JP2001218266A - Phs避難情報通知システム及びそれに用いる避難情報通報方法 - Google Patents

Phs避難情報通知システム及びそれに用いる避難情報通報方法

Info

Publication number
JP2001218266A
JP2001218266A JP2000024560A JP2000024560A JP2001218266A JP 2001218266 A JP2001218266 A JP 2001218266A JP 2000024560 A JP2000024560 A JP 2000024560A JP 2000024560 A JP2000024560 A JP 2000024560A JP 2001218266 A JP2001218266 A JP 2001218266A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phs
evacuation
disaster
information
exchange
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000024560A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Kojima
茂 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Communication Systems Ltd
Original Assignee
NEC Communication Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Communication Systems Ltd filed Critical NEC Communication Systems Ltd
Priority to JP2000024560A priority Critical patent/JP2001218266A/ja
Publication of JP2001218266A publication Critical patent/JP2001218266A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Alarm Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 災害発生箇所の局地的な検出と災害状況の把
握とを行い、所在地に応じた避難情報を伝達可能なPH
S避難情報通知システムを提供する。 【解決手段】 基地局C1の煙探知センサがそのフロア
で煙が発生していることを感知した場合、熱センサで採
取された温度情報と煙探知センサからの煙発生の情報と
が信号チャネルを通して交換機N1に送られる。制御装
置S1は交換機N1を介して基地局C1から送られてき
た情報から基地局C1に異常が発生していると判断する
と、交換機N1に対して基地局C1が含まれるエリアA
1に災害発生を通知する緊急着信を行うように指示を出
す。交換機N1はエリアA1に位置登録されているPH
S端末P1〜P4に対して緊急着信メッセージを送信す
る。PHS端末P1〜P4はその着信メッセージを表示
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はPHS避難情報通知
システム及びそれに用いる避難情報通報方法に関し、特
に携帯電話機・PHS(Personal Handy
phone System)等を用いた災害発生時の情
報通報方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、災害発生時の情報通報方法として
は、一定の地域毎に設置された拡声器によって、あるい
は各家庭に設置された防災用の無線受信器によって災害
発生時の情報等を地域住民側に一斉通報している。
【0003】しかしながら、上記の拡声器や無線受信器
を介して災害発生時の情報等を地域住民側に通報する方
法では、耳の不自由な人達に直接伝達することができ
ず、通報内容を文字によって表示したり、蓄積したりす
ることが困難である。
【0004】また、上記の方法では地域住民側から防災
センタ側に被害状況等を通報することができないので、
被害状況の把握や緊急対策の実行等が遅れてしまうこと
が考えられる。
【0005】特開平10−13938号公報に開示され
た防災通報システムでは、公衆電話回線網の簡易型携帯
電話システム(PHS)を利用することで、上記の問題
を解消している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、災害発
生時の情報収集手段として携帯電話機やPHS等の携帯
通信端末を用いることは有効な方法であるが、回線数等
のトラフィックによって、それを使用する全ての利用者
が目的の相手に接続されるとは限らないという問題があ
る。
【0007】また、携帯電話機やPHS等の携帯通信端
末を用いる場合には、被災者が災害情報を聞くための緊
急連絡先を知らなくてはならない。さらに、被災者が電
