JP2001209864A - 売上情報処理システム - Google Patents

売上情報処理システム

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JP2001209864A
JP2001209864A JP2000020249A JP2000020249A JP2001209864A JP 2001209864 A JP2001209864 A JP 2001209864A JP 2000020249 A JP2000020249 A JP 2000020249A JP 2000020249 A JP2000020249 A JP 2000020249A JP 2001209864 A JP2001209864 A JP 2001209864A
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JP2000020249A
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English (en)
Inventor
Katsuhiro Sakaino
勝浩 境野
Yuichiro Fukuda
祐一郎 福田
Masaru Hirai
賢 平井
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広告に掲載された商品とその商品の売上げ情
報とを視覚的に関連付けた状態で示した分析資料を自動
的に作成することが可能な売上情報処理システムを提供
する。 【解決手段】 サーバー1とコンピュータ端末2をネッ
トワーク3で接続し、前記サーバー1は、複数の商品の
表示を含む広告印刷物の編集データを取得する編集デー
タ取得手段と、前記複数の商品に関する売上データを取
得する売上データ取得手段と、前記複数の商品各々に割
り当てられた商品識別コードに基づいて、前記各商品の
売上データを前記編集データ中の各商品の表示位置上に
配置した売上情報レイアウトデータを作成する作成手段
を有し、前記コンピュータ端末2は、前記サーバーに対
して売上データを送信する手段と、前記売上情報レイア
ウトデータを受信する手段と、受信した売上情報レイア
ウトデータを出力する出力手段を有するように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、POS情報を利用した
売上情報の処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりチェーン店や販売店を多く抱え
るメーカーや流通業者は、新聞の折り込み広告などの広
告印刷物(いわゆる「チラシ」)を配布する。広告印刷
物を配布した販売店等は、各商品の販売個数、売上げな
どの情報を集計し、広告に掲載された商品の売れ行きを
検討してその後の戦略を検討する。その際、各商品と、
その商品の売上げなどの集計データとを視覚的に容易に
把握できるように整理するために、配布した広告印刷物
上に売上げなどの数値を書き込むことが行われる。すな
わち、各商品が掲載された新聞広告などの印刷物上に、
個々の商品の売上げなどの集計データをサインペンなど
で書き込み、あるいは広告の各商品の部分にシールを貼
り付けてその上に売上げの数値などを書き込む。こうし
て、各商品の印刷部上にその商品の売上げなどが記入さ
れた分析資料を作成し、これを分析してその後の販売戦
略を検討したりする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の手法による分析資料の作成には、以下のような欠点
がある。まず、集計された売上げ数値などを人間の手作
業により広告上に記入するため、書き写しのミスなどが
生じる可能性がある。また、広告に掲載された商品数が
増加するにつれて記入作業量が増加し、資料の作成に時
間がかかる。従って、即効性のある売上げ分析を行うこ
とができない。また、同一商品を広告上の異なる位置に
掲載した際の売上げの違いなどを比較する必要がある場
合などは、過去の広告印刷物を保管しておかなければな
らない。さらには、作成される分析資料が紙であるの
で、遠隔地のチェーン店舗などとの売上げデータの交換
などを行うことができない。
【0004】上記のような点に鑑み、本発明は広告に掲
載された商品とその商品の売上げ情報とを視覚的に関連
付けた状態で示した分析資料を自動的に作成することが
