JP2001208005A - 油圧パイロット駆動式操作回路 - Google Patents

油圧パイロット駆動式操作回路

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JP2001208005A
JP2001208005A JP2000020672A JP2000020672A JP2001208005A JP 2001208005 A JP2001208005 A JP 2001208005A JP 2000020672 A JP2000020672 A JP 2000020672A JP 2000020672 A JP2000020672 A JP 2000020672A JP 2001208005 A JP2001208005 A JP 2001208005A
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line
valve
throttle
pressure
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Junya Kawamoto
純也 川本
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作手段が中立状態からステップ状に操作さ
れるに際し、減圧弁と方向切換弁の制御部を連絡するパ
イロットラインにおけるサージ圧の発生を抑制すること
ができる油圧パイロット駆動式操作回路の提供。 【解決手段】 ブームシリンダ1と、ブーム用方向切換
弁5と、このブーム用方向切換弁5の制御部にパイロッ
ト圧を導くパイロットライン6c,6aと、このパイロ
ットライン6c,6aにパイロット圧を供給する減圧弁
8aと、操作レバー7とを備えるとともに、パイロット
ライン6cにブームシリンダ1の起動時の衝撃を緩和さ
せる第1絞り13を備え、この第1絞り13とブーム用
方向切換弁5の制御部との間に位置するパイロットライ
ン6aの部分と、タンク3とを連通させるブリードオフ
ライン10を設けるとともに、このブリードオフライン
10に第2絞り11aを設けた構成にしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベルなど
の建設機械を含む各種作業機械に装備され、緩衝機能を
有する絞りを介して方向切換弁のスプール端部の制御部
にパイロット圧が供給されるようになっている油圧パイ
ロット駆動式操作回路に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来技術として、例えば特開平
7−139513号公報に示される油圧回路がある。こ
の従来技術は、操作レバー等の操作手段の操作に伴って
パイロット圧を出力する油圧パイロットバルブすなわち
減圧弁と、この減圧弁から出力されるパイロット圧を油
圧アクチュエータの駆動を制御する方向切換弁のスプー
ル端部の制御部に導くパイロットラインと、このパイロ
ットライン上に設けられ方向切換弁の応答速度を切換え
る緩衝機能を有する絞りとを備えている。この絞りの作
用により油圧アクチュエータに供給される流量が制御さ
れ、当該油圧アクチュエータを介しておこなわれる作業
の作業性を向上させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
な従来技術にあっても、操作手段を中立状態からフル操
作位置まで瞬間的に操作したようなとき、すなわちステ
ップ(階段)状に操作したようなときには、減圧弁から
出力されるパイロット圧がパイロットラインに設けられ
る絞りの作用にもかかわらず急激に上昇しやすい。この
ため、減圧弁と方向切換弁の制御部とを連絡するパイロ
ットラインにサージ圧力が発生する傾向にある。
【0004】このようなサージ圧力が発生すると、方向
切換弁が急激に切換えられ、この方向切換弁を介して瞬
時に大きな流量が油圧アクチュエータに供給され、これ
に伴う油圧アクチュエータの速度変化の大きい作動によ
り、この油圧アクチュエータが備えられる作業機械全体
に衝撃(ショック)が発生してしまう。このような衝撃
は、当該油圧回路に備えられる配管を含む油圧機器や、
当該作業機械の構造部材に悪影響を及ぼし、耐久性を劣
化させてしまう懸念がある。
