JP2001221089A - エンジン制御装置 - Google Patents

エンジン制御装置

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JP2001221089A
JP2001221089A JP2000028355A JP2000028355A JP2001221089A JP 2001221089 A JP2001221089 A JP 2001221089A JP 2000028355 A JP2000028355 A JP 2000028355A JP 2000028355 A JP2000028355 A JP 2000028355A JP 2001221089 A JP2001221089 A JP 2001221089A
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Japan
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fuel
fuel cut
control device
engine
throttle
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JP2000028355A
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Yoshihiko Akagi
好彦 赤城
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Hitachi Ltd
Hitachi Automotive Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Car Engineering Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K6/00Arrangement or mounting of plural diverse prime-movers for mutual or common propulsion, e.g. hybrid propulsion systems comprising electric motors and internal combustion engines ; Control systems therefor, i.e. systems controlling two or more prime movers, or controlling one of these prime movers and any of the transmission, drive or drive units Informative references: mechanical gearings with secondary electric drive F16H3/72; arrangements for handling mechanical energy structurally associated with the dynamo-electric machine H02K7/00; machines comprising structurally interrelated motor and generator parts H02K51/00; dynamo-electric machines not otherwise provided for in H02K see H02K99/00
    • B60K6/20Arrangement or mounting of plural diverse prime-movers for mutual or common propulsion, e.g. hybrid propulsion systems comprising electric motors and internal combustion engines ; Control systems therefor, i.e. systems controlling two or more prime movers, or controlling one of these prime movers and any of the transmission, drive or drive units Informative references: mechanical gearings with secondary electric drive F16H3/72; arrangements for handling mechanical energy structurally associated with the dynamo-electric machine H02K7/00; machines comprising structurally interrelated motor and generator parts H02K51/00; dynamo-electric machines not otherwise provided for in H02K see H02K99/00 the prime-movers consisting of electric motors and internal combustion engines, e.g. HEVs
    • B60K6/50Architecture of the driveline characterised by arrangement or kind of transmission units
    • B60K6/54Transmission for changing ratio
    • B60K6/543Transmission for changing ratio the transmission being a continuously variable transmission

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 車両の回生発電を最大限に行うとともに、前
記車両の減速時燃料カットを強制的に行い、スロットル
バルブを制御して前記車両のフェールセーフを図ること
ができるエンジン制御装置を提供する。 【解決手段】 エンジンの目標トルク又はアクセル開度
に基づいてスロットルバルブの目標開度を演算する目標
スロットル開度演算手段510と、減速時燃料カット手
段の出力信号に基づいて減速時燃料カット中の前記スロ
ットルバルブの開度を演算するスロットル開度演算手段
511とを備えたエンジン制御装置13であって、該エ
ンジン制御装置は、前記噴射出力処理手段507から前
記燃料噴射弁21に出力される信号を補完するフェール
セーフ燃料制御手段518を備え、該フェールセーフ燃
料制御手段は、前記目標スロットル開度演算手段及び前
記スロットル開度演算手段からの出力信号に基づいて、
前記燃料噴射弁に減速時の燃料カットを強制的に行って
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジン制御装置
に係り、特に、減速時における燃料噴射制御のフェール
セーフを図るエンジン制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】環境保護が要求されている現在では、低