話した相手は災害状況と避難経路とを把握していないこ
とがあり、その場合には被災者毎の所在に応じた対応を
行うことができないという問題がある。
【0008】さらにまた、携帯電話機やPHS等の携帯
通信端末からの無線信号を受信する基地局と情報発信源
である交換局との回線が切断されると、災害状況や避難
経路等の情報が入手不可能になるという問題がある。
【0009】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、災害発生箇所の局地的な検出と災害状況の把握と
を行うことができ、所在地に応じた避難情報を伝達する
ことができるPHS避難情報通知システム及びそれに用
いる避難情報通報方法を提供することにある。
【0010】また、本発明の他の目的は、交換局との回
線切断時にも避難情報を発信することができるPHS避
難情報通知システム及びそれに用いる避難情報通報方法
を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によるPHS避難
情報通知システムは、公衆用PHS(Personal
Handyphone System)を利用して災
害時の避難情報を災害発生場所付近にいる人のPHS端
末に通知するPHS避難情報通知システムであって、前
記PHS端末と交換局との間の信号授受を中継する複数
のPHS基地局と、前記複数のPHS基地局各々に設け
られかつ自局近傍の状態変化を採取する各種センサと、
前記交換局に接続されかつ前記各種センサによって採取
された情報を集計して前記複数のPHS基地局各々にお
ける災害状況を管理する制御装置とを備え、前記制御装
置が前記複数のPHS基地局各々の近傍で発生した災害
に対して避難が必要と判断した時に前記災害を検出した
基地局を含むエリア内に存在する複数のPHS端末に対
して避難情報を通知するようにしている。
【0012】本発明による他のPHS避難情報通知シス
テムは、上記の構成のほかに、前記交換局との間の回線
が切断された時に自局配下のPHS端末に対して前記避
難情報を通知する手段を前記前記複数のPHS基地局各
々に具備している。
【0013】本発明による避難情報通報方法は、公衆用
PHS(Personal Handyphone S
ystem)を利用して災害時の避難情報を災害発生場
所付近にいる人のPHS端末に通知するPHS避難情報
通知システムの避難情報通報方法であって、前記PHS
端末と交換局との間の信号授受を中継する複数のPHS
基地局各々に設けられかつ自局近傍の状態変化を採取す
る各種センサによって採取された情報を集計して前記複
数のPHS基地局各々における災害状況を管理するステ
ップと、前記複数のPHS基地局各々の近傍で発生した
災害に対して避難が必要か否かを判断するステップと、
避難が必要と判断した時に前記災害を検出した基地局を
含むエリア内に存在する複数のPHS端末に対して避難
情報を通知するステップとを備えている。
【0014】本発明による他の避難情報通報方法は、上
記のステップのほかに、前記交換局との間の回線が切断
された時に自局配下のPHS端末に対して前記避難情報
を通知するステップを前記複数のPHS基地局各々に具
備している。
【0015】すなわち、本発明のPHS避難情報通知シ
ステムは、公衆用PHS(Personal Hand
yphone System)を利用して災害時の避難
情報を災害発生場所付近にいる人のPHS端末に自動通
知するシステムである。
【0016】本発明のPHS避難情報通知システムで
は、野外、地下街、ビル内等に設置されているPHS基
地局に各種センサ(温度、熱、水、煙、震度、気圧等を
検出するセンサ)を取付けることによって、基地局周辺
の災害状況を採取している。
【0017】これら各種センサによって採取された情報
は交換局の交換機に接続された情報集計用の制御装置に
集められ、災害状況が管理される。当該制御装置が災害
に対して避難が必要と判断した場合、災害を検出した基
地局を含むエリア内に存在する複数のPHS端末に自動
で避難情報を通知する。また、基地局では交換局と基地
局との間の回線が障害によって切断された場合において
も単独で避難通知を行う機能を有している。
【0018】これによって、災害状況を知る手段とし
て、PHSの特徴である小ゾーン化(通常、基地局は半
径100m程度間隔で設置され、トラヒックが集中する
場所ではさらに細かい間隔で設置される)を利用するこ
とで、災害発生箇所の局地的な検出と災害状況の把握と
が可能となる。
【0019】また、避難者に送る情報はPHS端末の存
在するエリアに合わせた情報を送ることから、避難者の
所在地に応じた(エリア構成による)避難情報を伝達す
ることが可能となる。
【0020】さらにまた、ISDN(Integrat
ed Services Digital Netwo
rk)の特徴である信号チャネルと通話チャネルとが分
離されている点を利用し、通話チャネルの状況に影響さ
れずに情報伝達をしているため、通話中以外のユーザが
情報を得られないということがない。
【0021】一方、基地局と交換局との間の回線が切断
