JP2001215754A - 現像剤 - Google Patents

現像剤

Info

Publication number
JP2001215754A
JP2001215754A JP2000026723A JP2000026723A JP2001215754A JP 2001215754 A JP2001215754 A JP 2001215754A JP 2000026723 A JP2000026723 A JP 2000026723A JP 2000026723 A JP2000026723 A JP 2000026723A JP 2001215754 A JP2001215754 A JP 2001215754A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wax
ethyl cellulose
toner
melting point
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000026723A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihiko Tomita
邦彦 富田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2000026723A priority Critical patent/JP2001215754A/ja
Priority to DE60114900T priority patent/DE60114900T2/de
Priority to EP01300933A priority patent/EP1126326B1/en
Priority to US09/773,916 priority patent/US6413690B2/en
Publication of JP2001215754A publication Critical patent/JP2001215754A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来に比べ定着温度を下げることによる省エ
ネルギー化を図り、従来の低融点樹脂を使用したトナー
に比べ保存性を良好にし、外添剤との相互作用に経時変
化を起こさず、トナースペント、フィルミング、固着を
生じず、被印刷物の保存性を良好にし、良好な粉砕加工
性を得ること。 【解決手段】 メインバインダーとしてエチルセルロー
スを含有したことを特徴とする電子写真用トナー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機やファクシミ
リ、プリンター等に用いられている電子写真用現像剤及
びトナーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トナーを定着するには熱定着が多
く使われている。定着の原理としては一般に熱定着の場
合、定着されるトナーは定着機の熱により軟化あるいは
溶融していなければならず、この場合該軟化あるいは溶
融したトナーが定着機から圧力を受けて紙の繊維中へめ
り込んだり、また軟化あるいは溶融したトナーの表面は
粘着性が出ているのでその粘着力で接着する。従って、
トナーに使用する樹脂の融点あるいは軟化点は定着機の
加熱された温度以下である必要がある。
【0003】しかし、近年地球環境の保全のために省エ
ネルギーの要求が高まっており、定着機で消費できるエ
ネルギーが制限されつつある。実際定着エネルギーを下
げるためには定着機の温度を下げるしかなく、このよう
に定着エネルギーを下げた定着機に対応したトナーの樹
脂は、必然的に低融点にならざるを得ない。しかし、こ
のように融点を下げた樹脂は柔らかくなりやすく、トナ
ーに加工した後簡単にブロック化したり、表面に粘着性
があるためにトナー中の外添剤との相互作用が経時で変
化し、特性変化が起こったり保存性の面で問題がある。
また、現像機内部においても同様にトナーが柔らかく粘
着性があるために、キャリアにトナーがスペントした
り、現像ローラにトナーがフィルミングしたり、あるい
は現像ブレードにトナーが固着したりする問題がある。
更には、印刷した後の画像についても環境の変化によっ
て、被印刷紙同士がブロッキング起こしたりしやすいと
いう問題があった。そのほかに、トナーの加工上の問題
もあり、従来の樹脂で低融点化を図ると樹脂が柔らか過
ぎるために、粉砕工程に於いてトナーが粉砕しにくいと
いう問題や、粉砕機内に張り付いてしまうという問題も
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする問題と目的】従って、本発明
の目的は、上記従来技術に鑑みて、従来に比べ定着温度
を下げることによる省エネルギー化を図り、従来の低融
点樹脂を使用したトナーに比べ保存性を良好にし、外添
剤との相互作用に経時変化を起こさず、トナースペン
ト、フィルミング、固着を生じず、被印刷物の保存性を
良好にし、良好な粉砕加工性を得ることを目的とする。
【0005】
【問題を解決するための手段】上記目的は、本発明の
(1)「メインバインダーとしてエチルセルロースを含
