JP2001218131A - 開閉装置 - Google Patents

開閉装置

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JP2001218131A
JP2001218131A JP2000024274A JP2000024274A JP2001218131A JP 2001218131 A JP2001218131 A JP 2001218131A JP 2000024274 A JP2000024274 A JP 2000024274A JP 2000024274 A JP2000024274 A JP 2000024274A JP 2001218131 A JP2001218131 A JP 2001218131A
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JP
Japan
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holding frame
opening
box
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arm member
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Pending
Application number
JP2000024274A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisao Fujimori
久男 藤森
Fumiya Murase
文也 村瀬
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FUJIMORI DENKI SEISAKUSHO KK
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
FUJIMORI DENKI SEISAKUSHO KK
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by FUJIMORI DENKI SEISAKUSHO KK, Sanyo Electric Co Ltd filed Critical FUJIMORI DENKI SEISAKUSHO KK
Priority to JP2000024274A priority Critical patent/JP2001218131A/ja
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被取付体を設置箇所に安定した状態で支持す
ることができるとともに、全体重量を小さくすることが
できる開閉装置を提供する。 【解決手段】 箱体11の一対の側壁13には支軸16
の両端が支持され、その支軸16には保持枠15の基端
側が取り付けられている。箱体11において、その各側
壁13の内面には雄ねじ部材23が回転可能に支持さ
れ、その雄ねじ部材23にはスライダ36の一対の雌ね
じ部材35が螺合支持されている。スライダ36の前側
下部には、円弧状に湾曲するアーム部材40の基端部が
回動軸41により回動可能に連結されている。同アーム
部材40の先端部にはそれぞれ回動軸46が回動可能に
支持され、各回動軸46が保持枠15の両側外面の長孔
15aにそれぞれ連結されて両アーム部材40の先端部
は保持枠15に対して回動可能になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば建物や乗
り物内等の所定の設置箇所にテレビ等の被取付体を開閉
動作可能に支持する開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の開閉装置としては、例え
ば観光バス内の天井面に設置されるテレビリフタが知ら
れている。このテレビリフタは被取付体としてのテレビ
を天井面の所定箇所に設けられた収納位置と天井面から
吊下状態とされる使用位置との間で移動可能に支持する
ものであり、その移動方式には左右方向への直線移動方
式と上下方向への回転移動方式の2方式があった。しか
し、左右方向への直線移動方式では、荷物棚を切り欠い
て収納位置の空間を確保するなど使用上の不便とバス製
造コストの高騰を招くという問題が生じていた。そこ
で、近時においては、使用位置から天井内の収納位置へ
回転収納できるので、荷物棚等の空間をつぶすことがな
く、又、設計上のコストもそれほどかからないことから
回転移動方式が主流となっている。
【0003】この回転移動方式のテレビリフタは、天井
面に設置された状態で下方に開口する四角枠状の箱体
と、その箱体の一側に回動可能に支持された支軸と、そ
の支軸に液晶テレビを保持した状態で取り付けられる保
持枠と、同保持枠を前記支軸を中心に上下方向へ回動さ
せる駆動機構とから構成されている。
【0004】また、前記駆動機構を構成する一対の正逆
