JP2001218717A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2001218717A
JP2001218717A JP2000030701A JP2000030701A JP2001218717A JP 2001218717 A JP2001218717 A JP 2001218717A JP 2000030701 A JP2000030701 A JP 2000030701A JP 2000030701 A JP2000030701 A JP 2000030701A JP 2001218717 A JP2001218717 A JP 2001218717A
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cleaner
vacuum cleaner
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handle
suction port
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JP2000030701A
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English (en)
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Keiichi Yabe
啓一 矢部
Masaki Kaji
正貴 梶
Riyuuji Suzuki
竜路 鈴木
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Hitachi Ltd
Hitachi Appliances Techno Service Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Taga Technology Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 掃除機本体の小型化と持ち運び易さを実現す
る。 【解決手段】 掃除機を使用するときに把持する操作用
ハンドル301を掃除機本体201の後方の突出部20
6に設けた回動結合部303によって結合し、掃除機を
持ち運びするときに把持する運搬用ハンドル305を該
掃除機本体から独立した部品で構成して前記掃除機本体
の突出部の前方において該掃除機本体を跨ぐように該掃
除機本体の側部に回動自在に嵌合して結合した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可搬性と小型化を
考慮した縦型の電気掃除機の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の縦型の電気掃除機では、図25に
示すように、持ち運びするときに把持する運搬用ハンド
ル2502は、掃除機本体2501と一体に成型されて
いる。更に、この縦型の電気掃除機は、掃除するときに
使用者の背丈に合わせて伸縮させて使用する操作用ハン
ドル2503を備える。この操作用ハンドル2503
は、掃除機本体2501の後部に位置していることか
ら、掃除機(掃除機本体2501単独または吸口250
4および操作用ハンドル2503を含む)を持ち運びす
るときに把持する運搬用ハンドル2502は操作用ハン
ドル2503の前側に位置することになり、掃除機(掃
除機本体2501単独または吸口2504および操作用
ハンドル2503を含む)の重量を前後方向に2分割す
る位置よりも前側に位置することになる。
【0003】また、運搬用ハンドル2502は、掃除機
本体2501と一体的に設けていることから、外観デザ
イン上は、掃除機本体2501が運搬用ハンドル250
2の分だけ大きい形状となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の縦型
の電気掃除機は、掃除機を持ち運びするために把持する
運搬用ハンドル2502が該掃除機本体2501と一体
的に形成されていることから、外観上は、掃除機本体2
501が大きく見えることになる。
【0005】また、運搬用ハンドル2502は、掃除機
(本体2501単独または吸口2504および操作用ハ
ンドル2503を含む)の重量を前後方向に2分割する
位置よりも前側に位置しているために、掃除機本体25
01を持ち運びするために運搬用ハンドル2502を持
って持ち上げると、掃除機が後方に傾いてバランスが悪
くなる。
【0006】本発明の1つの目的は、外観を損なわずに
掃除機本体の一層の小型化を実現することができ、掃除
機(掃除機本体単独または吸口および操作用ハンドルを
含む)を持ち運びするときにバランスよく持ち運ぶこと
ができる縦型の電気掃除機を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、左右に分割した本体
ケースを結合するねじが緩んだときに該左右の本体ケー
スの結合性を補助することができる安全性に優れた電気
掃除機を提供することにある。
【0008】本発明の更に他の目的は、掃除機を持ち運
ぶために運搬用ハンドルを引き起こした姿勢において該
運搬用ハンドが外れることがなく、安全性に優れた電気
掃除機を提供することにある。
【0009】本発明の更に他の目的は、持ち上げたとき
に掃除機本体の姿勢を安定させることができる電気掃除
機を提供することにある。
【0010】本発明の更に他の目的は、運搬用ハンドル
を持って掃除機を持ち上げたときに手に作用する重量が
分散して持ち易くなる電気掃除機を提供することにあ
る。
【0011】本発明の更に他の目的は、運搬用ハンドル
を引き起こし易い電気掃除機を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、本体ケース内
に電動送風機を内蔵した縦長の掃除機本体を備えた縦型
の電気掃除機において、掃除機を使用するときに把持す
る操作用ハンドルを掃除機本体の後方の突出部に設けた
