JP2001209871A - 車両用警報装置 - Google Patents

車両用警報装置

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JP2001209871A
JP2001209871A JP2000020787A JP2000020787A JP2001209871A JP 2001209871 A JP2001209871 A JP 2001209871A JP 2000020787 A JP2000020787 A JP 2000020787A JP 2000020787 A JP2000020787 A JP 2000020787A JP 2001209871 A JP2001209871 A JP 2001209871A
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alarm
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JP2000020787A
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Hiroshi Shimizu
洋志 清水
Tomio Shindo
富雄 神藤
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 警報識別性を高めることができる車両用警報
装置を提供すること。 【解決手段】 複数の異なる車両制御に関わる警報音
(または告知音)として警報ブザーによりドライバに状
態変化を呈示する警報システムにおいて、各車両制御ご
との警報ブザーに異なる平均率音階に対応する基本周波
数の近傍周波数の単音、または前述の単音と異なる複数
の平均率音階に対応する基本周波数の近傍周波数で構成
される複合音を割り当てる構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用警報装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の複数の車両制御用警報装置として
は、各車両制御用警報音として、異なる周波数の単音を
割り当て、吹鳴パターン(単位時間当たりの発音回数、
1回の発音長さなど)を変更することで警報の識別性を
高めていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の車両用警報装置にあっては、異なる周波数の
単音で複数の車両制御の警報音を呈示する構成となって
いたため、ドライバが警報音を聞いたときに何に対する
警報音であるかを認識するのに時間がかかったり、慣れ
に要する時間が多く必要となる、という問題点があっ
た。
【0004】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、警報識別性を高めることができる
車両用警報装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、請求項1に記載の第1の発明は、複数の
異なる車両制御に関わる警報音(または告知音)として
警報ブザーによりドライバに状態変化を呈示する警報シ
ステムにおいて、各車両制御ごとの警報ブザーに異なる
平均率音階に対応する基本周波数の近傍周波数の単音、
または前述の単音と異なる複数の平均率音階に対応する
基本周波数の近傍周波数で構成される複合音を割り当て
ることを特徴とするものである。
【0006】また、請求項2に記載の第2の発明は、第
1の発明による車両用警報装置において、平均率音階に
対応する基本周波数の近傍周波数で構成される複合音と
して、対象車両制御の警報情報ごとにその情報のドライ
バに認知させたい時間を整理した警報認知期待時間を基
に複合音の吹鳴パターンを割り当てることを特徴とする
ものである。
【0007】また、請求項3に記載の第3の発明は、第
1または第2の発明による車両用警報装置において、特
に識別する必要性の高い2つの車両制御に関わる警報音
において、1つの車両制御には平均率音階における1つ
の階名で発音される周波数からなる単音を警報音として
割り当て、残りの車両制御には前記の車両制御に割り当
てられた階名と異なる複数の階名で発音される周波数の
複合音が交互順番に吹鳴または同時に吹鳴させることを
特徴とするものである。
【0008】また、請求項4に記載の第4の発明は、第
1乃至第3のいずれかの発明による車両用警報装置にお
いて、警報音の周波数として長三和音、短三和音に代表
される和音の階名で発音される周波数の単音と複合音を
それぞれの警報音に割り当てることを特徴とするもので
ある。
【0009】さらに、請求項5に記載の第5の発明は、
第1乃至第4のいずれかの発明における単音と複合音の
警報音に対して、音の高さの高いものと低いものを割り
当てることを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明による車両用警報装
置の実施の形態を添付図面を参照して詳細に説明する。
【0011】(第1の実施の形態)第1の実施の形態
は、複数の異なる車両制御に関わる警報音(または告知
音)として警報ブザーによりドライバに状態変化を呈示
する警報システムにおいて、各車両制御ごとの警報ブザ
ーに異なる平均率音階に対応する基本周波数の近傍周波
