JP2001206814A - スチレン/アクリルコポリマーを含む化粧組成物およびその使用 - Google Patents

スチレン/アクリルコポリマーを含む化粧組成物およびその使用

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JP2001206814A JP2000350191A JP2000350191A JP2001206814A JP 2001206814 A JP2001206814 A JP 2001206814A JP 2000350191 A JP2000350191 A JP 2000350191A JP 2000350191 A JP2000350191 A JP 2000350191A JP 2001206814 A JP2001206814 A JP 2001206814A
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ヴェロニク・シュヴァリエ
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 皮膚に自然な外観を与えると同時に、微小起
伏、しわ及び毛穴のような皮膚の起伏の欠陥を消す、つ
や消し感を与える組成物の提供。 【解決手段】 生理学的に許容できる媒体に、少なくと
も一つのスチレン/アクリルコポリマーと、少なくとも
一つのフィラーとを含む組成物を用いることを特徴とす
る。当該組成物に於けるコポリマーの粒子が、0.1μ
mから5μmの範囲の平均粒径値を有することを特徴と
する。また、フィラーがシリカ粉末、タルク、ポリエチ
レン粉末等から選ばれたものであることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スチレン/アクリ
ルコポリマーと少なくとも一つのフィラーとを含むつや
消し効果化粧組成物、および、皮膚のケアおよび/また
はメイクアップ、特に、皮膚に自然な外観を与えると同
時に、微小起伏、しわおよび毛穴のような皮膚の起伏の
欠陥を消すことにおけるその使用、並びに、脂性の皮膚
を処置することにおけるその使用に関する。本願は、化
粧組成物におけるつや消し効果剤としてのスチレン/ア
クリルコポリマーの使用にも関する。
【0002】
【従来の技術】定義によれば、つや消し効果製品とは、
皮膚が光って見えることを妨げ、肌色を均質化する製品
である。つや消し効果特性を有するスキンケアまたはメ
イクアップ組成物は、過剰な皮脂によって引き起こされ
る光の問題を解消するため、および、メイクアップがそ
の日の間に視覚的に崩れる傾向を有することから、メイ
クアップの長期保持力を改善するために、一般的に使用
される。これらの組成物は、皮膚の表面における光散乱
力からもたらされるつや消し感を皮膚に与える。これら
は、皮膚の欠陥、例えば、微小起伏、しわ、小皺、毛穴
または色の変化を消すために用いることもできる。
【0003】いわゆるつや消し効果組成物は、一般に、
皮脂と、皮膚に吸収されない組成物の過剰な脂とを吸収
するための粉末を含む。天然または合成由来のつや消し
効果粉末の中では、タルク、デンプン、マイカ、シリ
カ、ナイロン粉末、ポリエチレン粉末、ポリ-ベータ-ア
ラニンおよびポリ(メチルアクリラート[メタクリラー
ト])粉末のようなフィラーを特に挙げることができ
る。この種のフィラーは、皮膚の欠陥を目立たせるかも
しれない、不自然な、粉っぽい外観を皮膚に与えるとい
う欠点を有する。さらに、これらを含む組成物は、一般
に、長期乾燥効果を有し、かつ拡げ伸ばすのが困難であ
る。これらのつや消し効果は、長持ちしない。
【0004】欧州特許公開第0502769号公報は、
メイクアップされた皮膚に、半透明な被覆および自然な
外観を与えるつや消し効果組成物を開示する。これら
は、非常に特別なフィラー/バインダー重量比の、脂肪
バインダーにおける球形粒子の分散物である。つや消し
効果を有するために、高い比率の粉末が必要とされ、結
果的に、これらの組成物は乾燥効果を有するかもしれな
い。さらに、拡げられると同時にぼやけて、皮膚に、高
濃度の粉末による白色化効果を与える傾向を有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かくして、適用しやす
く、適用後に何ら皮膚の乾燥または刺激も引き起こさな
いつや消し効果組成物が必要とされている。
【0006】本願出願人は、大量の粉末の使用を避ける
ことによって、従来技術におけるこれらの欠点を克服す
る組成物を見出した。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願出願人は、フィラー
を含む化粧組成物においてスチレン/アクリルコポリマ