【0005】本発明は、上記した従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、操作手段が中立
状態からステップ状に操作されるに際し、減圧弁と方向
切換弁の制御部を連絡するパイロットラインにおけるサ
ージ圧の発生を抑制することができる油圧パイロット駆
動式操作回路を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願の請求項1に係る発明は、油圧アクチュエータ
と、この油圧アクチュエータに供給される圧油の流れを
制御する方向切換弁と、この方向切換弁の制御部にパイ
ロット圧を導くパイロットラインと、このパイロットラ
インにパイロット圧を供給する減圧弁と、この減圧弁を
操作する操作手段とを備えるとともに、上記パイロット
ラインに上記油圧アクチュエータの起動時の衝撃を緩和
させる第1絞りを備えた油圧パイロット駆動式操作回路
において、上記第1絞りと上記方向切換弁の制御部との
間に位置する上記パイロットラインの部分と、タンクと
を連通させるブリードオフラインを設けるとともに、こ
のブリードオフラインに第2絞りを設けた構成にしてあ
る。
【0007】このように構成した請求項1に係る発明に
あっては、操作手段が中立状態から急激に、すなわちス
テップ状に操作されたときでも、減圧弁から供給される
圧油がパイロットライン、第1絞りを介して方向切換弁
の制御部に与えられ、この方向切換弁を切換えることが
できるとともに、第1絞りを通過したパイロット圧の一
部がブリードオフライン、第2絞りを介してタンクに逃
がされ、これによりサージ圧の発生が抑制される。第2
絞りの開口面積を適宜設定することにより方向切換弁を
フルストロークまで駆動することができる。
【0008】したがって、このように操作手段がステッ
プ状に操作されたときでも、サージ圧の発生に起因する
衝撃の発生が抑えられる。
【0009】上述した第2絞りの絞り量を方向切換弁の
ストロークに応じて変化させる絞り量制御手段を設けた
構成にしてもよい。
【0010】このように構成したものでは、方向切換弁
のスプールストロークが大きくなるに従って、第2絞り
の絞り量を大きくするように、すなわち開口面積を小さ
くする等あらかじめ設定しておくことにより、方向切換
弁の流量特性を所望の特性に変化させ、油圧アクチュエ
ータの操作性を向上させることができる。
【0011】また、ブリードオフラインに、当該ブリー
ドオフラインを遮断する第1切換位置と、当該ブリード
オフラインを連通させる第2切換位置とを有する選択弁
を設けるとともに、第2絞りを選択弁の第2切換位置中
に配置した構成にしてもよい。
【0012】このように構成したものでは、選択弁を第
1切換位置に保つことにより、パイロットライン、ブリ
ードオフラインを介してのタンクへのパイロット圧の流
出を阻止でき、衝撃力を要する特別な作業、例えば油圧
ショベルにおいてバケットで地面を叩く土破打ち作業等
を効率良く実施できる。また、選択弁を第2切換位置に
保つことにより、第2絞りを含むブリードオフラインを
介してパイロットラインとタンクとが連通する。したが
って、この状態にあって操作手段がステップ状に操作さ
れたときでも、サージ圧の発生が抑制され、このサージ
圧の発生に起因する衝撃の発生が抑えられる。
【0013】また、上述した選択弁を第1絞りの前後差
圧で切換え駆動させる差圧駆動手段を備えた構成にして
もよい。
【0014】このように構成したものでは、第1絞りの
前後差圧が大きくなったときには、選択弁が第2切換位
置に切換えられるように、あらかじめ設定しておくこと
により、例えば操作手段を中立状態からわずかに操作し
たときには、第1絞りの前後差圧が比較的小さいことか
ら選択弁が第1切換位置に保たれ、ブリードオフライン
が遮断され、方向切換弁を介して油圧アクチュエータに
微小流量を供給して、当該油圧アクチュエータの微操作
を実現できる。また、操作手段をステップ状に操作する
と、第1絞りの前後差圧が大きくなることに伴い、差圧
駆動手段を介して選択弁が第2切換位置に切換えられ、
第2切換位置の第2絞りを介してサージ圧の発生が抑制
され、このサージ圧の発生に起因する衝撃の発生が抑え
られる。
【0015】さらに、上述した選択弁を方向切換弁に内
