JP2001219995A - 充填装置 - Google Patents

充填装置

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JP2001219995A
JP2001219995A JP2000030835A JP2000030835A JP2001219995A JP 2001219995 A JP2001219995 A JP 2001219995A JP 2000030835 A JP2000030835 A JP 2000030835A JP 2000030835 A JP2000030835 A JP 2000030835A JP 2001219995 A JP2001219995 A JP 2001219995A
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amount
pressure
nozzles
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Tetsuya Hisamura
徹也 久村
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Shibuya Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 それぞれ開閉弁4a〜4eを有する複数
の充填ノズル3a〜3eによって複数の容器6a〜6e
に同時に充填を行なう。1つの充填ノズルを基準充填ノ
ズル3aとしてあり、該基準充填ノズルについて流量計
(充填量計測手段)11を設けている。他の充填ノズル
3b〜3eについては基準充填ノズル3aとの充填量の
差に基づく係数をそれぞれ予め計測して設定してある。
制御装置5は流量計11からの信号に基づいて基準充填
ノズル3aによる充填量が所定量となったら該基準充填
ノズルの開閉弁4aを閉鎖し、また他の充填ノズル3b
〜3eにおけるそれぞれの開閉弁4b〜4eの閉鎖は、
上記流量計からの信号と各係数とからそれぞれ決定する
ようになっている。 【効果】 安価な構成であっても、それぞれの充填ノズ
ルで高精度な充填を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は容器内に充填液を充
填する充填装置に関し、より詳しくは複数の充填ノズル
を備え、各充填ノズルから複数の容器に同時に充填を行
なうようにした充填装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、充填装置として、充填液を貯溜す
る充填液タンクと、この充填液タンクに連通されるとと
もにそれぞれ開閉弁を有する複数の充填ノズルと、各開
閉弁を開閉制御する制御装置とを備え、各充填ノズルか
ら複数の容器に同時に充填を行なうようにした充填装置
は知られている(特表平11−500693号公報、特
開平7−149396号公報、特開平6−144489
号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】高精度な充填を行なう
ためには、上記各充填ノズルのそれぞれに充填量計測手
段を設け、それぞれの充填量計測手段からの信号に基づ
いて各充填ノズルによる充填量が所定量となったらそれ
ぞれの充填ノズルの開閉弁を閉鎖すればよい(上記特表
平11−500693号公報参照)。しかしながらこの
場合には、各充填ノズル毎に充填量計測手段を設けるこ
とから高価となり、また制御装置は各充填量計測手段か
らの信号を処理する必要があるため高性能なものが要求
され、この点でも高価となる。他方、複数の充填ノズル
について1つの充填量計測手段を設け、この1つの充填
量計測手段で各充填ノズルを同時に制御するようにした
ものがある(上記特開平7−149396号公報、特開
平6−144489号公報参照)。しかしながらこの場
合には、安価にはなるが、実際上各充填ノズルを流れる
充填液の流量を完全に一致させることは困難であり、各
容器における充填量のバラツキが大きくなるという欠点
がある。特に、3ccなど少量を充填する場合、充填量
のバラツキは無視できないという問題があった。本発明
は、上述した事情に鑑み、高精度な充填を安価に行なう
ことができる充填装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、充填