ーを使用することが、皮膚に適用した後の当該組成物
に、経時的に保持されると同時に、非常に快適で、乾燥
効果のないつや消し感を与えることを、驚くべきことに
見出した。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の主題は、生理学的に許容
できる媒体に、少なくとも一つのスチレン/アクリルコ
ポリマーと、少なくとも一つのフィラーとを含む化粧組
成物の、皮膚につや消し感を与えるための化粧的使用で
ある。
【0009】本発明の組成物では、「生理学的に許容で
きる媒体」という表現は、ヒトの皮膚(瞼の内側を含
む)または唇に適用できる非毒性媒体を意味する。
【0010】皮膚の「つや消し感」という表現は、一様
な肌色を備えた、光らない外観を意味する。
【0011】スチレン/アクリルコポリマーが存在する
ことにより、本発明の組成物は、つや消し効果を有し、
すなわち、皮膚につや消し感を与える。かくして、本発
明の主題は、化粧組成物におけるつや消し効果剤として
のスチレン/アクリルコポリマーの使用でもある。
【0012】本発明の一つの好ましい実施態様によれ
ば、スチレン/アクリルコポリマーは、水性分散物にお
ける粒子の形態、すなわち水性媒体における安定な分散
物の粒子形態である。このコポリマー粒子は、好ましく
は0.1μmから5μmの範囲の平均径値(average num
erical size)を有する球形または本質的に球形の粒子で
ある。
【0013】「水性媒体」という表現は、ここでは、水
のみを含む媒体と、水と水溶性溶媒、例えば1ないし6
の炭素原子を有する低級アルコールまたはグリコールを
含有する媒体の両方を意味すると解する。
【0014】本発明の組成物において用いられるスチレ
ン/アクリルコポリマーは、皮膜形成ポリマーではな
い。これは、分散物の水分が蒸発した後、このコポリマ
ーが皮膜を形成しないが、空気を含むコポリマー粒子が
キャリアー(特に皮膚)の表面に残り、かつ、光をあら
ゆる方向に分散することを意味する。かかるコポリマー
は、40℃より大きなガラス転移温度を有するが、皮膜
形成ポリマーは、一般に25℃以下のガラス転移温度を
有する。
【0015】スチレン/アクリルコポリマーは、アクリ
ル酸、メタクリル酸、アクリル酸エステルおよびメタク
リル酸エステルから選択された少なくとも一つのモノマ
ーと、スチレンとを重合させることによって得られ、得
られたコポリマーは、任意に架橋している。さらに、こ
のコポリマーは、アンモニア水溶液のような無機塩基ま
たは有機塩基を用いて中和されてもよい。
【0016】本発明の組成物において用いられるスチレ
ン/アクリルコポリマー分散物として、例えば、Rohm &
Haas社から、Ropaque OP-96(アンモニア水溶液で中和
された31%のコポリマーを含有する水性分散物)、Ro
paque OP-3000(37%のコポリマーを含有する水性分
散物)およびAcudyne 290(40%のコポリマーを含有
する水性分散物)の商品名で市販されているものを挙げ
ることができる。
【0017】本発明の組成物におけるスチレン/アクリ
ルコポリマーの量は、所望の効果に依存する。コポリマ
ーは、一般的には、組成物の全重量に対して0.1ない
し20重量%、好ましくは0.5ないし10重量%、さ
らに好ましくは0.5ないし5重量%の範囲の活性物質
の量で存在する。
【0018】本発明の組成物において用いられるフィラ
ーとして、例えば、シリカ粉末;タルク;ポリアミド粒
子、特にAtochem社からOrgasolの商品名で市販されてい
るもの;ポリエチレン粉末;Dow Corning社からPolytra
pの商品名で市販されているエチレングリコールジメタ
クリラート/ラウリルメタクリラートコポリマーからな
るミクロスフェアのような、アクリルコポリマーからな
るミクロスフェア;中空ミクロスフェアのような膨張し
た粉末、例えばKemanord Plast社からExpancelの商品名
で、あるいはMatsumoto社からMicropearl F80EDの商品
名で市販されているミクロスフィア;架橋または非架橋
トウモロコシデンプン、小麦デンプンまたは米デンプン
のような天然有機物質からなる粉末、例えばNational S
tarch社からDry-Floの商品名で市販されているオクテニ
ルスクシナート無水物と架橋したデンプン粉末;Toshib
a Silicone社からTospearlの商品名で市販されているマ
イクロビーズのようなシリコーン樹脂マイクロビーズ;
およびこれらの混合物を挙げることができる。本発明の
組成物におけるフィラーの量は、組成物の全重量に対し
て、好ましくは15重量%未満、さらに好ましくは0.