両方向へ回転可能なモータは箱体内に設けられ、そのモ
ータと前記支軸との間にはチェーンが掛設されている。
そして、保持枠の箱体内の収納位置において、例えば、
両モータを正方向へ回転させてチェーンを正方向へ移動
させると支軸が正方向へ回転する。すると、支軸に固定
された保持枠が、その正方向への回転に伴い下方へ回動
し、箱体から出てくる。そして、保持枠が所定の位置に
まで達すると、モータが停止され保持枠が箱体に対して
開いた状態になるとともに、天井から吊下状態となる。
【0005】逆に、両モータを逆方向へ回転させてチェ
ーンを逆方向へ移動させると支軸が逆方向へ回転する。
すると、支軸に固定された保持枠が、その逆方向への回
転に伴い上方へ回動し、同保持枠が箱体内に収納され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来構
成の回転移動方式のテレビリフタにおいては、保持枠を
箱体に対して上又は下方向へ回転移動させる間、さらに
は保持枠の箱体に対する収納位置又は吊下げ位置におい
て、保持枠及び液晶テレビの重量は前記支軸のみにより
支持されている。そのため、保持枠の回転移動時、さら
には保持枠の箱体に対する収納位置又は吊下げ位置にお
いて、保持枠を安定した状態で支持することができない
という問題があった。
【0007】加えて、保持枠の上又は下方向への回転移
動中において、路面からの振動や衝撃等により支軸には
さらに別の負荷が作用する。そのため、テレビリフタ全
体において保持枠及び液晶テレビの重量さらに衝撃等の
負荷に耐え得るようにテレビリフタを構成する部材の強
度を強化しなければならず、テレビリフタ全体の重量が
大きくなるという問題があった。
【0008】この発明は、このような従来技術に存在す
る問題点に着目してなされたものである。その目的とす
るところは、被取付体を設置箇所に安定した状態で支持
することができるとともに、全体重量を小さくすること
ができる開閉装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明の開閉装置は、表示手段が
設けられた被取付体を、所定方向に沿う軸線を開閉支点
として、所定の設置箇所に対して閉じた状態で保持され
る不使用位置と前記設置箇所に対して開き状態で支持さ
れる使用位置との間で駆動機構の駆動力に基づき開閉動
作可能に支持する開閉装置において、前記開閉支点の軸
線方向と直交する方向へ往復移動可能な移動体を設け、
同移動体には先端部に前記被取付体の一部に当接係合す
る係合点を有するアーム部材を介して前記被取付体を前
記不使用位置と使用位置との間で開閉動作させるように
構成したものである。
【0010】請求項2に記載の発明の開閉装置は、請求
項1に記載の発明において、前記アーム部材の移動軌跡
上における所定位置には、前記被取付体が前記不使用位
置及び使用位置のうち少なくともいずれか一方の位置状
態とされたとき、前記アーム部材の一部に当接係合して
被取付体を当該位置状態にロックするためのロック手段
が設けられているものである。
【0011】請求項3に記載の発明の開閉装置は、請求
項1又は請求項2に記載の発明において、前記アーム部
材の移動軌跡上における所定位置には、前記被取付体が
前記不使用位置と使用位置との間で開閉動作する際に、
前記アーム部材の一部に当接係合して同アーム部材を所
定の移動軌跡に沿うようにガイド支持するガイド手段が
設けられているものである。
【0012】(作用)従って、請求項1に記載の発明に
おいては、被取付体が所定の設置箇所に対して不使用位
置又は使用位置にあるとき、さらに不使用位置と使用位
置との間での開閉動作において、表示手段が設けられた
被取付体の重量は、開閉支点、アーム部材の回動支点及
び被取付体に対する係合点の3点により支持される。
【0013】請求項2に記載の発明においては、請求項
1に記載の発明の作用に加えて、被取付体が所定の設置
箇所に対して不使用位置又は使用位置にあるとき、ロッ
ク手段によりその移動が規制される。
【0014】請求項3に記載の発明においては、請求項
1又は請求項2に記載の発明の作用に加えて、ガイド手
段によりアーム部材が所定の移動軌跡を沿うようにガイ
ドされ、被取付体の不使用位置又は使用位置への移動が
円滑に行われる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の開閉装置を観光バ
ス内のテレビリフタに具体化した一実施形態を図面に基
づいて説明する。
【0016】図1に示すように、開閉装置としてのテレ
ビリフタ10は設置箇所としての箱体11に、被取付体
としての保持枠15が支軸16を開閉支点として開閉動
作可能に支持されて構成されている。
【0017】まず、箱体11について説明すると、箱体
11は四角板状をなす底板12と、その底板12の相対
向する側縁にそれぞれ設けられた一対の側壁13と、そ
れらの後端側(図1では右側)を連結する後壁14とか
ら、下方(図1では下側)及び前方(図1では左側)が
開放された四角枠状に構成されている。図2及び図8に
