JP2001213003A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001213003A
JP2001213003A JP2000131359A JP2000131359A JP2001213003A JP 2001213003 A JP2001213003 A JP 2001213003A JP 2000131359 A JP2000131359 A JP 2000131359A JP 2000131359 A JP2000131359 A JP 2000131359A JP 2001213003 A JP2001213003 A JP 2001213003A
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image forming
forming apparatus
image data
data
unit
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JP2000131359A
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English (en)
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Satoshi Saito
敏 齋藤
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストで確実に紙幣や有価証券等の偽造防
止を図ることができる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 データ比較部32で画像データと、記憶
されている特定データとを比較する。特定データとの一
致がビデオI/Fを介して通知された場合、エンジン制
御部33のCPU45は、エンジンの制御を偽造防止モ
ードへと遷移させる。偽造防止と判断された場合、例え
ば、2つのLDのデータを入れ替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、カラー
プリンタ、複写機、カラー複写機、特に高精度な画像が
要求される印刷機器等の画像形成装置(デジタル式印字
装置)、特にマルチ書き込み方式の画像形成装置に関
し、さらに詳しくは、紙幣や有価証券等の偽造を防止す
る技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、カラースキャナやカラープリンタ
は非常に性能が向上して、多色のカラー原稿であっても
原本と殆ど差がない程度に再現できるようになってきて
いる。また、プリント速度の向上のために、複数のレー
ザビームを用いた画像形成装置が提供されている。
【0003】このような高速、高画質の画像形成装置が
提供されると、紙幣、有価証券等の複製禁止原稿に対し
て不正偽造を防止するための機能を備える必要が生じ
る。電子写真記録装置の分野では、偽造防止機能の技術
が以前から提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開平1−31678
3号公報には、読み取った画像のパターンを予め記憶し
ておいた紙幣、有価証券等のパターンと比較し、読み取
った画像のパターンが紙幣、有価証券等と判別されたと
きには、画像情報に変換処理(色変換、画像形状の変
更、所定のパターンの付加等)を行う方法が提案されて
いるが、偽造されたものかどうかの判断を瞬時に行うこ
とができない。
【0005】特開平2−73283号公報には、複製禁
止であると判断された場合、黒ベタを付加させる技術が
提案されているが、黒ベタなどの濃度の高い画像を印写
するとトナーの消費量が多くなるなどの問題が考えられ
る。
【0006】特開平2−171790号公報には、複製
禁止であると判断された場合、定着性を悪化させて画像
を乱れやすくする技術が提案されているが、温度が低下
するまでに時間が掛かるなどの問題や、トナーが定着ロ
ーラ等に付着してしまうコールドオフセットの現象の発
生の問題が考えられる。
【0007】特開平7−210042号公報には、複製
禁止であると判断された場合、トナーを転写する転写条
件を変えて転写紙にトナーを転写させないようにする技
術が提案されているが、感光体や中間転写体上のトナー
をクリーニングしなければならず、結果としてトナーを
消費してしまうことになる。
【0008】特開平7−273975号公報には、画像
データにマスク処理を施して白紙出力する方法が提案さ
れているが、プリント物に記録される追跡パターンまで
消去されてしまうため、追跡機能が働かないことになっ
てしまう。
【0009】一方、印字されたプリント物に対し、使用
された機械もしくは人物等を特定するために、パターン
付加回路などにより機械の製造番号や使用者ID等を付
加して出力する技術が、特開平4−294682号公報
等で提案されている。
【0010】また、両面プリントに関しては、特開平7
−140860号公報には、原稿が疑似複製禁止原稿で
あるときに、複写画像形成位置が用紙の先端を基準とし
た正規の位置からずれるように複写制御を行う技術が提
案されている。
【0011】本発明は、低コストで確実に紙幣や有価証
券等の偽造防止を図ることができる画像形成装置を提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、複数のレーザビームからな
る潜像形成手段により形成した静電潜像を電子写真プロ
セスにより顕像化する画像形成装置において、ホストか
らの画像データを入力する入力手段と、特定データを記
憶する記憶手段と、前記画像データと前記記憶手段によ
り記憶された特定データを比較する比較手段と、前記潜
像形成手段の複数のレーザビームの出力タイミングを切