1ないし10重量%の範囲、さらに好ましくは1ないし
8重量%の範囲とされる。
【0019】この組成物は、水性組成物の形態、または
水中油型(O/W)または油中水型(W/O)エマルシ
ョンまたは多重エマルションの形態をとりうる。本発明
の一つの好ましい実施態様によれば、この組成物は特に
H/EまたはE/Hエマルションの形態である。「エマ
ルション」という用語は、ここでは、乳化剤を含まない
分散物と、乳化剤を含む分散物、すなわち固型粒子もし
くはイオン性または非イオン性の脂質小球体で安定化さ
れた分散物の両方を意味する。脂性の皮膚に使用するた
めに、外側の水性相が新鮮な感触を与えるO/Wエマル
ションが好ましい。
【0020】本発明の主題は、少なくとも一つのスチレ
ン/アクリルコポリマーと少なくとも一つのフィラーと
を含むことを特徴とする、水性相と油性相とを含むエマ
ルションでもある。
【0021】組成物がエマルションである場合には、油
性相を含む。本発明の組成物における油性相の性質は重
要ではなく、あらゆる脂肪性物質、特に、化粧品分野で
通常用いられているあらゆる油からなることができる。
この油性相は、少なくとも一つの油を含む。
【0022】本発明の組成物において用いられる油の中
では、特に、例えば、植物由来の油(ホホバ、アボカ
ド、ゴマ、ヒマワリ、トウモロコシ、ダイズ、トケイソ
ウまたはグレープシード油)、鉱油(ペトロラタムまた
は任意に水素化されたイソパラフィン)、合成油(イソ
プロピルミリスタート、セテアリルオクタノアート、ポ
リイソブチレン、エチルヘキシルパルミタートまたはア
ルキルベンゾアート)、揮発性または不揮発性シリコー
ン油、例えばポリジメチルシロキサン(PDMS)およびシ
クロジメチルシロキサンまたはシクロメチコーン、特に
シクロヘキサジメチルシロキサンおよびシクロペンタジ
メチルシロキサン、並びに、フルオロ油またはフルオロ
シリコーン油を挙げることができる。油性相に存在する
ことのできる他の脂肪物質は、例えば、脂肪酸、脂肪ア
ルコール、例えばステアリルアルコール、セチルアルコ
ールおよびセテアリルアルコール、並びにワックスであ
る。
【0023】エマルション形態の本発明の組成物では、
組成物の水性相が、組成物の全重量に対して1ないし8
0重量%、好ましくは30ないし70重量%の範囲の濃
度で存在することができ、油性相が、組成物の全重量に
対して5ないし70重量%、好ましくは10ないし50
重量%の範囲の濃度で存在することができる。
【0024】エマルションは、単独または混合して用い
られる、両性、アニオン性、カチオン性および非イオン
性乳化剤から選択される少なくとも一つの乳化剤を含む
ことができる。
【0025】乳化剤は、得られるエマルションに従って
適切に選択される(W/OまたはO/W)。
【0026】O/Wエマルションについて、例えば以下
の乳化剤:−両性乳化剤として、N-アルキルアミノア
セタートおよびココアンホジ酢酸二ナトリウム(disodiu
m cocoamphodiacetate)等のN-アシルアミノ酸、並び
に、ステアルアミンオキシド(stearamine oxide)のよう
なアミン酸化物;−アニオン性乳化剤として、「水素化
タロウグルタミン酸二ナトリウム(disodium hydrogenat
ed tallow glutamate)」(Ajinomoto社から市販されてい
るAmisoftHS-21(登録商標))のようなアシルグルタマ
ート;ステアリン酸ナトリウムのようなカルボン酸とそ
の塩;「DEAオレス-10ホスファート(DEA oleth-10
phosphate)」のようなリン酸エステルとその塩;「P
EG-5シトラートラウリルスルホスクシナート二ナト
リウム(Disodium PEG-5 citrate lauryl sulphosuccina
te)」と「リシノールアミドMEAスルホスクシナート
二ナトリウム(Disodium ricinoleamido MEA sulphosucc
inate)」のようなスルホスクシナート;−カチオン性乳
化剤として、イソステアリル-エチルイミドニウムエト
スルファートのようなアルキルイミダゾリジニウム;
N,N,N-トリメチル-1-ドコサナミニウムクロリド
(ベヘントリモニウムクロリド)のようなアンモニウム
塩;−非イオン性乳化剤として、スクロースステアラー
ト、スクロースココアートおよびICI社からArlatone 21
21(登録商標)の商品名で市販されているスクロースコ
コアートとソルビタンステアラートの混合物のようなサ
ッカリドエステルおよびエーテル;ポリオールエステ
