JP2001213338A - 動力舵取装置の油圧シリンダ及びその製造方法 - Google Patents

動力舵取装置の油圧シリンダ及びその製造方法

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JP2001213338A
JP2001213338A JP2000022484A JP2000022484A JP2001213338A JP 2001213338 A JP2001213338 A JP 2001213338A JP 2000022484 A JP2000022484 A JP 2000022484A JP 2000022484 A JP2000022484 A JP 2000022484A JP 2001213338 A JP2001213338 A JP 2001213338A
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power steering
cylinder tube
cylinder
hydraulic
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Koji Kitahata
浩二 北畑
Noboru Minamoto
昇 源
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Koyo Seiko Co Ltd
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Koyo Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】シリンダチューブの薄肉軽量化を図ることがで
きるとともに、内部欠陥を生じ難い動力舵取装置の油圧
シリンダ及びその製造を提供する。 【解決手段】油圧シリンダ6のシリンダチューブ6a
を、引抜加工又は押出加工によって成形されたアルミニ
ウム合金製の管材で構成した。このシリンダチューブ6
aに、アルミニウム合金製の管継手6f,6gをスタッ
ド溶接にて接合した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、油圧ポンプから
供給される圧油によって操舵補助力を出力する動力舵取
装置の油圧シリンダに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用の舵取装置として、油圧に
よって操舵力を補助する動力舵取装置が多用されてお
り、この動力舵取装置として、油圧ポンプから吐出され
る圧油を油圧シリンダに供給することにより、操舵補助
力を出力するものが提供されている。この種の動力舵取
装置において、前記油圧シリンダのシリンダチューブ
は、一般に、鉄製の鋳物やシームレス管か、アルミニウ
ム合金製のダイカスト成形品で構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記シリン
ダチューブのうちの鉄製のものは、その重量が重くなる
ので、車両の燃費に悪影響を及ぼすとともに、内周面は
圧油をシールする必要があるため表面粗さを小さくする
ための後加工を行う必要があるという問題があった。ま
た、アルミニウム合金製のダイカスト成形品は、鉄製の
ものに比べて重量が軽いものの、その強度を確保するた
めに肉厚を厚くする必要があるので、アルミニウム合金
を用いているにもかかわらず、その重量軽減効果が少な
いととともに、ダイカスト成形時に巣等の内部欠陥が発
生し易いという問題があった。この発明は前記問題点に
鑑みてなされたものであり、シリンダチューブの薄肉軽
量化を図ることができるとともに、内部欠陥を生じ難い
動力舵取装置の油圧シリンダを提供することを目的とす
る。またこの発明は、前記油圧シリンダに好適に用いら
れる製造方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
のこの発明の動力舵取装置の油圧シリンダは、油圧ポン
プから供給される圧油によって操舵補助力を出力する動
力舵取装置の油圧シリンダにおいて、前記油圧シリンダ
のシリンダチューブを、引抜加工又は押出加工によって
成形されたアルミニウム合金製の管材で構成し、このシ
リンダチューブに当該シリンダチューブの内部に連通す
るアルミニウム合金製の管継手を溶接していることを特
徴とする(請求項1)。前記の構成の動力舵取装置の油
圧シリンダによれば、前記シリンダチューブが引抜加工
品又は押出加工品であるので、その組織を従来のダイカ
スト品よりも緻密にすることができ、必要強度を確保し
つつ薄肉軽量化を図ることができるとともに、巣等の内
部欠陥の生じ難いものとなる。また、シリンダチューブ
の寸法精度及び表面粗さを良好に確保できるので、当該
シリンダチューブの内周面の加工を省略することができ
る。
【0005】また、この発明の動力舵取装置の油圧シリ
ンダの製造方法は、請求項1記載の動力舵取装置の油圧
