JP2001216050A - 機能拡張用装置 - Google Patents
機能拡張用装置Info
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Abstract
除されても、電子機器の盗難を防止した機能拡張用装置
を提供する。 【解決手段】 基台3と、基台3に設けられた施錠部お
よびフック部8と、基台3に着脱可能に固定され、電子
機器2が載置される表カバー5とを備え、施錠部が施錠
された時、フック部8は、表カバー5の第1孔26およ
び電子機器2の第2孔25を貫通し、電子機器2を係止
し、かつ基台3との固定を解除された表カバー5は、フ
ック部8の係止解除方向への移動が禁止される構成とす
る。
Description
する。
−265333号公報等に示されている。この公報によ
ると、基台と、基台に設けられた施錠部およびフック部
と、基台に着脱可能に固定され、電子機器が載置される
表カバーとが設けられている。そして、施錠部が施錠さ
れた時、フック部は表カバーの第1孔および電子機器の
第2孔を貫通し、電子機器を係止する様に、構成されて
いる。この様に施錠された時、電子機器は機能拡張用装
置に固定されるので、電子機器の盗難が防止されてい
る。なお、表カバーには突起が形成され、電子機器の底
面には孔が形成され上記突起が上記孔に挿入される事に
より、表カバー(即ち、機能拡張用装置)と電子機器と
の位置決めが行われている。
は、依然として、電子機器が盗難される欠点が有る。即
ち第三者は、基台と表カバーとの固定を解除(例えば小
ネジ等を外す)した後に、裏カバーを水平方向に移動さ
せる。具体的には、第三者は、フック部の鉤部が、表カ
バーの第1孔および電子機器の第2孔から外れる様に、
表カバーを移動させる。その結果、施錠をしていても、
電子機器は機能拡張用装置から取外され、盗難される。
そこで、本発明はこの様な従来の欠点を考慮して、施錠
された時、基台と表カバーとの固定を解除されても、電
子機器の盗難を防止した機能拡張用装置を提供する。
に、請求項1の本発明では、基台と、前記基台に設けら
れた施錠部およびフック部と、前記基台に着脱可能に固
定され、電子機器が載置される表カバーとを備え、前記
施錠部が施錠された時、前記フック部は、前記表カバー
の第1孔および前記電子機器の第2孔を貫通し、前記電
子機器を係止しかつ前記基台との固定を解除された前記
表カバーは、前記フック部の係止解除方向への移動が禁
止される構成とする。
れ、かつ前記表カバーの下方に仕切板を設け、前記仕切
板の第1立上部と、前記表カバーの第2立上部を略当接
させる。
持する可動板を設け、前記可動板を覆う様に、前記仕切
板を配置した。
ンジントン型施錠部にて構成した。
本発明の実施の形態1に係る機能拡張用装置1を説明す
る。図1は上記装置1の斜視図、図2は上記装置1に電
子機器2が取付けられた状態を示す図面である。図3は
上記装置1から表カバーを外した状態を示す図面、図4
は上記装置1に用いられる連結部等の平面図である。図
5は上記装置1に用いられるフック部等の断面図、図6
は上記装置の裏面から見た斜視図である。
えば、基台3と、裏カバー4と、表カバー5と、施錠部
6と、鍵7と、フック部8、9と、押上部10、11
と、突起12、13と、接続端子14(例えば雌コネク
タ)等から構成されている。
等から構成されている。底板15は例えば金属板等から
成り、上方が開放した略凹状に形成されている。底カバ
ー16は例えばプラスチックから成り、上方が開放した
略凹状に形成されている。
は開口部17が形成されている。底板15は底カバー1
6の底部上に載置され、底板15と底カバー16は、小
ネジにより固定されている。裏カバー4は例えばプラス
チックから成り、開口部17を覆う様に形成され、基台
3に固定されている。
り、基台3の上方を覆う様に形成され例えば小ネジ5a
により、基台3に固定されている(図6参照)。この様
に、表カバー5は、基台3に着脱可能に固定されてい
る。施錠部6は例えば基台3の立上部に固定され、鍵7
が挿入される様に構成されている。鍵7を回す事によ
り、施錠部6を構成する可動体はA1からA2まで回転
可能に構成されている(図1、2を参照)。鍵7をA2
方向に回した時が、施錠部6のロック(施錠)位置であ
り、この位置に於て、鍵7は引き抜かれる事ができる。
成り、B1方向に各々、鉤部8a、9aが形成されてい
る(図1、図5参照)。施錠部6の可動体の先端に第1