臓させた構成にしてもよい。このように構成したもので
は、選択弁を方向切換弁と一体に設けてあるので部材数
が少なくて済む。
【0016】
【発明の実施の形態】以下,本発明の油圧パイロット駆
動式操作回路の実施形態を図に基づいて説明する。図1
は本発明の油圧パイロット駆動式操作回路の第1実施形
態が備えられる作業機械の一例を示す油圧ショベルの側
面図である。
【0017】この図1に示す油圧ショベルには、走行体
106と、この走行体106上に配置される上部旋回体
105と、この上部旋回体105に回動可能に設けられ
るブーム102と、このブーム102の先端に回動可能
に設けられるアーム103、このアーム103の先端に
回動可能に設けられるバケット104とを備えている。
また、各種のアクチュエータ、例えばブーム102を駆
動するブームシリンダ1、アーム103を駆動するアー
ムシリンダ22b、バケット104を駆動するバケツト
シリンダ22c等を備えている。同図1に示すように、
バケットシリンダ22cを縮めてバケット104をダン
プ、アームシリンダ22bを縮めてアーム103をダン
プとすると、ブーム102、アーム103、バケット1
04で構成されるフロントは最大に伸ばされた姿勢とな
る。このようなときには、ブームシリンダ1にかかるモ
ーメントが最大となるため、上部旋回体105が受ける
モーメント反力が最大となる。したがって、上部旋回体
105に設けられる運転室内の作業者は、ブームシリン
ダ1が従来技術におけるように、大きな速度変化で作動
する場合に上部旋回体105に発生するモーメント反力
により大きく揺らされ、操作性が低下してしまう事態を
生じることになる。
【0018】図2は上述した図1に示す油圧ショベルに
備えられる本発明の第1実施形態を示す油圧回路図、図
3は図2に示す第1実施形態に備えられるブーム用方向
切換弁を作動させる2つのパイロットラインの一方のパ
イロットラインに導かれるパイロット圧と、ブリードオ
フラインに設けられる第2絞りの開口面積との関係を示
す特性図、図4は図2に示す第1実施形態に備えられる
ブリードオフラインに設けられる第2絞りの開口特性を
示す図、図5は図2に示す第1実施形態に備えられるパ
イロットラインの第1絞り、ブリードオフラインの第2
絞り、及びブーム用方向切換弁の具体構造を示す断面図
である。
【0019】図2に示す1は前述したブームシリンダ、
102はブームシリンダ1によって駆動するブームであ
る。2はメイン油圧ポンプ、5はメイン油圧ポンプ2か
らブームシリンダ1に供給される圧油の流れを制御する
ブーム用方向切換弁、3はタンクである。7は操作手
段、例えば操作レバー、8a,8bは操作レバー7の操
作に応じてパイロット圧を発生させる減圧弁、9は減圧
弁8a,8bに圧油を供給するパイロット油圧ポンプで
ある。
【0020】6cは減圧弁8aに接続したパイロットラ
イン、6aはパイロットライン6cとブーム用方向切換
弁5のスプール端部の一方の制御部とを接続するパイロ
ットライン、13はパイロットライン6cとパイロット
ライン6aとの接続部に配置され、緩衝機能を有する第
1絞りである。他方の減圧弁8bはパイロットライン6
bを介してブーム用方向切換弁5のスプール端部の他方
の制御部に接続させてある。
【0021】この第1実施形態は特に、図2に示すよう
に、第1絞り13とブーム用方向切換弁5のスプール端
部の一方の制御部との間に位置するパイロットライン6
aの部分と、タンク3とを連通させるブリードオフライ
ン10を設けるとともに、ブリードオフライン10に第
2絞り11aを設けた構成にしてある。
【0022】また、図2に示すP1aはパイロットライ
ン6cに導かれるパイロット圧、P1bは第1絞り13
を経てパイロットライン6aに導かれるパイロット圧、
第1絞り13は固定絞りである。
【0023】ブリードオフライン10に設けられる第2
絞り11aも例えば固定絞りであり、その開口面積D1
とパイロットライン6aのパイロット圧P1bとの関係
は、図3に示すように、 P1b=1/(D1) の関係に保持される。また、図4に示すように第2絞り
11aは、ブーム用方向切換弁5のスプールストローク
の変化に対して一定の開口面積に保持される。
【0024】このように構成した第1実施形態にあって
