JP2001214325A - ゴデットロ−ラ - Google Patents
ゴデットロ−ラInfo
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- JP2001214325A JP2001214325A JP2000032683A JP2000032683A JP2001214325A JP 2001214325 A JP2001214325 A JP 2001214325A JP 2000032683 A JP2000032683 A JP 2000032683A JP 2000032683 A JP2000032683 A JP 2000032683A JP 2001214325 A JP2001214325 A JP 2001214325A
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- JP
- Japan
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- yarn
- roller
- godet
- godet roller
- yarns
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Abstract
(57)【要約】
【課題】紡糸機とゴデットローラとの間に流れる風或い
は随伴気流等による糸条走行のずれをより上流側にて規
制し、走行中の糸条同士の接触、絡みを防止するゴデッ
トロ−ラを提供すること。 【解決手段】紡糸機3より紡出された糸条Yは、ゴデッ
トローラ11の1条目にて設けられた溝16により糸道
を規制され、糸条Yは溝16によって規制された所定間
隔を保持したまま、ゴデットローラ13の1条目にて設
けられた溝17により、再度糸道が規制される。この2
度の糸道規制により、紡糸機3とゴデットローラ11と
の間に流れる風或いは随伴気流等が発生したとしても糸
揺れは発生しないため、糸条Y同士の絡みが生じること
なく、ローラ部1を出ることとなる。
は随伴気流等による糸条走行のずれをより上流側にて規
制し、走行中の糸条同士の接触、絡みを防止するゴデッ
トロ−ラを提供すること。 【解決手段】紡糸機3より紡出された糸条Yは、ゴデッ
トローラ11の1条目にて設けられた溝16により糸道
を規制され、糸条Yは溝16によって規制された所定間
隔を保持したまま、ゴデットローラ13の1条目にて設
けられた溝17により、再度糸道が規制される。この2
度の糸道規制により、紡糸機3とゴデットローラ11と
の間に流れる風或いは随伴気流等が発生したとしても糸
揺れは発生しないため、糸条Y同士の絡みが生じること
なく、ローラ部1を出ることとなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紡糸巻取機の上流
側に設けられ、紡糸機より紡出された複数本の糸条を数
回巻回するゴデットロ−ラに関する。
側に設けられ、紡糸機より紡出された複数本の糸条を数
回巻回するゴデットロ−ラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、紡糸機によって紡出された糸条
は、多数本並列にゴデットロ−ラと別途該ローラの下流
側に設けられたセパレ−トロ−ラとを1組としたロ−ラ
の表面上を走行することにより両ロ−ラ間において数回
巻回され、ロ−ラを出た糸条は、上記1組のロ−ラの他
に別途設けられたもう1組のロ−ラの表面上を走行しな
がら両ロ−ラ間において再度数回巻回される。ここで、
上記2つのゴデットローラは互いに回転周速が異なって
いるため、上記2組のロ−ラ間を走行する際に糸条が延
伸されることとなる。この2組のロ−ラを走行中、多数
の糸条は通常略並列の走行を維持した状態となってい
る。上記ロ−ラによって延伸され、2組のロ−ラを出た
糸条は、並列走行を崩し、ロ−ラの下流側に設けられた
紡糸巻取機において1本ずつ、トラバース装置によって
トラバ−スされながら別々の巻取ボビンに巻き取られ
る。
は、多数本並列にゴデットロ−ラと別途該ローラの下流
側に設けられたセパレ−トロ−ラとを1組としたロ−ラ
の表面上を走行することにより両ロ−ラ間において数回
巻回され、ロ−ラを出た糸条は、上記1組のロ−ラの他
に別途設けられたもう1組のロ−ラの表面上を走行しな
がら両ロ−ラ間において再度数回巻回される。ここで、
上記2つのゴデットローラは互いに回転周速が異なって
いるため、上記2組のロ−ラ間を走行する際に糸条が延
伸されることとなる。この2組のロ−ラを走行中、多数
の糸条は通常略並列の走行を維持した状態となってい
る。上記ロ−ラによって延伸され、2組のロ−ラを出た
糸条は、並列走行を崩し、ロ−ラの下流側に設けられた
紡糸巻取機において1本ずつ、トラバース装置によって
トラバ−スされながら別々の巻取ボビンに巻き取られ
る。
【0003】紡糸巻取機の1例として、レボルビングタ
イプのものである場合、ボビンチェンジ時に糸に弛みに