公害車の積極的な普及が望まれており、例えば、ローエ
ミッションビークル(LEV)を始めとして、ウルトラ
エミッションビークル(ULEV)、ゼロエミッション
ビークル(ZEV)等、排気ガス規制に対する前記環境
保護の要求が世界的規模で行われており、排出物質の量
を低減させる車としてハイブリッド車、電気自動車、天
然ガス車等が各種開発されている。
【0003】そのうち、前記ハイブリッド車は、1台の
車両にガソリンエンジンと電気モータとの二つの動力源
を有する車両であり、前記ガソリンエンジンの動力は、
動力分割機構等によってホイールの駆動力と発電機の駆
動力とに分割され、該発電機で発電された電力は、前記
電気モータの駆動に直接利用されるほか、インバータで
直流に変換されてバッテリに蓄えられる。そして、該ハ
イブリッド車の発進時及び軽負荷時には、前記エンジン
を停止させて前記電気モータで走行し、高速走行時に
は、前記エンジン、若しくは該エンジン及び前記電気モ
ータの動力で走行し、減速時及び制動時には、前記ホイ
ールにより前記電気モータが駆動されて発電機として機
能し、回生発電を行って前記バッテリに電力を蓄え、停
止時には、前記エンジンが自動的に停止する。
【0004】これにより、前記車両の走行状態に応じ
て、前記エンジン動力による駆動と、前記バッテリ等か
らの電力供給による前記電気モータ駆動力による駆動と
を適宜組み合わせて効率を向上させるとともに、前記車
両の停止時等には前記エンジンを自動的に停止させて減
速時のエネルギーを回生させる等、エネルギー・ロスを
削減し、燃費向上によって排出物質の量を低減させるも
のである。
【0005】ここで、該ハイブリッド車に用いられるエ
ンジン制御装置については、減速燃料カット時に、減速
エネルギーを効率良く回収するとともに、運転者の要求
に見合った減速度に制御するエンジン制御装置の技術が
ある(例えば、特開平11−107805号公報等参
照)。
【0006】該特開平11−107805号公報記載の
技術は、ハイブリッド車の減速燃料カット時にオルタネ
ータ等の発電量を増大させると、エンジンブレーキが急
激に大きくなって運転者に違和感を与えることがある一
方で、前記発電量を増大させなければ減速エネルギーを
効率良く回収できないことから、減速時の燃料カット中
に運転者から要求される減速度を算出し、該要求減速度
に応じてスロットルバルブを開閉させてエンジンのポン
ピングロスを減らし、前記オルタネータ等の発電量を最
大限に引き出すとともに、減速エネルギーを効率良く回
収する技術である。
【0007】また、前記ハイブリッド車に用いられるエ
ンジン制御装置については、該ハイブリッド車の減速燃
料カット中にスロットルバルブを開いてエンジンのポン
ピングロスを減らし、前記回生発電を有効に利用して燃
費の向上を図るエンジン制御装置の技術が各種提案され
ている(例えば、特開平10−18879号公報、特開
平10−37777号公報、特開平10−77882号
公報等参照)。
【0008】
【発明が解決しようする課題】ところで、前記特開平1
1−107805号公報記載の技術は、減速時の燃料カ
ット中に、ブレーキペダルの踏込み圧及び車速に基づい
て運転者から要求される減速度を算出し、該要求減速度
が最大の場合には、オルタネータ等の発電量を最大にす
るとともに、スロットルバルブを全閉にしてブレーキを
作動させる。一方、該要求減速度が余り大きくないとき
には、前記スロットルバルブを開いて要求減速度を得る
ものであり、ハイブリッド車の減速燃料カット中にスロ
ットルバルブが開き側に移動することがある。この場合
に燃料が存在していると、車両は、前記要求減速度以下
の減速度しか得ることができず、良好な減速を行うこと
ができないという問題がある。
【0009】また、前記スロットルバルブは、一般に、
高速走行時等にも開き側の制御が行われるものであり、
該高速走行時等を前記減速時の燃料カット中であると誤
認、又は該減速燃料カット時を前記高速走行時等である
と誤認すると、前記ハイブリッド車の運転性能を悪化さ
せるという問題がある。
【0010】ここで、前記従来の他の技術には、減速時
の燃料カット中にスロットルバルブを開いて燃費の向上
を図ることが示されているが、前記減速燃料カットを行
った後に、前記スロットルバルブを開き側に移動させる
ことについて示唆されておらず、車両のフェールセーフ
を図る点についても、いずれも格別の配慮がなされてい
ないものである。
【0011】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、車両の回生発電を
最大限に行うとともに、前記車両の減速時燃料カットを
強制的に行い、スロットルバルブを制御して前記車両の
フェールセーフを図ることができるエンジン制御装置を
提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成すべく、
本発明に係るエンジン制御装置は、エンジンの目標トル
ク又はアクセル開度に基づいてスロットルバルブの目標
開度を演算する目標スロットル開度演算手段と、燃料噴
射弁に対する減速運転時の燃料カットを決定する減速燃
料カット手段と、該減速燃料カット手段の出力信号に基
づいて前記燃料噴射弁に減速運転時の燃料カットを行う
噴射出力処理手段と、前記減速時燃料カット手段の出力
信号に基づいて減速時燃料カット中の前記スロットルバ
ルブの開度を演算するスロットル開度演算手段と、前記
目標スロットル開度演算手段又は前記スロットル開度演
算手段の出力信号に基づいて前記スロットルバルブを駆
動させるスロットル制御手段とを備え、該エンジン制御
装置は、前記噴射出力処理手段から前記燃料噴射弁に出
力される信号を補完するフェールセーフ燃料制御手段を
備え、該フェールセーフ燃料制御手段は、前記目標スロ
ットル開度演算手段及び前記スロットル開度演算手段か
らの出力信号に基づいて、前記燃料噴射弁に減速時の燃
料カットを強制的に行うことを特徴としている。
【0013】前記の如く構成された本発明のエンジン制
御装置は、前記フェールセーフ燃料制御手段が、減速時
であって、かつ、燃料カット時であるときには、前記噴
射出力処理手段からの出力信号を用いずに、燃料噴射弁
に強制的に減速時燃料カットを行ってスロットルバルブ
を制御するので、例えば、該制御によって燃料カット中
に該スロットルバルブが開き側に移動する場合であって
も、燃料が存在しないので、通常の燃料カットルーチン
に対してフェールセーフが図られ、燃料浪費の防止及び
HC等の排出ガスの排出量を低減させるとともに、車両
の安全性を高めることができる。
【0014】また、本発明に係るエンジン制御装置の具
体的態様は、前記フェールセーフ燃料制御手段は、前記
目標スロットル開度演算手段及び前記スロットル開度演
算手段の各出力信号に基づいていずれか高い値を選択す
るセレクトHi手段と、前記目標スロットル開度演算手
段及び前記セレクトHi手段の各出力信号を比較する誤
差検出手段と、該誤差検出手段の出力信号に基づいて作
動する燃料カット制御手段と、該燃料カット制御手段と
前記噴射出力処理手段との各出力信号を選択して前記燃
料噴射弁に信号を出力するフェールセーフ燃料カット手
段とを備え、該フェールセーフ燃料カット手段は、前記