回動結合部によって結合し、掃除機を持ち運びするとき
に把持する運搬用ハンドルを該掃除機本体から独立した
部品で構成し、前記掃除機本体の突出部の前方において
該掃除機本体を跨ぐように該掃除機本体の側部に回動自
在に嵌合して結合することにより、掃除機本体の小型化
を実現する。
【0013】また、本発明は、左右に分割した本体ケー
ス内に電動送風機を内蔵した掃除機本体を備えた縦型の
電気掃除機において、掃除機を使用するときに把持する
操作用ハンドルを縦長の掃除機本体後方の突出部に設け
た回動結合部によって結合し、掃除機を持ち運びすると
きに把持する運搬用ハンドルを該掃除機本体から独立し
た部品で構成し、前記掃除機本体の突出部の前方におい
て本体ケースの分割面を跨ぐように該掃除機本体の側部
に回動自在に嵌合して結合することにより、掃除機本体
の小型化と本体ケース結合部の結合性を補助する。
【0014】更に、前記運搬用ハンドルは、回動嵌合軸
を掃除機の重量を前後方向に略2分割する位置上に嵌着
することにより、バランスよく持ち運びできるようにす
る。
【0015】更に、前記運搬用ハンドルの回動嵌合軸の
先端部に非円形状の径大部を形成して所定の相対角度以
外では抜けない抜け止め嵌合構造にすることにより、掃
除機を持ち運ぶときに運搬用ハンドルが外れないように
する。
【0016】また、上方から手が入る角度において前記
運搬用ハンドルの転角を許容する規制手段を設け、また
は、前記運搬用ハンドルは、把持部が掃除機の重心の垂
直方向の延長線上の近くに位置するように該運搬用ハン
ドルの転角を許容するように掃除機本体に嵌着すること
により、持ち上げたときに掃除機本体の姿勢が安定する
ようにする。
【0017】また、前記運搬用ハンドルの把持部の内側
の面は、この運搬用ハンドルを持って掃除機を持ち上げ
たときに水平状態になるように形成することにより、手
に作用する重量を分散させて持ち易くする。
【0018】また、前記運搬用ハンドルと掃除機は、運
搬用ハンドルを掃除機本体に添うように倒した状態にお
いて、運搬用ハンドルと掃除機本体の間に僅かに段差が
形成されるようにすることにより、また、この段差は、
運搬用ハンドルと掃除機本体の当接部分の端部の凹凸ま
たは凹部によって形成することにより、運搬用ハンドル
を引き起こし易くする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。なお、各図における同一部分
については同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0020】図1は本発明の一実施の形態における縦型
の電気掃除機の操作用ハンドルを畳んだ状態を示す縦断
側面図、図2はこの電気掃除機の操作用ハンドルを伸ば
した状態の外観正面図、図3はこの電気掃除機の操作用
ハンドルを伸ばした状態の外観側面図、図4はこの電気
掃除機の操作用ハンドルを伸ばした状態の外観背面図、
図5はこの電気掃除機の操作用ハンドルを折り畳んだ状
態を示す外観側面図である。
【0021】この電気掃除機において、101は電動送
風機、102は電動送風機101の周囲に巻いた吸音カ
バー、103,104は電動送風機101を弾性的に支
持する防振ゴム、105は左右2分割形態の本体ケー
ス、106は電動送風機101の上方に設置する集塵
室、107は電源コード、108は電源コード107を
巻き取るコードリール、109はコードリール108に
巻き取り力を付与するゼンマイばね、110は電流ヒュ
ーズ、111はサーモスタットである。サーモスタット
111は、掃除機本体201の内部の温度が異常に上昇
したときに電源を遮断して該掃除機本体201を過熱か
ら保護する。112は電動送風機101の運転時に発生
するノイズを低減するコンデンサであり、電動送風機1
01と電気的に並列に接続する。
【0022】201は掃除機本体、202は吸口、20
3は電気掃除機の後車輪、204は後車輪203に形成
した吸気通路を貫通するように取り付けたホース継手、
205はホース継手204と掃除機本体201を接続す
る伸縮ホースである。
【0023】掃除機本体201は、前記電動送風機10
1と吸音カバー102と防振ゴム103,104と集塵
室106とコードリール108を2分割形態の本体ケー
ス105によって左右から包囲するように挟み込んで分
割面を突き合わせて結合することにより構成する。
【0024】掃除機本体201の上部に先細り形状に形
成した突出部206には、掃除機を操作するときに把持
する操作用ハンドル301を折り畳み可能にハンドル回
動結合部303によって接続する。ハンドル回動結合部
303は、掃除機本体201の後方側に設け、操作用ハ
ンドル301を伸ばしたときに掃除機本体201に係止
するハンドルストッパー302による該係止を解除する
ことにより、図5に示すように、操作用ハンドル301
を掃除機本体201の後側に添うように折り畳むことが
できるようにして、収納スペースを小さくするようにし
ている。
【0025】操作用ハンドル301の上面には、この電
気掃除機の運転および停止を制御するスイッチ304を
設けている。
【0026】また、掃除機本体201の上部には、運搬
用ハンドル305を回動可能に嵌着している。この運搬
用ハンドル305は、図21および図22に示すよう
に、略円弧状に形成し、その両端には内側に向けて突出
する円柱状の回動嵌合軸306を設ける。この回動嵌合
軸306の先端部は、その一部分に径方向に突出する凸
部306aを設けて非円形状の径大部に形成し、掃除機
本体201の左右の本体ケース105に設けた前記径大
部と同一形状の嵌合穴201aに差し込み、掃除機本体
201の左右の本体ケース105の分割面を跨ぐように
して該掃除機本体201を挟んで両側に回動自在に嵌着
することにより、左右の本体ケース150を結合するね
じ(図示省略)が緩んだときに該左右の本体ケース15
0の結合性を補助して安全性を向上する。
【0027】掃除機本体201の嵌合穴201aへの運
搬用ハンドル305の回動嵌合軸306の嵌着は、この