有したトナー」、(2)「エチルセルロースとワックス
が混合されたことにより、エチルセルロースの融点以下
で定着可能にしたトナー」、(3)「ワックスとエチル
セルロースが分子レベルで完全に相溶しているトナ
ー」、(4)「エチルセルロースをワックスの融点以上
の温度でワックスを溶剤として溶解させることにより液
化し定着可能な状態となるトナー」、(5)「エチルセ
ルロース以外のバインダー成分を含み又は含まず、バイ
ンダー成分中の構成比でエチルセルロースが10wt%
以上であるトナー」、(6)「エチルセルロースに対す
るワックスの組成比が、97:3〜5:95であるトナ
ー」、(7)「融点がエチルセルロースの融点より低い
ワックスを使用したトナー」、(8)「溶融粘度が15
0℃において1〜10000000センチポイズ以下の
ワックスを使用したトナー」、(9)「平均分子量がG
PCスチレン換算で500〜1000000のエチルセ
ルロースを使用したトナー」、(10)「エトキシル置
換度が平均で1以上3以下であるエチルセルロースを使
用したトナー」、(11)「25℃における針入度が0
以上20以下であるワックスを使用したトナー」、(1
2)「特にパラフィン、マイクロクリスタリン、オレフ
ィン、あるいはこれらの酸化ワックスをワックスとして
使用したトナー」によって達成される。また上記目的
は、本発明の(13)「キャリア粒子と前記第(1)項
〜第(12)項のいずれかに記載のトナーとを含む二成
分系電子写真用現像剤」、(14)「着色剤及び所望に
より添加される磁性材料を含むことを特徴とする前記第
(1)項〜第(12)項のいずれかに記載のトナーを用
いた一成分系電子写真用現像剤」によって達成される。
【0006】以下、本発明について詳細に説明する。上
記第(1)〜(4)項は本発明の基本骨格をなすもので
あり、メインバインダーとして、融点が高く保存性や耐
スペント、耐フィルミング、耐固着性のよいエチルセル
ロースを使用し、これをワックスで溶解したものを固化
させトナーとする。従ってこれを熱定着にかけたとき、
ワックスの融点以上の温度でエチルセルロースがワック
スにより溶解し、エチルセルロースの融点に温度が達し
なくとも、エチルセルロースが軟化、あるいは溶解し定
着性能が発現する。なお、エチルセルロース自体の融点
は高いので樹脂が柔らかすぎるということはなく、良好
な粉砕性が得られる。このように本発明のトナーは、ワ
ックスとエチルセルロースが均質に相溶しているもので
あり、したがって、本発明における均質相溶とは、熱定
着時にワックスの融点以上の温度でエチルセルロースが
ワックスにより溶解し、エチルセルロースの融点に温度
が達しなくとも、エチルセルロースが軟化、あるいは溶
解し少なくとも定着性能が発現する程度の相溶状態を意
味する。
【0007】第(5)項に記載される内容について詳細
に説明すると、エチルセルロースに対するワックスの組
成比については、ワックスの処方量が多ければ多い程、
エチルセルロースの溶解粘度は低下するが、エチルセル
ロース処方量が減少するとワックスが他の樹脂を溶解す
ることはなく樹脂と交じることもないので、樹脂とワッ
クスが分離してしまいトナー化が難しい。エチルセルロ
ースの処方量が多くワックスが少ないと、エチルセルロ
ースがワックスに溶解しても、溶解粘度が高すぎて定着
性能が出ない。鋭意検討した結果、エチルセルロースと
ワックスの組成比が97:3〜5:95であれば性能が
出ることが明らかとなった。しかし実使用上は、オフィ
スのような空調の効いた場所での定着のみとは限らず、
高温、低温、高湿、低湿など色々の定着環境が考えら
れ、好ましくは95:5〜20:80、更に好ましくは
90:10〜30:70、余裕度を考慮すれば更にもっ
と好ましくは80:20〜40:60がよい。
【0008】また、前記第(6)項に記載されるよう
に、従来の樹脂と混合して使用する場合にも、少なくと
も樹脂全体中のエチルセルロース含有量が10wt%以
上処方されている必要がある。エチルセルロース含有量
が10wt%より少ない樹脂処方量では、従来の樹脂と
混合されたトナーの融点を充分に下げることができず、
定着不良を起こしてしまう。エチルセルロース含有量に
ついて鋭意検討した結果、好ましくは15wt%以上、
もっと好ましくは20wt%以上、更に好ましくは30
wt%以上、更にもっと好ましくは40wt%以上、よ
り更に好ましくは50wt%以上がよい。
【0009】前記第(7)項に記載されるように、ワッ
クスの融点がエチルセルロースの融点より低いものを使
用しないとエチルセルロースの融点以下でワックスが溶
融しないので、当然エチルセルロースをワックスで溶解
することはできず、トナーの融点を下げることができな
い。したがって、好ましくは50℃以上130℃以下、
もっと好ましくは50℃以上110℃以下、更に好まし
くは50℃以上100℃以下、更にもっと好ましくは5
0℃以上90℃以下が望ましい。
【0010】前記第(8)項に記載されるトナーの場
合、検討した結果、ワックスの溶融粘度が150℃にお
いて1〜10000000センチポイズ以下であるよう
なワックスであればよいことが明らかとなり、ワックス
