JP2001218824A - 消臭剤の製造方法、消臭剤、及び消臭加工品 - Google Patents

消臭剤の製造方法、消臭剤、及び消臭加工品

Info

Publication number
JP2001218824A
JP2001218824A JP2000031973A JP2000031973A JP2001218824A JP 2001218824 A JP2001218824 A JP 2001218824A JP 2000031973 A JP2000031973 A JP 2000031973A JP 2000031973 A JP2000031973 A JP 2000031973A JP 2001218824 A JP2001218824 A JP 2001218824A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
deodorant
activated carbon
dihydrazide
parts
present
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000031973A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3469523B2 (ja
Inventor
Kazusaki Kamiya
一先 神谷
Yoshinobu Abe
吉伸 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otsuka Chemical Co Ltd
Original Assignee
Otsuka Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Otsuka Chemical Co Ltd filed Critical Otsuka Chemical Co Ltd
Priority to JP2000031973A priority Critical patent/JP3469523B2/ja
Publication of JP2001218824A publication Critical patent/JP2001218824A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3469523B2 publication Critical patent/JP3469523B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ホルムアルデヒドなどのアルデヒ
ド類及びその他の悪臭物質を吸着し得る消臭剤及びその
製造方法、並びに長期間にわたる消臭効果の維持が可能
な消臭加工品を提供することを課題とする。 【解決手段】 水系溶媒に、(A)水に対する溶解度が
30℃で1g/100ml以下であるジヒドラジド類
と、(B)活性炭を混合することにより消臭剤を得る製
造方法を解決手段とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホルムアルデヒド
などのアルデヒド類及びその他の悪臭成分の除去に優れ
た消臭剤に関する。より詳しくは、本発明は、悪臭成分
であるアセトアルデヒド、ホルムアルデヒド等のアルデ
ヒド類を効率的に除去し得る消臭剤の製造方法、消臭剤
及び消臭加工品に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、生活環境の改善の一環として、タ
バコの煙等に起因する悪臭を除去するため、様々な提案
がなされている。また、新築住宅においては、ホルムア
ルデヒド等の化学物質を含有する建材が多用され該化学
物質が大量に気化分散することによる弊害、所謂シック
ハウス症候群が問題となっている。
【0003】そこで、これらの問題を解決するための手
段として、ヒドラジド類、アゾール類及びアジン類等の
N−N結合を有する化合物を消臭剤として用いることが
提案されている。これらの消臭剤は、壁紙や樹脂等に配
合されて用いられたり、木質材料の処理剤、例えば合板
などの被処理体に噴霧して処理することにより、合板か
ら生じるホルムアルデヒドなどの悪臭成分を吸着して、
以後、ホルムアルデヒド等の発生のない合板とするため
の処理剤として用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の消臭剤はもっぱらアルデヒド類の消臭に効果を有し、
アルデヒド類以外の悪臭物質には効果的ではない。
【0005】そこで、本発明者等は物理的吸着材として
汎用される活性炭とN−N結合を有する化合物を組み合
わせて用いることを検討した。ところが、かかる組み合
わせにおいては、N−N結合を有する化合物のホルムア
ルデヒド吸着能が低下してしまうという問題点が明らか
になった。加えて、建築材料等に配置され長期にわたっ
て消臭効果を発現させる場合、該消臭剤を担持するため
の適当な担体が必要となるが、取り扱いが簡便且つ長期
間にわたる消臭効果の維持を可能とする適当な担体が求