回動嵌合軸306の先端部の非円形状の径大部の向きが
掃除機本体201の嵌合穴201aの向きと一致する所
定の相対角度以外では抜けない抜け止め嵌合とする。具
体的には、運搬用ハンドル305を掃除機本体201の
表面に添うように倒して掃除機本体201が小さく見え
るように収納した状態で嵌合穴201aと回動嵌合軸3
06の先端の径大部の向きが一致して着脱(抜き差し)
可能となり、掃除機本体201を持ち運びするように運
搬用ハンドル305を引き起こした状態では、嵌合穴2
01aと回動嵌合軸306の先端の径大部の向きがずれ
て着脱不能となるようにする。
【0028】掃除機本体201に対する運搬用ハンドル
305の回動嵌合軸306の嵌着位置は、この運搬用ハ
ンドル305を掃除機本体201から引き起こして手で
掴んで掃除機を持ち運ぶこのときに、掃除機本体201
が略垂直状態に垂下する姿勢となるように、掃除機本体
201(必要に応じて吸口202および操作用ハンドル
301を含む)の重量を前後方向に略2分割する位置上
の近くに位置するようにする。すなわち、運搬用ハンド
ル305は、把持部が掃除機の重心の垂直方向の延長線
上の近くに位置するように該運搬用ハンドルの転角を許
容した状態で掃除機本体に嵌着する。
【0029】また、この運搬用ハンドル305は、掃除
機本体201の表面に添うように倒した状態では、その
先端部が掃除機本体201の外周の当接部の端部から僅
かに突出して引き起こすときの手掛かりとなる段差を形
成するように構成して運搬用ハンドル305を引き起こ
し易くし、引き起こしたときの最大回動角度は、本体ケ
ース105に形成した規制手段(段部)113が当接す
るようにして上方から手が入る角度において規制するよ
うに構成することにより、この運搬用ハンドル305を
掴んで持ち上げたときに掃除機本体201の姿勢が安定
するようにする。そして、運搬用ハンドル305が規制
手段113に当接するように回動した状態において、こ
の運搬用ハンドル305の把持部の内面305aは、略
水平状態になるように形成しておくことにより、手で掴
んで持ち上げたときに該手に作用する力を分散するよう
にして握り(持ち)易くする。
【0030】401は電源コードを挿通するコード出入
口、402は電源コードのプラグ部、403はプラグ
刃、404はコード出入口リブである。このコード出入
口401は、掃除機本体201の側面に設置する。コー
ド出入口リブ404は、コード出入り口401の周辺に
前記プラグ部402を包囲するように形成し、電源コー
ド収納時にプラグ部402が掃除機本体201から突出
しないように該プラグ部402を包囲することにより、
使用者等に対する安全性および転倒時の事故防止を図る
ようにする。
【0031】また、掃除機本体201には、付属品〔伸
縮隙間吸口405や隙間吸口(図示省略)〕などを取り
付けるためのホルダ406を設け、付属品の紛失を防止
すると共に使い勝手を向上するようにしている。
【0032】602は伸縮ホース205と吸口202の
ホース継手204を接続するホースカバー、610はダ
ストインジケータを収納するインジケータカバーであ
る。
【0033】この実施の形態においては、最も重量のあ
る電動送風機101を吸口202とハンドル回動結合部
303の間の中央部よりも下に位置するように載置して
あるので、電気掃除機の重心が低くなり、電気掃除機の
操作性および収納性が向上する。
【0034】前記コードリール108は、電源コード1
07を引き出すときの回転でゼンマイばね109を巻き
込み、この電源コード107を収納するときには、リー
ルボタン407を押圧することによりゼンマイばね10
9の巻き解し力によりコードリール108を逆回転させ
て電源コード107を自動的に巻き取る。
【0035】電気掃除機の使用時にスイッチ304を操
作すると、電源コード107,電流ヒューズ110およ
びサーモスタット111を介して電動送風機101に電
流が流れて該電動送風機101が回転して塵埃を吸引す
る吸気流を発生する。このスイッチ304は、開閉操作
することにより、電動送風機101の運転および停止を
制御する。サーモスタット111は、掃除機本体201
内で最も発熱の多い場所である電動送風機101の表面
またはその近傍に配置して該電動送風機101を過熱か
ら保護するように供給電力を遮断する。
【0036】図6は掃除機本体201および吸口202
の部分の縦断正面図であり、吸気と排気の流れを矢印で
示している。601はホースカバー、603はパッキ
ン、604は集塵袋であり、前記ホースカバー601は
パッキン603と密接し、集塵室106内に設置した集
塵袋604と連通する。
【0037】605は下ケース、606はフィルターケ
ース、607は保護フィルター、608は集塵袋604
を係止するクランプ、609は集塵袋604に溜った塵
埃が増えると動作して該集塵袋604の交換時期を知ら
せるダストインジケータ、610はダストインジケータ
609を覆うインジケータカバー、611は下ケース6
05の一部を中空形状に形成した軸であり、この軸61
1は後車輪203を保持する。また、ホース継手204
は爪状部を備え、この爪状部を係合するように前記軸6
11の内周に嵌合する。803は吸口202の後端部に
回動自在に取り付けたケーシングであり、このケーシン
グ803の回動軸702の一方(図の右方)は中空にし
て先端を開口させている。
【0038】ホースカバー601には伸縮ホース205
の一端を接続し、この伸縮ホース205の他端にはホー
スカバー602を接続する。ホースカバー602とホー
ス継ぎ手204はテーパ嵌合により着脱可能とし、ホー
スカバー602のテーパ部には、前記伸縮隙間吸口40
5の他に、図示説明は省略するが、隙間吸口,延長ホー
ス,延長管等の各種の吸口および付属品を接続すること
ができるようにする。このような付属品を使用可能とす
ることにより、掃除面を床面以外に広げることができる
ようになり、多様な掃除を行うことができるようにな
る。
【0039】通常の使用状態においては、図6に示すよ
うに、ホースカバー602を吸口202のホース継手2
