JP2001212935A - スクリーン印刷方法 - Google Patents

スクリーン印刷方法

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JP2001212935A
JP2001212935A JP2000025035A JP2000025035A JP2001212935A JP 2001212935 A JP2001212935 A JP 2001212935A JP 2000025035 A JP2000025035 A JP 2000025035A JP 2000025035 A JP2000025035 A JP 2000025035A JP 2001212935 A JP2001212935 A JP 2001212935A
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JP
Japan
Prior art keywords
squeegee
printing
screen
mask
substrate
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000025035A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohiro Wakukawa
朝宏 湧川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オフコンタクト印刷において安定した印刷品
質を確保することができるスクリーン印刷方法を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 スクリーンマスク4を基板3の上面から
離隔させた状態でスクリーン印刷を行うオフコンタクト
印刷において、スキージ9がスクリーンマスク4上で移
動するスキージング動作においてスキージ9の基板3に
対する水平方向の相対位置に応じて、基板3のワークの
スクリーンマスク4の下面に対する相対的高さ位置を変
え、マスクプレート5の下面と基板3の上面の接触角度
αを常に適正角度に保つ。これにより、良好な版離れ条
件を維持して印刷条件を安定させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークにクリーム
半田などのペーストをスクリーンマスクを用いて印刷す
るスクリーン印刷方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】基板などのワークにクリーム半田やフラ
ックスなどを供給する方法としてスクリーン印刷を用い
る方法が知られている。この方法は、印刷対象部位に応
じてパターン孔が形成されたスクリーンマスクをワーク
にセットして、このスクリーンマスク上でペーストを供
給した状態でスキージングを行うことにより、パターン
孔を介してワーク表面にペーストを印刷するものであ
る。このスクリーン印刷において、スクリーンマスクを
ワーク表面に密着させずにワーク表面とスクリーン印刷
との間に隙間を設けた状態でスキージングを行うオフコ
ンタクト印刷が用いられる場合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このオフコンタクト印
刷によれば、スキージング後にワークとスクリーンマス
クを分離させる版離れを別途工程で行うことなく、スキ
ージングと同時並行して行うことができるため、高能率
の印刷が行えるという利点がある。しかしながら、この
オフコンタクト印刷におけるスクリーンマスクとワーク
との相対関係はスクリーンマスク上でのスキージの位置
によって異なるため、版離れ条件を一定に保つことが困
難で印刷不良を生じやすく、安定した印刷品質を確保す
ることが難しいという問題点があった。
【0004】そこで本発明は、オフコンタクト印刷にお
いて安定した印刷品質を確保することができるスクリー
ン印刷方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のスクリーン印刷
方法は、スクリーンマスクの下面をワークの上面から離
隔させた状態でスクリーンマスクの上面でスキージを移
動させることによりワークにペーストを印刷するスクリ
ーン印刷方法であって、前記スキージがスクリーンマス
ク上で移動するスキージング動作において前記スキージ
のワークに対する水平方向の相対位置に応じて前記ワー
クのスクリーンマスク下面に対する相対的高さ位置を変
えるようにした。
【0006】本発明によれば、スキージがスクリーンマ
スク上で移動するスキージング動作において前記スキー
ジのワークに対する水平方向の相対位置に応じて前記ワ
ークのスクリーンマスク下面に対する相対的高さ位置を
変えることにより、スクリーンマスクの印刷点における
ワークとの相対角度を常に一定に保つことができ、印刷
