JP2001208360A - 温水床暖房システム - Google Patents

温水床暖房システム

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JP2001208360A
JP2001208360A JP2000016963A JP2000016963A JP2001208360A JP 2001208360 A JP2001208360 A JP 2001208360A JP 2000016963 A JP2000016963 A JP 2000016963A JP 2000016963 A JP2000016963 A JP 2000016963A JP 2001208360 A JP2001208360 A JP 2001208360A
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valve
connection
pipe
path
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Hidetaka Murata
英孝 村田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続管の立ち上げ箇所(接続箇所)を増やす
ことなく簡単な構造で、システム表面の温度ムラを小さ
くする。 【解決手段】 床暖房用の温水を流す1本の温水通路3
の両端に第1接続口3及び第2接続口4を設け、上記第
1接続口3及び第2接続口4を第1接続管10及び第2
接続管13を各々介して熱源6に接続した温水床暖房シ
ステム1である。第1接続管10及び第2接続管13の
流路方向を、第1接続管10又は第2接続管13の一方
が往路、他方が復路となる正流方向と、第1接続管10
又は第2接続管13の一方が復路、他方が往路となる逆
流方向とに切り替えるための流路切替手段7を備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温水床暖房システ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の温水床暖房システム1´は、図6
に示すように、床暖房パネル2内に1本の温水通路3を
平面視蛇行状に設け、温水通路3の一端を入口3a、他
端を出口3bとし、熱源からの高温水を往路管30を介
して入口3aに供給し、出口3bからの低温水を復路管
31を介して熱源に回収するようにしている。ここで図
6は入口3aと出口3bとを床暖房パネル2の一辺側に
互いに近接して設けた場合を示し、図7は入口3aと出
口3bとを互いに離間して設けた場合を示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来例のよ
うな温水床暖房システムにおいては、温水の入口3a付
近と出口3b付近との間での温水温度の差は、一般的に
15〜20℃程度生じる。そのためにシステム表面に大
きな温度ムラが生じ易くなるという問題がある。なお上
記図5、図6において、実際には床暖房パネル2の枚数
を、許容温度差内になる枚数(現行3枚)にして、接続
管の立ち上げ箇所25を1箇所設け、4枚以上になると
きは別に立ち上げ箇所を設けて許容温度差内に抑えるよ
うにしている。ところが立ち上げ箇所25を増やすと接
続管の接続箇所が増えて、配管作業に多大な時間と手間
がかかるという問題がある。
【0004】本発明は、上記の従来例の問題点に鑑みて
発明したものであって、その目的とするところは、接続
管の立ち上げ箇所を増やすことなく簡単な構造で、シス
テム表面の温度ムラを小さくすることができる温水床暖
房システムを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明にあっては、床暖房用の温水を流す1本の温水
通路3の両端に第1接続口3及び第2接続口4を設け、
上記第1接続口3及び第2接続口4を第1接続管10及
び第2接続管13を各々介して熱源6に接続した温水床
暖房システムにおいて、第1接続管10及び第2接続管
13の流路方向を、第1接続管10又は第2接続管13
の一方が往路、他方が復路となる正流方向と、第1接続
管10又は第2接続管13の一方が復路、他方が往路と
なる逆流方向とに切り替えるための流路切替手段7を備
えていることを特徴としており、このように構成するこ
とで、流路切替手段7によって第1接続口3付近と第2
接続口4付近の温水温度を交互に切り替えることがで
き、これにより温水の入口付近と出口付近の温水温度の
差を小さくでき、システム表面の温度ムラを小さくする
ことができる。