の溶融粘度は低ければ低い程よいが、1センチポイズを
切るようなワックスの知見がない。逆にワックスの溶融
粘度が高い場合は、エチルセルロースをワックスで溶解
した場合、当然このエチルセルロースのワックス溶液は
高粘度となり、1000000センチポイズ以上のワッ
クス粘度では、溶解粘度が高すぎて定着不良を起こし易
い。また、実使用上はオフィスのような空調の効いた場
所での定着のみとは限らず、高温、低温、高湿、低湿な
ど色々の定着環境が考えられ、好ましくは1〜1000
00センチポイズ、更に好ましくは1〜10000セン
チポイズ、更にもっと好ましくは1〜1000センチポ
イズ、余裕度を考慮すると更によりもっと好ましくは1
〜100センチポイズがよい。
【0011】前記第(9)項に記載のように、分子量に
ついて検討した結果、エチルセルロースの平均分子量が
GPCスチレン換算で500〜1000000であれ
ば、良好な定着品質が得られることが明らかとなった。
分子量が小さい場合はワックスで溶解したときの粘度は
低く、分子量が大きい場合にはワックスで溶解したとき
の溶解粘度は高い。従って、分子量が小さいものの方が
使用するワックスの量は少なくて済む。但し分子量が小
さくなりすぎると、樹脂が硬くなりトナーがもろく割れ
やすくなりすぎ過粉砕し易い。また、分子量が大きいと
ワックスで溶解したときの溶解粘度は高くなり、ワック
スの処方量を多くしなければならず、分子量が大き過ぎ
ると柔軟性が高くなり過ぎ粉砕性が悪くなる。従って、
より粉砕性と定着性をよい方向へもっていくとすると好
ましい分子量は1000〜100000である。またG
PCの他に分子量を決定する方法はいくつかあり、分子
量は粘度に比例することを利用して、エチルセルロース
を溶剤に溶かしその溶液粘度で分子量を表わす方法、薬
品を使った当量などで表わす方法等もあるが、基本的に
これはGPCで測定した場合と意味が同値になるのであ
り、その測定法で本発明が左右されるものではない。
【0012】前記第(10)項に記載される内容につい
て詳細に説明すると、検討した結果、エトキシル置換度
が平均で1以上3以下であれば良好なエチルセルロース
としての性質が発揮できることが明らかとなった。エト
キシル置換度が低いとワックスに対する溶解性が失われ
ていき、本発明に於いて使用できない。またアルコール
性水酸基はD−グルコピラノース構成単位中3であるの
で3が限度である。従ってエトキシル置換度の好ましい
値は平均で1.5以上3以下がよく、更に好ましくは2
以上3以下がよい。
【0013】前記第(11)項に記載される内容につい
て詳細に説明すると、検討した結果、ワックスの25℃
における針入度が0以上20以下であるワックスであれ
ば、本発明に使用できることが明らかとなった。一般に
ワックスの針入度が高いとワックス自体の粘着性が高く
なり、現像の設計上スペントやフィルミング、固着等が
発生し易くなり好ましくない。従って、高温環境での使
用を考えるとワックスの針入度は0以上8以下が好まし
く、もっと好ましくは0以上5以下が望ましい。
【0014】前記第(12)項に記載される内容につい
て詳細に説明すると、検討した結果、特にワックスの種
類がパラフィン、マイクロクリスタリン、オレフィン、
あるいはこれらの酸化ワックスを使用するのがよく、こ
れらのワックスを使用することにより、エチルセルロー
スの溶解性が高く、トナーを製造する際短時間でエチル
セルロースがワックスに溶けることが明らかとなった。
これはこれらパラフィン、マイクロクリスタリン、オレ
フィン、あるいはこれらの酸化ワックスの極性が特に低
く、エチルセルロースのエトキシル基とのなじみがよい
ことが原因と思われる。
【0015】斯して従来技術の問題を解決するために、
本発明では、定着の最低温度より高い融点の樹脂と定着
の最低温度より低い融点のワックスを使用し、ワックス
の融点以上の温度においてワックスが溶剤あるいは可塑
剤として機能することにより、樹脂がワックスにより分
子レベルで溶解し、樹脂を軟化あるいは溶解し、樹脂の
融点より低い温度で定着できる系を発見した。このこと
により、実際使用樹脂の融点よりはるかに低いワックス
の融点近傍の温度で定着が可能となり、省エネルギー化
ができた。このことにより、融点の高いエチルセルロー
スを使用しても低温での定着が可能となった。
【0016】本発明における樹脂の融点とはフローテス
ター法による軟化点を指し、また本発明におけるワック
スの融点とは、ワックスの結晶が殆どアモルファス化し
透明になる点を指し、いわゆるDSC法におけるTgや
吸熱のトップピークとは異なる概念の融点である。従来
からトナーの樹脂中にワックスを分散して使用する方法
は公知である。これは定着ローラにトナーがつかないよ
うトナー中の樹脂にワックスを分散して、定着するとき
にこの分散されたワックスが染み出して、トナーと定着
ローラとの離型性をよくする方法がとられている。しか
し、従来使用されている樹脂はワックスによる溶解性が
なく、そのために樹脂自身を溶解や軟化させることはで
きない。これに対して、本発明のエチルセルロースはワ
ックスの融点以上の温度において、液状のワックスに溶