可能な売上げ情報処理システムを提供することを課題と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明では、サーバーとコンピュー
タ端末をネットワークで接続し、前記サーバーは、複数
の商品の表示を含む広告印刷物の編集データを取得する
編集データ取得手段と、前記複数の商品に関する売上デ
ータを取得する売上データ取得手段と、前記複数の商品
各々に割り当てられた商品識別コードに基づいて、前記
各商品の売上データを前記編集データ中の各商品の表示
位置上に配置した売上情報レイアウトデータを作成する
作成手段を有し、前記コンピュータ端末は、前記サーバ
ーに対して売上データを送信する手段と、前記売上情報
レイアウトデータを受信する手段と、受信した売上情報
レイアウトデータを出力する出力手段を有するようにし
たことを特徴とする。
【0006】請求項1に記載の発明によれば、販売店側
に設置されたコンピュータ端末により、売上データをネ
ットワークを介して印刷会社側に設置されたサーバーに
送信する。サーバーでは、複数の商品の表示を含む広告
印刷物の編集データをデータベースから取得すると共
に、ネットワークを介して受信することにより売上デー
タを取得する。次に、前記複数の商品各々に割り当てら
れた商品識別コードに基づいて、前記各商品の売上デー
タを前記編集データ中の各商品の表示位置上に配置した
売上情報レイアウトデータを作成する。作成された売上
情報レイアウトデータは、ネットワークを介して販売店
側のコンピュータ端末に送信され、出力される。これに
より、各商品が表示された広告印刷物上に各商品の売上
データが表示された売上情報レイアウトデータが出力さ
れるので、各商品毎の売上を視覚的に容易に把握できる
分析資料を迅速に得ることが可能となる。特に、ネット
ワークで接続されたサーバーとコンピュータ端末に機能
を分けたため、売上データを有する販売店側のコンピュ
ータ端末から、編集データを有する印刷会社側のサーバ
ーにアクセスして売上情報レイアウトデータを作成し、
販売店側において出力が可能となり、販売店にとっては
自身が保有する売上データを用いていつでも分析資料の
取得が可能となる。
【0007】請求項2に記載の発明では、複数の広告印
刷物における同一商品に関する商品画像の紙面全体に対
する面積率を算出し、前記同一商品の各広告印刷物配布
時における売上データを取得し、前記面積率と売上デー
タを座標軸としたグラフを作成し、前記作成されたグラ
フを出力するようにしたことを特徴とする。請求項2に
記載の発明によれば、まず、複数の広告印刷物に掲載さ
れた、ある特定の商品について、各広告印刷物の紙面全
体に対する掲載面積率を算出する。次に、各広告印刷物
の配布時における前記特定の商品の売上データを取得す
る。続いて、取得した面積率と売上データに基づいて、
面積率と売上データの関係を示すグラフを作成し、出力
する。出力された面積率と売上データの関係を示すグラ
フを確認することにより、ある特定の商品について、掲
載面積が売上に与える影響を分析することが可能とな
る。
【0008】請求項3に記載の発明では、複数の広告印
刷物における同一商品に関する商品画像データを取得
し、前記同一商品の各広告印刷物配布時における売上デ
ータを取得し、前記各商品画像データを広告印刷物の配
布時と同位置に配置すると共に各広告印刷物配布時の売
上データを前記対応する商品画像データ上に配置した掲
載位置別売上情報レイアウトデータを作成し、前記掲載
位置別売上情報レイアウトデータを出力するようにした
ことを特徴とする。請求項3に記載の発明によれば、ま
ず、複数の広告印刷物に掲載された、ある特定の商品に
ついて、掲載時の商品画像データを各々取得する。次
に、各広告印刷物の配布時における前記特定の商品の売
上データを取得する。続いて、前記取得した各商品画像
データを各広告印刷物の配布時と同位置に配置し、対応
する売上データを商品画像データ上に配置した掲載位置
別売上情報レイアウトデータを作成し、出力する。出力
された掲載位置別売上情報レイアウトデータを確認する
ことにより、ある特定の商品について、広告印刷物の紙
面上の掲載位置が売上に与える影響を分析することが可
能になる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて、図面を参照して詳細に説明する。まず、本発明