誤差検出手段における比較結果が所定値よりも大きい場
合若しくは前記セレクトHi手段が前記スロットル開度
演算手段からの信号を選択した場合には、前記噴射出力
処理手段からの出力信号を用いずに、前記燃料カット制
御手段の出力信号に基づいて前記燃料噴射弁に減速時の
燃料カットを行うこと、又は、前記スロットル制御手段
は、前記セレクトHi手段の出力信号に基づいて前記ス
ロットルバルブを駆動させること、又は前記誤差検出手
段は、前記セレクトHi手段の入力側及び出力側の信号
を取り込んでいることを特徴としている。
【0015】さらに、本発明に係るエンジン制御装置の
他の具体的態様は、前記エンジン制御装置は、前記減速
燃料カット手段の故障診断手段を備えていること、前記
減速燃料カット手段に信号を出力する車速センサ、クラ
ンク角センサ、スロットルセンサ、若しくは水温センサ
の故障診断手段を備えていること、若しくは前記フェー
ルセーフ燃料カット手段の故障診断手段を備えているこ
と、又は前記故障診断手段は、前記燃料噴射弁に生じる
逆起電力を検出していること、又は前記スロットル制御
手段は、前記故障診断手段の結果が正常である場合に
は、前記スロットル開度演算手段の演算結果に基づいて
前記スロットルバルブを駆動させること、若しくは前記
故障診断手段の結果が異常である場合には、前記目標ス
ロットル開度演算手段の演算結果に基づいて前記スロッ
トルバルブを駆動させることを特徴としている。
【0016】さらにまた、本発明に係るエンジン制御装
置のさらに他の具体的態様は、前記エンジン制御装置
は、該エンジン制御装置から独立したフェールセーフ燃
料カット手段の出力信号に基づいて前記燃料噴射弁に減
速時の燃料カットを行うことを特徴としている。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施形
態について説明する。図1は、本発明の各実施形態に係
るエンジン制御装置を備えたハイブリッド車の構成図で
ある。
【0018】該ハイブリッド車は、動力源である火花点
火式の4気筒エンジン2及び永久磁石型同期式の電気モ
ータ3と、該電気モータ3及び車両用交流発電機(モー
タ/ジェネレータ)68で発電された電力をバッテリ5
に充電させるとともに、該バッテリ5の電力を前記電気
モータ3に供給するインバータ4と、前記ハイブリッド
車の運転状態及び前記バッテリ5の充電状態に応じて前
記エンジン2及び前記電気モータ3を制御する制御装置
(コントロールユニット)1等から構成され、該コント
ロールユニット1の出力信号により、前記エンジン2の
クランク軸6と前記電気モータ3の回転軸7との間に設
けられたパウダークラッチ(電磁クラッチ)9、前記回
転軸7とホイール8Aを有する車軸8との間に設けられ
た変速機構(CVT)10、該CVT10に油を送って
加減速比を変えるオイルポンプ10A、前記ホイール8
Aを制動させるブレーキアクチュエータ15Aのほか、
電子制御式の燃料噴射弁(インジェクタ)23、前記モ
ータ/ジェネレータ68等がそれぞれ駆動され、前記エ
ンジン2による駆動と、前記バッテリ5からの電力供給
による前記電気モータ3による駆動とを適宜組み合わせ
て燃費の向上等を図っている。
【0019】前記コントロールユニット1は、統括コン
トロールユニット(ハイブリッドCU)11、モータコ
ントロールユニット(モータCU)12、前記エンジン
制御装置(エンジンCU)13、バッテリコントロール
ユニット(バッテリCU)14、ブレーキコントロール
ユニット(ブレーキCU)15、CVTコントロールユ
ニット(CVTCU)16、クラッチコントロールユニ
ット(クラッチCU)17から構成される。
【0020】前記ハイブリッドCU11は、後述するバ
ッテリ5の電圧、イグニッションスイッチ27、アクセ
ルスイッチ53、車速センサ55、ニュートラルスイツ
チ54等の各情報を取り込んで前記ハイブリッド車の運
転モードを判定し、その要求駆動力に基づいて、運転指
令NMG*、目標トルク指令τNE*、電圧指令V*B
S、変速指令K*、開閉指令S*の各演算を行うととも
に、前記運転指令NMG*を前記モータCU12に、前
記目標トルク指令τNE*を前記エンジンCU13に、
前記電圧指令V*BSを前記バッテリCU14に、前記
変速指令K*を前記CVTCU16に、前記開閉指令S*
を前記クラッチCU17にそれぞれ出力する。
【0021】前記モータCU12は、後述するように、
前記運転指令NMG*、前記回転軸7に備えられたレゾ
ルバ18で検出される前記電気モータ3の回転数及び電
流等に基づいてPWM信号を生成し、前記インバータ4
を制御する。なお、前記電気モータ3は、前記運転指令
NMG*が正のときは電動機として、前記運転指令NM
G*が負のときは発電機として作動する。また、前記モ
ータ/ジェネレータ68も、前記コントロールユニット
1からの始動要求及び発電要求に応じて、同様に制御さ
れる。
【0022】前記エンジンCU13は、後述するよう
に、前記目標トルクτNE*、前記エンジン2の回転数
N等に基づいて燃料の噴射量及び点火時期を演算し、前
記インジェクタ23を制御する。また、前記クラッチC
U17は、前記開閉指令S*に基づいて前記電磁クラッ
チ9を制御する。
【0023】図2は、前記エンジンCU13を備えたエ
ンジン制御システムの全体構成を示したものであり、4
気筒からなる前記エンジン2の各気筒25は、点火プラ
グ33が配置されるとともに、前記気筒25内を往復動
するピストン26とで燃焼室を構成している。
【0024】また、前記各気筒25には、吸気管22及
び排気管64が設置されており、前記吸気管22は、二
つの吸気ポートを有する分岐した吸気管として構成さ
れ、吸気の質量流量を計測する熱線式の空気流量センサ
(エアフロセンサ)24、及びスロットルボディ20内
でモータに連動して開閉される電子制御式絞り弁(スロ
ットルバルブ)40の開度を計測するスロットルセンサ
41が各々の適宜位置に配置され、さらに、前記エンジ
ン2の冷却水温を計測する水温センサ60、及びディス
トリビュータ32内に設けられ、エンジン回転数Nを計
測するクランク角センサ28が各々の適宜位置に配置さ
れており、前記吸気管22の上流部に設けられたエアク
リーナ21から流入された空気は、前記スロットルバル
ブ40で流量を調節された後、前記インジェクタ23か
ら噴射されたガソリンと混合されて前記各気筒25に供
給される。
【0025】前記インジェクタ23は、前記エンジン2
の4つの各気筒25の上流側に一つずつ配設され、マル
チポイントインジェクション(MPI)システム化され
た燃料噴射方式を採用しており、前記インジェクタ23
は、前記各気筒25の吸気行程と燃料噴射のタイミング
とを合わせて該各気筒25毎に燃料噴射を行っている。
【0026】一方、燃料タンク43からの燃料は、燃料
ポンプ44によって吸引・加圧された後、プレッシャレ
ギュレータ45を通って前記インジェクタ23に導か
れ、余分な燃料は、前記燃料タンク43に戻されてい
る。前記気筒25で燃焼した排ガスは、前記排気管64
を通じて触媒コンバータ65に導かれ、浄化された後に
排出される。前記排気管64には、排ガス中の酸素濃度
に比例して広域で、かつ、リニアな空燃比信号を出力す
る空燃比センサ46が適宜位置に配置されている。
【0027】前記エアフロセンサ24から得られる吸入