ル、特に、グリセリルステアラート、ポリグリセリル-
2ステアラートおよびソルビタンステアラートのような
グリセロールまたはソルビトールエステル;グリセロー
ルエーテル;25オキシエチレン基と25オキシプロピ
レン基を含むラウリルアルコールのオキシエチレン化、
オキシプロピレン化エーテル(CTFA名「PPG-25 lau
reth-25」)および7オキシエチレン基を含むC12−C
15脂肪アルコールの混合物のオキシエチレン化エーテル
(CTFA名:「C12-C15 Pareth-7」)のようなオキシ
エチレン化および/またはオキシプロピレン化エーテ
ル;PEG-100のようなエチレングリコールポリマ
ーを挙げることができる。
【0027】W/Oエマルションに関して、例えば、乳
化剤として、ポリオール、特にグリセロールまたはソル
ビトールの脂肪エステル、および特にポリオールイソス
テアラート、オレアートおよびリシノレアート、例えば
ペトロラタム、ポリグリセリル-3オレアートおよびグ
リセリルイソステアラートの混合物、水素化ヒマシ油お
よびオゾケライトの混合物であって、Goldschmidt社か
らProtegin W(登録商標)として市販されているもの、
ソルビタンイソステアラート、ポリグリセリルジイソス
テアラート、ポリグリセリル-2セスキイソステアラー
ト;「メチルグルコースジオレアート」のようなサッカ
リドエステルおよびエーテル;マグネシウムラノラート
のような脂肪エステル;Dow Corning社からDow Corning
5200 Formulation Aidの商品名で市販されているラウ
リルメチコーンコポリオール、並びに、Goldschmidt社
からAbil EM 90(登録商標)の商品名で市販されている
セチルジメチコーンコポリオールのようなジメチコーン
コポリオールおよびアルキルジメチコーンコポリオール
を挙げることができる。
【0028】乳化剤は、その本来の形態で、あるいは、
別の乳化剤および/または脂肪アルコールまたは油のよ
うな他の化合物との混合物の形態で導入されてもよい。
【0029】本発明の組成物は、水溶性または脂溶性染
料、顔料、香料、防腐剤、サンスクリーン剤、金属イオ
ン封鎖剤(EDTA)、脂溶性または水溶性活性剤、ポ
リオール、特にグリセロールのような保湿剤、およびp
H修正剤(酸または塩基)のような通常のアジュバント
を含むこともできる。これらのアジュバントは、組成物
の全重量に対して好ましくは0.01ないし20重量%
の範囲の量で存在することができる。
【0030】特に挙げることができる活性剤は、特にグ
ルコン酸亜鉛等の亜鉛の塩;サリチル酸、トリクロサ
ン、リパシド(lipacid)、丁子エキス、オクトピロック
ス(octopirox)またはヘキサミジンのような抗菌剤;抗
アクネ活性剤のような、脂性の皮膚を処理するのに使用
できる活性剤である。
【0031】さらに、得ることが望まれる組成物の流動
性に応じて、一以上の親水性または親油性ゲル化剤がこ
れらに加えられてもよく、かかるゲル化剤は、例えば、
クレー、ポリサッカリドガムおよびこれらの誘導体(キ
サンタンガム、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキ
シプロピルグアー)、カルボキシビニルポリマーまたは
カーボマー、SEPPIC社からSepigel 305の商品名で市販
されている製品のようなポリアクリルアミドおよびHoec
hst社からHostacerin AMPS(CTFA名:ポリアクリルジメ
チルタウラミドアンモニウム)の商品名で市販されてい
る製品のような、少なくとも部分的に架橋したアクリル
アミドメチルプロパンスルホン酸ポリマーから選択され
る。これらのゲル化剤は、一般に、組成物の全重量に対
して0.1ないし10重量%、好ましくは0.1ないし
5重量%、さらに好ましくは0.1ないし3重量%の範
囲の濃度で用いられる。
【0032】本発明に係る化粧組成物は、特に皮膚の起
伏の欠陥を消すため、特に、微小起伏、しわ、小皺およ
び毛穴をカムフラージュするために、多くの化粧および
/または皮膚科学的皮膚処理に適用することができる。
そのつや消し効果特性のために、脂性の皮膚の処理に特
に適している。
【0033】かくして、本発明の別の主題は、皮膚の起
伏の欠陥を消し、かつ/または、皮膚の微小起伏、し
わ、小皺および毛穴をカムフラージュするための、上記
組成物の化粧的使用からなる。
【0034】本発明は、上記組成物を皮膚に適用するこ
とを特徴とする、皮膚につや消し感を与え、かつ/また
