JP2001208426A - 随時設置式浴槽用の給排処理装置 - Google Patents

随時設置式浴槽用の給排処理装置

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JP2001208426A
JP2001208426A JP2000016594A JP2000016594A JP2001208426A JP 2001208426 A JP2001208426 A JP 2001208426A JP 2000016594 A JP2000016594 A JP 2000016594A JP 2000016594 A JP2000016594 A JP 2000016594A JP 2001208426 A JP2001208426 A JP 2001208426A
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branch
supply
pipe
bath
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JP2000016594A
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Yuzo Yamamoto
裕三 山本
Akira Yoshida
晶 吉田
Tsuneo Funabiki
恒男 船引
Naoto Kobari
直人 小針
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Noritz Corp
Original Assignee
Noritz Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 第2浴槽に対する給排処理のための配管を予
め行い得る給排処理装置を提供する。 【解決手段】 浴室Rに常設された第1浴槽1に対し追
い焚き循環回路26を介して注湯機能を有する強制循環
式風呂釜2が接続され、往き管路26a及び戻し管路2
6bの各途中に、三方切換弁42,43により切換可能
な分岐部を形成するための給排切換ユニット4を介装さ
せる。給排切換ユニットは一対の三方切換弁、排水専用
ポンプ45、第3三方切換弁81を制御する給排コント
ローラ44が一体に組み込まれ、専用リモコン9からの
作動指令により作動制御される。給排切換ユニットから
の分岐往き管路5a、戻し管路5bを、部屋Pの区画壁
Pwに取り付けた末端コンセントに連結する。第2浴槽
7に一対延長接続管路8a,8bからなる接続ユニット
8を接続し、先端を専用リモコン用の通信線等と共に先
端コンセント83に連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室内等に固定的
に設置される常設の浴槽とは別に、専用の風呂設備のな
い場所において随時に設置される浴槽もしくは浴槽の代
用とされる容器に対し、上記常設の浴槽に対し接続され
た強制循環式風呂釜を活用して給湯、追い焚き及び排水
の各処理を行うために用いられる随時設置式浴槽用の給
排処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の随時設置式浴槽とし
ては、例えば病人や寝たきり老人等の介護が必要で浴室
内の常設の浴槽までの移動が不自由な被介護者等の入浴
を可能とするためのものが知られている。このような用
途の浴槽として、空気膨張式や組立式等に構成して簡易
に浴槽としての形態を形成したり折り畳んで収納したり
できる浴槽が知られている(例えば特開平9−3086
65号公報、特開平9−308666号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
随時設置式浴槽においては、その浴槽に対する給湯や排
水のためにポンプや延長ホース等を用いて貯湯槽から給
湯させたり、あるいは、建物内で比較的遠くに離れた排
水口まで延長ホースを延ばして排水させたりする必要が
ある。
【0004】その上に、浴室内に固定的に設置された常
設の浴槽とは別に上記の簡易な第2浴槽を随時に設置し
た場合、この第2浴槽に対し上記ポンプにより湯張りし
た後、入浴中に湯温が低下してしまっても浴室内の常設
浴槽の如く追い焚きはできず、追加の給湯による対処し
か行い得ない。
【0005】一方、上記の浴室内の常設浴槽が追い焚き
循環回路を介して強制循環式風呂釜と接続されて追い焚
きが可能となっている場合には、その既設の風呂釜の機
能を活用することも考えられる。すなわち、上記追い焚
き循環回路の途中から配管を分岐させ、この分岐配管を
上記第2浴槽まで延設しておくことが考えられる。しか
し、設置場所が不特定で随時に設置されかつ設置期間も
一時的であることが多い第2浴槽のために、上記分岐配
管を予め延設しておくこともできない一方、上記分岐配
管の延設作業をその都度行うのは煩雑となる。このた