められているのが現状である。
【0006】そこで、本発明は、ホルムアルデヒドなど
のアルデヒド類及びその他の悪臭物質を吸着し得る消臭
剤及びその製造方法、並びに長期間にわたる消臭効果の
維持が可能な消臭加工品を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記の課題を
解決すべく鋭意研究を重ねた結果、優れた手段を見い出
し本発明を完成させた。即ち、本発明は、水系溶媒に、
(A)水に対する溶解度が30℃で1g/100ml以
下であるジヒドラジド類と、(B)活性炭を混合するこ
とにより消臭剤を得る製造方法に係る。また、本発明
は、水の存在下に混合・調製される消臭剤であって、
(A)水に対する溶解度が30℃で1g/100ml以
下であるジヒドラジド類と(B)活性炭とを有効成分と
して含有する消臭剤に係り、さらに、(C)水系エマル
ジョン樹脂を含む消臭剤に係る。また、本発明は、前記
(A)ジヒドラジド類として、メジアン径1〜10μm
のものが用いられる消臭剤に係る。さらに、本発明は、
前記水系エマルジョン樹脂(固形分換算にして)100
重量部に対して、(A)ジヒドラジド類が1〜100重
量部、(B)活性炭が5〜200重量部混合されている
消臭剤に係る。また、本発明は、前記各消臭剤を不織布
又は紙に固着してなる消臭加工品に係る。尚、本発明の
溶解度は、30℃に於ける水100mlに対する溶質の
飽和溶解量(g/100ml)をいう。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の消臭剤においては、
(A)ジヒドラジド類を有効成分として使用する。ジヒ
ドラジド化合物の具体例としては、例えば、一般式 H2NHN−X−NHNH2 (1) [式中Xは基−CO−又は基−CO−A−CO−を示
す。Aはアルキレン基又はアリーレン基を示す。]で表
わされるジヒドラジド化合物を挙げることができる。
【0009】上記一般式(1)において、Aで示される
アルキレン基としては、例えばヘキサメチレン基、ヘプ
タメチレン基、オクタメチレン基、ノナメチレン基、デ
カメチレン基、ウンデカメチレン基等の炭素数6〜12
の直鎖状アルキレン基を挙げることができる。アルキレ
ン基の置換基としては、例えば水酸基等を挙げることが
できる。アリーレン基としては、例えば、フェニレン
基、ビフェニレン基、ナフチレン基、アントリレン基、
フェナントリレン基等を挙げることができ、これらの中
でもフェニレン基、ナフチレン基等が好ましい。アリー
レン基の置換基としては、上記アリール基の置換基と同
様のものを挙げることができる。
【0010】上記一般式(1)のジヒドラジド化合物と
しては、具体的には、例えば、シュウ酸ジヒドラジド
(0.45)(化合物名に続く数値は30℃における水
への溶解度を示す、以下同じ)、スベリン酸ジヒドラジ
ド(0.73)、アゼライン酸ジヒドラジド(0.2
4)、セバシン酸ジヒドラジド(0.1)、ドデカンジ
オヒドラジド(0.01)、イソフタル酸ジヒドラジド
(0.7)、テレフタル酸ジヒドラジド(0.01)、
2,6−ナフトエ酸ジヒドラジド(0.01)等の2塩
基酸ジヒドラジド等が挙げられる。これらの中でも、セ
バシン酸ジヒドラジド及びイソフタル酸ジヒドラジドが
より一層好ましい。
【0011】これらのジヒドラジド類は、以下の理由に
より水への溶解度が30℃で1(g/100ml)以下
であるものを用いるのが望ましい。即ち、本発明者等の
研究によれば、湿式で混合される場合に活性炭とN−N
結合を有する化合物の組み合わせが双方の消臭性能を共
に低下させる原因は、N−N結合を有する化合物の多く
が分散媒乃至溶媒に溶解して活性炭に吸着され、活性炭
の細孔を閉塞し、同時に吸着されたN−N結合を有する
化合物のアルデヒド類消臭能をも低下させていることに
よると考えられる。例えば、アルデヒド類消臭能に最も
優れる化合物の一つとして知られるアジピン酸ジヒドラ
ジドは30℃における水への溶解度が12.5g/10
0mlと大きく、活性炭との併用した場合、前記の不都
合を生じる。そこで、水への溶解度が小さな特定のジヒ
ドラジド類、具体的には水への溶解度が30℃で1g/
100ml以下のジヒドラジド類を用いることで前記の
不都合を解消することができるのである。
【0012】また、ジヒドラジドの平均粒子径(メジア
ン径)としては、その下限が1μm以上、より好ましく
は下限が2μm以上で、その上限は10μm以下、より
好ましくは7μm以下とするのがよい。ジヒドラジドの
粒子径が大きすぎると比表面積が低下するため所期の消
臭効果が発現され難く、他方、粒子径が小さすぎると活
性炭の細孔を塞ぎ目的とする消臭効果が発現されないか
らである。上記のジヒドラジド化合物は1種を単独で又
は2種以上を混合して使用することができる。
【0013】本発明の消臭剤において、ジヒドラジド類
の配合量は特に制限されるものではなく、広い範囲から
適宜選択できるが、通常、水系エマルジョン樹脂(固体
換算にして)100重量部に対して、ジヒドラジド類