の売上情報処理システムを利用する状況について説明す
る。新聞広告などの広告印刷物は、通常、各販売店側が
印刷会社などに作成を依頼し、刷り上がった印刷物を新
聞広告として、あるいは街頭で配布するなどして頒布す
る。印刷会社は各商品の画像および商品説明や価格など
の文字を編集した編集データを作成し、これを基に広告
を印刷する。本発明では、印刷会社側が広告の作成の際
に作られる広告印刷物の編集データを印刷会社側におい
てデータベースサーバー等で管理しておく。一方、販売
店側では、保有しているPOSシステムにおいて売上情
報が集計され、売上データとして管理されている。売上
情報処理時には、販売店側のコンピュータからインター
ネットなどのネットワーク回線を介して印刷会社側にア
クセスし、販売店側が保有している売上データを送信す
る。印刷会社側のデータベースサーバーでは、受信した
売上データと管理している編集データとに基づいて売上
情報が記入された編集データ(以下、「売上情報レイア
ウトデータ」と呼ぶ。)を作成する。なお、本明細書に
おいて「広告印刷物」は、いわゆるチラシの他にカタロ
グ、パンフレットなどを含む概念とする。
【0010】次に、図1を参照して本発明の売上情報処
理システムについて詳細に説明する。図1は、本発明の
売上情報処理システムの一実施形態における利用環境を
示す図である。図1に示すように本発明の売上情報処理
システムは、印刷会社のサーバーと複数の販売店におけ
るコンピュータがインターネットまたは専用線を介して
接続されており、相互にデータの送受信が可能な環境で
利用される。
【0011】図2は、本発明の売上情報処理システムの
一実施形態を示す構成図である。図2において、1は図
1における印刷会社のサーバーに対応し、2は販売店に
おけるコンピュータに対応する。印刷会社サーバー1と
販売店コンピュータ2は上述のようにインターネットま
たは専用線などのネットワーク3により接続されてお
り、全体として売上情報処理システムを構成している。
図2におけるサーバー1は、サーバー1全体の制御を行
なう制御ユニット11を有する。特に制御ユニット11
は、あらかじめ用意された広告印刷物の編集データと販
売店コンピュータ2から得られる売上データとを利用し
て売上情報レイアウトデータを作成する。
【0012】データベース12は、主として上述した広
告印刷物のデジタル編集データ(画像データ、レイアウ
トデータなどを含む)を記憶する。具体的には、印刷会
社側は、販売店からの依頼に応じて広告印刷物を作成し
た際の編集データをこのデータベース12に保管してお
く。編集データはどのように作成しても構わないが、D
TP(デスクトップパブリッシング)で行われるのが一
般的であり、フルデジタルの制作で行われる。この編集
データは、例えば、ページを記述する言語として利用さ
れるポストスクリプトファイルやPDF(ポータブルド
キュメントフォーマット)等の技術を利用することによ
り、商品画像データを含めた1ファイルとして扱うこと
ができる。また、データベース12内には、図3に示す
ような編集データ管理情報も記憶されている。図3にお
いて「ファイル名」は、編集データのファイル名を示す
ものであり、販売店名と広告印刷物の配布日がわかれ
ば、編集データが抽出可能となっている。さらに、デー
タベース12は、販売店コンピュータ2から取得した売
上データや、制御ユニット11が作成した売上情報レイ
アウトデータなどを記憶することができる。
【0013】メモリ13は、制御ユニット11が売上情
報レイアウトデータを作成する際の作業領域として使用
され、広告印刷物のデジタル編集データや売上データな
どを一時的に記憶する。
【0014】一方、販売店コンピュータ2は、制御装置
21、POSデータベース22、入力装置23、ディス
プレイ24、プリンタ25を有する。制御装置21は、
販売店コンピュータ2としての全体的な処理を行ない、
特に本発明では印刷会社に設置されたサーバー1とネッ
トワーク3を介してデータの送受信を行なう役割を有す
る。POSデータベース22は、売上データを含むPO
S情報が記憶されたデータベースである。
【0015】入力装置23は、通常は端末に接続された
キーボード、マウスなどにより構成され、オペレータが
売上情報レイアウトデータ作成の際の指示、選択などを
入力するために使用される。ディスプレイ24は、売上
情報処理中の種々の画像、特に作成された売上情報レイ