よる糸道の揺れが生じる可能性がある。そこで、上記紡
糸巻取機の上流側にあるゴデットローラで糸の巻き込み
や絡みが発生するのを防止すべく、この糸道の揺れを規
制する揺れ規制部材をゴデットローラの出口に設けたも
のが知られている。
イプのものである場合、ボビンチェンジ時に糸に弛みに
よる糸道の揺れが生じる可能性がある。そこで、上記紡
糸巻取機の上流側にあるゴデットローラで糸の巻き込み
や絡みが発生するのを防止すべく、この糸道の揺れを規
制する揺れ規制部材をゴデットローラの出口に設けたも
のが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、紡糸機
により紡出された多数本の糸条が従来のゴデットロ−ラ
を走行する際に、紡糸機とゴデットローラとの間で走行
する糸条に流れる風或いはローラ自身の回転により発生
する風いわゆる随伴気流等により糸条走行のずれ即ち糸
揺れが発生し、上記ロ−ラにおいての糸条同士の絡みが
発生するという問題点を有していた。そこで、上記問題
点を解決するために、ゴデットローラ下流側のセパレー
トローラ表面上に溝を施しているものが知られている
が、この場合は糸条が上記溝を施した表面上を走行する
迄で発生する糸揺れについて、例えば、紡出された糸条
が上記セパレートローラ上流側のゴデットローラと最初
に接触する周辺部では、糸揺れの発生を防止できない可
能性があった。又、ゴデットローラの出口に糸揺れ規制
部材を設けたものの場合、紡糸機とゴデットローラとの
間で走行する糸条に流れる風或いは随伴気流等から発生
する糸揺れについては規制することができないという問
題点があった。
により紡出された多数本の糸条が従来のゴデットロ−ラ
を走行する際に、紡糸機とゴデットローラとの間で走行
する糸条に流れる風或いはローラ自身の回転により発生
する風いわゆる随伴気流等により糸条走行のずれ即ち糸
揺れが発生し、上記ロ−ラにおいての糸条同士の絡みが
発生するという問題点を有していた。そこで、上記問題
点を解決するために、ゴデットローラ下流側のセパレー
トローラ表面上に溝を施しているものが知られている
が、この場合は糸条が上記溝を施した表面上を走行する
迄で発生する糸揺れについて、例えば、紡出された糸条
が上記セパレートローラ上流側のゴデットローラと最初
に接触する周辺部では、糸揺れの発生を防止できない可
能性があった。又、ゴデットローラの出口に糸揺れ規制
部材を設けたものの場合、紡糸機とゴデットローラとの
間で走行する糸条に流れる風或いは随伴気流等から発生
する糸揺れについては規制することができないという問
題点があった。
【0005】本発明は上記課題に鑑みてなされたもの
で、紡糸機とゴデットローラとの間で走行する糸条に流
れる風或いは随伴気流等による糸条走行のずれをより上
流側にて規制し、走行中の糸条同士の接触、絡みを防止
するゴデットロ−ラを提供することを目的とする。
で、紡糸機とゴデットローラとの間で走行する糸条に流
れる風或いは随伴気流等による糸条走行のずれをより上
流側にて規制し、走行中の糸条同士の接触、絡みを防止
するゴデットロ−ラを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、紡糸巻取機の上流側に設け
られ、紡糸機より紡出された複数本の糸条を数回巻回す
るゴデットロ−ラであって、糸道規制手段として該ロ−
ラ表面に糸ガイド用の溝が施されているものである。こ
の発明では、ゴデットローラ表面に糸ガイド用の溝を施
すことにより、セパレートローラ表面に溝を設けた場合
に比べて、更に上流側での糸条走行路の位置を規制する
ことができる。(糸条走行のずれを防止することができ
る。)
に、請求項1記載の発明は、紡糸巻取機の上流側に設け
られ、紡糸機より紡出された複数本の糸条を数回巻回す
るゴデットロ−ラであって、糸道規制手段として該ロ−
ラ表面に糸ガイド用の溝が施されているものである。こ
の発明では、ゴデットローラ表面に糸ガイド用の溝を施
すことにより、セパレートローラ表面に溝を設けた場合
に比べて、更に上流側での糸条走行路の位置を規制する
ことができる。(糸条走行のずれを防止することができ
る。)
【0007】請求項2記載の発明は、上記糸ガイド用の
溝は、上記紡糸機より紡出された糸条が少なくとも最初
に接触するロ−ラであって、且つ少なくとも糸条の入口
部表面円周上に施されているものである。この発明で
は、上記溝が紡出された糸条が最初に接触するロ−ラで
あって且つ少なくとも糸条の入口部表面円周上に施され
ていることにより、紡出されてゴデットロ−ラに入った
糸条は、以降上記ロ−ラの溝同士の間隔に従って走行し
た後、上記溝によって形成された間隔を後述の理由から
必要最小限の溝数で保持したままロ−ラを出ることが可
能となる。
溝は、上記紡糸機より紡出された糸条が少なくとも最初
に接触するロ−ラであって、且つ少なくとも糸条の入口
部表面円周上に施されているものである。この発明で
は、上記溝が紡出された糸条が最初に接触するロ−ラで
あって且つ少なくとも糸条の入口部表面円周上に施され
