JP2001219110A - 塗料流量切換弁 - Google Patents

塗料流量切換弁

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JP2001219110A
JP2001219110A JP2000031306A JP2000031306A JP2001219110A JP 2001219110 A JP2001219110 A JP 2001219110A JP 2000031306 A JP2000031306 A JP 2000031306A JP 2000031306 A JP2000031306 A JP 2000031306A JP 2001219110 A JP2001219110 A JP 2001219110A
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JP
Japan
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paint
valve
orifice
flow rate
pressure
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000031306A
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English (en)
Inventor
Kaoru Yoshihara
薫 吉原
Nobuo Okochi
大河内信男
Satoshi Inoue
智 井上
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Anest Iwata Corp
Original Assignee
Anest Iwata Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スプレーガンの吐出量が少吐出量になるように
配管中にオリフィスを追加して吐出量を絞った場合で
も、色替え時・洗浄時や自動塗装で部分的に大吐出量が
必要な時に、簡単な操作で吐出量を大きく増加させるこ
とができるようにする。 【解決手段】オリフィス穴を内部に穿設したバルブを塗
料流路中のシート部に当接・開離するように構成し、バ
ルブがシート部に当接した時はオリフィス穴で流量を絞
り、バルブがシート部から開離した時は大流量が流れる
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スプレーガンから
の吐出量をオリフィスを用いて安定した少吐出量に維持
させるとともに、色替え時・洗浄時や大吐出量時にはオ
リフィスによる吐出量の絞りを解除させて、塗料流路を
大吐出量流路に切り替えできる塗料流量切換バルブに関
する。
【0002】
【従来の技術】近年の携帯電話等の比較的小形部品を薄
膜塗装する需要が多く発生しているため、塗装設備に於
いても従来の一般的な塗装の場合のスプレーガンからの
吐出量200ml/分前後に対して、吐出量20〜50
ml/分という少吐出量に対応することが求められてい
る。このような少吐出量の要求に対応する方法として、
従来は図4のように圧縮空気A1で駆動されるペイント
ポンプPで塗料容器50から塗料を吸い込み、ペイント
ポンプPの出口に2次側圧力を調節するための塗料減圧
弁R1を取付して、調圧した塗料を塗料ホース51でス
プレーガンGの近くに設けた低圧塗料減圧弁R2に送
る。空気オペレート式の低圧塗料減圧弁R2は圧縮空気
A2の圧力に応じて低圧塗料減圧弁R2の2次側圧力を
0.03MPaの低圧に調整可能にしていて、塗装ロボ
ットやレシプロ塗装装置にスプレーガンGとともに取り
付けられ、スプレーガンGの上下動にともなう吐出量の
変動防止と圧縮空気A2による吐出量の遠隔制御を行っ
ている。
【0003】しかし、低圧塗料減圧弁R2の調圧のみで
は吐出量20〜50ml/分という少吐出量を安定して
得られないため、このような場合には、スプレーガンG
の塗料ノズルの口径を0.5mmのような小さな口径に
したり、空気オペレート式の低圧塗料減圧弁R2とスプ
レーガンGとの流路52に口径が0.5mm程度のオリ
フィス53を追加して絞ったりすることが必要になって
いる。
【0004】しかし、この方法では色替え等で塗料流路
を洗浄する場合に、旧塗料を低圧塗料減圧弁R2・塗料
ホース52・スプレーガンGから押し出してからシンナ
ー等の洗浄溶剤で洗浄し、次に新規塗料でシンナー等の
洗浄溶剤を押し出して低圧塗料減圧弁R2・塗料ホース
52・スプレーガンGを新規塗料に置き換える必要があ
るが、これらの塗料流路中からの押し出し量や洗浄溶剤
の流量が絞られてしまうため、色替え等に長時間を要し
てしまう問題があった。特に、自動塗装ラインで多色塗
装していて色替え等に長時間がかかってしまうことは、
塗装ラインのスピードを上げられない事につながり、生
産性を上げられない問題となってしまう。
【0005】また、塗装する品物によっては塗膜を部分
的に薄膜や厚膜にする必要な場合があって、この場合に
は低圧塗料減圧弁R2のオペレート空気圧力を調節して
少吐出量と大吐出量とに適時切り替えるが、塗料ノズル
やオリフィスで塗料流路が絞られているため、低圧塗料
減圧弁R2のオペレート圧力を高くしても思ったように
吐出量を増加できない問題を有していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のよう
に、スプレーガンの吐出量が少吐出量になるように配管
中にオリフィスを追加して吐出量を絞った場合でも、色
