JP2001219628A - 電子写真式複写システムにおけるシステムリソースに対するジョブコンテンションの管理方法および管理装置 - Google Patents

電子写真式複写システムにおけるシステムリソースに対するジョブコンテンションの管理方法および管理装置

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JP2001219628A JP2000363619A JP2000363619A JP2001219628A JP 2001219628 A JP2001219628 A JP 2001219628A JP 2000363619 A JP2000363619 A JP 2000363619A JP 2000363619 A JP2000363619 A JP 2000363619A JP 2001219628 A JP2001219628 A JP 2001219628A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多機能印刷システムの基本処理リソースの使
用を優先順位付けする方法および装置を提供する。 【解決手段】 印刷システムは、改良されたジョブコン
テンションマネージャ(JCM)を有する制御部を用い
る。印刷システムの複数の基本リソースの各々には、待
ち行列が設けられる。一つ以上のジョブサービスは所望
の時点で、JCMに信号を送信することで、所定のジョ
ブのサブジョブを実行する。各サブジョブに関する信号
は、各サブジョブとその優先度とに関する情報を含む。
JCMは、ジョブサービスからの信号に応じて、対応の
基本リソースサブジョブを、そのサブジョブの実行に必
要な各基本リソースの待ち行列に追加する。各サブジョ
ブは、そのサブジョブの実行に必要なすべての基本リソ
ースの待ち行列において先頭であるときに、処理の準備
が完了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本願は下記の出願と内容が関連しており、
下記の出願はクロスリファレンスである:Salgado et a
l.によって出願され「イメージを多帯化する電子写真式
複写システムにおけるシステムリソースに関するジョブ
コンテンション管理方法および管理装置」と題された米
国特許出願第09/450,145(代理人整理番号D
/99395);Salgado et al.によって出願された米
国特許出願第09/450,151(代理人整理番号6
90−008864−US(PAR))「一式の共用リ
ソースの使用時においてサブジョブに対する多機能処理
を可能にする方法および装置」;Salgado et al.によっ
て出願された米国特許出願第09/450147(代理
人整理番号690−008863−US(PAR))
「一式の共用リソースを使用するシステムにおける高優
先度のリソース要求の処理方法および装置」;Salgado
et al.によって出願された米国特許出願第09/450
150(代理人整理番号690008865−US(P
AR))「低優先度ジョブから高優先度ジョブへのリソ
ース移転の最適化方法および装置」;Salgado et al.に
よって出願された米国特許出願第09/450148
(代理人整理番号690−008862−US(PA
R))「特定リソースをジョブの一部分のみに使用する
ことによる、一式の共用リソースの使用時のジョブに対
するシステム並行性の向上方法および装置」;および、
Salgado et al.によって出願された米国特許出願第09
/450149(代理人整理番号690−008861
−US(PAR))「一式の共用リソースに関するジョ
ブストリーミングを可能にする方法および装置」。米国
特許出願第09/450145(代理人整理番号D/9
9395)以外の上記出願は、本願と同日に出願され
た。上記出願による開示を、本願に引用して援用する。
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は一般的に、一つ以上
の待ち行列を有する多機能印刷システムに関し、特に、
複数のジョブに対して印刷システムのリソースを、向上
した効率性にて管理するジョブコンテンション管理構造
に関する。
【0003】
【従来の技術】電子印刷システムは通常、入力部(イメ
ージ入力端末(IIT)と呼ばれることがある)と、制
御部と、出力部(イメージ出力端末(IOT)と呼ばれ
ることがある)または印刷機関とを含む。ドキュテック
(登録商標)電子印刷システムとして知られているゼロ
ックス(登録商標)コーポレーション社製の電子印刷シ
ステムでは、ネットワークまたはスキャナから、その印
刷システムに対してジョブを入力できる。ネットワーク
およびスキャナからの両入力を用いる印刷システムの一
例は、以下の特許に記載されている:米国特許第5,1
70,340号、特許権者Prokop et al.、1992年
12月8日発行。
【0004】スキャナを用いてジョブを発生させる場
合、イメージを有する文書をスキャンすることでそのイ
メージをイメージデータに変換し、それを印刷物の作成
に使用する。ネットワークを用いてジョブを発生させる
場合、ジョブに関連するさまざまな命令とイメージデー
タとを含みページ記述言語で記されるデータストリーム
を取得し、それを印刷のために分解および記憶する。周
知のとおり、ネットワークジョブは、ワークステーショ
ンや、記憶デバイスを含むプリントサーバなどの、リモ
ートのクライアントから得られるものであってもよい。
IITに供給されたジョブを、「電子事前照合(precol
lation)メモリ」と呼ばれることがあるメモリ部に記憶
してもよい。事前照合電子メモリの一例は、以下の特許
に記載されている:米国特許第5,047,955号、
特許権者Shope et al.、1991年9月10日発行。
【0005】米国特許第5,047,955号は、入力
イメージデータをラスター化および圧縮するシステムを
開示している。ラスター化および圧縮されたイメージデ
ータは続いて、ジョブイメージバッファ内に照合された
状態で記憶される。ジョブがいったんジョブイメージバ
ッファ内に記憶されると、さらなるジョブラスター化を
実施することなく、選択した枚数のジョブコピーを復元
および印刷できる。
【0006】電子印刷に関連する分野、すなわちデジタ
ル複写においては、「多機能性」に関する要求が増えつ
づけている。以下の特許に示されているように、多機能
デジタルコピー機は、一つの静電処理プリンタに複数の
異なるイメージ入力デバイスが連結された構成を有する
ことができる。それらの複数のデバイスは、プリンタが
使用するためのイメージ関連情報を生成するよう構成さ
れている:米国特許第3,957,071号、特許権者
Jones、1971年7月27日発行。
【0007】米国特許第3,957,071号は、イメ
ージ関連情報がたとえば、ビデオファクシミリ信号、マ
イクロフィルム、データ処理情報、フルサイズ文書のた
めの光スキャニングプラテン、アパチャカード、および
マイクロフィッシュから得られるものであってもよいこ
とを開示している。
【0008】以下の特許もまた、多機能デジタル複写の
分野に関連する:米国特許第4,821,107号、特
許権者Naito et al.、1989年4月11日発行;米国
特許第5,021,892号、特許権者Kita et al.、
1991年6月4日発行;米国特許第5,175,63
3号、特許権者Saito et al.、1992年12月29日
発行;米国特許第5,223,948号、特許権者Saku
rai et al.、1993年6月29日発行;米国特許第
5,276,799号、特許権者Rivshin、1994年
1月4日発行;および、米国特許第5,307,458
号、特許権者Freiburg et al.、1994年4月26日
発行。
【0009】多機能複写デバイスは通常、後の時点で印
刷できるように複数のジョブを記憶するよう構成されて
いる。一例ではジョブは、「印刷待ち行列」と呼ばれる
構成によって、印刷の順序付けがなされる。ゼロックス
ネットワークシステムでは少なくとも10年来、印刷待
ち行列の概念を利用して、ネットワークプリンタにおけ
るジョブ管理をしている。ネットワーク印刷に関するさ
らなる教示が、以下の特許に記載されている:米国特許
第5,436,730号、特許権者Hube、1995年7
月25日発行。
【0010】印刷待ち行列の概念は、さまざまなデジタ
ル複写システムの動作に組み入れられている。適切な待
ち行列管理を通じて、現時点で印刷処理中のジョブを中
断ジョブによって中断することが、以下の特許に記載の
方法で実施可能である:米国特許第5,206,735
号、特許権者Gauronski et al.、1993年4月27日
発行。
【0011】特に‘735特許に関連して説明すると、
「ジョブファイル」によって表される特別ジョブをマス
メモリから取得し、現在処理中のジョブの「論理ポイン
ト」において、待ち行列内に挿入する。印刷処理が、特
別ジョブを挿入した論理ポイントに達すると、現在処理
中のジョブは中断され、特別ジョブが処理される。特別
ジョブの処理が完了すると、中断されたジョブが再開さ
れる。‘735特許に記載の待ち行列は、特別または中
断ジョブが待ち行列に挿入された場合以外は、通常は先
着順(FIFO)ベースで管理される。‘735特許で
説明される実施形態では中断ジョブは、他の中断ジョブ
が現在処理中の場合以外には、上述のとおりに待ち行列
中に挿入される。現時点で中断ジョブを処理中の場合、
第二の中断ジョブは、処理中の中断ジョブの後に配置さ
れる。第一の中断ジョブを第二の中断ジョブで中断する
ことに関する事項は、以下の特許でも言及されている:
米国特許第5,535,009号、特許権者Hansen、1
996年7月9日発行。
【0012】‘735特許の待ち行列管理の構成は、多
機能的状況での使用において最適とは言えない。待ち行
列の管理のためにジョブの種類を区別しないので、多く
の一般的なケースでは、たとえば印刷ジョブをコピージ
ョブより優先させることも、その逆を設定することもで
きない。多機能印刷システムに特に適したシステムは、
下記の参考文献に開示されている:米国特許第4,94
7,345号、特許権者Paradise et al.、1990年
8月7日発行;および、特開昭58−152821、1
983年8月22日公開。
【0013】特に‘345特許では、第一待ち行列を用
いてコピーおよび印刷ジョブを記憶し、第一待ち行列と
並行して第二待ち行列を用いてファクシミリ(ファック
ス)ジョブを記憶する。第二待ち行列は、第一待ち行列
に接続されている。一つ以上の事前選択された数のファ
ックスジョブが第二待ち行列内に記憶されると、記憶さ
れたジョブが第一待ち行列内のジョブの前に配置され
る。それにより、その一つ以上のファックスジョブが、
現在待ち行列中のコピー/印刷ジョブに先立ってプリン
トされる。‘345特許の待ち行列管理手法はジョブ区
別を実施するが、その区別は限定されたものである。す
なわち、ファックス待ち行列をコピー/印刷待ち行列よ
り優先して処理し、一つ以上のファックスジョブをコピ
ー/印刷ジョブに先立ってプリントできる。しかし、所
定のコピーまたは印刷ジョブを優先的に処理するための
機構は何ら提案されていない。Beaudet et al.の米国特
許第5,511,150号(1996年4月23日発
行)では、印刷ジョブに対するコピージョブの優先的処
理を実施しているが、その実施は、上記の数々の参考文
献で説明されるような待ち行列を利用した状況での実施
ではない。また‘345特許の手法では、複数のファッ
クスジョブをコピー/印刷ジョブに対して優先的に処理
する場合、コピーまたは印刷ジョブがコピー/印刷待ち
行列内で「詰まって」しまう可能性がある。
【0014】米国特許第5,113,355号(特許権
者Nomura、1992年5月12日発行)は、異なる印刷
ジョブを区別させる待ち行列識別子の分類を可能にする
プリンタ制御システムを開示している。その分類を通じ
て、プリントサーバ内にすでにロードされているフォン
トを必要とする印刷ジョブであることを示す待ち行列識
別子を、印刷リストの先頭に配置し、プリントサーバ内
にロードされていないフォントを必要とする印刷ジョブ
であることを示す待ち行列識別子を、印刷リストの末尾
に配置する。続いて、印刷リストが示す待ち行列識別子
の順序に従って、印刷ジョブを処理する。処理すべき印
刷ジョブがシステム内にロードされていないフォントを
必要とする場合、表示ユニット上にメッセージを表示し
て、どのフォントをロードする必要があるかを操作者に