ていることにより、紡出されてゴデットロ−ラに入った
糸条は、以降上記ロ−ラの溝同士の間隔に従って走行し
た後、上記溝によって形成された間隔を後述の理由から
必要最小限の溝数で保持したままロ−ラを出ることが可
能となる。
【0008】請求項3記載の発明は、上記糸ガイド用の
溝は、全てのゴデットローラにおいて、少なくとも糸条
の入口部表面円周上に施されているものである。この発
明では、糸ガイド用の溝が、全てのゴデットローラにお
いて、少なくとも糸条の入口部表面円周上に施されてい
ることにより、紡出された糸条が最初に接触するロ−ラ
であって、且つ少なくとも糸条の入口部表面円周上のみ
に施されている場合に比べ、より確実な糸道規制を行う
ことが可能となる。
溝は、全てのゴデットローラにおいて、少なくとも糸条
の入口部表面円周上に施されているものである。この発
明では、糸ガイド用の溝が、全てのゴデットローラにお
いて、少なくとも糸条の入口部表面円周上に施されてい
ることにより、紡出された糸条が最初に接触するロ−ラ
であって、且つ少なくとも糸条の入口部表面円周上のみ
に施されている場合に比べ、より確実な糸道規制を行う
ことが可能となる。
【0009】請求項4記載の発明は、上記糸ガイド用の
溝は、少なくとも紡糸巻取機の巻取ボビンの数と同数分
設けられている。この発明では、溝が紡糸巻取機の巻取
ボビン数と少なくとも同数であることにより、巻取ボビ
ンに巻き取られるべき全ての糸条の走行位置を同時に規
制することができる。
溝は、少なくとも紡糸巻取機の巻取ボビンの数と同数分
設けられている。この発明では、溝が紡糸巻取機の巻取
ボビン数と少なくとも同数であることにより、巻取ボビ
ンに巻き取られるべき全ての糸条の走行位置を同時に規
制することができる。
【0010】又、ゴデットローラがヒータ内蔵型の加熱
ローラであって、糸条を加熱延伸する場合、上記ゴデッ
トローラの溝で糸道を規制することにより、糸条が糸揺
れすることなく走行して上記ローラとの接触距離を等し
くできるため、加熱むらなく全ての糸条を均等に加熱せ
しめることができる。
ローラであって、糸条を加熱延伸する場合、上記ゴデッ
トローラの溝で糸道を規制することにより、糸条が糸揺
れすることなく走行して上記ローラとの接触距離を等し
くできるため、加熱むらなく全ての糸条を均等に加熱せ
しめることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を用いて説明するが、本発明の趣旨を越えない限り、何
ら本実施の形態に限定されるものではない。
を用いて説明するが、本発明の趣旨を越えない限り、何
ら本実施の形態に限定されるものではない。
【0012】図1は、本発明のゴデットロ−ラ11、1
3を適用したロ−ラ部1の正面拡大図であり、図2、図
3は本発明ゴデットロ−ラ11、13を適用してなるロ
−ラ部1及び紡糸巻取機2を示した正面図及び側面図で
ある。
3を適用したロ−ラ部1の正面拡大図であり、図2、図
3は本発明ゴデットロ−ラ11、13を適用してなるロ
−ラ部1及び紡糸巻取機2を示した正面図及び側面図で
ある。
【0013】図1の紡糸機3の糸条走行路下流側のロ−
ラ部1において、ヒータH1,H2を内蔵したゴデット
ロ−ラ11、13は、糸条Yがゴデットロ−ラ11、1
3と接触する際の入口部(1条目)に各々糸条の太さと
略等しい幅を持ち、図2に示す紡糸巻取機2の巻取ボビ
ン数と同数(図では6本)である溝16、17を有して
いる。又、ゴデットロ−ラ11の上方には、円筒軸がゴ
デットロ−ラ11の円筒軸に対し水平面にて斜めにセパ
レ−トロ−ラ12が設けられ、同様にして、ゴデットロ
−ラ13の下方には、ゴデットロ−ラ13の円筒軸に対
し水平面にて斜めになるようにセパレ−トロ−ラ14が
設けられており、ロ−ラ部1の更に下流側には糸ガイド
15が配されている。尚、上記のように、形成された溝
16、17を糸道としてもよいが、糸走行箇所の両側に
凸部を形成し、糸道を形成してもよい。又、ゴデットロ
−ラ11、13はヒータを内蔵しないものでもよい。
ラ部1において、ヒータH1,H2を内蔵したゴデット
ロ−ラ11、13は、糸条Yがゴデットロ−ラ11、1
3と接触する際の入口部(1条目)に各々糸条の太さと
略等しい幅を持ち、図2に示す紡糸巻取機2の巻取ボビ
ン数と同数(図では6本)である溝16、17を有して
いる。又、ゴデットロ−ラ11の上方には、円筒軸がゴ
デットロ−ラ11の円筒軸に対し水平面にて斜めにセパ
レ−トロ−ラ12が設けられ、同様にして、ゴデットロ
−ラ13の下方には、ゴデットロ−ラ13の円筒軸に対
し水平面にて斜めになるようにセパレ−トロ−ラ14が
設けられており、ロ−ラ部1の更に下流側には糸ガイド
15が配されている。尚、上記のように、形成された溝
16、17を糸道としてもよいが、糸走行箇所の両側に
凸部を形成し、糸道を形成してもよい。又、ゴデットロ
−ラ11、13はヒータを内蔵しないものでもよい。
【0014】図2、図3において、糸ガイド15の下流