アウトデータを表示するために使用される。プリンタ2
5は売上情報レイアウトデータを紙などに印刷物として
出力するために使用される。
【0016】ここで、広告印刷物の印刷例を図4に示
す。広告印刷物は、いくつかの種類の大きさのボックス
内に個別の商品の画像データが貼り付けられ、さらにそ
のボックス内に各商品のメーカー名、型番、商品説明、
販売価格などの文字情報が書き込まれている。ここで、
広告印刷物の編集データは、各ボックスとその中に表示
されるべき商品の画像データとを商品識別コードにより
対応付けて保持した形態である。すなわち、図4におけ
る各ボックスには、そこに表示されるべき商品の商品識
別コードが割り当てられている。
【0017】一方、販売店コンピュータ2からサーバー
1へ供給される売上データも商品識別コードにより分類
されている。すなわち、各商品識別コードごとに各商品
の売上高、販売個数などの売上データが対応付けされて
サーバー1の制御ユニット11へ送られる。
【0018】サーバー1の制御ユニット11は、商品識
別コードにより広告印刷物の編集データと売上データと
を対応付けし、各商品ボックス内に売上情報が記入され
た売上情報レイアウトデータを作成する。図5に売上情
報レイアウトデータの表示例を示す。図示のように各商
品ボックス内に表示枠が設けられ、売上高、売上個数な
どが表示される。この売上情報レイアウトデータを見る
ことにより、どの商品がどの程度売れたかを一目で把握
することができる。
【0019】また、売上情報レイアウトデータにおいて
は、種々の集計結果などを表示することができる。ま
ず、最も一般的な売上個数、売上高の他に、前年比、先
週の売上高または売上個数との比、利益率などの集計結
果を表示することができる。また、各商品の売上個数、
売上高などを集計して順位を付け、その順位を示す数字
を記入したり、売上が上位の商品の表示枠を色を変えて
表示したり(例えば、上位5位までは赤、10位までは
青など)することができる。また、商品をジャンル別に
分類し(例えば、家電製品、日用品、食料品など)、各
ジャンル毎に色分けして売上情報を表示することもでき
る。これにより各商品の売上状況を更に視覚的に分かり
やすく表示することができる。なお、上記順位付けなど
の集計処理は、印刷会社内のサーバー1が販売店コンピ
ュータ2からの売上データを処理して行なうことができ
る。
【0020】次に、図6を参照して売上情報処理につい
て具体的に説明する。図6は、本発明の売上情報処理シ
ステムによる売上情報処理のフローチャートである。ま
ず、販売店側のオペレータが販売店コンピュータ2を操
作して印刷会社のサーバー1にアクセスする。すると、
サーバー1では、編集データを開示して良い相手である
かどうか、すなわち、契約している販売店であるかどう
かを確認するため、アクセスしてきた相手の認証を行う
(ステップS1)。そのため、販売店コンピュータ2の
ディスプレイ24に認証用画面を表示させる。この認証
用画面に対してオペレータは、入力装置23から販売店
IDとパスワード等の認証用データを入力し、サーバー
1へ送信する。
【0021】サーバー1では受信した認証用データを確
認し、編集データの開示が可能な相手であると判断され
たら、広告印刷物の編集データの一覧表示画面を販売店
コンピュータ2のディスプレイ24に表示させる(ステ
ップS2)。この一覧表示画面には各広告印刷物を配布
した日付等も表示されており、オペレータはこの日付に
より、目的とする広告印刷物の編集データを選択するこ
とが可能となる。オペレータがこの一覧表示画面におい
て処理を行なう編集データを選択すると、サーバー1は
選択された編集データをデータベース12より読み出し
て販売店コンピュータ2に送信し、ディスプレイ24に
表示させる(ステップS3)。ここで、編集データは上
述したように各商品ボックスに対応するレイアウトデー
タおよび各商品の画像データ(価格、商品説明などの文
字売上情報レイアウトデータを含む。)により構成さ
れ、商品識別コードにより関連付けがされている。
【0022】オペレータはディスプレイ24に表示され
た編集データを確認し、それが目的の広告印刷物である
と確認できたら、入力装置23により売上データを送信
する指示を行なう。すると、制御装置21がPOSデー
タベース22より売上データを抽出し、さらに抽出した
売上データを暗号化してサーバー1に送信する(ステッ