示す。
【0015】米国特許第5,327,526号(特許権
者Nomura et al.、1994年7月4日発行)は、印刷
要求の処理を通じて、印刷ジョブをプリントする優先順
位を設定する、印刷ジョブ制御システムを開示してい
る。印刷ジョブマネージャが、印刷要求をチェックし、
どの印刷オプションが選択されているかを検出して、各
印刷ジョブに関連する待ち行列識別子を操作し、それら
の識別子を印刷待ち行列テーブル内に配置する。この構
成による一つの特徴は、指定された印刷オプションを優
先させる(overriding)よう印刷順位を変更できる点で
ある。他の特徴としては、その指定された印刷オプショ
ンに関わらず低優先度ジョブの優先度を上げて、低優先
度ジョブが確実に印刷されるようにできる点が挙げられ
る。
【0016】米国特許第5,377,016号(特許権
者Kashiwagi et al.、1994年12月27日発行)
は、スキャナから供給される所定数のコピージョブを表
す事前データと、外部機器から供給される所定数の印刷
ジョブを表すデータとを受信する、制御回路を開示して
いる。その制御回路は、待ち行列に配置されるそれらの
データに基づいて各コピージョブおよび印刷ジョブを実
行させ、時分割方式および並列方式でジョブを処理させ
る。制御回路は基本的に、コピージョブの優先度を高く
する。優先順位は、ユーザインタフェースからの命令に
従って変更できる。現在のジョブを中断した場合、制御
回路は後続のジョブを先に処理するようにする。
【0017】米国特許第5,923,826号(特許権
者Grzenda et al.、1999年7月13日発行)は、プ
リントサーバを通じてリモート文書処理ステーションに
接続されるデジタル複写システムを有する、印刷システ
ムを開示している。その印刷システムは、デジタル複写
システムが実行すべき第一のジョブを含みプリントサー
バに保持される第一待ち行列と、デジタル複写システム
が実行すべき第二のジョブを含みデジタル複写システム
に保持される第二待ち行列とを含む。印刷システムはさ
らに、第一および第二の両待ち行列に連結され複合待ち
行列を形成する、待ち行列処理部を含む。複合待ち行列
は、第一および第二待ち行列に含まれる第一および第二
のジョブをデジタル複写システムで実行する際の順序を
表す。その複合待ち行列の表記を、リモート文書処理ス
テーションに設けられたユーザインタフェースに表示す
る。
【0018】米国特許出願第(代理人整理番号D/94
871Q)号(出願人Salgado et al.、継続中)は、多
機能印刷システムのための方法を提供する。その方法で
は、第一サービスで生成された第一のジョブと、第二サ
ービスで生成された第二のジョブとを、処理のために待
ち行列内に配置する。第一のジョブに第一の値を指定
し、第二のジョブに第二の値を指定する。第一および第
二の値はそれぞれ、第一および第二サービスの関数とし
て大きさが異なる。一例では、第一のジョブが待ち行列
に配置され、その一部が処理される。続いて、第二のジ
ョブが待ち行列に配置され、第二の値の大きさが第一の
値より大きい場合に、第二のジョブによって第一のジョ
ブの処理が中断される。
【0019】前述の数々の待ち行列手法は、それらの限
定された目的は達成するが、共用リソースを有する多機
能印刷システムの生産性の十分な発揮に必要なタイプの
効率的な待ち行列管理は実施していない。多機能印刷シ
ステムの機能および利用法は、速い速度で増大しつづけ
ている。機能およびリソースのサブジョブレベルでの待
ち行列管理を用いることによってシステムの生産性を最
大にする、多機能印刷システムを提供することが望まし
い。同時に、多機能印刷システムが扱い得るすべてのタ
イプのジョブの効率的なスループットを促進させる、多
機能印刷システムのための待ち行列管理システムを提供
することが望ましい。
【0020】DC240STおよびDC265STから
成るゼロックスコーポレーションのデジタルコピー機多
機能システムは、基本ジョブサービスレベルでの待ち行
列管理を実施するジョブコンテンションマネージャを含
む。そのアプローチは、基本リソースレベルで競合しな
いサブジョブの並列処理を可能にする。たとえば、スキ
ャンサブジョブと印字サブジョブとは、並列して実行で
きる。しかし、あるサブジョブに関する各基本リソース
に関連するすべての機能は、そのサブジョブが完了する
まで占領されてしまう。本発明によるさらに生産的なア
プローチでは、機能が未使用の場合、あるいは機能がよ
り高い優先度のサブジョブに必要とされていない場合に
は、その機能を他のサブジョブに解放する。このアプロ
ーチは、本発明の好適な実施形態に従って、機能リソー
ス待ち行列および基本リソース待ち行列の両行列を用
い、機能ジョブ要求のより低いレベルにおけるジョブコ
ンテンション管理を実施することにより、達成される。
【0021】上記従来の技術において言及または説明し
た各特許および出願の記載を、本願に引用して援用す
る。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は、多機能印刷シ
ステムの基本処理リソースの使用を優先順位付けする方
法および装置を提供する。本発明の好適な態様によれ
ば、印刷システムは、改良されたジョブコンテンション
マネージャ(JCM)を有する制御部を用いる。
【0023】係る工程は、印刷システムの複数の基本リ
ソースの各々に待ち行列を設けるステップを含む。一つ
以上のジョブサービスは所望の時点で、JCMに信号を
送信することで、所定のジョブのサブジョブを実行す
る。各サブジョブに関する信号は、各サブジョブの優先
度に関する情報を含む。JCMは、ジョブサービスから
の信号に応じて、対応の基本リソースサブジョブを、そ
のサブジョブの実行に必要な各基本リソースの待ち行列
に追加する。各サブジョブは、そのサブジョブの実行に
必要なすべての基本リソースの待ち行列において先頭で
あるときに、処理の準備が完了する。
【0024】本発明の好適な代替形態によれば、一つ以
上のジョブサービスによる処理のために少なくとも一つ
の第一ジョブおよび少なくとも一つの第二ジョブが入力
される多機能印刷システムにおいて、複数ジョブの処理
を管理する方法が提供される。係る工程は、印刷システ
ムの基本処理リソースを優先順位付けするジョブコンテ
ンションマネージャ(JCM)を有する制御部を設ける
ステップを含む。一つ以上のジョブサービスを実行する
ために、複数の機能ジョブリソースを備える。また、印
刷システムの複数の基本ジョブリソースも備える。各機
能ジョブリソースは、その機能を実行するのに必要な基
本ジョブリソースのリストを含む。各基本ジョブリソー
スは、自身に依存する機能ジョブリソースのリストを含
む。各機能ジョブリソースおよび各基本ジョブリソース
に対して、ジョブ待ち行列を設ける。
【0025】各ジョブサービスは所望の時点で、JCM
に信号を送信することで、各第一または第二ジョブのサ
ブジョブを実行する。各サブジョブに関する信号は、各
サブジョブと、要求される機能と、そのサブジョブの優
先度(FIFOまたはジョブベースの優先度)とに関す
る情報を含む。そのような信号に応じてJCMは、上記
情報を含む機能サブジョブを作成し、その機能サブジョ
ブを、優先度に基づいて各機能ジョブリソースの待ち行
列に追加する。それに応じてJCMは、該機能サブジョ
ブが必要とする各基本ジョブリソースの待ち行列に、優
先度に基づいて基本リソースサブジョブを追加する。J
CMは、それらの各サブジョブが、該機能ジョブリソー
スが必要とするすべての基本リソースの待ち行列におい
て先頭であるかを検出する。各サブジョブが先頭である
ことをJCMが検出すると、JCMは該サブジョブの実
行を許可する。
【0026】また、多機能印刷システムの基本処理リソ
ースの使用を優先順位付けするための装置を提供する。
該装置は、ジョブコンテンションマネージャ(JCM)
を有する制御部を用いる。該装置は、印刷システムの複
数の基本リソースを備える手段を含み、各基本リソース
は待ち行列を有する。該装置はまた、一つ以上のジョブ
サービスが所望の時点で、JCMに信号を送信すること
で所定のジョブのサブジョブを実行するための信号手段
を含む。各サブジョブに関する信号は、各ジョブと、要
求される機能と、そのジョブの優先度とに関する情報を
含む。該装置はさらに、信号手段に応じて対応の基本リ
ソースサブジョブをそのサブジョブの実行に必要な各基
本リソースの待ち行列に追加する手段と、各サブジョブ
がそのサブジョブの実行に必要なすべての基本リソース
の待ち行列において先頭であることを検出する手段とを
含む。また該装置は、サブジョブがすべての基本リソー
ス待ち行列で先頭である場合に検出手段に応じて、サブ
ジョブを実行する手段を含む。
【0027】一つ以上のジョブサービスによる処理のた
めに少なくとも一つの第一ジョブおよび少なくとも一つ
の第二ジョブが入力される多機能印刷システムにおい
て、複数ジョブの処理を管理するための、好適な実施形
態に従う装置が提供される。該装置は、印刷システムの
基本処理リソースを優先順位付けするジョブコンテンシ
ョンマネージャ(JCM)を有する制御部と、JCMに
関連するデータベースとを有する。データベースは、一
つ以上のジョブサービスを実行するための複数の機能ジ
ョブリソースと、印刷システムの複数の基本ジョブリソ
ースとを備える。各機能ジョブリソースは、その機能を
実行するのに必要な基本ジョブリソースのリストを含
む。各基本ジョブリソースは、自身に依存する機能ジョ
ブリソースのリストを含む。データベースはまた、各機
能ジョブリソースおよび各基本ジョブリソースに対して
サブジョブ待ち行列を含む。さらに、各ジョブサービス
が所望の時点で、JCMに信号を送信することで所定の
ジョブのサブジョブを実行するための信号手段が備えら
れる。各サブジョブに関する信号は、各サブジョブとそ
の優先度とに関する情報を含む。
【0028】該装置はまた、信号手段に応じて、上記情
報を含む機能サブジョブをデータベース内に作成し、そ
の機能サブジョブを優先度に基づいて各機能ジョブリソ
ースの待ち行列に追加する手段を含む。さらに、機能サ
ブジョブ作成手段に応じて、該機能サブジョブが必要と
する各基本ジョブリソースの待ち行列に、優先度に基づ
いてサブジョブを追加する手段が設けられる。また、そ
れらの各サブジョブがアクティブ状態である、すなわち
処理準備が整ったことを検出する手段が備えられる。さ
らに該装置は、サブジョブがアクティブ状態であること
を検出手段が検出した場合に検出手段に応じて、サブジ
ョブを実行する手段を含む。
【0029】本発明による工程および装置のJCMが使
用する優先順位付けの手法は、FIFOまたはFIFO
とジョブベース優先との組み合わせの、どちらでも任意
でよい。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、好適な実施形態に関連して
本発明を説明するが、本発明をその実施形態に限定する
ことは意図しないと理解される。逆に、添付の請求項に
規定される本発明の精神および範囲内に含まれ得るすべ
ての代替形態、修正、および同等形態を網羅することを
意図する。
【0031】図1に、本発明の好適な実施形態との使用
に適した、既知のタイプのデジタルコピー機システムを
示す。図示のとおりシステムは、文書フィーダ1と、操
作(および表示)パネル2とを含む。操作パネル2から
所望の条件が入力された後、文書フィーダ1は、イメー
ジ読取りデバイス3上の所定の読取り位置まで文書を移
送する。文書が読み取られた後、文書フィーダ1は文書
を読取り位置から移動させる。イメージ読取りデバイス
3は、読取り位置に配置された文書を照射する。それに
よって得られた文書からの反射を、たとえばCCD(電
荷結合素子)イメージセンサなどの固体撮像デバイス
が、対応の電気信号、すなわちイメージ信号に変換す
る。イメージ形成デバイス4は、電子写真式、感熱式、
熱転写式、インクジェットなどの従来のシステムを用い
て、イメージ信号が表すイメージを普通紙または感熱紙
上に形成する。
【0032】いずれか一つの紙カセット7からイメージ
形成デバイス4へ紙が供給されると、デバイス4は紙の
一方の面にイメージを形成する。両面コピーユニット5
は、一方の面にイメージが形成された紙を裏返して、再
度イメージ形成デバイス4へ供給するよう構成されてい
る。その結果、紙の他方の面にイメージが形成され、両
面コピーが完成する。両面コピーユニット5は通常、紙
を直ちに再供給するか、あるいは、互いに重ねられた複
数の紙を、下の紙から順番に再供給するよう設計され