め、上記の如き第2浴槽の使用自体が困難なものとなる
上に、たとえ上記の風呂釜等が同一家屋内に既設で存在
していたとしても、その既設の風呂釜等を活用し得ない
ことになる。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、既設の風呂釜
設備を十分に活用して、随時に設置される第2浴槽に対
する給排処理のための配管を予め容易に行い得る随時設
置式浴槽用の給排処理装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、常設の第1浴槽と風呂釜とを接続する追
い焚き循環回路に対し介装して切換可能な分岐を形成す
るための機器類及びこれらの作動制御手段をユニット化
すると共に、そのようなユニット化された機器類から第
2浴槽が随時に設置される場所まで延ばした分岐循環回
路の末端を末端コンセントにより構成して予め配設して
おくようにすることを基本事項とするものである。
【0008】具体的には、本発明は、湯張り機能を有す
る強制循環式風呂釜に対し往き管路及び戻し管路からな
る追い焚き循環回路を介して接続された常設の第1浴槽
とは別に随時設置可能に設置される第2浴槽に対し上記
風呂釜を用いた給湯及び追い焚き並びに上記第2浴槽か
らの排水を行うための随時設置式浴槽用の給排処理装置
を対象にして以下の特定事項を備えるものである。すな
わち、上記追い焚き循環回路の途中に介装され、その追
い焚き循環回路の往き管路及び戻し管路のそれぞれを分
岐させて上記追い焚き循環回路内の湯水の流れを分岐側
に切換える給排切換ユニットと、この給排切換ユニット
に接続されて各末端が上記第1浴槽の設置場所とは異な
る場所まで延びる分岐往き管路及び分岐戻し管路の組み
合わせからなる少なくとも1の分岐循環回路と、上記異
なる場所において上記1の分岐循環回路の分岐往き管路
及び分岐戻し管路の両末端を開閉可能に閉止する一方、
上記第2浴槽から延びる相手側コンセントとの接続によ
り上記分岐往き管路及び分岐戻し管路と各別に連通接続
させる末端コンセントとを備えるものとする。そして、
上記給排切換ユニットを、上記追い焚き循環回路及び分
岐循環回路がそれぞれ接続されて上記追い焚き循環回路
の往き管路及び戻し管路の各湯水の流れを上記第1浴槽
側と分岐循環回路側との間で相互に切換える一対の切換
手段と、作動指令を受けて上記一対の切換手段の切換作
動制御を行う作動制御手段とを含んでユニット化された
ものとすることを特定事項とするものである。
【0009】ここで、上記分岐循環回路の末端が延ばさ
れる「第1浴槽の設置場所とは異なる場所」とは、通常
は常設の第1浴槽が設置された浴室とは別の空間、すな
わち、同じ建物内の別の部屋を意味し、このような別の
部屋として第2浴槽が一時的に設置される可能性のある
複数の部屋に対しそれぞれ上記分岐循環回路の末端を延
ばしておくことが好ましい。また、上記「末端コンセン
ト」はそのような部屋内に配設されるものであり、その
部屋を区画する区画壁に対し室内に露出するよう予め配
設し恒久設備としておくことが好ましい。
【0010】さらに、上記の「給排切換ユニット」とし
ては、例えばハウジング等の収容容器内に一対の切換手
段や作動制御手段等を一体に配設してユニット化するよ
うにすればよく、既設の追い焚き循環回路の途中部位を
分断し、その間に上記給排切換ユニットを介在させるだ
けで上記追い焚き循環回路に対し分岐循環回路を切換可
能に分岐接続させ得るようにすればよい。また、上記給
排切換ユニットの一対の「切換手段」としては、それぞ
れを例えば三方切換弁により構成してもよいし、各切換
手段を一対の開閉弁により構成してもよい。
【0011】上記の本発明の場合、給排切換ユニットを
常設の第1浴槽用の追い焚き循環回路の途中に介装させ
るだけで、その追い焚き循環回路に対し第2浴槽用への
切換可能な分岐が形成され、あとは上記給排切換ユニッ
トに対し少なくとも1の分岐循環回路を接続して末端を
第1浴槽とは異なる場所まで延ばし、その末端を末端コ
ンセントにより保持させることにより、上記場所におい
て第2浴槽を随時に設置したとしてもその第2浴槽を直
接もしくは間接に上記末端コンセントに接続させるだけ
で上記常設の第1浴槽用の風呂釜を利用して第2浴槽に
対する給湯、追い焚き、あるいは、第1浴槽への排水を
共に行い得るようになる。しかも、上記の給排切換ユニ
ットや分岐循環回路等を予め建物内に恒久設備として配
設したとしても、一対の切換手段の切換えによる給湯、
追い焚きもしくは排水等の切換えを作動指令を入力する
だけで作動制御手段により行われるため、極めて使い勝
手の良いものとなる。また、第2浴槽をいずれの場所に
設置しようとも、浴室等に常設された第1浴槽側の排水
施設を活用することができるため、排水のための特別な
設備を設ける必要は一切なくなる。
【0012】上記の本発明においては、各基端が第2浴
槽に接続される一対の延長接続管路と、この一対の延長
