JP2001216550A - 硬貨判別装置 - Google Patents

硬貨判別装置

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JP2001216550A
JP2001216550A JP2000028928A JP2000028928A JP2001216550A JP 2001216550 A JP2001216550 A JP 2001216550A JP 2000028928 A JP2000028928 A JP 2000028928A JP 2000028928 A JP2000028928 A JP 2000028928A JP 2001216550 A JP2001216550 A JP 2001216550A
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伸彦 辻
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異種着色部や異種金属を有する硬貨の真偽判
別精度を向上させる。 【解決手段】 真偽を判別するべき硬貨に波長の異なる
光を照射する第1,第2の発光素子と、これらの発光素
子から照射された光の前記硬貨からの反射光を受光する
受光素子とを備えた硬貨判別装置に関する。真偽を判別
するべき硬貨Cに対して第1,第2の発光素子21,2
2により順次、光を照射した際の受光素子10の出力を
用いた特徴値と、複数種類の着色部を有する真正の硬貨
に対して第1,第2の発光素子21,22により順次、
光を照射した際の受光素子10の出力を用いた特徴値と
を比較して、両者の一致不一致により硬貨の真偽を判別
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異種着色部を有す
る硬貨や異種金属からなる硬貨の真偽判別を行う硬貨判
別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、硬貨判別装置として、主に硬貨の
模様や外径等を判別するための光学式判別装置や、硬貨
表面の凹凸模様、外径、厚さ、材質等を検出するための
磁気式検出装置が知られている。図8は従来の光学式判
別装置の概略的な構成を示すものであり、100はCC
Dラインセンサ等の撮像素子、200,300は撮像素
子の両側に配置されたLEDアレイ等の光源、201,
301は個々のLED、400はレンズ、Cは真偽判別
するべき硬貨である。なお、判別動作を自動販売機等に
おける硬貨の搬送機構内で行うことを想定しているの
で、硬貨Cは図8(a)の矢印a方向に移動するものと
する。
【0003】図8の判別装置では、光源200,300
から光を照射して硬貨Cからの反射光をレンズ400を
介して撮像素子100が受光し、硬貨Cの全体画像を結
像させる。この画像を解析すれば硬貨Cの表面に形成さ
れた模様や硬貨Cの外径を検出することができるので、
それらの情報が真正の硬貨のものと同一であるか否かを
パターンマッチングにより判別することで、硬貨Cの真
偽を判別している。
【0004】また、図9は従来の磁気式判別装置の概略
的な構成を示すものであり、一例として硬貨Cの表面に
形成された凹凸模様(特に凹凸部の深さ)を検出する場
合を示している。図9(a)において、500は磁気セ
ンサアレイ、501は個々の磁気センサであり、図示さ
れていないが、磁気センサ501はコアとそれに巻かれ
たコイルを有している。また、硬貨Cの表面には凹凸模
様が形成されており、凸部及び凹部の磁気センサ501
との距離をそれぞれSa,Sbとしてある。
【0005】図9(a)の判別装置において、磁気セン
サ501のコイルに交流電流を流して交番磁界を発生さ
せると、材質が金属である硬貨Cの接近によって硬貨C
の表面に渦電流が流れ、この渦電流により生じる磁束が
コイルに鎖交してコイルのインダクタンスが変化する。
磁気センサ501の配列方向に沿った距離を横軸にと
り、磁気センサ501の出力(インダクタンス/電流)
を縦軸にとると、定性的に図9(b)のようなグラフが
得られる。このグラフは、硬貨Cが静止している瞬間の
ものとして描いてある。
【0006】図9(b)から明らかなように、磁気セン