液を貯溜する充填液タンクと、この充填液タンクに連通
されるとともにそれぞれ開閉弁を有する複数の充填ノズ
ルと、各開閉弁を開閉制御する制御装置とを備え、各充
填ノズルから複数の容器に同時に充填を行なうようにし
た充填装置において、上記複数の充填ノズルのうちの1
つを基準充填ノズルとするとともに、該基準充填ノズル
について充填量計測手段を設け、また他の充填ノズルに
ついては上記基準充填ノズルとの充填量の差をそれぞれ
予め計測して設定し、上記制御装置は、上記充填量計測
手段からの信号に基づいて基準充填ノズルによる充填量
が所定量となったら該基準充填ノズルの開閉弁を閉鎖
し、また他の充填ノズルにおけるそれぞれの開閉弁の閉
鎖は、上記充填量計測手段からの信号と上記各充填ノズ
ルにおける充填量の差とからそれぞれ決定するようにし
たものである。上記各充填ノズルにおける充填量の差
は、係数としてそれぞれ制御装置に記憶させておくこと
ができる。また上記充填量計測手段としては、充填液の
圧力を検出する圧力センサや上記基準充填ノズルから容
器内に充填される充填液の流量を計測する流量計、或い
は上記基準充填ノズルから充填液が充填される容器の重
量を検出するロードセルやタイマーを用いることができ
る。
【0005】以上の構成によれば、充填量計測手段を設
けた基準充填ノズルについては、制御装置は、充填量計
測手段からの信号に基づいてその基準充填ノズルによる
充填量が所定量となったら該基準充填ノズルの開閉弁を
閉鎖するので、高精度な充填を行なうことができる。他
方、その他の充填ノズルについては、予め上記基準充填
ノズルとの充填量の差が計測されているので、これらの
充填ノズルにおけるそれぞれの開閉弁の閉鎖は、上記充
填量計測手段からの信号とそれぞれの充填量の差とから
決定することができる。一例としては、充填量計測手段
を設けた基準充填ノズルについて3秒間で10ccの充
填が行えるのに対し、他の充填ノズルが3秒間で9.8
ccであったとすると、両者の充填量の差からその係数
KとしてK=10/9.8=1.02という数値を得る
ことができる。そして制御装置は、上記他の充填ノズル
については、3秒×1.02(K)=3.06秒間の充填
を行なえば10ccの充填が行なえると決定し、該制御
装置はその決定に基づいて、当該他の充填ノズルについ
ては3.06秒間の充填を行なったら当該充填ノズルの
開閉弁を閉鎖する。これにより当該他の充填ノズルによ
り、充填量計測手段を設けた基準充填ノズルと同様に1
0ccの充填を行なうことができる。このように、1つ
の基準充填ノズルについて充填量計測手段でその充填量
を監視し、他の充填ノズルについては予め測定した充填
量の差から所定の充填量をそれぞれ得ることができるの
で、安価な構成であっても、各充填ノズルにより充分に
高精度な充填を行うことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下図示実施例について本発明を
説明すると、図1において、充填装置は充填液を貯溜す
る充填液タンク1と、この充填液タンク1に連通される
マニホールド2とを備えており、このマニホールド2に
複数の、図示実施例では5本の充填ノズル3a、3b、
3c、3d、3eを設けている。各充填ノズル3a〜3
eは上記マニホールド2を介して充填液タンク1に連通
しており、また各充填ノズル3a〜3eにそれぞれの流
路を開閉する開閉弁4a、4b、4c、4d、4eを設
けている。各開閉弁4a〜4eの開閉はそれぞれ制御装
置5によって別個に開閉制御されるようになっており、
各開閉弁4a〜4eを同時に開放させることによって各
充填ノズル3a〜3eから複数の容器6a、6b、6
c、6d、6eのそれぞれに同時に充填を行なうことが
できるようにしている。図示実施例では、上記5本の充
填ノズル3a〜3eのうち、1つの充填ノズル3aを基
準充填ノズル3aとして設定してあり、またマニホール
ド2内の充填液の圧力を検出する圧力センサ7を上記基
準充填ノズル3aについての充填量計測手段として用い
ている。
【0007】図2に示すように、上記制御装置5は、基
準充填ノズル3aを用いて容器6aに所定量の充填液を
充填するのに必要な圧力Pと時間Tとの関係を示した基
準充填ノズル3a用圧力―時間記憶部5aを設けてい