接続管路の両先端に設けられ分岐循環回路の末端コンセ
ントに接続することにより上記分岐循環回路の分岐往き
管路及び分岐戻し管路に対し各別に連通接続される相手
側コンセントとしての先端コンセントとを含んでユニッ
ト化された接続ユニットを備えるようにしてもよい。こ
の場合には、予め恒久設備として末端コンセントを配設
したとしても、また、第2浴槽をいずれの場所に随時設
置したとしても、上記末端コンセントに対し接続ユニッ
トの延長接続管路を延ばして先端コンセントを接続させ
るだけで、第2浴槽に対する給湯、追い焚き及び排水の
各処理が可能になる。
【0013】上記の如き「接続ユニット」としては、一
対の延長接続管路の内、分岐往き管路と連通接続される
一方の延長接続管路の途中位置から分岐する分岐管路
と、上記分岐往き管路から上記一方の延長接続管路に供
給される湯水の流れを上記分岐管路側と第2浴槽側とに
相互に切換える他の切換手段とを備えるものとしてもよ
い。この場合には、上記分岐管路に対し例えばシャワー
部材を接続することにより、随時に設置される第2浴槽
においてシャワーの使用が可能になる。
【0014】また、上記の本発明における「作動制御手
段」に対し第2浴槽の設置場所側から作動指令を入力設
定する遠隔制御手段を備えるようにしてもよい。この場
合には、上記遠隔制御手段と作動制御手段とを通信可能
に接続する通信線を、上記第2浴槽側から末端コンセン
トまで延びる延長通信線と、上記作動制御手段から末端
コンセントまで分岐循環回路に沿って予め配設されその
末端が上記末端コンセントにより上記延長通信線と接続
可能に保持された固定通信線とにより構成するようにす
ればよい。これにより、上記作動制御手段に対する作動
指令を第2浴槽の側から行うことができるようになる上
に、延長通信線を末端コンセントにおいて固定通信線と
接続させるだけで第2浴槽の設置場所の如何を問わず作
動制御手段に対し遠隔制御手段を用いた作動指令を発す
ることが可能になる。また、この場合、上記「作動制御
手段」を、風呂釜の作動を制御する風呂釜制御手段と通
信可能に接続し、上記延長通信線が末端コンセントにお
いて固定通信線と接続されることにより上記風呂釜制御
手段による風呂釜制御モードを第2浴槽用に切換えるよ
う構成するようにしてもよい。これにより、遠隔制御手
段からの延長通信線を末端コンセントに接続するだけ
で、風呂釜側の作動制御を第1浴槽側とは切り離して第
2浴槽側のための制御モードに切換えることが可能にな
る。
【0015】なお、上記作動制御手段に対しては遠隔制
御手段から無線による作動指令の発信を行うようにして
もよい。この場合には、上記の延長通信線、固定通信線
及びこれらの接続作業は不要になる。
【0016】さらに、本発明においては、給排切換ユニ
ットの構成要素として、末端コンセント側からの湯水を
追い焚き循環回路を通して第1浴槽に排水する排水専用
ポンプをさらに備えるようにしてもよい。この場合、強
制循環式風呂釜自体が備えている循環ポンプを用いた排
水処理に加え、上記排水専用ポンプによる排水作動を行
い得るため、排水流量の増大化による排水処理時間の短
縮化が図られる。このような排水専用ポンプは給排切換
ユニット内の分岐往き管路部分もしくは分岐戻し管路部
分のいずれかに介装させるようにすればよい。
【0017】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の随時設
置式浴槽用の給排処理装置によれば、常設の浴槽用の風
呂釜設備に対し、随時に設置される第2浴槽用の給排処
理のための設備を容易に付設することができ、そのよう
な第2浴槽用の給排処理設備を予め恒久設備として容易
に配設しておくことができるようになる。しかも、その
ように恒久設備としても、上記風呂釜設備を活用した給
湯、追い焚きもしくは排水の各処理の切換えを作動指令
の入力だけで容易に行い得ることになる。
【0018】また、接続ユニットを付属品として設ける
ことにより、末端コンセントを恒久設備として配設した
としても、随時の場所に設置される第2浴槽に対する給
湯、追い焚きもしくは排水を容易かつ確実に行い得るこ
とになる上に、シャワー等も使用することができるよう
になる。
【0019】さらに、上記末端コンセントを利用するこ
とにより、第2浴槽側において遠隔制御手段による作動
指令の入力を行うことができる上に、風呂釜側の作動制
御を第1浴槽側から第2浴槽側に対応する制御モードに
切換えることができるようになり、極めて使い勝手の良
いものとすることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0021】<第1実施形態>図1は、本発明の第1実
施形態に係る随時設置式浴槽用の給排処理装置を適用し
た介護用風呂システムの全体模式図を示す。この介護用
風呂システムは、浴室R内に固定的に常設設置された第
1浴槽1に対し後述の追い焚き循環回路26を介して接
