜視図である図2に示すように、θ軸14、θ軸駆動
機構25、2θ軸17および2θ軸駆動機構28を備え
ている。
【0030】ただし、第2実施形態の装置では、以下の
ように、θ軸駆動機構25と2θ軸駆動機構28とが、
機械的には独立していて、各駆動機構25,28の主モ
ータ25a,28aが電気的に制御されて、連動する。
すなわち、まず、θ軸駆動機構25と2θ軸駆動機構2
8の双方が、それぞれ、駆動源たるパルスモータの主モ
ータ25a,28a、主モータ25a,28aの回転軸
に軸心を共通に固定されて回転するウォームギア25
b,28b、および、ウォームギア25b,28bと噛
み合って回転するヘリカルギア25c,28cを有して
いる。θ軸駆動機構25のヘリカルギア25cは、θ軸
14の他端側(手前側)に軸心Oを共通に固定され、2
θ軸駆動機構28のヘリカルギア28cは、2θ軸17
の他端面(手前側)に軸心Oを共通に固定されている。
【0031】そして、各駆動機構25,28の主モータ
25a,28aが、制御手段32により、例えばA方向
に適切な回転速度関係で回転されることにより、検出器
8および分光素子6がA方向に適切な角度関係で回転
し、検出器8に入射する2次X線7(図3)の波長が長
い方へ変化する。主モータ25a,28aをB方向に回
転させて、検出器8および分光素子6をB方向に回転さ
せ、検出器8に入射する2次X線7(図3)の波長を短
い方へ変化させることも可能である。すなわち、θ軸駆
動機構25と2θ軸駆動機構28とは、機械的には独立
していて、各駆動機構25,28の主モータ25a,2
8aが電気的に制御されることにより、連動し、分光素
子6と検出器8の連動手段、いわゆるゴニオメータを構
成する。
【0032】さらに、双方の駆動機構25,28とも、
それぞれ、DCモータである副モータ25d,28d
と、副モータ25d,28dの回転軸に軸心を共通に固
定され、副モータ25d,28dからの回転力を各ヘリ
カルギア25c,28cに伝達する伝達ギア25e,2
8eとを有している。θ駆動機構25の副モータ25d
は、伝達ギア25eおよびヘリカルギア25cを介し
て、対応するθ軸駆動機構25が回転させるべきθ軸1
4に対し、所定の方向、例えばB方向に第1の所定の大
きさの回転力を発生して、θ軸14における回転方向
A,Bの遊びを解消する。
【0033】同様に、2θ駆動機構28の副モータ28
dは、伝達ギア28eおよびヘリカルギア28cを介し
て、対応する2θ軸駆動機構28が回転させるべき2θ
軸17に対し、所定の方向、例えばB方向に第1の所定
の大きさの回転力を発生して、2θ軸17における回転
方向A,Bの遊びを解消する。このように、θ軸14お
よび2θ軸17における回転方向A,Bの遊びをそれぞ
れ解消することにより、ゴニオメータ25,28のバッ
クラッシュを解消する。
【0034】第2実施形態の装置では、さらに、前記制
御手段32が、例えばステップスキャンにおいてゴニオ
メータ25,28が一定時間停止して計数するように、
主モータ25a,28aが停止している場合にのみ、副
モータ25d,28dに、前記各所定の方向Bに各第1
の所定の大きさの回転力を発生させて、θ軸14および
2θ軸17における回転方向A,Bの遊びを解消する。
【0035】しかも、この装置の制御手段32は、主モ
ータ25a,28aが例えばA方向に回転している場合
には、副モータ25dに、対応するθ軸駆動機構25が
回転させるべきθ軸14に対し、主モータ25aの回転
により回転されるA方向に第2の所定の大きさの回転力
を発生させて、主モータ25aの回転を補助するととも
に、副モータ28dに、対応する2θ軸駆動機構28が
回転させるべき2θ軸17に対し、主モータ28aの回
転により回転されるA方向に第2の所定の大きさの回転
力を発生させて、主モータ28aの回転を補助する。
【0036】次に、第2実施形態の装置の動作について
説明する。例えばステップスキャンにより検出器8およ
び分光素子6をA方向に回転させて波長の短い方から分
析を行う場合において、ゴニオメータ25,28が所定
の蛍光X線の波長に対応する位置で一定時間停止して計
数するように、主モータ25a,28aが停止している
場合に、各副モータ25d,28dにより、対応する駆
動機構25,28が回転させるべきθ軸14または2θ
軸17に対し、所定の例えばB方向に各第1の所定の大
きさの回転力を加える。
【0037】ここで、θ駆動機構25の副モータ25d
が発揮する第1の所定の大きさの回転力は、θ軸14に
とっての第1の所定の大きさであり、一方、2θ駆動機
構28の副モータ28dが発揮する第1の所定の大きさ
の回転力は、2θ軸17にとっての第1の所定の大きさ
であり、両者は必ずしも同じ大きさではない。θ軸14
にとっての第1の所定の大きさの回転力とは、副モータ
25dに弱通電すれば十分得られる程度で、その回転力
が、伝達ギア25eおよびヘリカルギア25cを介して
θ軸14をB方向にわずかに(遊びの範囲内で)回転さ
せ、θ軸14における回転方向A,Bの遊びを解消でき
れば十分であり、同様に、2θ軸17にとっての第1の
所定の大きさの回転力とは、副モータ28dに弱通電す