数の単音、または前述の単音と異なる複数の平均率音階
に対応する基本周波数の近傍周波数で構成される複合音
を割り当てるものである。第1の実施の形態の基本構成
図を図1に示す。
【0012】具体的には、例えば1つの車両制御である
車間自動追従装置1に関する警報音を呈示する警報ブザ
ーとして、図2に示す平均率音階(12音階からなる国
際基準音階)の基本周波数の1つである2095Hzま
たはその近傍の周波数となる単音の警報音を吹鳴する警
報ブザー2を割り当てる。
【0013】そして、異なる車両制御である車線追従装
置3に関する警報音を呈示するブザーとして、車間自動
追従装置1とは異なる平均率音階の周波数である104
7Hzと1481Hzの2つの周波数で構成される複合
音を吹鳴する警報ブザー4を割り当てるものである。
【0014】この2つの車両制御に関する警報音の具体
的な吹鳴パターンを図3に示す。このように、車間自動
追従装置1の警報音としては、2095Hzの単音がピ
ッピッピッという音を吹鳴し、車線追従装置3の警報音
としては、ピポッピポッという音を吹鳴し、明らかに異
なる音をドライバに呈示することができるものである。
【0015】(第2の実施の形態)第2の実施の形態と
しては、請求項1において、平均率音階に対応する基本
周波数の近傍周波数で構成される複合音として、対象車
両制御の警報情報ごとにその情報のドライバに認知させ
たい時間を整理した警報認知期待時間を基に複合音の吹
鳴パターンを割り当てるものである。
【0016】具体的には、例えば、車線追従装置3に複
合音を警報音として割り当てるとき、図4に示すような
警報情報とドライバに該情報を認知させたい時間の関係
を示すものがある。このように、車線逸脱レベルの緊急
度1〜3はそれぞれ、0.2秒、0.3秒、0.5秒と
割り振られ、その秒数に応じて、それぞれの吹鳴パター
ンが割り振られた秒数で完結するように、その時間で完
了するように発音回数と1回当たりの発音時間を決める
ものである(図5参照)。
【0017】(第3の実施の形態)第3の実施の形態と
して、請求項1及び2において、特に識別する必要性の
高い2つの車両制御に関わる警報音において、1つの車
両制御には平均率音階における1つの階名で発音される
周波数からなる単音を警報音として割り当て、残りの車
両制御には前記の車両制御に割り当てられた階名と異な
る複数の階名で発音される周波数の複合音が交互順番に
吹鳴または同時に吹鳴させるものである。
【0018】具体的には、例えば、ドライバが走行中に
対応を要求されるような車線追従装置3と車間自動追従
装置1があり、この各々の警報情報はより識別性を高く
する必要があるとする。そのときに、図2に示すような
平均率音階の階名と基本周波数において、例えば、車間
自動追従装置1には「ド」の音に相当する基本周波数2
095Hzの単音を割り当て、車線追従装置3には
「ミ」と「ソ」の音である1319Hz,1569Hz
の複合音を割り当てるものである。この場合、オクター
ブの違いは同一階名であり、例えば1047Hzは
「ド」の音に相当して、平均率音階の音ではあるが、車
線追従装置3には割り当てるものではない。図6は、2
つの車両制御の警報音に対する吹鳴パターン例を示すも
のである。本例の車線追従装置3の複合音としては、1
319Hzの単音と1569Hzの単音を交互に吹鳴す
るパターンと同時に吹鳴するパターンがある。
【0019】(第4の実施の形態)第4の実施の形態と
しては、請求項1〜3において、警報音の周波数として
長三和音、短三和音に代表される和音の階名で発音され
る周波数の単音と複合音をそれぞれの警報音に割り当て
るものがある。
【0020】具体的には、図7に示すような、平均率音
階における和音構成がある。即ち、長和音である「ドミ
ソ」、「ファラド」、「ソシレ」、短和音である「レフ
ァラ」、「ミソシ」、「シレファ」などである。
【0021】そして、例えば上記の例のように、車間自
動追従装置1と車線追従装置3に適用すると、単音を割
り当てている車間自動追従装置1には「ファ」の音であ
る2797Hz、車線追従装置3には「ラ」の音である
1761Hzと「ド」の音である2095Hzの複合音
を割り当てるものである。第4の実施の形態では、和音
構成としているので、音の調和がよく、違和感の少ない
警報音となる。また、2つの車両制御が同時に警報音を
吹鳴した場合も、和音で吹鳴するので、違和感も少な
く、警報音を聞いて「ファラド」の音の構成が認識しや
すく、同時吹鳴しても、個々の警報音がイメージしやす
い。図8に、第4の実施の形態の吹鳴パターンを示す。
【0022】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、以下のような効果が得られる。請求項1に記載
の第1の発明では、複数の異なる車両制御に関わる警報
音(または告知音)として警報ブザーによりドライバに
状態変化を呈示する警報システムにおいて、各車両制御
ごとの警報ブザーに異なる平均率音階に対応する基本周
波数の近傍周波数の単音、または前述の単音と異なる複
数の平均率音階に対応する基本周波数の近傍周波数で構
成される複合音を割り当てる構成としたので、単音と複
合音という明らかに聞こえ方の異なる警報音により、警
報識別性を高めることができる。
【0023】請求項2に記載の第2の発明では、第1の
発明において、平均率音階に対応する基本周波数の近傍
周波数で構成される複合音として、対象車両制御の警報