示すように、箱体11の前方は側断面コ字状のカバー1
1aが取付けられて閉塞されている。そして、上記箱体
11は観光バスの天井面に取付けられている。
【0018】次に、保持枠15について説明すると、保
持枠15は四角枠状をなしその内部に図1に2点鎖線で
示すように表示手段としての液晶テレビ17が保持さ
れ、さらに、その保持枠15は箱体11の開口からその
内部に収納可能な大きさに形成されている。また、保持
枠15において前記箱体11の両側壁13に対して平行
をなす両側外面のほぼ中央には、その両側外面の長手方
向に沿うように長孔15aが形成されるとともに、ロッ
ク手段としてそれぞれ円柱状をなすロック部材18が外
方へ向けて突出形成されている。また、各ロック部材1
8より前記支軸16側には、ロック手段としてそれぞれ
円柱状をなす係合突起19が突出形成されている。
【0019】保持枠15の基端側には、図1に破線で示
す支軸16の両端が固定支持されている。箱体11にお
ける一対の側壁13において、その後壁14側にはそれ
ぞれ前記保持枠15に取付けられた支軸16の両端が支
持され、その支軸16が同後壁14の長手方向に沿って
設置されている。そして、保持枠15は支軸16を開閉
支点として箱体11の後壁14側に回動可能に取付けら
れている。
【0020】前記箱体11において、その各側壁13の
内面には、平板状の支持レール20(図1では一方の支
持レール20のみ図示)が箱体11における各側壁13
の長手方向に沿ってそれぞれ形成されている。また、図
8に破線で示すように、両側壁13の内面の前後両部に
は支持片22がそれぞれ内方へ突出形成され、両支持片
22の中央には図示されない支持ベアリングが設けられ
ている。そして、相対向する一対の支持ベアリング間に
は外周面に雄ねじが螺刻された駆動機構としての雄ねじ
部材23が前記支軸16の軸線方向に対して直交するよ
うにして正逆両方向へ回転可能に支持されている。
【0021】また、図1に破線で示すように、両雄ねじ
部材23の前端にはタイミングギヤ23aがそれぞれ設
けられている。図8に破線で示すように、両側壁13に
おいて、前記両支持片22の近くにはそれぞれリミット
スイッチ24が設けられている。なお、リミットスイッ
チ24の代わりに光電スイッチ、近接スイッチ等を使用
してもよい。さらに、両側壁13の内側ほぼ中央にはそ
れぞれガイド手段及びロック手段としての支持ローラ2
5が内方へ突設されている。
【0022】図1に示すように、底板12上には、前記
両支持レール20の延びる方向に対して平行に延びる一
対のほぼ矩形板状のガイド板26がそれぞれ固着されて
いる。箱体11の前方側に位置するガイド板26には、
それぞれ箱体11の前方から後方へ向かうに従い下方へ
突出しながら円弧状に湾曲する湾曲部27aを備えたガ
イド手段としての案内片27が形成されている。各案内
片27の内側面には箱体11の内方へ突出するゴム材料
製の振動防止部材28が設けられている。
【0023】底板12上において箱体11の前方側の2
箇所には、正逆両方向へ回転可能なモータ29が互いに
隣接して設置されている。両モータ29の図示されない
回転軸にはそれぞれ第1タイミングギヤ31が設けら
れ、それら各第1タイミングギヤ31の先端側にはそれ
ぞれ第2タイミングギヤ32が設けられている。前記各
雄ねじ部材23の前端に設けられた各タイミングギヤ2
3aと隣接するモータ29の第1タイミングギヤ31間
にはそれぞれタイミングベルト34が掛装されている。
また、両モータ29の両第2タイミングギヤ32間には
同期ベルト34aが掛装されている。なお、前記両雄ね
じ部材23、両モータ29、両第1タイミングギヤ3
1、両タイミングギヤ23a及び両タイミングベルト3
4により駆動機構が構成されている。
【0024】各モータ29には図示されない電源及びス
イッチが接続され、そのスイッチにより各モータ29は
正方向への回転又は逆方向への回転の切換が行われる。
即ち、スイッチをオンにすると、両モータ29が正方向
又は逆方向へ回転し、第1タイミングギヤ31、タイミ
ングベルト34及びタイミングギヤ23aを介して、モ
ータ29の正方向又は逆方向への回転力が雄ねじ部材2
3に伝達され、その雄ねじ部材23が正方向又は逆方向
へ回転するようになっている。また、同期ベルト34a
により、両モータ29の回転の同期が取られ、両雄ねじ
部材23は同じスピードで回転するようになっている。
【0025】図1及び図3に示すように、前記雄ねじ部
材23を往復移動可能な移動体としてのスライダ36は
金属板によりほぼ四角枠状に形成され、その上端縁の両
端部には第1ローラ37が回転可能に支持されている。
そして、図6に破線で示すように、その第1ローラ37
が前記支持レール20と底板12との間に係合されるこ
とにより、スライダ36は支持レール20によって支持
されている。なお、図3に示すように、スライダ36に
は一対の雌ねじ部材35が支持され、各雌ねじ部材35
の雌ねじ孔に対して前記雄ねじ部材23がそれぞれ螺合