り替える切り替え手段と、前記比較手段によって画像デ
ータと特定データが一致したと判断された場合、前記切
り替え手段によって前記潜像形成手段の複数のレーザビ
ームの出力タイミングを変更する制御手段とを備えたこ
とを特徴とするものである。
【0013】また上記目的を達成するために、請求項2
記載の発明は、請求項1記載の画像形成装置において、
前記制御手段をエンジン制御部に設けたことを特徴とす
るものである。
【0014】また上記目的を達成するために、請求項3
記載の発明は、請求項1記載の画像形成装置において、
前記制御手段をコントローラに設けたことを特徴とする
ものである。
【0015】また上記目的を達成するために、請求項4
記載の発明は、複数のレーザビームからなる潜像形成手
段により形成した静電潜像を電子写真プロセスにより顕
像化する画像形成装置において、ホストからの画像デー
タを入力する入力手段と、特定データを記憶する記憶手
段と、前記画像データと前記記憶手段により記憶された
特定データを比較する比較手段と、前記潜像形成手段の
複数のレーザビームの動作タイミングを同期させるタイ
ミング同期手段と、前記動作タイミングを変更するタイ
ミング変更手段と、前記比較手段によって画像データと
特定データが一致したと判断された場合、前記タイミン
グ変更手段によって前記潜像形成手段の複数のレーザビ
ームの1ライン毎の動作タイミングを変更する制御手段
とを備えたことを特徴とするものである。
【0016】また上記目的を達成するために、請求項5
記載の発明は、請求項4記載の画像形成装置において、
前記制御手段をエンジン制御部に設けたことを特徴とす
るものである。
【0017】また上記目的を達成するために、請求項6
記載の発明は、請求項4記載の画像形成装置において、
前記制御手段をコントローラに設けたことを特徴とする
ものである。
【0018】また上記目的を達成するために、請求項7
記載の発明は、複数のレーザビームからなる潜像形成手
段により形成した静電潜像を電子写真プロセスにより顕
像化する画像形成装置において、ホストからの画像デー
タを入力する入力手段と、特定データを記憶する記憶手
段と、前記画像データと前記記憶手段により記憶された
特定データを比較する比較手段と、前記潜像形成手段の
特定レーザビームの出力を停止させる特定レーザビーム
出力停止手段と、前記比較手段によって画像データと特
定データが一致したと判断された場合、前記レーザビー
ム出力停止手段によって特定のレーザビームの出力を停
止する制御手段とを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0019】また上記目的を達成するために、請求項8
記載の発明は、請求項7記載の画像形成装置において、
リセット信号により、前記特定レーザビーム出力停止手
段の機能が実現されることを特徴とするものである。
【0020】また上記目的を達成するために、請求項9
記載の発明は、請求項7記載の画像形成装置において、
エンジン制御部からの送信コマンドにより、前記特定レ
ーザビーム出力停止手段の機能が実現されることを特徴
とするものである。
【0021】また上記目的を達成するために、請求項1
0記載の発明は、請求項7記載の画像形成装置におい
て、前記特定レーザビーム出力停止手段は、出力データ
を無効にすることで、レーザビームの出力を停止させる
ことを特徴とするものである。
【0022】また上記目的を達成するために、請求項1
1記載の発明は、請求項7記載の画像形成装置におい
て、前記特定レーザビーム出力停止手段によって、特定
のレーザビームの出力を停止させる場合、出力の停止を
するレーザビームを切り替えることを特徴とするもので
ある。
【0023】また上記目的を達成するために、請求項1
2記載の発明は、複数のレーザビームからなる潜像形成
手段により形成した静電潜像を電子写真プロセスにより
顕像化する画像形成装置において、ホストからの画像デ
ータを入力する入力手段と、特定データを記憶する記憶
手段と、前記画像データと前記記憶手段により記憶され
た特定データを比較する比較手段と、前記潜像形成手段
の複数のレーザビームの感光体面上でのビームピッチを
可変するビームピッチ調整手段と、前記比較手段によっ
て画像データと特定データが一致したと判断された場
合、前記ビームピッチ調整手段によってビームピッチを
適正設定値のビームピッチ以外のビームピッチに調整す
る制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0024】また上記目的を達成するために、請求項1
3記載の発明は、請求項12記載の画像形成装置におい
て、前記制御手段は、前記比較手段によって画像データ
と特定データが一致したと判断された場合、前記ビーム
ピッチ調整手段によってビームピッチを、ビームスポッ
トの副走査方向の径の1.2倍以上、または0.8倍以
下に調整する制御を行うことを特徴とするものである。
【0025】また上記目的を達成するために、請求項1
4記載の発明は、請求項12記載の画像形成装置におい
て、前記制御手段は、前記比較手段によって画像データ
と特定データが一致したと判断された場合、前記ビーム
ピッチ調整手段によってビームピッチを、副走査方向の
1インチ当たりの走査間隔をパラメータとしたとき、走
査間隔の1.5倍以上、または0.5倍以下に調整する
制御を行うことを特徴とするものである。
【0026】請求項1記載の発明では、ホストから送ら
れた画像データと、予め記憶されている複製禁止原稿の
画像データとが比較され、画像データが複製禁止の画像
データに一致(一致と判断しても差し支えない程度の類
似も含む)していると判断されたときには、たとえ画像
データが強制的に書き換えられたとしても、潜像形成を
する感光体上を走査する複数のレーザビームのデータを