された場合でも、基地局の単独動作によって避難情報を
発信することが可能である。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例によ
るPHS避難情報通知システムの構成を示すブロック図
である。図1においてはデパート(「○○デパート」)
やオフィス(「○○商事」)等のビルに適用した場合の
構成例を示している。
【0023】図1において、N1はPHSの交換機、A
1はPHSの呼出し範囲である1エリア(この場合、デ
パートのビル)、A2はエリアA1に隣接するエリア
(この場合、オフィスビル)、S1は制御装置、C1〜
C3はエリアA1内の基地局、C4,C5はエリアA2
内の基地局、P1〜P4はエリアA1内に位置登録され
ているPHS端末、P5,P6はエリアA2内に位置登
録されているPHS端末をそれぞれ示している。
【0024】PHSの交換機N1はPHSネットワーク
における必要情報(エリア構成情報、基地局構成情報、
PHS端末の位置登録情報等)を保持している。制御装
置S1は交換機N1配下の全基地局C1〜C5の状態
を、基地局C1〜C5各々から送られてくる情報によっ
て集中管理し、避難通知等の決定を行う。また、制御装
置S1は災害管理を行う管理者とのマンマシンインタフ
ェースの役割も持つ。
【0025】基地局C1〜C5は災害検出機能[本実施
例では、例えば煙探知センサ(図示せず)及び熱センサ
(図示せず)が取付けられている]と、自基地局配下に
PHS端末が存在するかどうかの位置情報を保持する機
能とを持っている。各基地局C1〜C5と交換機N1と
の間はISDN回線によって接続されており、信号チャ
ネル(Dチャネル)を利用して基地局C1〜C5からの
災害情報及び交換局側からの指示情報のやりとりを行っ
ている。
【0026】PHS端末P1〜P4はエリアA1内に位
置登録されており、そのデパートで買い物をしている客
が携帯している。PHS端末P5,P6はエリアA2内
に位置登録されている。
【0027】図2は本発明の一実施例による回線切断時
及び回線接続時の基地局C1〜C5のメッセージ送出制
御を示す図であり、図3は本発明の一実施例による交換
機N1の処理動作を示すフローチャートであり、図4は
本発明の一実施例による制御装置S1の処理動作を示す
フローチャートであり、図5及び図6は本発明の一実施
例による基地局C1〜C5の処理動作を示すフローチャ
ートである。これら図1〜図6を参照して本発明の一実
施例によるPHS避難情報通知システムについて説明す
る。
【0028】「○○デパート」のビルの1階に取付けら
れている基地局C1の煙探知センサがそのフロアで煙が
発生していることを感知した場合(図5ステップS3
1)、熱センサで採取された温度情報と煙探知センサか
らの煙発生の情報とが信号チャネルを通して交換機N1
に送られる(図5ステップS32)。
【0029】これらの情報を送る信号はISDN加入者
網間インタフェースQ.931のダミー呼番号手順を用
いたメッセージを使用し(以下、これを監視メッセージ
とする)、呼接続に使用される通常のメッセージとは差
別化している。
【0030】交換機N1は基地局から送られてきた情報
を制御装置S1に送る(図3ステップS1,S2,S
4)。制御装置S1は基地局C1からの煙発生と通常温
度でない温度(異常を示す境界温度を予め設定してお
く)とから基地局C1に異常(火事)が発生していると
判断し(図4ステップS21〜S23)、交換機N1に
対して基地局C1が含まれるエリアA1に災害発生を通
知する緊急着信を行うように指示を出す(図4ステップ
S24)。
【0031】制御装置S1から指示された交換機N1は
エリアA1に位置登録されているPHS端末P1〜P4
に対して緊急着信メッセージを送信する(図3ステップ
S5,S6)。
【0032】その着信メッセージには緊急メッセージで
あることを識別するための専用の着信電話番号(例え
ば、“#”で始まる3桁番号といった通常の加入者番号
とは異なる端末と交換局との間で取り決めた番号)と、
避難を促す情報(エリアA1に対応した避難場所、避難
経路、災害状況、緊急連絡先等のエリア毎に異なる情報
が設定される)とが含まれる(以下、これらの情報を災
害通知情報とする)。
【0033】PHS端末P1〜P4各々は緊急番号が含
まれる着信メッセージであれば、自端末への着信と同様
に扱い、送られてきた文字情報を図示せぬディスプレイ
画面上で表示させる。着信メッセージは通話チャネルの
使用状況に関係なく、信号チャネルを使用して送るた
め、通知先のPHS端末が通話中であっても通知するこ
とが可能である。
【0034】また、制御装置S1は緊急着信要求を交換
機N1に出すとともに、エリアA1に含まれる基地局C
1〜C3全てに対して監視メッセージを用いて災害発生
状態であることと、交換局との回線が切断された場合の
基地局単独動作時のための災害通知情報とを送信してお
く(図4ステップS25及び図3ステップS7)。
【0035】災害の通知範囲については災害の規模に合
わせた通知範囲の選択を可能とし,煙の感知が基地局C
2,C3にも波及するような時には隣接するエリアA2