支持されている。また、スライダ36の上端よりやや下
側には連結片38が架設され、その連結片38には第2
ローラ39が回転可能に支持されている。なお、図6に
破線で示すように、支持レール20に対するスライダ3
6の支持状態において、第2ローラ39は支持レール2
0の下側に配置される。
【0026】そして、前記スライダ36は以下のように
して雄ねじ部材23に沿って移動する。即ち、雄ねじ部
材23が正回転することにより、雌ねじ部材35が雄ね
じ部材23の前端側から後端側に螺進し、スライダ36
が箱体11の前方側から後方側へ直線運動して移動する
ように構成されている。逆に、雄ねじ部材23が逆回転
することにより、雌ねじ部材35が雄ねじ部材23の後
端側から前端側に螺退し、スライダ36が箱体11の後
方側から前方側へ直線運動して移動するように構成され
ている。
【0027】図1、図4〜図7に示すように、スライダ
36の前側下部には、側面から見てほぼ円弧状に湾曲す
るアーム部材40の基端部が回動支点としての回動軸4
1により回動可能に連結されている。同アーム部材40
の先端部にはそれぞれ係合点としての回動軸46が回動
可能に支持され、各回動軸46が前記保持枠15の両側
外面の長孔15aにそれぞれ連結されて両アーム部材4
0の先端部は保持枠15に対して回動可能になってい
る。そして、このようにして、アーム部材40は保持枠
15とスライダ36間に架設されている。
【0028】前記アーム部材40の一側縁にはガイド手
段としての曲線部40aが形成され、アーム部材40の
先端には、直線状をなす当接面42がロック手段として
形成されている。同じくアーム部材40の先端部他側縁
には、アーム部材40の内方へ円弧状に湾曲する係合溝
43がロック手段として切り欠き形成されている。ま
た、両アーム部材40の内側面のほぼ中央には箱体11
の内方へ突出するガイド手段としての円柱状のガイドロ
ーラ44が回転可能に支持されている。
【0029】従って、両アーム部材40及び保持枠15
は以下のように移動する。両スライダ36が箱体11の
前方側から後方側へ移動するのに伴い、両アーム部材4
0が下方へ移動するとともに、保持枠15を下方へ押し
出す。そして、保持枠15を箱体11に対して開き状態
とし、最終的にその保持枠15を箱体11に対して使用
位置に吊下支持するようになっている。一方、両スライ
ダ36が箱体11の後方側から前方側へ移動するのに伴
い、両アーム部材40は上方へ移動するとともに、保持
枠15を上方へ引き上げる。そして、保持枠15を箱体
11に対して閉じ状態(収納状態)とし、最終的にその
保持枠15を箱体11に対して不使用位置に収納するよ
うになっている。
【0030】また、スライダ36が箱体11の前方又は
後方の所定の位置まで移動すると、そのスライダ36が
前記前方又は後方のリミットスイッチ24に当接する。
すると、各リミットスイッチ24が開放されて電源がオ
フになり、モータ29が停止してスライダ36が停止す
るようになっている。
【0031】前記テレビリフタ10の作用について以下
に記載する。さて、図2及び図8に示すように、保持枠
15が箱体11に対して不使用位置の状態において、図
示されないスイッチをオンにすると、両雄ねじ部材23
が正方向へ回転し、同期ベルト34aにより両雄ねじ部
材23は同じスピードで正回転することから、両アーム
部材40は同じスピードで移動する。
【0032】図4に示すように、雄ねじ部材23の正回
転により両スライダ36は箱体11の前方側から後方側
へ直線移動する。両スライダ36の後方への移動に伴
い、両アーム部材40のガイドローラ44が両案内片2
7の湾曲部27aに当接係合し、その当接係合状態によ
りスライダ36の直線運動が両アーム部材40の下方へ
の回動運動に変換される。即ち、案内片27により両ア
ーム部材40がその基端側の回動軸41を中心に下方へ
押し下げられ、その結果、両アーム部材40を介して保
持枠15は下方へ移動して箱体11に吊下げ状態とな
る。
【0033】このとき、保持枠15及び液晶テレビ17
の重量は、支軸16、保持枠15の長孔15aに当接係
合する両アーム部材40の先端側の回動軸46、及び両
アーム部材40の基端側の回動軸41の3点により支持
される。さらに、その回動軸41に作用する重量はスラ
イダ36の第1ローラ37に伝達され、支持レール20
に支持される。その支持状態において、スライダ36は
平板状の支持レール20に対して、一対の第1ローラ3
7及び第2ローラ39の3点により支持されている。
【0034】加えて、両スライダ36は、雌ねじ部材3
5が雄ねじ部材23を螺進することにより移動するた
め、両スライダ36を介した両アーム部材40に連結さ
れた保持枠15にはスライダ36との間に遊びが存在し
ない。そのため、チェーンによりスライダ36を移動さ
せる場合と比較して、スライダ36及び保持枠15の移
動が円滑かつ正確に行われる。また、開閉移動中の保持
枠15が路面からの衝撃等により振動したり移動したり
するのが防止される。
