JP2001208278A - 緊急遮断用具 - Google Patents

緊急遮断用具

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JP2001208278A
JP2001208278A JP2000048308A JP2000048308A JP2001208278A JP 2001208278 A JP2001208278 A JP 2001208278A JP 2000048308 A JP2000048308 A JP 2000048308A JP 2000048308 A JP2000048308 A JP 2000048308A JP 2001208278 A JP2001208278 A JP 2001208278A
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JP
Japan
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gas
cylinder
pipe
bag
gas bag
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Application number
JP2000048308A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Haniyu
弘 羽生
Takeaki Kawamura
剛朗 川村
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Keiyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Keiyo Gas Co Ltd
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Publication date
Application filed by Keiyo Gas Co Ltd filed Critical Keiyo Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、ガス工事中に発生した火災を速
やかに消火し、災害を最小限にとどめることができる緊
急遮断用具に関する。 【解決手段】 溶接、溶断工事を行うガス管内に、難燃
性の布からなるガスバッグを挿入し、耐熱性の金属パイ
プを経由して、工事箇所から離れた所で該パイプの後端
に接続された可搬式の高圧ガスボンベから瞬時に該ガス
バッグに気体を封入して膨らませ、ガス管内を閉塞して
ガスを遮断、あるいは、ガスの流量を減少させることが
でき、消火を行えるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、ガス工事中に火
災が発生した際に、可搬式の高圧ボンベを操作し、瞬時
にガスを遮断する、又は、ガスの流量を減少させること
ができる緊急遮断用具の発明に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ガスを止め、ガス管の溶接工事又
は溶断工事を行う際、図2に示すように、ガスの流れる
上流側の開口bからは、布入りガスバッグ9とキャンバ
スバッグ8を交差するように管内に挿入して空気ポンプ
によりガスバッグを膨らませて、管内を閉塞してガスを
遮断している。
【0003】一方、下流側の開口aからは、皮革からな
るペデンストッパー7が挿入され、溶接、溶断箇所10
から発生する溶融金属を遮断している。
【0004】そこで、なんらかの原因で布入りガスバッ
グ9とキャンバスバッグ8が破損し、ガスを遮断できな
くなり、火災が発生した場合は、消火器によって消火を
行っていた。
【0005】しかし、ガスの流量が大きい場合には、可
搬型の消火器では短時間に消火することが困難であるた
め、作業に時間がかかり、火災による2次災害が発生す
る可能性があった。
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記事情
に鑑みて創案されたものであって、その主たる課題は、
ガス工事における火災発生時に簡易な作業によってガス
を遮断する用具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明では上記課題を
解決するために、請求項1の発明では、緊急遮断用具に
よってガスを遮断する、又はガスの流量を減少させるこ
とができる、という技術的手段を講じている。また、請
求項2の発明では、ガスバッグへの気体の搬送は、銅や
ステンレスなど耐熱性のパイプからなる、という技術的
手段を講じている。請求項3の発明では、ガスバッグに
供給されるガスは可搬性のボンベに封入された高圧の二
酸化炭素、窒素等を用い、鋭利なピンをボンベ頂部に挿
入し、ボンベの気体を押し出し、前記パイプを通過させ
てガスバッグにガスを瞬時に供給できる、という技術的
手段を講じている。請求項4の発明では、耐熱性の金属
パイプの一端は、ガス管内に設置されたガスバッグに接
合され、他端はボンベに接合され、ボンベは工事箇所か
ら離れた所に設置し、火災の影響を受けない位置からボ
ンベの気体を押し出し、ガスバッグを瞬時に膨らませ
る、という技術的手段を講じている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の緊急遮断用具
の好適実施例について図面を参照しながら説明する。緊
急遮断用具1は図1に示すように、高圧のガスボンベ
3、ボンベ頂部に挿入されるピン4、ピンを上下させる
ハンドル5、ボンベのガスを搬送する耐熱性の金属パイ
プ6、ガスを遮断する難燃性の布からなるガスバッグ2
とからなっている。ガスバッグ2はガスを完全に遮断し
なくてもよく、消火器を利用できる程度までガスの流量
を減少させればよいため、従来のガスバッグのように、
気密性のあるものでなくても良い。
【0008】ハンドル5、ボンベ3、他、継手類は軽量
で可搬式であり、パイプ6は数mの長さからなってい
て、工事箇所からに離れた所に設置する。
【0009】開口aから管内に挿入されたペデンストッ
パー7、開口bから管内に挿入されたキャンバスバッグ
8、布入りガスバッグ9が何らかの原因で破損し、火災
が発生した際に、予め開口aから管内に挿入されてある
緊急遮断用具の先端にあるガスバッグ2を膨らましてガ
スを遮断する。又はガスの流量を減少させる。
【0010】ガスバッグ2は、開口a又は開口bから萎
んだ状態でガス管内に挿入し、火災などの緊急時に、瞬
時にガスバッグ2を膨らますことによって、ガスを遮断
する。又はガスの流量を減少させることが出来るように
する。
【0011】また、開口a又は開口bにガスバッグ2を
ガス管内に挿入できない時は、図3にあるように、管の
断面からガスバッグ2を萎んだ状態でガス管内に挿入し
た後、瞬時にガスバッグ2を膨らますことによって、ガ
スを遮断する。又はガスの流量を減少させることが出来
るようにする。
【0012】
【発明の効果】以上、この発明によれば、ガス工事中に
火災が発生した際、可搬式のボンベを操作し、瞬時にガ
スを遮断、又はガスの流量を減少させることが出来るよ
うになる。これによって、消火にかかる時間を短縮する
ことができ、災害を最小限にとどめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の緊急遮断用具を示す模式図
である。
【図2】従来の溶接、溶断工事を示す模式図である。
【図3】緊急遮断用具挿入位置に関する説明図である。
【符号の説明】
1 緊急遮断用具 2 ガスバッグ 3 高圧ボンベ 4 ピン 5 ハンドル 6 パイプ 7 ペデンストッパー 8 キャンバスバッグ 9 布入りガスバッグ 10 溶接、溶断箇所 11 プラグ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス工事中に火災が発生した際に、難燃
    性の布からなるガスバッグを膨らましてガスを遮断す
    る、又は、ガスの流量を減少させることを特徴とする緊
    急遮断用具。
  2. 【請求項2】 ガスバッグへの気体の搬送は、銅やステ
    ンレスなど耐熱性の金属パイプからなることを特徴とす
    る請求項1に記載の緊急遮断用具。
  3. 【請求項3】 ガスバッグに供給される気体には、可搬
    式のボンベに封入された高圧の二酸化炭素、窒素等を用
    い、鋭利なピンをボンベ頂部に挿入し、ボンベの気体を
    押し出し、前記パイプを通過させてガスバッグにガスを
    瞬時に供給することを特徴とする請求項1に記載の緊急
    遮断用具。
  4. 【請求項4】 耐熱性の金属パイプの一端は、ガス管内
    に設置したガスバッグに接合され、他端はボンベに接合
    され、ボンベは工事箇所から離れた所に設置し、火災の
    影響を受けない位置からボンベの気体を押し出し、ガス
    バッグを瞬時に膨らませることを特徴とする請求項1に
    記載の緊急遮断用具。
JP2000048308A 2000-01-20 2000-01-20 緊急遮断用具 Pending JP2001208278A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010121716A (ja) * 2008-11-20 2010-06-03 Tokyo Gas Co Ltd 管路の閉鎖具
CN110657314A (zh) * 2019-09-11 2020-01-07 王凯 一种供水管道维修用堵水设备

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