に対してもメッセージの送信を行う。災害通知の緊急着
信メッセージは一定周期で送信され、災害エリアA1内
の全基地局C1〜C3が正常状態となった時に停止する
(図3ステップS10,S11)。その間の災害通知情
報は交換局の災害管理者によって有用な最新情報に変更
され得る。
【0036】災害の影響によって交換機N1と基地局C
1との間の回線が切断された場合でも、基地局C1は動
作可能な状態であれば、交換機N1と切離されて単独動
作モードとなり、継続して処理を行う。
【0037】基地局C1は交換機N1との間の回線が切
断されたことを検出すると(図5ステップS33)、す
でに交換局から災害中状態であることを通知されていれ
ば(図5ステップS34)、自基地局C1配下のPHS
端末P1,P2に対して既に交換局から受信している災
害通知情報を設定して緊急着信メッセージを一定周期で
送信する(図5ステップS38)。
【0038】回線切断が交換局からの災害発生を通知さ
れる前であれば(図5ステップS33,S34)、基地
局C1は熱センサ及び煙探知センサによる監視を継続し
て単独で災害の検出を行い(図5ステップS35)、災
害を検出してその災害の認識状態になった時点で緊急着
信メッセージの送信を開始する(図5ステップS36,
S37)。この時の着信メッセージには交換局からの災
害通知情報を受信していないため、予め基地局C1が持
つ限定された災害通知情報が設定される。
【0039】また,基地局C1が単独動作中にPHS端
末P1から文字情報を含むメッセージを受信した場合
(図5ステップS39)、基地局C1はその情報を災害
通知情報として蓄積し(図5ステップS40)、PHS
端末P1,P2に対する緊急着信メッセージに設定して
送出する(図5ステップS41)。
【0040】これによって、PHS端末P1からの情報
は他のPHS端末P2でも共有されることになり、交換
局を介さない基地局C1経由のみのPHS端末間情報伝
達を可能として避難者間の情報交換に役立てられる。
【0041】その間、交換局は回線切断直前の基地局C
1の情報及び隣接設置されている他の基地局C2,C3
の情報によって災害の監視を継続している(図3ステッ
プS8,S9)。
【0042】基地局C1は回線復旧がなされると(図5
ステップS42)、その単独動作を停止するので(図5
ステップS43)、災害通知に関しては再び交換局主導
による処理が動き始める。
【0043】尚、基地局C1は交換局主導による処理の
場合、交換機N1との間の回線が切断されたことを検出
しなければ(図5ステップS33)、自基地局C1配下
のPHS端末P1,P2に対して既に交換局から受信し
ている災害通知情報を設定して緊急着信メッセージを一
定周期で送信する(図6ステップS44)。また、基地
局C1は熱センサ及び煙探知センサからの監視結果が正
常に戻ると(図6ステップS45)、交換局に正常状態
を通知する(図6ステップS46)。
【0044】このように、災害状況を知る手段として、
PHSの特徴である小ゾーン化(基地局C1〜C5が通
常、半径100m程度間隔で設置され、トラヒックが集
中する場所ではさらに細かい間隔で設置される)を利用
することで、災害発生箇所の局地的な検出と災害状況の
把握とが可能となる。
【0045】また、避難者に送る情報はPHS端末P1
〜P6の存在するエリアA1,A2に合わせた情報を送
ることから、避難者の所在地に応じた(エリア構成によ
る)避難情報を伝達することができる。
【0046】さらに、ISDNの特徴である信号チャネ
ルと通話チャネルとが分離されている点を利用し、通話
チャネルの状況に影響されずに情報伝達をしているた
め、通話中以外のユーザが情報を得られないということ
がない。
【0047】さらにまた、交換局との回線が切断された
場合でも、基地局C1〜C5の単独動作によって、その
配下のPHS端末P1〜P6に避難情報を発信すること
ができる。
【0048】上記以外に基地局C1〜C5に取付けるセ
ンサによって、 a)地下街の基地局に水感知センサを取付け、それを集
計する装置を交換機N1に整備することによる水没災害
通知システム b)野外基地局に水、風、温度、気圧センサを取付け、
それを集計する装置を交換機N1に整備することによる
天気情報通知システム等のようなシステムが考えられ
る。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明のPHS避難
情報通知システムによれば、公衆用PHSを利用して災
害時の避難情報を災害発生場所付近にいる人のPHS端
末に通知するPHS避難情報通知システムにおいて、P
HS端末と交換局との間の信号授受を中継する複数のP
HS基地局と、複数のPHS基地局各々に設けられかつ
自局近傍の状態変化を採取する各種センサと、交換局に
接続されかつ各種センサによって採取された情報を集計
して複数のPHS基地局各々における災害状況を管理す
る制御装置とを配置し、制御装置が複数のPHS基地局
各々の近傍で発生した災害に対して避難が必要と判断し
た時に災害を検出した基地局を含むエリア内に存在する
複数のPHS端末に対して避難情報を通知することによ