側には、紡糸巻取機2を備えており、該紡糸巻取機2の
上流側には、巻取ボビンB1(B2)の数と同数のガイ
ド部材20が設けられている。上記巻取機2の本体フレ
−ム21内にはトラバ−ス装置25、タッチロ−ラ26
を備えている。更に、本体フレ−ム21に回転自在に取
り付けられたタレット円板22からは、2本のボビンホ
ルダ23、24が突出して配され、一方が巻取位置a、
他方が待機位置bとなっている。又、図示の状態では、
ボビンホルダ23、24にはボビンB1、B2がそれぞ
れ挿着されている。
側には、紡糸巻取機2を備えており、該紡糸巻取機2の
上流側には、巻取ボビンB1(B2)の数と同数のガイ
ド部材20が設けられている。上記巻取機2の本体フレ
−ム21内にはトラバ−ス装置25、タッチロ−ラ26
を備えている。更に、本体フレ−ム21に回転自在に取
り付けられたタレット円板22からは、2本のボビンホ
ルダ23、24が突出して配され、一方が巻取位置a、
他方が待機位置bとなっている。又、図示の状態では、
ボビンホルダ23、24にはボビンB1、B2がそれぞ
れ挿着されている。
【0015】図1のロ−ラ部1において、ゴデットロー
ラ11とセパレートローラ12及びゴデットローラ13
とセパレートローラ14との間では、ゴデットローラ1
1上流側の紡糸機3より紡出された糸条YをヒータH1
及びヒータH2により加熱しつつ、複数回巻回して加熱
延伸するようになっており、セパレートローラ12、1
4については、円筒軸がゴデットロ−ラ11、13の円
筒軸に対し各々水平面にて斜めに設けられているが、こ
れは巻回された糸条Yを矢印18、19の方向に走行さ
せるためである。
ラ11とセパレートローラ12及びゴデットローラ13
とセパレートローラ14との間では、ゴデットローラ1
1上流側の紡糸機3より紡出された糸条YをヒータH1
及びヒータH2により加熱しつつ、複数回巻回して加熱
延伸するようになっており、セパレートローラ12、1
4については、円筒軸がゴデットロ−ラ11、13の円
筒軸に対し各々水平面にて斜めに設けられているが、こ
れは巻回された糸条Yを矢印18、19の方向に走行さ
せるためである。
【0016】ゴデットローラ11の溝16は、紡糸機3
より紡出された糸条Yがゴデットロ−ラ11と接触する
際の入口部いわゆる1条目の表面に施されており、ゴデ
ットローラ13の溝17は、ゴデットローラ11とセパ
レートローラ12との間で巻回された糸条Yがゴデット
ロ−ラ13と接触する際の入口部いわゆる1条目の表面
に施されている。例えば、溝16及び17が存在しない
場合、糸条Yの1条目に入る位置が変化すると、その変
化は2条目、3条目へと広がることとなる。よって溝1
6は、ゴデットローラ11よりも下流側の糸道を規制
し、溝17は、ゴデットローラ13よりも下流側の糸道
を規制するようになっている。ここで、1条目の糸道を
規制する上述の場合であるが、図1及び図2に示すよう
に、走行する糸条Yは常に各ローラ11乃至14の中心
軸(一点鎖線部)に対し垂直方向に接するようになって
いる。従って、ローラ表面上では糸条Yの進行方向が変
化することがなく、1条目にて糸条Yの間隔を規制して
いれば、即ち糸条Yの1条目の入る位置を規制しさえす
れば、その間隔を保持したまま糸条Yは走行し、隣り合
った糸条Y同士が互いに近接及び接触するのを防止する
ことができる。
より紡出された糸条Yがゴデットロ−ラ11と接触する
際の入口部いわゆる1条目の表面に施されており、ゴデ
ットローラ13の溝17は、ゴデットローラ11とセパ
レートローラ12との間で巻回された糸条Yがゴデット
ロ−ラ13と接触する際の入口部いわゆる1条目の表面
に施されている。例えば、溝16及び17が存在しない
場合、糸条Yの1条目に入る位置が変化すると、その変
化は2条目、3条目へと広がることとなる。よって溝1
6は、ゴデットローラ11よりも下流側の糸道を規制
し、溝17は、ゴデットローラ13よりも下流側の糸道
を規制するようになっている。ここで、1条目の糸道を
規制する上述の場合であるが、図1及び図2に示すよう
に、走行する糸条Yは常に各ローラ11乃至14の中心
軸(一点鎖線部)に対し垂直方向に接するようになって
いる。従って、ローラ表面上では糸条Yの進行方向が変
化することがなく、1条目にて糸条Yの間隔を規制して
いれば、即ち糸条Yの1条目の入る位置を規制しさえす
れば、その間隔を保持したまま糸条Yは走行し、隣り合
った糸条Y同士が互いに近接及び接触するのを防止する
ことができる。
【0017】更に、溝16及び17が各々糸条の太さと
略等しい幅を持っているのは、紡糸機3から紡出された
糸条Y周辺に生ずる微小な気流の変化でも糸条Yの糸道
に対するずれの影響が懸念されることから、溝16、1
7内での糸道の振れ幅を最小限に抑えるためである。
略等しい幅を持っているのは、紡糸機3から紡出された
糸条Y周辺に生ずる微小な気流の変化でも糸条Yの糸道
に対するずれの影響が懸念されることから、溝16、1
7内での糸道の振れ幅を最小限に抑えるためである。