替え時・洗浄時や自動塗装で部分的に大吐出量が必要な
時に、簡単な操作で吐出量を大きく増加させることがで
きるようにすることを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明では、塗料流
路中のシート部にバルブが当接してシート穴を閉止する
と、塗料供給路から該バルブ内に穿設されたオリフィス
穴を通って前記シート穴へ塗料が流れ、前記シート部か
ら前記バルブが開離すると前記塗料供給路から前記シー
ト穴へ直接塗料が流れるように構成した。また、第2の
発明では、前記バルブの開閉を空気式ピストンで行う。
【0008】
【発明の実施形態】図1と図2は本発明の流量切換弁の
断面図で、図1はバルブの閉状態・図2はバルブの開状
態を示している。図3は流量切換弁を使用した塗料供給
のシステム例を示す図である。
【0009】図3に示すように、圧縮空気A1で駆動さ
れるペイントポンプPが塗料容器50から塗料を吸い込
み、出口に取り付けられた塗料減圧弁R1で調圧した塗
料を塗料ホース51で、スプレーガンGの近くに設けた
低圧塗料減圧弁R2に送っている。そして、塗料は低圧
塗料減圧弁R2の出口側に取り付けられた流量切換弁V
を経由して流路52でスプレーガンGに送られる。
【0010】図1で流量切換弁Vの構成を示すと、塗料
ジョイント1へ低圧塗料減圧弁R2から塗料1aが供給
され、オリフィスバルブ2とバルブ受け6との隙間8を
通ってオリフィスバルブ2の横穴3からオリフィス穴4
を経由してシート穴9へ流出し、塗料ジョイント5から
スプレーガンGへ送られる。オリフィスバルブ2はバル
ブ受け6のシート部7に当接していて、スプレーガンG
へ通じているシート穴9にはオリフィス穴4が開口して
いるので横穴3からシート穴9へ塗料が流出可能となっ
ている。この結果、塗料減圧弁R1で低圧に調圧された
塗料をさらにオリフィス穴4で適度に絞ることにより安
定した少吐出量の塗料をスプレーガンGに供給できる。
【0011】オリフィスバルブ2は軸10でピストン1
1に接続されていて、ピストン11がバネ13によって
オリフィスバルブ2が閉じる方向に弾圧されているの
で、通常状態でオリフィスバルブ2はバルブ受け6のシ
ート部7に当接している。
【0012】図2は空気ジョイント14へ図示しない空
気源からの作動空気15が供給された状態を示してい
る。作動空気15が空気室16へ供給されるとピストン
11がバネ13に抗して移動し、オリフィスバルブ2が
バルブ受け6のシート部7から開離する。そのため、塗
料減圧弁R1から塗料ジョイント1へ供給された塗料
は、オリフィスバルブ2とバルブ受け6との隙間8を通
って直接にシート穴9へ流れる。この結果、色替え等の
洗浄時や自動塗装で部分的に大吐出量が必要な時に、簡
単な操作で吐出量を大きく増加させることができる。
【0013】また、軸10はシール17で気密に摺動可
能に構成されていて、塗料と圧縮空気は遮断されてい
る。そして、軸10とピストン11はロックナット12
で一体化されていると同時に、軸10の反対側でオリフ
ィスバルブ2は軸10に螺設されているので、本体18
からバルブ受け6を取り外してロックナット12を固定
しながらオリフィスバルブ2を軸10から緩めると、簡
単に取り外すことができる。オリフィス穴4を塗料の粘
度等によって変更したり、オリフィス穴4がゴミ等によ
って詰まった場合には取り外して交換や掃除する必要が
あるが、簡単に分解して交換や掃除することができる。
【0014】本実施例では、オリフィスバルブ2を空気
式のピストンで駆動して開閉させたが、手動で開閉させ
る構成にしても良く、安価に製作できる。
【0015】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。 (1)スプレーガンの吐出量が少吐出量になるように配
管中にオリフィスを追加して吐出量を絞った場合でも、
色替え時・洗浄時や自動塗装で部分的に大吐出量が必要
な時に、簡単な操作で吐出量を大きく増加させることが
できる。 (2)オリフィス穴4は塗料の粘度等によって変更する
場合や、オリフィス穴4がゴミ等によって詰まった場合
にはオリフィスバルブ2を簡単に分解して交換すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の流量切換弁の断面図で、バルブの閉状
態を示す図。
【図2】本発明の流量切換弁の断面図で、バルブの開状
態を示す図。
【図3】流量切換弁を使用した塗料供給のシステム例を
示す図。
【図4】従来例の塗料供給のシステム例を示す図。
【符号の説明】
2 バルブ 4 オリフィス穴 7 シート部 9 シート穴 11 ピストン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塗料流路中のシート部にバルブが当接して
    シート穴を閉止すると、塗料供給路から該バルブ内に穿
    設されたオリフィス穴を通って前記シート穴へ塗料が流
    れ、前記シート部から前記バルブが開離すると前記塗料
    供給路から前記シート穴へ直接塗料が流れるように構成
    したことを特徴とする塗料流量切換弁。
  2. 【請求項2】前記バルブの開閉を空気式ピストンで行う
    ことを特徴とする請求項1の塗料流量切換弁。
JP2000031306A 2000-02-09 2000-02-09 塗料流量切換弁 Pending JP2001219110A (ja)

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