サ501の出力は凹凸模様の前記距離Sa,Sbに反比
例するので、磁気センサ501の出力が正規の凹凸模様
を有する真正の硬貨のものと同一であるか否かを判別す
ることで、硬貨Cの真偽を判別することができる。上述
したように硬貨Cの接近によりコイルのインダクタンス
が変化する原理を用いれば、硬貨Cの外径や厚さ、材質
の判別も可能である。
【0007】さて、硬貨の変造・偽造防止策として、硬
貨のベースに使用する金属とは異なる種類の金属を用い
て模様等を形成することが行われている。すなわち、硬
貨を複数種類の金属によって形成するものであり、通
常、これらの異種金属は異なる色を持つ部分(以下、着
色部という)として認識される。図1は、2種類の金属
からなる硬貨Cの例を示しており、M1,M2は真鍮と白
銅といった異種の金属であって異なる色(黄色、金色等
の黄色系統と、白色、銀色等の白色系統など)の着色部
を形成する。このように硬貨Cを複数種類の金属によっ
て形成したり、それらの金属材料が持つ固有の色によっ
て複数の着色部を持たせることにより、硬貨の変造・偽
造防止を図っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た図8の光学式判別装置では、硬貨Cの真上から撮像し
た画像を対象として判別するので、材質の相違はそれが
画像として表れない限り検出不可能であり、また、色彩
についても反射光量に余り差がない場合には判別するこ
とができない。更に、図9の磁気式判別装置では、異種
の着色部の判別が不可能であると共に、磁気センサ50
1内のコイルの大きさに起因して検出分解能が一般的に
低いため、硬貨Cの細部における異種金属の判別は困難
である。
【0009】そこで本発明は、異種着色部を有したり異
種金属からなる硬貨の真偽を高精度に判別できるように
した硬貨判別装置を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、真偽を判別するべき硬貨に
波長の異なる光を照射する第1,第2の発光素子と、こ
れらの発光素子から照射された光の前記硬貨からの反射
光を受光する受光素子とを備えた硬貨判別装置であっ
て、真偽を判別するべき硬貨に対して第1,第2の発光
素子により順次、光を照射した際の受光素子の出力を用
いた特徴値と、異種の着色部を有する真正の硬貨に対し
て第1,第2の発光素子により順次、光を照射した際の
受光素子の出力を用いた特徴値とを比較して両者の一致
不一致により硬貨の真偽を判別するものである。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1に記載し
た硬貨判別装置において、第1の発光素子の照射光は青
色、第2の発光素子の照射光は赤色または赤外光とする
ものである。
【0012】請求項3記載の発明は、真偽を判別するべ
き硬貨に対してコイルから交番磁界を発生させ、前記硬
貨に生じた渦電流による磁束をコイルに鎖交させて出力
を生じさせる磁気センサを硬貨の直径方向に沿って複数
配置した硬貨判別装置であって、真偽を判別するべき硬
貨に対する複数の磁気センサの出力と、導電率が異なる
複数種類の金属からなる真正の硬貨に対する複数の磁気
センサの出力とを比較して両者の一致不一致により硬貨
の真偽を判別するものである。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項3に記載し
た硬貨判別装置において、複数の磁気センサを一つおき
に選択して二群に分割し、各群ごとに磁気センサを駆動
するものである。
【0014】請求項5記載の発明は、真偽を判別するべ
き硬貨に対してコイルから交番磁界を発生させ、前記硬
貨に生じた渦電流による磁束をコイルに鎖交させて出力
を生じさせる磁気センサを、硬貨の直径部分の上方に千
鳥状に複数配置してなる硬貨判別装置であって、真偽を
判別するべき硬貨に対する複数の磁気センサの出力と、
導電率が異なる複数種類の金属からなる真正の硬貨に対
する複数の磁気センサの出力とを比較して両者の一致不
一致により硬貨の真偽を判別するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図に沿って本発明の実施形
態を説明する。図2は請求項1の発明に相当する第1実