0.1〜1000重量部、好ましくは1〜100重量部
となるように適宜調整すればよい。
【0014】本発明に使用できる(B)活性炭として
は、特に制限されるものではなく、例えば、繊維状活性
炭、粉末活性炭、造粒活性炭、破砕活性炭等を使用する
ことができる。通常、比表面積300〜3000m2/g
程度のものが使用される。本発明の消臭剤において、活
性炭の配合量は特に制限されるものではなく、広い範囲
から適宜選択できるが、通常、水系エマルジョン樹脂
(固体換算にして)100重量部に対して、活性炭1〜
500重量部、好ましくは5〜200重量部となるよう
に適宜調整すればよい。
【0015】上記(A)ジヒドラジド類及び(B)活性
炭は、水系溶媒に混合して使用される。水系溶媒として
は、水系エマルジョン樹脂の分散媒としての水が好まし
いが、水と低級アルコールの混合物などを用いることも
できる。本発明に使用できる(C)水系エマルジョン樹
脂としては、例えば酢酸ビニル重合体エマルジョン、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体エマルジョン、酢酸ビニル
−バーサテート共重合体エマルジョン、エチレン−酢酸
ビニル−塩化ビニル共重合体エマルジョン、エチレン−
酢酸ビニル−アクリル酸エステル共重合体エマルジョ
ン、アクリル酸エステル重合体エマルジョン、アクリル
酸エステル−スチレン共重合体エマルジョン、塩化ビニ
ル重合体エマルジョン、シリコーン重合体エマルジョ
ン、エポキシ重合体エマルジョンやデンプン水溶液等の
水系エマルジョンを挙げることができる。
【0016】本発明の消臭剤には、その効果が損なわれ
ない範囲内で、必要に応じて酸化防止剤、紫外線吸収
剤、帯電防止剤、難燃剤、殺菌剤、防黴剤、防虫剤、顔
料、着色料、着香料等の一般的な添加剤が配合されてい
てもよい。
【0017】本発明に係る消臭剤組成物は水に対して難
溶性であるジヒドラジド類からなり、水系エマルジョン
樹脂などの水系溶媒中において溶解しにくく分散してい
る為、活性炭に吸着されず又活性炭の細孔を塞ぐことが
ないので、悪臭成分特にアルデヒド類を効率的に除去し
又長期間にわたる消臭効果を維持することができる。ま
た、水系の溶媒を使用している為、生活環境或いは製造
環境に対して害が少なく安全であり、簡便且つ長期間に
わたる消臭効果を維持できる消臭加工品を製造すること
ができる。
【0018】上記消臭加工品は、水系溶媒にジヒドラジ
ド類及び活性炭を混合した消臭剤を、基材に、塗布又は
含浸などの手段により固着することにより得ることがで
きる。かかる消臭加工品としての具体的な例として、例
えば、不織布、紙類(紙、壁紙等)、布、合成樹脂シー
トなどのシート基材に消臭剤を固着した消臭シートや、
合成繊維などの繊維基材に消臭剤を固着した消臭繊維
や、木材(主にベニヤ板、MDF合板(中質繊維板)等の
合板、化粧板、天井板等)などの木質基材に消臭剤を固
着した消臭建材や、合成樹脂フィルムなどのフィルム基
材に消臭剤を固着した消臭包材などを挙げることができ
る。
【0019】これら消臭加工品の製造方法としては、特
に制限されるものではなく、例えば本発明の消臭剤を調
製し、これを基材に塗布又は含浸することにより製造す
ればよい。又、基材を製造中、本発明の消臭剤を練込み
等により含有させることも可能である。さらに、本発明
の消臭剤組成物に公知の樹脂(例えば、ポリオレフィン
樹脂、ビニル系樹脂、フェノール樹脂や、ユリア樹脂な
ど)を混合して消臭剤樹脂組成物とし、これを公知の手
段により成形することにより各種の消臭加工品(成形
品)を一体的に製造してもよい。塗布又は含浸する方法
としては、公知の方法が採用でき、例えば、刷毛塗り、
スプレー塗布、浸漬等の方法を挙げることができる。
又、塗布、含浸後は、例えば、風乾、ドライヤー等を用
いた乾燥、恒温機等の乾燥機内での乾燥等の通常の方法
に従って、乾燥を実施すればよい。
【0020】
【実施例】以下に実施例、比較例を挙げ、本発明を更に
詳細に説明する。尚、「部」とあるのは重量部を意味す
る。
【0021】実施例1〜2 イオン交換水に表1に示す分量でセバシン酸ジヒドラジ
ド(大塚化学(株)製、平均粒子径5μm、溶解度:
0.1g/100ml−30℃水)、アクリル酸エステ
ル重合体エマルジョン、市販のやし殻活性炭粉末を加
え、20分間攪拌分散させ、塗料化した。厚さ0.1m
mのアルミ板(日本テストパネル大阪(株)A105
P,15cm×30cm)の片面上にアプリケーター
(太佑機材(株)製)を用い、75μm厚に塗布した。
これを雰囲気温度185℃の回転型加熱炉に塗布板を入
れ、1分間加熱し試験片を得た。
【0022】
【表1】
【0023】比較例1〜2 セバシン酸ジヒドラジドを使用するかわりにアジピン酸
ジヒドラジド(大塚化学(株)製、平均粒子径7μm、
溶解度:12.5g/100ml−30℃水)を使用し
た以外は実施例1と同様にした。比較例3セバシン酸ジ
ヒドラジドを除いた以外は実施例1と同様にした。
【0024】消臭テスト方法 実施例1〜2及び比較例1〜3で得られた試験片を3c