は、皮膚の起伏の欠陥をカムフラージュすることを意図
した、皮膚の化粧処理方法にも関する。
【0035】本発明の主題は、脂性の皮膚を処理するこ
とを意図した組成物を調製するための上記組成物の使用
でもある。
【0036】本質を制限することなく、本発明を例示す
るために以下の実施例を示す。量は、特に言及しない限
り、重量パーセントとして示されている。
【0037】
【実施例】 実施例1:水中油型エマルション 油性相: −ステアリルアルコール 1% −グリセリルステアラートとPEG−100の混合物 (SEPPIC社から市販されているSimulsol 165) 2% −シクロヘキサジメチルシロキサン 10% 水性相: −グリセロール 5% −水性37%分散物としてのスチレン/アクリルコポリマー (すなわち、2.96%の活性物質) 8% −ポリアクリルジメチルタウラミドアンモニウム (Hoechst社のHostacerin AMPS) 0.4% −アルミニウム・スターチ・オクテニルスクシナート (National Starch社のDry-Flo) 3% −キサンタンガム 0.2% −水酸化ナトリウム 0.01% −防腐剤 0.7% −水 全体を100%とする量
【0038】方法:このエマルションは、攪拌しなが
ら、熱した水性相に、65℃に加熱された油性相を添加
することによって調製された。光沢を抑えることにより
つや消し感を皮膚に与えることを可能にする組成物が得
られた。
【0039】 実施例2:水中油型エマルション 油性相: −ステアリルアルコール 1% −ジミリスチルタートラート/セテアリルアルコール/C12−C15 Pareth-7/PPG-25ラウレス-25混合物 (Enichem社から市販されているCosmacol PSE) 1.5% −シクロヘキサジメチルシロキサン 10% 水性相: −グリセロール 5% −トリエタノールアミンで中和された、水性31%分散物としてのスチレン/ア クリルコポリマー (すなわち、0.91%の活性物質) 3% −ポリアクリルジメチルタウラミドアンモニウム (Hoechst社のHostacerin AMPS) 0.4% −アルミニウム・スターチ・オクテニルスクシナート (National Starch社のDry-Flo) 3% −キサンタンガム 0.2% −水酸化ナトリウム 0.01% −防腐剤 0.7% −水 全体を100%とする量
【0040】この工程は、実施例1と同じである。皮膚
の光沢を消すつや消し効果組成物が得られた。
【0041】 実施例3:水中油型エマルション 油性相: −ステアリルアルコール 1% −グリセリルステアラートとPEG−100の混合物 (SEPPIC社から市販されているSimulsol 165) 2% −シクロヘキサジメチルシロキサン 10% 水性相: −グリセロール 5% −水性37%分散物としてのスチレン/アクリルコポリマー (すなわち、1.11%の活性物質) 3% −ポリアクリルジメチルタウラミドアンモニウム (Hoechst社のHostacerin AMPS) 0.4% −アルミニウム・スターチ・オクテニルスクシナート (National Starch社のDry-Flo) 3% −キサンタンガム 0.2% −水酸化ナトリウム 0.01% −防腐剤 0.7% −水 全体を100%とする量
【0042】この工程は、実施例1と同じである。皮膚
の光沢を消すつや消し効果組成物が得られた。
【0043】 比較例:水中油型エマルション 油性相: −ステアリルアルコール 1% −グリセリルステアラートとPEG−100の混合物 (SEPPIC社から市販されているSimulsol 165) 2% −シクロヘキサジメチルシロキサン 10% 水性相: −グリセロール 5% −ポリアクリルジメチルタウラミドアンモニウム (Hoechst社のHostacerin AMPS) 0.4% −アルミニウム・スターチ・オクテニルスクシナート (National Starch社のDry-Flo) 3% −シリカ 3% −キサンタンガム 0.2% −水酸化ナトリウム 0.01% −防腐剤 0.7% −水 全体を100%とする量
【0044】つや消し効果試験:1.11%のコポリマ
ー(活性物質)を含む本発明の実施例3の組成物、およ
び3%のシリカを含む比較例の組成物について得られた
つや消し効果を測定した。測定は、以下の方法で行われ
た:組成物を、ゴム支持体に2g/cm2の速度で拡
げ、乾燥させ、反射をゴニオリフレクトメーター(gonio
reflectometer)を用いて測定した。得られた結果は正反