【0018】ローラ部1において、ゴデットローラ11
とゴデットローラ13とでは、回転の周速が異なってお
り、上記2つの周速の比率によって糸条Yの延伸の度合
いが決定されるようになっている。
とゴデットローラ13とでは、回転の周速が異なってお
り、上記2つの周速の比率によって糸条Yの延伸の度合
いが決定されるようになっている。
【0019】図2、図3の紡糸巻取機2において、トラ
バース装置25は、上流側のローラ部1で延伸された糸
条Yを紡糸巻取機2の幅方向(紙面左右方向)に綾振り
し、ボビンB1(B2)にて均等に巻き取られるように
なっている。又、タレット円板22は、例えば、図2、
図3において巻取位置aにあるボビンホルダ23のボビ
ンB1が満巻となって、糸条Yの巻き取りを空ボビンB
2へと移し換える場合、先ず矢印方向に180度回転し
て上下を反転させることにより満巻ボビンB1を図3の
タッチローラ26から離し、下方に移動させると共に、
待機位置bにあるボビンB2を挿着した他方のボビンホ
ルダ24を上方の巻取位置aへ移動させる。そして、図
示しないボビンチェンジ手段を用いることにより満巻ボ
ビンB1への巻取を終了させ、空ボビンへの巻取に切り
換えるようになっている。
バース装置25は、上流側のローラ部1で延伸された糸
条Yを紡糸巻取機2の幅方向(紙面左右方向)に綾振り
し、ボビンB1(B2)にて均等に巻き取られるように
なっている。又、タレット円板22は、例えば、図2、
図3において巻取位置aにあるボビンホルダ23のボビ
ンB1が満巻となって、糸条Yの巻き取りを空ボビンB
2へと移し換える場合、先ず矢印方向に180度回転し
て上下を反転させることにより満巻ボビンB1を図3の
タッチローラ26から離し、下方に移動させると共に、
待機位置bにあるボビンB2を挿着した他方のボビンホ
ルダ24を上方の巻取位置aへ移動させる。そして、図
示しないボビンチェンジ手段を用いることにより満巻ボ
ビンB1への巻取を終了させ、空ボビンへの巻取に切り
換えるようになっている。
【0020】図1乃至図3において、紡糸巻取機2のボ
ビンホルダ23、24に設けられた巻取ボビンB1(B
2)の数(図では6本)と同数であり、且つゴデットロ
ーラ11上に設けられた1条目の溝16上を、ローラ部
1上流側の紡糸機3から紡出された複数本(図では6
本)の糸条Yがそれぞれ走行することにより糸道は規制
されて、溝16で規制された互いの所定間隔を保持しな
がらゴデットローラ11下流側のセパレートローラ12
へと送られる。セパレートローラ12に送られた糸条Y
は、セパレートローラ12表面上を、一点鎖線で示す円
筒軸に対し垂直方向に走行し、再びゴデットローラ11
へと送られる。糸条Yは、上記の走行を繰り返しつつ、
セパレートローラ12の円筒軸がゴデットロ−ラ11の
円筒軸に対し水平面にて斜めに設けられているため、以
上のゴデットローラ11とセパレートローラ12との間
で矢印18の方向に向かって数回巻回され、ヒータH1
に加熱されながら走行した後、セパレートローラ12下
流側のゴデットローラ13へと送られる。ここでも、紡
糸機3とゴデットローラ11との間へ流れる風或いはロ
ーラ部1の随伴気流が発生したとしても各糸条Yは、溝
16で規制された間隔を保持したままである。
ビンホルダ23、24に設けられた巻取ボビンB1(B
2)の数(図では6本)と同数であり、且つゴデットロ
ーラ11上に設けられた1条目の溝16上を、ローラ部
1上流側の紡糸機3から紡出された複数本(図では6
本)の糸条Yがそれぞれ走行することにより糸道は規制
されて、溝16で規制された互いの所定間隔を保持しな
がらゴデットローラ11下流側のセパレートローラ12
へと送られる。セパレートローラ12に送られた糸条Y
は、セパレートローラ12表面上を、一点鎖線で示す円
筒軸に対し垂直方向に走行し、再びゴデットローラ11
へと送られる。糸条Yは、上記の走行を繰り返しつつ、
セパレートローラ12の円筒軸がゴデットロ−ラ11の
円筒軸に対し水平面にて斜めに設けられているため、以
上のゴデットローラ11とセパレートローラ12との間
で矢印18の方向に向かって数回巻回され、ヒータH1
に加熱されながら走行した後、セパレートローラ12下
流側のゴデットローラ13へと送られる。ここでも、紡
糸機3とゴデットローラ11との間へ流れる風或いはロ
ーラ部1の随伴気流が発生したとしても各糸条Yは、溝
16で規制された間隔を保持したままである。
【0021】紡糸巻取機2のボビンホルダ23、24に
設けられた巻取ボビンB1(B2)の数(図では6本)
と同数であり、且つゴデットローラ13上に設けられた
1条目の溝17上を、ゴデットローラ11から送られた
糸条Yがそれぞれ走行することにより再度糸道が規制さ
れて、溝17で規制された互いの所定間隔を保持しなが
らゴデットローラ13下流側のセパレートローラ14へ
と送られる。セパレートローラ14に送られた糸条Y
は、セパレートローラ14表面上を、一点鎖線で示す円
筒軸に対し垂直方向に走行し、再びゴデットローラ13
へと送られる。糸条Yは、上記の走行を繰り返しつつ、