る。イメージ形成デバイス4から排出された紙または両
面コピーは順番に、出力デバイス6によって、ページ順
またはページ毎に分類される。
【0033】概括的に8で示すアプリケーションは、コ
ピー機システムに組込まれたリソースである文書フィー
ダ1、操作パネル2、イメージ読取りデバイス3、イメ
ージ形成デバイス4、両面コピーユニット5、出力デバ
イス6、および紙カセット7を共用する。アプリケーシ
ョンは、コピー機アプリケーション、プリンタ(IO
T)アプリケーション、ファクシミリ(ファックス)ア
プリケーションなどを含む。さらにデジタルコピー機シ
ステムは、従来のネットワーク接続9を通じてネットワ
ークに連結されている。
【0034】図2に、多機能且つネットワーク適合型の
印刷システムを符号10で示す。印刷システム10は、
ネットワークサービスモジュール14に動作上連結して
いる印刷機12を含む。印刷機12は、電子サブシステ
ム16を含む。電子サブシステム16は、ビデオ制御モ
ジュール(VCM)と呼ばれ、スキャナ18およびプリ
ンタ20と通信する。一例ではVCM16は、以下でさ
らに詳述するが、デジタルコピー用の構成においてスキ
ャナおよびプリンタの動作を調整する。デジタルコピー
用の構成では、スキャナ18(イメージ入力端末(II
T)とも呼ばれる)は、全幅CCD列を用いてオリジナ
ル文書上のイメージを読み取り、得られたアナログビデ
オ信号をデジタル信号に変換する。それを受けて、スキ
ャナ18と関連するイメージ処理システム(IP)22
(図3)は、信号補正などを実施し、補正済み信号をマ
ルチレベル信号(たとえば二進信号)に変換し、マルチ
レベル信号を圧縮し、それを好ましくは電子事前照合
(EPC)メモリ24内に記憶する。
【0035】再度図2を参照する。プリンタ20(イメ
ージ出力端末(IOT)とも呼ばれる)は、電子写真式
印刷機関を含むことが好ましい。一例では印刷機関は、
マルチピッチベルト(図示せず)を有する。マルチピッ
チベルト上には、同期的ソース(たとえばレーザラスタ
出力スキャンデバイス)または非同期的ソース(たとえ
ばLEDプリントバー)などのイメージ生成ソースを用
いて、イメージを形成する。印刷する場合は、イメージ
データに従ってイメージ生成ソースをオンおよびオフに
する間に、マルチレベルイメージデータをEPCメモリ
24(図3)から読み出し、受光体上に潜像を形成す
る。潜像は、たとえばハイブリッドジャンピング現像技
術を用いて現像され、プリント媒体シート上に転写され
る。融着後に得られたプリントを、裏返して両面印刷し
てもよいし、そのまま出力してもよい。本明細書に開示
する実施形態の基礎となる概念を変化させることなく、
上記プリンタを電子写真式印刷機関以外の他の形態で実
施することができると、当業者は認識するであろう。た
とえば印刷システム10は、熱インクジェットまたは粒
子線写真式プリンタを用いて実施することもできる。
【0036】特に図3を参照し、VCM16をさらに詳
述する。VCM16は、ビデオバス(Vバス)28を含
む。Vバス28を通じて、さまざまなI/O、データ転
送、および記憶部材が通信する。Vバスは好ましくは、
高速32ビットデータバースト転送バスであって、64
ビットに拡張可能である。32ビットの形態では、持続
的最大バンド幅は約60Mバイト/秒である。一例では
Vバスのバンド幅は、100Mバイト/秒にもなる。
【0037】VCMの記憶部材は、EPCメモリ部30
およびマスメモリ部32内に位置する。EPCメモリ部
はEPCメモリ24を含む。EPCメモリは、DRAM
コントローラ33を通じてVバスに接続される。好まし
くはDRAMであるEPCメモリは、2つの高密度32
ビットSIMMモジュールを用いて64Mバイトまでの
拡張が可能であるが、いずれの所望サイズのメモリを使
用することも可能である。マスメモリ部32は、転送モ
ジュール36aを通じてVバスに接続される、SCSI
ハードドライブデバイス34を含む。図示のとおり、他
のI/Oおよび処理部材はそれぞれ、転送モジュール3
6を通じてVバスに接続される。他のデバイス(たとえ
ばワークステーション)は、適切なインタフェースおよ
びSCSIラインを用いることで、転送モジュール36
を通じてVバスに接続できると認識される。
【0038】図4を参照し、一つの転送モジュール36
の構造を詳述する。図4に示す転送モジュールは、パケ
ットバッファ38と、Vバスインタフェース40と、D
MA転送ユニット42とを含む。「VHSIC」ハード
ウェア記述言語(VHDL)を用いて構築された転送モ
ジュール36は、プログラム可能な構成であり、イメー
ジデータのパケットをVバスに沿って比較的高い転送レ
ートで送信させる。特にパケットバッファは、使用可能
なVバスバンド幅に合わせてセグメントまたはパケット
を変化させるようプログラム可能である。一例ではパケ
ットバッファは、64バイトまでのパケットを扱うよう
プログラム可能である。パケットサイズは、Vバスの使
用度が比較的高い時は縮小され、バスでの活動が比較的
少ない時は増大されることが好ましい。
【0039】パケットサイズの調節は、Vバスインタフ
ェース40(図4)およびシステムコントローラ44
(図6)によって達成される。Vバスインタフェースは
実質的に、論理要素から成る構成であり、アドレスカウ
ンタ、デコーダ、状態機械などを含む。Vバスインタフ
ェースが、転送モジュールにおける知能を選択的度合い
で実現する。インタフェース40は、システムコントロ
ーラと通信することで、要求されるパケットサイズを把
握する。そしてその知識を用いて、パケットバッファ3
8のパケットサイズを、バスの状態に合わせて調節す
る。すなわちコントローラは、Vバス28の状態に関す
る知識を用い、それに合わせてインタフェース40がパ
ケットサイズを調節できるようにインタフェース40に
指示を出す。以下で、転送モジュール36の動作に関し
てさらに説明する。
【0040】より詳細には、従来のDMA転送方法を用
いてパケットを転送するDMA転送ユニットによって、
イメージ転送は容易に実施される。すなわち、転送ユニ
ットがパケットの先頭アドレスおよび終端アドレスを用
いることによって、所定の転送が実行される。転送が完
了するとインタフェース40は、システムコントローラ
44へ信号を返信し、要求パケットサイズやアドレス指
定などのさらなる情報を得られるようにする。
【0041】図2および図3によれば、3つのI/O部
材がVバス28に動作上連結されている。3つの部材と
は、FAXモジュール48、スキャナまたはIIT1
8、およびプリンタまたはIOT20である。ただし、
拡張スロット50を通じて多様な部材をVバスに連結で
きると認識すべきである。図5に、転送モジュール36
bを通じてVバス28に連結されたFAXモジュールの
実施形態を、さらに詳細に示す。好適な実施形態では、
ファクシミリデバイス(FAX)51は一連の部材を含
む。それらの部材には、ゼロックス適合型の圧縮/復元
を実施するセクション52と、圧縮イメージデータの拡
大縮小を実施するセクション54と、CCITT形式か
ら並びにその形式への圧縮イメージデータの変換を実施
するセクション56と、モデム58とが含まれる。モデ
ム58は、好ましくはロックウェルコーポレーション社
製であり、従来の通信ラインを通じてCCITT形式の
データを電話へまたは電話から送信する。
【0042】さらに図5を参照する。各セクション5
2,54,56およびモデム58は、制御ライン60を
通じて転送モジュール36bに連結される。それによ
り、FAXモジュール48宛ておよびそこからの転送
は、プロセッサを使用せずに実施できる。理解されるべ
きであるとおり、転送モジュール36bは、FAXモジ
ュールのマスタまたはスレーブとして機能できる。すな
わち転送モジュール36bは、送信のためにFAXへイ
メージデータを供給し、または着信FAXを受けること
が可能である。運転時、転送モジュール36bは、他の
いずれのI/O部材に対して動作するのと同様にFAX
モジュールに対して動作する。たとえばFAXジョブの
送信時には、転送モジュール36bは、DMA転送ユニ
ット42を用いてパケットをセクション52へ供給す
る。1つのパケットの供給後に転送モジュールは、シス
テムプロセッサ44に対して中断信号を送信して他のパ
ケットを要求する。一つの実施形態では、パケットバッ
ファ38内には2つのパケットが保持され、2つのパケ
ット間で「玉突き(ping-ponging)」が実施されるよう
になっている。それにより、中断信号の受信時にコント
ローラが直ちに応答できない場合でも、転送モジュール
36bではイメージデータが尽きてしまうことがない。
【0043】再度図3を参照する。IIT18およびI
OT20は、転送モジュール36cおよび36dを通じ
てVバス28に動作上連結されている。さらに、IIT
18およびIOT20はそれぞれ、圧縮器62および復
元器64に動作上連結されている。圧縮器および復元器
は、ゼロックス適合型圧縮デバイスを用いる単一のモジ
ュールとして設けられることが好ましい。ゼロックス適
合型圧縮デバイスは、ゼロックスコーポレーション社の
ドキュテック(登録商標)印刷システムにおける圧縮/
復元動作のために用いられている。実用上は、転送モジ
ュールの少なくともいくつかの機能が、3チャネルDV
MAデバイスによって備えられる。そのデバイスは、圧
縮/復元モジュールに対するローカルアービトレーショ
ンを実施する。
【0044】図3にさらに示すとおり、イメージ処理部
22を含むスキャナ18は、アノテート(annotate)/
併合モジュール66に連結される。イメージ処理部は、
一つ以上の専用プロセッサを含むことが好ましい。その
プロセッサは、画質向上、しきい値処理/スクリーニン
グ、回転、解像度変換、およびTRC調節などの、要求
されるさまざまな機能を実施するようプログラムされ
る。しきい値処理およびスクリーニングは、典型的なイ
メージ生成機能であり、イメージスクリーンを適用する
ことによって画質向上を図るという概念に関連してい
る。これらの各機能の選択的駆動は、システムコントロ
ーラ44によってプログラムされる一群のイメージ処理
制御レジスタによって調整される。各機能は、「パイプ
ライン」に沿って備えられることが好ましい。「パイプ
ライン」では、パイプの一端からイメージデータが入力
され、処理済のイメージデータが他端から出力される。
スループットを促進するために、転送モジュール36e
がイメージ処理部22の一端に配置され、転送モジュー
ル36cが処理部22の他端に配置される。明らかにな
るとおり、転送モジュール36cおよび36eをこのよ
うに配置することによって、ループバック工程の並列性
を大幅に促進できる。
【0045】さらに図3によれば、VCM16のさまざ
まなバスマスタのアービトレーションは、Vバスアービ
タ/バスゲートウェイ71内に設けられたVバスアービ
タ70を用いて実施する。アービタは、ある一時点でど
のバスマスタ(たとえばFAXモジュール、スキャナ、
プリンタ、SCSIハードドライブ、EPCメモリ、ま
たはネットワークサービス部材)がVバスにアクセス可
能かを決定する。アービタは、2つの主セクションと3
つ目の制御部とによって構成される。第一セクションで
ある「ハイパス」セクションは、入力バス要求と、現在
の優先度選択とを受信し、最も優先度の高い保留中の要
求に対する許可を出力する。現在の優先度選択に関する
入力は、アービタの第二セクションからの出力である。
第二セクションは「優先度選択」と呼ばれる。このセク
ションは、優先度ローテーションおよび選択アルゴリズ
ムを実行する。いずれの所定の時点においても、「優先
度選択」の論理からの出力が、保留要求をサービス処理
する順番を決定する。「優先度選択」への入力は、優先
度チェーン上におけるデバイスの初期配置を保持するレ
ジスタである。サービス要求があった時点で、「優先度
選択」の論理がデバイスを優先度チェーンに沿って順位
を上げたり下げたりすることによって、そのデバイスの
次の要求の位置が選択される。制御論理は、要求/許可
活動に関する信号を監視することによって、「ハイパ
ス」および「優先度選択」の動作を同期させる。制御論
理はまた、競合状態の発生を防止する。
【0046】図6を参照し、ネットワークサービスモジ
ュール14をさらに詳述する。当業者が認識するとお
り、ネットワークサービスモジュールの構成は既知の
「PCクローン」の構成に類似する。より詳細には、好
適な実施形態においてコントローラ44は、好ましくは
サンマイクロシステムズ社製のSPARCプロセッサの
形態であり、標準Sバス72に連結されている。図6に