射と分散反射の間の比率Rである。つや消し効果が高く
なるほど、Rの値が小さくなる。
【表1】
【0045】この結果は、より小さい濃度のコポリマー
を用いた場合には、3%シリカを用いて得られたものよ
りも、得られたつや消し効果が大きくなることを示して
いる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08K 3/00 C08K 3/00 5/00 5/00 C08L 25/14 C08L 25/14

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生理学的に許容できる媒体中に、少なく
    とも一つのスチレン/アクリルコポリマーと少なくとも
    一つのフィラーとを含む組成物の、皮膚につや消し感を
    与えることを目的とする美容のための使用。
  2. 【請求項2】 生理学的に許容できる媒体中に、少なく
    とも一つのスチレン/アクリルコポリマーと少なくとも
    一つのフィラーとを含む組成物の、皮膚の起伏の欠陥を
    消し、かつ/または、皮膚の微小起伏、しわ、小皺およ
    び毛穴をカムフラージュすることを目的とする美容のた
    めの使用。
  3. 【請求項3】 コポリマーが、水性分散物中の粒子の形
    態であることを特徴とする、請求項1または2記載の使
    用。
  4. 【請求項4】 コポリマー粒子が、0.1μmから5μ
    mの範囲の平均径値を有することを特徴とする、請求項
    3記載の使用。
  5. 【請求項5】 スチレン/アクリルコポリマーが、アク
    リル酸、メタクリル酸、アクリル酸エステルおよびメタ
    クリル酸エステルから選択される少なくとも一つのモノ
    マーとスチレンとを重合させることによって得られるこ
    とを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか一項に記
    載の使用。
  6. 【請求項6】 コポリマーが、組成物の全重量に対して
    0.1重量%ないし20重量%の範囲の活性物質量で存
    在することを特徴とする、請求項1ないし5のいずれか
    一項に記載の使用。
  7. 【請求項7】 フィラーが、シリカ粉末;タルク;ポリ
    アミド粒子;ポリエチレン粉末;アクリルコポリマーか
    らなるミクロスフィア;膨張粉末;天然有機物質の粉
    末;シリコーン樹脂マイクロビーズ;およびこれらの混
    合物から選択されることを特徴とする、請求項1ないし
    6のいずれか一項に記載の使用。
  8. 【請求項8】 組成物が、組成物の全重量に対して0.
    1ないし10重量%の範囲の量のフィラーを含むことを
    特徴とする、請求項1ないし7のいずれか一項に記載の
    使用。
  9. 【請求項9】 組成物がエマルションの形態であること
    を特徴とする、請求項1ないし8のいずれか一項に記載
    の使用。
  10. 【請求項10】 組成物が、一つ以上のゲル化剤をさら
    に含むことを特徴とする、請求項1ないし9のいずれか
    一項に記載の使用。
  11. 【請求項11】 皮膚につや消し感を与え、かつ/また
    は、皮膚の起伏の欠陥をカムフラージュすることを意図
    した、皮膚の化粧処理方法であって、生理学的に許容で
    きる媒体中に、少なくとも一つのスチレン/アクリルコ
    ポリマーと少なくとも一つのフィラーとを含有する組成
    物を皮膚に適用することを特徴とする方法。
  12. 【請求項12】 生理学的に許容できる媒体に、少なく
    とも一つのスチレン/アクリルコポリマーと少なくとも
    一つのフィラーとを含む組成物の、脂性の皮膚に処置を
    施すことを意図した組成物を調製するための使用。
  13. 【請求項13】 化粧組成物におけるつや消し効果剤と
    しての、スチレン/アクリルコポリマーの使用。
  14. 【請求項14】 少なくとも一つのスチレン/アクリル
    コポリマーおよび少なくとも一つのフィラーを含むこと
    を特徴とする、水性相と油性相とを含むエマルション。
  15. 【請求項15】 コポリマーが水性分散物中の粒子の形
    態であり、当該粒子が0.1μmないし5μmの範囲の
    平均径値を有することを特徴とする、請求項14記載の
    エマルション。
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