セパレートローラ12と同様にセパレートローラ14の
円筒軸が、ゴデットロ−ラ13の円筒軸に対し水平面に
て斜めに設けられているため、以上のゴデットローラ1
3とセパレートローラ14との間で矢印19の方向に向
かって数回巻回され、ヒータH2に加熱されながら走行
する。ここでも、各糸条Yは、溝17で規制された間隔
を保持したままであるため、以上の走行路では、風で発
生する糸条Yの揺れによる糸の絡みは防止される。
設けられた巻取ボビンB1(B2)の数(図では6本)
と同数であり、且つゴデットローラ13上に設けられた
1条目の溝17上を、ゴデットローラ11から送られた
糸条Yがそれぞれ走行することにより再度糸道が規制さ
れて、溝17で規制された互いの所定間隔を保持しなが
らゴデットローラ13下流側のセパレートローラ14へ
と送られる。セパレートローラ14に送られた糸条Y
は、セパレートローラ14表面上を、一点鎖線で示す円
筒軸に対し垂直方向に走行し、再びゴデットローラ13
へと送られる。糸条Yは、上記の走行を繰り返しつつ、
セパレートローラ12と同様にセパレートローラ14の
円筒軸が、ゴデットロ−ラ13の円筒軸に対し水平面に
て斜めに設けられているため、以上のゴデットローラ1
3とセパレートローラ14との間で矢印19の方向に向
かって数回巻回され、ヒータH2に加熱されながら走行
する。ここでも、各糸条Yは、溝17で規制された間隔
を保持したままであるため、以上の走行路では、風で発
生する糸条Yの揺れによる糸の絡みは防止される。
【0022】ローラ部1の走行で糸条Yは、ゴデットロ
ーラ11とゴデットローラ13との周速が互いに異なっ
ていることにより、上記2つのローラ間で延伸加工され
ている。
ーラ11とゴデットローラ13との周速が互いに異なっ
ていることにより、上記2つのローラ間で延伸加工され
ている。
【0023】ゴデットローラ13から送られた各糸条Y
は、糸ガイド15、ガイド部材20でそれぞれ各ボビン
Bへと割り振られ(矢印方向)、ローラ部1の下流側の
紡糸巻取機2へと送られる。該紡糸巻取機2で糸条Y
は、先ずトラバース装置25で紡糸巻取機2の幅方向に
綾振りされる。次に、ボビンホルダ23、24が中心の
図示しないスピンドルの回転で積極回転駆動することに
より、巻取ボビンB1が回転し、糸条Yが均等に巻き取
られる。ここで、図3のタッチローラ26は、巻取ボビ
ンB1との接圧によって回転し、この回転から巻取ボビ
ンB1の回転数を計測するようになっている。更に、上
記計測結果に基づいて、上記スピンドルに対し回転数の
フィードバック制御を行うようになっている。この他、
図3に示すタッチローラ26が自ら回転し、回転中のタ
ッチローラ26との接圧で巻取ボビンB1へ回転力を付
与することによって糸条Yが均等に巻き取られるものも
ある。
は、糸ガイド15、ガイド部材20でそれぞれ各ボビン
Bへと割り振られ(矢印方向)、ローラ部1の下流側の
紡糸巻取機2へと送られる。該紡糸巻取機2で糸条Y
は、先ずトラバース装置25で紡糸巻取機2の幅方向に
綾振りされる。次に、ボビンホルダ23、24が中心の
図示しないスピンドルの回転で積極回転駆動することに
より、巻取ボビンB1が回転し、糸条Yが均等に巻き取
られる。ここで、図3のタッチローラ26は、巻取ボビ
ンB1との接圧によって回転し、この回転から巻取ボビ
ンB1の回転数を計測するようになっている。更に、上
記計測結果に基づいて、上記スピンドルに対し回転数の
フィードバック制御を行うようになっている。この他、
図3に示すタッチローラ26が自ら回転し、回転中のタ
ッチローラ26との接圧で巻取ボビンB1へ回転力を付
与することによって糸条Yが均等に巻き取られるものも
ある。
【0024】このように、各ゴデットローラ11、1
3、特に紡出された糸条Yがゴデットローラ11と接触
する際の入口部いわゆる1条目に、且つ紡糸巻取機2の
ボビンホルダ数と同数の溝16を設けることにより、紡
糸機3とゴデットローラ11との間に流れる風或いは随
伴気流等が発生した場合であっても、ボビンB1(B
2)に巻き取られる全ての糸条Yの糸道を規制し、互い
の糸の絡みを上流側で確実に防止することができる。
又、ゴデットローラ13の1条目に溝17を設けること
により、上記溝16のみを設けた場合に比べ、より確実
に糸道を規制することができる。
3、特に紡出された糸条Yがゴデットローラ11と接触
する際の入口部いわゆる1条目に、且つ紡糸巻取機2の
ボビンホルダ数と同数の溝16を設けることにより、紡
糸機3とゴデットローラ11との間に流れる風或いは随
伴気流等が発生した場合であっても、ボビンB1(B
2)に巻き取られる全ての糸条Yの糸道を規制し、互い
の糸の絡みを上流側で確実に防止することができる。
又、ゴデットローラ13の1条目に溝17を設けること
により、上記溝16のみを設けた場合に比べ、より確実
に糸道を規制することができる。
【0025】又、ゴデットローラ11、13のヒータH
1、H2により加熱する場合、上記ゴデットローラ1