示す実施形態では、好ましくはDRAMの形態であるホ
ストメモリ74と、SCSIディスクドライブデバイス
76とが、Sバス72に動作上連結されている。図6に
は図示しないが、記憶部またはI/Oデバイスは、適切
なインタフェースチップを用いてSバスに連結すること
が可能である。さらに図6に示すとおりSバスは、適切
なネットワークインタフェース80を通じてネットワー
ク78に連結されている。一例ではネットワークインタ
フェースは、コントローラ44のハードウェア/ソフト
ウェア部材をネットワーク78のハードウェア/ソフト
ウェア部材に関係させるのに必要なすべてのハードウェ
アおよびソフトウェアを含む。たとえば、ネットワーク
サービスモジュール14とネットワーク78とのあいだ
で多様なプロトコルをインタフェースする場合は、ネッ
トワークインタフェースにノヴェルコーポレーション社
のネットウェア(登録商標)などのソフトウェアを備え
てもよい。
【0047】一例ではネットワーク78は、エミッタま
たはドライバ84を有するワークステーション82など
のクライアントを含む。運転時にはユーザが、複数の電
子ページと一式の処理指示とを含むジョブを生成するこ
とがある。するとジョブはエミッタによって、ポストス
クリプトなどのページ記述言語で表す表記に変換され
る。続いてそのジョブはコントローラ44に送信され、
そこでアドービコーポレーション社が提供するような復
元器によって解釈(interpret)される。PDLジョブ
の解釈の概念の基礎となっているいくつかの原理が、Bo
nk et al.に発行された米国特許第5,493,634
号、およびMensing et al.に発行された米国特許第5,
226,112号に開示されている。これらの両参考文
献における開示を、本願に引用して援用する。PDLで
のジョブ生成技術に関するさらなる詳細は、以下のテキ
ストを参照することによって得られる:PostScript Lan
guage Reference Manual,Second Edition,Addison-Wesl
ey Publishing Co.,1990。この文献の関連部分を、本願
に引用して援用する。
【0048】さらに図3によればネットワークサービス
モジュール14は、Vバスアービタ/バスゲートウェイ
71のバスゲートウェイ88を通じて、VCM16に接
続される。一例ではバスゲートウェイは、XILINX
コーポレーションが提供する利用者書込み可能ゲート列
(field programmable gate array)によって構成され
る。バスゲートウェイデバイスは、ホストのSバスとV
CMのVバスとのあいだをインタフェースする。バスゲ
ートウェイデバイスは、Vバス実アドレス範囲内のアド
レス空間へのアクセスに対してVバスアドレスの翻訳
(translation)を供給し、ホストアドレス範囲内の仮
想アドレスに関しては、仮想アドレスをホストSバスへ
送信する。また、メモリからメモリへの転送のためのD
MAチャネルも、バスゲートウェイ内で実現される。バ
スゲートウェイは特に、VバスとSバスとのあいだのシ
ームレスなアクセスを実現し、転送モジュール36の一
つなどのバスマスタからの仮想アドレスを復号化するこ
とで、対応のスレーブ部材から識別子を得られるように
する。印刷システム10の多くの部材を一つのASIC
の形態で実施できると、当業者は認識するであろう。
【0049】図3、図4、および図6を参照し、各転送
モジュール36のDMA転送に関してさらに説明する。
詳細には、一例においてジョブのイメージは、一連のブ
ロックとしてホストメモリ74内に記憶される。運転時
には、コントローラ44は一つの転送モジュール36に
対して、ブロックの先頭アドレスとブロックのサイズと
を供給する。転送モジュール36はそのブロックに関
し、パケット転送を実行し、カウンタをインクリメント
/デクリメントする。ブロックの最後のパケットが転送
されたことをインタフェース40がカウンタに基づいて
検出するまで、この手順をブロックの各パケットに対し
て繰り返す。通常は、このようなパケット毎の手法で、
各記憶イメージに対して数個のブロックを転送する。
【0050】前述のとおり、DC240STおよびDC
265STから成るゼロックスコーポレーションのデジ
タルコピー機多機能システムは、外部または基本ジョブ
サービスレベルにおける待ち行列管理を実施するジョブ
コンテンションマネージャを含む。図7によればそのシ
ステムは、図1に示すようなプリンタ20による処理を
受ける準備が完了しているジョブの待ち行列を含む。他
の従来の印刷待ち行列と同様に、ウィンドウ202内に
現在印刷中のジョブが表示され、ボタン204を用いて
ジョブのリストをスクロールすることができる。このタ
イプおよび上述の従来技術の多機能機器では、提供され
るさまざまな基本ジョブサービスに対応するために一つ
以上の待ち行列が使用されると認識すべきである。たと
えば、スキャン処理を待つジョブはスキャン待ち行列内
に配置され、ファックス処理を待つジョブはファックス
待ち行列内に配置される。図7の印刷または印字待ち行
列は実質的に、多機能印刷システムで用いられる複数の
基本ジョブサービス待ち行列のうちの一つに過ぎない。
また、米国特許第5,206,735号に記載に従う方
法でジョブを待ち行列に挿入してもよいと認識すべきで
ある。さらに、待ち行列は、図6のネットワークサービ
スモジュールまたは図3のVCMなどの位置に保持可能
であると認識される。
【0051】上述の印刷システム10などのいずれの多
機能製品(以下、「MF機関」とも呼ぶ)においても、
複数のユーザが同時に一つ以上のサブシステムへのアク
セスを必要とする可能性が常に存在する。このアクセス
コンテンションは、MF機関の数箇所で、たとえばEP
Cメモリ24(図3)などの一つのリソースに対するコ
ンテンションとして発生する場合もあり、あるいはEP
CメモリおよびITTなどの複数のリソースに対するコ
ンテンションとして発生する場合もある。コンテンショ
ン状態が発生した場合、印刷システムは、さまざまなユ
ーザを満足させるような予測可能で制御された方法で対
処しなければならない。
【0052】ゼロックスDC240STおよびDC26
5ST多機能システムでは、少なくとも二つのコンテン
ション管理方法が構想されている。それに関しては、Sa
lgado et al.の米国特許出願第(代理人整理番号D/9
4871Q)号でより詳細に説明しており、その出願
(以下、「サルガド出願」と呼ぶ)を本願に引用して援
用する。
【0053】1.先入れ先出し(FIFO)ジョブ管理 この方法では、コンテンションは先着順で処理される。
他のジョブに先立って提出されたジョブが、必要とする
基本ジョブサービスを最初に使用できる。そのサービス
を要求する他のジョブは、到着時点によって数値的に順
位付けられ、後にそのサービスを使用する機会が与えら
れる。
【0054】2.優先的ジョブ管理 この方法では、リソースへのアクセスは、「キー操作者
/システム管理者(KO/SA)定義アルゴリズム」に
よって管理される。そのアルゴリズムを用いればKO/
SAは、ジョブタイプ、即時ウォークアップ(現場持ち
込みの)要求であるかどうか(immediate walkup nee
d)、中断の履歴、および他の重要な要因に基づいて、
ジョブを分類できる。アルゴリズムは、典型的な印刷シ
ステムユーザの要求に従ってジョブコンテンションを管
理するよう構成され得る。柔軟にプログラム可能である
ため、アルゴリズムはFIFOをサポートするように構
成可能である。すなわちFIFOは、このアルゴリズム
の能力のサブセットである。
【0055】サルガド出願は、KO/SA優先アルゴリ
ズムが対応する少なくとも5つのジョブタイプを開示し
ている。
【0056】1.コピー印刷またはウォークアップジョ
ブ:IITおよび相当の印字リソースを要するウォーク
アップユーザのジョブ。
【0057】2.自動レポート印刷:機器やコピー機の
利用、エラーログ、ファックスレポートなどの自動的に
印刷されるレポート。SA/KOに指定されるそれらの
レポートは、メモリリソースからプリントされ、印字機
関の使用を必要とする。
【0058】3.ネット印刷:このジョブ分類には下記
が含まれる: a)ネットワークサービスモジュール14(図2)を介
してネットワークソースから送信され、印字リソースを
必要とするジョブ、 b)ウォークアップまたはリモートのユーザによって起
動されるネットワークサービスモジュール(ESSとも
呼ばれる)のソフトメールボックスジョブ、および c)ESSまたはネットワークから発生するその他のジ
ョブ。
【0059】4.ファックスメールボックス:このジョ
ブ分類には下記が含まれる: a)ユーザの要求時にプリントアウトするようシステム
に記憶されている受信ファックス、 b)システム利用またはファックスログなどのローカル
レポート、および c)EPCメモリ24(図3)または印刷システム(M
FSYSとも呼ばれる)から発生するその他のジョブ。
【0060】5.ファックスプリント:即時プリントす
べき着信ファックスジョブ。そのようなジョブは、EP
Cメモリ24内に取得された後、即時プリントされる。
【0061】サルガド出願のアプローチでは、ユーザが
発した作業要求に相当するシステムジョブが設けられ
る。ユーザの作業要求は、MF機関のユーザインタフェ
ースまたは外部ジョブサービス(EJS)で発せられ
る。たとえばコピージョブは、ユーザによるコピー動作
の実行要求に相当する。各EJSジョブは、複数のサブ
ジョブに分割される。各サブジョブは、基本ジョブ動作
を実施するための作業であって、基本ジョブサービス
(BJS)によって処理される。コピージョブは、スキ
ャン、イメージ処理、および印字のサブジョブに分割さ
れる。
【0062】基本ジョブサービスによるジョブ処理の実
施には、ビデオハードウェアの使用を必要とする。ビデ
オハードウェアは、圧縮器と、復元器と、ips1ボー
ドと、入力チャネルと、出力チャネルと、ループバック
チャネルとを含む。複数のサブジョブが、同じビデオハ
ードウェアの使用を要する場合もある。サルガド出願の
ジョブコンテンションマネージャは、ビデオハードウェ
アの使用を管理し、基本ジョブサービスレベルでコンテ
ンション決定が必要な場合に、どのサブジョブがハード
ウェアを取得するかを上述の優先手法に基づいて決定す
る。
【0063】本願の説明をより良く理解するために、下
記の用語が有用であろう: 許可ユーザ:臨時ユーザより高い許可レベルを有する
が、KO/SAより少ないアクセス権を有するユーザ。
VIPユーザのために確保されている許可レベルであ
る。
【0064】ジョブ優先度:ジョブまたはユーザタイプ
に合わせて指定される優先度。ジョブタイプに基づく代
表的な優先手法が、サルガド出願に記載されている。
【0065】リソース:ジョブまたはサブジョブの処理
に必要な機械的、電子的、またはソフトウェアの部材。
【0066】印字リソース:所定のタイプの媒体上にジ
ョブをプリントする際に使用するリソース。
【0067】メモリリソース:たとえばメモリ24、3
4(図3)、74および76(図6)などの、印刷シス
テムが使用する読込み/書込みメモリの類。
【0068】印字済みジョブ:プリントされたジョブ。
この用語は「印刷済みジョブ」より包括的であり、ある
タイプの媒体上への特定の印字方法のいずれも示唆しな
い。
【0069】次回プリント物:ジョブの待ち行列の先頭
にあり、安定/正常状態にあるジョブの呼称である。次
回プリント物は、待ち行列の中から次にプリントされ
る。
【0070】復元器:圧縮イメージを元の「未処理」デ
ータに復元するビデオハードウェア。
【0071】圧縮器:従来の圧縮アルゴリズムに基づき
イメージを圧縮するビデオハードウェア。
【0072】ループバックチャネル、入力チャネル、お
よび出力チャネル:イメージデータを物理的に転送する
際に使用するビデオチャネル。
【0073】ips1:縮小、拡大、濃淡調節、および
コントラスト調節などの数々のイメージ生成機能を実施
する物理的部材。
【0074】本発明によれば、複数のサブジョブによる
システムリソースに対するコンテンションを管理する方
法および装置が提供される。本発明の好適な実施形態に
よれば、以下の一つ以上のことが実施可能である:1)
複数のサブジョブによるリソース要求を処理する;2)
コンテンション状態の不在時に並列ジョブ処理を実行す
る;3)サブジョブに対して、その優先度に基づいて基
本リソースを配分する;4)優先度がより高いジョブの
ために、サブジョブのリソース利用を中断する;5)低
優先度サブジョブから高優先度サブジョブへリソースを