空気量を示す出力信号と、前記スロットルセンサ41か
ら得られる前記スロットルバルブ40開閉量を示す出力
信号と、前記水温センサ60からの出力信号、前記クラ
ンク角センサ66から得られるクランク角及びエンジン
回転数を示す出力信号、及び前記空燃比センサ46等か
らの各出力信号は、前記エンジンCU13に入力され
る。
【0028】該エンジンCU13は、車体あるいはエン
ジンルーム内に配置され、前記種々のセンサから出力さ
れる前記エンジン2の運転状態を示す電気的な信号に基
づいて、所定の演算処理を行ない、運転状態に最適な制
御を行うべく、前記スロットルバルブ40及び前記イン
ジェクタ23の開閉駆動、イグナイタ30及び点火コイ
ル31を介して行われる前記点火プラグ33の駆動のほ
か、前記燃料ポンプ22の駆動、前記モータ/ジェネレ
ータ68の駆動を行う信号を各々出力する。なお、該モ
ータ/ジェネレータ68は、前記エンジン2の前記クラ
ンク軸6に機械的に連結されている。
【0029】図3は、前記エンジンCU13の内部構成
を示しており、該エンジンCU13は、中央演算装置
(CPU)100、多数の制御プログラムを記憶させた
ROM101、RAM102、前記イグニッションスイ
ッチ27をオフにしても内容がクリアされないバックア
ップRAM111、割り込みコントローラ104、タイ
マ105、入力処理回路106、出力処理回路107で
構成され、これらはバス108を介して結ばれている。
【0030】前記入力処理回路106は、前記運転指令
NMG*のほか、前記エアフロセンサ24、前記クラン
ク角センサ28、前記スロットルセンサ41、前記水温
センサ60等の各種信号を取り込み、該信号からノイズ
成分の除去等を行ってA/D変換を行い、前記バス10
8を介して前記CPU100に出力する。
【0031】該CPU100は、前記A/D変換された
信号を取り込み、前記RAM102及び前記バックアッ
プRAM111を用いて、前記ROM101等の媒体に
記憶された燃料噴射制御プログラム132、点火時期制
御プログラム134等、所定の制御プログラムを実行
し、前記出力処理回路107を介して各駆動信号を出力
する。
【0032】すなわち、吸入空気流量の信号が空気量に
換算された後、エンジン回転数で割って空燃比がストイ
キ(A/F=14.7)となるような係数を乗じて1シ
リンダ当たりの基本燃料噴射パルス幅、すなわち、基本
燃料噴射量が算出され、該基本燃料噴射量に基づいて前
記エンジン2の運転状態に応じた様々な燃料量補正を施
して燃料噴射量を導出し、前記各インジェクタ23を駆
動して前記各気筒25に燃料を供給する。また、前記ス
ロットルセンサ41の出力信号とアクセル踏量の信号と
に基づいて要求される目標の空気量が演算された後、該
目標空気量から所定の吸入負圧となるように目標のスロ
ットル開度が演算され、前記スロットルバルブ40を駆
動し、前記各インジェクタ23、前記イグナイタ30等
を駆動して運転者が意図するエンジン出力を実現させ
る。なお、前記各制御プログラムの実行の際には、前記
入力処理回路106及び前記タイマ105からの情報に
基づいて前記割り込みコントローラ104で発せられる
割り込み命令によって、割り込み処理も適時行われてい
る。
【0033】図4は、前記モータCU12の制御ブロッ
ク図である。前記モータCU12は、位相演算手段12
0、2/3相変換手段121、PWM制御手段122、
速度演算手段123、IdIq検出手段124、IdI
q電流制御手段125、Id制御手段126及びIq制
御手段127、並びにトルク指令生成部128を備えて
いる。 前記位相演算手段120は、前記レゾルバ18
のエンコーダ18A及び磁極位置検出手段18Bに接続
され、前記速度演算手段123は、前記エンコーダ18
Aに接続されている。前記トルク指令生成部128は、
運転者の操作によるアクセル開度等を反映した運転指令
NMG*と前記エンコーダ18Aのパルス信号から前記
速度演算手段123で算出された前記電気モータ3の回
転数とに基づいて目標トルク指令τMG*を演算する。
前記Iq制御手段127は、前記目標トルク指令τMG
*及び前記速度演算手段123で算出された回転数に基
づいてトルク分の電流に相当するq軸電流の指令値Iq
*を算出し、一方、前記Id制御手段126は、前記目
標トルク指令τMG*及び前記速度演算手段123で算
出された回転数に基づいて損失最小となるd軸電流の指
令値Id*を算出し、前記電気モータ3の高効率制御に
必要な電流指令値とされる。
【0034】前記IdIq検出手段124は、前記エン
コーダ18Aで検出された電動機電流の3相交流電流に
対して3相/2相の座標変換を行い、d軸電流Id及び
q軸電流Iqを処理・算出する。前記IdIq電流制御
手段125は、前記d軸電流Id及び前記q軸電流Iq
と、前記電流指令値Iq*及びId*とに基づいて、比例
あるいは比例積分電流制御処理を行い、電圧指令値Vq
*、Vd*を算出する。そして、前記2/3相変換手段1
21は、前記電圧指令値Vq*及びVd*に対して2相/
3相の座標変換をし、3相交流電圧指令値VU*、VV
*、VW*を算出し、前記PWM制御手段122は、前記
電圧指令値VU*、VV*、VW*から三角波信号の搬送
波信号との比較処理を行って、前記インバータ4のPW
M信号を発生させて前記インバータ4に出力して、前記
電気モータ3を駆動する。
【0035】このように、前記電気モータ3にPWM制
御された電圧を印加することにより、該電気モータ3の
電流を電流指令値Iq*、Id*に制御し、該電気モータ
3は目標トルク指令値τMG*のトルクで、かつ、損失
最小の高効率で制御される。なお、前記2/3相変換処
理121、前記IdIq検出手段124の座標変換処理
で使用する位相角θ1、θ2は、前記位相演算手段12
0において、前記電気モータ3の誘起電圧と同位相の信
号を出力する前記磁極位置検出器18B、回転角度信号
(パルス信号)を出力する前記エンコーダ18Aの各出
力から算出される。
【0036】そして、前記モータCU12等に運転指令
NMG*等を出力する前記ハイブリッドCU11は、後
述する各運転モードに応じて車両の目標トルク及び車両
速度等の走行条件を演算・決定し、HC等の排出ガスの
低減、及び燃費の向上を図るために、前記エンジン2、
若しくは該エンジン2及び前記電気モータ3による最適
な駆動源を選定・実行させる。
【0037】前記各運転モードは、前記ハイブリッド車
の走行状態を示しており、前記バッテリ5の電圧、前記
電磁クラッチ9及び前記イグニッションスイッチ27の
オン・オフ、前記アクセルスイッチ53によるアクセル
開度、前記車速センサ55等の各種信号に基づいて、以
下に示す(1)乃至(5)のうち、いずれかの運転モー
ドが選択される。
【0038】(1)暖機運転モード これは、前記イグニッションスイッチ27がオン、前記
電磁クラッチ9がオフ、前記アクセルスイッチ53がオ
フであって、前記エンジン2の水温が低い(例えば、7
0℃以下)場合に、モータ/ジェネレータ68で前記エ
ンジン2をアイドル回転させるモードである。
【0039】(2)エンジン停止モード これは、前記イグニッションスイッチ27がオン、前記
電磁クラッチ9がオフ、前記アクセルスイッチ53がオ
フであって、前記エンジン2の水温が低くない場合に、
前記エンジン2を停止させるモードである(アイドルス
