JP2001207431A - 土石流防災堰 - Google Patents

土石流防災堰

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JP2001207431A JP2000013359A JP2000013359A JP2001207431A JP 2001207431 A JP2001207431 A JP 2001207431A JP 2000013359 A JP2000013359 A JP 2000013359A JP 2000013359 A JP2000013359 A JP 2000013359A JP 2001207431 A JP2001207431 A JP 2001207431A
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Shigeru Ito
繁 伊東
Isao Arimatsu
勲 有松
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Abstract

(57)【要約】 【目的】砂防ダムの上流に堰を配置して砂防ダムの作動
効率を高める、土石流の勢いを弱める、又は流れの方向
を変えることが出来る、設置を簡単にする。 【構成】土石流を堰き止める砂防ダム5等の砂防施設が
配置された傾斜地1において、土石流の流れが予測され
る土石流本体の流れを横断するように、かつ砂防ダム5
の上流位置に配置され、土石流発生の際、初期移動の土
石流先端部の土石流を捕捉するための複数の堰2を配置
している。堰2は、径の大きな岩石を捕捉、土石流の勢
いを低減せしめ、砂防ダム5の効率をさらに高めるべく
設置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明に関する技術分野】本発明は、土砂崩れ・地滑り
・土石流等を防止するための土石流防災堰に関する。更
に詳しくは、山腹斜面等の傾斜面で泥・岩屑が地表水や
地下水を多量に含み泥水状に流動する土石流を防止する
ための防災用の土石流防災堰に関する。
【0002】
【従来の技術】泥・岩屑が地表水や地下水を多量に含み
泥水状に流動するものを土石流と呼んでいる。山崩れに
よって直接生じた土石流を山津波ともいい、大きな災害
をもたらすことがある。現在の治山・砂防工事は、山地
における土砂の浸食、流下をコントロールし、山地の荒
廃や土砂災害を防止することを目的に行われている。
【0003】斜面の浸食を防ぐ「斜面浸食防止工事」と
しては、山腹が最も安定した形で復旧できるように行う
「山腹基礎工」、山腹斜面の安定を図ること、並びに他
の工作物の基礎とすることを目的に行われる「土留
工」、山腹に降った雨水等による法面の浸食の防止や、
他の工作物が水のために破壊されないよう一定個所に水
を集めての排水、また崩壊斜面を自由に流下する自然流
路水の固定等を目的として築接される「水路工」、他に
「山腹緑化工」、「柵工」、「積苗工」、「筋工」、
「伏工」、「植生盤工」、「植栽工」等が知られてい
る。
【0004】浸食された渓流が災害や荒廃の原因である
場合、そこに水や土砂の流れをコントロールするための
工事である「渓流工事」としては、渓流下流部の堆積地
に、固定した水路を設け、縦横浸食を防止し、河道の安
定をはかる「流路工」、ダムが設置できないところで
「護岸工」や「水制工」によって横浸食を防止する「横
浸食防止工事」、渓床幅が広く、勾配の比較的にゆるい
渓流において、乱流や偏流によって起こる渓岸浸食を防
止するため、流れの方向に突出して設けた工作物である
「水制工」、ほかに「縦浸食防止工事」などがある。
【0005】最後に、1)渓床勾配の緩和、2)縦横浸
食の防止、3)山脚固定と山腹崩壊の防止、4)流下土
砂の貯留と調節などの目的のために造られるダムとして
「砂防ダム」がある。設置される場所によっては「治山
ダム」と呼ばれることもある。以上、現在施工されてい
る一部の施設を述べたが、これらの施設はその位置で土
石流が発生するという予測の元に設計されて造られてい
るため、完全にその機能を果たしていると限らないのが
現状である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な問題に鑑みて発明されたものであり、以下の課題を達