解あるいは可塑化されるので、明らかに従来の方法とは
異なるものである。
【0017】また、一般に繊維素としてのセルロースは
分子内の水酸基による水素結合力が非常に大きく、結晶
性が非常に高いため、熱により融解せず、また水やワッ
クス、有機溶剤に対し完全に不溶であるという性質があ
る。但し、例外として水系の銅アンモニア溶液(シュバ
イツァー試薬)にのみ唯一少量溶けるが、これは特殊な
ケースである。
【0018】これに対して、本発明によるエチルセルロ
ースはこの分子内の水酸基をエトキシル基で封鎖するこ
とにより、この水酸基による分子間の水素結合を断ち切
り、結晶性を下げることにより、繊維素としてのセルロ
ースとは全く異なった新しい種類の樹脂として合成され
たものである。異なったものであるということについて
は、物理的性質及び化学的性質の明らかな差異により明
白であり、例えば、物理的性質からいえば熱的性質に着
目すると、繊維素としてのセルロースと異なり、融点を
持ち熱可塑性であることが挙げられる。化学的性質とし
ては各種有機溶剤やワックスに対する溶解性が挙げら
れ、これらは本来の繊維素としてのセルロースと決定的
に異なる点であり、もはや同一の系統のものとはいえず
新規の合成樹脂の仲間に入る。
【0019】他の例としてこのようにアルコール性水酸
基を封鎖したものでセルロースナイトレートがある。こ
れは繊維素としてのセルロースを硝酸と硫酸の混酸で処
理することにより硝酸エステルとするものであるが、物
理的性質として繊維素としてのセルロースのように融点
を持たないが、化学的性質として各種有機溶剤に可溶と
なる。更に化学的性質として硝化度の高いものは衝撃や
静電気、熱により発火爆発するという性質があり、もは
やこれを繊維素と解することはできず、一般には火薬の
範疇に入るものである。アセチルセルロースの場合も蟻
酸や氷酢酸等の極性の強い特定有機溶剤或いはこれらと
プロパノールの混媒にのみ可溶性を示し熱可塑性に欠け
るため通常は可塑剤が併用されるものである。したがっ
て本発明に使用されるエチルセルロースは繊維素ではな
く、全く別の種類の合成樹脂であり名前が似ていて非な
るものである。
【0020】本発明に類似の技術に特許第259745
2号に係る技術があり、これは生分解樹脂として植物、
動物由来のセルロース・キトサン系、プルラン・キトサ
ン系のコポリマーに植物系ワックスを添加するものであ
る。しかしセルロース、キトサン、プルラン、セルロー
ス・キトサンのコポリマー、プルラン・キトサンのコポ
リマーのどれも熱可塑性がなく、これら樹脂のみでは熱
による定着は不能であり、また先述のように、ワックス
や各種有機溶剤に不溶な系統のものである。従って、こ
の系においてはワックス中にこれら樹脂が溶解せずに顔
料のように分散されている状態で、ワックスの熱溶融性
のみによって定着ができるものである。また先にも述べ
たが、使用樹脂の名前自体は似てはいるものの、セルロ
ースとエチルセルロースは似て非なるものである。した
がって、本発明のように樹脂をワックスで完全に溶解さ
せこの溶解した樹脂により定着、結着させるという機
構、及び使用している樹脂が根本的に異なる全く別の技
術である。
【0021】また、本発明と比較しうる技術に特開昭6
2−94853号公報記載のものがあり、これはエチル
セルロースを含むものである。しかし、この技術はエチ
ルセルロースなどの材料を他の結着樹脂中に混合するこ
とによって、樹脂の凝集力を上げる構成となっており、
本発明のようにメイン樹脂としてエチルセルロースを使
用するものではない。本発明の場合はワックスによりエ
チルセルロースを溶解させるため粘度の低下が生じ、逆
に凝集力は下がる方向にある。該公報記載の技術による
と、定着はこれら樹脂の混合物により行なうものであ
り、従って従来の樹脂による定着なので定着温度は高い
ものとなる。これに対して、本発明はメイン樹脂として
エチルセルロースを使用するものであり、また定着性能
はこのエチルセルロースがワックスにより溶解すること
により、低い温度での定着が可能となっている。従っ
て、本発明とは根本的に異なる全く別の技術と云える。
【0022】基本的にワックスに溶解する樹脂は殆どな
く、本発明におけるエチルセルロースの前駆体であるセ
ルロースも当然ワックスには溶解しない。セルロースは
D−グルコピラノースがβ−(1→4)結合したものと
考えられ、エチルセルロースはD−グルコピラノース単
位の3個のアルコール性水酸基をエトキシル基で一部あ
るいは全て置換したものである。根本的にセルロースが
熱に対して不融であり、水、ワックス、各種有機溶剤に
不溶である理由は、D−グルコピラノース単位のアルコ
ール性水酸基自体の水素結合が強すぎて、分子間の結合
力が非常に大きく結晶性が高いことにあり、このことに
より分子鎖が剛直でバラバラにほどけないことにある。
また特に、ワックスに対しては水酸基自体の極性が非常
に高いがために、比較的極性の低いワックスでは極性が
違い過ぎて溶解性が全く発現しない。
【0023】これに対し、エチルセルロースのワックス
に対する溶解性の発現の理由は、エチルセルロースがD
−グルコピラノース単位のアルコール性水酸基が一部あ