入れ替えてしまうため、確実に偽造防止がなされる。
【0027】請求項2記載の発明では、偽造防止の処理
をエンジン側で行えるため、偽造を検出できる異なるコ
ントローラを用いても、確実に偽造防止がなされる。
【0028】請求項3記載の発明では、偽造防止の処理
をコントローラ側で行えるため、偽造防止の処理を行え
る異なるエンジンを用いても、確実に偽造防止がなされ
る。
【0029】請求項4記載の発明では、ホストから送ら
れた画像データと、予め記憶されている複製禁止原稿の
画像データとが比較され、画像データが複製禁止の画像
データに一致していると判断されたときには、たとえ画
像データが強制的に書き換えられたとしても、潜像形成
をする感光体上を走査する複数のレーザビームの書き込
みタイミングを替えてしまうため、確実に偽造防止がな
される。
【0030】請求項5記載の発明では、請求項2記載の
発明と同様の作用が得られる。
【0031】請求項6記載の発明では、請求項3記載の
発明と同様の作用が得られる。
【0032】請求項7記載の発明では、ホストから送ら
れた画像データと、予め記憶されている複製禁止原稿の
画像データとが比較され、画像データが複製禁止の画像
データに一致していると判断されたときには、たとえ画
像データが強制的に書き換えられたとしても、潜像形成
をする感光体上を走査する複数のレーザビームのうち、
特定のレーザビームの出力を停止させてしまうため、確
実に偽造防止がなされる。
【0033】請求項8記載の発明では、コストアップす
ることなく、確実に偽造防止がなされる。
【0034】請求項9記載の発明では、ソフトによる制
御によって確実に偽造防止がなされる。
【0035】請求項10記載の発明では、特定のレーザ
ビームから出力されるデータをマスクしてしまうため、
確実に偽造防止がなされる。
【0036】請求項11記載の発明では、使用するレー
ザビーム出力部品の寿命を短くさせることなく、確実に
偽造防止がなされる。
【0037】請求項12記載の発明では、ホストから送
られた画像データと、予め記憶されている複製禁止原稿
の画像データとが比較され、画像データが複製禁止の画
像データに一致していると判断されたときには、たとえ
画像データが強制的に書き換えられたとしても、潜像形
成をする感光体上を走査する複数のレーザビームのビー
ムピッチを変更してしまうため、確実に偽造防止がなさ
れる。
【0038】請求項13記載の発明では、ビームスポッ
ト径に応じて複数のレーザビームのビームピッチ間隔を
設定することにより、確実に偽造防止がなされる。
【0039】請求項14記載の発明では、ビームスポッ
ト径に影響されることなく、複数のレーザビームのビー
ムピッチ間隔を設定することにより、確実に偽造防止が
なされる。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って説明する。図1は本発明の実施の形態を示
すカラープリンタの概略構成図である。カラープリンタ
1は、ホスト2と接続されており、ホスト2で作成され
た印字データを出力することができる。また、カラープ
リンタ1は、給紙部11、電子写真プロセス部12、書
き込みユニット13、制御部14、定着部15を備えて
いる。
【0041】給紙部11は、トナー像を転写する用紙を
格納し、用紙を2次転写部へを搬送する。紙の先端と画
像の先端を合わせるために、図示しないレジストローラ
が設けてあり、用紙はタイミングを合わせて転写部へ向
けて搬送される。
【0042】電子写真プロセス部12は、トナー像の形
成、及びそのトナー像の用紙への転写を行う部分であ
り、感光体21の周囲にそのためのプロセス装置を備え
ている。即ち、感光体21の周囲には、帯電器22、ブ
ラック現像器(K)とイエロー現像器(Y)とマゼンタ
現像器(M)とシアン現像器(C)からなるカラーリボ
ルバ現像器23、感光体クリーニング装置24、除電ラ
ンプ25が電子写真プロセス順に配置されている。
【0043】また、クリーニング装置24と除電ランプ
25との間には、ベルト状の中間転写体26が対向配置
されており、中間転写体26の内部には、一次転写器2
7が配置されている。中間転写体26の周囲には、二次
転写器28、中間転写クリーニング装置29が配置され
ている。
【0044】電子写真プロセス部12では、感光体21
上に、ブラック現像器、イエロー現像器、マゼンタ現像
器、シアン現像器の何れかによってトナー像を形成し、
このトナー像を中間転写体26へ転写する。ブラック現
像器、イエロー現像器、マゼンタ現像器、シアン現像器
には、それぞれ異なる色のトナー(ブラック、イエロ
ー、シアン、マゼンタ)が収容されている。
【0045】単色の画像を形成する場合には、中間転写
体26へ転写されたトナー像はそのまま用紙へと転写さ
れるが、フルカラー画像を形成する場合には、ブラッ
ク、イエロー、シアン、マゼンタの4種類のトナーで各
々個別に形成されたトナー像が中間転写体26上で重ね
合わされてから、用紙へと転写される。感光体21及び
中間転写体26は、一次転写または二次転写が行われた
後、それぞれのクリーニング装置24,29により清掃
される。
【0046】書き込みユニット13は、画像データ処理
部で処理された画像データを担持して出力する2個の半
導体レーザ(LD)、レーザ光を等角速度偏向するポリ
ゴンミラーを装備するポリゴンスキャナ、及び等角速度
偏向されたレーザ光が電子写真プロセス部12の感光体
21上で等速度偏向されるように補正するfθ特性を有
した光学素子、1ライン毎のそれぞれの同期信号を発生
させる同期検知部から形成されている。LDは1パッケ
ージに2出力をするLDアレイでもよい。制御部14に
ついては図2で詳しく説明する。
【0047】定着部15は用紙上に転写されたトナー像
を定着するための装置であり、この定着部15に、中間
転写体26と二次転写器28の間のトナー像二次転写部