施形態を示す構成図であり、図2(a)は本実施形態の
全体構成及び硬貨の説明図、同(b)は発光素子及び受
光素子の平面的な位置関係を示す平面図である。まず、
真偽判別の対象となる硬貨Cは、2種類の金属M1,M2
からなるものとし、例えば金属M1は真鍮であって黄色
系統の色彩を有し、金属M2は白銅であって白色系統の
色彩を有するものとする。
【0016】硬貨Cに対向するように、LED等の発光
素子21,22が、互いに硬貨Cのほぼ直径に相当する
距離を隔てて配置されている。ここで、発光素子21,
22は異なる波長の光を照射するものとし、例えば発光
素子21の照射光は青色、発光素子22の照射光は赤外
光または赤色とする。一対の発光素子21,22の間に
はレンズ40が設けられ、その上方にはフォトダイオー
ド等の受光素子10が配置されている。このため、発光
素子21,22及び受光素子10の平面的な位置関係は
図2(b)のようになる。なお、図2(a)において、
硬貨Cは矢印a方向に移動するように示してあるが、原
理的には、硬貨Cを固定して発光素子21,22及び受
光素子10側を移動させてもよい。
【0017】次に、この動作を説明すると、本実施形態
では、発光素子21,22を順次点灯して硬貨Cに光を
照射し、硬貨Cからの反射光をレンズ40を介して受光
素子10により受光する。まず、照射光が青色である発
光素子21を点灯すると、硬貨Cの金属M1は青色と補
色関係にある黄色系統の色彩を有するので発光素子21
の照射光が吸収され、金属M1からの反射光、つまり受
光素子10への入射光は少なくなる。逆に、金属M2
白色系統の色彩を有するので、青色の光は吸収されずに
反射して受光素子10に入射する。次に、照射光が赤外
光または赤色である発光素子22を点灯すると、金属M
1,M2からの反射光の光量、つまり受光素子10への入
射光量はほぼ同じになる。
【0018】このため、発光素子21の点灯時と発光素
子22の点灯時における受光素子10の出力(入射光量
に比例)を定性的に示すと、図3のグラフのようにな
る。なお、このグラフの横軸は、硬貨Cの直径方向の距
離(走査ライン)に対応している。図3における発光素
子21点灯時の受光素子出力(a)及び発光素子22点
灯時の受光素子出力(b)の包絡線を検出したり、積分
することによって信号処理を行い、(a),(b)両者
の比や差を求めて硬貨Cの特徴値とする。
【0019】つまり、異種金属によって異種の着色部を
有する真正の硬貨について上記特徴値を予め測定してお
き、この特徴値を真偽を判別するべき硬貨Cについて測
定した特徴値と比較してその一致不一致を検出すること
により、硬貨Cの真偽を判別することができる。すなわ
ち、真正の硬貨とは色が異なったり着色部分の面積が異
なる偽造硬貨については、上記特徴値が真正の硬貨と異
なるため、容易に真偽判別を行うことが可能になる。こ
の実施形態のように、第1の発光素子の照射光を青色、
第2の発光素子の照射光を赤外光または赤色とすること
により、金色(黄色系)と銀色(白色系)とを分離して
検出することができる。
【0020】なお、上記実施形態は異種金属に起因する
異種着色部を有する場合のものであるが、ここで着目し
ているのはあくまで金属の色彩であるから、本実施形態
は、仮に同種金属を色分けした模様が硬貨に施されてい
るような場合にも適用可能である。また、発光素子が1
個(例えば青色の発光素子21)のみの場合でも、真正
の硬貨に対する図3(a)の受光素子出力と、単一色の
変造・偽造硬貨に対する受光素子出力とを比較すれば真
偽判別が一応可能であるが、着色部の色彩によっては受
光素子出力に明確な相違が認められない場合も考えられ
るので、実施形態のように照射光波長が異なる一対の発
光素子21,22を用いて、それぞれの場合における受
光素子出力から特徴値を求める方が判別精度の向上に寄
与する。
【0021】次に、請求項3の発明に相当する第2実施
形態を説明する。この実施形態は、図4に示すように複
数の磁気センサ51からなる磁気センサアレイ50を形
成し、その全長が硬貨Cの直径を十分に覆うように硬貨
Cに対向配置したものである。上記磁気センサ51は、
図示しないがコアに巻かれたコイルに交流電流を流すこ
とにより硬貨C方向に交番磁界を発生し、硬貨Cの表面