【0035】次に、図5に示すように、両スライダ36
が箱体11の後方側へさらに移動すると、両アーム部材
40のガイドローラ44と両案内片27との当接係合状
態が解除される。次いで、両アーム部材40の曲線部4
0aが支持ローラ25上に当接係合し、両アーム部材4
0が支持ローラ25上をその支持ローラ25の回転によ
り円滑に移動する。それと同時に、曲線部40aと支持
ローラ25との当接係合によりスライダ36の直線運動
が両アーム部材40の下方への回動運動に変換される。
即ち、両アーム部材40がその基端側の回動軸41を中
心に下方へ押し下げられ、その結果、両アーム部材40
を介して保持枠15は下方へ移動する。
【0036】続いて、図6に破線で示すように、保持枠
15が開放状態に近づくと両アーム部材40の先端側の
両回動軸46が保持枠15の両側の長孔15aにおいて
支軸16側の内端に当接係合する。それと同時に保持枠
15の両側の係合突起19が両アーム部材40の係合溝
43に係合し始める。すると、両アーム部材40の先端
側の回動軸46は滑らずに保持枠15をさらに開放状態
へ移動させる。そして、両スライダ36が箱体11の後
方に設置されたリミットスイッチ24に当接すると、そ
のリミットスイッチ24により電源がオフになりモータ
29が停止して、両スライダ36の移動が停止される。
【0037】その結果、図7に示すように、保持枠15
及び液晶テレビ17が両アーム部材40及びスライダ3
6を介して箱体11に対して吊下支持されて箱体11に
対して使用位置の状態で支持される。このとき、保持枠
15及び液晶テレビ17の重量は、前記支軸16、回動
軸46、及び回動軸41の3点により支持される。ま
た、図7に破線で示すように、両係合突起19は係合溝
43に係合するとともに、その内端に当接し、両アーム
部材40の先端の当接面42はロック部材18に当接し
ロック状態となる。
【0038】すると、係合突起19と係合溝43との係
合により保持枠15の箱体11側への移動が阻止され、
ロック部材18と当接面42との当接により保持枠15
の箱体11外方への移動が阻止される。即ち、係合突起
19と係合溝43との係合及びロック部材18と当接面
42との当接により、箱体11に対して使用位置状態に
ある保持枠15がその使用位置にロックされる。
【0039】加えて、雌ねじ部材35は雄ねじ部材23
に螺合しているため、雄ねじ部材23が回転しないとき
は、スライダ36は移動不能になる。そのため、スライ
ダ36のがたつきが防止され、ひいては保持枠15のが
たつきも防止される。
【0040】逆に、図7における状態から保持枠15を
箱体11内に収納する際は、図示されないスイッチをオ
ンにし、両雄ねじ部材23を逆方向へ回転させる。する
と、図5に示すように、ロック部材18と当接面42と
の当接が解除され、さらに、係合溝43から係合突起1
9が抜け出て係合溝43と係合突起19との係合状態が
解除される。
【0041】この当接解除及び係合解除においても、保
持枠15及び液晶テレビ17の重量は、前記支軸16、
回動軸46、及び回動軸41の3点により支持される。
さらに、両スライダ36が箱体11の前方へ移動する
と、やがて両アーム部材40の曲線部40aは支持ロー
ラ25上を円滑に移動する。
【0042】すると、両アーム部材40と各支持ローラ
25との当接係合によりスライダ36の直線運動が両ア
ーム部材40の上方への回動運動に変換される。即ち、
両アーム部材40が回動軸41を中心に上方へ引き上げ
られ、その結果、両アーム部材40を介して保持枠15
は上方へ移動する。さらに、図4に示すように、両スラ
イダ36の前方への移動に伴い、両アーム部材40の各
ガイドローラ44が両案内片27の湾曲部27aに当接
係合して案内される。すると、ガイドローラ44と両案
内片27との当接係合によりスライダ36の直線運動が
両アーム部材40の上方への回動運動に変換される。即
ち、両アーム部材40が回動軸41を中心に上方へ引き
上げられ、その結果、両アーム部材40を介して保持枠
15は上方へ移動する。
【0043】そして、保持枠15が箱体11内に収納さ
れ、さらにスライダ36が箱体11の前方へ移動すると
両アーム部材40の先端側の回動軸46が、箱体11内
に収納された保持枠15の長孔15aを前方へ移動す
る。図8に示すように、両スライダ36が箱体11の前
方側に設置されたリミットスイッチ24に当接すると、
そのリミットスイッチ24により電源がオフになりモー
タ29が停止して両スライダ36の移動が停止される。
【0044】その停止状態において図8に破線で示すよ
うに、両アーム部材40の先端部の下端縁が箱体11に
おける支持ローラ25に当接して両アーム部材40の下
方への移動が規制される。即ち、その両アーム部材40
と各支持ローラ25との当接により保持枠15が箱体1
1内に収納された不使用位置の状態でロックされる。
【0045】また、その不使用位置状態において保持枠
15は、その内面が両振動防止部材28の表面に対して
押し付けられた状態で収納されているため、保持枠15
