JP2001210165A - トリガースイッチ - Google Patents

トリガースイッチ

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JP2001210165A
JP2001210165A JP2000020287A JP2000020287A JP2001210165A JP 2001210165 A JP2001210165 A JP 2001210165A JP 2000020287 A JP2000020287 A JP 2000020287A JP 2000020287 A JP2000020287 A JP 2000020287A JP 2001210165 A JP2001210165 A JP 2001210165A
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switch
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spring
trigger
switch body
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JP2000020287A
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English (en)
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Masayuki Sasano
正之 笹野
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Omron Corp
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Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立性及び操作性に優れたものとする。 【解決手段】 スイッチ本体1に設けたトリガー部材2
を、第1スプリング8により前方側に付勢すると共に、
第2スプリング19によりスイッチ本体1に沿う方向に
付勢する。前記スイッチ本体1に、スプリング保持部1
7を形成すると共に、回動体10の第1連結部18aを
回動自在に設ける。該回動体10の第2連結部18b
に、前記スイッチ本体1のスプリング保持部17との間
に前記第2スプリング19を保持するスプリング保持部
17を形成する。前記トリガー部材2に、前記回動体1
0の第2連結部18bを回動自在に連結することによ
り、前記スイッチ本体1に対してトリガー部材2をオフ
ロック位置P1側に付勢する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動工具等に使用
されるトリガースイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、グラインダー等の電動工具等に使
用されるトリガースイッチとして、例えば次のようなも
のが提案されている。
【0003】ドイツ特許第3638952号公報に記載
のトリガースイッチでは、図8に示すように、スイッチ
本体100に設けた支軸101に、トリガー部材102
が、その一端部の長穴103を介して回動及びスライド
自在に設けられている。トリガー部材の他端部にはガイ
ドピン104が設けられ、このガイドピン104がスイ
ッチ本体100に設けたガイド受部105の各位置にガ
イドされる。トリガー部材102には、2つのスプリン
グ106,107によってほぼ直交する2方向に力が作
用している。これにより、スイッチ本体100に対して
トリガー部材102を接離させてスイッチをオン状態に
するオン位置と、オフ状態にするオフ位置とに移動させ
ると共に、平行にスライド移動させることにより、オン
状態に維持するオンロック位置と、オフ状態に維持する
オフロック位置とに位置決め可能となっている。
【0004】また、特許第2783621号公報に記載
のトリガースイッチでは、スイッチ本体に回動自在に設
けた回動体の端部にトリガー部材が回動自在に設けられ
ている。そして、2つのスプリングによって直交する2
方向に付勢力が作用し、オンロック位置等に位置決め可
能な構成は、前記トリガースイッチと同様である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ト
リガースイッチでは、2つのスプリング106,107
スプリングは、スイッチ本体100とトリガー部材10
2とを付勢できるように設けなければならないが、これ
らは付勢方向が異なるため、組立が非常に困難である。
【0006】特に、前者のトリガースイッチでは、オン
