JP2001206570A - 原稿搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

原稿搬送装置及び画像形成装置

Info

Publication number
JP2001206570A
JP2001206570A JP2000015278A JP2000015278A JP2001206570A JP 2001206570 A JP2001206570 A JP 2001206570A JP 2000015278 A JP2000015278 A JP 2000015278A JP 2000015278 A JP2000015278 A JP 2000015278A JP 2001206570 A JP2001206570 A JP 2001206570A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
document
document feeder
roller
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000015278A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Hirota
和浩 廣田
Junichi Fujita
順一 藤田
Satoru Endo
悟 遠藤
Kazuaki Itou
計章 伊藤
Nobutaka Kato
信孝 加藤
Osamu Kato
修 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2000015278A priority Critical patent/JP2001206570A/ja
Publication of JP2001206570A publication Critical patent/JP2001206570A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】設置作業が容易で、読取不良や搬送不良を防止
でき、また簡単な作業で原稿を痛めずジャム処理が可能
である。 【解決手段】給紙皿201上に積載された原稿を1枚ず
つ分離して搬送し、原稿を読取可能であり、奥側にヒン
ジ470を設け、原稿搬送装置本体471の手前を画像
形成装置本体1Aに対して上方に開く方式の原稿搬送装
置DFにおいて、原稿搬送装置本体471を閉じた時、
読取位置部409の手前側前段に点で画像形成装置本体
1Aに当接する突き当て部材472を設け、突き当て部
材472による接点以外の原稿搬送装置本体471を浮
かせるために自重落下方向をネジリ回転にて上に上げる
機構480を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真複写
機、プリンタ、ファクシミリ、これらの複数の機能を有
する複合機や印刷機等の画像形成装置により画像を形成
するために、原稿を搬送して画像読み込みを可能とする
原稿搬送装置及び画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】このようなデジタル式の画像形成装置に
備えられる原稿搬送装置では、給紙皿上に積載された原
稿を1枚ずつ分離して搬送し、原稿を読取可能であり、
奥側にヒンジを設け、原稿搬送装置本体の手前を画像形
成装置本体に対して上方に開く方式のものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように奥側にヒン
ジを設け、原稿搬送装置本体の手前を画像形成装置本体
に対して上方に開く方式のものでは、画像形成装置本体
への設置時に外装を外してスリットガラスの側面から、
原稿搬送装置本体の当接を確認しながら高さ調整を行な
っており、設置作業が面倒である。また、原稿搬送装置
本体が自重落下して読取誤差が生じたり、原稿の搬送不
良が生じるおそれがある。
【0004】また、原稿搬送装置で原稿がジャムると、
開閉カバーを開けた後サバキパッドの押圧をレバーにて
解除して原稿を取り出しており、作業が面倒で原稿を痛
めるおそれがある。
【0005】この発明は、かかる点に鑑みてなされたも
ので、設置作業が容易で、読取不良や搬送不良を防止で
き、また簡単な作業で原稿を痛めずジャム処理が可能で