が振れたとき、その振動が振動防止部材28に吸収され
る。また、モータ29を停止させたときは、雌ねじ部材
35と雄ねじ部材23との螺合によりスライダ36が前
後にがたつくのが防止され、ひいては保持枠15ががた
ついたり、箱体11の下方へはみ出たりするのが防止さ
れる。
【0046】前記の実施形態によって発揮される効果に
ついて、以下に記載する。 (1) 保持枠15が箱体11に対して開閉移動する
際、さらには使用位置及び不使用位置状態にあるとき、
その保持枠15及び液晶テレビ17の重量は、支軸1
6、保持枠15の長孔15aに当接係合する両アーム部
材40の先端側の回動軸46、及び両アーム部材40の
基端側の回動軸41の3点により支持される。そのた
め、従来のように保持枠15及び液晶テレビ17の重量
を支軸16の1点により片持ち支持させる場合と異な
り、保持枠15及び液晶テレビ17の重量を3点に分割
して支持して保持枠15を箱体11に対して安定して支
持できる。
【0047】また、支軸16、両アーム部材40等の各
部材の強度を強化する必要がなく、さらに、箱体11の
底板12等を厚く形成する必要がなくテレビリフタ10
の小型化及び薄型化を可能にして全体重量の軽量化を図
ることができる。その結果、テレビリフタ10が取り付
けられる観光バスの天井に対するテレビリフタ10によ
る負荷を軽減することができる。従って、テレビリフタ
10の天井への取付構造を小型化して製造コストの低下
に寄与することができるとともに、テレビリフタ10を
観光バスの天井に強固に取付固定することができる。ま
た、テレビリフタ10の使用時間の経過に伴い天井へ亀
裂が入ったりするのを防止することができる。加えて、
テレビリフタ10の小型化及び薄型化によりテレビリフ
タ10が設置された観光バスの天井の美的効果の低下を
防止することができる。
【0048】(2) 両スライダ36の各雄ねじ部材2
3と雌ねじ部材35の螺進又は螺退により両スライダ3
6が雄ねじ部材23を往復移動する。また、モータ29
の回転は両スライダ36及び両アーム部材40を介して
保持枠15に伝達される。従って、従来のようにチェー
ンにより保持枠15を操作した場合と異なり、保持枠1
5の移動中におけるがたつきがなくなり、保持枠15の
開閉動作を円滑かつ静粛に行うことができる。
【0049】(3) 両スライダ36の各雌ねじ部材3
5がそれぞれ各雄ねじ部材23に螺合しているためスラ
イダ36は雄ねじ部材23に対して遊びがない状態にな
っている。そのため、保持枠15が箱体11に対して不
使用位置又は使用位置にあるとき、さらには開閉動作中
にあるとき、路面からの衝撃等の外力が保持枠15に作
用してもスライダ36が雄ねじ部材23を往復移動しな
い。従って、保持枠15を箱体11に移動不能にするこ
とができ、また、外力による各部材の摩耗や変形等をな
くしてそれら各部材の強化をする必要がなくテレビリフ
タ10の小型化及び軽量化を図ることができる。
【0050】(4) 両モータ29間には同期ベルト3
4aが掛装されているため、両アーム部材40を同じス
ピードで回動させることができ、保持枠15の開閉動作
を正確に行うことができる。また、両モータ29の同期
を電気的構成により調整する場合と比較して、構成を物
理的なものとして簡素化できる。
【0051】(5)保持枠15が箱体11に対して使用
位置にある状態において、係合突起19と係合溝43と
の係合により保持枠15の箱体11側への移動を阻止す
ることができ、当接面42のロック部材18への押さえ
付けにより保持枠15の箱体11外方への移動を阻止す
ることができる。従って、保持枠15のがたつきを防止
して、保持枠15を使用位置に安定した状態で支持する
ことができる。
【0052】(6) 保持枠15が箱体11に対して不
使用位置にある状態において、両アーム部材40は各支
持ローラ25の上端に当接する。そのため、保持枠15
の箱体11下方への移動を阻止することができ、保持枠
15のがたつきを防止して、保持枠15を不使用位置に
安定した状態で収納することができる。
【0053】(7) モータ29の停止時にはスライダ
36は移動不能になるため、保持枠15の箱体11に対
する不使用位置又は使用位置状態を確実に保持できる。
即ち、保持枠15を箱体11に対してチェーンにより移
動させたときと異なり、チェーンの緩み及び遊びの分だ
けチェーンが移動して保持枠15ががたついたりするの
を防止することができる。その結果、例えば保持枠15
を箱体11に対して収納させたとき、保持枠15を、箱
体11から下方へはみ出たりするのを防止して正確に閉
じた状態で安定して支持できる。
【0054】(8) 両アーム部材40において、保持
枠15の開閉動作中、両アーム部材40の各ガイドロー
ラ44と両案内片27との当接係合、曲線部40aと支
持ローラ25との当接係合、回動軸46と保持枠15の
長孔15aの内端への当接係合、及び保持枠15の係合
突起19と係合溝43との係合は連続して行われる。そ
のため、保持枠15の不使用位置又は使用位置への移動