【0006】また上記流路切替手段7は、第1接続管1
0に第1の開閉弁16、第2接続管13に第2の開閉弁
17をそれぞれ設け、上記第1の開閉弁16と第1接続
口3との間の第1接続管下流経路12と上記第2の開閉
弁17と熱源6との間の第2接続管上流経路14とを、
一方のクロス管21を介して接続すると共に一方のクロ
ス管21に第3の開閉弁18を設け、上記第1の開閉弁
16と熱源6との間の第1接続管上流経路11と上記第
2の開閉弁17と第2接続口4との間の第2接続管下流
経路15とを、他方のクロス管22を介して接続すると
共に他方のクロス管22に第4の開閉弁19を設け、上
記各開閉弁16〜19を制御する制御部8により上記第
1の開閉弁16及び第2の開閉弁17をそれぞれ開、第
3の開閉弁18及び第4の開閉弁19をそれぞれ閉にし
て、熱源6からの高温水を第1接続管上流経路11から
第1接続管下流経路12、第1接続口3を介して温水通
路3内に供給し且つ温水通路3内の低温水を第2接続口
4から第2接続管下流経路15、第2接続管上流経路1
4を介して熱源6に回収する正流方向と、上記第1の開
閉弁16及び第2の開閉弁17をそれぞれ閉、第3の開
閉弁18及び第4の開閉弁19をそれぞれ開にして、熱
源6からの高温水を第1接続管上流経路11から一方の
クロス管21、第2接続管下流経路15、第2接続口4
を介して温水通路3内に供給し且つ温水通路3内の低温
水を第1接続口3から第1接続管下流経路12、他方の
クロス管22、第2接続管上流経路14を介して熱源6
に回収する逆流方向とに切り替え制御するのが好まし
く、この場合、制御部8により各開閉弁16〜19の開
閉のパターンを制御することで、第1接続管10が往
路、第2接続管13が復路となる正流方向と、第1接続
管10が復路、第2接続管13が往路となる逆流方向と
を交互に切り替えることが可能となり、従って、温水の
第1接続口3付近と第2接続口4付近の温水温度が交互
に切り替わることにより、ポンプの種類を変えずに簡単
な構造で、システム表面の温度ムラを小さくすることが
できる。
【0007】また上記正流方向と逆流方向との切り替え
途中に、すべての開閉弁16〜19を閉じる全閉期間C
を設けるのが好ましく、この場合、開閉弁として例えば
熱動弁を用いた場合であっても、全閉期間Cの存在によ
って正流方向と逆流方向との切り替えを確実に行えるよ
うになり、動作応答性の悪い熱動弁でも使用可能とな
る。
【0008】また上記全閉期間Cの長さを温水の設定温
度に応じて制御するのが好ましく、この場合、全閉期間
Cを短くして正流方向と逆流方向との切り替えを速くす
ることで、第1接続口3付近と第2接続口4付近の温水
温度の差が小さくなって床暖房パネル2の温度を上げて
いくことができ、逆に全閉期間Cを長くして正流方向と
逆流方向との切り替えを遅くすることで、第1接続口3
付近と第2接続口4付近の温水温度の差が大きくなって
床暖房パネル2の温度を下げていくことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づいて説明する。
【0010】本実施形態の温水床暖房システム1は、図
1に示すように、床暖房パネル2内部に床暖房用の温水
を流すための1本の温水通路3が平面視蛇行状に埋設さ
れている。床暖房パネル2の一辺側には、温水通路3の
一端の第1接続口3と他端の第2接続口4とが互いに近
接して設けられている。第1接続口3は第1接続管10
を介して熱源6に接続され、第2接続口4は第2接続管
13を介して熱源6に接続されている。ここでは、第1
接続管10は熱源6の供給側に、第2接続管13は熱源
6の回収側にそれぞれ接続されている。熱源6としては
例えばポンプ内蔵タイプのものが用いられる。
【0011】上記第1接続管10と第2接続管13の途
中には、第1接続管10及び第2接続管13の流路方向
を、第1接続管10又は第2接続管13の一方が往路、
他方が復路となる正流方向と、第1接続管10又は第2
接続管13の一方が復路、他方が往路となる逆流方向と
に切り替えるための流路切替手段7が設けられている。
【0012】この流路切替手段7は、第1接続管10と
第2接続管13とを互いに連通する2本のクロス管2
1,22からなるクロス配管部20と、4つの開閉弁1
6〜19と、各開閉弁16〜19を制御する制御部8と
で構成されている。
【0013】第1接続管10には第1の開閉弁16、第
2接続管13には第2の開閉弁17がそれぞれ設けられ
る。第1接続管10の第1の開閉弁16と第1接続口3
との間の経路部分(以下「第1接続管下流経路12」と
いう。)と、第2接続管13の第2の開閉弁17と熱源