は、図2に示す操作レバー7を中立状態から同図2の左
に傾けるように急激に操作すると、すなわちステップ状
に操作すると、減圧弁8aが作動しパイロットライン6
cにパイロット圧P1aが発生する。このパイロット圧
P1aは第1絞り13を介して若干小さなパイロット圧
P1bとなってパイロットライン6aに導かれ、ブーム
用方向切換弁5のスプール端部の一方の制御部に与えら
れる。このとき、パイロットライン6aにブリードオフ
ライン10が接続されているため、パイロットライン6
aのパイロット圧P1bの一部がブリードオフライン1
0、第2絞り11aを介してタンク3に逃がされる。こ
れにより、ブーム用方向切換弁5のスプール端部の一方
の制御部に接続されるパイロットライン6aのパイロッ
ト圧P1bの急激な圧力変動、すなわちサージ圧の発生
が抑えられる。
【0025】図6は図2に示す第1実施形態で実施され
る操作レバーの変位の一形態、すなわちステップ状操作
形態を示す特性図、図7は図2に示す第1実施形態に備
えられるパイロットラインに供給されるパイロット圧と
時間との関係と、従来技術におけるパイロット圧と時間
との関係とを比較して示した図、図8は、図2に示す第
1実施形態に備えられるブーム用方向切換弁のスプール
ストロークと時間との関係と、従来技術におけるスプー
ルストロークと時間との関係とを比較して示した図であ
る。
【0026】前述したように、図2に示す操作レバー7
が中立状態から図6に示すように急激に、すなわちステ
ップ状に操作されると、従来技術では図7のBで示すよ
うにサージ圧が発生したが、この第1実施形態では同図
7のAで示すようにサージ圧の発生が抑えられる。この
ため従来技術ではブーム用方向切換弁5の切り換わり初
期に、図8のB1で示すように、サージ圧の発生に起因
して時間の経過に対するブーム用方向切換弁5のスプー
ルストロークの変化が大きく、これに応じてスプール速
度が速くなり、図1に示す上部旋回体105は大きなモ
ーメント反力を受けていた。この第1実施形態では、同
図8のA1で示すように、時間の経過に対するブーム用
方向切換弁5のスプールストロークの変化が比較的小さ
く、このため起動時のスプール速度が緩やかとなり、そ
の結果、上部旋回体105の受けるモーメント反力を小
さくすることができる。
【0027】なお、ブリードオフライン10に設けられ
る第2絞り11aの開口面積D1を適宜の大きさに設定
することにより、従来技術におけるブーム用方向切換弁
5のスプールストロークと同様に、ブーム用方向切換弁
5をフルストロークまで作動させることが可能である。
【0028】このように構成した第1実施形態によれ
ば、操作レバーが中立状態から急激に、すなわちステッ
プ状に操作されたときでも、減圧弁8aとブーム用方向
切換弁5のスプール端部の一方の制御部とを連絡するパ
イロットライン6aにおけるサージ圧の発生を抑制で
き、このようなサージ圧の発生に起因する衝撃の発生が
抑えられる。したがって、このような起動時の衝撃によ
る当該油圧回路に備えられる配管を含む油圧機器や、当
該油圧ショベルの構造部材への悪影響を除くことがで
き、これらの油圧機器あるいは構造部材の耐久性を向上
させることができる。
【0029】図9は本発明の第2実施形態を示す油圧回
路図、図10は図9に示す第2実施形態に備えられるブ
リードオフラインに設けられる絞りの特性を示す図、図
11は図9に示す第2実施形態に備えられるパイロット
ラインの第1絞り、ブリードオフラインの第2絞り、及
びブーム用方向切換弁の一部分の具体構造を示す図で、
(a)は中立時を示す断面図、(b)はブリードオフ時
を示す断面図、(c)はフルストローク時を示す断面図
である。
【0030】この第2実施形態では、第1絞り13とブ
ーム用方向切換弁5のスプール端部の一方の制御部との
間に位置するパイロットライン6aの部分と、タンク3
とを連通させるブリードオフライン10に設けられる第
2絞り11bを可変絞りによって構成してある。
【0031】第2絞り11bは例えば図11に示すよう
に、ブーム用方向切換弁5のスプール5aに形成され、
パイロットライン6aに連通する通路5bと、この通路
5bに連通するきり穴5cと、ケーシング5dに形成し
たランド5e1,5e2によって構成されている。
【0032】また、この第2絞り11bの絞り量をブー