続された既設の風呂釜2を利用するものであり、予め恒
久設備として配設される給排切換ユニット4、分岐循環
回路5及び末端コンセント6と、浴室Rを有する同一家
屋内の所望の部屋Pに一時的かつ簡易的に設置される随
時設置式の第2浴槽7と、この第2浴槽7に対し着脱可
能に接続される付属品としての接続ユニット8とを備え
るものである。以下、各構成要素について詳細に説明す
る。
【0022】上記第1浴槽1は、浴室R内に固定的かつ
常設のものとして設置されたものであり、側壁下部に上
記追い焚き循環回路26の往き管路26aの下流端及び
戻し管路26bの上流端を上記第1浴槽1に対し個別に
連通接続させる循環アダプタ1aと、浴室Rの排水設備
に排水するための排水口1bとが設けられている。
【0023】上記風呂釜2は、給湯用熱交換回路11
と、追い焚き用熱交換回路12と、給湯用熱交換回路1
1から出湯される湯水を追い焚き用熱交換回路12に注
湯する風呂注湯回路13とからなる湯張り機能を有する
強制循環式風呂釜として一般的な構成を備えるものであ
る。すなわち、上記給湯用熱交換回路11は、入水管1
4、熱交換器15、燃焼器16、出湯管17及びバイパ
ス管18を備えており、上記出湯管17にはカラン19
への一般給湯管20に加え上記風呂注湯回路13の注湯
管21が接続されている。そして、上記入水管14には
入水温度センサ22及び入水流量センサ23が設けられ
る一方、上記出湯管17は出湯温度センサ24及び給湯
量制御弁25が設けられている。
【0024】また、上記追い焚き用熱交換回路12は、
上記第1浴槽1との間で湯水の循環を行う追い焚き循環
回路26、熱交換器27及び燃焼器28を備えている。
上記追い焚き循環回路26は、上記熱交換器27で昇温
された湯水を第1浴槽1に流す往き管26aと、その第
1浴槽1内の湯水を上記熱交換器27に戻す戻し管26
bとからなり、この戻し管26bには循環ポンプ29、
水流スイッチ30、風呂温度センサ31及び風呂水位セ
ンサ32がそれぞれ介装されている。
【0025】さらに、上記風呂注湯回路13の注湯管2
1には注湯流量センサ34、注湯制御弁35及び一対の
逆止弁36が設けられ、その下流端が上記戻し管26b
に接続されている。
【0026】以上の風呂釜2は風呂釜制御手段としての
風呂コントローラ37により作動制御されるようになっ
ており、この風呂コントローラ37には使用者による各
種指令の入力設定や状態表示が行われる図示省略の風呂
リモコン(風呂リモートコントローラ)が接続されてい
る。
【0027】上記給排切換ユニット4は、上記追い焚き
循環回路26の途中部位に分岐部を形成するために介装
されるのもであり、ハウジング41等の収容容器もしく
は収容基板に対し一体に配設されてユニット化されたも
のである。すなわち、上記給排切換ユニット4は、往き
管路26aに対し切換可能な分岐部を形成するために介
装された切換手段としての第1三方切換弁42と、戻し
管路26bに対し切換可能な分岐部を形成するために介
装された切換手段としての第2三方切換弁43と、これ
ら第1及び第2の両三方切換弁42,33を含む機器類
の切換作動制御を行う作動制御手段としての給排コント
ローラ44とが上記ハウジング41内に収容されてユニ
ット化されたものである。
【0028】そして、上記第1三方切換弁42に対し、
熱交換器27からの往き管路26aと、第1浴槽1への
往き管路26aと、上記分岐循環回路5の分岐往き管路
5aとがそれぞれ接続される一方、上記第2三方切換弁
43に対し第1浴槽1からの戻し管路26bと、上記熱
交換器27への戻し管路26bと、上記分岐循環回路5
の分岐戻し管路5bとがそれぞれ接続されている。な
お、以上の接続は、各三方切換弁42,33に対し直接
に接続するようにしてもよいし、各三方切換弁42,3
3から三方に上記ハウジング41の外面まで延長管部分
を延ばして接続口を形成し、この各接続口に対し接続す
るようにしてもよい。
【0029】上記分岐循環回路5の分岐往き管路5a及
び分岐戻し管路5bは、その末端が上記部屋Pを区画す
る区画壁Pwまで延びるように配管され、この区画壁Pw
に対し部屋Pの室内に臨むように取り付けられた末端コ
ンセント6に連結されている。
【0030】上記末端コンセント6は、上記分岐往き管
路5a及び分岐戻し管路5bを常時はそれぞれ開閉可能
に閉止し、後述の先端コンセント83が嵌合接続される
ことにより上記分岐往き管路5a及び分岐戻し管路5b
を開状態に自動的に変換するようになっている。
【0031】上記第2浴槽7としては、単に浴槽として
の大きさ及び貯湯機能を有していればよく、例えば金属
製、合成樹脂製、キャンバス地製や空気袋製等の材質の
如何、あるいは、組立式や空気膨張式等の構造の如何を
問わない。この場合、側壁の底部近傍に対し後述の延長
接続管路8a,8bを接続するために第1浴槽1の循環
アダプタ1aと同様の循環アダプタ7aが取り付けられ