条件を安定させることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態のスク
リーン印刷装置の正面図、図2(a)は本発明の一実施
の形態のスクリーン印刷装置のスクリーンマスクの斜視
図、図2(b),(c)、図3は本発明の一実施の形態
のスクリーン印刷方法におけるオフコンタクト印刷の説
明図である。
【0008】図1において、移動テーブル1には基板保
持部2が設けられており、基板保持部2はワークである
基板3を保持している。移動テーブル1を駆動すること
により、基板3は水平方向および上下方向に移動する。
基板保持部2の上方にはスクリーンマスク4が配設され
ている。スクリーンマスク4は枠部材4aの下面にマス
クプレート5を装着して構成されており、マスクプレー
ト5の下面を基板3の上面から所定の隙間寸法hだけ離
隔させた状態、すなわちオフコンタクト状態でスクリー
ン印刷が行われる。移動テーブル1を駆動して基板3を
上下動させることにより、隙間寸法hを調整することが
できる。
【0009】スクリーンマスク4の上方にはスキージヘ
ッド6が配設されている。スキージヘッド6は移動フレ
ームに固着された2つのスキージ昇降シリンダ8のロッ
ド下端にそれぞれスキージ9を装着して構成されてい
る。2つのスキージ9は異なる方向に傾斜して装着され
ており、スキージヘッド6の移動方向に応じて、一方の
スキージ9のみを下降させて用いるようになっている。
移動フレームは、スキージ移動テーブル11のナット1
3と結合されている。ナット13には送りねじ14が螺
入しており、送りねじ14をモータ12によって回転駆
動することによりスキージヘッド6は水平方向に移動す
る。
【0010】スクリーン印刷時には、スキージ昇降シリ
ンダ8を駆動してスキージ9を下降させる。そしてスキ
ージ9の下端部をマスクプレート5の上面に当接させて
押し下げ、マスクプレート5の下面を基板3の上面に押
し当てた状態で、スキージヘッド6を水平方向に移動さ
せることにより、クリーム半田10を基板3の上面に印
刷する。
【0011】次に図2を参照してスクリーンマスク4に
ついて説明する。図2(a)に示すように枠部材4aの
下面には、マスクプレート5が装着されている。マスク
プレート5の中央部分を囲む鎖線枠5aは、印刷対象の
基板3に応じて設定される印刷範囲5aとなっており、
印刷範囲5aには、基板3の電極配置に対応して多数の
開口部が形成されている。
【0012】スクリーン印刷においては、スクリーンマ
スク4に供給されたクリーム半田10をスキージ9によ
って掻き寄せ、開口部(パターン孔)内に押し込むこと
によって基板3表面の電極上にクリーム半田10が塗布
される。マスクプレート5には、印刷範囲5aの外縁近
傍に設けられ基板3の縁部の電極にクリーム半田10を
印刷するための開口部5bや、印刷範囲5aの中央部に
設けられ、基板3の中央部にクリーム半田10を印刷す
るための開口部5cなど、異なる位置に多数の開口部が
設けられている。
【0013】ここで、図2(b),(c)を参照して、
マスクプレート5の下面と基板3表面との間の隙間寸法
hと、オフコンタクト印刷における基板3の表面とマス
クプレート5の下面との接触角度(以下、単に「接触角
度」と略記する。)との関係について説明する。オフコ
ンタクト印刷では、図2(b),(c)に示すようにマ
スクプレート5と基板3の上面とを全面的には接触させ
ず、マスクプレート5上で摺動するスキージ9がマスク
プレート5を基板3に押し付ける位置のみで接触させ
る。
【0014】したがって、同一の隙間寸法hを保った状
態では、スキージ9が基板3に対して相対的に移動する
に従って、接触角度θは変化する。すなわち、図2
(b)に示す状態(図2(a)の開口部5b上にスキー
ジ9が位置している状態)での接触角度θ1は、図2
(c)に示す状態(図2(a)の開口部5c上にスキー
ジ9が位置している状態)での接触角度θ2と異なって
いる。
【0015】オフコンタクト印刷においては、スキージ
9によって基板3の上面にスクリーン印刷が行われた直
後に、マスクプレート5が基板3から分離する版離れが
ほぼ同時進行する。そしてこの版離れの良否は、前述の
接触角度θに密接に関連している。したがって、印刷品
質を安定させる目的で版離れ条件を一定に保つために
は、接触角度が一定に保たれるよう制御する必要があ
る。
【0016】この接触角度の制御を行う制御系について
説明する。モータ駆動部15はスキージ移動テーブル1
1のモータ12や、移動テーブル1を駆動するモータ
(図示せず)を駆動する。制御部16はモータ駆動部1
5を制御する。制御部16は記憶部17と接続されてお
り、記憶部17には、印刷対象の基板品種毎に、使用さ
れるスクリーンマスク4のデータやオフコンタクト印刷
におけるマスクプレート5と基板表面との間の隙間寸法