移転する;6)各イメージに関するBJSのビデオリソ
ースへの要求を迅速に処理する;および7)追加のビデ
オリソースおよびビデオ機能のために拡張する。
【0075】図8では、本発明のジョブコンテンション
マネージャ(JCM)112は、基本リソースレベルで
のリソース配分を制御する。図8に示すとおりJCM1
12は、BJS110から受信したビデオリソース要求
の状況を追跡し、それらの要求を割り振る。JCM11
2とBJS110とのあいだの要求では、申込/受諾/
受諾不可プロトコルを用いる。表1に、代表的な多機能
プリンタ(MFP)に伴う典型的な外部ジョブサービス
およびBJSサブジョブの例を示す。所望され得るよう
に追加のEJSおよびBJS110サービスを設けるこ
とは本発明の範囲内であり、表1は単なる例である。
【0076】
【表1】 基本ジョブサービス(BJS)は、表1に示すように、
外部ジョブサービス要求を一連のサブジョブ要求に分割
する。図8に示すとおり本発明では、BJS110は各
サブジョブに関して、ジョブコンテンションマネージャ
(JCM)112に対し、ビデオリソースへの「申込」
を発する。表2aおよび表2bに例示するようにJCM
には、BJSが利用する一連のビデオ機能または機能リ
ソース(CR)が設けられている。各CRは、特定セッ
トのビデオ111ハードウェアまたは基本リソース(B
R)を用いる。
【0077】
【表2】 表2aおよび表2bに、代表的な多機能プリンタ(MF
P)における典型的な機能リソース(CR)と、それら
が使用する基本リソース(BR)またはビデオリソース
とを示す。所望され得るように追加のCRおよびBRを
設けることは本発明の範囲内であり、表2aおよび表2
bは単なる例である。たとえば表2aおよび表2bに示
すように、スキャン機能(CR)は圧縮器と入力チャネ
ルとの基本リソースを用い、ESS入力機能(CR)は
ループバックチャネルと圧縮器とのBRを用いる。
【0078】以下、複数のサブジョブ間のシステムリソ
ースに対するコンテンションを管理するための本発明の
方法を実施するシステムの基本構成と、リソースがどの
ようにして共用されるかとを、図8、図9、図10、お
よび図11を参照しながら詳述する。それらの図に示す
フローチャートは、単純な先入れ/先出し(FIFO)
優先順位付け手法を用いる、本発明の第一の好適な実施
形態を表す。
【0079】図8によれば基本ジョブサービス110
は、サブジョブを処理する準備が完了すると、処理すべ
き各イメージに関して、上述のとおりイメージ「申込」
をジョブコンテンションマネージャ112へ送信する。
ジョブコンテンションマネージャ112は、相互接続さ
れた少なくとも2レベルを有するデータベース113を
保持している。第一レベル114は、機能リソース(C
R)に相当する。第二レベル115は、実質的にはビデ
オリソース(ビデオ111)である基本リソース(B
R)に相当する。データベース113はいずれの所望数
のレベルを有してもよく、単に例として2レベルデータ
ベースを説明する。データベース114内の各機能リソ
ースは、必要とする基本リソースのリストを含む。相応
じて、データベース115内の各基本リソースは、自身
に依存するCRのリストを保持する。この相互接続デー
タベースは、システム起動時に作成される。
【0080】ジョブコンテンションマネージャ112は
さらに、システムのコンテンションアルゴリズム(SA
/KOによって設定可能)を有する。好適な実施形態に
おいてそのアルゴリズムは、本願に引用するサルガド出
願で提案されるアルゴリズムと実質的に同様であるが、
SA/KOが決定するいずれの所望のコンテンションア
ルゴリズムであってもよい。サルガド出願のコンテンシ
ョンアルゴリズムは、FIFOまたはジョブサービス優
先度ベース、あるいはその両者の組み合わせである。作
成されたジョブは、優先度、提出時間、および最終修正
時間などの優先順位付けデータ要素を含む。
【0081】図8に示すとおり基本ジョブサービス11
0は、サブジョブを処理する準備が完了すると、処理す
べき各イメージに関するイメージ「申込」要求によっ
て、JCM112に対して呼出しまたは通知を実施す
る。「申込」要求は、ジョブ識別子と、優先度情報と、
必要なビデオ機能と、要求するBJSの識別情報とを含
むことが好ましい。たとえばスキャンBJSが、DAD
H(文書ハンドラ)からのコピージョブ(id:3−
1)をスキャンしなければならないとする。スキャナが
入力すべき各イメージに関し、スキャンBJS110
は、「申込」を通じてJCM112を呼び出す(たとえ
ばBJSサービス:スキャン、ジョブ:3−1、ジョブ
優先度:XXX、機能:圧縮スキャンなど)。
【0082】図9を参照しながら、複数のサブジョブ間
のシステムリソースに対するコンテンションを管理する
ための、FIFOのみの単純バージョンのジョブコンテ
ンションマネージャ(JCM)112を説明する。一つ
のBJS110からサブジョブに関する最初の要求が発
せられると、要素116は、そのサブジョブがデータベ
ース114内の機能ジョブサービス待ち行列内に存在し
ないことを検出し、その旨を要素118に伝える。続い
てJCM112は、上記データを含む機能ジョブリソー
ス(CJR)を作成する。要素118はそのCJRを、
データベース114内のCRのジョブリストまたは待ち
行列に追加する。次にJCM112は、そのCRが必要
とする基本リソースのリスト内を検索(またはスキャン
し)(機能に対する基本リソースの配分は、その配分を
規定する表を読み込むことによって検出される;表2a
および表2bを参照のこと)、そのCRが必要とする各
基本リソースを検出する。それは、要素120、12
2、および124を循環することによって実施する。機
能に対する基本リソースの配分は、その配分を規定する
表を読み込むことによって検出される。要素120で検
出したCRが必要とする各基本リソースに対して、基本
ジョブリソース(BJR)が作成される。そのBJR
は、要素122によって、各基本リソースのジョブリス
トまたは待ち行列に追加される。
【0083】特定のサブジョブ要求において、機能ジョ
ブリソース(CJR)と基本ジョブリソース(BJR)
とに共通な一式のデータを、ジョブリソースと称する。
あるリソースのジョブリストとは、その機能または基本
リソースを必要とする要求中のサブジョブのリストまた
は待ち行列である。基本リソースの待ち行列にBJRを
追加すると、BJRはジョブ優先度に基づいた位置に配
置される。待ち行列の先頭は最も優先度の高いジョブで
あり、その後ろに順に、優先度がより低いジョブが続
く。サブジョブの優先順位は、サルガド出願に記載の手
法、すなわちFIFOまたはジョブベースの優先度、あ
るいはそれらの組み合わせで決定することが好ましい
が、所望のいずれの従来の優先順位付けアプローチによ
って決定してもよい。この例示的な実施形態では、FI
FOベースである。
【0084】JCM112は、追加された各BJRに関
し、基本ジョブリソースの状態を検出する。基本リソー
スのジョブリスト内でそのBJRが最高優先度ジョブ
(待ち行列の先頭)である場合、もしリスト内に他に
「bjsアクティブ」がなければ、状態は「bjsアク
ティブ」である。他の「bjsアクティブ」がある場合
は、追加された基本ジョブリソースの状態は「bjs取
得中(bjsAcquiring)」である。追加された基本ジョブ
リソースが待ち行列の先頭でない場合は、状態は「bi
s待機中(bjsQueued)」である。
【0085】この時点でJCM112は、BJS「申
込」要求の全体的状態(本発明では、CJRの状態)を
検出する必要がある。構成要素であるすべてのBJRが
「bjsアクティブ」であると要素126が検出する
と、要素128がすべてのBJRの状態を「bjsアク
ティブ」に設定する。続いて要素130が、CJRの状
態を「cjsアクティブ」に設定する。次にJCM11
2は132で、BJS申込を処理のために基本サービス
部材(ビデオ111)に転送する。ビデオ111は、要
求を通常通りに処理し、JCMを通じてBJSに受諾1
35を送信する。
【0086】BJSの構成要素である複数のBJRが、
「bjsアクティブ」と「bjs取得中」との状態の組
み合わせである場合は、CJRの状態は「cjs取得
中」である。その他の場合は、CJRの状態は「cjs
待機中」である。続いてJCM112は、全体的状態を
反映させるように、そのCJRのすべての各BJRの状
態を更新する。すなわち、機能ジョブリソース(CJ
R)の状態が「cjs待機中」である場合、構成要素で
あるすべての基本ジョブリソース(BJR)の状態を
「bjs待機中」に設定する。CJRの状態が「cjs
取得中」または「cjs待機中」であって、必要とする
すべてのBJRをCJRが取得していないと要素126
が検出した場合、JCM112の要素136が「受諾不
可」をBJSに送信する。このケースではBJS110
は、サブジョブ処理に必要なすべてのビデオ(基本)リ
ソースを取得できなかった。BJS110は、内部タイ
マ(図示せず)に基づく後の時点で、再度申込をする。
【0087】BJS110がいったんあるサブジョブの
「申込」をするとJCM112は、対応の機能とデータ
ベース114および115内の基本ジョブリソース(C
JRおよびBJR)とを用いて、BJSのサブジョブ要
求の状況を追跡する。そのサブジョブに関するBJS1
10からのその後のすべての申込に対してJCM112
は、対応のCJRの状態を用いて許可(受諾)または拒
否(受諾不可)を決定する。あるケースでは、JCM1
12は要素116において、サブジョブがすでに待ち行
列(機能ジョブリスト)内にあることを検出する。サブ
ジョブがすでに機能待ち行列内にある場合、JCM11
2は要素138で、その機能ジョブの状態が「cjsア
クティブ」であるかを検出する。もしそうであればJC
M112は、BJS申込を処理のために基本サービス部
材(ビデオ111)へ転送する。ビデオ111は要求を
通常通りに処理し、JCM112を通じてBJS110
に受諾を送信する。
【0088】サブジョブのジョブ状態が「cjsアクテ
ィブ」ではないと要素138が検出した場合、JCM1
12は要素144で、ジョブ状態が「cjs取得中」ま
たは「cjs待機中」であるかを検出する。「cjs取
得中」または「cjs待機中」である場合、JCM11
2は要素146において、「受諾不可」をBJS110
に返信する。BJS110は、内部タイマ(図示せず)
に基づく後の時点で、再度申込をする。
【0089】図10および図11に、ジョブコンテンシ
ョンマネージャ112の、サブジョブの削除に関連する
部分を示す。多機能プリンタの操作者がジョブを削除し
たい場合、操作者は外部ジョブサービスにおいて削除ま
たは中止命令を入力する。中止信号はJCM112の要
素600に供給され、データベース114の機能待ち行
列内にそのジョブが存在するかどうかが検出される。も
し検出されなければ、JCM112からの退出によっ
て、要素602がこの問い合わせを終了させる。
【0090】反対に、中止するジョブがCRジョブ待ち
行列内にある場合は、データベース114内の機能リソ
ースジョブ待ち行列から、要素604がそのジョブを除
去する。続いて要素606が、その中止CJRが必要と
していた各基本ジョブリソースを検索する。JCM11
2は、該当する各BR内を検索し、対応の各BRジョブ
待ち行列から中止サブジョブを除去する。この工程は、
JCM112の要素148〜158によって実施され
る。要素148が、次の各BRジョブ待ち行列から中止
サブジョブを除去する。BRジョブ待ち行列からのサブ
ジョブの除去時に、要素148は要素150に通知す
る。要素150は、削除したジョブが各BRジョブ待ち
行列内の先頭ジョブであったかを検出する。待ち行列の
先頭であった場合は、要素152が、各待ち行列内に他
のサブジョブが残存しているかを検出する。残存サブジ
ョブがある場合は要素154が、次のサブジョブを待ち
行列の先頭へ移動する。続いて要素154は要素156
に対し、BRジョブ待ち行列から中止サブジョブを削除
するよう通知する。中止BRサブジョブが待ち行列の先
頭でなかった場合は、要素150が要素156に対し、
BRジョブ待ち行列からサブジョブを削除するよう通知
する。中止BRサブジョブが待ち行列の先頭であった
が、その待ち行列内に他のサブジョブが残存していない
場合は、要素152が要素156に対し、BRジョブ待
ち行列からサブジョブを削除するよう通知する。中止B
JSサブジョブに関わる最後のBRサブジョブをデータ
ベース115内のBRジョブ待ち行列から除去した後、