6と間の経路部分(以下「第2接続管上流経路14とい
う。)とは、一方のクロス管21を介して連通している
と共に、一方のクロス管21の途中に第3の開閉弁が設
けられている。また、第1接続管10の第1の開閉弁1
6と熱源6との間の経路部分(以下「第1接続管上流経
路11という。)と、第2接続管13の第2の開閉弁1
7と第2接続口4との間の経路部分(以下「第2接続管
下流経路15」という。)とは、他方のクロス管22を
介して連通していると共に、他方のクロス管22の途中
に第4の開閉弁19が設けられている。
【0014】上記各開閉弁16〜19は例えば電磁弁か
らなり、図4に示す制御部8により切り替え制御され
る。制御部8は、第1接続管10を往路、第2接続管1
3を復路とする正流方向、または、第1接続管10を復
路、第2接続管13を往路とする逆流方向となるよう
に、各開閉弁16〜19を切り替え制御するためのマイ
クロコンピュータ等によって実現される。そして、図1
に示す正流方向に設定する際には、第1の開閉弁16及
び第2の開閉弁17をそれぞれ閉、第3の開閉弁18及
び第4の開閉弁19をそれぞれ開にすることにより、熱
源6からの高温水を第1接続管上流経路11から一方の
クロス管21、第2接続管下流経路15、第2接続口4
を介して温水通路3内に供給し且つ温水通路3内の低温
水を第1接続口3から第1接続管下流経路12、他方の
クロス管22、第2接続管上流経路14を介して熱源6
に回収可能となり、一方、図2に示す逆流方向に切り替
える際には、第1の開閉弁16及び第2の開閉弁17を
それぞれ開、第3の開閉弁18及び第4の開閉弁19を
それぞれ閉にすることにより、熱源6からの高温水を第
1接続管上流経路11から第1接続管下流経路12、第
1接続口3を介して温水通路3内に供給し且つ温水通路
3内の低温水を第2接続口4から第2接続管下流経路1
5、第2接続管上流経路14を介して熱源6に回収可能
となる。また本例にあっては、図3に示すように、正流
方向と逆流方向との切り替え途中に、すべての開閉弁1
6〜19を閉じる全閉期間Cが設けられている。さらに
制御部8には、この全閉期間Cの長さを温水の設定温度
に応じて制御するためのタイマー回路9が内蔵されてい
る。タイマー回路9はシステム全体の温度を上げる際に
は全閉期間Cの長さを短くし、システム全体の温度を低
くする際には全閉期間Cの長さを長くするように全閉期
間Cの長さを可変にする働きをする。
【0015】しかして、各開閉弁16〜19の開閉のパ
ターンを制御して、第1の開閉弁16及び第2の開閉弁
17をそれぞれ開にし、第3の開閉弁18及び第4の開
閉弁19をそれぞれ閉にすることにより、図1に示すよ
うに、流路方向を第1接続管10が往路、第2接続管1
3が復路となる正流方向に設定でき、第1接続口3から
高温水が流入する。その後、一定期間経過後に、第1の
開閉弁16及び第2の開閉弁17をそれぞれ閉にし、第
3の開閉弁18及び第4の開閉弁19をそれぞれ開にす
ることにより、図2に示すように、流路方向を第1接続
管10が復路、第2接続管13が往路となる逆流方向に
切り替えることができ、温水通路3の出口側から高温水
が流入する。このように、正流方向と逆流方向とを一定
期間経過ごとに交互に切り替えることによって、第1接
続口3付近と第2接続口4付近の温水温度の差を小さく
できる。そしてこの切り替えの周期を制御部8にて制御
することによって、床暖房パネル2の温水通路3内の温
度が均等化され、システム表面の温度ムラを小さくする
ことができる。この結果、床暖房パネル2の枚数(例え
ば4枚以上)を増やした場合でも、接続管の立ち上げ箇
所25を増やさずに、温度ムラをなくして快適性を高め
ることができ、システムの簡略化を図ることができる。
また、第1接続管10と第2接続管13との間にクロス
配管部20を設けると共に4つの開閉弁16〜19を設
けるだけで、流路切替手段7を簡単に構成でき、またポ
ンプの種類を変える必要もないので、システムのコスト
アップ化を防ぐことができる。
【0016】また、上記流路方向を正流方向と逆流方向
とに切り替える途中に、すべての開閉弁16〜19を閉
じる全閉期間Cを設けることによって、開閉弁16〜1
9として電磁弁ではなく、例えば動作応答性の悪い熱動
弁を用いた場合であっても、図5に示すように、全閉期
間Cの存在によって正流方向と逆流方向との切り替えを
確実に行えるようになる。ここで図5中のAは正流方向
の期間、Bは逆流方向の期間、Cはすべての開閉弁16
〜19を閉にする全閉期間Cを示している。
【0017】一方、開閉弁16〜19として電磁弁を用
いた場合にあっては、図3に示すように、全閉期間Cの