ある原稿搬送装置及び画像形成装置を提供することを目
的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、かつ
目的を達成するために、この発明は、以下のように構成
した。
【0007】請求項1に記載の発明は、『給紙皿上に積
載された原稿を1枚ずつ分離して搬送し、原稿を読取可
能であり、奥側にヒンジを設け、原稿搬送装置本体の手
前を画像形成装置本体に対して上方に開く方式の原稿搬
送装置において、前記原稿搬送装置本体を閉じた時、読
取位置部の手前側前段に点で前記画像形成装置本体に当
接する突き当て部材を設け、前記突き当て部材による接
点以外の前記原稿搬送装置本体を浮かせるために自重落
下方向をネジリ回転にて上に上げる機構を設けたことを
特徴とする原稿搬送装置。』である。
【0008】この請求項1に記載の発明によれば、原稿
搬送装置本体を閉じた時、突き当て部材が読取位置部の
手前側前段に点で画像形成装置本体に当接し、突き当て
部材による接点以外の原稿搬送装置本体を浮かせて自重
落下を抑えることで、調整なしで確実に読取位置部の手
前側前段で当接が可能で、原稿搬送装置本体の設置作業
が容易で、読取誤差が防止でき、原稿の搬送性も向上す
る。
【0009】請求項2に記載の発明は、『前記上に上げ
る機構は、原稿搬送装置本体の奥側から手前に配置され
た偶力軸と、原稿搬送装置本体の奥側に配置され前記偶
力軸に前記原稿搬送装置本体を上に上げるネジリ回転力
を与える弾撥部材とからなり、力の伝達を偶力軸により
行うことを特徴とする請求項1に記載の原稿搬送装
置。』である。
【0010】この請求項2に記載の発明によれば、偶力
軸と上に上げるネジリ回転力を与える弾撥部材とからな
る簡単な上に上げる機構により、突き当て部材による接
点以外の原稿搬送装置本体を浮かせて自重落下を抑える
ことができる。
【0011】請求項3に記載の発明は、『給紙皿上に積
載された原稿を1枚ずつ分離して搬送し、原稿を読取可
能であり、原稿の重送を防止する重送防止ローラを備え
る原稿搬送装置において、給紙ジャム処理時原稿を取り
除くために開く開閉カバーと、前記開閉カバーに連結部
材にて連結された連動カム機構とを備え、前記開閉カバ
ーを開く動作で、連結部材を介して前記連動カム機構に
より前記重送防止ローラの押圧を解除することを特徴と
する原稿搬送装置。』である。
【0012】この請求項3に記載の発明によれば、給紙
ジャム処理時原稿を取り除くために開閉カバーを開く
と、連結部材にて連結された連動カム機構により重送防
止ローラの押圧を解除することができ、ジャム時、開閉
カバーを開くワンタッチの簡単な作業で原稿を痛めずジ
ャム処理が可能である。
【0013】請求項4に記載の発明は、『前記請求項1
乃至請求項3のいずれか1項に記載の原稿搬送装置を備
えてなることを特徴とする画像形成装置。』である。
【0014】この請求項4に記載の発明によれば、設置
作業が容易で、読取不良や搬送不良を防止でき、また簡
単な作業で原稿を痛めずジャム処理が可能である原稿搬
送装置を備えることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、この発明の原稿搬送装置を
備えた画像形成装置の実施の形態を図面に基づいて説明
するが、この発明は、この実施の形態に限定されない。
【0016】図1は用紙後処理装置FSと原稿搬送装置
DFと画像読み取り装置(スキャナ)SCとを装備した
画像形成装置1の全体構成図である。
【0017】図示の画像形成装置本体1Aは、画像処理
部2、画像書き込み部3、画像形成部4、高圧電源部
5、カセット給紙部6、定着装置7、排紙部8、自動両
面コピーのための再搬送手段(ADU)9を備えてい
る。
【0018】画像形成装置本体1Aの上部には、画像読
み取り装置SCと原稿搬送装置DFが搭載されている。
画像形成装置本体1Aの図示の左上部の排紙部8側に
は、用紙後処理装置FSが連結されている。
【0019】原稿搬送装置DFの原稿台上に第1面を上
向きにして載置された原稿dは、矢印方向に搬送され画
像読み取り装置SCの光学系により原稿の片面又は両面
の画像が読みとられ、CCDイメージセンサC1に読み
込まれる。
【0020】CCDイメージセンサC1により光電変換
されたアナログ信号は、画像処理部2において、アナロ