情報ごとにその情報のドライバに認知させたい時間を整
理した警報認知期待時間を基に複合音の吹鳴パターンを
割り当てる構成としたので、識別する必要の高い車両制
御警報の組み合わせ及び状態について識別性を高めるこ
とができる。
【0024】請求項3に記載の第3の発明では、第1ま
たは第2の発明において、特に識別する必要性の高い2
つの車両制御に関わる警報音において、1つの車両制御
には平均率音階における1つの階名で発音される周波数
からなる単音を警報音として割り当て、残りの車両制御
には前記の車両制御に割り当てられた階名と異なる複数
の階名で発音される周波数の複合音が交互順番に吹鳴ま
たは同時に吹鳴させることとしたので、聞きなれたドレ
ミの音階を基に警報音が何の音であるかを認識するのに
早く慣れることができる。
【0025】請求項4に記載の第4の発明では、第1乃
至第3の発明において、警報音の周波数として長三和
音、短三和音に代表される和音の階名で発音される周波
数の単音と複合音をそれぞれの警報音に割り当てること
としたので、個々の音として識別性が高く、異なる警報
が同時に吹鳴された場合に和音として聞こえるので、わ
かりやすく警報音を認識することができる。
【0026】請求項5に記載の第5の発明では、第1乃
至第4の発明における単音と複合音の警報音に対して、
音の高さの高いものと低いものを割り当てることとした
ので、各々の警報音の識別性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車両用警報装置の第1の実施の形
態の基本構成図である。
【図2】平均率音階の基本周波数を説明する図である。
【図3】第1の実施の形態の警報音吹鳴パターン例を示
す図である。
【図4】警報情報と認知期待時間の一例を示す図であ
る。
【図5】第2の実施の形態の吹鳴パターン例を示す図で
ある。
【図6】第3の実施の形態の吹鳴パターン例を示す図で
ある。
【図7】平均率音階の和音構成を説明する図である。
【図8】第4の実施の形態の吹鳴パターン例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 車間自動追従装置 2,4 警報ブザー 3 車線追従装置
フロントページの続き Fターム(参考) 3D044 BA20 BB01 BD01 5C086 AA51 AA52 BA22 DA01 DA02 DA08 FA02 FA03 FA04 5C087 AA02 AA33 AA34 AA35 AA44 AA45 BB22 BB65 DD03 DD13 EE05 EE06 EE07 EE18

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の異なる車両制御に関わる警報音
    (または告知音)として警報ブザーによりドライバに状
    態変化を呈示する警報システムにおいて、 各車両制御ごとの警報ブザーに異なる平均率音階に対応
    する基本周波数の近傍周波数の単音、または前述の単音
    と異なる複数の平均率音階に対応する基本周波数の近傍
    周波数で構成される複合音を割り当てることを特徴とす
    る車両用警報装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車両用警報装置におい
    て、 平均率音階に対応する基本周波数の近傍周波数で構成さ
    れる複合音として、対象車両制御の警報情報ごとにその
    情報のドライバに認知させたい時間を整理した警報認知
    期待時間を基に複合音の吹鳴パターンを割り当てること
    を特徴とする車両用警報装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の車両用警報装
    置において、 特に識別する必要性の高い2つの車両制御に関わる警報
    音において、1つの車両制御には平均率音階における1
    つの階名で発音される周波数からなる単音を警報音とし
    て割り当て、残りの車両制御には前記の車両制御に割り
    当てられた階名と異なる複数の階名で発音される周波数
    の複合音が交互順番に吹鳴または同時に吹鳴させること
    を特徴とする車両用警報装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の車両
    用警報装置において、 警報音の周波数として長三和音、短三和音に代表される
    和音の階名で発音される周波数の単音と複合音をそれぞ
    れの警報音に割り当てることを特徴とする車両用警報装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4における単音と複合音の
    警報音に対して、音の高さの高いものと低いものを割り
    当てることを特徴とする車両用警報装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011178310A (ja) * 2010-03-02 2011-09-15 Denso Corp 車両用報知システム
JP2016015707A (ja) * 2014-06-10 2016-01-28 矢崎総業株式会社 効果音吹鳴装置
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