カム18が固定され、第1カム18に当接する第2カム
19が設けられている。回転板20は中央が軸支され、
1端が第2カム19に連続され、他端が可動板21に連
結されている。フック部8、9は、可動板21により保
持されている。これらの第1カム18と、第2カム19
と、回転板20等により、連結部22が構成されている
(図4参照)。
付けられた第1カム18と第2カム19はロックしてい
るので、イジェクトボタン23の先端は第2カム19に
当接し、イジェクトボタン23は下方に押込めない(ロ
ックされている)。この時、連結部22により、フック
部8、9は、最もB1方向に延びた位置にあり、ロック
されている(図1、図4参照)。
はロックから解除され、回転可能状態となる。この時、
使用者がイジェクトボタン23を押さないならば、フッ
ク部8、9は、最もB1方向に延びた位置にあるが、ロ
ックされていない。
ェクトボタン23を押した場合、第2カム19は回転
し、上記第2カム19と連結部22に接続されたフック
部8、9は、最もB2方向に延びた位置に移動される。
クトボタン23を押した場合、押上部10、11は上方
に突出する様に構成されている。鍵7がA1の位置にあ
り、使用者がイジェクトボタン23を押さない場合、押
上部10、11は元の位置に引込む(図1を参照)。
的に形成され、表カバー5に形成された載置部24か
ら、上方に突出する様に形成されている。
載置部24に形成された開口部から突出する様に配置さ
れている。電子機器2が載置部24上に載置された時、
電子機器2に設けられた接続端子(例えば雄コネクタ等
から成るが図示せず)は、接続端子14内に挿入され、
両端子間で電気的接続が行われる。以上の部品等によ
り、機能拡張用装置1は構成されている。
取付ける場合、使用者は、機能拡張用装置1に設けられ
た突起12、13と、電子機器2の底面に形成された孔
(図示せず)が一致する様に、電子機器2を下方へ移動
させる。この時、電子機器2の底面に形成された第2孔
25に対し、フック部8、9の鉤部8a、9aはB1方
向にずれた位置にある(図5(a)参照)。
れ、接続端子14は電子機器2の接続端子に挿入され
る。この時、フック部8、9はB2方向へ移動し、電子
機器2に形成された第2孔25に挿入された後に、フッ
ク部8、9はB1方向へ移動する。このフック部8、9
により、電子機器2は機能拡張用装置1に取付けられる
(図5(b)参照)。
位置に設定すると、第2カム19はロックされ、フック
部8、9は最もB1方向に延びた位置にあり、電子機器
2を固定している。この時、使用者がイジェクトボタン
23を押しても、ロックされた第2カム19により、下
方に移動せず、イジェクト可能であり、電子機器2は機
能拡張用装置1にロックされている。即ち、施錠部6が
施錠された時、フック部8、9は表カバー5の第1孔2
6と電子機器2の第2孔25を貫通し、電子機器2を係
止している(図5(b)参照)。
イジェクトボタン23を押すと、第1カム18と第2カ
ム19は回転し、フック部8、9は最もB2方向に延び
た位置に移動される。その結果、フック部8、9に形成
された鉤部8a、9aと、電子機器2に形成された第2
孔25、25a(25aは図示せず)との係合が解除さ
れる。また、この時、上記第1カム18および第2カム
19と連動する押上部10、11が上方に突出し、電子
機器2の底面を持上げる。
接続端子14は、電子機器2に設けられた接続端子から
外れる。そして、使用者が載置部24と、電子機器2の
底面との隙間に指をかけて、上方に持ち上げる事によ
り、機能拡張用装置1から電子機器2を取外す事ができ
る。この様に、機能拡張用装置1は、電子機器2を着脱
できる様に構成されている。
27を収納する構成を主に、図3に従い説明する。
挿入部28が形成されている。挿入部28は、略角筒状
に形成され(図6参照)、挿入部28に隣接して、仕切
板29が配置されている。これらの挿入部28と、仕切
板29により、収納部が構成されている。
や、フロッピーディスクドライバやハードディスクドラ
イバ等であり、略直方体状のものである。機材27は、
基台3に設けられた収納部内に収納される様に構成され
ている。
と、軸と、バネと、第2レバー32等から成る。第1レ
バー31は例えばプラスチックから成り、仕切板29の
上に配置され軸に軸支されている。バネは第1レバー3
1の適所と、基台3との間に設けられている。
出部が形成され、押出部は機材27の後面に当接する様
に、設けられている。隅部は平面から見れば、略直角に