ロック状態とする場合、スプリング107の付勢力によ
ってガイドピン104をガイド受部105のオンロック
位置に圧接しているだけである。したがって、このトリ
ガースイッチを設けた電動工具等の使用中にガイドピン
104がオンロック位置から脱落し、オンロック状態が
解除される危険がある。また、ガイドピン104の脱落
を防止するために、オンロック位置に突起を形成する
と、ガイドピン104をオンロック位置に位置決めする
際、突起を乗り越えさせるため、トリガー部材102の
操作に余分な動作が必要となり、操作性が悪化する。
【0007】そこで、本発明は、組立性及び操作性に優
れ、オンロック状態を確実に得ることのできるトリガー
スイッチを提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するための手段として、スイッチ本体にトリガー部材
を設け、該トリガー部材を、第1スプリングによりスイ
ッチ本体の前方側に付勢すると共に、第2スプリングに
よりスイッチ本体に沿う方向に付勢し、前記スイッチ本
体に設けたスイッチを、オン状態にするオン位置と、オ
フ状態にするオフ位置とに移動可能とすると共に、オン
状態に維持するオンロック位置と、オフ状態に維持する
オフロック位置とに位置決め可能とするガイド機構を備
えたトリガースイッチにおいて、前記スイッチ本体と前
記トリガー部材とにそれぞれ回動自在に連結される回動
体を設け、前記スイッチ本体と前記回動体のトリガー部
材側とにスプリング保持部をそれぞれ形成し、該両スプ
リング保持部の間に前記第2スプリングを保持させるこ
とにより、前記スイッチ本体に対してトリガー部材をオ
フロック位置側に付勢したものである。
【0009】この構成により、スイッチ本体に回動体を
連結した状態で、スイッチ本体のスプリング保持部と回
動体のスプリング保持部との間に第2スプリングを取り
付けておくことができる。そして、スイッチ本体に第1
スプリングと共にトリガー部材を取り付けるだけで、該
トリガー部材に回動体の第2連結部を回動自在に連結す
ることができる。この状態では、第2スプリングの付勢
力により回動体が回動し、トリガー部材はオフロック位
置に位置決めされる。
【0010】前記ガイド機構は、スイッチ本体又はトリ
ガー部材のいずれか一方に形成されるガイド部と、残る
他方に形成されるガイド受部とからなり、スイッチ本体
に対してトリガー部材を接近させる際の回動体の回動動
作に伴うトリガー部材の動作によって、ガイド部がガイ
ド受部のオン位置から移動し、スプリングの付勢力によ
りオンロック位置に位置決め可能とすると、その操作性
を高めつつ、オンロック状態を確実に得ることができる
点で好ましい。
【0011】前記回動体は、並設した回動板の両端部を
連結軸で連結してなり、該回動体の各連結部に、前記連
結軸にそれぞれ形成した略直交する円盤体で保持部をそ
れぞれ設けると、回動体の取付方向を気にする必要がな
くなる点で好ましい。
【0012】前記スイッチ本体には、可動接触片を動作
させ、可動接点を対向する固定接点に接離することによ
りスイッチをオン・オフさせる操作体を突出させる一
方、前記トリガー部材には、オン位置からオンロック位
置までの操作中、前記両接点の接触圧がほぼ一定となる
ように、前記操作体を操作する操作部を設けると、スイ
ッチのオン状態を安定させることができる点で好まし
い。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施形態を添
付図面に従って説明する。
【0014】図1は、本実施形態に係るトリガースイッ
チを示す。このトリガースイッチは、大略、スイッチ本
体1に操作可能にトリガー部材2を設けた構成である。
【0015】スイッチ本体1は、中央部前面側に突出す
る操作体3を介して背面側に配設されるスイッチ(図示
せず)をオン・オフする。操作体3は、防水用のカバー
4を介して突出し、その先端部は直交する方向に突出す
る操作ピン3aで構成されている。なお、使用可能なス
イッチとしては、操作体3により可動接触片(図示せ
ず)がオン位置又はオフ位置に位置決めされる、いわゆ
る自己保持型のものが挙げられる。
【0016】スイッチ本体1の上端側前面にはガイド受
部5が形成されている。ガイド受部5には、図2に示す
ように、連続する屈曲したガイド溝6が形成されてい
る。このガイド溝6は、オフロック位置P1から上方に
延びてオフ位置P2に至り、オフ位置P2から右側に延
びてオン位置P3に至り、オン位置P3から係止受部7
を介してオンロック位置P4に至るクランク状に形成さ
れている。また、ガイド受部5の下方近傍にはスプリン
グ受部1a(図5(b)参照)が形成され、後述するス