グ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処
理等を行った後、画像書き込み部3に信号を送る。
【0021】画像書き込み部3においては、半導体レー
ザからの出力光が画像形成部4の感光体ドラム4Aに照
射され、潜像を形成する。画像形成部4においては、帯
電、露光、現像、転写、分離、クリーニング等の処理が
行われ、カセット給紙部6から搬送された用紙Sに画像
が転写される。画像を担持した用紙Sは、定着装置7に
より定着され、排紙部8から用紙後処理装置FSに送り
込まれる。或いは排紙路切り替え板8Aにより再搬送手
段9に送り込まれた片面画像処理済みの用紙Sは、再び
画像形成部4において両面画像処理された後、排紙部8
の排紙ローラ8Bにより用紙後処理装置FSに送り込ま
れる。
【0022】用紙後処理装置FSは、画像形成装置本体
1Aの左上部に着脱可能に装着される。用紙後処理装置
FSは、用紙搬送手段10、排紙手段20、後処理手段
30、昇降排紙手段40からなり、これらは用紙後処理
装置本体100に配置される。
【0023】図1において、画像形成装置本体1A内の
右寄り側には、画像形成部4を中心にして、画像形成装
置本体1Aの高さ方向下方にカセット給紙部6が、上方
に定着装置7、排紙部8が設けられている。この垂直配
列構成により、ほぼ垂直方向の用紙搬送路が形成され
る。カセット給紙部6から送り出された用紙Sは、この
垂直上方の用紙搬送路に沿って搬送されて画像形成装
置本体1A外に排出される。
【0024】この垂直方向用紙搬送路にほぼ平行し
て、再搬送手段9による用紙搬送路が形成されてい
る。
【0025】上記の垂直方向の用紙搬送路、を形成
することにより、カセット給紙部6から排紙部8に至る
最短距離の用紙搬送路が構成される。
【0026】画像形成装置本体1Aの図示の上方の空間
部に用紙後処理装置FSの用紙搬送手段10が収容され
る。用紙搬送手段10の用紙入口部11は、画像形成装
置本体1Aの排紙部8の排紙ローラ8Bに接続する。ま
た、この装着状態では、画像形成装置本体1Aの図示の
左上方の空間部に、用紙後処理装置FSの排紙手段20
及び後処理手段30が収容される。複数の排紙皿(ビン
とも称す)41と昇降駆動手段42から成る昇降排紙手
段40は、後処理手段30の図示左側に位置する。
【0027】次に、図2乃至図8に基づいて原稿搬送装
置を説明する。図2は原稿搬送装置の断面図、図3は原
稿搬送装置の平面図、図4は反転排紙ユニットの正面
図、図5は搬送部の拡大断面図、図6は給紙駆動モータ
部の背面図、図7は反転駆動モータ部の背面図である。
【0028】原稿搬送装置DFには、原稿給紙部20
0、排紙部300及び搬送部400が配置されている。
【0029】原稿給紙部200は、原稿を複数枚セット
可能な給紙皿201を有し、この給紙皿201に原稿の
幅方向に位置決めを行なう一対の規制板202が幅方向
に移動可能に設けられている。また、給紙皿201に
は、各原稿のサイズ後端よりわずかな距離を開けて複数
のリブ状凸部201a,201b,201c,201d
が設置され、給紙時、原稿が当接して下流に戻されるこ
とを防止する。
【0030】排紙部300は、排紙皿301を有し、こ
の排紙皿301は原稿給紙部200の下方位置に配置さ
れている。排紙皿301上に、搬送部400で片面が読
み取られるように搬送され、または両面が読み取られる
ように搬送された原稿が排紙される。
【0031】搬送部400には、給送経路P1、排紙経
路P2及び反転経路P3が設けられ、排紙経路P2と反
転経路P3の切り換えは切換ゲート401で行ない、給
送経路P1と反転経路P3の切り換えは切換ゲート40
2で行なうようになっている。原稿の片面の読み取りを
行なう場合には、原稿給紙部200から給送される原稿
が給送経路P1から排紙経路P2を通り切換ゲート40
1により排紙部300に排紙される。
【0032】また、原稿の両面の読み取りを行なう場合
には、原稿給紙部200から給送される原稿が給送経路
P1から切換ゲート402により切り換えられた反転経
路P3へ送られて反転し、再び切換ゲート402により
切り換えられた給送経路P1へ送られて読取位置部40
9で1面目の原稿を読み取り、給送経路P1から切換ゲ
ート401により切り換えられた反転経路P3を通り、