長さをタイマー回路9で切り替え制御することで、床暖
房パネル2の温度制御が一層容易となる。図3中のAは
正流方向の期間、Bは逆流方向の期間、Cはすべての開
閉弁16〜19を閉にする全閉期間Cを示している。こ
こで、全閉期間Cを短くすると、正流方向と逆流方向と
の切り替えが速くなり、第1接続口3付近と第2接続口
4付近の温水温度の差が小さくなって床暖房パネル2の
温度を上げていくことができ、逆に全閉期間Cを長くす
ると、正流方向と逆流方向との切り替えが遅くなり、第
1接続口3付近と第2接続口4付近の温水温度の差が大
きくなって床暖房パネル2の温度を下げていくことがで
きる。このように全閉期間Cの長さを温水の設定温度に
応じて制御することで、システム全体の温度を制御する
ことが容易となる。
【0018】前記実施形態では、床材の内部に温水通路
を埋設した床暖房パネル2を例示したが、本発明の温水
床暖房システム1はかかる床暖房パネル2に限定される
ものではなく、例えば床下地材の上面に温水パイプを埋
設し、その上に床材を敷設した場合などにも広く適用で
きるものである。
【0019】
【発明の効果】上述のように請求項1記載の発明にあっ
ては、床暖房用の温水を流す1本の温水通路の両端に第
1接続口及び第2接続口を設け、上記第1接続口及び第
2接続口を第1接続管及び第2接続管を各々介して熱源
に接続した温水床暖房システムにおいて、第1接続管及
び第2接続管の流路方向を、第1接続管又は第2接続管
の一方が往路、他方が復路となる正流方向と、第1接続
管又は第2接続管の一方が復路、他方が往路となる逆流
方向とに切り替える流路切替手段を設けたので、流路切
替手段によって第1接続口付近と第2接続口付近の温水
温度を交互に切り替えることができ、これにより温水の
入口付近と出口付近の温度の差を小さくできる。従っ
て、接続管の立ち上げ箇所を増やすことなく、システム
表面の温度ムラを小さくすることができ、システムの簡
略化を図りながら快適性を高めることができる。
【0020】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
の効果に加えて、上記流路切替手段は、第1接続管に第
1の開閉弁、第2接続管に第2の開閉弁をそれぞれ設
け、上記第1の開閉弁と第1接続口との間の第1接続管
下流経路と上記第2の開閉弁と熱源との間の第2接続管
上流経路とを、一方のクロス管を介して接続すると共に
一方のクロス管に第3の開閉弁を設け、上記第1の開閉
弁と熱源との間の第1接続管上流経路と上記第2の開閉
弁と第2接続口との間の第2接続管下流経路とを、他方
のクロス管を介して接続すると共に他方のクロス管に第
4の開閉弁を設け、上記各開閉弁を制御する制御部によ
り、第1の開閉弁及び第2の開閉弁をそれぞれ開、第3
の開閉弁及び第4の開閉弁をそれぞれ閉にして、熱源か
らの高温水を第1接続管上流経路から第1接続管下流経
路、第1接続口を介して温水通路内に供給し且つ温水通
路内の低温水を第2接続口から第2接続管下流経路、第
2接続管上流経路を介して熱源に回収する正流方向と、
上記第1の開閉弁及び第2の開閉弁をそれぞれ閉、第3
の開閉弁及び第4の開閉弁をそれぞれ開にして、熱源か
らの高温水を第1接続管上流経路から一方のクロス管、
第2接続管下流経路、第2接続口を介して温水通路内に
供給し且つ温水通路内の低温水を第1接続口から第1接
続管下流経路、他方のクロス管、第2接続管上流経路を
介して熱源に回収する逆流方向とに切り替え制御するよ
うにしたので、制御部により各開閉弁の開閉のパターン
を制御して、第1接続管が往路、第2接続管が復路とな
る正流方向と、第1接続管が復路、第2接続管が往路と
なる逆流方向とを交互に切り替えることにより、温水の
第1接続口付近と第2接続口付近の温水温度が交互に切
り替わることとなり、これにより温水の入口付近と出口
付近の温度の差を小さくでき、システム表面の温度ムラ
を小さくすることができる。また、第1接続管と第2接
続管との間に一方のクロス管と他方のクロス管とを設け
ると共に、4つの開閉弁を設けるだけで流路切替手段を
簡単に構成できるので、ポンプの種類を変える必要もな
く、コストアップ化を防ぐことができる。
【0021】また請求項3記載の発明は、請求項2記載
の効果に加えて、正流方向と逆流方向との切り替え途中
に、すべての開閉弁を閉じる全閉期間を設けたので、開
閉弁として電磁弁以外に、例えば熱動弁を用いた場合で
あっても、全閉期間の存在によって正流方向と逆流方向
との切り替えを確実に行えるようになり、動作応答性の
悪い熱動弁でも使用可能となる。
【0022】また請求項4記載の発明は、請求項3記載