ていることが好ましい。このような循環アダプタ7aが
取り付けられていない場合には、上記延長接続管路8
a,8bを第2浴槽7内の底部近傍に対し吸盤もしくは
面ファスナ等の仮固定手段により仮止めするようにすれ
ばよい。
【0032】上記接続ユニット8は、各一端が上記循環
アダプタ7aに対し着脱可能に接続される一対の延長接
続管路8a,8bと、一方の延長接続管路8aに対し介
装された切換手段としての第3三方切換弁81と、この
第3三方切換弁81により分岐された分岐管路としての
シャワー用管82と、上記一対の延長接続管路8a,8
bの各他端に連結された先端コンセント83とを備えた
ものである。上記一対の延長接続管路8a,8bは第2
浴槽7が部屋Pのいずれの位置に設置されたとしても上
記末端コンセント6まで延ばし得る程度の長さに設定さ
れている。また、上記先端コンセント83は上記一対の
延長接続管路8a,8bの各他端を常時は開閉可能に閉
止し、先端コンセント83を上記末端コンセント6に対
し嵌合接続させた状態では例えばその嵌合押圧力により
上記分岐往き管路5a及び分岐戻し管路5bに対し各別
に連通接続状態に変換させるようになっている。
【0033】さらに、この接続ユニット8には、給排コ
ントローラ44に対し各種作動指令や設定温度等の入力
設定を行うための遠隔制御手段としての専用リモコン
(専用リモートコントローラ)9が接続可能になってい
る。この専用リモコン9から延びる延長通信線91及び
図示省略の給電ラインと、上記第3三方切換弁81に対
する給排コントローラ44からの信号ラインとが、上記
一対の延長接続管路8a,8bと共に一つに束ねられて
先端コンセント83まで延ばされている。一方、上記末
端コンセント6に対し上記給排コントローラ44から延
びる固定通信線441及び図示省略の給電ラインと、上
記第3三方切換弁81に対する信号ラインとが分岐往き
管路5a及び分岐戻し管路5bと共に一つに束ねられて
上記末端コンセント6まで延ばされている。そして、上
記先端コンセント83を末端コンセント6に嵌合接続さ
せることにより、上記延長通信線91と固定通信線44
1とが互いに接続され、上記給電ライン同士及び信号ラ
イン同士が互いに接続されるようになっている。
【0034】そして、上記給排コントローラ44は、使
用者が専用リモコン9を用いて作動指令等を入力するこ
とによりその専用リモコン9から出力される作動指令に
基づいて上記の第1〜第3の各三方切換弁42,43,
81の切換作動制御を行う一方、上記の延長通信線91
と固定通信線441との接続に伴う導通を検出して風呂
釜コントローラ37に対し通信線442を介してもしく
は無線により風呂釜コントローラ37による作動制御を
第1浴槽1に対する制御モードから第2浴槽7に対する
制御モードに切換える切換指令を出力するようになって
いる。つまり、風呂釜コントローラ37を風呂リモコン
による出力指令に基づく作動制御から専用リモコン9に
よる出力指令に基づく作動制御に切換えるようになって
いる。
【0035】第2浴槽7を用いた介護入浴を行うには、
まず、図2に示すように例えば折り畳まれた第2浴槽7
を組立てる一方、この第2浴槽7に対し接続ユニット8
の両延長接続管路8a,8bの各一端を循環アダプタ7
aに接続し先端コンセント83を末端コンセント6に対
し嵌合接続する。これにより、専用リモコン9に対し給
電されこの専用リモコン9による各種作動指令の入力設
定が可能となり、風呂釜コントローラ37は第2浴槽7
に対する制御モードに切換えられる。なお、この際、第
3三方切換弁81が介装された延長接続管路8aを分岐
往き管路5aに対し接続するようにする。この区別は識
別マークを付しておく他に、末端コンセント6と先端コ
ンセント83とを延長接続管路8aと分岐往き管路5a
との組み合わせしか接続し得ないような嵌合形態として
おけばよい。
【0036】以下、第2浴槽7の使用順序に沿って上記
給排コントローラ44及び風呂釜コントローラ37によ
る各作動制御を説明する。なお、第2浴槽7の使用前の
状態においては、第1及び第2の両三方切換弁42,4
3が分岐循環回路5側を閉状態に、第3三方切換弁81
もシャワー用管82側が閉状態にそれぞれ設定されてお
り、風呂リモコンからの作動指令を受けた風呂釜コント
ローラ37により第1浴槽1に対する注湯や追い焚きが
行われるようになっている。
【0037】まず、使用者が上記専用リモコン9に第2
浴槽7への湯張りのための注湯指令設定温度及び注湯量
を入力すると、この注湯指令の出力を受けた給排コント
ローラ44により第1及び第2の両三方切換弁42,4
3の第1浴槽1側がそれぞれ閉状態に切換えられ、これ
により、熱交換器27からの往き管路26aと分岐往き
管路5aとを互いに連通されると共に、分岐戻し管路5
bと熱交換器27へ向かう戻し管路26bとを互いに連
通される。一方、給排コントローラ44を経由して上記