トップ)。
【0040】(3)モータ走行モード(力行モード) これは、前記アクセルスイッチ53がオンであるが、前
記アクセル開度が大きくない場合であって、前記バッテ
リ5の充電率が所定値を超えているときには、前記電気
モータ3の駆動力のみで走行させるモードである。
【0041】(4)エンジン走行発電モード これは、前記バッテリ5の充電率が所定値に達していな
い場合には、前記モータ/ジェネレータ68を発電機と
して使用するとともに、軽負荷時には前記電気モータ3
で走行させ、高負荷時には前記エンジン2で走行させ
て、前記バッテリ5を充電しながら走行するモードであ
る。なお、前記電気モータ3に対する運転指令NMG*
として、前記アクセル開度に対応する前記エンジン2の
回転数の相当値に、前記電気モータ3を駆動するための
トルク相当値を加算して出力される。
【0042】(5)燃料カットモード(減速モード) これは、前記アクセルスイッチ53がオフ、ブレーキス
イッチがオン、前記車両速度が0以上であるが、前記バ
ッテリ5の充電率が所定値に達していない場合に、前記
電気モータ3を発電機として使用し、前記バッテリ5を
充電(回生発電)しながら減速走行するモードである。
前記エンジン走行発電モード及び前記燃料カットモード
で、前記バッテリ5に蓄えられた電力は、前記エンジン
2を補助する動力源として前記電気モータ3の駆動に利
用され、排気ガスが問題になる発進時、加速時のほか、
動力不足時等に用いられる。
【0043】図5は、前記ハイブリッド車の走行状態を
示すタイミングチャートである。すなわち、該ハイブリ
ッド車は、前記エンジン2の始動から前記車両の停止に
至るまで、上記のいずれかの運転モードが選択されてい
る。まず、前記イグニッションスイッチ27がオン等に
なると、前記暖機運転モードが選択され、前記モータ/
ジェネレータ68を前記エンジン2の駆動、及び発電機
として機能させて、前記インジェクタ23に燃料噴射を
行って前記エンジン2を始動・アイドル回転させる。こ
れは、暖機が完了するまで続けられる。
【0044】次に、暖機が完了した場合には、前記エン
ジン停止モードが選択され、前記エンジン2を一旦停止
させる(アイドルストップ)。そして、前記車両に対す
る負荷が軽負荷である場合には、前記モータ走行モード
(力行モード)が選択され、前記電気モータ3のみで前
記車両を発進させる。なお、該力行モードで車速が減少
するときには、回生制御により前記電気モータ3でエネ
ルギーを回収する。また、前記車両の走行途中で一時停
止する場合には、前記エンジン停止モードが選択され、
前記エンジン2を一旦停止させる(アイドルストッ
プ)。
【0045】さらに、前記車両が高速走行に移行する場
合には、前記エンジン走行発電モードが選択され、前記
電気モータ3により前記車両を発進させた後、前記モー
タ/ジェネレータ68で前記エンジン2を再始動させ、
前記電磁クラッチ9を繋ぎ、前記エンジン2による走行
を行うとともに、前記モータ/ジェネレータ68により
発電させて前記バッテリ5を充電する。なお、運転者の
アクセル操作でさらに高トルク走行の要求があったとき
には、前記電気モータ3によるトルクアシストを行う。
【0046】そして、前記車両が減速する場合には、前
記燃料カットモード(減速モード)が選択され、前記エ
ンジン2を極力停止させ、前記ホイール8Aが前記電気
モータ3を駆動し、回生制御によりエネルギーを回収す
る。但し、車速が高く、運転者のアクセル操作によって
間もなく前記エンジン2にトルクを要する場合には、前
記エンジン2を停止させず、燃料カットと回生制御とを
行う。よって、前記回生制御において、多くのエネルギ
ーを回収するためには、前記エンジン2のポンピングロ
ス等のフリクションを減らす必要があり、後述するよう
に、前記エンジンCU13は、減速燃料カット中に前記
スロットルバルブ40を開いて最適な回生制御量を得て
いる。なお、前記車両が、前記イグニッションスイッチ
27をオンのまま停止する場合には、前記エンジン停止
モードが選択され、前記エンジン2を一旦停止させる
(アイドルストップ)。
【0047】図6は、前記エンジンCU13の制御ブロ
ック図である。該エンジンCU13の前記燃料噴射制御
プログラム132は、前記インジェクタ23に対する燃
料噴射量等を決定するとともに、前記燃料噴射の中止を
決定する通常の燃料カットルーチンと、前記燃料噴射制
御のフェールセーフを図るフェールセーフルーチンとを
備えている。
【0048】まず、前記通常の燃料カットルーチンの前
記燃料噴射量等の決定は、吸入空気量QAとエンジン回
転数Nとに基づいて基本となるパルスを演算する基本パ
ルスTP演算手段501と、該基本パルスTPに水温補
正及び湿度補正等の各種補正により、中間パラメータを
演算する中間パラメータ演算手段502等とで行われ
る。
【0049】また、前記通常の燃料カットルーチンによ
る前記燃料噴射の中止の決定は、車速VSP、エンジン
回転数N、スロットル開度TVO、冷却水温度TWに基
づいて、例えば、アクセルを離した場合のように、前記
車両の減速運転時における燃料カット成立条件を決定す
る減速時燃料カット手段503と、エンジン回転数Nに
基づいて、前記車両の高速回転時における燃料カット成
立条件を決定し、前記エンジン2の故障を避ける高速回
転時燃料カット手段504と、車速VSP、スロットル
開度TVO、冷却水温度TWのほか、エアコンスイッチ
の状態等に基づいて、前記ハイブリッド車のアイドルス
トップ条件時における燃料カット成立条件を決定するア
イドルストップ時燃料カット手段505のほか、前記減
速時燃料カット手段503、前記高速回転時燃料カット
手段504、前記アイドルストップ時燃料カット手段5
05からの出力信号に基づいて、前記4気筒のうち、前
記いずれかの燃料カット条件に該当する気筒25を燃料
カット対象気筒としてセットする燃料カット対象気筒セ
ット手段506と、該燃料カット対象気筒セット手段5
06、及び前記中間パラメータ演算手段502からの出
力信号に基づいて、前記燃料カットの対象にならない気
筒25に対して分配処理を行う気筒分配処理手段507
と、前記気筒25に備えられた前記インジェクタ23に
対する燃料噴射パルス幅を演算する噴射パルス幅演算手
段508と、前記アクセルスイッチ53がオンの間に
は、インジェクタ駆動手段516を介して前記インジェ
クタ23に燃料噴射出力処理をさせる噴射出力処理手段
509とで行われる。
【0050】次に、前記フェールセーフルーチンは、フ
ェールセーフ燃料制御手段518によって行われ、該フ
ェールセーフ燃料制御手段518は、前記ハイブリッド
CU11で演算された前記目標トルクに基づいて、目標
とする前記スロットルバルブ40の開度を演算する目標
スロットル開度演算手段510による前記目標スロット
ル開度、及び前記燃料カット対象気筒セット手段506
の結果に基づいて前記各燃料カット手段のうち、前記減
速時燃料カット手段503による減速運転時における燃
料カット中の前記スロットルバルブ40の開度を演算す
るスロットル開度演算手段511による前記減速燃料カ
ット中のスロットル開度とのうち、いずれか高い値を選
択するセレクトHi手段512と、前記目標スロットル
開度演算手段510による前記目標スロットル開度と前
記セレクトHi手段512で選択されたスロットル開度