要素158が、JCM112の待ち行列再設定部分16
0に対して信号を送信する。
【0091】図11に、JCM112の待ち行列再設定
部分160をより詳細に示す。中止サブジョブの最後の
基本リソースを対応のBRジョブ待ち行列から除去した
後、JCM112の部分159の要素158は、ジョブ
中止後に残存するジョブを検出し、要素162に対して
通知する。要素162は、データベース114内のCR
ジョブ待ち行列内の各サブジョブを識別する。続いて要
素164が、CRジョブ待ち行列内の各サブジョブの状
態を検出し、要素166に通知する。すると要素166
は、その新しい状態が旧状態と同じであるかを検出す
る。同じである場合に要素168は、そのサブジョブが
CRジョブ待ち行列からの最後のジョブであるかを検出
する。最後のジョブでなければJCM112は、要素1
68から要素166に信号を返信してサイクルを繰り返
すことにより、CRジョブ待ち行列内の残りのすべての
サブジョブを検索する。CRジョブ待ち行列からの最後
のジョブである場合は、要素168は要素170に通知
する。それにより要素170は「サブジョブ完了」を指
示し、172で退出する。
【0092】新状態が旧状態と同じではないと要素16
6が検出した場合、要素166は要素174に通知し、
要素174はCJRの状態を新状態に設定する。要素1
74は要素176に通知し、要素176は、新状態が
「bjsアクティブ」であるかを検出する。新状態が
「bjsアクティブ」である場合に要素178は、対応
のすべてのBJRの状態を「bjsアクティブ」に設定
する。すべてのBJRの状態を「bjsアクティブ」に
設定した後、要素178は要素168に通知する。要素
168は、そのサブジョブがCRジョブ待ち行列からの
最後のジョブであるかを検出する。そうであれば要素1
70は、「サブジョブ完了」を指示するよう合図され、
172で終了する。新状態が「bjsアクティブ」では
ないと要素176が検出した場合は、要素176が要素
168に通知し、待ち行列からの最後の項目でなければ
要素168はサイクルを繰り返す。
【0093】図12および図13を参照し、FIFOお
よび/またはジョブベースの優先度を用いて複数のサブ
ジョブ間によるシステムリソースに対するコンテンショ
ンを管理する、本発明の工程および装置の好適な実施形
態の構成を詳述する。本発明のこの好適な実施形態で
は、リソースへのアクセスは、サルガド出願に記載のも
のと同様の、「キー操作者/システム管理者(KO/S
A)」が規定するアルゴリズムによって管理される。こ
のアルゴリズムを用いればKO/SAは、ジョブタイ
プ、即時ウォークアップ要求であるかどうか、中断の履
歴、および他の重要な要因に基づいてジョブを分類でき
る。アルゴリズムは、典型的な印刷システムユーザの要
求に従ってジョブコンテンションを管理するよう構成さ
れ得る。柔軟にプログラム可能であるため、アルゴリズ
ムはFIFOをサポートするように構成可能である。す
なわちFIFOは、このアルゴリズムの能力のサブセッ
トである。本発明は、基本リソースのレベルで優先順位
付けを実施することにより、リソースのより効率的な使
用を達成する。
【0094】図12、図13、および図14、15にお
いて、図9、図10、および図11に係る前述の実施形
態と共通の要素は、同じ符号で示す。それらの要素は、
上述と同じ役割を果たす。図12は、「申込」されたが
CRジョブ待ち行列内で準備完了でないサブジョブを扱
うJCM部分112Aを示す。
【0095】図8と同様に基本ジョブサービス110
は、サブジョブを処理する準備が完了すると、処理すべ
き各イメージに関するイメージ「申込」要求によって、
JCM112Aに対して呼出または通知を実施する。
「申込」要求は、ジョブ識別子と、優先度情報と、必要
なビデオ機能と、要求するBJSの識別情報とを含む。
たとえばスキャンBJSが、DADH(文書ハンドラ)
からのコピージョブ(id:3−1)をスキャンしなけ
ればならないとする。スキャナが入力すべき各イメージ
に関し、スキャンBJS110は、「申込」を通じてJ
CM112を呼び出す(たとえばBJSサービス:スキ
ャン、ジョブ:3−1、ジョブ優先度:XXX、機能:
圧縮スキャンなど)。
【0096】図12および図13を参照し、複数のサブ
ジョブ間によるシステムリソースに対するコンテンショ
ンを、ジョブベース優先度を用いて管理するジョブコン
テンションマネージャ(JCM)112を説明する。一
つのBJS110からサブジョブに関する最初の要求が
発せられると、要素116は、そのサブジョブがデータ
ベース114内の機能ジョブサービス待ち行列内に存在
しないことを検出し、その旨を要素118に伝える。続
いてJCM112Aは、上記データを含む機能ジョブリ
ソース(CJR)を作成する。要素118はそのCJR
を、データベース114内のCRのジョブリストまたは
待ち行列に追加する。次にJCM112Aは、そのCR
が必要とする基本リソースのリストを検索する(表2a
および表2b参照)。この工程は、要素120、12
2、124、および300のあいだを循環することによ
って実施される。要素120で検出したCRが必要とす
る各基本リソースに対して、要素122が基本ジョブリ
ソース(BJR)を作成する。それらのBJRは、デー
タベース115内の各基本リソースのジョブリストまた
は待ち行列に追加される。
【0097】新要素300は、サブジョブがBRの待ち
行列の先頭であるか、すなわち最高優先度ジョブである
かを検出する。そうでない場合、要素300は要素12
4に通知する。要素300は、該サブジョブが待ち行列
の先頭であると検出すると、要素302に通知する。要
素302は、その待ち行列内に「bjsアクティブ」ジ
ョブがあるかを検出する。「bjsアクティブ」ジョブ
が存在しない場合、要素302は要素124に通知す
る。待ち行列内に「bjsアクティブ」ジョブがあると
検出した場合、要素302は要素304に通知する。そ
れにより要素304は、すべての「bjsアクティブ」
ジョブを「bjs中断中」に設定し、要素306に対
し、中断中BJRの親CJRを「bjs中断中」に設定
するよう通知する。続いて要素306は、要素124に
通知する。最後の構成要素BJRがすでに追加された場
合、要素124は要素126に通知する。要素126
は、CJRがサブジョブの実行に必要とするすべてのB
JRを取得したかを検出する。
【0098】要素300〜306によって高優先度ジョ
ブ(SA/KOアルゴリズムによって規定される)は、
その高優先度ジョブの完了時まで、アクティブジョブを
中断させることが可能になる。新しいサブジョブ要求に
よって他のサブジョブ要求を中断させる必要が生じた場
合、JCM112Aは、現存するサブジョブのCJRの
状態を「cjs中断中」に設定する。中断中サブジョブ
に関する次の申込の際にJCMは、中断中サブジョブか
ら取得中サブジョブへ基本リソースを移転する。中断中
サブジョブに関して申込をしたBJSは、JCM112
Aから「受諾不可」を受信する。BJSが一つのサブジ
ョブの処理を完了すると、BJSはJCM112に対し
て「サブジョブ完了」を通知する。「サブジョブ完了」
を受信すると、JCM112はサブジョブの情報(CJ
RおよびBJR)を削除する。そのサブジョブが使用し
ていた各構成要素BJRに関連して、JCM112は基
本リソースを、BRジョブ待ち行列内の次のサブジョブ
に配分する(状態はまず「bjsアクティブ」にされ
る)。続いてJCM112は、それらのBJRの親CJ
Rの状態を再検出する。BJSがリソースを申し込んだ
場合に、ジョブがユーザによって削除された時、あるい
はシステムによって終了された時に、BJSは「サブジ
ョブ終了」を指示する。
【0099】この時点でJCM112Aは、BJS「申
込」要求の全体的状態(本発明では、CJRの状態)を
検出する必要がある。すべての構成要素BJRが「bj
sアクティブ」であると要素126が検出すると、要素
128がすべてのBJRの状態を「bjsアクティブ」
に設定する。続いて要素130が、CJRの状態を「c
jsアクティブ」に設定する。次にJCM112Aは1
32で、BJS申込を処理のために基本サービス部材
(ビデオ111)に転送する。ビデオ111は、要求を
通常通りに処理し、JCMを通じてBJSに受諾を送信
する。
【0100】上述のようにしてJCM112は、追加さ
れた各基本ジョブリソースの状態を検出する。基本リソ
ースのジョブリスト内で該BJRが最高優先度ジョブで
ある(待ち行列の先頭である)場合に、もしリスト内に
他に「bjsアクティブ」がなければ、状態は「bjs
アクティブ」である。他の「bjsアクティブ」がある
場合は、追加された基本ジョブリソースの状態は「bj
s取得中」である。追加された基本ジョブリソースが待
ち行列の先頭でない場合は、状態は「bis待機中」で
ある。BJSの構成要素BJRが、「bjsアクティ
ブ」と「bjs取得中」との状態の組み合わせである場
合は、CJRの状態は「cjs取得中」である。その他
の場合は、CJRの状態は「cjs待機中」である。続
いてJCM112は、全体的状態を反映させるように、
該CJRのすべての各BJRの状態を更新する。すなわ
ち、機能ジョブリソース(CJR)の状態が「cjs待
機中」である場合、構成要素であるすべての基本ジョブ
リソース(BJR)の状態を「bjs待機中」に設定す
る。
【0101】CJRの状態が「cjs取得中」または
「cjs待機中」であって、必要とするすべてのBJR
をCJRが取得していないと要素126が検出した場
合、要素126は要素308に通知する。要素308
は、必要とするすべての基本リソースを該サブジョブが
取得しているかを検出する。必要とするすべてのBJR
をCJRが取得していないと要素308が検出した場
合、要素310がCJRを「bjs待機中」に設定し、
JCM112Aは、申込をしたBJSに対して「受諾不
可」を送信する。CJRの状態が「bjs待機中」であ
ると要素308が検出すると、要素308は要素136
に、BJSに対して「受諾不可」を送信するよう合図す
る。前述の実施形態と同様にBJS110は、「受諾不
可」を受信後、タイミング信号に基づく後の時点で再度
申込をする。
【0102】サブジョブがすでにCR待ち行列内にある
ことを、図12の要素116が検出した場合、JCM1
12の部分Aは、JCM112の部分Bの要素138に
通知する。要素138は、そのCJRのジョブ状態が
「cjsアクティブ」かを検出する。もしそうであれ
ば、要素138は要素140に通知し、JCM112B
は、BJS申込を処理のために基本サービス部材(ビデ
オ111)へ転送する。ビデオ111は要求を通常通り
に処理し、JCMを通じてBJSに受諾を送信する。B
JSは、JCMにサブジョブ完了を送信する。それによ
りJCMは314で、BRおよびCRジョブ待ち行列か
らそのサブジョブを削除する。反対に、CJRのジョブ
状態がアクティブではないと要素138が検出した場
合、要素138は要素144に通知する。要素144
は、サブジョブ状態が「cjs待機中停止」であるかを
検出する。そうである場合、要素144は要素316
に、サブジョブ要求を削除するよう合図し、要素146
は「受諾不可停止」を返信する。
【0103】ジョブ状態が「cjs待機中停止」ではな
いと要素144が検出した場合、要素144は要素31
8に通知する。要素318は、ジョブ状態が「cjs中
断中」であるかを検出する。そうである場合、要素31
8は要素320に通知する。要素320は、該サブジョ
ブがイメージの第一帯であるかを検出する。イメージの
第一帯ではない場合、要素320は要素140に通知
し、JCM112Bは、BJS申込を処理のために基本
サービス部材(ビデオ111)へ転送する。ビデオ11
1は要求を通常通りに処理し、JCMを通じてBJSに
受諾を送信する。BJSは、JCMに「サブジョブ完
了」を送信する。それによりJCMは314で、BRお
よびCRジョブ待ち行列からそのサブジョブを削除す
る。反対に、CJRのジョブ状態が「cjsアクティ
ブ」ではないと要素138が検出した場合、要素138
は要素144に通知する。要素144は、サブジョブ状
態が「cjs待機中」であるかを検出する。
【0104】サブジョブがイメージの第一帯であると要
素320が検出した場合、要素320は要素322に対
して、CJR状態を「cjs待機中停止」に設定するよ
う通知する。それにより要素322は、要素324が構
成要素BJRを「bjs待機中」に設定するように動作
する。続いて要素326がジョブ要求を削除し、JCM
は328で、「受諾不可停止」をBJS110に返信す
る。