シリンダを製造する方法であって、溶接側の端部が閉塞
された管継手を、シリンダチューブの所定部にスタッド
溶接にて接合した後、前記端部を開口することを特徴と
する(請求項2)。この油圧シリンダの製造方法によれ
ば、管継手の溶接側の端部を閉塞した状態で、当該管継
手をシリンダチューブに溶接するので、溶接時に生じる
スラグ等の異物が、管継手の内部に溶着するのを防止す
ることができる。また、スタッド溶接を用いて管継手を
シリンダチューブに接合するので、両者の熱歪みを少な
くすることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、添付図面を参照しながら説明する。図1はこの発
明の油圧シリンダが適用された動力舵取装置1を示す概
略図である。この動力舵取装置1は、図示しない操舵ハ
ンドルに連結される入力軸2と、この入力軸2の回転に
伴って回転するピニオン3と、このピニオン3に噛み合
うラック4と、このラック4を覆うハウジング5と、こ
のハウジング5に構成された油圧シリンダ6と、この油
圧シリンダ6に圧油を供給する油圧ポンプ7と、前記操
舵ハンドルに連動して油圧シリンダ6に対する圧油の給
排を制御する油圧コントロールバルブ8とによって主要
部が構成されている。
【0007】前記ラック4の両端部は、ハウジング5の
両端開口部5a,5bから突出しており、その突出端に
は、ボールジョイント10,11が一体化されており、
このボールジョイント10,11には、タイロッド1
2,13がそれぞれ取付けられ、このタイロッド12,
13を介して前記ラック4の両端部が操舵輪に連結され
ている。したがって、前記操舵ハンドルの回転操作によ
り、入力軸2を介してピニオン3を回転させ、ラック4
を軸方向(車幅方向)へ移動させて、車両の操舵を行う
ことができる。
【0008】前記油圧シリンダ6は、ハウジング5の一
部で構成されたシリンダチューブ6aと、ラック4で構
成されたピストンロッド6bと、ラック4に一体化され
たピストン6cとからなり、このピストン6cを挟んだ
両側空間が、第1油室6d及び第2油室6eとして構成
されている。前記シリンダチューブ6aは、引抜加工に
よって成形されたアルミニウム合金製の管材で構成され
ている。このアルミニウム合金としては、A5052T
D−H34等の5000系やA6063−T83等の6
000系の他、4000系のものが好適に使用される。
また、前記シリンダチューブ6aの内外周面は、引抜加
工に伴って仕上げられており、その表面粗さを小さくす
るための後加工が省略されている。
【0009】図2も参照して、前記シリンダチューブ6
aの外周には、貫通孔6hを介して油圧シリンダ6の第
1油室6d及び第2油室6eに個別に連通するフレア式
の管継手6f,6gが接続されている。この管継手6
f,6gは、シリンダチューブ6aの素材と同系のアル
ミニウム合金からなるものであり、例えばシリンダチュ
ーブ6aのアルミニウム合金が5000系の場合には、
これと同系のA5052、A5056等が好適に用いら
れる。
【0010】前記管継手6f,6gは、スタッド溶接に
よってシリンダチューブ6aに接合されている。このよ
うに両者の接合にスタッド溶接を用いると、両者の熱影
響を受ける範囲を極力狭くすることができるので、熱歪
みにより両者の真円度等の寸法精度が低下するのを抑制
することができる。また、前記管継手6f,6gの溶接
に際しては、図3に示すように、溶接側の端部Eが閉塞
されているものを用い、これをシリンダチューブ6aに
溶接した後、前記端部Eをドリル等を用いて開口するこ
とにより、管継手6f,6gの内部と油圧シリンダ6の
第1油室6d及び第2油室6eとをそれぞれ連通させて
いる(図4参照)。このため、溶接時に生じるスラグ等
の異物が、管継手6f,6gの内部に飛散して溶着する
のを防止することができ、当該異物が剥離して管路が詰
まったり、当該異物によって第1,第2油圧配管PA,
PBを管継手6f,6gにねじ込み難くなったりするの
を防止することができる。なお、前記シリンダチューブ
6aの貫通孔6hは、管継手6f,6gを溶接する前に
予め形成しておいてもよいが、管継手6f,6gの端部
Eを開口する際に同時に形成してもよく、この場合には
事前に貫通孔6hを形成しておく必要がないので、その
分製造工程を簡略化することができる。
【0011】油圧コントロールバルブ8は、ロータリー
バルブによって構成されており、そのバルブハウジング
8aには、入力ポート8b、リターンポート8c、第1
出力ポート8d及び第2出力ポート8eがそれぞれ突出
形成されている。前記入力ポート8bは、油圧供給配管
P1を介して前記油圧ポンプ7の出力ポート7aに接続
されており、リターンポート8cは、リターン配管P2
を介してリザーバタンクTに接続されている。また、第
1出力ポート8dは、前記第1油圧配管PA及び一方の
管継手6fを介して油圧シリンダ6の第1油室6dに連
通されており、第2出力ポート8eは、前記第2油圧配