04に接続する。後車輪203は、下ケース605の一
部を中空形状とした軸611に保持し、ホース継手20
4は、軸611の内部に嵌合して爪状部にて抜け止め状
態に結合している。
【0040】この状態で電動送風機101が回転する
と、吸口202から吸引した含塵吸気流は、矢印A1〜
A3で示すように、軸611に嵌合したホース継ぎ手2
04,ホースカバー602,伸縮ホース205,ホース
カバー601,集塵室106を通って集塵袋604で除
塵されて電動送風機101に吸引される。そして、この
電動送風機101から排出する排気流の一部は、ケーシ
ング803の回動軸702に沿う矢印A5の方向および
回動軸702に直行する矢印A6の方向に分流して吸口
202に還流する。
【0041】このように掃除機本体201および吸口2
02を構成すると、電気掃除機(吸口202)を掃除面
に置いて掃除機本体201を前後に回動すると、ホース
継手204は、後車輪203の回動とは独立して下ケー
ス605の軸611内で回動する。また、後述するよう
に、掃除機本体201を前後に傾斜するように回動させ
たときや直立させたときに、従来の吸口202Aのケー
シング803A(図19,図20参照)のように吸気通
路および排気通路を塞ぐことがなくなり、安定した吸込
力を得ることができる。因みに、図19および図20に
示す従来の吸口202Aにおいて、1101Aは上ケー
ス、1102Aはバンパーである。吸口202Aは、そ
の中央で上ケース1101Aと下ケース605Aによる
上下の2分割構成であり、吸口202Aの外周前部には
分割面の気密を保持すると共に家具等を傷付けることを
防止するためにバンパー1102Aを装着している。
【0042】電動送風機101と集塵袋604の間には
保護フィルター607を設置する。この保護フィルター
607はフィルターケース606により保持し、集塵袋
604を交換するときにこぼれ落ちた塵埃が電動送風機
101側に侵入しないようにしている。また、保護フィ
ルター607は、切り込みを入れ、フィルターケース6
06の突設リブに前記切り込みを嵌め込むようにして保
持することにより、保護フィルター607が汚染したと
きに電気掃除機を分解することなく該保護フィルター6
07を取り外して清掃することができるようにする。
【0043】更に、本体ケース105には、集塵袋60
4に溜った塵埃が増えてきたときに動作し、集塵袋60
4の交換時期を知らせるダストインジケータ609を取
り付ける。このダストインジケータ609は、本体ケー
ス105に取り付けた後にインジケータカバー610で
覆う。
【0044】集塵袋604の交換は、後述するダストケ
ース蓋805を外し、クランプ608を起こして行う。
そして、集塵袋604を装着してクランプ608を倒さ
ない限り該クランプ608によりダストケース蓋805
が閉じない構造とする。また、ダストケース蓋805に
は、集塵室106の気密を保持するために、後述するダ
ストケース蓋パッキン806を取り付ける。
【0045】図7は吸口202の断面図であり、電動送
風機101の吸気と排気の流れを矢印で示している。7
01は吸口202の吸気路、702はケーシング803
の回動軸、703は塵埃の掻き揚げおよび掃除面の乾拭
き等を行うための回転清掃体である。
【0046】この回転清掃体703は、アルミニウム等
の金属で形成した基体の溝に柔らかい刷毛と硬い刷毛を
交互に設置した構成である。
【0047】704は回転清掃体703を回転駆動する
ために該回転清掃体703の一方の端に取り付けたター
ビン、705は回転清掃体703の他方の端に取り付け
た固定体、706は固定体705およびタービン704
を回転自在に支持する滑り軸受けである。
【0048】804は排気を吸口202に導入する排気
導入路であり、吸口202の後端部に回動自在に取り付
けたケーシング803を貫通するように形成する。ま
た、ケーシング803の回動軸702の一方(図の左
方)は中空になっており、排気導入路804を矢印A4
に沿って流れる排気流を、回動軸702内を矢印A5の
方向に流れる排気流と回動軸702に直行する矢印A6
の方向に流れる排気流に分流する。
【0049】1501は前記タービン704を駆動する
駆動ノズルであり、前記排気導入路804を介して供給
された排気をタービン704に向けて高速で噴出する。
1502は前記駆動のズル1501を設けたセンサーレ
バー(詳細は後述する)であり、吸口202が掃除面か
ら離れたことを検出して回動することにより前記駆動ノ
ズル1501の噴出方向を前記タービン704から逸ら
す。また、矢印A8,A9およびA1は、吸口202から
吸入した吸気流が流れる方向を示している。
【0050】図8は掃除機機本体および吸口の部分の縦
断側面図であり、排気流の流れを矢印で示している。8
01は電動送風機101の排気を排出する排気排出路、
802は前記排気を掃除機本体201の外に排出する排
気口、805はダストケース蓋、806はダストケース
蓋パッキンである。
【0051】電動送風機101から排出された排気は、
電動送風機101から排出された後に排気口802まで
の排気排出路801を流れる排気と、吸口202側のケ
ーシング803内の排気導入路804に流れる排気とに
分流する。
【0052】排気排出路801側の排気は、掃除機本体
201の上部の排気口802から本体外に排出される。
掃除機本体201内の電動送風機101と排気口802
の間には集塵室106とコードリール108が存在する
ために、排気排出路801は排気導入路804に比べて
その全長が長くなる。
【0053】このように電動送風機101を吸口202
に近付けて排気導入路804を短く設定することによ
り、排気流を少ない損失で有効に駆動ノズル1501に
供給することができ、排気噴出速度の設定も容易になっ
て吸塵性能も向上する。
【0054】一方、排気口802から排出する排気の風
速は、掃除面の塵埃を吹き飛ばして舞い上げるのを防止
するために、可及的に低速にすることが望ましい。この
実施の形態では、電動送風機101を掃除機本体201