に流れる渦電流による磁束がコイルに鎖交してそのイン
ダクタンスが変化することによるコイルの出力電圧の変
化を測定可能な素子である。この磁気センサ51は、単
一のコイルで送受信するもの、あるいは送信コイルと受
信コイルとを個別に備えたものの何れでも良い。なお、
硬貨Cは図4における紙面の表裏方向に移動するものと
する。また、硬貨Cは前記同様に真鍮や白銅等、2種類
の金属M1,M2からなるものとし、これらの異種金属の
導電率が異なるものとする。ちなみに、真鍮の導電率は
白銅よりも大きい。
【0022】上記のように構成された本実施形態におい
て、図5に示すごとく硬貨Cが矢印a方向に沿って移動
し、磁気センサアレイ50の直下に到来したとする。な
お、図5の上図に示すように、硬貨Cの直径に沿った個
々の磁気センサ51の長さは、硬貨C内の金属M1,M2
の各部の幅とおおむね一致しているとする。
【0023】図5の下図は磁気センサアレイ50の長さ
方向に沿った磁気センサ51の位置と、対応する磁気セ
ンサ51の出力(出力電圧)とを示したものである。磁
気センサアレイ50の両端のように硬貨Cとの電磁結合
を生じない部分の磁気センサ出力は大きく、それ以外の
部分では磁気センサ出力が第1のしきい値1を下回る。
従って、磁気センサ出力がこのしきい値1を下回ったか
否かにより、硬貨Cの有無や外径、面積を検出すること
ができる。
【0024】また、仮に金属M1の導電率が金属M2より
も大きいとすると、磁気センサ出力がしきい値1を下回
っている部分において、金属M1に対応する位置の磁気
センサ出力は金属M2に対応する位置の磁気センサ出力
よりも大きくなる。従って、両者の間に第2のしきい値
2を設定しておき、各磁気センサ51の出力をしきい値
2と比較することで、異種金属M1,M2の有無や位置、
面積等を検出することができる。
【0025】このため、異種金属M1,M2を有する真正
の硬貨の全体の面積や異種金属M1,M2の位置、面積等
を予め求めておき、真偽を判別するべき硬貨Cに対して
測定した異種金属の位置や面積、硬貨全体に対する異種
金属の面積比等を算出して真正の硬貨と比較することに
より、両者の一致不一致から真偽判別を行うことができ
る。なお、判別の分解能を高めるには、各磁気センサを
できるだけ小さくして多数の磁気センサにより磁気セン
サアレイを形成すればよい。
【0026】次いで、請求項4の発明に相当する第3実
施形態を説明する。この実施形態の構成は図4,図5と
同様であり、異なるのは、磁気センサ51の駆動方法で
ある。すなわち、第2実施形態のように互いに隣接する
磁気センサを同時に駆動すると磁界の干渉によって判別
精度が低下することも考えられるので、第3実施形態で
は、磁気センサアレイ50内の磁気センサを例えば1個
おきに第1群、第2群に分割しておき、始めに第1群の
磁気センサを同時に駆動し、次に、前回駆動されていな
い第2群の磁気センサを同時に駆動する。その後、第1
群、第2群の磁気センサ出力を合算することにより、等
価的に図5の下図のような出力を得るものである。
【0027】この場合、硬貨Cの移動速度に対して十分
に短い時間間隔で第1群、第2群の駆動を切り替えるこ
とが必要である。本実施形態によれば、磁気センサ相互
間の干渉を防いで判別精度を高めることができる。
【0028】次に、請求項5の発明に相当する第4実施
形態を説明する。この実施形態では、図6に示す磁気セ
ンサアレイ50Aが、図7の上図に示すごとく、平面か
ら見て千鳥状に配置された複数の磁気センサ51から構
成されている。また、この磁気センサアレイ50Aは、
硬貨Cの直径部分の上方に配置されている。その他の構
成は図5と同様である。本実施形態においても、磁気セ
ンサ51の出力と第1,第2のしきい値1,2との比較
により、硬貨Cに対する異種金属の位置や面積、硬貨全
体に対する異種金属の面積比等を算出することができ、
真正の硬貨との比較によって真偽判別を行うことができ
る。
【0029】なお、磁気センサ51が千鳥状に配置され
ているため、硬貨Cの移動方向に沿って手前に位置する
磁気センサ51と奥に位置する磁気センサ51とが存在
することになり、各磁気センサ51の出力には時間差が
生じるが、出力信号を時間的にずらすことにより図5の
磁気センサアレイ50と等価的な状態を作ることができ