って、災害発生箇所の局地的な検出と災害状況の把握と
を行うことができ、所在地に応じた避難情報を伝達する
ことができるという効果がある。
【0050】また、本発明の他のPHS避難情報通知シ
ステムによれば、上記の構成のほかに、交換局との間の
回線が切断された時に自局配下のPHS端末に対して避
難情報を通知する手段を複数のPHS基地局各々に具備
することによって、交換局との回線切断時にも避難情報
を発信することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるPHS避難情報通知シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例による回線切断時及び回線接
続時の基地局のメッセージ送出制御を示す図である。
【図3】本発明の一実施例による交換機の処理動作を示
すフローチャートである。
【図4】本発明の一実施例による制御装置の処理動作を
示すフローチャートである。
【図5】本発明の一実施例による基地局の処理動作を示
すフローチャートである。
【図6】本発明の一実施例による基地局の処理動作を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
A1,A2 エリア C1〜C5 基地局 N1 交換機 P1〜P6 PHS端末 S1 制御装置
フロントページの続き Fターム(参考) 5C087 AA02 AA03 AA10 AA21 BB12 BB14 BB20 BB73 CC05 DD02 DD04 DD23 EE16 EE18 FF01 FF04 FF17 FF20 FF23 GG08 GG30 GG36 GG68 GG70 GG82 GG83 5K067 AA21 BB04 CC13 DD51 DD57 EE02 EE10 EE16 HH23 5K101 KK14 LL12 NN21 RR16 RR18

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆用PHS(Personal Ha
    ndyphoneSystem)を利用して災害時の避
    難情報を災害発生場所付近にいる人のPHS端末に通知
    するPHS避難情報通知システムであって、 前記PHS端末と交換局との間の信号授受を中継する複
    数のPHS基地局と、 前記複数のPHS基地局各々に設けられかつ自局近傍の
    状態変化を採取する各種センサと、 前記交換局に接続されかつ前記各種センサによって採取
    された情報を集計して前記複数のPHS基地局各々にお
    ける災害状況を管理する制御装置とを有し、 前記制御装置が前記複数のPHS基地局各々の近傍で発
    生した災害に対して避難が必要と判断した時に前記災害
    を検出した基地局を含むエリア内に存在する複数のPH
    S端末に対して避難情報を通知するようにしたことを特
    徴とするPHS避難情報通知システム。
  2. 【請求項2】 前記複数のPHS基地局は、少なくとも
    野外と地下街とビル内とに設置されていることを特徴と
    する請求項1記載のPHS避難情報通知システム。
  3. 【請求項3】 前記各種センサは、少なくとも温度と熱
    と水と煙と震度と気圧とのうちのいずれかの状態変化を
    採取するセンサであることを特徴とする請求項1または
    請求項2記載のPHS避難情報通知システム。
  4. 【請求項4】 前記交換局との間の回線が切断された時
    に自局配下のPHS端末に対して前記避難情報を通知す
    る手段を前記複数のPHS基地局各々に含むことを特徴
    とする請求項1から請求項3のいずれか記載のPHS避
    難情報通知システム。
  5. 【請求項5】 前記交換局との間の回線が切断された時
    に自局配下のPHS端末からの情報を蓄積する手段と、
    当該情報を前記避難情報に反映させて通知する手段とを
    前記複数のPHS基地局各々に含むことを特徴とする請
    求項4記載のPHS避難情報通知システム。
  6. 【請求項6】 前記制御装置は、災害状況の管理を前記
    PHS基地局のPHS呼出しエリアに対応させ、前記災
    害状況に応じて避難通知エリアを選択自在としたことを
    特徴とする請求項1から請求項5のいずれか記載のPH
    S避難情報通知システム。
  7. 【請求項7】 前記交換局と前記複数のPHS基地局と
    の間を接続しかつ信号チャネルと通話チャネルとが分離
    されたISDN(Integrated Servic
    es Digital Network)回線を含み、
    前記交換局と前記複数のPHS基地局との間の情報の授
    受を前記信号チャネルを用いて行うようにしたことを特
    徴とする請求項1から請求項6のいずれか記載のPHS
    避難情報通知システム。
  8. 【請求項8】 公衆用PHS(Personal Ha
    ndyphoneSystem)を利用して災害時の避
    難情報を災害発生場所付近にいる人のPHS端末に通知