プリング受部2aとの間に第1スプリング8を保持す
る。
【0017】スイッチ本体1の下端側前面には凹部9が
形成され、そこには回動体10が回動自在に取り付けら
れている。凹部9は、対向面に連結凹部11をそれぞれ
形成され、2つの傾斜面9a,9bによって回動体10
の回動範囲を規制する。凹部9の近傍には、スプリング
受部12が形成されている。スプリング受部12は、ス
イッチ本体1の前方側に突出する舌片13に、前記凹部
9側に突出する略円錐台形状の突起14を形成した構成
である。
【0018】前記回動体10は、図3に示すように、並
設した回動板15の両端部を連結軸16で連結し、各連
結軸16の中央にスプリング保持部17をそれぞれ形成
した構成で、一体成形により簡単に形成することができ
る。各回動板15の両端部外面には連結部18a,18
bがそれぞれ突設されている。一端側の連結部(第1連
結部)18aは、前記スイッチ本体1の連結凹部11
に、他端側の連結部(第2連結部)18bは、トリガー
部材2の連結孔にそれぞれ回転自在に係合される。スプ
リング保持部17は、一対の板状体17aを直交させて
設けたような形状である。また、各板状体17aの外周
縁は、ほぼ同一球面上に位置するような曲面状(R形
状)に形成されている。スプリング保持部17と、前記
スイッチ本体1に設けたスプリング受部12との間には
第2スプリング19が保持される。スプリング保持部1
7は、前述のように各板状体17aの外縁部が曲面状に
形成されているため、回動体10の回動に伴って第2ス
プリング19との位置関係が相違しても、常に第2スプ
リング19の端部内周を適切に保持することが可能であ
る。また、板状体17aを組み合わせただけであるの
で、摩擦も少なく、回動体10の回動動作を妨げること
もない。
【0019】トリガー部材2は、前面上半部が上方に向
かうに従って徐々に後方側に傾斜し、上端部で再び前方
に突出する。トリガー部材2は、下端両側面に連結孔2
0を穿設され、この連結孔20に前記回動体10の第2
連結部18bが回転自在に連結される。これにより、ト
リガー部材2は、回動体10の第1連結部18aを中心
として回動する。また、回動体自身もスイッチ本体1に
対して回動するので、トリガー部材2はスイッチ本体1
の前面に沿う方向にも移動可能である。
【0020】トリガー部材2の中央部には操作部21が
設けられている。操作部21は図4に示すように断面略
U字形で、前記操作体3をスイッチ本体1内へと押し込
む押込面21aと、押し込んだ操作体3を引き上げる引
上面21bと、逃がし部21cとを備える。操作部21
の上方近傍にはスプリング受部2a(図5(b)参照)
が形成され、前記スイッチ本体1のスプリング受部1a
との間に第1スプリング8を保持する。
【0021】トリガー部材2の上端両側面には貫通孔2
2(図5(b)参照)が穿設され、ガイドピン23が嵌
合一体化される。ガイドピン23は、前記スイッチ本体
1のガイド受部5に形成したガイド溝6に係合し、この
ガイド溝6に沿って移動範囲を規制されながらスライド
移動する。
【0022】次に、前記トリガースイッチの組立方法に
ついて説明する。
【0023】まず、図5(a)に示すように、スイッチ
本体1の前面中央部からカバー4を介して操作体3を突
出させ、操作ピン3aを嵌合する。また、スイッチ本体
1の凹部9に回動体10を挿入し、第1連結部18aを
連結凹部11に回転自在に連結する。そして、図5
(b)に示すように、スイッチ本体1のスプリング受部
12と、回動体10のスプリング保持部17との間に第
2スプリング19を配設する。
【0024】続いて、トリガー部材2の連結孔20に、
スイッチ本体1に取り付けた回動体10の第2連結部1
8bを連結する。このとき、スイッチ本体1から突出す
る操作体3を操作部21に係合する。また、第1スプリ
ング8を、スイッチ本体1の第1スプリング受部1a
と、トリガー部材2のスプリング受部2aとの間に保持
させる。第2スプリング19は、前述の通り、予め組み
付けておくことができるので、トリガー部材2は第1ス
プリング8の付勢力のみを考慮しつつ取り付ければよ
い。したがって、組立作業を非常に簡単に行うことがで
きる。このとき、トリガー部材2は、操作体3の操作ピ
ン3aがトリガー部材2の操作部21(引上面21b)
に係止されることにより仮止めされる。
【0025】そこで、トリガー部材2の貫通孔22にガ
イドピン23を嵌合し、このガイドピン23をスイッチ
本体1のガイド溝6に位置させることにより、組立作業
が終了する。
【0026】このようにして組み立てられたトリガース
イッチは、例えば、グラインダー等の電動工具に適用さ
れ、以下のように動作する。
【0027】トリガー部材2を操作していない状態で