る。この記憶部5aには、充填液の圧力Pを種々に変化
させて、各圧力ごとに、上記基準充填ノズル3aを用い
て容器6aに所定量の充填液を充填するのに必要な時間
Tをそれぞれ求めた結果を記憶させてある。つまり充填
液の圧力がP1のときには、T1の時間だけ充填を継続
すれば容器6aに所定量の充填液を充填することがで
き、また充填液の圧力がP2のときには、T2の時間だ
け充填を継続すれば容器6aに所定量の充填液を充填す
ることができるということが記憶されている。この圧力
―時間記憶部5aは、上述した関係を関数として記憶し
ていてもよいし、表として記憶していてもよい。
【0008】また上記制御装置5は、上記基準充填ノズ
ル3a以外の充填ノズル3b〜3eについては、それぞ
れの充填ノズル3b〜3eと基準充填ノズル3aとの充
填量の差に基づく係数を記憶した係数記憶部5b、5
c、5d、5eを備えている。より具体的には、例えば
基準充填ノズル3aが一定の充填時間Taである3秒間
で10ccの充填が行えるのに対して、充填ノズル3b
が上記3秒間で9.8ccであった場合、この充填ノズ
ル3bで10ccの充填を行なう充填時間Tbを得るた
めの係数Kbは、Kb=10/9.8=1.02で得ら
れる。つまり上記係数記憶部5bにはこの係数Kb=
1.02が記憶されており、充填ノズル3bについて
は、基準充填ノズル3aで10ccの充填が行なえる3
秒間(Ta)にこの係数Kb=1.02を掛けた3.06
秒間の充填を行なえば、容器6bに10ccの充填を行
なうことができることになる。他の例として、充填ノズ
ル3cが3秒間で10.2ccであった場合には、この
充填ノズル3cの係数Kcは、Kc=10/10.2=
0.98となるので、上記係数記憶部5cにはこの係数
Kc=0.98が記憶されている。そして充填ノズル3
cについては、基準充填ノズル3aの3秒間にこの係数
Kb=0.98を掛けた2.94秒間の充填を行なえ
ば、容器6cに10ccの充填を行なうことができるこ
とになる。同様に、充填ノズル3d、3eについても各
係数記憶部5d、5eはそれぞれの係数を記憶してい
る。
【0009】上記各容器6a〜6eに充填する際には、
上記制御装置5の演算部5Aは、基準充填ノズル3aの
開閉弁4aを開くのと同時に、他の充填ノズル3b〜3
eの開閉弁4b〜4eも開放する。このとき、上記演算
部5Aは上記圧力センサ7により充填液の圧力P1を検
出し、その検出圧力P1に基づいて、基準充填ノズル3
a用圧力―時間記憶部5aから所定量の充填に必要な充
填時間Ta1を求める。これと同時に演算部5Aは、充
填ノズル3bについては上記充填時間Ta1に充填ノズ
ル3b用係数Kbを掛けた充填時間Tb1を、充填ノズ
ル3cについては上記充填時間Ta1に充填ノズル3c
用係数Kcを掛けた充填時間Tc1を求める。他の充填
ノズル3d、3eについても同様である。充填中に充填
液の圧力変動がないとした場合には、上記演算部5Aは
上記各時間Ta1、Tb1、Tc1等が経過する毎に、
それぞれに対応する各充填ノズル3a〜3eの各開閉弁
4a〜4eを閉じていけば、各容器6a〜6e内に所定
量の充填液を充填することができる。
【0010】しかるに本実施例では、充填液の圧力変動
があっても充填精度を高めるために、所定時間毎、例え
ば2ミリ秒毎に充填液の圧力を検出している。すなわち
演算部5Aは上記圧力P1を検出した後、2ミリ秒後に
再び圧力を検出し、前回の圧力P1と今回の圧力とから
その平均値P2を求め、この平均値P2に基づいて上記
基準充填ノズル3a用圧力―時間記憶部5aから所定量
の充填に必要な充填時間Ta2を求める。そしてこの充
填時間Ta2と各係数Kb〜Keとにより各充填ノズル
3a〜3eの充填時間Tb2〜Te2も求める。さらに
演算部5Aは、これから2ミリ秒毎に3度目の圧力を検
出し、この3回の平均圧力P3を算出し、上記2回目の
圧力検出時と同様にそれぞれの充填時間Ta3〜Te3
を求める。以後同様に、2ミリ秒毎に圧力の平均値を求
めて、その平均値に基づいたそれぞれの充填時間Ta〜
Teを求めていく。このようにして順次充填時間Ta〜
Teを更新しながら、各充填時間が経過したら、その経
過した充填ノズル3a〜3eの開閉弁4a〜4eを閉じ
ることによって、充填途中に充填液の圧力変動があって
も、各容器6a〜6e内に所定量の充填液を高精度で充
填することができる。