成するものである。本発明の目的は、砂防ダムの上流に
堰を配置して砂防ダムの作動効率を高めるための土石流
防災堰を提供することにある。本発明の他の目的は、土
石流が発生した場合、土石流の先端を走る大きな岩石を
堰に当てて勢いを弱め、あるいは流れの方向を変えるこ
とが出来る土石流防災堰を提供することにある。本発明
の更に他の目的は、設置が簡単な土石流防災堰を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために本発明は、以下の手段を採用する。本発明の土石
流防災堰は、土石流を堰き止める砂防ダム等の砂防施設
が配置された傾斜地において、土石流の流れが予測され
る土石流本体の流れを横断するように、かつ前記砂防施
設の上流位置に配置され、土石流発生の際、初期移動の
土石流先端部の土石流を捕捉するための複数の堰を配置
したものである。
【0008】前記堰は、径の大きな岩石を捕捉、土石流
の勢いを低減せしめ、前記砂防施設の効率をさらに高め
るべく設置されている。前記堰は、前記傾斜地に4段以
上に、かつ略水平方向位置を上段と位置を変えて配置さ
れていると良い。
【0009】前記砂防ダムと崩壊斜面の中間付近に高さ
2mほどの大きさの堰を設ける。さて、実際ここに土石
流が発生した場合、土砂はまず堰に当たり、土石流の先
端を走るある粒径の大きな岩石が勢いを弱められ、ある
いは流れの方向を変えられる。その結果、土砂流本体の
勢いが弱まり、さらに先へ流れでた土砂も、その先の砂
防ダムによって確実に捕捉される。
【0010】この堰の設置により、砂防施設の効率はさ
らに高められ、下流部の民家や畑などへの被害が大きく
軽減されることが期待される。また堰の設置作業が簡単
であるところから、多様な地形に対応でき、用途は大変
広範囲にわたる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、斜面部に堰を配置した状
況を示す正面図である。図2は、図1の断面を示す断面
図である。土石流の発生が予測される斜面部1に複数の
堰2が複数段に配置されている。堰2は、5面体であり
概略すると三角ブロックの形を成している。堰2の1面
で上流側は、土砂を受け止める土砂受止め面3が配置さ
れている。土砂受止め面3は、鉛直の面である。土砂受
止め面3は、矩形の形をしており、土石流を受け止める
ために板、又は棒材を平行に複数配置したもので作られ
ている。
【0012】土砂受止め面3は、支持部材4で斜面部1
に支持されて固定されている。堰2の土砂受止め面3
は、土石流本体の流れを横断するように、しかも前記砂
防施設の上流位置に配置され、土石流発生の際初期移動
の土石流先端部の土石流を捕捉する。この結果として、
土石流の流れのエネルギーを減じ、かつ流れを変える。
【0013】堰2に衝突する土石流はその位置で止めら
れるのと同時にその速度エネルギーを吸収する。その他
の土石流は別れて、堰2の間を通り抜ける。通り抜けた
土石流は、次の堰2に向かう。堰2の間を通り抜ける土
石流は、その下流に配置され次の堰2で同様にその一部
は止められる。この下段の堰2を抜けた土石流は、砂防
ダム5に向かう。
【0014】(実験)前述した堰2の効果を確かめる必
要があるので、次のような実験をした。図3は、実験装
置の正面図であり、図4は図3の側面図である。これら
を構成する材料は、発砲スチロールで作られている。前
述した土砂崩壊の斜面部1に見立てた地盤は、2枚の第
1上板10、及び第2上板11とから成る。第1上板1
0は、水平面から角度15度〜30度の範囲で5度間隔
で可変であり角度を成している。 第1上板10の角度
の調節は、第1上板10の一端を持ち上げる角度調節装
置(図示せず)で行う。第1上板10の下端に連続し
て、第2上板11の上端が連結されている。第2上板1
1は、水平面から角度10度を成している。第2上板1
1の下端には、扇状地部分に見立てた下板12が連結さ
れている。下板12は、水平に位置され配置される。
【0015】第1上板10、及び第2上板11の中心位
置には、土石流を流すための土石流路13が形成されて
いる。第2上板11の下端には、土石流路13を堰き止
めるように配置された逆台形状の形をし板状の砂防ダム
14が配置されている。第2上板11上の土石流路13