においてトナー像を転写された用紙が搬送される。
【0048】図2は図1に示す制御部の第1の例を示す
ブロック構成図である。制御部14は、大きくプリンタ
コントローラ31、データ比較部32、エンジン制御部
33の3つに分けられる。プリンタコントローラ31
は、ホスト2からの画像データを受け取るCPU41、
受け取った画像データを展開するメモリ42、メモリ4
2内のデータを所定のタイミングでエンジン制御部33
へ出力したり画像処理やエンジン制御部33との通信を
行うためのビデオコントローラ43等から構成されてお
り、ホスト2から入力された画像データをメモリ42上
にビットマップに展開し、画像処理等を行ってエンジン
制御部33にデータを出力する。
【0049】データ比較部32は、展開されたメモリ4
2上のデータと特定データとを比較する機能を持つ。エ
ンジン制御部33は、プリンタコントローラ31から入
力された画像データを受け取るためのラインバッファ4
4、メカ制御や後述する画像処理等を行う論理回路群へ
の設定等を行うCPU45、画像処理等を行う複数の論
理回路46、プログラムを格納するためのROM47、
プログラムの演算等に使用するRAM48、メカ制御等
のための各種I/Oから構成されている。
【0050】論理回路46は、CPU45からの設定を
保持するレジスタ、メモリ等を内蔵した画像処理部から
構成されており、プリンタコントローラ31から入力さ
れた画像データを受け取り、必要があれば画像処理を行
い、その画像データに基づき作像し、最終的に用紙に転
写すべくメカ制御等を行う。
【0051】画像データと特定データを比較して判定す
るデータ比較部32は、プリンタコントローラ31、エ
ンジン制御部33の何れにあっても実現できるが、画像
データが展開されるメモリ42が存在するプリンタコン
トローラ31にその機能がある場合は、プリンタコント
ローラ31内のメモリ42に展開された画像データと特
定データをデータ比較部32で逐次比較し、その判定を
ビデオコントローラ43に通知することにより、ビデオ
I/Fを介してエンジン制御部33にも通知する。
【0052】エンジン制御部33は、特定データである
と判定された場合、偽造防止モードへと遷移し、所定の
制御により画像を出力させる。
【0053】本実施の形態では、2ビーム書き込みによ
るカラーレーザプリンタに関して動作を説明するが、2
個以上のマルチビームを用いたものでもよい。図3は2
個のレーザLD1、LD2による感光体上への書き込み
の様子を示す図、図4はLD1による同期信号(1)と
LD2による同期信号(2)を示す図である。
【0054】ホスト2から入力された画像データは、制
御部14に入力され、プリンタコントローラ31のメモ
リ42上にビットマップデータに展開され、1ページ分
の展開が終了すると画像形成動作を開始させる。画像形
成動作が開始されると、LD1及びLD2の2本の1ラ
イン同期信号に同期して画像データをそれぞれ出力し、
書き込みユニット13から出力される2本のレーザビー
ムにより感光体21を走査し、静電潜像を得る。この潜
像は、現像器23により現像され、上述したように、中
間転写体26から用紙に顕画像が転写される。
【0055】感光体21上の2個のレーザビームの走査
は図3のように行われ、書き込みユニット13内の非画
像部に設けた図示しない同期検知板からの同期信号が制
御部14に入力される。そのときのタイミングは図4の
ようになる。LD1及びLD2は、それぞれの同期信号
に同期して画像データをそれぞれ出力する。
【0056】ここで、フルカラープリントに関してエン
ジン制御部33の動作を簡単に説明する。トナー像が、
イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの順番で画像形
成される場合で説明する。
【0057】プリンタコントローラ31から画像形成の
開始が指示されると、ポリゴンスキャナの回転を開始
し、メインモータを駆動させ、感光体21や定着ローラ
が回転を始める。予め帯電器22によって一様に帯電さ
れた感光体21に、エンジン制御部33内で展開された
ビットマップデータをレーザ光として書き込むことによ
り潜像を形成し、その潜像をトナーにより顕像化するこ
とによりカラープリントを出力する。
【0058】初めに、イエロー成分のデータをレーザ光
として出力する。このレーザ光により感光体21上に静
電潜像を形成し、その静電潜像にイエローのトナーを付
着させる。そして、このイエローのトナー像を中間転写
体26に転写する。
【0059】続いて、シアン成分のデータをレーザ光と
して出力する。このレーザ光により感光体21上に静電
潜像を形成し、その静電潜像にシアンのトナーを付着さ
せる。そして、このシアンのトナー像を中間転写体26
上のイエローのトナー像に重ね合わせるように転写す
る。
【0060】続いて、マゼンタ成分のデータをレーザ光
として出力する。このレーザ光により感光体21上に静
電潜像を形成し、その静電潜像にマゼンタのトナーを付
着させる。そして、このマゼンタのトナー像を中間転写
体26上のイエロー、シアンのトナー像に重ね合わせる
ように転写する。
【0061】さらに、ブラック成分のデータをレーザ光
として出力することによって感光体21上に静電潜像を
形成し、その静電潜像にブラックのトナーを付着させ、
このブラックのトナー像を中間転写体26上のイエロ
ー、マゼンタ、シアンのトナー像に重ね合わせる。
【0062】これによって中間転写体26上には、イエ
ロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のトナー像が
重ね合わされる。そして、この4色のトナー像が一度に
用紙に転写される。その後、用紙は定着部15へ搬送さ
れて定着処理される。
【0063】次に本発明の偽造防止モードの内容を説明