hのデータを記憶している。
【0017】この隙間寸法hのデータは、スキージ9の
基板3との水平方向の相対位置に関連付けられて記憶さ
れている。すなわち、同一品種の基板であっても、印刷
過程においてスキージ9が基板3上のどの位置に対して
スキージングを行っているかによって、隙間寸法hを異
ならせている。したがって、制御部16によって記憶部
17に記憶された隙間寸法hのデータに基づいてスキー
ジ移動テーブル11および移動テーブル1を制御するこ
とにより、スクリーン印刷のスキージング動作におい
て、スキージ9の基板3に対する水平方向の相対位置に
応じて連続的に隙間寸法hを変えることができる。
【0018】このスクリーン印刷装置は上記の様に構成
され、以下スクリーン印刷方法について各図を参照して
説明する。まず図1においてマスクプレート5上にクリ
ーム半田10を供給し、基板3を保持した基板保持部2
を上昇させる。このとき、図3(a)に示すように、ス
キージ9が印刷範囲5aの外縁に位置する開口部5b
(図2(a)参照)に位置した状態おいて、マスクプレ
ート5と基板3との接触角度が適正な版離れ条件を与え
る角度として設定された適正な接触角度αとなるよう
に、マスクプレート5の下面と基板3表面との間の隙間
寸法h1が設定される。
【0019】この状態からオフコンタクト印刷が開始
し、スキージ9は所定の移動速度でマスクプレート5上
をクリーム半田10を掻き寄せながら移動するスキージ
ング動作を行う。このとき、前述の接触角度αが一定に
保たれるような速度パターンで、移動テーブル1を駆動
して基板3をスクリーンマスク4の下面に対して徐々に
下降させながらスキージ9を移動させる。
【0020】そして、図3(b)に示すようにスキージ
9が基板3のほぼ中央に位置した状態では、スクリーン
マスク4の下面と基板3の上面との隙間寸法は隙間寸法
h1より大きな隙間寸法h2にとなる。この後スキージ
9が基板3の中央位置から右端に向かって移動する際に
は、接触角度αが一定に保たれるようなパターンで、上
述と逆に基板3の高さを徐々に上昇させながらスキージ
9の移動を行う。
【0021】このように、スキージ9がスクリーンマス
ク4上で移動するスキージング動作において、スキージ
9の基板3に対する水平方向の相対位置に応じて基板3
のスクリーンマスク4の下面に対する相対的高さ位置を
変えることにより、オフコンタクト印刷の過程において
常に接触角度が一定に保たれ、良好な版離れ条件を維持
して印刷条件を安定させることができる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、スキージがスクリーン
マスク上で移動するスキージング動作において前記スキ
ージのスクリーンマスクの水平方向の相対位置に応じて
前記ワークのスクリーンマスク下面に対する相対的高さ
位置を変えるようにしたので、スクリーンマスクの印刷
点におけるワークとの相対角度を常に一定に保つことが
でき、印刷条件を安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のスクリーン印刷装置の
正面図
【図2】(a)本発明の一実施の形態のスクリーン印刷
装置のスクリーンマスクの斜視図 (b)本発明の一実施の形態のスクリーン印刷方法にお
けるオフコンタクト印刷の説明図 (c)本発明の一実施の形態のスクリーン印刷方法にお
けるオフコンタクト印刷の説明図
【図3】本発明の一実施の形態のスクリーン印刷方法に
おけるオフコンタクト印刷の説明図
【符号の説明】
1 移動テーブル 3 基板 4 スクリーンマスク 5 マスクプレート 6 スキージヘッド 9 スキージ 10 クリーム半田 11 スキージ移動テーブル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スクリーンマスクの下面をワークの上面か
    ら離隔させた状態でスクリーンマスクの上面でスキージ
    を移動させることによりワークにペーストを印刷するス
    クリーン印刷方法であって、前記スキージがスクリーン
    マスク上で移動するスキージング動作において前記スキ
    ージのワークに対する水平方向の相対位置に応じて前記
    ワークのスクリーンマスク下面に対する相対的高さ位置
    を変えることを特徴とするスクリーン印刷方法。
JP2000025035A 2000-02-02 2000-02-02 スクリーン印刷方法 Pending JP2001212935A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017523929A (ja) * 2014-09-22 2017-08-24 深▲セン▼市華星光電技術有限公司 スクリーン印刷の方法

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