注湯指令を受けた風呂釜コントローラ37により注湯制
御弁35が開状態にされ給湯用熱交換回路11の燃焼器
16の燃焼運転が開始されて注湯制御が開始される。こ
れにより、熱交換器15で加熱された上記設定温度の湯
水が出湯管17及び注湯管21を通して循環管路26の
戻し管26bに供給され、この湯水が熱交換器27を経
て往き管26aに流され、以後、第1三方切換弁42、
分岐往き管路5a及び一方の延長接続管路8aを介して
第2浴槽7内に注湯されることになる。この際の注湯量
が注湯流量センサ34により検出されて積算され、第2
浴槽7の浴槽水位が風呂水位センサ32により検出され
て、所定水位になると注湯制御が終了される。
【0038】次に、介護入浴中に第2浴槽7内の湯温が
低下した場合には、上記専用リモコン9に追い焚き指令
を入力することにより、その追い焚き指令が給排コント
ローラ44を経由して風呂釜コントローラ37に出力さ
れる。そして、この出力を受けた風呂釜コントローラ3
7により、循環ポンプ29が作動され、それに伴い水流
スイッチ30がONされると追い焚き用熱交換回路12
の燃焼器28の燃焼運転が開始される。これにより、第
2浴槽7内の湯水が他方の延長接続管路8b、分岐戻し
管路5b、第2三方切換弁43及び戻し管路26bを通
して熱交換器27に送られ、この熱交換器27で加熱さ
れた湯水が往き管路26a、第1三方切換弁42、分岐
往き管路5a及び一方の延長接続管路8aを通して上記
第2浴槽7に戻されるという第2浴槽7に対する追い焚
き循環が行われる。そして、風呂温度センサ31が所定
の温度を検出することにより追い焚き制御が停止される
ことになる。
【0039】また、第2浴槽7においてシャワーを使用
したい場合には、専用リモコン9のシャワースイッチを
ON操作することにより、シャワー指令が給排コントロ
ーラ44に出力され、この出力を受けた給排コントロー
ラ44により第1三方切換弁42の第1浴槽1側往き管
路26aが閉状態にされて熱交換器27側往き管路26
aと分岐往き管路5aとが連通状態にされ、第2三方切
換弁43の熱交換器27側戻し管路26b及び分岐戻し
管路26bが共に閉状態にされる。加えて、第3三方切
換弁81の第2浴槽7の側が閉状態にかつシャワー用管
82の側が開状態に切換えられる。また、上記のシャワ
ー指令が給排コントローラ44を経由して風呂釜コント
ローラ37にも出力され、この出力を受けた風呂釜コン
トローラ37により上記の注湯制御の場合と同様に給湯
熱交換回路11側で燃焼加熱された湯水が第1三方切換
弁42、分岐往き管路5a、一方の延長接続管路8a及
びシャワー用管82を通して供給されてシャワーヘッド
82aから噴出される。そして、上記シャワースイッチ
をOFFにすることにより、上記の如きシャワー制御が
終了する。
【0040】第2浴槽7での介護入浴が終われば、専用
リモコン9の排水スイッチをON操作することにより、
排水指令が給排コントローラ44及び風呂釜コントロー
ラ37に出力されて排水制御が開始される。すなわち、
給排コントローラ44により、第1三方切換弁42の分
岐往き管路5aが閉状態にされて往き管路26aが第1
浴槽1の側に連通されるよう切換えられると共に、第2
三方切換弁43の第1浴槽1の側が閉状態にされて分岐
戻し管路5bと熱交換器27に向かう戻し管路26bと
が互いに連通するように切換えられる。一方、風呂釜コ
ントローラ37により循環ポンプ29の作動が開始され
る。これにより、第2浴槽7内の汚れた湯水は、他方の
延長接続管路8b、分岐戻し管路5b、第2三方切換弁
43及び戻し管路26bを通して循環ポンプ29に吸い
込まれ、この循環ポンプ29から吐出された湯水が熱交
換器27、往き管路26a、第1三方切換弁42及び第
1浴槽1に向かう往き管路26aを通して第1浴槽1内
に流出され、排水口1bを経て排水される。そして、当
初の湯張り時の積算注湯量及び循環ポンプ29の排水能
力に基づき設定された所定時間の経過により、あるい
は、水位センサ32による検出水圧がゼロに到達するこ
とにより循環ポンプ29の作動が停止されることにな
る。
【0041】そして、先端コンセント83を末端コンセ
ント6から外し、第2浴槽7を折り畳んで収納するよう
にすればよい。
【0042】<第2実施形態>図3は、本発明の第2実
施形態に係る随時設置式浴槽用の給排処理装置を適用し
た介護用風呂システムの全体模式図を示す。この第2実
施形態は給排切換ユニット4に対し第2浴槽7に専用の
排水専用ポンプ45をも追加してユニット化した点での
み異なり、他の構成は第1実施形態のものと同様であ
る。このため、異なる構成についてのみ以下に説明し、
第1実施形態と同様の構成要素については第1実施形態
と同符号を付してその詳細な説明を省略する。
【0043】すなわち、上記排水専用ポンプ45は給排
切換ユニット4内において第1三方切換弁42の分岐往
き管路5a側の位置であって分岐往き管路5aに接続さ