する。図5は偽造防止モード時の第1のドットパターン
例の説明図である。(a),(b),(c)は斜め1ド
ット、斜め2ドット、斜め3ドットの通常時のLD走査
の様子を示し、(d),(e),(f)は斜め1ドッ
ト、斜め2ドット、斜め3ドットの偽造防止モード時の
LD走査の様子を示す。なお、後述する図6ないし図1
1の(a)〜(f)についても同様である。
【0064】特定データとの一致がビデオI/Fを介し
て通知された場合、エンジン制御部33のCPU45
は、エンジンの制御を偽造防止モードへと遷移させる。
2つのLDにより感光体21上に静電潜像を形成する場
合、図3のように、2つのLDが感光体21上を走査す
る。
【0065】通常であれば、図5の(a)〜(c)のよ
うに斜め線を掛けるが、偽造防止と判断された場合、2
つのLDのデータを入れ替えることにより、図5の
(d)〜(f)のように斜め線が適切な線で書かれなく
なる。
【0066】特に、細線ではラインが繋がらなくなって
しまい、明らかにオリジナルのものとは異なってしま
う。ラインが太くなるに従ってドットが繋がるため、通
常の文字等は文字として認識することができる。従っ
て、紙幣等の複製が出来なくなる。
【0067】ホスト2から入力されるデータが特定デー
タと一致していないと判定された場合は、通常の走査が
なされプリントされる。特定データとの一致がプリンタ
コントローラ31で判断された場合、エンジンに出力す
るデータを入れ替えて転送させても同様のことができ
る。この方式を用いると、偽造防止の処理を行える異な
るエンジンにおいても、確実に偽造防止をすることがで
きる。
【0068】図6は偽造防止モード時の第2のドットパ
ターン例の説明図である。上述したように、通常であれ
ば図6の(a)〜(c)のように斜め線を掛けるが、偽
造防止と判断された場合、片側のLDの書き出しタイミ
ングを変えることにより、図6の(d)〜(f)のよう
に斜め線が適切な線で書かれなくなる。
【0069】特に、細線ではラインが繋がらなくなって
しまい、明らかにオリジナルのものとは異なってしま
う。ラインが太くなるに従ってドットが繋がるため、通
常の文字等は文字として認識することができる。
【0070】図7は偽造防止モード時の第3のドットパ
ターン例の説明図である。書き出しタイミングをさらに
遅らせると図7のようになる。この遅延時間は適切な値
に設定される。従って、紙幣等の複製が出来なくなる。
【0071】ホスト2から入力されたデータと特定デー
タとの一致が判定されない場合は、通常の走査がなされ
プリントされる。特定データとの一致がプリンタコント
ローラ31で判断された場合、エンジンに出力するデー
タのタイミングをずらして転送させても同様のことがで
きる。あるいは白データを追加してもよい。この方式を
用いると、偽造防止の処理を行える異なるエンジンに用
いても、確実に偽造防止を図ることができる。
【0072】ここで、追跡パターンに関して説明する。
印字されたプリント物に対し、使用された機械もしくは
人物等を特定するために、パターン付加回路などによ
り、機械の製造番号や使用者ID等を付加して出力す
る。本発明では、図2のラインバッファ44の後段の論
理回路46でそのパターンを合成するため、確実に追跡
パターンを記録することができる。
【0073】図8は偽造防止モード時の第4のドットパ
ターン例の説明図である。上述したように、通常であれ
ば、図8の(a)〜(c)のように斜め線を掛けるが、
偽造防止と判断された場合、片側のLDの出力を停止さ
せてしまうことにより、図8の(d)〜(f)ように斜
め線が適切な線で書かれなくなる。こうすると濃度が薄
くなってしまい、明らかにオリジナルのものとは異なっ
てしまう。特にラインが繋がらなくなってしまい、一目
で偽造物であるという判断ができる。
【0074】片側のLDの出力の停止方法について説明
する。プリント待機時に、感光体21にレーザ光が当た
って感光体21に光疲労を与えないようにLD制御部に
はリセット信号が接続してある。この信号を使用して偽
造防止モードに遷移すると、CPU45は片側のLD制
御部のリセットを掛ける。LDが光らないことにより同
期信号が発生しなくなるので、CPU45は、エラーが
発生しないように制御する。
【0075】LD制御部のリセットは、ハード線による
ものでもよいが、CPU45からのコマンド送信による
ものでもよい。また、LゲートまたはFゲートを無効に
し、LD制御部に出力されるデータを無効にしてもよ
い。
【0076】図9は偽造防止モード時の第5のドットパ
ターン例の説明図である。複数枚出力した場合、片側の
LDの累積発光時間が多くなってしまい、寿命の差にな
ってしまうため、図9のように、出力の停止を行うLD
を切り替えることは有効である。実施の形態では、斜め
線で説明したが、その他の画像に関しても明らかにオリ
ジナルのものとは異なってしまうことは明白である。従
って、紙幣等の複製が出来なくなる。上述した実施の形
態では、2ビーム書き込みについて説明したが、3個以
上のマルチビームを用いたものでもよい。
【0077】図10は偽造防止モード時の第6のドット
パターン例の説明図、図11は偽造防止モード時の第7
のドットパターン例の説明図である。3個以上のLDを
使用した場合、特定データとの類似度合いに応じて、図
10及び図11のように、出力を停止させるLDの数を
変更すると、類似度合いによって出力される画像をコン
トロールすることができる。
【0078】図12は図1に示す制御部の第2の例を示
すブロック構成図である。この制御部は、図2に示す制
御部の構成に加え、エンジン制御部33にビームピッチ
調整部49を設けたものである。また、論理回路46か
らの信号を受け、ビームピッチ調整部49と信号の授受
を行うLD制御部50が示されている。
【0079】図13はビームピッチ調整部とその関連ユ
