JP2001210915A - 半導体発光装置 - Google Patents

半導体発光装置

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JP2001210915A JP2000014289A JP2000014289A JP2001210915A JP 2001210915 A JP2001210915 A JP 2001210915A JP 2000014289 A JP2000014289 A JP 2000014289A JP 2000014289 A JP2000014289 A JP 2000014289A JP 2001210915 A JP2001210915 A JP 2001210915A
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    • H01S5/3086Structure or shape of the active region; Materials used for the active region characterised by the doping materials used in the laser structure doping of the active layer

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体発光装置において、しきい値電流を1
00mA以下とし、水平角を6度以上として、30mW
程度の出力で安定的な動作を提供する。 【解決手段】 基板11上に積層された、第1導電型
(n型)のクラッド層14、活性層16および少なくと
もクラッド層19を含む前記第1導電型とは逆の第2導
電型(p型)の半導体層20を備え、前記半導体層20
上部の一部にリッジ21が形成された半導体発光装置1
において、前記リッジ21はその幅が1.9μm以上
2.6μm以下に形成されているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体発光装置お
よびその製造方法に関し、詳しくは青紫色発光の窒化物
系化合物半導体を用いた半導体レーザや発光ダイオード
に用いられる半導体発光装置およびその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】光ディスクシステムの光源として、青紫
色半導体レーザ素子が注目されている。青紫色発光の窒
化物系化合物半導体を用いた半導体発光装置としては、
例えば特開平11−214788号公報に開示されてい
る窒化ガリウム系半導体レーザ素子がある。この半導体
レーザ素子は、基板上に窒化物半導体からなる少なくと
もクラッド層に挟まれた窒化物半導体よりなる活性層を
備えているもので、この活性層の幅よりも狭い幅のスト
ライプ領域(リッジ)に電流が注入される窒化ガリウム
系半導体レーザ素子であり、リッジ幅が0.2μm以上
1.8μm以下に形成されているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術で説明した半導体レーザ素子では、リッジ幅が
0.2μm以上1.8μm以下であるため、消費電流が
100mA以上と大きくなり好ましくない。例えば、短
波長デジタルビデオディスク記録装置では、半導体発光
装置は30mW程度の出力が要求されており、安定的に
動作させるためには、消費電流は100mA以下に低減
することが望まれている。また消費電力も低減すること
が要求されている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされた半導体発光装置およびその製造方
法である。
【0005】上記半導体発光装置は、基板上に積層され
た、第1導電型のクラッド層、活性層および少なくとも
クラッド層を含む前記第1導電型とは逆の第2導電型の
半導体層を備え、前記半導体層上部の一部にリッジが形
成され、前記第1導電型のクラッド層、前記活性層およ
び前記第2導電型の半導体層が窒化物系III -V族化合
物半導体からなる半導体発光装置において、前記リッジ
はその幅が1.9μm以上2.6μm以下に形成されて
いるものである。
【0006】上記半導体発光装置では、リッジの幅が
1.9μm以上2.6μm以下に形成されていることか
ら、30mW出力を得るために必要な消費電力は、本発
明者の実験によれば、ほぼ0.6W以下であることが判
明した。また消費電流はほぼ100mW以下になること
が判明した。一方、リッジの幅が1.9μmよりも狭い
場合、および2.6μmを超える場合には、消費電流は
100mAを超え、使用に耐えなくなる。また、消費電
力も急激に多くなることが判った。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の半導体発光装置に係る実
施の形態を、図1の概略構成断面図によって説明する。