1、13の溝16、17で糸道を規制することにより、
糸条Yが糸揺れすることなく走行して上記ローラ11、
13との接触距離を等しくできるため、加熱むらなく全
ての糸条Yを均等に加熱せしめることができる。
1、H2により加熱する場合、上記ゴデットローラ1
1、13の溝16、17で糸道を規制することにより、
糸条Yが糸揺れすることなく走行して上記ローラ11、
13との接触距離を等しくできるため、加熱むらなく全
ての糸条Yを均等に加熱せしめることができる。
【0026】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されるので、
以下のような効果を奏する。
以下のような効果を奏する。
【0027】請求項1記載の発明によれば、紡糸巻取機
の上流側に設けられ、紡糸機より紡出された複数本の糸
条を数回巻回するゴデットロ−ラであって、糸道規制手
段として該ロ−ラ表面に糸ガイド用の溝を施したことに
より、セパレートローラ表面に溝を設けた場合に比べ
て、更に上流側での糸条走行路の位置を規制することが
でき、紡糸機とゴデットローラとの間に流れる風或いは
随伴気流等が発生したとしても、上流側で確実に糸揺れ
による糸の絡みを防止することができる。
の上流側に設けられ、紡糸機より紡出された複数本の糸
条を数回巻回するゴデットロ−ラであって、糸道規制手
段として該ロ−ラ表面に糸ガイド用の溝を施したことに
より、セパレートローラ表面に溝を設けた場合に比べ
て、更に上流側での糸条走行路の位置を規制することが
でき、紡糸機とゴデットローラとの間に流れる風或いは
随伴気流等が発生したとしても、上流側で確実に糸揺れ
による糸の絡みを防止することができる。
【0028】請求項2記載の発明によれば、上記糸ガイ
ド用の溝は、上記紡糸機より紡出された糸条が最初に接
触するロ−ラであって、且つ少なくとも糸条の入口部表
面円周上に施されていることにより、紡出されてゴデッ
トロ−ラに入った糸条は、以降上記ロ−ラの溝の間隔に
従って走行した後、上記溝によって形成された間隔を上
述の理由から必要最小限の溝数で保持したままロ−ラを
出ることができるため、ゴデットローラの加工部位は必
要最小限に抑えられ、加工が容易である。
ド用の溝は、上記紡糸機より紡出された糸条が最初に接
触するロ−ラであって、且つ少なくとも糸条の入口部表
面円周上に施されていることにより、紡出されてゴデッ
トロ−ラに入った糸条は、以降上記ロ−ラの溝の間隔に
従って走行した後、上記溝によって形成された間隔を上
述の理由から必要最小限の溝数で保持したままロ−ラを
出ることができるため、ゴデットローラの加工部位は必
要最小限に抑えられ、加工が容易である。
【0029】請求項3記載の発明によれば、上記糸ガイ
ド用の溝は、全てのゴデットローラにおいて、少なくと
も糸条の入口部表面円周上に施されていることにより、
紡出された糸条が最初に接触するロ−ラ表面円周上に施
されている場合に比べ、より確実な糸道規制を行うこと
ができ、走行中、糸揺れによる糸の絡みを確実に防止す
ることができる。
ド用の溝は、全てのゴデットローラにおいて、少なくと
も糸条の入口部表面円周上に施されていることにより、
紡出された糸条が最初に接触するロ−ラ表面円周上に施
されている場合に比べ、より確実な糸道規制を行うこと
ができ、走行中、糸揺れによる糸の絡みを確実に防止す
ることができる。
【0030】請求項4記載の発明によれば、糸ガイド用
の凹部は、少なくとも紡糸巻取機の巻取ボビンの数と同
数分設けられていることにより、巻取ボビンに巻き取ら
れるべき全ての糸条の走行位置を同時に規制することが
できるため、糸揺れによる互いの糸の絡みを全ての糸条
に対し防止することができる。
の凹部は、少なくとも紡糸巻取機の巻取ボビンの数と同
数分設けられていることにより、巻取ボビンに巻き取ら
れるべき全ての糸条の走行位置を同時に規制することが
できるため、糸揺れによる互いの糸の絡みを全ての糸条
に対し防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のゴデットローラを適用してなるローラ
部を示す正面拡大図である。
部を示す正面拡大図である。
【図2】本発明のゴデットローラを適用してなるローラ
部及び紡糸巻取機の配置を示す正面図である。
部及び紡糸巻取機の配置を示す正面図である。
【図3】図2におけるローラ部及び紡糸巻取機の配置を
示す側面図である。
示す側面図である。
1 ローラ部 2 紡糸巻取機 3 紡糸機 11、13 ゴデットローラ 12、14 セパレートローラ 16、17 溝 B1、B2 ボビン Y 糸条
Claims (4)
- 【請求項1】 紡糸巻取機の上流側に設けられ、紡糸機
より紡出された複数本の糸条を数回巻回するゴデットロ
−ラであって、糸道規制手段として該ロ−ラ表面に糸ガ
イド用の溝を施したことを特徴とするゴデットロ−ラ。 - 【請求項2】 上記糸ガイド用の溝は、上記紡糸機より
紡出された糸条が最初に接触するロ−ラであって、且つ
少なくとも糸条の入口部表面円周上に施されている請求