m×3cm大に切断し、1L容積の二方コック付のテド
ラーバッグに入れ、開口部を熱シールして密封した。こ
のバッグは測定時間に応じて複数準備した。窒素で希釈
したホルムアルデヒドガス(住友精化(株)製)をコッ
クより導入し、所定時間経過毎にバッグ内のホルムアル
デヒド濃度(ppm)をガス検知管(光明理化学工業
(株) No.171SB、(株)ガステックNo.9
1L)で測定した。試験は25℃の恒温室内にて行い、
結果を表2に示す。
【0025】
【表2】
【0026】表2から明らかなように、実施例1及び2
の試験片は、早期に多量のホルムアルデヒドを吸着除去
していることがわかる。一方、比較例1〜3の試験片
は、吸着量が時間経過と共に鈍り、殆ど吸着飽和してい
ると推察される。
【0027】実施例3 市販の水酸化アルミ紙(日本加工製紙(株)製)に下記
配合のペーストレジンゾルを膜厚が200μmになるよ
うドクターナイフで塗布し、160℃で5分間加熱乾燥
を行ってビニル壁紙を得た。 ペーストレジン組成 塩化ビニル樹脂(日本ゼオン(株)製、商品名「Geon12
1」)…100部 可塑剤(新日本理化(株)製、商品名「DOP」)…15
0部 安定剤(アデカ・アーガス化学社製、商品名「Mark FC-
21」)…3部 炭酸カルシウム…50部 酸化チタン…10部 メチルエチルケトン…5部 アゾジカルボンアミド発泡剤(大塚化学(株)製、商品
名「ユニフォームAZ」)…4部
【0028】このビニル壁紙の塩ビ層の上に、実施例1
で得られた消臭剤を膜厚が15μmになるようバーコー
ターで塗布し、105℃で2分間乾燥し、さらに220
℃で90秒間熱処理を行い、塗布むらのない消臭艶消ビ
ニル壁紙を得た。
【0029】実施例4 市販の合板(ベニヤ板又はMDF合板)から、長さ150m
m、幅50mmの長方形状のものを10片ずつ切り取り、
これらを実施例1で得られた消臭剤に15秒間浸漬した
後取り出し、一晩風乾し、それぞれ10片の消臭合板を
得た。実施例5 市販のポリエステル製の不織布シート(ポリエステル量
95g/m2)を、実施例1で得られた消臭剤に15秒間
浸漬した後取り出し、一晩風乾し、消臭不織布シートを
得た。
【0030】実施例3〜5で得られた消臭加工品は、悪
臭成分であり健康への影響が懸念されるアセトアルデヒ
ド、ホルムアルデヒド等のアルデヒド類を効率的に除去
し得る消臭加工品であった。
【0031】
【発明の効果】本発明に係る消臭剤の製造方法によれ
ば、ジヒドラジド類のアルデヒド類吸着能を低下させる
ことなく消臭剤を製造することができる。また、本発明
に係る消臭剤は、アルデヒド吸着能を長期間に亘って吸
着でき、又、その他の悪臭成分をも吸着しうるものであ
る。特に、水系エマルジョン樹脂にジヒドラジド類と活
性炭が分散された消臭剤は、取り扱いも簡便である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水系溶媒に、(A)水に対する溶解度が
    30℃で1g/100ml以下であるジヒドラジド類
    と、(B)活性炭を混合することを特徴とする消臭剤の
    製造方法。
  2. 【請求項2】 水の存在下に混合・調製される消臭剤で
    あって、(A)水に対する溶解度が30℃で1g/10
    0ml以下であるジヒドラジド類と(B)活性炭とを有
    効成分として含有することを特徴とする消臭剤。
  3. 【請求項3】 さらに(C)水系エマルジョン樹脂を含
    む請求項2記載の消臭剤。
  4. 【請求項4】 (A)ジヒドラジド類がメジアン径1〜
    10μmのものを用いる請求項2又は3記載の消臭剤。
  5. 【請求項5】 水系エマルジョン樹脂(固形分換算にし
    て)100重量部に対して、(A)ジヒドラジド類が1
    〜100重量部、(B)活性炭が5〜200重量部であ
    る請求項2〜4の何れかに記載の消臭剤。
  6. 【請求項6】 請求項2〜5の消臭剤を、基材に固着し
    てなることを特徴とする消臭加工品。
JP2000031973A 2000-02-09 2000-02-09 消臭加工品の製造方法、及び消臭加工品 Expired - Lifetime JP3469523B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000031973A JP3469523B2 (ja) 2000-02-09 2000-02-09 消臭加工品の製造方法、及び消臭加工品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000031973A JP3469523B2 (ja) 2000-02-09 2000-02-09 消臭加工品の製造方法、及び消臭加工品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001218824A true JP2001218824A (ja) 2001-08-14
JP3469523B2 JP3469523B2 (ja) 2003-11-25