【0008】図1に示すように、基板11には例えばサ
ファイア基板を用い、その基板11上には、バッファ層
12、第1導電型(以下第1導電型をn型とする)のコ
ンタクト層13が積層されている。上記バッファ層12
は、例えば厚さが30nmのアンドープ窒化ガリウム
(GaN)膜で形成されている。また、上記n型のコン
タクト層13は、例えば厚さが4.5μmのn型の窒化
ガリウム(n−GaN)膜で形成されていて、n型不純
物として例えばシリコンがドーピングされている。
【0009】上記n型のコンタクト層13の所定領域上
には、n型のクラッド層14、n型のガイド層15、活
性層16、p型のキャップ層17、p型のガイド層1
8、p型のクラッド層19が下層より順に積層されてい
て、所定のメサ形状に形成されている。
【0010】上記n型のクラッド層14は、例えば厚さ
が1.3μmのn型の窒化ガリウムアルミニウム(n−
AlGaN)膜で形成されていて、n型不純物として例
えばシリコンが5×1018/cm3 程度の濃度でドーピ
ングされている。またアルミニウムの組成は0.08と
した。上記n型のガイド層15は、例えば厚さが100
nmのn型の窒化ガリウム(n−GaN)膜で形成され
ていて、n型不純物として例えばシリコンが5×1018
/cm3 程度の濃度でドーピングされている。
【0011】上記活性層16は、アンドープ窒化インジ
ウムガリウム(undoped−Ga1-xInx N)膜
とn型の窒化インジウムガリウム(n−Ga1-yIny
N)膜とからなる多重量子井戸構造で形成されている。
例えば、井戸層としてのシリコンドープ窒化インジウム
ガリウム(n−Ga1-xInx N)膜の厚さが3.5n
mでx=0.14、障壁層としてのアンドープ窒化イン
ジウムガリウム(undoped−Ga1-yIny N)
膜の厚さが7.5nmでy=0.02、井戸数は例えば
3である。
【0012】上記p型のキャップ層17は、例えば厚さ
が20nmのp型の窒化ガリウムアルミニウム(p−A
lGaN)膜で形成されていて、p型不純物として例え
ばマグネシウムがドーピングされている。また、アルミ
ニウムの組成は例えば0.2である。このキャップ層1
7は形成されていることが望ましいが、形成されていな
くてもよい。
【0013】上記p型のガイド層18は、例えば厚さが
100nmのp型の窒化ガリウム(p−GaN)膜で形
成されていて、p型不純物として例えばマグネシウムが
5×1019/cm3 程度の濃度でドーピングされてい
る。このときのキャリア濃度は例えば5×1017/cm
3 程度の濃度である
【0014】上記p型のクラッド層19は、例えば厚さ
が1.0μmのp型の窒化ガリウムアルミニウム(p−
AlGaN)膜で形成されていて、p型不純物として例
えばマグネシウムが8×1019/cm3 程度の濃度でド
ーピングされている。このときのキャリア濃度は例えば
8×1017/cm3 程度の濃度である。
【0015】上記p型のクラッド層19は、その上部の
一部がストライプ状のリッジ形状に形成されている。そ
の部分を以下リッジ21という。このリッジ21は、そ
の幅Wが1.9μm以上2.6μm以下に形成されてい
る。好ましくは、2.0μm以上2.4μm以下に形成
される。
【0016】上記リッジ21両側でかつ上記活性層16
上におけるp型の半導体層20の厚さ(本実施の形態の
場合には、p型のキャップ層17、p型のガイド層18
およびp型のクラッド層19を合わせた膜厚)dは、後
に詳述するように、しきい値電流Ithの観点から、図2
に示す斜線の範囲であり、例えばW=1.9μmのとき
0.03μm以上0.33μm以下であり、W=2.6
μmのとき0.03μm以上0.295μm以下であ
る。
【0017】リッジ21上には、p型のコンタクト層2
2が形成されている。このp型のコンタクト層22は、
例えば厚さが100nmのp型の窒化ガリウム(p−G
aN)膜で形成されている。さらにp型のクラッド層1
9上には、p型のコンタクト層22の上部を開口した状
態に電流阻止層23が形成されている。この電流阻止層
23は、その下部のp型の半導体層20(p型クラッド
層19)から電流が流れ込まないようなもので屈折率が
2.5以下の材料で形成され、例えば、酸化シリコン
(SiO2 )、酸化亜鉛(ZnO)、酸化ジルコニウム
(ZnO2 )、窒化酸化シリコン(SiON)、酸化ハ
フニウム(HfO2 )、酸化スカンジウム(Sc
2 3 )、酸化イットリウム(Y2 3 )、酸化マグネ
シウム(MgO)、酸化アルミニウム(Al2 3 )、
酸化トリウム(ThO2 )、酸化ビスマス(Bi
2 3 )、窒化シリコン(SiN)、窒化アルミニウム
(AlN)もしくは窒化ガリウムアルミニウム(n−A
x Ga1-xN)(x≧0.02)で形成されている。
【0018】上記電流阻止層23上には、上記リッジ2
1に接続するp側電極24が、例えばニッケル(Ni)