項1記載のゴデットロ−ラ。 - 【請求項3】 上記糸ガイド用の溝は、全てのゴデット
ローラにおいて、少なくとも糸条の入口部表面円周上に
施されている請求項1記載のゴデットロ−ラ。 - 【請求項4】 上記糸ガイド用の溝は、少なくとも紡糸
巻取機の巻取ボビンの数と同数分設けられている請求項
1乃至3のうちいずれか一項記載のゴデットロ−ラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000032683A JP2001214325A (ja) | 2000-02-03 | 2000-02-03 | ゴデットロ−ラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000032683A JP2001214325A (ja) | 2000-02-03 | 2000-02-03 | ゴデットロ−ラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001214325A true JP2001214325A (ja) | 2001-08-07 |
Family
ID=18557251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000032683A Pending JP2001214325A (ja) | 2000-02-03 | 2000-02-03 | ゴデットロ−ラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001214325A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011521120A (ja) * | 2008-05-23 | 2011-07-21 | エーリコン テクスティル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト | マルチフィラメント糸を溶融紡糸し、延伸しかつ巻き上げる方法並びにこの方法を実施する装置 |
JP2013500402A (ja) * | 2009-07-24 | 2013-01-07 | エーリコン テクスティル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト | マルチフィラメントヤーンを溶融紡糸し延伸し巻き取る方法ならびにマルチフィラメントヤーンを溶融紡糸し延伸し巻き取る方法を実施する装置 |
KR101618324B1 (ko) * | 2015-05-22 | 2016-05-09 | 성안합섬주식회사 | 고뎃 롤러, 고뎃 롤러를 이용한 폴리에스테르 잠재권축사 제조방법 및 잠재권축사 |
-
2000
- 2000-02-03 JP JP2000032683A patent/JP2001214325A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011521120A (ja) * | 2008-05-23 | 2011-07-21 | エーリコン テクスティル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト | マルチフィラメント糸を溶融紡糸し、延伸しかつ巻き上げる方法並びにこの方法を実施する装置 |
JP2011521121A (ja) * | 2008-05-23 | 2011-07-21 | エーリコン テクスティル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト | 溶融紡糸時にマルチフィラメント糸を引出しかつ延伸する方法並びにこの方法を実施する装置 |
US9428848B2 (en) | 2008-05-23 | 2016-08-30 | Oerlikon Textile Gmbh & Co. Kg | Method for melt spinning, stretching, and winding a multifilament thread as well as a device for performing the method |
JP2013500402A (ja) * | 2009-07-24 | 2013-01-07 | エーリコン テクスティル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト | マルチフィラメントヤーンを溶融紡糸し延伸し巻き取る方法ならびにマルチフィラメントヤーンを溶融紡糸し延伸し巻き取る方法を実施する装置 |
KR101618324B1 (ko) * | 2015-05-22 | 2016-05-09 | 성안합섬주식회사 | 고뎃 롤러, 고뎃 롤러를 이용한 폴리에스테르 잠재권축사 제조방법 및 잠재권축사 |
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