管PB及び他方の管継手6gを介して油圧シリンダ6の
第2油室6eに連通されている。この油圧コントロール
バルブ8は、操舵方向と操舵抵抗に応じて、各油室6
d,6eの何れか一方に操舵力補助用の圧油を供給する
と同時に、他方の油室から作動油をリザーバタンクTに
還流させる。
【0012】以上の構成の動力舵取装置においては、シ
リンダチューブ6aを引抜加工されたアルミニウム合金
製の管材で構成しているので、当該シリンダチューブ6
aの組織を従来のダイカスト品よりも緻密にすることが
できる。このため、シリンダチューブ6aの薄肉軽量化
を図ることができるとともに、ダイカスト品に比べて巣
等の内部欠陥の生じ難いものとなる。表1は、各素材の
引っ張り強さ及び耐力の値を示している。この表からア
ルミニウム合金の引抜加工品の引っ張り強さ及び耐力
は、鉄の約1/2であるがダイカスト成形品の約1.7
倍であることが分かる。
【0013】
【表1】
【0014】表2は表1に示す各材質を用いて内径36
mm、全長237.5mmのシリンダチューブを作製し
た場合において、その必要強度を確保する上で各シリン
ダチューブに要求される外径及び肉厚と、その外径及び
肉厚における各シリンダチューブの重量を示すものであ
る。
【0015】
【表2】
【0016】この表2から明らかなように、アルミニウ
ム合金の引抜加工品は、鉄に対して肉厚で1mm、外径
で2mm大きくなるが、ダイカスト成形品に対しては、
肉厚で2.75mm、外径で5.5mm小さくすること
ができ、重量については、鉄の48%、ダイカスト成形
品の54%であり、大幅に軽量化できることが分かる。
【0017】なお、前記シリンダチューブ6aは、引抜
加工に代えて押出加工にて成形された管材で構成しても
よく、この場合にも引抜加工された管材と同等の作用効
果を奏することができる。
【0018】
【発明の効果】以上のように、この発明の動力舵取装置
の油圧シリンダによれば、シリンダチューブが引抜加工
品又は押出加工品であり、その組織を従来のダイカスト
品よりも緻密にすることができるので、必要強度を確保
しつつ薄肉軽量化を図ることができるとともに、巣等の
内部欠陥の生じ難いものとなる。また、良好な寸法精度
及び表面粗さを確保できるので、シリンダチューブの内
周面の加工を省略することができる。
【0019】また、この発明の動力舵取装置の油圧シリ
ンダの製造方法によれば、管継手の溶接側の端部を閉塞
した状態で、当該管継手をシリンダチューブにスタッド
溶接するので、溶接時に生じるスラグ等の異物が、管継
手の内部に溶着するのを防止することができる。このた
め、前記異物が剥離して管路が詰まったり、当該異物に
よって油圧配管を管継手にねじ込み難くなったりするの
を防止することができる。しかも、スタッド溶接を用い
て管継手をシリンダチューブに接合するので、熱歪みに
よって両者の寸法精度が低下するのを防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の油圧シリンダを適用した動力舵取装
置を示す概略図である。
【図2】シリンダチューブの拡大断面図である。
【図3】溶接前の管継手の断面図である。
【図4】端部を開口した状態の管継手の断面図である。
【符号の説明】
1 動力舵取装置 6 油圧シリンダ 6a シリンダチューブ 6f 管継手 6g 管継手

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】油圧ポンプから供給される圧油によって操
    舵補助力を出力する動力舵取装置の油圧シリンダにおい
    て、 前記油圧シリンダのシリンダチューブを、引抜加工又は
    押出加工によって成形されたアルミニウム合金製の管材
    で構成し、このシリンダチューブに当該シリンダチュー
    ブの内部に連通するアルミニウム合金製の管継手を溶接
    していることを特徴とする動力舵取装置の油圧シリン
    ダ。
  2. 【請求項2】請求項1記載の動力舵取装置の油圧シリン
    ダを製造する方法であって、 溶接側の端部が閉塞された管継手を、シリンダチューブ
    の所定部にスタッド溶接にて接合した後、前記端部を開
    口することを特徴とする動力舵取装置の油圧シリンダの
    製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7971599B2 (en) 2006-06-20 2011-07-05 Ckd Corporation Air-operated valve
CN102518620A (zh) * 2011-12-05 2012-06-27 海卓泰克液压技术(苏州)有限公司 油缸的新型油嘴
CN105691448A (zh) * 2014-11-26 2016-06-22 四平市方向机械有限公司 卡车转向液压助力油缸及其生产工艺

Cited By (3)

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