〔厚さが例えば10nm〕、白金(Pt)〔厚さが例え
ば100nm〕、金(Au)〔厚さが例えば300n
m〕を順に積層した膜で形成されている。また上記n型
のコンタクト層13上にはn側電極25が、例えばチタ
ン(Ti)〔厚さが例えば10nm〕、アルミニウム
(Al)〔厚さが例えば100nm〕、白金(Pt)
〔厚さが例えば100nm〕、金(Au)〔厚さが例え
ば300nm〕を積層した膜で形成されている。
【0019】上記説明したように、半導体発光装置1が
構成されている。
【0020】次に、上記半導体発光装置1におけるリッ
ジ幅Wの限定理由を、図3〜図5によって以下に説明す
る。
【0021】図3では、縦軸に30mWの出力を得ると
きの消費電流を示し、横軸にリッジ幅Wを示した。また
図中の黒塗りの丸印は共振器長L=600μmのものを
示し、黒塗りの三角印は共振器長L=700μmのもの
を示す。
【0022】図3に示すように、リッジ幅Wが1.9μ
m以上2.6μm以下では、ほぼ消費電流が100mA
以下となっている。特に、リッジ幅Wは2.1μm以上
2.4μm以下が望ましい。一方、リッジ幅Wが1.9
μmよりも狭い場合および2.6μmよりも広い場合に
は、消費電流が100mA以上となり、特にリッジ幅が
1.9μmよりも狭くなると急激に消費電流が増大し、
例えば発熱により動作不良を起こす原因となって好まし
くない。
【0023】図4では、縦軸に30mWの出力を得ると
きの消費電力を示し、横軸にリッジ幅Wを示した。また
図中の黒塗りの丸印は共振器長L=600μmのものを
示し、黒塗りの三角印は共振器長L=700μmのもの
を示す。
【0024】図4に示すように、リッジ幅Wが1.9μ
m以上2.6μm以下では、消費電力がほぼ0.6W以
下となっている。特に、リッジ幅Wは2.0μm以上
2.4μm以下では確実に0.6W以下となっている。
一方、リッジ幅Wが1.9μmよりも狭い場合および
2.6μmよりも広い場合には、消費電力が0.6W以
上となり、特にリッジ幅が1.9μmよりも狭くなると
急激に消費電力が高くなり、低消費電力化の目的を達成
することができなくなる。
【0025】図5では、共振器長L=750μmの半導
体発光装置のしきい値電流Ithとリッジ幅Wとの関係を
示す図であり、縦軸に連続発振時のしきい値電流Ithを
示し、横軸にリッジ幅Wを示した。また図中、点線はリ
ッジ両側における半導体層の厚さdが0.1μmのもの
を示し、実線はdが0.3μmのものを示す。
【0026】半導体発光装置を安定に動作させるには、
Ithを100mA以下とする必要がある。図5に示すよ
うに、d=0.3μmのものでしきい値電流Ithを10
0mA以下とするには、W=2.3μm以下としなけれ
ばならない。またd=0.1μmのものでしきい値電流
Ithを100mA以下とするには、W=3.5μm以下
としなければならない。
【0027】ここで、上記リッジ21両側における半導
体層20の厚さdについて説明する。dが厚くなると、
リッジ21から流れ出る電流は、リッジ21両側におけ
る半導体層20方向にも流れ、発光領域に流れこむ電流
量が減少する。すなわち、電流効率が低下し、しきい値
電流Ithが増大することになる。一方、dが薄くなく
と、リッジ21から流れ出る電流は、リッジ21両側に
おける半導体層20方向には流れにくくなり、発光領域
に効率よく流れこむようになる。したがって、発光領域
に流れこむ電流量が増大するので、電流効率が高くな
り、しきい値電流Ithが低減されることになる。
【0028】また、dが薄いと、リッジ21直下の有効
屈折率n2 と、半導体層20、活性層16、n型のガイ
ド層15およびn型のクラッド層14で構成される有効
屈折率n1 との差Δn、すなわちΔn=n2 −n1 の値
が大きくなる。このように、屈折率差Δnが例えば3×
10-3以上に大きくなるとラテラル方向の光の閉じ込め
が十分に強くなるので誘導放出が効率よく起こるように
なる。したがって、しきい値電流Ithが低下する。
【0029】次に、リッジ21両側の半導体層20の厚
さdをパラメータにして、縦軸に水平角(遠視野像の水
平方向の半値幅)θを示し、横軸にリッジ幅Wを示す。
【0030】図6に示すように、上記リッジ幅Wの範囲
である1.9μm以上2.6μm以下では、d=0.0
3μm〜0.25μmの範囲では、平均的な水平角θは
6.0°以上となっている。特にd=0.03μm〜
0.25μmの範囲では、平均的な水平角θが8°以上
となっていて、ばらつきを考慮しても6°以上となって
いる。なお、dの値を0.03μmよりも小さくするこ
とも可能ではあるが、p型のクラッド層19をエッチン
グしてリッジ21を形成する場合には、そのエッチング
の際に活性層16にエッチングダメージが入らないよう
にするために、0.03μm程度の厚さにp型のクラッ
ド層19を残す必要がある。したがって、dは0.03
μm以上とした。ただし、エッチングダメージが入らな