は、図6(a)に示すように、トリガー部材2は第1ス
プリング8によって前方に突出するように付勢される。
また、第2スプリング19によって回動体10が第1回
動部を中心として図6(a)中反時計回り方向に回動
し、傾斜面9aに当接する。これにより、ガイドピン2
3はガイド溝6のオフロック位置に位置決めされ、トリ
ガースイッチはオフロック状態となる。この状態で、単
にトリガー部材2をスイッチ本体1に接近させるように
力を付与するだけでは、ガイドピン23を、オフロック
位置P1からオン位置P3に移動可能なオフ位置P2に
移動させることができないため、スイッチがオン状態と
なることはない。
【0028】トリガー部材2を操作してスイッチ本体1
に沿う上方向に力を付与すると、図6(b)に示すよう
に、ガイドピン23がガイド溝6をオフロック位置P1
からオフ位置P2へと移動する。このため、トリガー部
材2はスイッチ本体1に接近することなく、回動体10
の回動動作に従ってスイッチ本体1とは平行に移動した
後、ガイドピン23がオフ位置P2に至ることにより、
スイッチ本体1に接近可能となる。したがって、トリガ
ー部材2を第1スプリング8の付勢力に抗してスイッチ
本体1に接近させると、図6(c)に示すように、トリ
ガー部材2の操作部(押込面21a)によって操作体3
がスイッチ本体1に押し込まれる。そして、ガイドピン
23がオン位置P3に至った時点で、スイッチがオン状
態となり、電動工具が駆動する。このとき、スイッチの
可動接触片は操作体3への付与力を除去しても接点をオ
ン状態に維持するように付勢方向が変化する。
【0029】この時点で、トリガー部材2への力を除去
して行くと、第1スプリング8の付勢力により、ガイド
ピン23はオン位置P3からオフ位置P2に復帰する。
このため、操作体3はトリガー部材2の操作部21に形
成した引上面21bによって強制的に引き上げられ、ス
イッチがオフ状態に維持される。つまり、この段階で
は、トリガー部材2に力を付与したり、力を除去したり
することにより、スイッチをオン・オフすることが可能
である。そして、トリガー部材2への付与力を完全に除
去すると、第2スプリング19の付勢力により、ガイド
ピン23はオフ位置P2からオフロック位置P1に復帰
し、トリガースイッチはオフロック状態となる。
【0030】ガイドピン23がオン位置P3に至った
後、さらにトリガー部材2にスイッチ本体1に沿う上方
向に力を付与すると、回動体10は第2スプリング19
の付勢力に抗して回動を続ける。トリガー部材2は、回
動体10の回動動作に伴って回動しながらスイッチ本体
1に接近する。したがって、図7(a)に示すように、
ガイドピン23はオン位置P3から簡単に係止受部7を
乗り越える。この時点で、トリガー部材2への力を除去
すると、第2スプリング19の付勢力によってトリガー
部材2が移動し、図7(b)に示すように、ガイドピン
23はオンロック位置4に位置する。そして、図7
(c)に示すように、第1スプリング8の付勢力によっ
てガイドピン23は係止受部7に係止する。このよう
に、前記トリガースイッチによれば、回動体10の回動
動作に伴うトリガー部材2の回動動作から得られるガイ
ドピン23の移動を考慮して、ガイド溝6、特にオン位
置P3からオンロック位置P4への移動経路を形成した
ので、非常に操作性がよい。
【0031】この間、トリガー部材2がスイッチ本体1
にさらに接近することになるが、操作部21では、操作
ピン3aが逃がし部21cに位置するため、操作体3が
スイッチ本体1内に押し込まれることはない。したがっ
て、トリガー部材2をオン状態からオンロック状態に、
あるいはその逆の状態に操作する間、スイッチの接点は
可動接触片の弾性力のみに基づく所望の接触圧に維持さ
れる。
【0032】ガイドピン23がオンロック位置P4に位
置決めされた後は、スイッチがオン状態に維持されるの
で、トリガー部材2に余分な力を付与する必要はない。
【0033】オンロック状態を解除する場合には、トリ
ガー部材2をスイッチ本体1に沿う上方向に移動させ、
第1スプリング8の付勢力によってガイドピン23を係
止受部7から脱落させた状態とすればよい。これによ
り、ガイドピン23は第2スプリング19の付勢力によ
りロック位置P3に至り、トリガー部材2への付与力を
除去することによりオフ位置P2、さらにはオフロック
位置P1に至る。
【0034】なお、前記実施形態では、ガイド溝6を備
えたガイド受部5をスイッチ本体1に、ガイドピン23
をトリガー部材2にそれぞれ設けるようにしたが、逆に
設けるようにしても構わない。
【0035】また、前記実施形態では、スイッチに自己
保持型のものを使用したが、自己復帰型のものを使用す
ることも可能である。但し、この場合には、トリガー部