れば十分得られる程度で、その回転力が、伝達ギア28
eおよびヘリカルギア28cを介して2θ軸17をB方
向にわずかに(遊びの範囲内で)回転させ、2θ軸17
における回転方向A,Bの遊びを解消できれば十分であ
る。なお、第1の所定の大きさの回転力の方向は、A方
向でもよい。
【0038】このように、第2実施形態の装置によれ
ば、θ軸駆動機構25と2θ軸駆動機構28とが、機械
的には独立していて、各駆動機構25,28の主モータ
が電気的に制御されて、連動する場合において、コイル
ばねや重りではなく、各駆動機構25,28の副モータ
25d,28dにより、θ軸14および2θ軸17にお
ける回転方向A,Bの遊びを解消するので、前記第1実
施形態の装置と同様に、ゴニオメータ25,28のバッ
クラッシュを簡単な構造で安定して解消でき、十分正確
な分析ができる。
【0039】また、ゴニオメータ25,28のバックラ
ッシュは、駆動源たる主モータ25a,28aの双方が
停止している場合(測定時に一方のみが停止する状態は
通常考えられない)にのみ問題となるが、第2実施形態
の装置でも、制御手段32により、主モータ25a,2
8aが停止している場合にのみ、副モータ25d,28
dに前記各第1の所定の大きさの回転力を発生させて、
θ軸14および2θ軸17における回転方向A,Bの遊
びを解消する。したがって、主モータ25a,28aの
回転時に、副モータ25d,28dの回転力が、主モー
タ25a,28aの負荷を増大させることがない。ただ
し、本発明においては、より簡単に、主モータの回転
時、停止時に関わらず、副モータに前記各第1の所定の
大きさの回転力を発生させて、θ軸および2θ軸におけ
る回転方向の遊びを解消してもよい。
【0040】一方、ゴニオメータ25,28が次に計数
すべき所定の蛍光X線の波長に対応する位置まで駆動す
るように、主モータ25a,28aがA方向に回転して
いる場合には、制御手段32が、副モータ25d,28
dに、それぞれ対応する駆動機構25,28が回転させ
るべきθ軸14または2θ軸17に対し、各主モータ2
5a,28aの回転により回転されるA方向に各第2の
所定の大きさの回転力を発生させて、主モータ25a,
28aの回転を補助する。
【0041】ここでも、θ駆動機構25の副モータ25
dが発揮する第2の所定の大きさの回転力と、2θ駆動
機構28の副モータ28dが発揮する第2の所定の大き
さの回転力とは、必ずしも同じ大きさではない。θ軸1
4にとっての第2の所定の大きさの回転力とは、副モー
タ25dに定格で通電して得られる程度で、その回転力
が、伝達ギア25eおよびヘリカルギア25cを介して
θ軸14をA方向に回転させ、主モータ25aの回転を
補助する大きさであり、同様に、2θ軸17にとっての
第2の所定の大きさの回転力とは、副モータ28dに定
格で通電して得られる程度で、その回転力が、伝達ギア
28eおよびヘリカルギア28cを介して2θ軸17を
A方向に回転させ、主モータ28aの回転を補助する大
きさである。
【0042】この場合、θ駆動機構25において、主モ
ータ25aがθ軸14を回転させようとする速度と、副
モータ25dがθ軸14を回転させようとする速度とは
同調し、2θ駆動機構28において、主モータ28aが
2θ軸17を回転させようとする速度と、副モータ28
dが2θ軸17を回転させようとする速度とは同調して
いる。また、第2の所定の大きさの回転力の方向は、主
モータ25a,28aの回転方向と合致するA方向に限
られる。
【0043】このように、第2実施形態の装置によれ
ば、さらに、制御手段32により、主モータ25a,2
8aが回転している場合には、各駆動機構25,28の
副モータ25d,28dに、θ軸14または2θ軸17
に対し、各駆動源たる主モータ25a,28aの回転に
より回転されるA方向に各第2の所定の大きさの回転力
を発生させて、各主モータ25a,28aの回転を補助
するので、前記第1実施形態の装置と同様に、主モータ
25a,28aの負荷が軽減され、主モータ25a,2
8aの小型化が図れるとともに、ゴニオメータ25,2
8の駆動の高速化が図れる。ただし、本発明において
は、主モータが回転している場合に、副モータには通電
せず、その回転軸が空回りするようにして、主モータの
回転時に、副モータの回転力が、主モータの負荷を増大
させないようにするだけでもよい。
【0044】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、コイルばねや重りではなく、副モータの回転力に
より、θ軸および2θ軸における回転方向の遊びを解消
するので、ゴニオメータのバックラッシュを簡単な構造
で安定して解消でき、十分正確な分析ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の波長分散型蛍光X線分
析装置の要部を示す斜視図である。
【図2】本発明の第2実施形態の波長分散型蛍光X線分
析装置の要部を示す斜視図である。
【図3】第1または第2実施形態の装置を示す概略正面
図である。
【図4】従来の波長分散型蛍光X線分析装置を示す概略
正面図である。
【符号の説明】
1…試料、3…1次X線、4…X線源、5…試料から発