いようなエッチングによってリッジ21を形成する場合
にはさらにdの値を縮小することが可能である。
【0031】以上のことからして、リッジ幅Wは、少な
くとも1.9μm以上2.6μm以下でなければならな
い。そして、望ましくは、リッジ幅Wを2.1μm以上
2.4μm以下とすることが好ましい。また、dの値は
0.03μm以上0.25μm以下とすることが好まし
い。
【0032】上記半導体発光装置1では、電流阻止層2
3に屈折率が2.5以下となる低屈折率材料、好ましく
は例えば屈折率が1.7以下の酸化シリコンもしくは窒
化シリコンで電流阻止層23を形成することによって、
ラテラル方向に光強度分布の横モードを安定に保つこと
が可能になっている。
【0033】また、窒化ガリウム系材料にアルミニウム
を添加しても屈折率はあまり変化しないことが知られて
いるが、リッジ幅Wやリッジ21の両側に残された半導
体層20の膜厚dが、ラテラル方向の屈折率分布に大き
な影響を有することは指摘されていなかった。そこで、
上記半導体発光装置1では、電流阻止層23に低屈折率
材料を用い、X方向(ラテラル方向)に安定に光を閉じ
込めるために、上記説明したように規定することで、低
しきい値化(しきい値電流Ithを100mA以下とする
こと)、高遠視野角化(遠視野像の水平方向の半値幅θ
を6.0°以上にすること)を同時に満足することが可
能となった。また、リッジ幅Wと半導体層の厚さdを選
択することにより、半値幅θを8°以上にすることも可
能になる。そのため、本発明の半導体発光装置は、デジ
タルビデオディスク(DVD)装置のような光ディスク
装置、特には高密度光ディスク装置に用いることができ
る。
【0034】なお、上記遠視野像の水平方向の半値幅θ
は、半導体発光装置から放出される発光光の水平方向の
強度分布において、ピーク強度の50%以上の強度が得
られる角度で示される。
【0035】本発明の構成は、上記実施の形態で説明し
た以外のいわゆるリッジを有する窒化ガリウム系の半導
体発光装置にも適用することが可能である。
【0036】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の半導体発
光装置によれば、リッジ幅が1.9μm以上2.6μm
以下に形成されているので、しきい値電流が100mA
以下となる発光効率の高い青紫色発光の半導体レーザ装
置を得ることができる。また、遠視野像の水平角の半値
幅が6.0°以上となる青紫色発光の半導体レーザ装置
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体発光装置に係る実施の形態を示
す概略構成断面図である。
【図2】リッジの両側における半導体層の膜厚dとリッ
ジ幅Wの許容範囲を示す図である。
【図3】半導体発光装置の消費電流とリッジ幅との関係
図である。
【図4】半導体発光装置の消費電力とリッジ幅との関係
図である。
【図5】しきい値電流Ithとリッジ幅Wとの関係図であ
る。
【図6】水平角θとリッジ幅Wとの関係図である。
【符号の説明】
1…半導体発光装置、11…基板、14…n型のクラッ
ド層、14…活性層、19…p型のクラッド層、20…
p型の半導体層、21…リッジ、W…リッジ幅

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に積層された、第1導電型のクラ
    ッド層、活性層および少なくともクラッド層を含む前記
    第1導電型とは逆の第2導電型の半導体層を備え、 前記半導体層上部の一部にリッジが形成され、 前記第1導電型のクラッド層、前記活性層および前記第
    2導電型の半導体層が窒化物系III -V族化合物半導体
    からなる半導体発光装置において、 前記リッジはその幅が1.9μm以上2.6μm以下に
    形成されていることを特徴とする半導体発光装置。
  2. 【請求項2】 前記リッジの側方に存在する前記半導体
    層はその厚さが0.03μm以上0.25μm以下の厚
    さに形成されていることを特徴とする請求項1記載の半
    導体発光装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも前記リッジの側方に存在する
    前記半導体層上に、前記半導体層から前記活性層方向に
    流れようとする電流を阻止する電流阻止層が形成されて
    いることを特徴とする請求項1記載の半導体発光装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも前記リッジの側方に存在する
    前記半導体層上に、前記半導体層から前記活性層方向に
    流れようとする電流を阻止する電流阻止層が形成されて
    いることを特徴とする請求項2記載の半導体発光装置。
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