【0105】サブジョブが中断中ではないと要素318
が検出した場合、要素318は要素330に通知し、要
素330はCJRの最新状態を検出する。続いて要素3
32が、CJRを新状態に設定し、その状態を要素33
4に転送する。要素334は、新状態が「cjsアクテ
ィブ」であるかを検出する。そうである場合、要素33
6が構成要素BJRを「bjsアクティブ」に設定す
る。続いてJCM112Bは338で、BJSの申込を
処理のために基本サービス部材(ビデオ111)へ転送
する。ビデオ111は、要求を通常通りに処理し、JC
Mを通じてBJS110へ「受諾」を送信する。サブジ
ョブ完了時には、BJS110がJCMへ「サブジョブ
完了」を通知し、要素340が、CRおよびBRジョブ
待ち行列からジョブ要求を削除する。
【0106】新状態が「cjsアクティブ」ではないと
要素334が検出した場合、要素334は要素342に
通知し、要素342は新状態が「cjs待機中停止」で
あるかを検出する。そうである場合、要素344がジョ
ブ要求を削除し、JCM112Bは346で、「受諾不
可停止」をBJS110に返信する。新状態が「cjs
待機中停止」でない場合、要素342は要素348に通
知する。要素348は、BJSの「申込」を処理のため
に基本サービス部材(ビデオ111)へ転送する。ビデ
オ111は、要求を通常通りに処理し、JCM112を
通じてBJS110へ受諾を送信する。サブジョブ完了
時には、BJS110がJCMへ「サブジョブ完了」を
通知し、要素350が、CRおよびBRジョブ待ち行列
からジョブ要求を削除する。
【0107】図14、15に、ジョブベース優先オプシ
ョンにおけるサブジョブの削除に関連する、ジョブコン
テンションマネージャ112の部分を示す。多機能プリ
ンタの操作者がジョブを削除したい場合、操作者は外部
ジョブサービスにおいて削除または中止命令を入力す
る。中止信号はJCM112の要素360に供給され、
データベース114のCRジョブ待ち行列内にそのジョ
ブが存在するかどうかが検出される。もし検出されなけ
れば、JCM112からの退出によって、要素362が
この問い合わせを終了させる。
【0108】反対に、中止するジョブがCRジョブ待ち
行列内にある場合は、データベース114内の機能リソ
ース待ち行列から、要素364がそのジョブを除去す
る。続いて要素366が、その中止CJRが必要として
いた各基本ジョブリソースを検索する。JCM112
は、該当する各BR内を検索し、対応の各BRジョブ待
ち行列から中止サブジョブを除去する。この工程は、J
CM112の要素368〜380によって実施される。
要素368が、次の各BRジョブ待ち行列から中止サブ
ジョブを除去する。BRジョブ待ち行列からのサブジョ
ブの除去時に、要素368は要素370に通知する。要
素370は、削除したジョブが各BRジョブ待ち行列内
の先頭ジョブであったかを検出する。待ち行列の先頭で
あった場合は、要素372が、各待ち行列内に他のサブ
ジョブが残存しているかを検出する。残存サブジョブが
ある場合は要素374は、新しい先頭ジョブが「bjs
アクティブ」であるかを検出する。そうでない場合は要
素376が、次のサブジョブを待ち行列の先頭へ移動す
る。続いて要素376は要素378に対し、BRジョブ
待ち行列から中止サブジョブを削除するよう通知する。
【0109】中止BJRサブジョブが待ち行列の先頭で
なかった場合は、要素370が要素378に対し、BR
ジョブ待ち行列からサブジョブを削除するよう通知す
る。中止BRサブジョブが待ち行列の先頭であったが、
その待ち行列内に他のサブジョブが残存していない場合
は、要素372が要素378に対し、BRジョブ待ち行
列からサブジョブを削除するよう通知する。中止BRサ
ブジョブが待ち行列の先頭であり、その待ち行列内に他
のサブジョブが残存しており、新しい先頭ジョブが「b
jsアクティブ」であると要素374が検出した場合
は、要素374は要素378に対し、BRジョブ待ち行
列から中止サブジョブを削除するよう通知する。
【0110】中止BJSサブジョブに関わる最後のBJ
Rサブジョブをデータベース115内のBRジョブ待ち
行列から除去した後、要素380が、JCM112の待
ち行列再設定部分112Bに対して信号を送信する。中
止サブジョブの最後の基本リソースを対応のBRジョブ
待ち行列から除去した後、JCM112の部分112A
の要素380は要素382に通知する。要素382は、
データベース114内のCRジョブ待ち行列内に残存す
る各サブジョブを識別する。続いて要素384が、CR
ジョブ待ち行列内の各サブジョブの状態を検出し、要素
386に通知する。すると要素386は、その新状態が
旧状態と同じであるかを検出する。同じである場合に要
素388は、そのサブジョブがCRジョブ待ち行列から
の最後のジョブであるかを検出する。最後のジョブでな
ければJCM112は、要素388から要素386に信
号を返信してサイクルを繰り返すことにより、CRジョ
ブ待ち行列内の残りのすべてのサブジョブを検索する。
CRジョブ待ち行列からの最後のジョブである場合は、
要素388は要素390に対して、CJRを削除するよ
う通知する。続いて要素400が「サブジョブ完了」を
指示し、402でJCMから退出する。
【0111】新状態が旧状態と同じではないと要素38
6が検出した場合、要素386は要素404に通知し、
要素404はCJRの状態を新状態に設定する。要素4
04は要素406に通知し、要素406は、新状態が
「cjsアクティブ」であるかを検出する。新状態が
「cjsアクティブ」である場合に要素408は、該当
するすべての基本ジョブ状態を「bjsアクティブ」に
設定する。新状態が「cjsアクティブ」ではない場合
に要素410は、新状態が「cjs取得中」であるかを
検出する。そうである場合は要素412は、旧状態が
「cjs待機中停止」であったかを検出する。そうであ
った場合は要素414が、クライアントに停止を除去す
るよう(すなわち再度申込をするよう)指示する。
【0112】要素408がすべての基本ジョブ状態を
「bjsアクティブ」に設定した場合、要素408は要
素412に通知する。要素412は旧状態が「cjs待
機中停止」であったかを検出し、そうであった場合は要
素414が、クライアントに停止を除去するよう(すな
わち再度申込をするよう)指示する。
【0113】旧状態が「cjs待機中停止」でなかった
場合は要素414または要素412によって、あるいは
新状態が「cjs取得中」でない場合は要素410によ
って、要素388に対して信号が送信される。要素38
8は、そのサブジョブがCRジョブ待ち行列からの最後
のジョブであるかを検出する。最後のジョブでなければ
JCM112は、要素388から要素386に信号を返
信してサイクルを繰り返すことにより、CRジョブ待ち
行列内の残りのすべてのサブジョブを検索する。CRジ
ョブ待ち行列からの最後のジョブである場合は、要素3
88は要素390に対して、CJRを削除するよう通知
する。続いて要素400が「サブジョブ完了」を指示
し、402でJCMから退出する。
【0114】多機能プリンタの利用を優先順位付けする
本方法および装置では、所望のいずれの数の機能も使用
できる。上記に記載したものは、単に一例である。さら
なる例として下記の表に、上述より多数の使用可能な機
能を示す。ただし、さらに他の機能も同様に使用でき
る。
【0115】
【表3】 多機能プリンタの利用を優先順位付けする本発明の方法
および装置では、サブジョブの実行時に、待ち行列工程
を基本リソースのレベルにまで拡張することを通じて、
従来のアプローチに対して重要な改良が達成される。そ
のような拡張によって、基本リソースが利用可能になっ
た時に即座にその基本リソースを他のサブジョブに再配
分することが可能であり、従来の機器の場合のように、
基本ジョブサービスがその動作を完了するまで待つ必要
がない。共用基本リソースを用いるMFPにおいては、
基本リソースレベルでコンテンションが存在しない場合
に、プリンタの基本共用ビデオリソースが複数のサブジ
ョブを実行できるようになるため、スループットが向上
される。
【0116】本発明の向上した性能をよりわかりやすく
示すために、以下の例を挙げる。
【0117】優先度8のコピージョブが、EJSから入
力される。基本ジョブサービスはコピージョブ1を、ス
キャン、IP、および印字サブジョブに分割する。スキ
ャン機能は、圧縮器と、IPS1と、入力チャネルとの
基本リソースを使用する。IP機能は、入力チャネル
と、ループバックチャネルと、出力チャネルと、圧縮器
と、復元器との基本リソースを使用する。印字機能は、
出力チャネルと復元器との基本リソースを使用する。B
JS110は、スキャンサブジョブCJ1のための「申
込」をJCM112に送信する。JCM112は、CJ
1サブジョブを、スキャンCRジョブ待ち行列内に先頭
ジョブとして追加する。
【0118】
【表4】 この例では3つの待ち行列位置のみを示すが、所望のい
ずれの数の待ち行列位置をデータベース114内に設け
ててもよい。
【0119】JCM112は、BRである圧縮器、IP
S1、および入力チャネルのジョブ待ち行列に、CJ1
サブジョブを追加する。
【0120】
【表5】 続いて、優先度5を有するテストパターンプリントジョ
ブTJ1が、EJSから入力される。基本ジョブサービ
スはテストパターンプリントジョブ1を、内部イメージ
生成および印字のサブジョブに分割する。内部イメージ
生成機能は、IPS1と入力チャネルとの基本リソース
を使用する。印字機能は、出力チャネルと復元器との基
本リソースを使用する。BJS110は、内部イメージ
生成サブジョブTJ1のための「申込」をJCM112
に送信する。JCM112は、内部イメージ生成CRジ
ョブ待ち行列に、TJ1サブジョブを2番目のジョブと
して追加する。2番目であるのは、FIFOおよびジョ
ブベース優先度のどちらの手法に基づいても、TJ1が
コピージョブより優先度が低いためである。
【0121】
【表6】 続いてJCM112は、BRであるIPS1および入力
チャネルの待ち行列に、TJ1サブジョブを2番目のジ
ョブとして追加する。
【0122】
【表7】 この時点で、CJ1は待ち行列内で先頭であるのでcj
sアクティブ状態であり、ビデオに受諾が送信されCJ
1サブジョブは処理される。TJ1ジョブはcjs待機
中停止状態であり、受諾不可停止がBJSに送信され
る。スキャンジョブCJ1が完了するとすぐに、BJS
はサブジョブ完了をJCM112に転送する。それを受
けてJCMは、CJ1をCRおよびBRジョブ待ち行列
から除去する。除去が実施されるとすぐに、内部イメー
ジ生成サブジョブTJ1の状態は、CJRおよびBJR
の両レベルで、bjs待機中停止からbjsアクティブ
に変更される。JCM112はBJRに対して、停止を
除去するよう通知する。BJSはJCMに申込を転送
し、JCMは受諾を返信し、TJ1サブジョブは実施さ
れる。
【0123】
【表8】 コピージョブ1にはイメージ処理が必要なので、イメー
ジ処理BJS110は、イメージ処理サブジョブCJ1
のための「申込」をJCM112に送信する。JCM1
12は、CJ1サブジョブをIPのCRジョブに追加す
る。
【0124】
【表9】 続いてJCM112は、BRである圧縮器と、復元器
と、入力チャネルと、出力チャネルと、ループバックチ
ャネルとの待ち行列に、CJ1サブジョブを追加する。
FIFOアルゴリズムを使用しているので、CJ1はT
J1サブジョブより高い位置に配置される。
【0125】
【表10】 この時点でTJ1のCJR状態は「cjs待機中」であ
り、受諾不可がイメージ処理BJSに送信される。続い
て、TJ1のCJRジョブ状態は、「cjs中断中に設
定される。
【0126】内部イメージ生成サービスが次のイメージ
のための申込をした時点で、JCM112はTJ1のC
JR状態を「cjs待機中停止」に設定し、受諾不可が
返信される。(留意点:それが実施される理由は、イメ
ージ処理サービスのCJ1サブジョブによる利用のため
に、基本リソースが移転されるためである。)イメージ
処理サービスが指定時間後に別の申込を提出すると、J
CM112はその要求をビデオ111に送信し、イメー
ジ処理サービスへ受諾が返信される。
【0127】イメージ処理サービスは、サブジョブを完
了すると、サブジョブ完了をJCMに送信する。JCM
112は、IPのCJRおよびBJRを待ち行列から除
去する。それにより、TJ1サブジョブが待ち行列の先
頭に進む(状態がcjsアクティブになる)。JCM1
12は、内部イメージ生成BJSに対して、停止を除去
するよう通知する。その結果、内部イメージ生成BJS