【0011】上述したように、上記実施例においては、
上記記憶部5aに所定の圧力に対する必要な充填時間を
記憶させているが、これに限定されるものではなく、例
えば所定の圧力における一定時間毎の充填量を記憶させ
てもよい。より具体的には、基準充填ノズル3aについ
て言えば、例えば2ミリ秒毎に圧力を検出し、その圧力
に基づいて、上記記憶部からその2ミリ秒間に容器6a
に充填される充填量を求める。そして上記2ミリ秒が経
過したら、再び圧力を検出してその時の圧力から次の2
ミリ秒間に容器6aに充填される充填量を求め、今まで
に容器6aに充填された充填量にその充填量を加算す
る。このようにして2ミリ秒間に容器6aに充填される
充填量を加算していき、その合計量が容器6a内に充填
すべき所定量を超えたら、上記開閉弁4aを閉じて充填
を終了する。
【0012】上記基準充填ノズル3a以外の充填ノズル
3b〜3eについては、上記実施例と同様に、それぞれ
の充填ノズル3b〜3eと基準充填ノズル3aとの充填
量の差に基づく係数を係数記憶部5b〜5eに記憶させ
ればよい。例えば、基準充填ノズル3aが3秒間で10
ccの充填が行えるのに対し、充填ノズル3bが3秒間
で9.8ccであった場合には、当該充填ノズル3b用
係数記憶部5bには、Kb=0.98という数値を記憶
させればよい。この場合には、上記基準充填ノズル3a
が2ミリ秒間にVaという充填量を充填できるとした
ら、充填ノズル3bはその間にVb=Kb×Va=0.
98Vaという充填量を充填することができることにな
る。そして充填ノズル3bについても、2ミリ秒毎に順
次充填量が加算されるようになる。係数Kが1よりも小
さな充填ノズル3bについては、基準充填ノズル3aの
開閉弁4aが閉じられても、合計充填量が所定量に至ら
ないことがあるが、この場合には充填液の圧力に基づく
基準充填ノズル3aの充填量Vaと上記係数Kbとから
Vbが算出されて加算が継続されるようになり、その合
計量が所定量を超えることによって開閉弁bが閉じられ
ることになる。
【0013】なお、充填液の温度を計測する温度センサ
8を設け、圧力変化だけではなく充填液の温度変化も上
記充填時間Ta又は充填量Vaの変動要素として用いる
ことができる。この場合、基準充填ノズル3aについて
の充填量計測手段は、圧力センサ7と温度センサ8とか
ら構成されることになる。また、充填液の圧力と温度と
を一定に管理できるのであれば、充填量計測手段をタイ
マーとすることができる。すなわち、基準充填ノズル3
aの開閉弁4aを開いてからタイマーにより所定時間が
経過したことを確認したた該開閉弁4aを閉じるように
し、他の充填ノズル3b〜3eにおける開閉弁4b〜4
eの閉鎖タイミングについては、上記所定時間と係数と
から求めればよい。
【0014】図3は本発明の他の実施例を示したもの
で、本実施例では5本の充填ノズル3a〜3eのうち、
1つの充填ノズル3aを基準充填ノズル3aとして設定
し、かつ該基準充填ノズル3aにその内部を流通する充
填液の流量を計測する流量計11を設けて、該流量計1
1を上記基準充填ノズル3aについての充填量計測手段
として用いている。本実施例においては、各充填ノズル
3b〜3eの各係数から充填すべき充填量をそれぞれ算
出しておき、上記流量計11によってそれぞれに必要な
充填量が得られたら、当該充填ノズル3a〜3eの開閉
弁4a〜4eを順次閉鎖していけばよい。
【0015】図4は本発明のさらに他の実施例を示した
もので、本実施例では5本の充填ノズル3a〜3eのう
ち、1つの充填ノズル3aを基準充填ノズル3aとして
設定し、かつ該基準充填ノズル3aによって充填される
容器6aの重量を計測するロードセル12を設けたもの
である。したがって本実施例では、ロードセル12が上
記基準充填ノズル3aについての充填量計測手段を構成
している。本実施例においては、各充填ノズル3b〜3
eの各係数から充填すべき充填重量をそれぞれ算出して
おき、上記ロードセル12によってそれぞれに必要な充
填重量が得られたら、当該充填ノズル3a〜3eの開閉
弁4a〜4eを順次閉鎖していけばよい。
【0016】なお、上記実施例では、上記制御装置5
は、各充填ノズルにおける充填量の差を係数としてそれ
ぞれ記憶しているが、その係数を掛けた結果を、すなわ