プS4)。サーバー1の制御ユニット11では、受信し
た暗号化データの解除を行って元の売上データに復元す
る。この売上データには、各商品の商品識別コード毎に
商品名等の文字情報および売上高、売上個数などの数値
が含まれている。また、商品識別コードとしてはJAN
コードが利用できる。
【0023】次に、制御ユニット11は、復元された売
上データをメモリ13上に展開された編集データ上にレ
イアウトして図5に示すような売上情報レイアウトデー
タを作成する。この際、まず、オペレータがレイアウト
設定を行う(ステップS5)。すなわち、編集データ上
に表示する項目(各商品の売上高、売上個数、利益率等
の内どの項目を表示するか、売上高の順位などの集計デ
ータも併せて表示するか否かなど)、並びに編集データ
上でデータを表示する際の文字の書体、文字サイズ、文
字の色、表示枠の色、並びに表示する場所(商品の中
央、左下、右上など)などの表示形式の設定を行う。こ
うして設定された内容はメモリ13に一時的に記憶され
る。
【0024】次に、売上情報の集計処理を行う(ステッ
プS6)。すなわち、メモリ13内に記憶された売上デ
ータを基に、商品毎の売上順位、利益率の順位など、ス
テップS5のレイアウト設定時に表示項目として選択さ
れた項目の集計処理を行う。集計により得られた順位情
報などの集計データはメモリ13に一時的に記憶され
る。
【0025】次に、レイアウト処理を行う(ステップS
7)。すなわち、メモリ13に記憶されている売上デー
タおよびステップS6の集計処理により得られた集計デ
ータを、レイアウト設定処理において設定された表示形
式に従って、編集データ上に配置する。この際、上述し
たように、売上データ、集計データなどを商品識別コー
ドにより対応付けて、編集データ上にレイアウトする。
これにより、図5に示すように広告印刷物の各商品の表
示部上に売上情報を示す数値などが表示された状態の編
集データ、すなわち、売上情報レイアウトデータが得ら
れる。この売上情報レイアウトデータは、必要であれば
データベース12内に記憶することができる。
【0026】このようにして得られた売上情報レイアウ
トデータは、制御ユニット11により暗号化された後、
ネットワーク3を介して販売店コンピュータ2の制御装
置21に送信される。制御装置21では受信した暗号化
データを解除して売上情報レイアウトデータを復元し、
ディスプレイ24に表示させる(ステップS8)。さら
に、必要に応じてオペレータが指示することにより、売
上情報レイアウトデータがプリンタ25で印刷される
(ステップS9)。オペレータがサーバー1へのアクセ
スを解除する指示を行うと、サーバー1側で利用履歴の
書き込みを行った後、サーバー1と販売店コンピュータ
2との通信を終了させる。
【0027】本発明による売上情報処理システムでは、
また、特定の商品についての売上分析を補助するための
資料を作成することが可能である。通常、広告印刷物は
所定の期間ごとにその体裁を変えて作成される。この場
合、同一の商品であっても、紙面上の掲載位置や掲載さ
れる大きさなどが随時変更される。次に、このような場
合の商品の売上情報の分析に適した本売上情報処理シス
テムの処理について説明する。販売店コンピュータ2か
らサーバー1にアクセスして認証確認を受けるまでは、
全ての処理について同様に行われるため、認証確認後か
ら説明する。認証確認後、オペレータは分析対象とする
商品の商品識別コードを入力装置23により入力する。
制御ユニット11は受信した商品識別コードによりデー
タベース12を検索し、売上データを抽出すると共に、
広告印刷物の紙面全体に対する商品の面積率を算出す
る。この面積率は、編集データ全体の面積と、商品画像
データの面積から容易に算出できる。続いて、制御ユニ
ット11は算出された面積率と売上高に基づいて図7に
示すようなグラフを作成する。作成されたグラフは販売
店コンピュータ2に送信され、ディスプレイ24に表示
される。このグラフも上記の売上情報レイアウトデータ
と同様、データベース12に保存したり、プリンタ25
より印刷したりすることが可能である。また、設定によ
り売上高の代わりに売上個数などの他の売上データと面
積率の関係を示すグラフを作成することも可能である。
【0028】また、掲載位置について分析するためには
次のような処理を行うことができる。まず、サーバー1
にアクセスして認証確認後、オペレータは分析対象とす