はJCMに申込を返信してくる。
【0128】
【表11】 現時点でコピージョブ1は印字準備が完了しているの
で、印字BJS110は、印字サブジョブCJ1のため
の「申込」をJCM112に送信する。JCM112
は、CJ1サブジョブを印字CRジョブ待ち行列に追加
する。
【0129】
【表12】 続いてJCM112は、BRである復元器および出力チ
ャネルのジョブ待ち行列に、CJ1サブジョブを追加す
る。
【0130】
【表13】 CJ1は、必要なすべての基本リソースにおいて先頭で
あるので、cjsアクティブ状態であり、印字BJSに
受諾が返信される。この時点で、内部イメージ生成サー
ビスはTJ1をアクティブに処理中であり、印字サービ
スはCJ1をアクティブに処理中である。
【0131】図8〜図15のように実現された前述のア
ルゴリズムは、それらの図に示す機能を実施するソフト
ウェアを含むものであれば、所望のいずれのコンピュー
タ処理およびMFPハードウェアによっても実行でき
る。
【0132】待ち行列を有する2つのレベルのリソー
ス、すなわちCRおよびBRに関連して本発明を説明し
たが、本発明は、待ち行列を伴うリソースのレベルと、
対応のデータベースレベルとを、所望のいずれの数量に
て含んでもよい。たとえば、生産性を向上させるため
に、BRをさらにサブBRレベルまたは複数のレベルに
分割することが可能である。
【0133】本明細書では申込、受諾、受諾不可、受諾
不可停止、サブジョブ完了、およびイメージ完成の用語
は、信号、ソフトウェア要求、またはソフトウェア通知
を一般的に表す。また、アクティブ、待機中、待機中停
止、および中断中の用語は、サブジョブまたは申込の状
態を表す。それらの用語は一般的な意味で使われてお
り、それらの機能や使用の名称として他の用語を代わり
に用いることもできる。
【0134】本明細書では用語ESSは、ネットワーク
接続性およびイメージ復元のために使用する電子サブシ
ステムを表す。本明細書では用語SCSは、デジタルコ
ピー機制御のプラットフォームを成す戦略的制御システ
ムを表す。ESSおよびSCSは、MFPの電子システ
ムの一部である。
【0135】表3の機能に用いた名称は都合上用いたも
のであり、機能の名称として所望のいずれの名称を使用
してもよい。一般的に表3の機能名称は、単に機能の説
明を略したものである。名称が直観的に自明でない場合
もあるので、表3の機能の簡単な説明を表14に示す。
【0136】
【表14】 上記の説明が、本発明を単に例示するものであると理解
すべきである。本発明の精神から逸れることなく、多様
な代替形態および修正を考案することが、当業者によっ
て可能である。したがって、添付の請求項の精神および
範囲内に含まれるそのような代替形態、修正、および変
形を、本発明に含むことを意図する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に従って生成されたジョブの受信に適
する、ネットワーク接続されたデジタルコピー機を示す
斜視図である。
【図2】 多機能且つネットワーク適応型の印刷機を示
すブロック図である。
【図3】 図2の印刷機のビデオ制御モジュールを示す
ブロック図である。
【図4】 図2の印刷機と共に使用する転送モジュール
を示すブロック図である。
【図5】 図3のビデオ制御モジュールと共に使用され
るファクシミリカードを示すブロック図である。
【図6】 図2の印刷機のネットワーク制御部を示すブ
ロック図である。
【図7】 ジョブをその処理に従って記憶する際に使用
する待ち行列を示す立面図である。
【図8】 基本ジョブサービス(BJS)とJCMとの
あいだの信号交信を示す略図である。
【図9】 本発明に従って実施されるコンテンション管
理法の好適な態様の作用として、ジョブがFIFO優先
アプローチで処理される様子を示す略フローチャートで
ある。
【図10】 本発明に従って実施されるコンテンション
管理法の好適な態様の作用として、ジョブがFIFO優
先アプローチで処理される様子を示す略フローチャート
である。
【図11】 本発明に従って実施されるコンテンション
管理法の好適な態様の作用として、ジョブがFIFO優
先アプローチで処理される様子を示す略フローチャート
である。
【図12】 本発明に従って実施されるコンテンション
管理法の他の好適な態様の作用として、ジョブがジョブ
ベース優先アプローチで処理される様子を示す略フロー
チャートである。
【図13】 本発明に従って実施されるコンテンション
管理法の他の好適な態様の作用として、ジョブがジョブ
ベース優先アプローチで処理される様子を示す略フロー
チャートである。
【図14】 本発明に従って実施されるコンテンション
管理法の他の好適な態様の作用として、ジョブがジョブ
ベース優先アプローチで処理される様子を示す略フロー
チャートである。
【図15】 本発明に従って実施されるコンテンション
管理法の他の好適な態様の作用として、ジョブがジョブ
ベース優先アプローチで処理される様子を示す略フロー
チャートである。
【符号の説明】
110 基本ジョブサービス、111 ビデオリソース
(基本リソース)、112 ジョブコンテンションマネ
ージャ、113 データベース、114 機能ジョブリ
ソース、115 基本ジョブリソース。
フロントページの続き (72)発明者 ロドニィ エル ターモン アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ロチェ スター (72)発明者 ニコラス エム ラメンドーラ アメリカ合衆国 ニューヨーク州 リマ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多機能印刷システムの基本処理リソース
    の使用を優先順位付けする方法であって、前記印刷シス
    テムはジョブコンテンションマネージャ(JCM)を有
    する制御部を用い、前記方法は、 a)前記印刷システムに、各々が待ち行列を有する複数
    の基本リソースを設けるステップと、 b)一つ以上のジョブサービスが所望の時点で、前記J
    CMに信号を送信することで所定のジョブのサブジョブ
    を実行するステップであって、各前記サブジョブに関す
    る前記信号は、前記サブジョブの優先度に関する情報を
    含む、ステップと、 c)前記信号に応じて前記JCMが、対応の基本ジョブ
    リソースサブジョブを、前記サブジョブの実行に必要な
    各基本リソースの待ち行列に追加するステップと、 d)前記サブジョブの実行に必要なすべての前記基本リ
    ソースの待ち行列において前記サブジョブが先頭である
    ときに、前記サブジョブを処理するステップと、 を含むことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 一つ以上のジョブサービスによる処理の
    ために少なくとも一つの第一ジョブおよび少なくとも一
    つの第二ジョブが入力される多機能印刷システムにおけ
    る複数ジョブの処理を、リソースに基づいて管理する方
    法であって、前記印刷システムは前記印刷システムの基
    本処理リソースを優先順位付けするジョブコンテンショ
    ンマネージャ(JCM)を有する制御部を含み、前記方
    法は、 a)データベースの少なくとも第一レベル内に、前記一
    つ以上のジョブサービスのサブジョブに関連する複数の
    機能リソースを含み、前記データベースの少なくとも第
    二レベル内に、前記印刷システムの複数の基本リソース
    を含むステップであって、各前記機能リソースは、その
    機能の実行に必要な基本リソースのリストを含み、各前
    記基本リソースは、自身に依存する機能リソースのリス
    トを含む、ステップと、 b)各前記機能リソースおよび各前記基本リソースに対
    して、サブジョブ待ち行列を設けるステップと、 c)少なくとも一つの前記ジョブサービスが所望の時点
    で、前記JCMに信号を送信することで各前記第一また
    は第二ジョブのサブジョブを実行するステップであっ
    て、各前記サブジョブに関する前記信号は、前記サブジ
    ョブの優先度に関する情報を含む、ステップと、 d)前記ステップc)に応じてJCMが、前記ジョブサ
    ービスから受信した各前記サブジョブに対して、前記情
    報を含む各機能ジョブリソースを作成し、その各機能ジ
    ョブリソースを、優先度に基づいて各前記機能リソース
    のジョブ待ち行列に追加するステップと、 e)前記ステップd)に応じてJCMが、各前記機能ジ
    ョブリソースに対して、構成要素である基本ジョブリソ
    ースを、前記機能ジョブリソースが必要とする各基本リ
    ソースの待ち行列に、優先度に基づいて追加するステッ
    プと、 f)各前記機能リソースが必要とするすべての前記基本
    リソースの待ち行列において各前記サブジョブが先頭で
    あると、前記JCMが検出するステップと、 g)各前記サブジョブが先頭であると前記JCMが検出
    したことに応じて、前記サブジョブを処理するステップ
    と、 を含むことを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 多機能印刷システムの基本処理リソース
    の使用を優先順位付けする装置であって、 a)ジョブコンテンションマネージャ(JCM)を有す
    る制御部と、 b)各々が待ち行列を有する、前記印刷システムの複数
    の基本リソースと、 c)一つ以上のジョブサービスが所望の時点で、前記J
    CMに信号を送信することで所定のジョブのサブジョブ
    を実行する手段であって、各前記サブジョブに関する前
    記信号は各前記サブジョブの優先度に関する情報を含
    む、手段と、 d)前記信号に応じて前記JCMが、対応の基本ジョブ
    リソースサブジョブを、前記サブジョブの実行に必要な
    各基本リソースの待ち行列に追加する手段と、 e)前記サブジョブの実行に必要なすべての前記基本リ
    ソースの待ち行列において前記サブジョブが先頭である
    ときに、前記サブジョブを処理する手段と、 を有することを特徴とする装置。
  4. 【請求項4】 一つ以上のジョブサービスによる処理の
    ために少なくとも一つの第一ジョブおよび少なくとも一
    つの第二ジョブが入力される多機能印刷システムにおい
    て、複数ジョブの処理を管理する装置であって、 a)前記印刷システムの基本処理リソースを優先順位付
    けするジョブコンテンションマネージャ(JCM)を有
    する制御部と、 b)少なくとも第一レベル内に前記一つ以上のジョブサ
    ービスのサブジョブに関連する複数の機能リソースを含
    み、少なくとも第二レベル内に前記印刷システムの複数
    の基本リソースを含むデータベースであって、各前記機
    能リソースは、その機能の実行に必要な基本リソースの
    リストを含み、各前記基本リソースは、自身に依存する
    機能リソースのリストを含む、データベースと、 c)各前記機能リソースおよび各前記基本リソースに対
    して設けられるサブジョブ待ち行列と、 d)各ジョブサービスが所望の時点で、前記JCMに信
    号を送信することで各前記第一または第二ジョブのサブ
    ジョブを実行する手段であって、各前記サブジョブに関
    する前記信号は、前記サブジョブの優先度に関する情報
    を含む、手段と、 e)前記信号に応じて、前記ジョブサービスから受信し
    た各前記サブジョブに対して、前記情報を含む各機能リ
    ソースを作成し、その各機能リソースを、優先度に基づ
    いて各前記機能リソースのジョブ待ち行列に追加する、
    前記JCMに含まれる手段と、 f)前記機能リソースの前記作成に応じて、各前記機能
    リソースに対して、構成要素である基本リソースを、前
    記機能リソースが必要とする各基本リソースの前記待ち
    行列に優先度に基づいて追加する、前記JCMに含まれ
    る手段と、 g)各前記機能リソースが必要とするすべての前記基本
    リソースの待ち行列において各前記サブジョブが先頭で
    あることを検出する、前記JCMに含まれる手段と、 h)各前記サブジョブが先頭であると前記JCMが検出
    したことに応じて、前記サブジョブを処理する手段と、
    を有することを特徴とする装置。
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