ち充填量の差自体を表として記憶していてもよい。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、安価な
構成であっても、それぞれの充填ノズルで高精度な充填
を行うことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略正面図。
【図2】図1の制御装置5の構成図。
【図3】本発明の他の実施例を示す概略正面図。
【図4】本発明の更に他の実施例を示す概略正面図。
【符号の説明】
1 充填液タンク 3a 基準充填ノズル 3b〜3e 充填ノズル 4a〜4e 開閉弁 5 制御装置 6a〜6e 容器 7 圧力センサ 8 温度センサ 11 流量計 12 ロードセル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充填液を貯溜する充填液タンクと、この
    充填液タンクに連通されるとともにそれぞれ開閉弁を有
    する複数の充填ノズルと、各開閉弁を開閉制御する制御
    装置とを備え、各充填ノズルから複数の容器に同時に充
    填を行なうようにした充填装置において、 上記複数の充填ノズルのうちの1つを基準充填ノズルと
    するとともに、該基準充填ノズルについて充填量計測手
    段を設け、また他の充填ノズルについては上記基準充填
    ノズルとの充填量の差をそれぞれ予め計測して設定し、
    上記制御装置は、上記充填量計測手段からの信号に基づ
    いて基準充填ノズルによる充填量が所定量となったら該
    基準充填ノズルの開閉弁を閉鎖し、また他の充填ノズル
    におけるそれぞれの開閉弁の閉鎖は、上記充填量計測手
    段からの信号と上記各充填ノズルにおける充填量の差と
    からそれぞれ決定することを特徴とする充填装置。
  2. 【請求項2】 上記制御装置は、上記各充填ノズルにお
    ける所定時間に充填した際の充填量の差を係数としてそ
    れぞれ記憶していることを特徴とする請求項1に記載の
    充填装置。
  3. 【請求項3】 上記充填量計測手段は充填液の圧力を検
    出する圧力センサであって、上記制御装置は、予め所定
    量の充填液を充填するのに必要な圧力と充填時間との関
    係を記憶しており、上記圧力センサにより検出した圧力
    から必要な充填時間を決定して、当該充填時間が経過し
    たことから上記基準充填ノズルによる容器への充填量が
    所定量となったことを検出することを特徴とする請求項
    1に記載の充填装置。
  4. 【請求項4】 上記充填量計測手段は充填液の圧力を検
    出する圧力センサであって、上記制御装置は、予め圧力
    と該圧力による単位時間当りの充填量との関係を記憶し
    ており、上記圧力センサにより検出した圧力から該圧力
    による単位時間当りに充填される充填量を決定するとと
    もに、上記単位時間が経過する毎にそれぞれの充填量を
    加算し、該加算した充填量が上記所定量となったら上記
    基準充填ノズルの開閉弁を閉鎖させることを特徴とする
    請求項1に記載の充填装置。
  5. 【請求項5】 上記充填量計測手段はタイマーであっ
    て、上記制御装置は、このタイマーにより予め定めた時
    間が経過したことを検出して、上記基準充填ノズルによ
    る容器への充填量が所定量となったことを検出すること
    を特徴とする請求項1に記載の充填装置。
  6. 【請求項6】 上記充填量計測手段は、上記基準充填ノ
    ズルから容器内に充填される充填液の流量を計測する流
    量計であって、上記制御装置はこの流量計により基準充
    填ノズルによる容器への充填量が所定量となったことを
    検出することを特徴とする請求項1に記載の充填装置。
  7. 【請求項7】 上記充填量計測手段は、上記基準充填ノ
    ズルから充填液が充填される容器の重量を検出するロー
    ドセルであって、上記制御装置はこのロードセルにより
    基準充填ノズルによる容器への充填量が所定量となった
    ことを検出することを特徴とする請求項1に記載の充填
    装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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