の下方の吸口202に近い位置に配置して排気口802
までの距離を長くしたことにより、簡単な構造で排気口
802から排出する排気流の風速を低くし、吸口202
側へ流入する排気流の風速を高めるように設定すること
ができる。
【0055】排気流速を設定(調整)する方法として
は、排気排出路801と排気導入路804の断面積を変
えることにより、排気口802から排出する排気および
吸口202に流れる排気の流速を設定する方法や、排気
排出路804および排気導入路801の排気流路にリブ
を立てたり、形状を複雑にすることで流速を設定する方
法などが考えられるが、これらの方法は、この実施の形
態に比べて構造が複雑になって高価になる。
【0056】また、電動送風機101から排気口802
までの距離が長くなっているので、電動送風機101の
近傍に排気口802を設ける場合に比べて、排気口80
2から掃除機本体201の外へ放出される電動送風機1
01の騒音も低くすることができる。
【0057】また、電動送風機101の消費電力は、近
年、増大する傾向にある。消費電力の増大に伴って電源
コード107の発熱量も増加するために、電動送風機1
01からの排気の一部をコードリール108へ導入して
電源コード107を冷却する必要がある。
【0058】この実施の形態では、電動送風機101と
排気口802の間にコードリール108を設置している
ために、排気流が排気口802に到達する前に電源コー
ド107の冷却に必要な流量を分流してコードリール1
08の内部に導入することができる。そのために、排気
口802から排出する排気流を低速にすると共にコード
リール108冷却に必要な排気風量を導入することが可
能となる。
【0059】また、掃除機本体201の内部の構造にお
いて、集塵室106とコードリール108を掃除機本体
201の前面側に設け、排気排出路801を掃除機本体
201の背面側に設けている。従って、排気排出路80
1を設けるための凸部による外観の悪化を防止すること
ができる。また、掃除機本体201の前面および側面に
は排気排出路801のための凸部が形成されないので、
使い勝手を損なうことがない。
【0060】図9は、電気掃除機の側面図であり、掃除
機本体201を後方に伏せるように倒した状態を示して
いる。
【0061】伸縮ホース205(図2参照)および伸縮
隙間吸口405を掃除機本体201の両側に配設し、更
に、吸口202に対する掃除機本体201の回転角度を
大きくすることにより、ハンドル301の先端が床面に
着くまで後方に傾けることができるようにした。
【0062】この実施の形態は、掃除機本体201に収
容した電動送風機101から排出される排気流を吸口2
02に取り付けたタービン704に供給し、このタービ
ン704に結合した回転清掃体703を回転させるよう
に利用している。図6および図7を参照して説明したよ
うに、電動送風機101から排出される排気流の一部
は、ケーシング803の回動軸702に直行する矢印A
6の方向のみでなく、ケーシング803の回動軸702
に沿う矢印A5の方向にも流れて吸口202に流入す
る。従って、掃除機本体201は、図1に示すように直
立した姿勢や、図8に示すように傾斜した姿勢および図
9に示すように後方に伏せたようになるまで傾斜させた
姿勢においても十分な排気流を駆動ノズル1501から
タービン704に供給する流路を確保することができ
る。
【0063】図10〜図13は吸口202を示す図であ
る。図10は吸口202の上面図である。図11はケー
シング803を垂直に回動した状態を示す吸口202の
断面図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−
A断面図である。図12は吸口202の吸口カバー11
03を開いた状態を示す側面図である。図13はケーシ
ング803を水平に回動した状態を示す吸口202の断
面図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A
断面図である。また、図11に示した状態では掃除機本
体201は直立した姿勢になり、図13に示した状態で
は掃除機本体201は略水平の姿勢になる。
【0064】1101は吸口202の上ケース、110
2はバンパーである。吸口202の外郭は、上ケース1
101と下ケース605による上下の2分割構成であ
り、吸口202の外周前部には分割面の気密を保持する
と共に家具等を傷付けることを防止するためにバンパー
1102を装着している。
【0065】1103は吸口202の前上方に配置した
吸口カバー、1104は横方向にスライドする一対の開
閉レバーである。この開閉レバー1104は、吸口カバ
ー1103の内側に配置している。1301は吸口前方
に取り付けた前車輪、1302は吸口後方に取り付けた
後車輪であり、後車輪1302は前車輪1301よりも
その径が大きく設定してある。1401はケーシング8
03の回動軸702に直交する方向に沿って流れる排気
流のケーシング出口である。
【0066】以上のように構成した吸口202は、開閉
レバー1104を操作することにより、図12に示すよ
うに、吸口202から吸口カバー1103を開いて着脱
することができる。吸口202の後端部には、前後方向
に回動自在なケーシング803を備えており、このケー
シング803は、図7に示したように、回動軸702の
一方が中空で開口状態になっており、排気流はケーシン
グ803の排気導入路804から回動軸702を通って
常に流れる構成である。
【0067】また、図11および図13に対比して示す
ように、ケーシング803が直立した状態では、ケーシ
ング出口1401は狭くなるが、前述したように、排気
はケーシング803の排気導入路804から回動軸70
2内を通って流れているために、排気流を遮断すること
なく吸口202に供給することができる。従って、掃除
機本体201を直立状態にしたときを含むあらゆる姿勢
の状態において、吸口202に排気流を安定に供給する
ことができる。なお、ケーシング803の回動軸702
の一端のみでなく両側を中空にして開口させることによ