るいは全てエトキシル基に置換されており、水素結合点
が少なく結晶性も下がっており、しかもこのエトキシル
基の極性が低いために、極性の低いワックスとの親和性
が高くなりワックスに溶解することにある。一般にワッ
クスは直鎖のパラフィンや少し分岐したマイクロクリス
タリン、オレフィン、脂肪酸、脂肪族エステル、脂肪族
ケトン、アミン、アミド、アルコール、ステロールなど
があるが、これはあくまで分子の一部分の結合や基であ
り、メインとなるアルキル基の部分が非常に長いので全
体としては極性が極端に低くなる。
【0024】エチルセルロースの製法の一例としては次
のような方法がある。パルプまたは精製コットンリンタ
ーを原料としてアルカリセルロースを作り、加圧缶中で
塩化エチルを作用させて熱湯で洗って乾燥する。セルロ
ースは無水グルコースの連鎖からなり、各C6単位は置
換可能な三つのOH基を持つが、エチルセルロースはこ
のOH基を塩化エチルにより部分的あるいは完全にエー
テル化する。
【0025】
【化1】C672(OH)2ONa+ClC25→C6
72(OH)2OC25+NaClから
【0026】
【化2】C672(ONa)3+3ClC25→C67
2(OC253+3NaClまでとなる。
【0027】本発明に使用できるサブレジンとしてはつ
ぎのようなものが挙げられる。トナーそれぞれに使用さ
れるバインダー樹脂の一例としては、ポリスチレン、ポ
リp−クロロスチレン、ポリビニルトルエンなどのスチ
レン及びその置換体の単重合体;スチレン−p−クロロ
スチレン共重合体、スチレン−プロピレン共重合体、ス
チレン−ビニルトルエン共重合体、スチレン−ビニルナ
フタリン共重合体、スチレン−アクリル酸メチル共重合
体、スチレン−アクリル酸エチル共重合体、スチレン−
アクリル酸ブチル共重合体、スチレン−アクリル酸オク
チル共重合体、スチレン−メタクリル酸メチル共重合
体、スチレン−メタクリル酸エチル共重合体、スチレン
−メタクリル酸ブチル共重合体、スチレン−α−クロル
メタクリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリロニト
リル共重合体、スチレン−ビニルメチルケトン共重合
体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−イソプ
レン共重合体、スチレン−アクリロニトリル−インデン
共重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、スチレン−
マレイン酸エステル共重合体などのスチレン系共重合
体;ポリメチルメタクリレート、ポリブチルメタクリレ
ート、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリエステ
ル、ポリウレタン、ポリアミド、エポキシ樹脂、ポリビ
ニルブチラール、ポリアクリル酸樹脂、ロジン、変性ロ
ジン、テルペン樹脂、脂肪族叉は脂環族炭化水素樹脂、
芳香族系石油樹脂、塩素化パラフィンなどが挙げられ、
単独あるいは混合して使用できるが特にこれらに限定す
るものではなく、これらの樹脂に必要に応じてカーボン
ブラックやカラー顔料を混練分散して使用すればよく、
当然帯電制御剤の併用も可能である。また粉体化した
後、トナーの流動性を調整するためにシリカ、チタン、
ストロンチウム等の添加剤を加えてもよい。
【0028】また本発明に使用できるワックスには以下
のようなものがある。パラフィン、マイクロクリスタリ
ンワックス、あるいはこれらの酸化ワックス、モンタン
酸、モンタン酸エステル、カルナウバ、キャンデリラ、
ライス、エスパルト、カスター、木ロウ、ミツロウ、ホ
ホバ、ステロール類、ケトンなどが使用できるが、これ
らワックスの種類が本発明を左右するものではない。そ
して、上記のような本発明のトナーは、キャリア粒子と
混合し二成分系電子写真用現像剤として使用することが
でき、また、磁性材料及び所望により添加される着色剤
を含むトナーを用いた一成分系電子写真用現像剤として
使用することができる。
【0029】以下実施例をもとに説明する。 (実施例1) エチルセルロース 78wt% サゾールH2 16wt% カーボンブラック 5wt% CCA 1wt%
【0030】 (実施例2) エチルセルロース 50wt% サゾールH2 10wt% 磁性体 39wt% CCA 1wt%
【0031】 (実施例3) エチルセルロース 72wt% カルナウバワックス 22wt% カーボンブラック 5wt% CCA 1wt%
【0032】 (実施例4) エチルセルロース 72wt% モンタン酸エステル 39wt% カーボンブラック 5wt% CCA 1wt%
【0033】 (実施例5) エチルセルロース 78wt% 155F°パラフィン 16wt% カーボンブラック 5wt% CCA 1wt%
【0034】 (実施例6) エチルセルロース 74wt% ライスワックス 20wt% カーボンブラック 5wt% CCA 1wt%
【0035】 (実施例7) エチルセルロース 74wt% 酸化パラフィン 20wt% カーボンブラック 5wt% CCA 1wt%