    するPHS避難情報通知システムの避難情報通報方法で
    あって、前記PHS端末と交換局との間の信号授受を中
    継する複数のPHS基地局各々に設けられかつ自局近傍
    の状態変化を採取する各種センサによって採取された情
    報を集計して前記複数のPHS基地局各々における災害
    状況を管理するステップと、前記複数のPHS基地局各
    々の近傍で発生した災害に対して避難が必要か否かを判
    断するステップと、避難が必要と判断した時に前記災害
    を検出した基地局を含むエリア内に存在する複数のPH
    S端末に対して避難情報を通知するステップとを有する
    ことを特徴とする避難情報通報方法。
  9. 【請求項9】 前記複数のPHS基地局は、少なくとも
    野外と地下街とビル内とに設置されていることを特徴と
    する請求項8記載の避難情報通報方法。
  10. 【請求項10】 前記各種センサは、少なくとも温度と
    熱と水と煙と震度と気圧とのうちのいずれかの状態変化
    を採取するセンサであることを特徴とする請求項8また
    は請求項9記載の避難情報通報方法。
  11. 【請求項11】 前記交換局との間の回線が切断された
    時に自局配下のPHS端末に対して前記避難情報を通知
    するステップを前記複数のPHS基地局各々に含むこと
    を特徴とする請求項8から請求項10のいずれか記載の
    避難情報通報方法。
  12. 【請求項12】 前記交換局との間の回線が切断された
    時に自局配下のPHS端末からの情報を蓄積するステッ
    プと、当該情報を前記避難情報に反映させて通知するス
    テップとを前記複数のPHS基地局各々に含むことを特
    徴とする請求項11記載の避難情報通報方法。
  13. 【請求項13】 前記災害状況を管理するステップは、
    災害状況の管理を前記PHS基地局のPHS呼出しエリ
    アに対応させ、前記災害状況に応じて避難通知エリアを
    選択自在としたことを特徴とする請求項8から請求項1
    2のいずれか記載の避難情報通報方法。
  14. 【請求項14】 信号チャネルと通話チャネルとが分離
    されたISDN(Integrated Servic
    es Digital Network)回線で前記交
    換局と前記複数のPHS基地局との間を接続し、前記交
    換局と前記複数のPHS基地局との間の情報の授受を前
    記信号チャネルを用いて行うようにしたことを特徴とす
    る請求項8から請求項14のいずれか記載の避難情報通
    報方法。
JP2000024560A 2000-02-02 2000-02-02 Phs避難情報通知システム及びそれに用いる避難情報通報方法 Pending JP2001218266A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000024560A JP2001218266A (ja) 2000-02-02 2000-02-02 Phs避難情報通知システム及びそれに用いる避難情報通報方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000024560A JP2001218266A (ja) 2000-02-02 2000-02-02 Phs避難情報通知システム及びそれに用いる避難情報通報方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001218266A true JP2001218266A (ja) 2001-08-10

Family

ID=18550524

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000024560A Pending JP2001218266A (ja) 2000-02-02 2000-02-02 Phs避難情報通知システム及びそれに用いる避難情報通報方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001218266A (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007124283A (ja) * 2005-10-28 2007-05-17 Hitachi Kokusai Electric Inc 通信システム
JP2007228478A (ja) * 2006-02-27 2007-09-06 Kyocera Corp 震災情報提供システム及び基地局装置
JP2008257332A (ja) * 2007-04-02 2008-10-23 Nec Engineering Ltd 避難誘導システム及び避難誘導方法
JP2009510922A (ja) * 2005-09-30 2009-03-12 イクストリーム・ネットワークス・インコーポレーテッド 無線コンピュータ・ネットワーク・アクセス・ポイント及びセンサ