ム用方向切換弁5のストロークに応じて変化させる絞り
量制御手段を備えている。この絞り量制御手段は、パイ
ロットライン6a側に位置するスプール5aの端部にパ
イロットライン6aに連通する前述の通路5bを設けた
ことと、この通路5bに連通するきり穴5cを設けたこ
とと、ケーシング5dに形成され、きり穴5cを閉塞可
能なランド5e1,5e2を設けたこと、及びこれらの
ランド5e1,5e2間にきり穴5cが開口可能なタン
クポート5fを設けたことにより構成されている。
【0033】なお、通路5b、きり穴5c、タンクポー
ト5fは、図9に示すブリードオフライン10の一部も
構成している。
【0034】ブーム用方向切換弁5のスプールストロー
クに対する第2絞り11bの絞り量、すなわち開口面積
D2は、例えば図10に示すように、スプールストロー
クの初期の領域Eでは0に、その後スプールストローク
が次第に増加するに従って徐々に大きな開口面積とな
り、最大開口面積で一定に保たれ[図11(b)の状
態]、スプールストロークの終端付近の領域Fに近づく
に従って徐々に小さな開口面積となり、スプールストロ
ークが領域Fに至ると再び0となるように保たれる[図
11の(c)の状態]ように設定してある。
【0035】その他の構成は、前述した第1実施形態と
同等である。このように構成した第2実施形態では、例
えば前述したブーム102を微操作しようとして操作レ
バー7を図9の左側にわずかに傾けるように操作する
と、ブーム用方向切換弁5が中途位置まで切換えられ、
第2絞り11bは図10の特性で示すように、ブーム用
方向切換弁5のスプールストロークは初期の領域E内に
保たれる。したがって、第2絞り11bは開口面積D2
が0に保たれ、ブリードオフライン10は閉じられた状
態を保持する。このとき、パイロットポンプ9のパイロ
ット圧が減圧弁8a、パイロットライン6c、第1絞り
13、パイロットライン6aを介してブーム用方向切換
弁5のスプール端部の一方の制御部に与えられ、ブーム
用方向切換弁5の開口量が小さめに抑えられ、メイン油
圧ポンプ2からブーム用方向切換弁5を介してブームシ
リンダ1に小流量が供給され、所望の微操作を実施でき
る。
【0036】また、操作レバー7を図9、図11の
(a)に示す中立状態から図9の左側に傾けるように急
激に所定量だけ操作すると、すなわちステップ状に操作
すると、図11の(b)に示すように、ブーム用方向切
換弁5のスプール5aに形成したきり穴5cがタンクポ
ート5fに開口し、第2絞り11bは図10の特性に示
すように最大開口面積となり、パイロットライン6aが
ブリードオフライン10を介してタンク3に連通し、パ
イロットライン6aのパイロット圧P1bの一部がブリ
ードオフライン10、第2絞り11bを介してタンク3
に逃がされる。これにより、ブーム用方向切換弁5のス
プール端部の一方の制御部に与えられるパイロット圧P
1bの急激な圧力変動、すなわちサージ圧の発生を抑え
られる。
【0037】さらに、その操作レバー7を最大ストロー
クまで操作すると、図11の(c)に示すように、ブー
ム用方向切換弁5のスプール5aに形成したきり穴5c
がケーシング5dに形成したランド5e2によって閉じ
られ、第2絞り11bの特性は、領域Fに保たれ、開口
面積D2が再び0となり、ブリードオフライン10は閉
じられた状態となる。したがって、パイロットポンプ9
のパイロット圧が減圧弁8a、パイロットライン6aを
介してタンク3に流出することなくブーム用方向切換弁
5のスプール端部の一方の制御部に与えられ、ブーム用
方向切換弁5のスプール5aはフルストロークまで操作
され、その開口量は最大となり、メイン油圧ポンプ2か
らブーム用方向切換弁5を介してブームシリンダ1に最
大流量が供給され、ブームシリンダ1を所定の速い作動
速度で駆動することができる。
【0038】このように構成した第2実施形態では、操
作レバー7が中立状態から急激に、すなわちステップ状
に操作されたときに、前述した第1実施形態と同様にサ
ージ圧の発生が抑えられ、起動時のスプール速度が緩や
かとなり、その結果、図1に示す上部旋回体105の受
けるモーメント反力を小さくすることができる。したが
って、このような起動時の衝撃による当該油圧回路に備
えられる配管を含む油圧機器や、当該油圧ショベルの構