ニットの連結状態を示す図である。また図14はLD1
とLD2のビームピッチを変える様子を示す図である。
ビームピッチ調整部49は、LDのホームポジションを
ホームポジション検知部52により検知する。またステ
ッピングモータ51により図14に示すように、LD1
の光軸を中心にLD2を(a)の状態から(b)の状態
に回転させれば、LD1とLD2間のビームピッチは有
り(a)から無し(b)に変わる。
【0080】ビームピッチの調整(変更)に関してさら
に詳しく説明する。ビームピッチの調整に際しては、ま
ずステッピングモータ51を回転させ、LD2のホーム
ポジションを検知する。これはメカ的な部品ばらつきに
より基準値がばらつくため、固定差を吸収する目的で行
う。
【0081】そしてホームポジションからステッピング
モータ51を回転させビームピッチを調整する。ステッ
ピングモータ51の回転角に応じてビームピッチを調整
し、例えば工場での組立の際に各機械を所定の設定値に
なるようにする。
【0082】図15はビームピッチ調整動作のフローチ
ャートである。まず画像データが特定データであるか否
か、即ち偽造防止モードであるか否か判断する(S
1)。偽造防止モードでなければ、次にビームピッチを
変更するか否か判断する(S2)。ビームピッチの変更
がなければそのままエンドとなる。
【0083】ビームピッチの変更があれば、600dp
i(ドット/インチ)の書き込みか否か判断する(S
3)。そうであれば図16に示すように、LD1とLD
2のビームピッチを42.3μmに設定する(S4)。
また1200dpiの書き込みであれば(S5でY)、
LD1とLD2のビームピッチを21.2μmに設定す
る(S6)。そうでなければLD1とLD2のビームピ
ッチを「25.4/書込密度」に設定する(S7)。
【0084】一方、特定データであり偽造防止モードで
ある場合は(S1でY)、図17に示すように、LD1
とLD2のビームピッチを0にするとLDの走査は重な
る。これにより、以降説明するように偽造防止がなされ
る。
【0085】図18は偽造防止モード時の第8のドット
パターン例の説明図、図19は同じく第9のドットパタ
ーン例の説明図である。図18の(a)は600dpi
の斜め1ドットの通常時のLD走査の様子を示す。この
場合、正常な斜めラインが形成される。しかし、偽造防
止モード時は、LD1とLD2のビームピッチが0にな
るので、(b)に示すように繋がった斜め線とはなら
ず、明らかにオリジナルとは異なるため、一目で偽造物
であると判断できる。
【0086】図19の(a)は1200dpiの斜め2
ドットの通常時のLD走査の様子を示す。この場合も偽
造物の場合は(b)に示すように繋がった斜め線とはな
らず、明らかにオリジナルとは異なるため、一目で偽造
物であると判断できる。
【0087】図18、図19に示す例では、斜め線で説
明したが、その他の画像に関しても明らかにオリジナル
のものとは異なってしまうため、紙幣等の複製ができな
くなる。なお、上記の説明では、レーザビームのビーム
ピッチ調整を、ステッピングモータを用いた例で説明し
たが、レンズを動かして光学的にビームピッチを調整し
てもよい。
【0088】ビームピッチの影響に関して説明する。ビ
ームスポット径、作像プロセス、画像処理内容等により
ビームピッチの間隔の許容値は異なる。それぞれをパラ
メータとして画像出力実験を行ったところ、ビームピッ
チが、ビームスポットの副走査方向の径の1.2倍以
上、または0.8倍以下となった場合、横すじの目立つ
画像となり、出力したい画像と明らかに異なることが視
覚的に判断できた。
【0089】また、副走査方向の1インチ当たりの走査
間隔をパラメータとしたときに、ビームピッチが、走査
間隔の1.5倍以上、または0.5倍以下となった場
合、横すじの目立つ画像となり、出力したい画像と明ら
かに異なることが視覚的に判断できた。
【0090】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ホストか
ら送られた画像データと、予め記憶されている複製禁止
原稿の画像データとが比較され、画像データが複製禁止
の画像データに一致していると判断されたときには、た
とえ画像データが強制的に書き換えられたとしても、潜
像形成をする感光体上を走査する複数のレーザビームの
データを入れ替えてしまうため、確実に偽造防止ができ
る。
【0091】このため、例えば、紙幣を複製しようとす
るときには、紙幣の細かな線等が再現出来なくなり、一
目で偽造ということを認識できる。即ち、偽造であるこ
との認識が非常に簡単になる。
【0092】また、誤って複製禁止原稿と判断してしま
った場合も、複数のドットの集まりのパターン(文字
等)は、文字として確実に認識することができる。ま
た、通常プリント時も偽造防止時も変わらぬ時間でプリ
ントを行える。また、ロジック回路を追加することなく
偽造を防止することができるため、コストアップも発生
しない。また、出力される画像は、実際の濃度と同等に
なるため、トナー消費を増やすことはない。また、両面
プリント等のモードに対応した動作をすることなく、偽
造防止をすることができる。
【0093】請求項2記載の発明によれば、偽造防止の
処理をエンジン側で行えるため、偽造を検出できる異な
るコントローラを用いても、確実に偽造防止をすること
ができる。
【0094】請求項3記載の発明によれば、偽造防止の
処理をコントローラ側で行えるため、偽造防止の処理を
行える異なるエンジンを用いても、確実に偽造防止をす
ることができる。
【0095】請求項4記載の発明によれば、ホストから
送られた画像データと、予め記憶されている複製禁止原
稿の画像データとが比較され、画像データが複製禁止の
画像データに一致していると判断されたときには、たと
え画像データが強制的に書き換えられたとしても、潜像