中に保持枠15が箱体11に対して遊びが生じる状態が
なく保持枠15の移動をがたつきなく円滑に行うことが
できる。
【0055】(9) 両アーム部材40の曲線部40a
と各支持ローラ25との当接係合によりスライダ36の
直線運動を保持枠15の上又は下方向への回動運動に変
換することができる。従って、保持枠15の不使用位置
又は使用位置への移動を安定した状態でかつ円滑に行う
ことができる。
【0056】(10) 両アーム部材40の各ガイドロ
ーラ44と案内片27との当接係合によりスライダ36
の直線運動を保持枠15の上又は下方向への回動運動に
変換することができ、保持枠15の不使用位置又は使用
位置への移動を安定した状態でかつ円滑に行うことがで
きる。
【0057】なお、本実施形態は、次のように変更して
具体化することも可能である。 ・ 駆動機構としての雄ねじ部材23の代わりに、油圧
シリンダ、空圧シリンダ、水圧シリンダ等の流体圧シリ
ンダを使用し、その伸縮ロッドにスライダ36を取付け
て、伸縮ロッドの伸縮によりスライダ36を往復移動さ
せてもよい。
【0058】・ テレビリフタ10において、係合突起
19と係合溝43との係合及びロック部材18と当接面
42との当接によるロック手段のみを設け、両アーム部
材40の開閉動作の際のガイド手段を省略してもよい。
又はロック手段及びガイド手段の両方を省略してもよ
い。このように構成した場合、テレビリフタ10の構成
を簡易化してその製造コストの低減を図ることができ
る。
【0059】・ テレビリフタ10において、両アーム
部材40と各支持ローラ25との当接係合による両アー
ム部材40のガイド手段及び箱体11における各案内片
27と各ガイドローラ44との当接係合による両アーム
部材40のガイド手段のうち少なくともいずれか一方に
よりガイド手段を構成してもよい。
【0060】・ テレビリフタ10において、箱体11
における支持ローラ25と両アーム部材40の各曲線部
40aとの当接係合及び箱体11における案内片27と
両アーム部材40のガイドローラ44との当接係合によ
るガイド手段のみを設け、ロック手段を省略してもよ
い。
【0061】・ 保持枠15にロック部材18のみを1
箇所又は複数箇所に設け、両アーム部材40において前
記ロック部材18に対応して当接面42を設けてロック
手段とし、両アーム部材40の係合溝43と保持枠15
の係合突起19との係合によるロック手段を省略しても
よい。このように構成した場合、当接面42のロック部
材18への押さえ付けにより、保持枠15の箱体11外
方への移動を阻止することができる。
【0062】・ 保持枠15に係合突起19のみを1箇
所又は複数箇所に設け、両アーム部材40において前記
係合突起19に対応して1箇所又は複数箇所に係合溝4
3を設けてロック手段とし、両アーム部材40の当接面
42と保持枠15におけるロック部材18との当接によ
るロック手段を省略してもよい。このように構成した場
合、保持枠15の箱体11側への移動を阻止することが
できる。
【0063】・ 箱体11における支持ローラ25を省
略して保持枠15が箱体11に対して不使用位置にある
ときのロック手段を省略してもよい。 ・ 両アーム部材40の先端に別のロック部材18を設
け、保持枠15が箱体11に対して使用位置にあると
き、両アーム部材40の先端の別のロック部材18が保
持枠15に形成されたロック部材18に当接するように
してロック手段を構成してもよい。このように構成した
場合も、別のロック部材18と保持枠15のロック部材
18によりロック手段が構成されて保持枠15の箱体1
1外方への移動が阻止される。
【0064】・ 両アーム部材40に別の係合突起19
を設け、保持枠15が箱体11に対して使用位置にある
とき、両アーム部材40の別の係合突起19が係合する
別の係合溝43を保持枠15に形成してもよい。このよ
うに構成した場合も、別の係合突起19と別の係合溝4
3との係合によりロック手段が構成されて保持枠15の
箱体11側への移動が阻止される。
【0065】・ 表示手段として本実施形態では、保持
枠15に液晶テレビ17を保持させたが、保持枠15に
広告板、料金表、時刻表、スクリーン、絵画等の平板状
のものを保持させてもよい。
【0066】・ テレビリフタ10を一般家屋の天井、
病院の室内の天井、タクシー内の天井、乗用車内の天井
等に設置してもよい。 ・ 本実施形態では、箱体11を天井面に設置し、保持
枠15を箱体11に吊設したが、箱体11を例えば、机
の上、床の上等に設置し、保持枠15が上方へ回動した
とき、保持枠15が箱体11に対して開いた状態となる
ように構成してもよい。
【0067】さらに、前記実施形態より把握できる技術
的思想について以下に記載する。 ・ 前記移動体が開閉支点の軸線方向と直交する方向へ
往復移動可能に取付けられる駆動機構を設け、同駆動機
構と移動体とは螺合関係により連結されている請求項1
〜請求項3のうちいずれか一項に記載の開閉装置。この
ように構成した場合、駆動機構が回転することにより移