材2の操作部21を、ガイドピン23がオン位置P3か
らオンロック位置P4に移動する間、操作ピン3aが押
し込まれないだけでなく、スイッチの可動接触片のバネ
力によって押し戻されないように構成する必要がある。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、スイッチ本体に設けた回動体によってスプリ
ングを保持した状態で、回動体にトリガー部材を回動自
在に連結可能としたので、組立性が向上する。
【0037】また、ガイド機構をトリガー部材の操作に
よってスムーズにオンロック状態とできる構成としたの
で、操作性が向上する。
【0038】また、回動体を両端部に保持部を備えたの
で、回動体の取付方向に制限がなくなり、組立性が向上
する。
【0039】また、スイッチ本体から操作体を突出さ
せ、トリガー部材に操作部を設けたので、オン状態及び
オンロック状態のいずれであっても、接点接触圧をほぼ
一定に維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態に係るトリガースイッチの側面断
面図(a)及び部分破断斜視図(b)である。
【図2】 図1のスイッチ本体に形成されるガイド受部
を示す部分拡大図である。
【図3】 図1のスイッチ本体に取り付けられる回動体
を示す斜視図である。
【図4】 図1のトリガー部材に形成される操作部の部
分拡大図である。
【図5】 本実施形態に係るトリガースイッチの組立状
態を示す分解斜視図である。
【図6】 本実施形態に係るトリガースイッチの動作状
態を示す側面断面図である。
【図7】 本実施形態に係るトリガースイッチの動作状
態を示す側面断面図である。
【図8】 従来例に係るトリガースイッチの分解斜視図
である。
【符号の説明】
1…スイッチ本体 2…トリガー部材 3…操作体 5…ガイド受部 6…ガイド溝 7…係止受部 8…第1スプリング 10…回動体 12…スプリング受部 15…回動板 17…スプリング保持部 19…第2スプリング 21…操作部 23…ガイドピン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチ本体にトリガー部材を設け、該
    トリガー部材を、第1スプリングによりスイッチ本体の
    前方側に付勢すると共に、第2スプリングによりスイッ
    チ本体に沿う方向に付勢し、前記スイッチ本体に設けた
    スイッチを、オン状態にするオン位置と、オフ状態にす
    るオフ位置とに移動可能とすると共に、オン状態に維持
    するオンロック位置と、オフ状態に維持するオフロック
    位置とに位置決め可能とするガイド機構を備えたトリガ
    ースイッチにおいて、 前記スイッチ本体と前記トリガー部材とにそれぞれ回動
    自在に連結される回動体を設け、 前記スイッチ本体と前記回動体のトリガー部材側とにス
    プリング保持部をそれぞれ形成し、 該両スプリング保持部の間に前記第2スプリングを保持
    させることにより、前記スイッチ本体に対してトリガー
    部材をオフロック位置側に付勢したことを特徴とするト
    リガースイッチ。
  2. 【請求項2】 前記ガイド機構は、スイッチ本体又はト
    リガー部材のいずれか一方に形成されるガイド部と、残
    る他方に形成されるガイド受部とからなり、スイッチ本
    体に対してトリガー部材を接近させる際の回動体の回動
    動作に伴うトリガー部材の動作によって、ガイド部がガ
    イド受部のオン位置から移動し、第2スプリングの付勢
    力によりオンロック位置に位置決め可能としたことを特
    徴とする請求項1に記載のトリガースイッチ。
  3. 【請求項3】 前記回動体は、並設した回動板の両端部
    を連結軸で連結してなり、該回動体の各連結部に、前記
    連結軸にそれぞれ形成した略直交する円盤体で保持部を
    それぞれ設けたことを特徴とする請求項1に記載のトリ
    ガースイッチ。
  4. 【請求項4】 前記スイッチ本体には、可動接触片を動
    作させ、可動接点を対向する固定接点に接離することに
    よりスイッチをオン・オフさせる操作体を突出させる一
    方、前記トリガー部材には、オン位置からオンロック位
    置までの操作中、前記両接点の接触圧がほぼ一定となる
    ように、前記操作体を操作する操作部を設けたことを特
    徴とする前記請求項のいずれか1項に記載のトリガース
    イッチ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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