再び読取位置部409で2面目の原稿を読み取り、排紙
経路P2を通り切換ゲート401により排紙部300に
排紙される。
【0033】給送経路P1には、可動押厚板403、ピ
ックアップローラ499、給紙搬送ローラ404、重送
防止ローラ406及びレジスト駆動ローラ405a、レ
ジスト従動ローラ405bが配置されている。可動押厚
板403は毎給紙時に上昇して原稿をピックアップロー
ラ499に押し当て給紙搬送ローラ404に原稿を押圧
し、給紙搬送ローラ404及び重送防止ローラ406に
より原稿が1枚ずつ給送される。この原稿は、給紙搬送
ローラ404の駆動によりレジスト駆動ローラ405a
及びレジスト従動ローラ405bまで送り、レジスト駆
動ローラ405a及びレジスト従動ローラ405bで給
紙された原稿の曲がりの修正をしてリードローラ407
にてタイミングをとり、読取位置部409へ送られる。
【0034】可動押厚板403及び給紙搬送ローラ40
4、レジスト駆動ローラ405aは、図6に示すよう
に、給紙駆動モータM1の回転によりベルト410を介
してトルクリミッタ411が駆動し、このトルクリミッ
タ411の昇降駆動軸412が回転して可動押厚板40
3が上昇し、昇降駆動軸412は可動押厚板403が昇
降する回転支点となっている。この給紙駆動モータM1
の回転のとき、ベルト413を介して給紙搬送ローラ4
04、レジスト駆動ローラ405aのプーリ414,4
15が回転するが、給紙搬送ローラ404、レジスト駆
動ローラ405aのローラ軸416,417にワンウェ
イクラッチ418,419が設けられ、給紙駆動モータ
M1により可動押厚板403を上昇する方向に回転する
時に、給紙搬送ローラ404、レジスト駆動ローラ40
5aの給送方向に対して逆回転することを規制してい
る。給紙駆動モータM1の逆回転によりベルト413を
介して給紙搬送ローラ404、レジスト駆動ローラ40
5aのプーリ414,415が回転し、給紙搬送ローラ
404、レジスト駆動ローラ405aが回転する。
【0035】下方に原稿の読取位置部409が配置さ
れ、上方に原稿の両面の読み取りのための反転経路P3
及び反転搬送ローラ420、排紙搬送ローラ430が配
置されている。また、読取位置部409の下流側に排紙
経路P2及び排紙ローラユニット421を配置し、読取
位置部409から排紙経路P2と反転経路P3への経路
を切り換える切換ゲート401が配置されている。
【0036】排紙ローラユニット421は、原稿を読取
後に排出する排紙搬送ローラ423と、原稿の排出を案
内する排紙案内部材424,424とを有している。排
紙搬送ローラ423は駆動側423aと従動側423b
を有し、その軸が排紙案内部材424,424の取付部
を兼ねており、部品点数が少なく、小型化が可能であ
る。また、排紙搬送ローラ423の駆動側と従動側は、
輪状のバネ425により押圧され、排紙搬送ローラ42
3をコンパクトにユニット化することができる。
【0037】反転搬送ローラ420は駆動側420aと
従動側420bとを有し、排紙搬送ローラ430は駆動
側430aと従動側430bとを有している。反転搬送
ローラ420の従動側420bと排紙搬送ローラ430
の駆動側430aは、同軸431上に配置され、従動側
420bは同軸431に回動可能に設けられている。さ
らに切換ゲート401の支点も同軸431上に設けら
れ、部品点数が少なくなっている。
【0038】排紙搬送ローラ430の従動側430b
は、図4及び図5に示すように、軸432に回動可能に
設けられ、この軸432は、排紙案内部材433に支持
され、従動側430bは排紙案内部材433のリブ43
3aに配置されている。反転搬送ローラ420の駆動側
420aは、軸434に設けられている。
【0039】軸434は、図3及び図5に示すように、
支持部材435により軸436に支持され、軸436
は、図7に示す反転駆動モータM2により正逆転され
る。軸436と軸434は駆動ベルト437とで連結さ
れ、軸436の回転力が駆動ベルト437を介して軸4
34に伝達されて正逆転する。
【0040】反転搬送ローラ420と排紙搬送ローラ4
30が上下方向に配置され、高さ方向が小型化され、さ
らに切換ゲート401の支点も同軸431上に設けられ
ることで幅方向が小型化されている。