造部材への悪影響を除くことができ、これらの油圧機器
あるいは構造部材の耐久性を向上させることができる。
【0039】また、操作レバー7をわずかに操作したと
きには、ブリードオフライン10が閉じられ、所望の微
操作を実現できる。さらに、操作レバー7を最大に操作
したときにも、ブリードオフライン10が閉じられ、ブ
ーム用方向切換弁5を確実にフルストロークまで切換え
ることができ、ブームシリンダ1を所定の速い作動速度
で駆動することができる。すなわち、ブーム用方向切換
弁5の流量特性を所望の特性に変化させ、ブームシリン
ダ1の操作性を向上させることができる。
【0040】図12は本発明の第3実施形態を示す油圧
回路図である。この第3の実施形態は、特に、パイロッ
トライン6aとタンク3とを連絡するブリードオフライ
ン10に、当該ブリードオフライン10を遮断する第1
切換位置18aと、当該ブリードオフライン10を連通
させる第2切換位置18bとを有し、操作部12によっ
て手動操作可能な選択弁18を備えるとともに、第2絞
り50を第2切換位置18b中に配置した構成にしてあ
る。その他の構成は、前述した図2に示す第1実施形態
と同等である。
【0041】このように構成した第3実施形態では、選
択弁18を例えば図12に示す第1切換位置18aに保
つことにより、ブリードオフライン10が遮断され、パ
イロットライン6a、ブリードオフライン10を介して
のタンク3へのパイロット圧の流出を阻止でき、衝撃力
を要する特別な作業、例えば当該油圧ショベルにおいて
バケット104で地面を叩く土破打ち作業を効率良く実
施できる。
【0042】また、操作部12を手動操作して選択弁1
8を第2切換位置18bに切換えることにより、ブリー
ドオフライン10が第2絞り50を介して開かれ、パイ
ロットライン6aとタンク3とが連通する。この状態
は、前述した図2に示す第1実施形態と同じである。し
たがって、例えば操作レバー7が中立状態からステップ
状に操作されたときでもサージ圧の発生を抑制でき、こ
のようなサージ圧の発生に起因する衝撃の発生が抑えら
れ、このような衝撃による油圧機器あるいは構造部材の
耐久性を向上させることができる。
【0043】図13は本発明の第4実施形態を示す回路
図、図14は図13に示す第4実施形態に備えられるブ
リードオフラインに設けられる選択弁の具体構造を示
し、(a)は遮断位置である第1切換位置にある状態を
示す図、(b)は第2絞りを介してのブリードオフ位置
である第2切換位置にある状態を示す断面図である。
【0044】この第4実施形態は、前述した第3実施形
態におけるのと同様に、パイロットライン6aとタンク
3とを連絡するブリードオフライン10に、当該ブリー
ドオフライン10を遮断する第1切換位置18aと、当
該ブリードオフライン10を連通させる第2切換位置1
8bとを有する選択弁18を備えるとともに、この選択
弁18を第1絞り13の前後差圧で切換え駆動させる差
圧駆動手段を備えている。その他の構成は、前述した図
2に示す第1実施形態と同等である。
【0045】差圧駆動手段は、選択弁18のばね21が
配置される制御部とは反対側に設けられる制御部と、第
1絞り13の上流側に位置するパイロットライン6cの
部分とを連絡する管路20aと、選択弁18のばね21
が配置される制御部と第1絞り13の下流側に位置する
パイロットライン6aの部分とを連絡する管路20bと
から構成してある。
【0046】このように構成した第4実施形態では、操
作レバー7をわずかに操作したときには、第1絞り13
の前後差圧が比較的小さく、ばね21による力の方が大
きいことから、選択弁18が同図13に示される第1切
換位置18aに保たれ、ブリードオフライン10が遮断
される。したがって、パイロットライン6aからタンク
3へのパイロット圧の流出が阻止され、パイロットライ
ン6aを介してブーム用方向切換弁5の一方の制御部に
操作レバー7の操作量に相応するパイロット圧が供給さ
れ、ブーム用方向切換弁5がわずかに開口し、ブームシ
リンダ1にメイン油圧ポンプ2から吐出される微小流量
が供給され、当該ブームシリンダ1の微操作を実現でき
る。
【0047】また、操作レバー7をステップ状に操作し
たときには、第1絞り13の前後差圧が大きくなり、こ