形成され、接続部は第1レバー31の適所に形成されて
いる。
り、接続部に固定される様に形成され表カバー5から外
部へ突出する様に構成されている。操作部33がC1方
向へ操作(移動)されると、第1レバー31が反時計回
りに回転し、第1レバー31に設けられた押出部が機材
27の後面を押出し、排出させる。即ち、操作部33が
操作されると、排出機構30は機材27を排出(イジェ
クト)する様に、構成されている。
の特徴とする構成を説明する。上述した様に、表カバー
5は例えばプラスチックから成り、載置部24と、載置
部24につながり、かつ載置部24と略直角に立上る第
2立上部34と、第2立上部34につながり、かつ第2
立上部34と略直角に水平方向に延びる平坦部35によ
り構成されている(図1、図2、図5を参照)。そし
て、表カバー5は小ネジ5aにより、基台3に固定され
ている(図6参照)。
1平坦部36と、第1平坦部36につながり、かつ第1
平坦部36と略直角に立上る第1立上部37と、第1立
上部37につながり、かつ第1立上部37と略直角に水
平方向に延びる第2平坦部38により構成されている。
第1平坦部36の端部は、底板15に設けられたフラン
ジ部に、小ネジ等により固定されている。第2平坦部3
8の端部も、底板15に設けられた他のフランジ部に、
小ネジ等により固定されている(図3、図5を参照)。
けられ、接続端子14が第1平坦部36に形成された開
口から突出する様に、回路基板39は第1平坦部36の
裏面に、小ネジにて固定されている。
り、長尺に形成され、その両端近傍に孔部40、41が
形成されている。孔部40、41は、第1平行部と斜部
と第2平行部に形成されている。第1平行部はB1方向
に最も延びた位置であり、第2平行部はB2方向に最も
延びた位置になる様に、形成されている。
部42、42aが形成され、ボス部42、42aは各
々、孔部40、41に挿入されている。鍵7がA2方向
に回されると、施錠部6は施錠され、回転板20は時計
回りに回り、回転板20の1端に連結された可動板21
は、D2方向に最も延びた位置に位置する。
42aは各々、孔部40、41の第1平行部内に位置す
る事により、フック部8、9は、B1方向に最も延びた
位置に位置する。この時、フック部8、9は、表カバー
5の第1孔26と電子機器2の第2孔25を貫通し、電
子機器2を係止している(図5(b)参照)。
ック部8、9を保持する可動板21を覆う様に、位置
し、底板15のフランジ部に、小ネジにて固定されてい
る。なお、可動板21には、下方に突出する突出部が設
けられ、この突出部は底カバー16に形成されたリブ4
3上に配置されている。この構成により、可動板21は
D1D2方向に円滑に移動できる(図4、図5を参
照)。
と、表カバー5に設けられた第2立上部34は略当接す
る様に、構成されている。
2方向へ回し、施錠部6を施錠する事により、フック部
8、9が電子機器2を係止する。そして、仮に、使用者
が鍵7を施錠部6を抜き、いずれかに立ち去ったとす
る。その後、第三者が電子機器2を盗む事を企てたとす
る。
第三者は、施錠部を解錠させる事ができない。そこで、
第三者は、基台3の底面に固定された小ネジ5aを外し
たとする。その時、表カバー5は基台3との固定を解除
される。
第2立上部34は略当接しているので、表カバー5の1
部分44(図5(b)参照)は、フック部8の立上部4
5と仕切板29の第1立上部37との間に挟まっている
ので、殆んど移動できない。この時、表カバー5の突起
12、13は、電子機器2の孔に挿入されているので電
子機器2は表カバー5に固定されている。
ど移動できないので、たとえ、第三者が表カバー5を移
動させようとしても、フック部8の立上部45と、電子
機器2の被係止端部46および表カバー5の被係止端部
47は略密着した状態が維持される。その結果、フック
部8の鉤部8aは電子機器2の被係止部を確実に係止す
る事ができる。故に、第三者は、機能拡張用装置1から
電子機器2を取外す事ができなく、電子機器2の盗難防
止が図られる。
台3との固定を解除された表カバー5は、フック部8の
係止解除方向(即ち、図5(b)に示したB1方向)へ
の移動が禁止される構成となっている。
る可動板21を覆う様に、仕切板29を設け、仕切板2
9を小ネジ48にて、基台3に固定している。仮に、第
三者が基台3と表カバー5との固定を解除しても、電子
機器2と表カバー5が邪魔になり、第三者は小ネジ48
を取外す事ができない。