る商品の商品識別コードを入力装置23により入力す
る。商品識別コードを受信した制御ユニット11は、そ
の商品識別コードによりデータベース12内を検索し、
対応する商品画像データと紙面上における位置データ、
およびその位置に掲載された日付データを抽出する。次
に、制御ユニット11は新たなレイアウト領域を作成
し、このレイアウト領域上に、抽出した商品画像データ
をその位置データに従ってレイアウトする。さらに、そ
の日付データに従って、データベース12内から売上デ
ータを抽出し、対応する商品画像データ上にレイアウト
して掲載位置別売上情報レイアウトデータを作成する。
【0029】例えば、ある商品識別コードにより検索し
た結果、3つの商品画像データがヒットし、それぞれ図
8(a)〜(c)に示すような位置データを有していた
とする。このように同一の商品識別コードの商品画像デ
ータの紙面における位置が異なるのは、その広告印刷物
が配布された日付が異なっているためである。すなわ
ち、ある日の広告印刷物では(a)に示す位置に掲載さ
れ、別のある日には(b)に示す位置や(c)に示す位
置に掲載されたことを示している。
【0030】このような場合、レイアウト領域上には、
図8(d)に示すように各商品画像データが対応する位
置にレイアウトされ、さらに各商品画像データ上には日
付データをキーとして対応する売上データがレイアウト
される。このような掲載位置別売上情報レイアウトデー
タは、販売店コンピュータ2に送信され、ディスプレイ
24に表示される。この掲載位置別売上情報レイアウト
データを確認することにより、広告紙面のどの位置に配
置したときにどの程度売れたかを容易に認識することが
可能になる。また、同時にその際の掲載画像の大きさや
掲載内容も確認することができる。この掲載位置別売上
情報レイアウトデータも上記の売上情報レイアウトデー
タやグラフと同様、データベース12に保存したり、プ
リンタ25より印刷したりすることが可能である。
【0031】以上、本発明による売上情報処理システム
の好適な実施形態について説明したが、上記実施形態の
他、種々の応用が可能である。例えば、上記実施形態に
おいて売上の順位などを集計することが可能であるた
め、これらのベスト10を集計して、別レイアウトは商
品画像と共に流し込むことができる。また、商品データ
に関連する情報であれば、在庫情報や仕入先等のテキス
ト情報や、売上推移のグラフ等を流し込みビジュアルに
表現することも可能である。
【0032】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
サーバーとコンピュータ端末をネットワークで接続し、
前記サーバーは、複数の商品の表示を含む広告印刷物の
編集データを取得する編集データ取得手段と、前記複数
の商品に関する売上データを取得する売上データ取得手
段と、前記複数の商品各々に割り当てられた商品識別コ
ードに基づいて、前記各商品の売上データを前記編集デ
ータ中の各商品の表示位置上に配置した売上情報レイア
ウトデータを作成する作成手段を有し、前記コンピュー
タ端末は、前記サーバーに対して売上データを送信する
手段と、前記売上情報レイアウトデータを受信する手段
と、受信した売上情報レイアウトデータを出力する出力
手段を有する構成としたので、各商品が表示された広告
印刷物上に各商品の売上データが表示された売上情報レ
イアウトデータが出力され、各商品毎の売上を視覚的に
容易に把握できる分析資料を迅速に得ることが可能とな
る。特に、ネットワークで接続されたサーバーとコンピ
ュータ端末に機能を分けたため、売上データを有する販
売店側のコンピュータ端末から、編集データを有する印
刷会社側のサーバーにアクセスして売上情報レイアウト
データを作成し、販売店側において出力が可能となり、
販売店にとっては自身が保有する売上データを用いてい
つでも分析資料の取得が可能となる。
【0033】また、複数の広告印刷物における同一商品
に関する商品画像の紙面全体に対する面積率を算出し、
前記同一商品の各広告印刷物配布時における売上データ
を取得し、前記面積率と売上データを座標軸としたグラ
フを作成し、前記作成されたグラフを出力するようにし
たので、出力された面積率と売上データの関係を示すグ
ラフを確認することにより、ある特定の商品について、
掲載面積が売上に与える影響を分析することが可能とな
る。
【0034】さらに、複数の広告印刷物における同一商