生した2次X線、6…分光素子、7…分光素子で分光さ
れた2次X線、8…検出器、14…θ軸、15,25…
θ軸駆動機構、15a,25d,28d…副モータ、1
5d,15e…連結機構、17…2θ軸、18,28…
2θ軸駆動機構、18a,25a,28a…主モータ、
22,32…制御手段、O…θ軸および2θ軸の軸心。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤森 淳二 大阪府高槻市赤大路町14番8号 理学電機 工業株式会社内 Fターム(参考) 2G001 AA01 BA04 CA01 EA01 FA16 GA01 GA13 HA11 JA04 JA05 JA06 JA11 KA01 SA01 SA07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料に1次X線を照射するX線源と、 試料から発生した2次X線を分光する分光素子と、 その分光素子で分光された2次X線の強度を測定する検
    出器と、 軸心が前記分光素子の受光面を通るように、前記分光素
    子が取り付けられるθ軸と、 そのθ軸を回転させるθ軸駆動機構と、 前記θ軸と軸心が共通で、前記検出器が取り付けられる
    2θ軸と、 その2θ軸を回転させる2θ軸駆動機構とを備えた波長
    分散型蛍光X線分析装置であって、 前記θ軸駆動機構と2θ軸駆動機構の一方の駆動機構が
    駆動源たる主モータを有し、かつ、他方の駆動機構が一
    方の駆動機構との連結機構を有して、前記検出器に入射
    する2次X線の波長が変化するように前記主モータが回
    転し、 前記他方の駆動機構が副モータを有し、その副モータ
    が、前記他方の駆動機構が回転させるべきθ軸または2
    θ軸に対し、所定の方向に第1の所定の大きさの回転力
    を発生して、前記θ軸および2θ軸における回転方向の
    遊びを解消する波長分散型蛍光X線分析装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記主モータが停止している場合にのみ、前記副モータ
    に、前記所定の方向に第1の所定の大きさの回転力を発
    生させて、前記θ軸および2θ軸における回転方向の遊
    びを解消する制御手段を備えた波長分散型蛍光X線分析
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記制御手段が、前記主モータが回転している場合に
    は、前記副モータに、前記他方の駆動機構が回転させる
    べきθ軸または2θ軸に対し、前記主モータの回転によ
    り回転される方向に第2の所定の大きさの回転力を発生
    させて、前記主モータの回転を補助する波長分散型蛍光
    X線分析装置。
  4. 【請求項4】 試料に1次X線を照射するX線源と、 試料から発生した2次X線を分光する分光素子と、 その分光素子で分光された2次X線の強度を測定する検
    出器と、 軸心が前記分光素子の受光面を通るように、前記分光素
    子が取り付けられるθ軸と、 そのθ軸を回転させるθ軸駆動機構と、 前記θ軸と軸心が共通で、前記検出器が取り付けられる
    2θ軸と、 その2θ軸を回転させる2θ軸駆動機構とを備えた波長
    分散型蛍光X線分析装置であって、 前記θ軸駆動機構と2θ軸駆動機構の双方の駆動機構が
    それぞれ駆動源たる主モータを有して、前記検出器に入
    射する2次X線の波長が変化するように前記各主モータ
    が回転され、 前記双方の駆動機構が副モータを有し、それらの副モー
    タが、それぞれ対応する駆動機構が回転させるべきθ軸
    または2θ軸に対し、各所定の方向に各第1の所定の大
    きさの回転力を発生して、前記θ軸および2θ軸におけ
    る回転方向の遊びを解消する波長分散型蛍光X線分析装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記主モータが停止している場合にのみ、前記副モータ
    に、前記各所定の方向に各第1の所定の大きさの回転力
    を発生させて、前記θ軸および2θ軸における回転方向
    の遊びを解消する制御手段を備えた波長分散型蛍光X線
    分析装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記制御手段が、前記主モータが回転している場合に
    は、前記副モータに、前記それぞれ対応する駆動機構が
    回転させるべきθ軸または2θ軸に対し、前記各主モー
    タの回転により回転される方向に各第2の所定の大きさ
    の回転力を発生させて、前記各主モータの回転を補助す
    る波長分散型蛍光X線分析装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101312276B1 (ko) 2012-08-07 2013-09-25 한국과학기술연구원 백래쉬 측정 장치 및 방법
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