には、堰に見立てたフェンス(以下、「堰」ともい
う。)15が多段に配置されている。
【0016】上部位置の土石流路13には、接触センサ
ー16が上下に距離をおいて配置されている。接触セン
サー16は、土石流に接触してこれを検知する。従っ
て、上位置の接触センサー16が土石流を検知した後、
下位置の接触センサー16がこれを検知する時間を計る
と、土石流の速度を計測することができるものである。
以下、この実験装置の概略の寸法を示す。この実験装置
は、1/100の縮尺を考慮したものである。
【0017】土石流路13:幅300mm、第1上板10
及び第2上板11の合計した流路長860mm、下板12
の流路長540mm、砂防ダム:高さ80mm、上底(逆台
形状の上辺)の長さ450mm、下底(逆台形状の下辺)
の長さ300mm (1)模型砂防ダムに土砂が堆積していない状態での実
験 次のような条件で実験を行い、結果を比較検討する。土
砂総量3.5L(リットル)、土粒子の密度ρs:2.53
7g/cm3 、水の密度ρw :1,000g/cm3 土の量3,650g、水の量1,616g、平均流速
1.347m/s、堰15の数は、5個、4個、5個の3
列で実験をした。また隣りの堰15との間隔は25m
m、前後(上下)の間隔60mmである。
【0018】まず堰15を設置していない状態で、土石
流路13に土砂を流した場合、多くの土砂がダムを乗り
越えて70cm(実際の距離では70mを想定したも
の。)先まで塊となって流れ出し、そこには粒径の大き
な小石も多く存在した。一方、堰を設置した場合は、流
した土砂のほとんどが砂防ダムに捕捉されており、砂防
ダム14に衝突した勢いでわずかに土砂が溢れているだ
けであった。また堰15の周りには、粒径の大きな石を
含む土砂が前者より多く堆積しており、両者の差異は明
らかであった。
【0019】
【表1】
【0020】表1は、堰部付近に堆積した土砂と、砂防
ダム14を乗り越えた土砂を10cmおきに採取しその質
量を比較したものであるが、ここに堰15の効果が明ら
かに見受けられる。特に堰15に溜まった土砂量を見る
と、堰15を設置していない場合と比較し約2倍の質量
である。これは堰15に土砂が衝突することで流れの勢
いが弱まり、そのまわりに土砂が堆積したためと考えら
れる。
【0021】(2)模型砂防ダムに土砂が堆積している
状態での実験 既存の砂防ダムのほとんどは、建設されて何年も経って
いるため、土砂災害が発生しなくとも、徐々に土砂が堆
積しているのが実状である。そのため今回の実験ではダ
ムに土砂がある程度堆積した状態を作り、土砂の量も減
らして実験を行い、堰15、砂防ダム14を乗り越えた
土砂も採取し、粒径別に分けて比較することにした。
【0022】土砂総量2.25L(リットル)、土粒子の密
度ρs 2.537g/cm3 、水の密度ρw :1.000g/
cm3 、土の量2350g、水の量1040g、平均流速
1.235m/s 砂防ダム14を乗り越えた土砂量の実験結果は、表2の
1〜6に示した通りである。
【0023】
【表2】
【0024】更に効率の良い堰15の配置を追求するた
め、図5に示す6パターンの堰15の配置を考え、どの
配置が一番効率よく土砂を捕捉できるか試してみた。表
2から堰15の配置では、図5の(1)(以下、丸数字
を両括弧で表記する。)の配置を除いて、堰15を配置
した方が多くの土砂が堆積される。その中でも配置
(3)の3列配置、配置(4)の4列配置、配置(5)
の2組3列配置が特に多くり土砂の堆積が観察された。
また、砂防ダム14を越流した土砂について見ると、表
2から堰15を配置したものが圧倒的に砂防ダム14を
越えるものが少ない、ということになる。
【0025】特に堰15の配置(3),(4)に限って
みるとその土砂量は10g以下という大変少ない量であ
った。これにより、堰15の効果として、堰15の位置
に多くの土砂が堆積され、砂防ダム14を越流する土砂
は軽減される。
【0026】次に、表3〜11は、堰(フェンス)15
と砂防ダム14を越流した土砂を10cm毎に10〜8
0cmまで採取し、炉乾燥を行った後、粒径別に重量を計
った結果である。砂防ダム14を乗り越えた土砂と、堰
15の位置の土砂を採取して、それを炉乾燥した後、ふ
るいによって粒径2mm〜4.75mm、4.75mm〜9.