となり、第三者は仕切板29の下方に位置する可動板2
1およびフック部8を移動させたり、取外す事ができな
い。その結果、第三者による、電子機器2の盗難は防止
される。なお、上述の説明では、フック部8について、
主に説明したが、フック部9もフック部8と同じ動作を
行う。
に係る機能拡張用装置49を説明する。図7に於て、部
品番号にサフィックスが付いているものは、前述の機能
拡張用装置1に用いられた対応部品と、基本構成が同一
である事を示す。
た施錠部6の代りに、ケンジントン型施錠部50が用い
られる。ケンジントン型施錠部50に挿入された鍵(図
示せず)が施錠位置に回されると、ケンジントン型施錠
部50の先端部51は突出する。
接し、第1カム18aと、第2カム19aと、回転板2
0aと、可動板21aをロックする。その結果、フック
部8Aは電子機器(図示せず)を係止した状態に維持
(ロック)される。また、この時、イジェクトボタン2
3aはロックされ、使用者がイジェクトボタン23aを
押込もうとしても、イジェクトボタン23aは移動しな
いでロックされている。その他の動作は、機能拡張用装
置1と同一である。
台に設けられた施錠部およびフック部と、前記基台に着
脱可能に固定され、電子機器が載置される表カバーとを
備え、前記施錠部が施錠された時、前記フック部は、前
記表カバーの第1孔および前記電子機器の第2孔を貫通
し、前記電子機器を係止し、かつ前記基台との固定を解
除された前記表カバーは、前記フック部の係止解除方向
への移動が禁止される構成とする。この構成により、た
とえ、表カバーが基台との固定を解除されても、表カバ
ーはフック部の係止解除方向へ移動しない。故に、フッ
ク部は確実に電子機器を係止し続けるので、電子機器の
盗難を防止できる。
れ、かつ前記表カバーの下方に仕切板を設け、前記仕切
板の第1立上部と、前記表カバーの第2立上部を略当接
させた構成とする。この様に、第1立上部と第2立上部
を略当接させる事により、表カバーは、フック部と仕切
板の第1立上部に挟まれる。その結果、表カバーが基台
との固定を解除されても、表カバーは殆んど移動しない
ので、フック部が電子機器を係止した状態が維持され
る。
持する可動板を設け、前記可動板を覆う様に、前記仕切
板を配置した構成とする。この構成により、第三者に対
して仕切板が邪魔となり、第三者は仕切板の下方に位置
する可動板およびフック部を移動させたり、取外す事が
できない。その結果、表カバーが基台との固定を解除さ
れても、フック部は電子機器を係止し続ける。
ジントン型施錠部にて構成する。この様に、ケンジント
ン型施錠部を設ける事により、基台を固定するケンジン
トン型施錠部は、例えば鎖を介して、机等に固定され
る。その結果、この機能拡張用装置が盗難される事を防
止できる。
の斜視図である。
示す図面である。
面である。
る。
ある。
9の断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 基台と、前記基台に設けられた施錠部お
よびフック部と、前記基台に着脱可能に固定され、電子
機器が載置される表カバーとを備え、前記施錠部が施錠
された時、前記フック部は、前記表カバーの第1孔およ
び前記電子機器の第2孔を貫通し、前記電子機器を係止
し、かつ前記基台との固定を解除された前記表カバー
は、前記フック部の係止解除方向への移動が禁止される
構成とした事を特徴とする機能拡張用装置。 - 【請求項2】 前記基台に固定され、かつ前記表カバー
の下方に仕切板を設け、前記仕切板の第1立上部と、前
記表カバーの第2立上部を略当接させた事を特徴とする
請求項1の機能拡張用装置。 - 【請求項3】 前記フック部を保持する可動板を設け、
前記可動板を覆う様に、前記仕切板を配置した事を特徴
とする請求項2の機能拡張用装置。 - 【請求項4】 前記施錠部を、ケンジントン型施錠部に
て構成した事を特徴とする請求項1の機能拡張用装置。
Priority Applications (1)
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Publications (2)
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JP3653435B2 JP3653435B2 (ja) | 2005-05-25 |
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