動体を螺進又は螺退させることができ、その移動体の移
動によりアーム部材を介して被取付体を移動できる。従
って、チェーンを使用する場合と異なり、移動体の移動
の際のがたつきがなく、被取付体の不使用位置又は使用
位置への安定した状態で移動させることができる。
【0068】・ 前記アーム部材は移動体の開閉支点の
軸線方向と直交する方向への往復移動を被取付体の回動
運動に変換可能とすべく円弧状に形成されている請求項
1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の開閉装置。こ
のように構成した場合、被取付体を不使用位置又は使用
位置へ開閉動作させることができる。
【0069】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発明の
開閉装置は、被取付体を設置箇所に安定した状態で支持
することができるとともに、全体重量を小さくすること
ができる。
【0070】請求項2に記載の発明の開閉装置は、請求
項1に記載の発明の効果に加え、使用位置又は不使用位
置にある被取付体の移動を規制することができる。請求
項3に記載の発明の開閉装置は、請求項1又は請求項2
に記載の発明の効果に加え、被取付体の不使用位置又は
使用位置への移動を安定した状態でかつ円滑に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 前部のカバーを省略し開閉装置が開いた状態
を示す斜視図。
【図2】 実施形態の開閉装置が閉じた状態を示す斜視
図。
【図3】 実施形態のスライダを示す部分破断斜視図。
【図4】 開閉装置が開く又は閉じるときの作用を示す
部分側断面図。
【図5】 開閉装置が開く又は閉じるときの作用を示す
部分側断面図。
【図6】 開閉装置が開く又は閉じるときの作用を示す
部分側断面図。
【図7】 開閉装置が開く又は閉じるときの作用を示す
部分側断面図。
【図8】 モータを省略した図2の8−8線断面図。
【符号の説明】
10…開閉装置としてのテレビリフタ、11…設置箇所
としての箱体、15…被取付体としての保持枠、16…
開閉支点としての支軸、17…表示手段としての液晶テ
レビ、18…ロック手段としてのロック部材、19…ロ
ック手段としての係合突起、23…駆動機構としての雄
ねじ部材、23a…駆動機構としてのタイミングギヤ、
25…ロック手段及びガイド手段としての支持ローラ、
27……ガイド手段としての案内片、29…駆動機構と
してのモータ、31…駆動機構としての第1タイミング
ギヤ、34…駆動機構としてのタイミングベルト、36
…移動体としてのスライダ、40…アーム部材、40a
…ガイド手段としての曲線部、41…回動軸、42…ロ
ック手段としての当接面、43…ロック手段としての係
合溝、44…ガイド手段としてのガイドローラ、46…
係合点としての回動軸。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村瀬 文也 岐阜県本巣郡糸貫町上保1260番地の2 株 式会社三陽電機製作所糸貫事業場内 Fターム(参考) 3D020 BA04 BB02 BC04 BD07 5G435 AA18 EE13 GG43 LL04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示手段が設けられた被取付体を、所定
    方向に沿う軸線を開閉支点として、所定の設置箇所に対
    して閉じた状態で保持される不使用位置と前記設置箇所
    に対して開き状態で支持される使用位置との間で駆動機
    構の駆動力に基づき開閉動作可能に支持する開閉装置に
    おいて、 前記開閉支点の軸線方向と直交する方向へ往復移動可能
    な移動体を設け、同移動体には先端部に前記被取付体の
    一部に当接係合する係合点を有するアーム部材の基端部
    を回動可能に支持し、前記移動体の往復移動に伴い変位
    するアーム部材を介して前記被取付体を前記不使用位置
    と使用位置との間で開閉動作させるように構成した開閉
    装置。
  2. 【請求項2】 前記アーム部材の移動軌跡上における所
    定位置には、前記被取付体が前記不使用位置及び使用位
    置のうち少なくともいずれか一方の位置状態とされたと
    き、前記アーム部材の一部に当接係合して被取付体を当
    該位置状態にロックするためのロック手段が設けられて
    いる請求項1に記載の開閉装置。
  3. 【請求項3】 前記アーム部材の移動軌跡上における所
    定位置には、前記被取付体が前記不使用位置と使用位置
    との間で開閉動作する際に、前記アーム部材の一部に当
    接係合して同アーム部材を所定の移動軌跡に沿うように
    ガイド支持するガイド手段が設けられている請求項1又
    は請求項2に記載の開閉装置。
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