とを常時比較し、この比較結果が所定値よりも大きい場
合には信号を出力する誤差検出手段514と、該誤差検
出手段514の出力信号を取り込んで作動する燃料カッ
ト制御手段515と、該燃料カット制御手段515及び
前記噴射出力処理手段509の各出力信号に基づいて判
定・選択し、インジェクタ駆動手段(図示省略)を介し
て前記インジェクタに信号を出力するフェールセーフ燃
料カット手段516とを備えており、また、スロットル
制御手段513は、前記セレクトHi手段512で選択
されたスロットル開度に基づいて前記スロットルバルブ
40に駆動信号を出力している。
【0051】前記フェールセーフ燃料制御手段518
は、前記通常の燃料カットルーチンである前記噴射出力
処理手段509から前記インジェクタ23に出力される
信号を補完するものであり、前記車両の減速運転の燃料
カット中である判断を確定すると、前記フェールセーフ
燃料カット手段516が、前記噴射出力処理手段509
からの信号を用いずに、前記燃料カット制御手段515
からの信号を選択し、前記車両の減速運転の燃料カット
中に前記各インジェクタ23に強制的に燃料カットを行
っている。そして、前記セレクトHi手段512で選択
された前記スロットル開度演算手段511による前記減
速燃料カット中のスロットル開度で前記スロットルバル
ブ40を開き側に移動させることができる。
【0052】ここで、前記スロットルバルブ40の開度
は、高速走行時には前記目標トルクによる前記目標スロ
ットル開度に追従するように制御される一方で、前記燃
料カット時には、原則として零であるが、該燃料カット
時のうち減速運転の場合には、前記回生発電を行うため
に開き側に移動される。
【0053】そして、前記誤差検出手段514は、前記
セレクトHi手段512の上流側及び下流側をチェック
し、要求されているトルクに近いスロットル開度が前記
セレクトHi手段512に反映されているか否かを判定
しており、該セレクトHi手段512に反映されている
場合(例えば、前記減速燃料カット時の前記スロットル
開度演算手段511によるスロットル開度が選択されて
いるとき)には、前記目標スロットル開度と前記減速時
のスロットル開度との間に、所定値以上の差が生じ、前
記フェールセーフ燃料カット手段516に信号が出力さ
れ、該フェールセーフ燃料カット手段516が、前記燃
料カット制御手段515からの信号を選択するものであ
る。
【0054】図7は、本発明の第二の実施形態における
エンジン制御装置を示すものであり、フェールセーフ燃
料カット手段等の構成を除き、前記第一の実施形態と同
一の構成からなることから、このフェールセーフ燃料カ
ット手段の構成について詳細に説明する。
【0055】該図7は、前記制御装置1の制御ブロック
図であり、該制御装置1は、エンジンCU13の中央演
算装置(CPU)100と、該エンジンCU13の外側
に、該CPU100から独立したフェールセーフ燃料カ
ット手段の一つであるフェールセーフ燃料カット回路6
02と、インジェクタ駆動回路603とを有している。
【0056】そして、前記インジェクタ23に駆動信号
を出力する前記CPU100内のインジェクタ駆動ポー
トからの通常の燃料カットルーチン信号は、前記燃料カ
ット制御部515からのフェールセーフルーチン信号に
よって作動する前記フェールセーフ燃料カット回路60
2にて選択・遮断され、前記インジェクタ23にフェー
ルセーフルーチンによる強制的な燃料カットが行われて
いる。
【0057】図8乃至図11は、本発明の第三の実施形
態におけるエンジン制御装置を示すものであり、前記フ
ェールセーフ燃料カット回路602の故障診断手段を設
けた構成を除き、前記第二の実施形態と同一の構成から
なることから、この故障診断手段の構成について詳細に
説明する。
【0058】図8は、前記制御装置1の制御ブロック図
であり、該制御装置1は、エンジンCU13の中央演算
装置(CPU)100と、該エンジンCU13の外側
に、該CPU100から独立したフェールセーフ燃料カ
ット回路602と、インジェクタ駆動回路603のほ
か、前記フェールセーフ燃料カット回路602が故障し
ているか否かを診断する故障診断手段(逆起電圧検出回
路)604とを有し、前記CPU100内のインジェク
タ駆動ポートからの通常の燃料カットルーチン信号は、
前記燃料カット制御部515からのフェールセーフルー
チン信号によって作動する前記フェールセーフ燃料カッ
ト回路602で選択・遮断され、前記インジェクタ23
にフェールセーフルーチンによる強制的な燃料カットが
行われている。
【0059】ここで、前記CPU100は、前記インジ
ェクタ23に対する通電及び該通電を停止することによ
って生ずる逆起電圧を検出する逆起電圧検出部517を
備えており、本実施形態の前記故障診断手段604は、
前記逆起電圧検出部517で前記逆起電圧が検出される
か否かに基づいて、前記フェールセーフ燃料カット回路
602の故障を診断している。
【0060】すなわち、図9に示すように、前記インジ
ェクタ23の駆動信号は、該インジェクタ23に対する
通電が行われていない状態では、バッテリ5の電源電圧
に水平維持され、そして、通電が行われると、ほぼグラ
ンドレベルまで低下するが、前記故障診断手段604で
は逆起電圧は検出されない。しかし、前記インジェクタ
23に対する通電を再び停止すると、該インジェクタ2
3のバルブを作動させるために、コイルのインダクタン
スによる逆起電圧が検出されることが分かる。
【0061】したがって、前記故障診断手段604は、
前記フェールセーフ燃料カット回路602からの出力信
号によって、減速時の燃料カットの指令が行われている
一方で、前記逆起電圧検出部517で前記インジェクタ
23の作動による前記逆起電圧が検出されている場合に
は、前記フェールセーフ燃料カット回路602の故障を
判断することができる。なお、この場合には、前記スロ
ットル開度演算手段511による前記スロットルバルブ
40の開く側の制御は禁止され、前記目標スロットル開
度演算手段510による前記スロットルバルブ40の開
く側の制御が主に用いられる。
【0062】図10は、前記故障診断手段604の具体
的な構成を示しており、前記CPU100のインジェク
タ駆動部からの出力信号に基づいて、トランジスタ70
6が、前記インジェクタ23のバルブを作動させるコイ
ル702に電流をオン/オフ制御すると、該オフ時に逆
起電圧が発生する。ここで、高すぎる電圧はツェナーダ
イオード703により電源に逃がされており、他のツェ
ナーダイオード704により前記逆起電圧の発生時にの
みトランジスタ705を作動させ、前記逆起電圧は、前
記逆起電圧検出部517で検出することができる。
【0063】図11は、前記エンジン制御装置13の動
作フローチャートであり、ステップ801で前記燃料カ
ット制御部515からの信号に基づいて前記逆起電圧検
出部517が作動し、ステップ802では、該逆起電圧
検出部517で燃料カット時に逆起電力が発生していな
いか否かが判定され、前記逆起電力が発生していない場
合、すなわちYESのときにはステップ803に進み、
燃料カット時のスロットル開き制御を許可し、前記スロ
ットル開度演算手段511によるスロットル開度に基づ
いて、前記スロットル制御手段513が前記スロットル
バルブ40を駆動させ、ステップ805に進んでこのル