【0041】また、軸436には、ステー450を介し
て上方に配置した重送防止ローラ406が支持され、駆
動側の支点は重送防止ローラ406の支点も兼ねてお
り、2つのローラの支点の軸436を2つ用意すること
なく小型化ができる。
【0042】反転搬送ローラ420及び切換ゲート40
2は、図7に示すように、反転駆動モータM2を回転す
ると、ベルト451を介してプーリ452を回転し、軸
436を回転する。これと連動して切換ゲート402の
カム軸453が回転し、カム454により切換ゲート4
02を作動し、反転経路P3へ切り換える。反転駆動モ
ータM2を逆回転すると、ベルト451を介して逆方向
へ軸436を回転し、これに連動して切換ゲート402
のカム軸453が逆回転し、カム454により切換ゲー
ト402を作動し、給送経路P1へ切り換える。
【0043】排紙時には、図5に二点鎖線で示す読取モ
ータM3の駆動により排紙搬送ローラ430の駆動側4
30aが回転し、駆動側430aと従動側430bとの
排紙方向の回転により原稿を排紙する。
【0044】反転時には、軸436の回転により駆動ベ
ルト437を介して軸434に伝達され、反転搬送ロー
ラ420の駆動側420aから従動側420bに伝達さ
れて駆動側420aと従動側420bとにより原稿を送
り出し、次に軸436を逆回転することにより駆動ベル
ト437を介して軸434に伝達され、反転搬送ローラ
420の駆動側420aから従動側420bに逆方向の
回転が伝達されて駆動側420aと従動側420bとに
より原稿を戻して反転させる。
【0045】反転経路P3には、原稿の搬送抵抗を軽減
するための搬送抵抗軽減コロ460が取り付けられ、こ
の実施の形態では反転経路P3がS字状に屈曲され、こ
の2箇所の屈曲部に搬送抵抗軽減コロ460が配置され
ている。この搬送抵抗軽減コロ460は、反転経路P3
を形成する案内リブ461の間で軸462上に複数回動
自在に設けられる。反転経路P3がS字状であり、この
屈曲部に搬送抵抗軽減コロ460を配置したから、コン
パクトで、しかも屈曲部での原稿の搬送性が向上する。
【0046】この実施の形態では、ユニットになって重
送防止ローラ406が所定の押圧力で給紙搬送ローラ4
04に押圧され、反転搬送ローラ420の駆動側420
aが所定の押圧力で従動側420bに押圧されている。
【0047】原稿搬送装置本体471には、搬送部40
0を覆う開閉カバー490が設けられ、この開閉カバー
490は給紙ジャム処理時原稿を取り除くために、原稿
搬送装置本体471の側方を支点にして原稿給紙部20
0側から上方に開き、搬送部400の上方を開放するこ
とができる。
【0048】開閉カバー490には、連結部材491で
あるワイヤーが奥側から中央に配置され、このワイヤー
を介して連動カム機構492が連結されている。開閉カ
バー490を開く動作で、連結部材491を介して連動
カム機構492が作動して重送防止ローラ406のステ
ー450を押し下げる。これにより重送防止ローラ40
6が給紙搬送ローラ404から離れる。
【0049】このように給紙ジャム処理時原稿を取り除
くために開閉カバー490を開くと、連結部材491に
て連結された連動カム機構492が作動し、これにより
重送防止ローラ406の押圧を解除することができ、ジ
ャム時、開閉カバー490を開くワンタッチの簡単な作
業で原稿を痛めずジャム処理が可能である。
【0050】また、この実施の形態の原稿搬送装置DF
には、図3に示すように、奥側にヒンジ470が設けら
れ、原稿搬送装置本体471の手前を持ちあげて画像形
成装置本体1Aに対して上方奥側に開く方式である。
【0051】原稿搬送装置本体471を閉じた時、読取
位置部409の手前側前段に点で画像形成装置本体1A
に当接する突き当て部材472が設けられ、突き当て部
材472による接点以外の原稿搬送装置本体471を浮
かせるために自重落下方向をネジリ回転にて上に上げる
機構480が設けられている。
【0052】上に上げる機構480は、原稿搬送装置本
体471の奥側から手前に配置された偶力軸481と、
原稿搬送装置本体471の奥側に配置され偶力軸481
に原稿搬送装置本体471を上に上げるネジリ回転力を
与える弾撥部材482とからなる。弾撥部材482はコ
イルスプリングで構成され、一端482aを原稿搬送装
置本体471に固定され、他端482bは偶力軸481