【0036】 (実施例8) エチルセルロース 94wt% カーボンブラック 5wt% CCA 1wt%
【0037】 (実施例9) エチルセルロース 74wt% 酸化パラフィン 20wt% シアン 5wt% CCA 1wt%
【0038】 (実施例10) エチルセルロース 72wt% カルナウバ 22wt% イエロー 5wt% CCA 1wt%
【0039】 (実施例11) エチルセルロース 42wt% 高融点ポリエステル(融点155℃) 30wt% カルナウバ 22wt% カーボンブラック 5wt% CCA 1wt%
【0040】 (実施例12) 高融点ポリエステル(融点155℃) 94wt% カーボンブラック 5wt% CCA 1wt%
【0041】 (実施例13) 低融点ポリエステル(融点94℃) 94wt% カーボンブラック 5wt% CCA 1wt%
【0042】 (実施例14) 高融点ポリエステル(155℃) 78wt% サゾールH2 16wt% カーボン 5wt% CCA 1wt%
【0043】上記実施例1〜13について3本ロールに
て5回混練し冷却後粉砕し、外添剤としてシリカをトナ
ー100部に対して1部加え混合し最終的なトナーとし
た。実施例14についてはワックスと樹脂が分離してト
ナー化ができなかった。これらのトナーを用い、実際に
定着機の温度を変えて実験を行なったところ、表1の結
果が得られた。また、ワックスが入っている処方は定着
ローラにオイルを塗布する必要はないが、条件を統一す
る意味ですべてのトナーについてローラにオイル塗布を
行なった。
【0044】
【表1】 エチルセルロースのみの場合と高融点ポリエステル(1
55℃)のみの場合では、160℃以上の温度をかけな
いと定着せず、他のワックスと用いた系では60〜80
℃の定着温度を下げることができた。
【0045】上記トナーを用いて保存性テストを行なっ
たところ、表2の結果が得られた。(保存環境40℃2
週間)
【0046】
【表2】 ○印は変化がないことを表わす
【0047】帯電量は一成分現像のスリーブ上の帯電量
を表わす。OPC地肌汚れはOPC上に付着したトナー
を透明な粘着テープで取り、白い紙の上に貼り付けてマ
クベス反射濃度計により濃度ID1を測定し、更にトナ
ーのついていない透明な粘着テープを白い紙の上に貼り
付けその濃度ID2を測定したものの差であり、数値が
小さい程汚れが少ない。
【0048】
【数1】ΔID=ID1−ID2 以上の結果より、エチルセルロースとワックスで低融点
化を図ったものの保存性や特性に変化がないことが分か
る。また、通常の高融点ポリエステルについても保存性
に問題はなく、特性についてはやや変化があるものの問
題にならないレベルである。しかし、低融点ポリエステ
ルを使用したものは保存テストで完全に固化してしま
い、特性を測ることすらできない。
【0049】トナーのランニング後の経時変化(画像出
し2000枚後) 画像出しは一成分現像で行ない、帯電量はスリーブ上の
トナーの帯電量である。
【0050】
【表3】 上記結果より、エチルセルロース単独かあるいはエチル
セルロースとワックスの組み合わせの場合、帯電量の変
化が殆どなく、地肌汚れも殆ど変化していない。エチル
セルロースと高融点ポリエステルの組み合わせでは僅か
に帯電量の変化と地肌汚れの劣化が見られるが、問題と
ならないレベルである。高融点ポリエステル単独の場
合、帯電量の低下と地肌汚れの増加があるが、使えない
レベルではない。低融点ポリエステル単独では、大幅な
帯電量低下と地肌汚れの劣化が起こり、使えないレベル
である。
【0051】また、作像系におけるテストを行なった。
トナースペントについては二成分現像である。現像ロー
ラフィルミングと現像ブレード固着については、一成分
現像にてテストを行ない、一成分、二成分現像とも20
00枚の画像を出した後評価した。
【0052】
【表4】 ○ 発生なし △ 発生はしているが程度が軽く問題とならない × 画像品質に大きな影響が出て使えない エチルセルロースやエチルセルロースとワックスの組み
合わせの系では初期品質と殆ど変化がなかった。エチル
セルロースと高融点ポリエステルの組み合わせでは、現
像ローラフィルミングがわずかに発生しているが、画像
上全く問題にならない。高融点ポリエステルのみの場
合、二成分現像ではキャリアへのトナースペント、一成
分現像では現像ローラフィルミング、現像ブレードへの
トナー固着がやや見られるが、問題となるレベルではな
く従来からの性能である。低融点ポリエステルの場合、
二成分現像におけるトナースペント、一成分現像におけ
る現像ローラフィルミング、現像ブレードへのトナー固
着とも激しいトナーの付着が見られる。このとき画像上
では画像濃度ムラ、転写紙の地肌汚れ、画像の縦白スジ
などさまざまな異常画像の発生が見られ、画像品質の上
からもこの系は使用できない。
【0053】次に被印刷物の保存性であるが、片面印刷
と両面印刷の両方の場合に分けてテストした。
【表5】 ○ 問題なし △ 表面のトナーが裏面をうっすら汚す × 表面のトナーが裏面のトナーと融合 以上より実施例13の低融点ポリエステルを使用した場
合のみ転写紙の汚染やブロック化が起こり使用できな
い。
【0054】また、トナー化する際の粉砕工程について