ーチンを終了する。
【0064】一方、前記ステップ802で前記逆起電力
が発生しているときにはステップ804に進み、燃料カ
ット時のスロットル開き制御を禁止し、前記目標スロッ
トル開度演算手段510によるスロットル開度に基づい
て、前記スロットル制御手段513が前記スロットルバ
ルブ40を駆動させ、ステップ805に進んでこのルー
チンを終了する。以上のように、本発明の前記各実施形
態は、上記の構成としたことによって次の機能を奏する
ものである。
【0065】前記第一の実施形態のエンジン制御装置1
3は、スロットルバルブ40の開度等に基づいてエンジ
ン2の減速運転時の燃料カットを決定する減速燃料カッ
ト手段503と、クランク角センサ28等の出力信号に
基づいてインジェクタ23に駆動信号を出力する噴射出
力処理手段509と、前記エンジン2の目標トルクに基
づいて目標とする前記スロットルバルブ40の開度を演
算する目標スロットル開度演算手段510と、前記減速
時燃料カット手段503からの出力信号に基づいて減速
運転時の燃料カット中における前記スロットルバルブ4
0の開度を演算するスロットル開度演算手段511と、
前記目標スロットル開度演算手段510又は前記スロッ
トル開度演算手段511の信号に基づいて前記スロット
ルバルブ40を駆動するスロットル制御手段513とを
備え、前記エンジン制御装置13は、前記減速時燃料カ
ット手段503からの出力信号に基づいて前記噴射出力
処理手段509の出力信号を補完するフェールセーフ燃
料制御手段518を備え、該フェールセーフ燃料制御手
段518は、前記目標スロットル開度演算手段510及
び前記スロットル開度演算手段511の各出力信号に基
づいていずれか高い値を選択するセレクトHi手段51
2と、前記セレクトHi手段512及び前記目標スロッ
トル開度演算手段510の各出力信号を比較する誤差検
出手段514と、該誤差検出手段514の出力信号を取
り込んで作動する燃料カット制御手段515と、該燃料
カット制御手段515及び前記噴射出力処理手段509
の各出力信号のうち、いずれかを選択するフェールセー
フ燃料カット手段516とを備え、該フェールセーフ燃
料カット手段516は、前記セレクトHi手段512が
前記スロットル開度演算手段511によるスロットル開
度を選択し、前記誤差検出手段514で所定値以上の差
が生じた場合には、前記噴射出力処理手段509からの
信号を用いずに、前記燃料カット制御手段515の信号
に基づいて、前記インジェクタ23に減速時燃料カット
を強制的に行っているので、減速時であって燃料カット
時でもあるときにのみ、前記スロットル開度演算手段5
11の信号に基づいてスロットル制御手段513を介し
て前記スロットルバルブ40を制御することができ、R
OM101等の故障、バグ等による前記通常の燃料カッ
トルーチンの故障に対してフェールセーフを図り、前記
車両の安全性を高めることができる。そして、燃料の浪
費を防止し、HC等の排出ガスを低減できるとともに、
前記バッテリ5の充電量の減少の防止も図ることができ
る。
【0066】また、前記フェールセーフ燃料カット手段
516は、前記エンジン制御装置13における噴射出力
処理手段509よりも下流にて燃料カットの判定処理を
行っているので、前記インジェクタ23に対する燃料カ
ットをより高い確実性を持って行うことができる。
【0067】さらに、前記第二の実施形態のエンジン制
御装置13は、該エンジン制御装置13から独立したフ
ェールセーフ燃料カット手段602の出力信号に基づい
て前記インジェクタ23に対する燃料をカットしている
ので、前記CPU100内の影響を受けることなく、燃
料カットの判定処理をより確実に行うことができる。
【0068】さらにまた、前記第三の実施形態のエンジ
ン制御装置13は、前記フェールセーフ燃料カット手段
602の故障診断手段604を備え、該故障診断手段6
04は、前記インジェクタ23の通電停止の際に生じる
逆起電力を検出し、該インジェクタ23の作動を確認し
て故障を診断しているので、フェールセーフをより確実
に行って前記エンジン2の信頼性の向上を図ることがで
きる。以上、本発明の三つの実施形態について詳説した
が、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、
特許請求の範囲に記載された発明の精神を逸脱しない範
囲で、設計において種々の変更ができるものである。
【0069】例えば、前記第一乃至第三の実施形態のエ
ンジン制御装置13は、ハイブリッド車に用いられてい
るが、該ハイブリッド車のほか、減速運転時に燃料カッ
トを行うエンジン制御装置に用いてもよく、また、前記
目標スロットル開度演算手段510は、前記エンジン2
のアクセル開度に基づいて前記スロットルバルブ40の
目標とする開度を演算してもよいものである。
【0070】また、前記各実施形態の前記エンジン制御
装置13は、前記エンジン2、前記電気モータ3及び前
記モータ/ジェネレータ68を有するハイブリッド車に
用いられているが、該ハイブリッド車のほか、前記エン
ジン2及び前記モータ/ジェネレータ68を有するハイ
ブリッド車にも適用でき、この場合の回生発電には、図
12に示すように、前記モータ/ジェネレータ68でエ
ネルギーを回収することになる。
【0071】さらに、前記第三の実施形態のエンジン制
御装置13を備えたコントロールユニット1の前記故障
診断手段604は、前記フェールセーフ燃料カット手段
602の故障を診断しているが、該フェールセーフ燃料
カット手段602の基本信号となる前記減速時燃料カッ
ト手段503、又は該減速時燃料カット手段503に信
号を出力する前記車速センサ55、前記クランク角セン
サ28、前記スロットルセンサ41、前記水温センサ6
0、若しくは該減速時燃料カット手段503からの信号
を入力するインジェクタ駆動回路等の故障を診断するも
のであってもよい。
【0072】さらにまた、前記故障診断手段604は、
前記制御装置1に設けられているが、前記第一の実施形
態のエンジン制御装置13内に備えられていてもよいも
のであり、この場合にも、フェールセーフをより確実に
行うことができる。なお、前記スロットル開度演算手段
511は、前記高速回転時及びアイドルストップ時燃料
カット手段503、504からの出力信号に基づいて各
燃料カット中における前記スロットルバルブ40の開度
を演算し、前記フェールセーフ燃料制御手段518は、
セレクトHi手段512、誤差検出手段514等を介し
て、前記高速回転時及びアイドルストップ時の燃料カッ
トを行ってもよいものである。
【0073】
【発明の効果】以上の説明から理解できるように、本発
明のエンジン制御装置は、燃焼噴射制御のフェールセー
フを図って車両の安全性を高めることができ、HC等の
排出ガスの低減、燃費の向上を図ることができる。ま
た、故障診断手段によって、前記フェールセーフをより
確実に行い、エンジンの信頼性の向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の各実施形態に係るエンジン制御装置を
備えたハイブリッド車の構成図。
【図2】図1のエンジン制御装置を備えたエンジン制御
システムの全体構成図。
【図3】図1のエンジン制御装置の内部構成図。
【図4】図1のモータコントロールユニットの制御ブロ
