JP2001219259A5 - - Google Patents

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JP2001219259A5
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Description

【0020】
さらに、前記固定型12には、図6に示すように、基体23の四隅部に位置してその表面部から図5の左方に突出する4本のガイドポスト32が設けられている。また、固定型12には、基体23及び型材24の双方を前後方向に貫通するように、型材24の温度調整用の流体が循環する循環路33が上下に位置して設けられている。詳しく図示はしないが、固定型12には、鋳造品を押出すための複数の押出ピン及びそれら押出ピンを駆動する機構等からなる押出装置34(図5に一部のみ図示)が設けられている。尚、基体23には、2か所に位置して吸引口35が表面に開口するように形成されている。
【0045】
上記のようにして鋳造された切換作動体1は、中空部3aを有した筒状部3を一体に備えると共に、その筒状部3に小孔5が予め形成されたものとなる。このとき、中子45及び中子ピン46に、抜き勾配を設ける必要がなくなったので、筒状部3の中空部3aの内周面及び小孔5の内周面に対する寸法精度も高いものとなり、図13に示されているように、外径を抜き勾配なく高精度に仕上げされた中子45及び中子ピン46を用いれば、精密機械加工と同等の高精度の筒状部3の中空部3a及び小孔5の内径寸法を確保できるので、その後の寸法を出すための精密な切削加工等を不要とすることができるのである。
【0046】
このように本実施例によれば、金型14にキャビティ27及び湯道28を形成するに際し、中子45及び中子ピン46が、湯口28aからの溶湯の噴射角度θから外れて位置され、湯口28aから射出された金属溶湯がキャビティ27の他の内壁部に当たった後に中子45及び中子ピン46部分に到達するように構成したので、金属溶湯の温度がある程度低下すると共に、その流れの勢いも低下した状態で、中子45及び中子ピン46の周囲に充填させることができた。突出部は熱容量が比較的小さいので熱のこもり現象が生じ、温度が上がりやすいが、金型のキャビティ内壁は、金型自体としては熱容量が大きいので温度の移行が早く、温度降下も突出部に比べて大きい。この結果、溶湯が直接的に噴射されることによる中子45及び中子ピン46の過大な温度上昇を防ぐことができ、ひいては、それらの焼付き,溶着等を未然に防止することができるという優れた効果を奏する。このように焼付き、溶着等を防止することにより、鋳放しのままでも高精度を維持することを可能とする。
【0047】
また、特に本実施例では、中空部3aを有した筒状部3及びそれと交差する小孔5を有する鋳造品(切換作動体1)を製造するにあたって、金型14のキャビティ27内に、抜き勾配を有しない中空部3a形成用の中子45を配置すると共に、金型14の型締め状態で、抜き勾配を有しない小孔5形成用の中子ピン46を中子45の嵌合孔45aに挿通された状態で配置させるようにし、金属溶湯の凝固収縮前の半凝固状態にて、中子ピン46を鋳造品から抜出すと共に、鋳造品を中子45から脱出させるようにした。
【0048】
これにより、鋳造において正規の寸法の筒状部3の中空部3aを形成することを可能とすると共に小孔5についての形成をも可能とし、鋳造品の筒状部3の中空部3aの内面及び小孔5の内周面に対する寸法を出すための精密な切削加工が不要となり、しかも、鋳造後の面倒な孔明け等の機械加工を不要とすることができるようになったのである。従って、取出された鋳造品(切換作動体1)に対して何ら後加工をせずにあるいはゲート残りの処理、バリ取り等の外観を整える程度の僅かな仕上げを施すだけで済み、製造コストの大幅な低減を図るというメリットを得ることができるものである。

Claims (1)

  1. 鋳造品の外形に相当するキャビティを形成し、そのキャビティ内に突出配置され前記鋳造品の凹部或いは穴部を形成するための突出部を有する金型と、
    この金型に形成され前記キャビティ内に開口する湯口を有する湯道とを備え、前記湯道を通して湯口より前記キャビティ内に金属溶湯が射出充填されるものであって、
    前記湯口から射出された金属溶湯が、前記キャビティの前記突出部以外の内壁部に当たった後に前記突出部に到達するように、前記湯道及び湯口が配置されていることを特徴とするダイカスト鋳造用金型装置。
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