の評価を行なった。以下は一定量のトナーが所望の粒径
のトナーとしてでき上がるまでの時間と付着状況の評価
である。
【0055】
【表6】 ○ 問題なし × 粉砕室内にトナー付着が激しい 以上のように実施例1〜12迄はほぼ工程上問題ないと
いえる。しかし、実施例13の低融点ポリエステルを使
用した系では粉砕時間が通常の二倍以上かかり、かつ粉
砕室内のトナー付着が激しく粉砕中に粉砕条件が変化し
てしまう。従って、低融点ポリエステルの系ではトナー
加工上大きな問題があるといえる。
【0056】
【発明の効果】以上、詳細かつ具体的な説明から明らか
なように、本発明はエチルセルロースより融点の低いワ
ックスでエチルセルロースが溶解することにより、エチ
ルセルロースの融点より低い温度で定着が可能となり、
省エネルギーが可能となった。また、低融点トナーであ
ってもエチルセルロース自体の融点は高いので保存性が
良好になった。更にまた、エチルセルロースは硬い樹脂
なので、外添剤がトナーにめり込んだり、低分子の樹脂
による外添剤の汚染がなく特性変化を最小限に抑えるこ
とができた。そしてまた、硬く粘着性のないエチルセル
ロースを使用することにより、トナースペント、フィル
ミング、固着等を防止できた。そして更にまた、融点の
高い樹脂で硬く粘着性のない樹脂なので被印刷物がブロ
ック化しない。また、低融点トナーでありながら使用し
ているエチルセルロースが柔らか過ぎず、適度に硬いの
で良好に粉砕することができるという極めて優れた効果
を奏するものである。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メインバインダーとしてエチルセルロー
    スを含有したことを特徴とする電子写真用トナー。
  2. 【請求項2】 エチルセルロースとワックスが混合され
    ていることにより、エチルセルロースの融点以下で定着
    可能であることを特徴とする電子写真用トナー。
  3. 【請求項3】 エチルセルロースをワックスの融点以上
    の温度でワックスを溶剤として溶解させ、液化すること
    により定着可能状態になることを特徴とする電子写真用
    トナー。
  4. 【請求項4】 エチルセルロース以外のバインダー成分
    を含み又は含まず、バインダー成分中の構成比でエチル
    セルロースが10wt%以上であることを特徴とする請
    求項1乃至3のいずれかに記載の電子写真用トナー。
  5. 【請求項5】 エチルセルロースとワックスの組成比
    が、97:3〜5:95であることを特徴とする請求項
    2乃至4のいずれかに記載の電子写真用トナー。
  6. 【請求項6】 ワックスの融点がエチルセルロースの融
    点より低いことを特徴とする請求項2又は3に記載の電
    子写真用トナー。
  7. 【請求項7】 ワックスの溶融粘度が150℃において
    1〜10000000センチポイズ以下であることを特
    徴とする請求項2又は3に記載の電子写真用トナー。
  8. 【請求項8】 エチルセルロースの平均分子量がGPC
    スチレン換算で500〜1000000であることを特
    徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の電子写真用
    トナー。
  9. 【請求項9】 エチルセルロースのエトキシル置換度が
    平均で1以上3以下であることを特徴とする請求項1乃
    至8のいずれかに記載の電子写真用トナー。
  10. 【請求項10】 ワックスの25℃における針入度が0
    以上20以下であることを特徴とする請求項2乃至9の
    いずれかに記載の電子写真用トナー。
  11. 【請求項11】 特にワックスの種類がパラフィン、マ
    イクロクリスタリン、オレフィン、あるいはこれらの酸
    化ワックスであることを特徴とする請求項10に記載の
    電子写真用トナー。
JP2000026723A 2000-02-03 2000-02-03 現像剤 Pending JP2001215754A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000026723A JP2001215754A (ja) 2000-02-03 2000-02-03 現像剤
DE60114900T DE60114900T2 (de) 2000-02-03 2001-02-01 Elektrophotographischer Toner und Entwickler
EP01300933A EP1126326B1 (en) 2000-02-03 2001-02-01 Toner and developer for electrophotography
US09/773,916 US6413690B2 (en) 2000-02-03 2001-02-02 Toner and developer for electrophotography