形成をする感光体上を走査する複数のレーザビームの書
き込みタイミングを替えてしまうため、確実に偽造防止
ができる。その他、請求項1記載の発明と同様の効果を
奏する。
【0096】請求項5記載の発明によれば、請求項2記
載の発明と同様の効果を奏する。
【0097】請求項6記載の発明によれば、請求項3記
載の発明と同様の効果を奏する。
【0098】請求項7記載の発明によれば、ホストから
送られた画像データと、予め記憶されている複製禁止原
稿の画像データとが比較され、画像データが複製禁止の
画像データに一致していると判断されたときには、たと
え画像データが強制的に書き換えられたとしても、潜像
形成をする感光体上を走査する複数のレーザビームのう
ち、特定のレーザビームの出力を停止させてしまうた
め、確実に偽造防止ができる。その他、請求項1記載の
発明と同様の効果を奏する。
【0099】請求項8記載の発明によれば、コストアッ
プすることなく、確実に偽造防止をすることができる。
【0100】請求項9記載の発明によれば、ソフトによ
る制御によって確実に偽造防止をすることができる。
【0101】請求項10記載の発明によれば、特定のレ
ーザビームから出力されるデータをマスクしてしまうた
め、確実に偽造防止をすることができる。
【0102】請求項11記載の発明によれば、使用する
レーザビーム出力部品の寿命を短くさせることなく、確
実に偽造防止をすることができる。
【0103】請求項12記載の発明によれば、ホストか
ら送られた画像データと、予め記憶されている複製禁止
原稿の画像データとが比較され、画像データが複製禁止
の画像データに一致していると判断されたときには、た
とえ画像データが強制的に書き換えられたとしても、潜
像形成をする感光体上を走査する複数のレーザビームの
ビームピッチを変更してしまうため、確実に偽造防止を
することができる。その他請求項1記載の発明と同様の
効果がある。
【0104】請求項13記載の発明によれば、ビームス
ポット径に応じて複数のレーザビームのビームピッチ間
隔を設定することにより、確実に偽造防止をすることが
できる。
【0105】請求項14記載の発明によれば、ビームス
ポット径に影響されることなく、複数のレーザビームの
ビームピッチ間隔を設定することにより、確実に偽造防
止をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すカラープリンタの概
略構成図である。
【図2】図1に示す制御部の第1の例を示すブロック構
成図である。
【図3】2個のレーザLD1、LD2による感光体上へ
の書き込みの様子を示す図である。
【図4】LD1による同期信号とLD2による同期信号
を示す図である。
【図5】偽造防止モード時の第1のドットパターン例の
説明図である。
【図6】偽造防止モード時の第2のドットパターン例の
説明図である。
【図7】偽造防止モード時の第3のドットパターン例の
説明図である。
【図8】偽造防止モード時の第4のドットパターン例の
説明図である。
【図9】偽造防止モード時の第5のドットパターン例の
説明図である。
【図10】偽造防止モード時の第6のドットパターン例
の説明図である。
【図11】偽造防止モード時の第7のドットパターン例
の説明図である。
【図12】図1に示す制御部の第2の例を示すブロック
構成図である。
【図13】ビームピッチ調整部とその関連ユニットの連
結状態を示す図である。
【図14】LD1とLD2のビームピッチを変える様子
を示す図である。
【図15】ビームピッチ調整動作のフローチャートであ
る。
【図16】ビームピッチが42.3μmの例を示す図で
ある。
【図17】ビームピッチが0の例を示す図である。
【図18】偽造防止モード時の第8のドットパターン例
の説明図である。
【図19】偽造防止モード時の第9のドットパターン例
の説明図である。
【符号の説明】
14 制御部 31 プリンタコントローラ 32 データ比較部 33 エンジン制御部 41 CPU 42 メモリ 43 ビデオコントローラ 44 ラインバッファ 45 CPU 46 論理回路 47 ROM 48 RAM 49 ビームピッチ調整部 50 LD制御部 51 ステッピングモータ 52 ホームポジション検知部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/14 B41J 3/00 M 2H034 21/04 29/00 Z 5C072 21/00 560 G03G 21/00 372 5C074 H04N 1/113 552 1/29 H04N 1/04 104Z Fターム(参考) 2C061 AP04 AQ06 AR01 CL10 HK11 HN20 2C087 AA09 AA15 AC08 BA03 BA05 BA07 BB10 BD02 BD24 CB02 DA13 2C362 AA10 BA56 CB45 CB78 2H027 ED04 ED06 EF06 FB05 FD01 FD02 FD04 FD08 ZA07 2H030 AD11 AD12 AD13 AD17 BB02 BB16 2H034 FA01 5C072 AA03 BA20 HA02 HA06 HB08 HB13 QA14 RA20 UA11 UA13 XA01 XA05 5C074 AA20 BB03 BB26 CC26 DD04 DD11 DD15 DD16 EE12 FF15 GG09 HH02

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のレーザビームからなる潜像形成手
    段により形成した静電潜像を電子写真プロセスにより顕
    像化する画像形成装置において、 ホストからの画像データを入力する入力手段と、 特定データを記憶する記憶手段と、 前記画像データと前記記憶手段により記憶された特定デ