り、前記排気流を更に安定に吸口202に供給すること
ができるようになる。
【0068】図14は吸口202の底面図である。13
03は下ケース605に下向きに垂下するように取り付
けた圧力制御板であり、吸込口1304内の吸込み圧力
を一定に保持するために該吸込口1304の前後に配置
している。
【0069】吸口202の底面には、この吸口202の
下面と掃除面との間隔を一定に保つと共に該吸口202
を前後方向に操作し易くする車輪を装着している。この
車輪は、一対の前車輪1301と該前車輪1301より
も径の大きい後車輪203,1302からなる。後車輪
203はホース継手204を貫通させるためにリング形
状であり、後車輪1302は、図7に示すように、車輪
と車輪軸を一体に形成してある。
【0070】図15は、図7に示す吸口202のB−B
断面図である。1501はタービン704に向けて排気
流を噴射するための駆動ノズルであり、この駆動ノズル
1501はパイプにより形成している。1502はセン
サーレバー、1503はセンサーレバーを覆うセンサー
カバーであり、排気の漏れを防止する。1602はセン
サーレバー軸であり、センサーレバー1502はセンサ
ーレバー軸1602を中心にして回動可能にする。
【0071】図16〜図18は、図7に示す吸口202
のC−C断面図であり、図16は吸口202を掃除面に
置いたときのセンサーの状態、図17は吸口202を掃
除面から持ち上げたときのセンサーの状態、図18は吸
口202を裏返しにしたときのセンサーの状態を示して
いる。
【0072】1601はセンサーレバー1502とセン
サーカバー1503の間に配置したばねであり、センサ
ーレバー1502を図17に図示する回動方向に付勢す
る。1603は排気流の一部をタービン704に向けて
供給して該タービン704を制動する制動ノズルであ
り、この制動ノズル1603は下ケース605のタービ
ン704の中心軸よりも下側に設けた穴により構成して
いる。1801は、吸口202を裏返したときにセンサ
ーレバー1502の回動を規制する錘である。180
2,1803は錘1801が移動する空間であり、吸口
202を掃除面に置いたときおよび掃除面から持上げた
ときに前記錘1801は空間1802にあり、吸口20
2を裏返したときには前記錘1801は空間1803に
移動する。
【0073】図16に示すように、吸口202を掃除面
に置いたときには、駆動ノズル1501から吹き出す排
気流は、タービン704を高速回転させる位置にある。
そして、図17に示すように、吸口202を掃除面から
持ち上げたときには、センサーレバー1502がばね1
601の力により回動し、駆動ノズル1501から吹き
出す排気流は、タービン704を回転させない位置ある
いは低速回転させる位置(駆動ノズル1501から吹き
出す排気流全体がタービンに当たらない位置)に移動す
る。
【0074】従って、吸口202を持ち上げたときには
タービン704の回転を減速することができるので、安
全性に優れたものとなる。
【0075】また、吸口202を裏返しにしたときに
は、センサーレバー1502はばね1601の力により
回動し、駆動ノズル1501から吹き出す排気流はター
ビン704を回転させない位置あるいは低速回転させる
ような位置になる。しかし、手などによりセンサーレバ
ー1502を押圧することにより該センサーレバー15
02が回動して駆動ノズル1501がタービン704を
高速回転駆動するような位置まで移動すると、タービン
704により回転清掃体703が駆動され、この駆動さ
れた回転清掃体703に手が触れると危険である。
【0076】しかし、吸口202を裏返すと、図18に
示すように、錘1801は自重により空間1802から
空間1803に移動する。そして、空間1803に移動
した錘1801は、センサーレバー1502と干渉する
ことにより該センサーレバー1502を押圧しても該セ
ンサーレバー1502が回動できないようになる。
【0077】そして、このようにセンサーレバー150
2を回動できなくすると、駆動ノズル1501から吹き
出す排気流の全体がタービン704に当たることがなく
なるために、タービン704を回転させないあるいは低
速転させる状態に維持することができ、安全性に優れた
ものとなる。
【0078】しかし、駆動ノズル1501から吹き出す
排気流の全体をタービン704に当たらない位置に移動
しても排気流の勢いが強いときには、吸口202の内部
で回転流が発生し、タービン704の回転が有効に低下
しないときがある。
【0079】しかし、この実施の形態においては、図1
7に示すように、センサーレバー1502の回動に伴っ
て制動ノズル1603の噴口が開き、排気流を制動ノズ
ル1603から噴出する。この制動ノズル1603は、
タービン704の中心軸よりも下側に配置させており、
従って、タービン704を逆方向に駆動する方向に排気
流を噴出して該タービン1603を制動するように機能
する。
【0080】すなわち、吸口202を掃除面に置いたと
きには、制動ノズル1603の噴口はセンサーレバー1
502により塞がれ、タービン704には駆動ノズル1
501からの排気流のみを供給して該タービン704を
高速回転させる。しかし、吸口202を掃除面から持ち
上げたときには、駆動ノズル1501の噴射方向をター
ビン704に当たらないように逸らすと共に制動ノズル
1603からの噴気によりタービン704の回転を速や
かに下げることができ、安全性を向上させることができ
る。
【0081】このように、この実施の形態においては、
電動送風機101からの排気を利用して吸口202の吸
塵性能を向上することができるために、電動送風機10
1の消費電力を低減することが可能となり、電動送風機
101の小型化、更には電気掃除機201の小型軽量化
を実現することができる。
【0082】また、電動送風機101から排出される排
気の一部を吸口202に還流させる排気循環を行ってい
るために、掃除機本体201の排気口802から出る排
気風量が減少し、電動送風機101の運転音が本体外に