品に関する商品画像データを取得し、前記同一商品の各
広告印刷物配布時における売上データを取得し、前記各
商品画像データを広告印刷物の配布時と同位置に配置す
ると共に各広告印刷物配布時の売上データを前記対応す
る商品画像データ上に配置した掲載位置別売上情報レイ
アウトデータを作成し、前記掲載位置別売上情報レイア
ウトデータを出力するようにしたので、出力された掲載
位置別売上情報レイアウトデータを確認することによ
り、ある特定の商品について、広告印刷物の紙面上の掲
載位置が売上に与える影響を分析することが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の売上情報処理システムの利用環境を示
す図である。
【図2】本発明の売上情報処理システムの一実施形態を
示す構成図である。
【図3】データベース12内の編集データ管理情報を示
す図である。
【図4】広告印刷物の印刷例(編集データの表示例)を
示す図である。
【図5】売上情報レイアウトデータの表示例を示す図で
ある。
【図6】本売上情報処理システムの処理動作を示すフロ
ーチャートである。
【図7】本システムにより作成される面積率と売上高の
関係を示すグラフである。
【図8】本システムにより作成される掲載位置別売上情
報レイアウトデータの表示例を示す図である。
【符号の説明】
1・・・サーバー(印刷会社側) 2・・・販売店コンピュータ 3・・・ネットワーク回線 11・・・制御ユニット 12・・・データベース 13・・・メモリ 21・・・制御装置 22・・・POSデータベース 23・・・入力装置 24・・・ディスプレイ 25・・・プリンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平井 賢 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 3E042 CD02 EA06 5B049 AA06 BB11 DD01 EE01 EE07 FF01 FF07 GG04 GG07 9A001 BB02 BB04 GG01 HH26 HH28 JJ55 JJ58 JJ73

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サーバーと、前記サーバーとネットワーク
    で接続されたコンピュータ端末により構成され、前記サ
    ーバーは、複数の商品の表示を含む広告印刷物の編集デ
    ータを取得する編集データ取得手段と、前記複数の商品
    に関する売上データを取得する売上データ取得手段と、
    前記複数の商品各々に割り当てられた商品識別コードに
    基づいて、前記各商品の売上データを前記編集データ中
    の各商品の表示位置上に配置した売上情報レイアウトデ
    ータを作成する作成手段を有しており、前記コンピュー
    タ端末は、前記サーバーに対して売上データを送信する
    手段と、前記売上情報レイアウトデータを受信する手段
    と、受信した売上情報レイアウトデータを出力する出力
    手段を有していることを特徴とする売上情報処理システ
    ム。
  2. 【請求項2】複数の広告印刷物における同一商品に関す
    る商品画像の紙面全体に対する面積率を算出する掲載面
    積率算出手段と、前記同一商品の各広告印刷物配布時に
    おける売上データを取得する売上データ取得手段と、前
    記面積率と売上データを座標軸としたグラフを作成する
    手段と、前記作成されたグラフを出力する出力手段を有
    することを特徴とする売上情報処理システム。
  3. 【請求項3】複数の広告印刷物における同一商品に関す
    る商品画像データを取得する商品画像データ取得手段
    と、前記同一商品の各広告印刷物配布時における売上デ
    ータを取得する売上データ取得手段と、前記各商品画像
    データを広告印刷物の配布時と同位置に配置すると共に
    各広告印刷物配布時の売上データを前記対応する商品画
    像データ上に配置した掲載位置別売上情報レイアウトデ
    ータを作成する作成手段と、前記掲載位置別売上情報レ
    イアウトデータを出力する出力手段を有することを特徴
    とする売上情報処理システム。
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