れる分岐往き管路部分に介装され、その吐出口を上記第
1三方切換弁42に向けて配設されたものである。な
お、この排水専用ポンプ45はその非作動時においては
吸い込み口と吐出口との間が連通され湯水の通過が可能
となっている。
【0044】そして、上記第1三方切換弁42から第1
浴槽1までの間の往き管路26a′として、排水能力の
増大に対応して増大設定された排水流量を流し得るよう
に第1実施形態の場合よりも内径が拡径されたものが用
いられている。
【0045】この第2実施形態の場合、使用者が排水処
理のために専用リモコン9の排水スイッチをON操作す
れば、排水指令が給排コントローラ44及び風呂釜コン
トローラ37に出力されて以下の排水制御が開始され
る。すなわち、給排コントローラ44により、第1三方
切換弁42の分岐往き管路5a、熱交換器側往き管路2
6a及び第1浴槽1側往き管路26a′の三方全てが開
状態に切換えられ、第2三方切換弁43の第1浴槽1の
側が閉状態にされて分岐戻し管路5bと熱交換器27側
戻し管路26bとが互いに連通するように切換えられ
る。加えて、上記排水専用ポンプ45の作動が開始され
ると共に、風呂釜コントローラ37により循環ポンプ2
9の作動が開始される。つまり、2台のポンプ29,4
5が排水のために作動される。これにより、第2浴槽7
内の汚れた湯水は、一対の延長接続管路7a,7bの双
方を通して第1浴槽1に対し排水されることになる。す
なわち、排水専用ポンプ45の作動により第2浴槽7内
の湯水が延長接続管路8a、分岐往き管路5a、第1三
方切換弁42及び往き管路26a′を通して第1浴槽1
まで排水される一方、循環ポンプ29の作動により上記
第2浴槽7内の湯水が他方の延長接続管路8b、分岐戻
し管路5b、第2三方切換弁43及び熱交換器27側戻
し管路26bを通して循環ポンプ29に吸い込まれ、こ
の循環ポンプ29から吐出された湯水が熱交換器27及
び往き管路26aを通して上記第1三方切換弁42に送
られ、この第1三方切換弁42において上記一方の延長
接続管路8aからの湯水と合流し、以後、合流された湯
水が第1浴槽側往き管路26a′を通して第1浴槽1内
に流出され、排水口1bを経て排水される。そして、当
初の湯張り時の積算注湯量、排水専用ポンプ45及び循
環ポンプ29の排水能力等に基づき設定された所定時間
の経過により、あるいは、水位センサ32による検出水
圧がゼロに到達することにより排水専用ポンプ45及び
循環ポンプ29の作動が停止されることになる。
【0046】この第2実施形態の場合には、2台のポン
プ45,29の同時作動により排水流量が増大するた
め、第2浴槽7からの排水が第1実施形態の場合よりも
短時間で行うことができるようになる。
【0047】なお、第2浴槽7への注湯及び追い焚きの
各制御は第1実施形態と同様に行われる。
【0048】<他の実施形態>なお、本発明は上記第1
及び第2実施形態に限定されるものではなく、その他種
々の実施形態を包含するものである。すなわち、上記第
2実施形態では、排水専用ポンプ45を分岐往き管路5
a側に設けているが、これに限らず、分岐戻し管路5b
側に設けるようにしてもよい。この場合においては、排
水専用ポンプ45と循環ポンプ29との直列配置とさ
れ、それに対応して排水能力の向上が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を適用した介護用風呂シ
ステムの全体模式図である。
【図2】先端コンセントを末端コンセントに嵌合接続さ
せる前の状態を示す図1対応図である。
【図3】第2実施形態を適用した介護用風呂システムの
全体模式図である。
【符号の説明】
1 第1浴槽 2 風呂釜 4 給排切換ユニット 5 分岐循環回路 5a 分岐往き管路 5b 分岐戻し管路 6 末端コンセント 7 第2浴槽 8 接続ユニット 8a 一方の延長接続管路 8b 他方の延長接続管路 9 専用リモコン(遠隔制御手段) 26 追い焚き循環回路 26a,26a′ 往き管路 26b 戻し管路 42 第1三方切換弁(切換手段) 43 第2三方切換弁(切換手段) 44 給排コントローラ(作動制御手段) 45 排水専用ポンプ 81 第3三方切換弁(他の切換手段) 82 シャワー用管(分岐管路) 83 先端コンセント(相手側コンセント) 91 延長通信線 441 固定通信線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 船引 恒男 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 小針 直人 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 Fターム(参考) 3L024 CC06 CC30 DD06 DD13 DD17 DD21 DD27 DD36 EE03 GG03 GG04 GG06 GG12 GG22 GG24 GG28 HH03 HH13 HH26 HH31 HH39 4C094 AA01 BB02 BB09 BB15 BC11 DD14 EE20 EE36 FF11 GG02 GG13 GG16