出ることによる騒音を低減することができるので、使い
勝手の良い電気掃除機とすることができる。
【0083】また、駆動ノズル1501をパイプ形状と
しているため、パイプ断面積を変えることで排気流の風
速を変化させ、回転清掃体703の回転を容易に調整す
ることができる。
【0084】また、駆動ノズル1501を吸口202の
端部に設けているので該吸口202の内部の静圧力分布
に勾配を発生させることができ、吸口202の内部の全
体に排気を噴出するものに比べて吸込力を低下させるこ
となく塵埃を吸込むことができる。
【0085】図23は、掃除機本体201に対する運搬
用ハンドル305の取付け部分の変形例を示している。
この変形例は、直立した掃除機本体201に対して運搬
用ハンドル305が嵌着結合位置を越えて後方向に傾斜
するまで回動できるようにした構成である。このように
構成することにより、この運搬用ハンドル305を掴ん
で掃除機本体201を持ち上げると、運搬ハンドル30
5の把持部が掃除機本体201の重心の垂直方向の延長
線上の近くに位置するように転角して該掃除機本体20
1は、略垂直な状態に自然に垂下するようになるので、
安定な姿勢で持ち運びすることができる。
【0086】図24は、掃除機本体201の表面に添う
ように倒して収納する運搬用ハンドル305の引き起こ
しを容易にする工夫の変形例を示している。この変形例
は、運搬用ハンドル305を掃除機本体201の表面に
添うように倒したときの該掃除機本体201の当接面に
凹部114を形成して掃除機本体201と運搬用ハンド
ル305の間に指を差し入れて該運搬用ハンドル305
を引き起こすための隙間を形成するようにした構成であ
る。
【0087】この凹部114は、運搬用ハンドル305
の側に形成するように構成しても良い。
【0088】
【発明の効果】本発明は、掃除機本体に運搬用ハンドル
を回動自在に設けたことにより、掃除時または収納時に
は運搬用ハンドルを掃除機本体の表面に添うように倒し
て収納することができ、一層小型な電気掃除機とするこ
とができる。
【0089】また、運搬用ハンドルは、左右に分割した
本体ケースの分割面を挟み込むように掃除機本体を跨い
で該掃除機本体の両側に回動自在に嵌合するようにした
ので、左右の本体ケースを結合するねじが緩んだときに
該左右の本体ケースの結合性を補助することができ、安
全性に優れた電気掃除機とすることができる。
【0090】また、運搬用ハンドルは、掃除機本体(必
要に応じて吸口および操作用ハンドルを含む)の重量を
前後方向に略2分割する位置上の近くに位置するように
取り付けたことにより、この運搬用ハンドルを掴んで掃
除機を持ち運びするときに掃除機本体の傾きを抑えてバ
ランスよく持ち運ぶことができる電気掃除機とすること
ができる。
【0091】また、掃除機本体に対する運搬用ハンドル
の回動自在な嵌着部分は、所定の相対角度以外では抜け
ない抜け止め嵌合構造としたことにより、掃除機を持ち
運ぶために運搬用ハンドルを引き起こした姿勢において
は外れることがなく、安全性に優れた電気掃除機とする
ことができる。
【0092】また、運搬用ハンドルの引き起こし角度を
規制し、または、把持部が掃除機の重心の延長線上に位
置するように転角するようにしたので、持ち上げたとき
に掃除機本体の姿勢を安定させることができる。
【0093】また、運搬用ハンドルを持って掃除機を持
ち上げたときに該運搬用ハンドルの把持部の内面が略水
平状態となるようにしたので、手に作用する重量が分散
して持ち易くなる。
【0094】さらに、運搬用ハンドルを掃除機本体に添
うように倒した状態において、運搬用ハンドルと掃除機
本体の間に僅かに段差が形成されるようにしたので、運
搬用ハンドルを引き起こし易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における縦型の電気掃除
機の操作用ハンドルを折り畳んだ状態を示す縦断側面図
である。
【図2】図1に示した電気掃除機の操作用ハンドルを伸
ばした状態を示す外観正面図である。
【図3】図1に示した電気掃除機の操作用ハンドルを伸
ばした状態を示す外観側面図である。
【図4】図1に示した電気掃除機の操作用ハンドルを伸
ばした状態を示す外観背面図である。
【図5】図1に電気掃除機のハンドルを折り畳んだ状態
を示す外観側面図である。
【図6】図1に示した電気掃除機の掃除機本体および吸
口部分の縦断正面図である。
【図7】図1に示した電気掃除機の吸口の断面図であ
る。
【図8】図1に示した電気掃除機の掃除機本体および吸
口の部分の縦断側面図である。
【図9】図1に示した電気掃除機を後方に伏せるように
倒した状態の側面図である。
【図10】図1に示した電気掃除機の吸口の上面図であ
る。
【図11】図1に示した電気掃除機の吸口の断面図であ
り、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A断面図で
ある。
【図12】図1に示した吸口の吸口カバーを開いた状態
を示す側面図である。
【図13】図1に示した電気掃除機の吸口の断面図であ
り、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A断面図で
ある。
【図14】図1に示した電気掃除機の吸口の底面図であ
る。
【図15】図7に示した吸口のB−B断面図である。
【図16】図7に示した吸口(掃除面に置いた状態)の
C−C断面図である。
【図17】図7に示した吸口(持ち上げた状態)のC−
C断面図である。
【図18】図7に示した吸口(裏返した状態)のC−C
断面図である。
【図19】従来の吸口の中央断面図である。
【図20】従来の吸口の中央断面図である。
【図21】図1に示した電気掃除機の運搬用ハンドルの
詳細図である。
【図22】図1に示した電気掃除機における運搬用ハン
ドル取付け部分の詳細図である。
【図23】図1に示した電気掃除機における運搬用ハン
ドル取付け部分の変形例を示す側面図である。
【図24】図1に示した電気掃除機における運搬用ハン
ドル取付け部分の変形例を示す側面図である。