の前後差圧による力が同図13に示す第2切換位置18
bに自動的に切換えられ、ブリードオフライン10が第
2絞り50を介して開かれ、パイロットライン6aとタ
ンク3とが連通する。この状態は、前述した図2に示す
第1実施形態と同じである。したがって、サージ圧の発
生を抑制でき、このようなサージ圧の発生に起因する衝
撃の発生が抑えられ、このような衝撃による油圧機器あ
るいは構造部材の耐久性を向上させることができる。
【0048】図15は本発明の第5実施形態の要部の構
造を示し、特にブリードオフラインに設けられる選択弁
が遮断位置である第1切換位置に切換えられたときの状
態を示す断面図、図16は図15に示す第5実施形態に
おいて、ブリードオフラインに設けられる選択弁が第2
絞りを介してのブリードオフ位置である第2切換位置に
切換えられたときの状態を示す断面図である。
【0049】この第5実施形態は、前述した図13に示
す第4実施形態と同等の回路構成であるが、特に、選択
弁18をブーム用方向切換弁5に内臓させた構成にして
ある。
【0050】このように構成した第5実施形態では、前
述した第4実施形態と同等の作用効果が得られる他、選
択弁18をブーム用方向切換弁5と一体に設けてあるの
で部材数が少なくて済む。
【0051】
【発明の効果】本発明の各請求項に係る発明によれば、
操作手段が中立状態からステップ状に操作されるに際
し、減圧弁と方向切換弁の制御部を連絡するパイロット
ラインにおけるサージ圧の発生を抑制することができ、
したがって、このようなサージ圧の発生に起因する衝撃
による油圧回路の配管を含む機器や、当該油圧回路が備
えられる作業機械の構造部材への悪影響を除くことがで
き、これらの油圧機器あるいは構造部材の耐久性を従来
に比べて向上させることができる。
【0052】また特に、請求項2に係る発明によれば,
方向切換弁の流量特性を所望の特性に変化させ、油圧ア
クチュエータの操作性を向上させることができ、当該油
圧回路が備えられる作業機械における優れた作業性を確
保できる。
【0053】また特に、請求項3に係る発明によれば、
選択弁を第1切換位置に保つことにより衝撃力を要する
特別な作業を効率良く実施でき、また、選択弁を第2切
換位置に保つことにより、操作手段が中立状態からステ
ップ状に操作されたときでもサージ圧の発生が抑えられ
る。
【0054】また特に、請求項4に係る発明によれば、
操作手段がわずかに操作されたときには、選択弁が第1
切換位置に保たれ、これにより微操作を実施でき、ま
た、操作手段が中立状態からステップ状に操作されたと
きにはサージ圧の発生が抑えられる。
【0055】また特に、請求項5に係る発明によれば、
選択弁を方向切換弁と一体に設けてあるので、取り扱い
やすく、回路の製作が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の油圧パイロット駆動式操作回路の第1
実施形態が備えられる作業機械の一例を示す油圧ショベ
ルの側面図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示す油圧回路図であ
る。
【図3】図2に示す第1実施形態に備えられるブーム用
方向切換弁を作動させる2つのパイロットラインの一方
のパイロットラインに導かれるパイロット圧と、ブリー
ドオフラインに設けられる第2絞りの開口面積との関係
を示す特性図である。
【図4】図2に示す第1実施形態に備えられるブリード
オフラインに設けられる第2絞りの開口特性を示す図で
ある。
【図5】図2に示す第1実施形態に備えられるパイロッ
トラインの第1絞り、ブリードオフラインの第2絞り、
及びブーム用方向切換弁の一部分の具体構造を示す断面
図である。
【図6】図2に示す第1実施形態で実施される操作レバ
ーの変位の一形態、すなわちステップ状操作形態を示す
特性図である。
【図7】図2に示す第1実施形態に備えられるパイロッ
トラインに供給されるパイロット圧と時間の関係と、従
来技術におけるパイロット圧と時間との関係とを比較し
て示した図である。
【図8】図2に示す第1実施形態に備えられるブーム用
方向切換弁のスプールストロークと時間との関係と、従
来技術におけるスプールストロークと時間との関係とを
比較して示した図である。
【図9】本発明の第2実施形態を示す油圧回路図であ