    ータを比較する比較手段と、 前記潜像形成手段の複数のレーザビームの出力タイミン
    グを切り替える切り替え手段と、 前記比較手段によって画像データと特定データが一致し
    たと判断された場合、前記切り替え手段によって前記潜
    像形成手段の複数のレーザビームの出力タイミングを変
    更する制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、 前記制御手段をエンジン制御部に設けたことを特徴とす
    る画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の画像形成装置において、 前記制御手段をコントローラに設けたことを特徴とする
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】 複数のレーザビームからなる潜像形成手
    段により形成した静電潜像を電子写真プロセスにより顕
    像化する画像形成装置において、 ホストからの画像データを入力する入力手段と、 特定データを記憶する記憶手段と、 前記画像データと前記記憶手段により記憶された特定デ
    ータを比較する比較手段と、 前記潜像形成手段の複数のレーザビームの動作タイミン
    グを同期させるタイミング同期手段と、 前記動作タイミングを変更するタイミング変更手段と、 前記比較手段によって画像データと特定データが一致し
    たと判断された場合、前記タイミング変更手段によって
    前記潜像形成手段の複数のレーザビームの1ライン毎の
    動作タイミングを変更する制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の画像形成装置において、 前記制御手段をエンジン制御部に設けたことを特徴とす
    る画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の画像形成装置において、 前記制御手段をコントローラに設けたことを特徴とする
    画像形成装置。
  7. 【請求項7】 複数のレーザビームからなる潜像形成手
    段により形成した静電潜像を電子写真プロセスにより顕
    像化する画像形成装置において、 ホストからの画像データを入力する入力手段と、 特定データを記憶する記憶手段と、 前記画像データと前記記憶手段により記憶された特定デ
    ータを比較する比較手段と、 前記潜像形成手段の特定レーザビームの出力を停止させ
    る特定レーザビーム出力停止手段と、 前記比較手段によって画像データと特定データが一致し
    たと判断された場合、前記レーザビーム出力停止手段に
    よって特定のレーザビームの出力を停止する制御手段
    と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の画像形成装置において、 リセット信号により、前記特定レーザビーム出力停止手
    段の機能が実現されることを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の画像形成装置において、 エンジン制御部からの送信コマンドにより、前記特定レ
    ーザビーム出力停止手段の機能が実現されることを特徴
    とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 請求項7記載の画像形成装置におい
    て、 前記特定レーザビーム出力停止手段は、出力データを無
    効にすることで、レーザビームの出力を停止させること
    を特徴とする画像形成装置。
  11. 【請求項11】 請求項7記載の画像形成装置におい
    て、 前記特定レーザビーム出力停止手段によって、特定のレ
    ーザビームの出力を停止させる場合、出力の停止をする
    レーザビームを切り替えることを特徴とする画像形成装
    置。
  12. 【請求項12】 複数のレーザビームからなる潜像形成
    手段により形成した静電潜像を電子写真プロセスにより
    顕像化する画像形成装置において、 ホストからの画像データを入力する入力手段と、 特定データを記憶する記憶手段と、 前記画像データと前記記憶手段により記憶された特定デ
    ータを比較する比較手段と、 前記潜像形成手段の複数のレーザビームの感光体面上で
    のビームピッチを可変するビームピッチ調整手段と、 前記比較手段によって画像データと特定データが一致し
    たと判断された場合、前記ビームピッチ調整手段によっ
    てビームピッチを適正設定値のビームピッチ以外のビー
    ムピッチに調整する制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の画像形成装置におい
    て、 前記制御手段は、前記比較手段によって画像データと特
    定データが一致したと判断された場合、前記ビームピッ
    チ調整手段によってビームピッチを、ビームスポットの
    副走査方向の径の1.2倍以上、または0.8倍以下に
    調整する制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
  14. 【請求項14】 請求項12記載の画像形成装置におい
    て、 前記制御手段は、前記比較手段によって画像データと特
    定データが一致したと判断された場合、前記ビームピッ
    チ調整手段によってビームピッチを、副走査方向の1イ
    ンチ当たりの走査間隔をパラメータとしたとき、走査間
    隔の1.5倍以上、または0.5倍以下に調整する制御
    を行うことを特徴とする画像形成装置。
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