【図25】従来の電気掃除機の斜視図である。
【符号の説明】
101 電動送風機 102 吸音カバー 103,104 防振ゴム 105 本体ケース 106 集塵室 107 電源コード 108 コードリール 109 ゼンマイばね 110 電流ヒューズ 111 サーモスタット 112 コンデンサ 113 規制手段 114 凹部 201 掃除機本体 202 吸口 203 後車輪 204 ホース継手 205 伸縮ホース 206 突出部 301 操作用ハンドル 302 ハンドルストッパー 303 ハンドル回動結合部 304 スイッチ 305 運搬用ハンドル 306 回動嵌合軸 401 コード出入口 402 プラグ部 403 プラグ刃 404 コード出入口リブ 405 伸縮隙間吸口 406 ホルダ 407 リールボタン 601,602 ホースカバー 603 パッキン 604 集塵袋 605 下ケース 606 フィルターケース 607 保護フィルター 608 クランプ 609 ダストインジケータ 610 インジケータカバー 611 軸 701 吸気路 702 回動軸 703 回転清掃体 704 タービン 705 固定体 706 すべり軸受け 801 排気排出路 802 排気口 803 ケーシング 804 排気導入路 805 ダストケース蓋 806 ダストケース蓋パッキン 1101 上ケース 1102 バンパー 1103 吸口カバー 1104 開閉レバー 1301 前車輪 1302 後車輪 1303 圧力制御板 1401 ケーシング出口 1501 駆動ノズル 1502 センサーレバー 1503 センサーカバー 1601 ばね 1602 センサーレバー軸 1603 制動ノズル 1801 錘 1802 錘の移動する空間 1803 錘の移動する空間 2101 掃除機本体 2102 運搬用ハンドル 2103 操作用ハンドル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梶 正貴 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 日 立多賀テクノロジー株式会社内 (72)発明者 鈴木 竜路 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 日 立多賀テクノロジー株式会社内 Fターム(参考) 3B057 FA14 FA24

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケース内に電動送風機を内蔵した縦
    長の掃除機本体を備えた縦型の電気掃除機において、 掃除機を使用するときに把持する操作用ハンドルを掃除
    機本体の後方の突出部に設けた回動結合部によって結合
    し、掃除機を持ち運びするときに把持する運搬用ハンド
    ルを該掃除機本体から独立した部品で構成し、前記掃除
    機本体の突出部の前方において該掃除機本体を跨ぐよう
    に該掃除機本体の側部に回動自在に嵌合させて結合した
    ことを特徴とする電気掃除機。
  2. 【請求項2】 左右に分割した本体ケース内に電動送風
    機を内蔵した掃除機本体を備えた縦型の電気掃除機にお
    いて、 掃除機を使用するときに把持する操作用ハンドルを縦長
    の掃除機本体の後方の突出部に設けた回動結合部によっ
    て結合し、掃除機を持ち運びするときに把持する運搬用
    ハンドルを該掃除機本体から独立した部品で構成し、前
    記掃除機本体の突出部の前方において本体ケースの分割
    面を跨ぐように該掃除機本体の側部に回動自在に嵌合し
    て結合したことを特徴とする電気掃除機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記運搬用
    ハンドルは、回動嵌合軸を掃除機の重量を前後方向に略
    2分割する位置上に嵌着したことを特徴とする電気掃除
    機。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項におい
    て、前記運搬用ハンドルの回動嵌合軸の先端部に非円形
    状の径大部を形成して所定の相対角度以外では抜けない
    抜け止め嵌合構造にしたことを特徴とする電気掃除機。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1項におい
    て、上方から手が入る角度において前記運搬用ハンドル
    の転角を許容する規制手段を設けたことを特徴とする電
    気掃除機。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし4のいずれか1項におい
    て、前記運搬用ハンドルは、把持部が掃除機の重心の垂
    直方向の延長線上の近くに位置するように該運搬用ハン
    ドルの転角を許容した状態で掃除機本体に嵌着したこと
    を特徴とする電気掃除機。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれか1項におい
    て、前記運搬用ハンドルの把持部の内側の面は、この運
    搬用ハンドルを持って掃除機を持ち上げたときに水平状
    態になるように形成したことを特徴とする電気掃除機。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれか1項におい
    て、前記運搬用ハンドルと掃除機は、運搬用ハンドルを
    掃除機本体に添うように倒した状態において、運搬用ハ
    ンドルと掃除機本体の間に僅かに段差が形成されるよう
    にしたことを特徴とする電気掃除機。
  9. 【請求項9】 請求項8において、前記運搬用ハンドル
    と掃除機本体の間の段差は、運搬用ハンドルと掃除機本
    体の当接部分の端部の凹凸または凹部によって形成した
    ことを特徴とする電気掃除機。
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