る。
【0030】上述した各実施形態の磁気式判別装置に加
え、硬貨の凹凸模様の深さや厚さ、材質を検出する磁気
式判別装置を組み合わせることにより、より高精度に硬
貨の真偽を判別することができる。また、単一の磁気式
判別装置に、本発明の異種色判別、異種金属判別機能
と、凹凸模様の深さや厚さ等の判別機能とを併せて備え
ることも可能である。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、従来の単
純な光学式判別装置や磁気式判別装置では不可能であっ
た異種金属や異種着色部貨の検出・判別を可能にし、硬
貨の真偽判別精度を向上させて万全な変造・偽造防止対
策を実現することができる。また、判別装置の構成は比
較的簡単なもので済むため、低コストにて提供可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】異種金属からなる硬貨の説明図である。
【図2】本発明の第1実施形態の構成図である。
【図3】第1実施形態の作用の説明図である。
【図4】本発明の第2実施形態の構成図である。
【図5】第2実施形態の作用の説明図である。
【図6】本発明の第4実施形態の構成図である。
【図7】第4実施形態の作用の説明図である。
【図8】従来技術としての光学式判別装置の説明図であ
る。
【図9】従来技術としての磁気式判別装置の説明図であ
る。
【符号の説明】
10 受光素子 21,22 発光素子 50,50A 磁気センサアレイ 51 磁気センサ C 硬貨 M1,M2 金属

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真偽を判別するべき硬貨に波長の異なる
    光を照射する第1,第2の発光素子と、これらの発光素
    子から照射された光の前記硬貨からの反射光を受光する
    受光素子とを備えた硬貨判別装置であって、 真偽を判別するべき硬貨に対して第1,第2の発光素子
    により順次、光を照射した際の受光素子の出力を用いた
    特徴値と、複数種類の着色部を有する真正の硬貨に対し
    て第1,第2の発光素子により順次、光を照射した際の
    受光素子の出力を用いた特徴値とを比較して両者の一致
    不一致により硬貨の真偽を判別することを特徴とする硬
    貨判別装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した硬貨判別装置におい
    て、 第1の発光素子の照射光は青色、第2の発光素子の照射
    光は赤色または赤外光とすることを特徴とする硬貨判別
    装置。
  3. 【請求項3】 真偽を判別するべき硬貨に対してコイル
    から交番磁界を発生させ、前記硬貨に生じた渦電流によ
    る磁束をコイルに鎖交させて出力を生じさせる磁気セン
    サを硬貨の直径方向に沿って複数配置した硬貨判別装置
    であって、 真偽を判別するべき硬貨に対する複数の磁気センサの出
    力と、導電率が異なる複数種類の金属からなる真正の硬
    貨に対する複数の磁気センサの出力とを比較して両者の
    一致不一致により硬貨の真偽を判別することを特徴とす
    る硬貨判別装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載した硬貨判別装置におい
    て、 複数の磁気センサを一つおきに選択して二群に分割し、
    各群ごとに磁気センサを駆動することを特徴とする硬貨
    判別装置。
  5. 【請求項5】 真偽を判別するべき硬貨に対してコイル
    から交番磁界を発生させ、前記硬貨に生じた渦電流によ
    る磁束をコイルに鎖交させて出力を生じさせる磁気セン
    サを、硬貨の直径部分の上方に千鳥状に複数配置してな
    る硬貨判別装置であって、 真偽を判別するべき硬貨に対する複数の磁気センサの出
    力と、導電率が異なる複数種類の金属からなる真正の硬
    貨に対する複数の磁気センサの出力とを比較して両者の
    一致不一致により硬貨の真偽を判別することを特徴とす
    る硬貨判別装置。
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