にビス483により固定され、上に上げるネジリ回転力
を偶力軸481に与えている。
【0053】このように力の伝達を偶力軸481により
行い、偶力軸481と上に上げるネジリ回転力を与える
弾撥部材482とからなる簡単な上に上げる機構480
により、突き当て部材472による接点以外の原稿搬送
装置本体471を浮かせて自重落下を抑える。
【0054】このように原稿搬送装置本体471を閉じ
た時、突き当て部材472が読取位置部409の手前に
点で画像形成装置本体1Aに当接し、突き当て部材47
2による接点以外の原稿搬送装置本体471を浮かせて
自重落下を抑えることで、調整なしで確実に読取位置部
409の手前側前段で当接が可能で、原稿搬送装置本体
471の設置作業が容易で、読取誤差が防止でき、原稿
の搬送性も向上する。
【0055】なお、本発明の実施の形態では、複写機に
接続した原稿搬送装置を示したが、プリンタ、ファクシ
ミリ等の画像形成装置や、これらの複数の機能を有する
複合機及び軽印刷機等と接続して使用する原稿搬送装置
にも適用可能である。
【0056】
【発明の効果】前記したように、この発明の原稿搬送装
置により設置作業が容易で、読取不良や搬送不良を防止
でき、また簡単な作業で原稿を痛めずジャム処理が可能
である。
【0057】また、画像形成装置は上記の原稿搬送装置
により、設置作業が容易で、読取不良や搬送不良を防止
でき、また簡単な作業で原稿を痛めずジャム処理が可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】用紙後処理装置と原稿搬送装置と画像読み取り
装置を装備した画像形成装置の全体構成図である。
【図2】原稿搬送装置の断面図である。
【図3】原稿搬送装置の平面図である。
【図4】反転排紙ユニットの正面図である。
【図5】搬送部の拡大断面図である。
【図6】給紙駆動モータ部の背面図である。
【図7】反転駆動モータ部の背面図である。
【符号の説明】
DF 原稿搬送装置 1 画像形成装置 1A 画像形成装置本体 201 給紙皿 409 読取位置部 470 ヒンジ 471 原稿搬送装置本体 472 突き当て部材 480 上に上げる機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠藤 悟 東京都八王子市石川町2970 コニカ株式会 社内 (72)発明者 伊藤 計章 埼玉県川越市石原町1−24−3−406 (72)発明者 加藤 信孝 東京都東久留米市南町1−7−1−510 (72)発明者 加藤 修 東京都東村山市栄町3−1−28 久米川マ ンション309 Fターム(参考) 2H076 BA48 BA49 BA72 3F343 FA03 FB02 FB03 FB04 FC10 GA02 GB01 GC01 GD01 JA01 JD09 KA13 KB03 KB17 LA04 LA15 LD26

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給紙皿上に積載された原稿を1枚ずつ分離
    して搬送し、原稿を読取可能であり、奥側にヒンジを設
    け、原稿搬送装置本体の手前を画像形成装置本体に対し
    て上方に開く方式の原稿搬送装置において、 前記原稿搬送装置本体を閉じた時、読取位置部の手前側
    前段に点で前記画像形成装置本体に当接する突き当て部
    材を設け、 前記突き当て部材による接点以外の前記原稿搬送装置本
    体を浮かせるために自重落下方向をネジリ回転にて上に
    上げる機構を設けたことを特徴とする原稿搬送装置。
  2. 【請求項2】前記上に上げる機構は、原稿搬送装置本体
    の奥側から手前に配置された偶力軸と、原稿搬送装置本
    体の奥側に配置され前記偶力軸に前記原稿搬送装置本体
    を上に上げるネジリ回転力を与える弾撥部材とからな
    り、力の伝達を偶力軸により行うことを特徴とする請求
    項1に記載の原稿搬送装置。
  3. 【請求項3】給紙皿上に積載された原稿を1枚ずつ分離
    して搬送し、原稿を読取可能であり、原稿の重送を防止
    する重送防止ローラを備える原稿搬送装置において、 給紙ジャム処理時原稿を取り除くために開く開閉カバー
    と、 前記開閉カバーに連結部材にて連結された連動カム機構