JP2010148124A (ja) * 2005-03-31 2010-07-01 Qualcomm Inc ロケーションベースの緊急通報
JP2010157881A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Hitachi Kokusai Electric Inc 通信ネットワークシステム
JP2010213092A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 Hitachi Ltd 電話交換装置、電話交換システム、及びメッセージ通報方法
JP2010213094A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 Hitachi Ltd Phs端末
JP2012156725A (ja) * 2011-01-25 2012-08-16 Kyocera Corp 移動通信システム、無線基地局、無線端末、及び移動通信方法
JP5545906B1 (ja) * 2013-06-27 2014-07-09 日本電信電話株式会社 連携システム、信号処理装置、及び連携方法
JP2016058770A (ja) * 2014-09-05 2016-04-21 P.D.P株式会社 利用者端末位置検出システム
JP2016066276A (ja) * 2014-09-25 2016-04-28 日本電気株式会社 避難誘導制御装置、避難誘導制御方法、避難誘導制御プログラム、及び避難誘導システム
JPWO2015145697A1 (ja) * 2014-03-27 2017-04-13 株式会社日立産機システム 位置情報伝達装置、位置情報伝達システム、位置情報伝達方法およびプログラム
JP2018125821A (ja) * 2017-02-03 2018-08-09 清水建設株式会社 防災時通信区画構成建築物及び防災時通信区画構成方法
CN111200317A (zh) * 2019-12-31 2020-05-26 国家电网有限公司 一种配电台区系统及配电台区故障识别定位系统
JP2020167565A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 沖電気工業株式会社 電話システム、情報処理プログラム、情報処理方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10275289A (ja) * 1997-03-28 1998-10-13 Matsushita Electric Works Ltd 避難誘導装置
JPH10304425A (ja) * 1997-04-23 1998-11-13 Oki Electric Ind Co Ltd 移動通信システム
JPH1127728A (ja) * 1997-06-30 1999-01-29 Matsushita Electric Works Ltd 避難誘導システム
JPH1155740A (ja) * 1997-07-30 1999-02-26 Nec Corp 移動通信システム
JPH11196461A (ja) * 1997-12-26 1999-07-21 Nec Mobile Commun Ltd 移動体通信システム
JPH11203581A (ja) * 1998-01-14 1999-07-30 Maeda Corp 構内用事故防止システム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10275289A (ja) * 1997-03-28 1998-10-13 Matsushita Electric Works Ltd 避難誘導装置
JPH10304425A (ja) * 1997-04-23 1998-11-13 Oki Electric Ind Co Ltd 移動通信システム
JPH1127728A (ja) * 1997-06-30 1999-01-29 Matsushita Electric Works Ltd 避難誘導システム
JPH1155740A (ja) * 1997-07-30 1999-02-26 Nec Corp 移動通信システム
JPH11196461A (ja) * 1997-12-26 1999-07-21 Nec Mobile Commun Ltd 移動体通信システム
JPH11203581A (ja) * 1998-01-14 1999-07-30 Maeda Corp 構内用事故防止システム

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010148124A (ja) * 2005-03-31 2010-07-01 Qualcomm Inc ロケーションベースの緊急通報
JP2009510922A (ja) * 2005-09-30 2009-03-12 イクストリーム・ネットワークス・インコーポレーテッド 無線コンピュータ・ネットワーク・アクセス・ポイント及びセンサ
JP2007124283A (ja) * 2005-10-28 2007-05-17 Hitachi Kokusai Electric Inc 通信システム