る。
【図10】図9に示す第2実施形態に備えられるブリー
ドオフラインに設けられる絞りの特性を示す図である。
【図11】図9に示す第2実施形態に備えられるパイロ
ットラインの絞り、ブリードオフラインの絞り、及びブ
ーム用方向切換弁の一部分の具体構造を示す図で、
(a)は中立時を示す断面図、(b)はブリードオフ時
を示す断面図、(c)はフルストローク時を示す断面図
である。
【図12】本発明の第3実施形態を示す油圧回路図であ
る。
【図13】本発明の第4実施形態を示す油圧回路図であ
る。
【図14】図13に示す第4実施形態に備えられるブリ
ードオフラインに設けられる選択弁の具体構造を示し、
(a)は遮断位置である第1切換位置にある状態を示す
図、(b)は第2絞りを介してのブリードオフ位置であ
る第2切換位置にある状態を示す断面図である。
【図15】本発明の第5実施形態の要部の具体構造を示
し、特にブリードオフラインに設けられる選択弁が遮断
位置である第1切換位置に切換られたときの状態を示す
断面図である。
【図16】図15に示す第5実施形態において、ブリー
ドオフラインに設けられる選択弁が第2絞りを介しての
ブリードオフ位置である第2切換位置に切換られたとき
の状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ブームシリンダ(油圧アクチュエータ) 2 メイン油圧ポンプ 3 タンク 5 ブーム用方向切換弁 5a スプール 5b 通路(可変絞り)(絞り量制御手段) 5c きり穴(可変絞り)(絞り量制御手段) 5d ケーシング 5e1 ランド(可変絞り)(絞り量制御手段) 5e2 ランド(可変絞り)(絞り量制御手段) 5f タンクポート 6a パイロットライン 6b パイロットライン 6c パイロットライン 7 操作レバー(操作手段) 8a 減圧弁 8b 減圧弁 9 パイロット油圧ポンプ 10 ブリードオフライン 11a 第2絞り 11b 第2絞り 12 操作部 13 第1絞り 18 選択弁 18a 第1切換位置 18b 第2切換位置 20a 管路(差圧駆動手段) 20b 管路(差圧駆動手段) 50 第2絞り 101 油圧ショベル 102 ブーム P1a パイロット圧 P1b パイロット圧

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧アクチュエータと、この油圧アクチ
    ュエータに供給される圧油の流れを制御する方向切換弁
    と、この方向切換弁の制御部にパイロット圧を導くパイ
    ロットラインと、このパイロットラインにパイロット圧
    を供給する減圧弁と、この減圧弁を操作する操作手段と
    を備えるとともに、上記パイロットラインに上記油圧ア
    クチュエータの起動時の衝撃を緩和させる第1絞りを備
    えた油圧パイロット駆動式操作回路において、 上記第1絞りと上記方向切換弁の制御部との間に位置す
    る上記パイロットラインの部分と、タンクとを連通させ
    るブリードオフラインを設けるとともに、このブリード
    オフラインに第2絞りを設けたことを特徴とする油圧パ
    イロット駆動式操作回路。
  2. 【請求項2】 上記第2絞りの絞り量を上記方向切換弁
    のストロークに応じて変化させる絞り量制御手段を設け
    たことを特徴とする請求項1記載の油圧パイロット駆動
    式操作回路。
  3. 【請求項3】 上記ブリードオフラインに、当該ブリー
    ドオフラインを遮断する第1切換位置と、当該ブリード
    オフラインを連通させる第2切換位置とを有する選択弁
    を設けるとともに、上記第2絞りを上記選択弁の上記第
    2切換位置中に配置したことを特徴とする請求項1記載
    の油圧パイロット駆動式操作回路。
  4. 【請求項4】 上記選択弁を上記第1絞りの前後差圧で
    切換え駆動させる差圧駆動手段を設けたことを特徴とす
    る請求項3記載の油圧パイロット駆動式操作回路。
  5. 【請求項5】 上記選択弁を上記方向切換弁に内臓させ
    たことを特徴とする請求項4記載の油圧パイロット駆動
    式操作回路。
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