    とを備え、 前記開閉カバーを開く動作で、連結部材を介して前記連
    動カム機構により前記重送防止ローラの押圧を解除する
    ことを特徴とする原稿搬送装置。
  4. 【請求項4】前記請求項1乃至請求項3のいずれか1項
    に記載の原稿搬送装置を備えてなることを特徴とする画
    像形成装置。
JP2000015278A 2000-01-25 2000-01-25 原稿搬送装置及び画像形成装置 Pending JP2001206570A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000015278A JP2001206570A (ja) 2000-01-25 2000-01-25 原稿搬送装置及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000015278A JP2001206570A (ja) 2000-01-25 2000-01-25 原稿搬送装置及び画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001206570A true JP2001206570A (ja) 2001-07-31

Family

ID=18542602

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000015278A Pending JP2001206570A (ja) 2000-01-25 2000-01-25 原稿搬送装置及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001206570A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8016283B2 (en) Recording sheet feeder and image forming apparatus providing easy maintenance with simple structure
JP5213529B2 (ja) 画像処理装置
US8636275B2 (en) Automatic document feeder and image forming apparatus including the same
JP5412398B2 (ja) 給紙装置及びそれを備えた画像形成装置
JP2001206645A (ja) 原稿搬送装置及び画像形成装置
US10931841B2 (en) Sheet conveying apparatus and image scanning apparatus
JP3452841B2 (ja) 原稿搬送装置並びに画像形成装置
JP3723067B2 (ja) 画像形成装置
JPH09175667A (ja) シート材給送装置及び画像形成装置
JP5446533B2 (ja) 原稿送り装置および画像形成装置
JP2006111373A (ja) シート搬送装置及び画像読取装置
JP2001206570A (ja) 原稿搬送装置及び画像形成装置
JP2011020797A (ja) 原稿送り装置および画像形成装置
JP2002189319A (ja) 自動原稿搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置
KR101430017B1 (ko) 자동 원고 반송 장치 및 이를 구비한 원고 판독 장치
JP2001206569A (ja) 原稿搬送装置及び画像形成装置
JP2003098767A (ja) 原稿搬送装置及び画像形成装置
JP4508933B2 (ja) シート搬送装置、シート処理装置及び画像形成装置
JP2014205560A (ja) 自動原稿搬送装置、画像読取装置および画像形成装置
JPH07301962A (ja) 原稿読み取り装置
JP2006335574A (ja) 原稿搬送装置及び画像形成装置
JP3904141B2 (ja) 原稿搬送装置及び画像形成装置
JP2003095480A (ja) 原稿搬送装置及び画像形成装置
JP3107991B2 (ja) シート給送装置および画像読取装置および画像形成装置
JP3825931B2 (ja) 原稿自動搬送装置及び画像形成装置