Family

ID=18556643

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000031973A Expired - Lifetime JP3469523B2 (ja) 2000-02-09 2000-02-09 消臭加工品の製造方法、及び消臭加工品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3469523B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018203536A1 (ja) * 2017-05-01 2018-11-08 大阪ガスケミカル株式会社 臭気物質吸着剤
JP2018187336A (ja) * 2017-05-01 2018-11-29 大阪ガスケミカル株式会社 臭気物質吸着剤
WO2019188923A1 (ja) 2018-03-30 2019-10-03 東洋紡株式会社 フィルター用湿式不織布、フィルター用濾材、およびフィルター
JP2020075246A (ja) * 2018-11-07 2020-05-21 株式会社大阪ソーダ 水溶液に含まれる遷移金属、または典型金属の金属不純物を除去するための処理剤、及び当該処理剤の製造方法
WO2020230760A1 (ja) 2019-05-13 2020-11-19 東洋紡株式会社 フィルター用濾材およびフィルター

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018203536A1 (ja) * 2017-05-01 2018-11-08 大阪ガスケミカル株式会社 臭気物質吸着剤
JP2018187336A (ja) * 2017-05-01 2018-11-29 大阪ガスケミカル株式会社 臭気物質吸着剤
WO2019188923A1 (ja) 2018-03-30 2019-10-03 東洋紡株式会社 フィルター用湿式不織布、フィルター用濾材、およびフィルター
JP2020075246A (ja) * 2018-11-07 2020-05-21 株式会社大阪ソーダ 水溶液に含まれる遷移金属、または典型金属の金属不純物を除去するための処理剤、及び当該処理剤の製造方法
WO2020230760A1 (ja) 2019-05-13 2020-11-19 東洋紡株式会社 フィルター用濾材およびフィルター

Also Published As

Publication number Publication date
JP3469523B2 (ja) 2003-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4889429B2 (ja) 消臭フィルター
JP2006348430A (ja) 消臭性壁紙
JP3720336B2 (ja) 消臭材及びその製造方法
JP5112932B2 (ja) 消臭フィルター
JP2010057955A (ja) 消臭フィルター
JP4572206B2 (ja) トイレットペーパー、芳香組成物のトイレットペーパーへの塗布方法
JP3469523B2 (ja) 消臭加工品の製造方法、及び消臭加工品
JP2001000523A (ja) 消臭機能を有する建築内装部材
KR100575486B1 (ko) 소취성 조성물
JP2000107275A (ja) 消臭組成物及びこれを用いた水性塗料組成物
JP2012120637A (ja) 消臭フィルター
JP3797852B2 (ja) 消臭剤組成物、及び消臭性接着剤
JP2008148804A (ja) たばこ臭の除去性能に優れた消臭剤
JP2007252777A (ja) 揮散性物質揮散調節材、揮散性物質揮散調節濾材、揮散性物質揮散制御方法および揮散性物質揮散制御装置
JP3764872B2 (ja) 消臭材及びその製造方法
JP3029825B1 (ja) 消臭性組成物
PT2065060E (pt) Pastilha ambientadora anti-humidade
JP2001224675A (ja) 液体薬剤揮散用パッド及び揮散装置
JP2009153670A (ja) 消臭シート
JP5198787B2 (ja) アルデヒド消臭性組成物
JP4415417B2 (ja) 消臭性接着剤組成物
JP2006075312A (ja) 耐熱性に優れた消臭性組成物及びそれを用いた成形品
JPS62191571A (ja) 内装用布材
JP4537563B2 (ja) 既設カーペットの消臭加工方法
JP2000354622A (ja) 消臭性組成物

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3469523

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080905

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080905

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090905

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090905

Year of fee payment: 6

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100905

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110905

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110905

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120905

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130905

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term