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000026723A JP2001215754A (ja) 2000-02-03 2000-02-03 現像剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001215754A true JP2001215754A (ja) 2001-08-10

Family

ID=18552420

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000026723A Pending JP2001215754A (ja) 2000-02-03 2000-02-03 現像剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001215754A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003098756A (ja) * 2001-09-19 2003-04-04 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2003107795A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Ricoh Co Ltd トナー
JP2008122604A (ja) * 2006-11-10 2008-05-29 Casio Electronics Co Ltd 電子写真用トナー
JP2012008278A (ja) * 2010-06-23 2012-01-12 Ricoh Co Ltd トナー及びトナーの製造方法と画像形成方法及び画像形成装置
JP2013134280A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Ricoh Co Ltd トナー及び現像剤、それを用いた画像形成装置、プロセスカートリッジ

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003098756A (ja) * 2001-09-19 2003-04-04 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2003107795A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Ricoh Co Ltd トナー
JP2008122604A (ja) * 2006-11-10 2008-05-29 Casio Electronics Co Ltd 電子写真用トナー
JP2012008278A (ja) * 2010-06-23 2012-01-12 Ricoh Co Ltd トナー及びトナーの製造方法と画像形成方法及び画像形成装置
JP2013134280A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Ricoh Co Ltd トナー及び現像剤、それを用いた画像形成装置、プロセスカートリッジ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001222133A (ja) 現像剤
JP5448583B2 (ja) トナー組成物
EP1126326B1 (en) Toner and developer for electrophotography
KR100460835B1 (ko) 전자 사진용 토너 및 이 토너를 사용한 화상 형성 방법
JPWO2019065868A1 (ja) 静電荷像現像用トナー
CN101201565A (zh) 用于控制无光泽效果的具有交联树脂的调色剂
JPH11143112A (ja) 相溶化剤を有するトナー及び現像液組成物
JP2001215754A (ja) 現像剤
JP4051583B2 (ja) 静電印刷用トナーの製法
JP2001305779A (ja) 電子写真用トナー、及びその製造方法、並びに二成分現像剤
JP4089860B2 (ja) 電子写真用トナー、現像剤、及びこれを用いた画像形成装置
JP2001222136A (ja) 現像剤
JP4597417B2 (ja) 電子写真用トナー
JP2001296699A (ja) 電子写真用トナー
JP4089863B2 (ja) 現像剤
JPH01303447A (ja) 静電荷像現像用トナー
JP4052344B2 (ja) 静電印刷用トナーの製法
JP4049547B2 (ja) 現像剤
JP3247995B2 (ja) トナーの製造方法
JP7451111B2 (ja) トナー
JPH05216273A (ja) 静電像現像用トナー
US10901336B2 (en) Positively-chargeable toner for developing electrostatic images and method for producing the same
JP3047305B2 (ja) トナーの製造方法
JPH08123079A (ja) トナー用樹脂組成物及びトナー
JP2001249496A (ja) 非磁性一成分カラートナー及びその製造方法