ック図。
【図5】図1のハイブリッド車の走行状態を示すタイミ
ングチャート。
【図6】図1のエンジン制御装置の制御ブロック図。
【図7】本発明の第二の実施形態に係るエンジン制御装
置を備えた制御装置の制御ブロック図。
【図8】本発明の第三の実施形態に係るエンジン制御装
置を備えた制御装置の制御ブロック図。
【図9】図8のインジェクタの駆動信号を示す図。
【図10】図8の故障診断手段の構成図。
【図11】図8のエンジン制御装置の動作フローチャー
ト。
【図12】本発明に係るエンジン制御装置を備えた他の
ハイブリッド車の走行状態を示すタイミングチャート。
【符号の説明】
2 エンジン 13 エンジン制御装置 23 燃料噴射弁 28 クランク角センサ 40 スロットルバルブ 41 スロットルセンサ 55 車速センサ 60 水温センサ 503 減速燃料カット手段 509 噴射出力処理手段 510 目標スロットル開度演算手段 511 スロットル開度演算手段 512 セレクトHi手段 513 スロットル制御手段 514 誤差検出手段 515 燃料カット制御手段 516 フェールセーフ燃料カット手段 518 フェールセーフ燃料制御手段 602 フェールセーフ燃料カット手段 604 故障診断手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 29/02 341 F02D 41/22 310K 41/22 310 310M 310G 330K 330 330S 330M 330G 43/00 301H 43/00 301 301K B60K 9/00 E Fターム(参考) 3G084 BA05 BA13 CA06 DA02 DA10 DA27 FA05 FA07 FA10 FA20 FA29 FA33 FA38 3G093 AA06 AA07 AA16 BA10 BA22 CB07 DA01 DA05 DA06 DA07 DB00 DB05 DB19 DB23 EA05 EA09 EC02 FA11 FB02 FB05 3G301 HA01 JA02 JA21 JB09 KA16 KA26 LA03 MA24 PA01Z PA11Z PD03Z PE01Z PE03Z PE08Z PF01Z

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの目標トルク又はアクセル開度
    に基づいてスロットルバルブの目標開度を演算する目標
    スロットル開度演算手段と、燃料噴射弁に対する減速運
    転時の燃料カットを決定する減速燃料カット手段と、該
    減速燃料カット手段の出力信号に基づいて前記燃料噴射
    弁に減速運転時の燃料カットを行う噴射出力処理手段
    と、前記減速時燃料カット手段の出力信号に基づいて減
    速時燃料カット中の前記スロットルバルブの開度を演算
    するスロットル開度演算手段と、前記目標スロットル開
    度演算手段又は前記スロットル開度演算手段の出力信号
    に基づいて前記スロットルバルブを駆動させるスロット
    ル制御手段とを備えたエンジン制御装置において、 該エンジン制御装置は、前記噴射出力処理手段から前記
    燃料噴射弁に出力される信号を補完するフェールセーフ
    燃料制御手段を備え、 該フェールセーフ燃料制御手段は、前記目標スロットル
    開度演算手段及び前記スロットル開度演算手段からの出
    力信号に基づいて、前記燃料噴射弁に減速時の燃料カッ
    トを強制的に行うことを特徴とするエンジン制御装置。
  2. 【請求項2】 前記フェールセーフ燃料制御手段は、前
    記目標スロットル開度演算手段及び前記スロットル開度
    演算手段の各出力信号に基づいていずれか高い値を選択
    するセレクトHi手段と、前記目標スロットル開度演算
    手段及び前記セレクトHi手段の各出力信号を比較する
    誤差検出手段と、該誤差検出手段の出力信号に基づいて
    作動する燃料カット制御手段と、該燃料カット制御手段
    と前記噴射出力処理手段との各出力信号を選択して前記
    燃料噴射弁に信号を出力するフェールセーフ燃料カット
    手段とを備え、 該フェールセーフ燃料カット手段は、前記誤差検出手段
    における比較結果が所定値よりも大きい場合には、前記
    噴射出力処理手段からの出力信号を用いずに、前記燃料
    カット制御手段の出力信号に基づいて前記燃料噴射弁に
    減速時の燃料カットを行うことを特徴とする請求項1記
    載のエンジン制御装置。
  3. 【請求項3】 前記スロットル制御手段は、前記セレク
    トHi手段の出力信号に基づいて前記スロットルバルブ
    を駆動させることを特徴とする請求項2記載のエンジン
    制御装置。
  4. 【請求項4】 前記誤差検出手段は、前記セレクトHi
    手段の入力側及び出力側の信号を取り込んでいることを
    特徴とする請求項2又は3記載のエンジン制御装置。
  5. 【請求項5】 前記エンジン制御装置は、前記減速燃料
    カット手段の故障診断手段を備えていることを特徴とす
    る請求項1乃至4のいずれか一項に記載のエンジン制御
    装置。
  6. 【請求項6】 前記エンジン制御装置は、前記減速燃料
    カット手段に信号を出力する車速センサ、クランク角セ
    ンサ、スロットルセンサ、若しくは水温センサの故障診
    断手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至5の
    いずれか一項に記載のエンジン制御装置。
  7. 【請求項7】 前記エンジン制御装置は、前記フェール
    セーフ燃料カット手段の故障診断手段を備えていること
    を特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のエ
    ンジン制御装置。
  8. 【請求項8】 前記故障診断手段は、前記燃料噴射弁に
    生じる逆起電力を検出していることを特徴とする請求項
    5乃至7のいずれか一項に記載のエンジン制御装置。
  9. 【請求項9】 前記スロットル制御手段は、前記故障診
    断手段の結果が正常である場合には、前記スロットル開
    度演算手段の演算結果に基づいて前記スロットルバルブ
    を駆動させることを特徴とする請求項5乃至8のいずれ
    か一項に記載のエンジン制御装置。
  10. 【請求項10】 前記スロットル制御手段は、前記故障
    診断手段の結果が異常である場合には、前記目標スロッ
    トル開度演算手段の演算結果に基づいて前記スロットル
    バルブを駆動させることを特徴とする請求項5乃至9の
    いずれか一項に記載のエンジン制御装置。
  11. 【請求項11】 前記エンジン制御装置は、該エンジン
    制御装置から独立したフェールセーフ燃料カット手段の
    出力信号に基づいて前記燃料噴射弁に減速時の燃料カッ
    トを行うことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか
    一項に記載のエンジン制御装置。
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