の効果に加えて、全閉期間の長さを温水の設定温度に応
じて制御するので、全閉期間を短くすることで、システ
ム表面の温度を上げていくことができ、逆に全閉期間を
長くすることでシステム表面の温度を下げていくことが
でき、システム全体の温度の制御が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例を示し、第1及び第2
の開閉弁を開、第3及び第4の開閉弁を閉にした状態の
正流方向の説明図である。
【図2】同上の第1及び第2の開閉弁を閉、第3及び第
4の開閉弁を開にした逆流方向の説明図である。
【図3】同上の正流方向、逆流方向及び全閉期間の一例
の説明図である。
【図4】同上のブロック図である。
【図5】同上の正流方向、逆流方向及び全閉期間の他例
の説明図である。
【図6】従来例の説明図である。
【図7】他の従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 温水床暖房システム 2 床暖房パネル 3 温水通路 4 第1接続口 5 第2接続口 6 熱源 7 流路切替手段 10 第1接続管 11 第1接続管上流経路 12 第1接続管下流経路 13 第2接続管 14 第2接続管上流経路 15 第2接続管下流経路 16 第1の開閉弁 17 第2の開閉弁 18 第3の開閉弁 19 第4の開閉弁 21 一方のクロス管 22 他方のクロス管

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床暖房用の温水を流す1本の温水通路の
    両端に第1接続口及び第2接続口を設け、上記第1接続
    口及び第2接続口を第1接続管及び第2接続管を各々介
    して熱源に接続した温水床暖房システムにおいて、第1
    接続管及び第2接続管の流路方向を、第1接続管又は第
    2接続管の一方が往路、他方が復路となる正流方向と、
    第1接続管又は第2接続管の一方が復路、他方が往路と
    なる逆流方向とに切り替えるための流路切替手段を設け
    たことを特徴とする温水床暖房システム。
  2. 【請求項2】 上記流路切替手段は、第1接続管に第1
    の開閉弁、第2接続管に第2の開閉弁をそれぞれ設け、
    上記第1の開閉弁と第1接続口との間の第1接続管下流
    経路と上記第2の開閉弁と熱源との間の第2接続管上流
    経路とを、一方のクロス管を介して接続すると共に一方
    のクロス管に第3の開閉弁を設け、上記第1の開閉弁と
    熱源との間の第1接続管上流経路と上記第2の開閉弁と
    第2接続口との間の第2接続管下流経路とを、他方のク
    ロス管を介して接続すると共に他方のクロス管に第4の
    開閉弁を設け、上記各開閉弁を制御する制御部により、
    第1の開閉弁及び第2の開閉弁をそれぞれ開、第3の開
    閉弁及び第4の開閉弁をそれぞれ閉にして、熱源からの
    高温水を第1接続管上流経路から第1接続管下流経路、
    第1接続口を介して温水通路内に供給し且つ温水通路内
    の低温水を第2接続口から第2接続管下流経路、第2接
    続管上流経路を介して熱源に回収する正流方向と、上記
    第1の開閉弁及び第2の開閉弁をそれぞれ閉、第3の開
    閉弁及び第4の開閉弁をそれぞれ開にして、熱源からの
    高温水を第1接続管上流経路から一方のクロス管、第2
    接続管下流経路、第2接続口を介して温水通路内に供給
    し且つ温水通路内の低温水を第1接続口から第1接続管
    下流経路、他方のクロス管、第2接続管上流経路を介し
    て熱源に回収する逆流方向とに切り替え制御することを
    特徴とする請求項1記載の温水床暖房システム。
  3. 【請求項3】 正流方向と逆流方向との切り替え途中
    に、すべての開閉弁を閉じる全閉期間を設けたことを特
    徴とする請求項2記載の温水床暖房システム。
  4. 【請求項4】 全閉期間の長さを温水の設定温度に応じ
    て制御することを特徴とする請求項3記載の温水床暖房
    システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017003159A (ja) * 2015-06-08 2017-01-05 住商メタレックス株式会社 温水式床暖房システム
KR102229908B1 (ko) * 2019-10-14 2021-03-22 문지윤 지역난방용 열수송관의 수명 연장 장치

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