JP4727448B2 (ja) * 2006-02-27 2011-07-20 京セラ株式会社 震災情報提供システム、地震監視局及び基地局
JP2007228478A (ja) * 2006-02-27 2007-09-06 Kyocera Corp 震災情報提供システム及び基地局装置
JP2008257332A (ja) * 2007-04-02 2008-10-23 Nec Engineering Ltd 避難誘導システム及び避難誘導方法
JP2010157881A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Hitachi Kokusai Electric Inc 通信ネットワークシステム
JP2010213092A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 Hitachi Ltd 電話交換装置、電話交換システム、及びメッセージ通報方法
JP2010213094A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 Hitachi Ltd Phs端末
JP2012156725A (ja) * 2011-01-25 2012-08-16 Kyocera Corp 移動通信システム、無線基地局、無線端末、及び移動通信方法
JP5545906B1 (ja) * 2013-06-27 2014-07-09 日本電信電話株式会社 連携システム、信号処理装置、及び連携方法
JPWO2015145697A1 (ja) * 2014-03-27 2017-04-13 株式会社日立産機システム 位置情報伝達装置、位置情報伝達システム、位置情報伝達方法およびプログラム
JP2016058770A (ja) * 2014-09-05 2016-04-21 P.D.P株式会社 利用者端末位置検出システム
JP2016066276A (ja) * 2014-09-25 2016-04-28 日本電気株式会社 避難誘導制御装置、避難誘導制御方法、避難誘導制御プログラム、及び避難誘導システム
JP2018125821A (ja) * 2017-02-03 2018-08-09 清水建設株式会社 防災時通信区画構成建築物及び防災時通信区画構成方法
JP2020167565A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 沖電気工業株式会社 電話システム、情報処理プログラム、情報処理方法
CN111200317A (zh) * 2019-12-31 2020-05-26 国家电网有限公司 一种配电台区系统及配电台区故障识别定位系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001218266A (ja) Phs避難情報通知システム及びそれに用いる避難情報通報方法
US9350871B2 (en) Delivery of alarm system event data and audio over hybrid networks
US7894794B2 (en) Method and system for triggering a local emergency system using wireless means
JPH05191516A (ja) 個人電気通信システム
WO2011134064A1 (en) Alarm system providing redundant alarm signalling over mobile handsets
JP2002247036A (ja) ネットワーク管理システム及びネットワーク管理方法並びに同方法のプログラムを記録した記憶媒体
JP4602877B2 (ja) 通信装置の位置情報を利用する通信システム
JP2003151058A (ja) 避難誘導システム
JP2010199928A (ja) 火災情報報知機能を有する構内交換機及び内線端末
JPH08273085A (ja) 遠隔監視システム
JPH08223637A (ja) 位置監視システムと方法
JP2008185342A (ja) 地震警報装置及び地震対策システム
JPH10275289A (ja) 避難誘導装置
JP2000049968A (ja) 通信システム
JP2011090554A (ja) 災害検出通知システムおよび移動無線機
JP4789896B2 (ja) 通信装置
JP2001297384A (ja) ホームセキュリティシステム及び方法
JP2001008248A (ja) ボタン電話装置
JP2002218554A (ja) 移動体監視装置
JP7275867B2 (ja) 緊急通報装置
JP2002074564A (ja) 異常通報システム
JP2003298772A5 (ja)
JPH0158557B2 (ja)
KR100617474B1 (ko) 공중교환전화망을 이용한 방범 서비스 방법과 시스템 및그를 위한 단말기
JPH0863689A (ja) セキュリティ監視通報装置