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湯張り機能を有する強制循環式風呂釜に
    対し往き管路及び戻し管路からなる追い焚き循環回路を
    介して接続された常設の第1浴槽とは別に随時設置可能
    に設置される第2浴槽に対し上記風呂釜を用いた給湯及
    び追い焚き並びに上記第2浴槽からの排水を行うための
    随時設置式浴槽用の給排処理装置であって、 上記追い焚き循環回路の途中に介装され、その追い焚き
    循環回路の往き管路及び戻し管路のそれぞれを分岐させ
    て上記追い焚き循環回路内の湯水の流れを分岐側に切換
    える給排切換ユニットと、 この給排切換ユニットに接続されて各末端が上記第1浴
    槽の設置場所とは異なる場所まで延びる分岐往き管路及
    び分岐戻し管路の組み合わせからなる少なくとも1の分
    岐循環回路と、 上記異なる場所において上記1の分岐循環回路の分岐往
    き管路及び分岐戻し管路の両末端を開閉可能に閉止する
    一方、上記第2浴槽から延びる相手側コンセントとの接
    続により上記分岐往き管路及び分岐戻し管路と各別に連
    通接続させる末端コンセントとを備え、 上記給排切換ユニットは、 上記追い焚き循環回路及び分岐循環回路がそれぞれ接続
    されて上記追い焚き循環回路の往き管路及び戻し管路の
    各湯水の流れを上記第1浴槽側と分岐循環回路側との間
    で相互に切換える一対の切換手段と、 作動指令を受けて上記一対の切換手段の切換作動制御を
    行う作動制御手段とを含んでユニット化されていること
    を特徴とする随時設置式浴槽用の給排処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の随時設置式浴槽用の給排
    処理装置であって、 各基端が第2浴槽に接続される一対の延長接続管路と、 この一対の延長接続管路の両先端に設けられ分岐循環回
    路の末端コンセントに接続することにより上記分岐循環
    回路の分岐往き管路及び分岐戻し管路に対し各別に連通
    接続される相手側コンセントとしての先端コンセントと
    を含んでユニット化された接続ユニットを備えているこ
    とを特徴とする随時設置式浴槽用の給排処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の随時設置式浴槽用の給排
    処理装置であって、 接続ユニットは、 一対の延長接続管路の内、分岐往き管路と連通接続され
    る一方の延長接続管路の途中位置から分岐する分岐管路
    と、 上記分岐往き管路から上記一方の延長接続管路に供給さ
    れる湯水の流れを上記分岐管路側と第2浴槽側とに相互
    に切換える他の切換手段とを備えている、随時設置式浴
    槽用の給排処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の随時設置式浴槽用の給排
    処理装置であって、 作動制御手段に対し第2浴槽の設置場所側から作動指令
    を入力設定する遠隔制御手段を備え、 この遠隔制御手段と上記作動制御手段とを通信可能に接
    続する通信線が上記第2浴槽側から末端コンセントまで
    延びる延長通信線と、上記作動制御手段から末端コンセ
    ントまで分岐循環回路に沿って予め配設されその末端が
    上記末端コンセントにより上記延長通信線と接続可能に
    保持された固定通信線とにより構成されている、随時設
    置式浴槽用の給排処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の随時設置式浴槽用の給排
    処理装置であって、 作動制御手段は、風呂釜の作動を制御する風呂釜制御手
    段と通信可能に接続され、延長通信線が末端コンセント
    において固定通信線と接続されることにより上記風呂釜
    制御手段による風呂釜制御モードを第2浴槽用に切換え
    るよう構成されている、随時設置式浴槽用の給排処理装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の随時設置式浴槽用の給排
    処理装置であって、 末端コンセント側からの湯水を追い焚き循環回路を通し
    て第1浴槽に排水する排水専用ポンプを備え、 この排水専用ポンプは給排切換ユニット内の分岐往き管
    路部分もしくは分岐戻し管路部分に介装されている、随
    時設置式浴槽用の給排処理装置。
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