52mm、9.52mm以上の石に分類し、それぞれの重量
を算出したものである。この理由は、砂防ダム14を越
流する粒径の大きな石を堰15によって減少させる効果
を判定するためである。
【0027】
【表3】
【0028】表3の堰15での結果を見ると、堰15を
設置していないときは堆積が少ないため2mm以上の石も
少ない。一方堰15を設置していないときは堆積が少な
いため2mm以上の石の量も少ない。一方、堰15を取り
付けた方は粒径の大きな土砂も前者に比べ多くあり、特
に配置(3),(4),(5)は多くの石が存在してい
る。
【0029】
【表4】
【0030】
【表5】
【0031】
【表6】
【0032】
【表7】
【0033】
【表8】
【0034】
【表9】
【0035】
【表10】
【0036】
【表11】
【0037】表(4)ないし(11)について見ると、
砂防ダム14を越流した土砂に関して見ると、堰15を
設置したとき砂防ダム14から60cm以降に土砂は到達
しなかった。中でも配置(3)、(4)に関しては0〜
10cmの地点までしか土砂は存在せず、これは実際には
10m程度の距離のため、砂防ダム14を乗り越えたこ
とにはならないといえる。
【0038】また配置(5)は堰15に堆積した土砂が
多かった(特に9.52mm以上の石は最も多い)にも係
わらず、砂防ダム14を越えた土砂は60cm辺りまで存
在していた。この原因としては堰15に衝突する土砂の
他に、隣り合う堰15の間が広いため、そこをあまり減
速せず通り抜けた土砂も存在したためと考えられる。
【0039】図6〜12は、各実験で採取した土砂を計
測地点毎に粒径別で平均重量を出したものを示してい
る。全体的に見て堰15を配置すると、2mm以上の土砂
は砂防ダム14の向こう側においてかなり少なくなって
おり、特に堰15の配置(3)、(4)が堰15の堆積
が最も多く2mm以上の石も多く存在し、砂防ダム14を
越流した土砂が最も少なく、砂防ダムで良く捕捉されて
おり、効率の良い結果が得られた。
【0040】(その他の実施の形態)前記実施の形態で
は、堰は6パターンを示したが前記実験結果からも理解
されるように堰の配置の段数、配置密度はこれに限定さ
れるものではない。
【0041】
【発明の効果】本発明の土石流防災堰は、砂防ダム等の
砂防施設の効率はさらに高められ、下流部の民家や畑な
どへの被害が大きく軽減される。また堰の設置作業が簡
単であるところから、多様な地形に対応でき、用途は広
範囲にわたる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、斜面部に堰を配置した状況を示す正面
図である。
【図2】図2は、図1の断面を示す断面図である。
【図3】図3は、実験装置の正面図である。
【図4】図4は、図3の側面図である。
【図5】図5は、実験装置の堰の配置を示す流路の平面
図である。
【図6】図6は、堰がないときの各地点で採取した土砂
を計測地点毎に粒径別で平均量を計量したものである。
【図7】図7は、堰の配置が図5(1)のとき、各地点
で採取した土砂を計測地点毎に粒径別で平均量を計量し
たものである。
【図8】図8は、堰の配置が図5(2)のとき、各地点
で採取した土砂を計測地点毎に粒径別で平均量を計量し
たものである。
【図9】図9は、堰の配置が図5(3)のとき、各地点
で採取した土砂を計測地点毎に粒径別で平均量を計量し
たものである。
【図10】図10は、堰の配置が図5(4)のとき、各
地点で採取した土砂を計測地点毎に粒径別で平均量を計
量したものである。
【図11】図11は、堰の配置が図5(5)のとき、各
地点で採取した土砂を計測地点毎に粒径別で平均量を計
量したものである。
【図12】図12は、堰の配置が図5(6)のとき、各
地点で採取した土砂を計測地点毎に粒径別で平均量を計
量したものである。
【符号の説明】
1…斜面部 2…堰 3…土砂受止め面 4…支持部材 5,15…砂防ダム 10…第1上板 11…第2上板 12…下板 13…土石流路 16…接触センサー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】土石流を堰き止める砂防ダム等の砂防施設
    が配置された傾斜地において、 土石流の流れが予測される土石流本体の流れを横断する
    ように、かつ前記砂防施設の上流位置に配置され、土石
    流発生の際、初期移動の土石流先端部の土石流を捕捉す
    るための複数の堰を配置したことを特徴とする土石流防
    災堰。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記堰は、径の大きな岩石を捕捉、土石流の勢いを低減
    せしめ、前記砂防施設の効率をさらに高めるべく設置さ
    れていることを特徴とする土石流防災堰。
  3. 【請求項3】請求項1又は2において、 前記堰は、前記傾斜地に4段以上に、かつ略水平方向位
    置を上段と位置を変えて配置されていることを特徴とす
    る土石流防災堰。
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