JP2001206492A - 飲料供給装置 - Google Patents

飲料供給装置

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JP2001206492A
JP2001206492A JP2000014456A JP2000014456A JP2001206492A JP 2001206492 A JP2001206492 A JP 2001206492A JP 2000014456 A JP2000014456 A JP 2000014456A JP 2000014456 A JP2000014456 A JP 2000014456A JP 2001206492 A JP2001206492 A JP 2001206492A
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water
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washing
tank
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JP2000014456A
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English (en)
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Toshikatsu Takagi
敏克 高木
Yuuta Amano
猶太 天野
Shigekazu Kondo
滋計 近藤
Kouso Yamada
耕想 山田
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Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗浄タンク内の洗浄水の給水の際に、洗浄水
を確実に吸い込む優れた飲料供給装置を提供すること。 【解決手段】 ビールサーバ1は、洗浄タンク10と、
この洗浄タンク10から給水を行うための吸い込みホー
スSHとを備える。洗浄タンク10の底面部の最深部1
0dに向けて設置した吸い込みホースSHの吸い込み口
SH1に切り欠き部SH1aを設けたので、この洗浄タ
ンク10内の洗浄水の給水の際に、吸い込みホースSH
の吸い込み口SH1が洗浄タンク10の底面部の最深部
10dを吸い付けることがなく、切り欠き部SH1aか
ら洗浄水を確実に吸い込むことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ビールサ
ーバ、お茶給水機その他の飲料供給装置に関し、特に、
飲料供給装置内部に備える給水管等を洗浄するための洗
浄水等を貯える洗浄タンクを備える飲料供給装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、飲料供給装置には、実公平7ー1
070号公報に示すようなティーサーバ、または特開平
11ー255293号公報、特開平6ー227593号
公報及び実開平1ー63699号公報に示すようなビー
ルサーバなどがある。このような飲料供給装置の一例と
してのビールサーバには、本願出願人が従前より研究開
発したものがある。同サーバ(例えば、特願平11ー1
42129号参照)では、飲料供給管等を洗浄するため
の洗浄水等を貯える洗浄タンクを内部に備えており、こ
の洗浄タンクから洗浄水を、ビール等の飲料を供給する
飲料供給管等に供給して洗浄し、ビールサーバを清潔に
することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、洗浄タンクを
内蔵するビールサーバの場合、洗浄タンクの底面側に吸
い込みホースの吸い込み口が設けられているので、この
吸い込み口から洗浄水を吸い込む際に、吸い込みホース
の吸い込み口が洗浄タンクの底面部に吸い付いて洗浄水
を確実に吸い込むことができない問題があった。本発明
は、上述した問題点を解決するためになされたものであ
り、吸い込みホースの吸い込み口に切り欠き部を設ける
ことにより、洗浄タンク内の洗浄水の給水の際に、洗浄
水を確実に吸い込む優れた飲料供給装置を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明によれば、洗浄タンクと、この洗浄タンクか
ら給水を行うための吸い込みホースとを備えた飲料供給
装置において、前記洗浄タンクの底面部に向けて設置し
た前記吸い込みホースの吸い込み口に切り欠き部を設け
たことを特徴とする。この場合、切り欠き部は、吸い込
み口に複数設けるのが望ましい。このような特徴を有す
る発明によれば、吸い込みホースの吸い込み口に切り欠
き部を設けたので、洗浄タンク内の洗浄水の給水の際
に、吸い込みホースの吸い込み口が洗浄タンクの底面部
を吸い付けることがなく、切り欠き部から洗浄水を確実
に吸い込むことができる。それにより、洗浄タンクから
洗浄水を、飲料を供給する飲料供給管等に十分に供給し
て洗浄し、飲料供給装置を清潔にすることができる。
【0005】また、吸い込みホースの給水口側を前記洗
浄タンクの側壁部に向けて、洗浄タンクの底面側に給水
口を設けない場合、仮に洗浄タンクの底面側に給水口を
設けた場合と比べて、底面側に設けられた給水口から漏
水が生じやすいのに対して、側壁部に設けられた給水口
から漏水が生じにくい。また、仮に洗浄タンクの底面側
に給水口を設けた場合に、飲料供給装置全体が高くなり
がちになって操作性が悪くなりやすいのに対して、吸い
込みホースの給水口側を前記洗浄タンクの側壁部に向け
て、洗浄タンクの底面側に給水口を設けない場合、飲料
供給装置全体を低くすることできて、操作性が良くな
る。更に、洗浄タンクの底面部に向けて設置した前記吸
い込みホースの吸い込み口を、洗浄タンクの底面部から
離間させた場合、吸い込みホースの吸い込み口が洗浄タ
ンクの底面部を更に吸い付けることがなくなり、洗浄水
を確実に吸い込むことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の飲料供給装置を、
例えばビール(飲料)を供給できるビールサーバにおい
て実施した実施の形態を、図面を参照して説明する。先
ず、この実施形態に係るビールサーバの概略構成につい
て、図1乃至図3に基づいて説明する。図1は、この実
施形態に係るビールサーバ1の斜視図であり、図2は、
この実施形態に係るビールサーバ1内の洗浄タンク及び
その上蓋等を示す拡大斜視図である。また、図3は、実
施形態に係るビールサーバ1の内部の概略図であって、
洗浄タンクから洗浄水を供給する際の接続状態を示す。
【0007】実施形態に係るビールサーバ1は、図1に
示すように、ハウジング本体2の手前側下方に、ビール
(飲料)用コップ用の受け台3を配設している。そのハ
ウジング本体2の手前側の受け台3の上方には、ビール
(飲料)を注ぐ注出コック4が配設されている。その注
出コック4の上方には、始動スイッチ、タイマセット操
作部及び手動停止スイッチ等を備える操作パネル5が配
設されている。その操作パネル5の側方には、ディスペ
ンサヘッド21(図3参照)を接続するためのディスペ
ンサヘッド接続口6が配設されている。また、注出コッ
ク4の側方には、ディスペンサヘッド21及び飲料供給
管路12(図3参照)等を洗浄等する際に使用する接続
用供給口7が配設されている。尚、ハウジング本体2の
側面に、ディスペンサヘッド接続口6が配設されてもよ
い。また、ハウジング本体2の天板8には、給水口9が
開設されており、この給水口9を介して、天板8の下方
に配設された洗浄タンク10(図2及び図3参照)に、
洗浄水を給水することができる。尚、この給水口9に
は、図2に示すような給水口用蓋体11を上方から載置
することができる。
【0008】ハウジング本体2内部の前方下方側には、
図3に示すように、飲料供給管路12が配設され、ま
た、冷却器13等がその後方下方側に配設されている。
その冷却器13はコンプレッサ14および凝縮器15等
から構成されている。飲料供給管路12はコイル状に巻
回されているもので、その一端がハウジング本体2の注
出コック4の内側端部に接続され、かつ、その他端がハ
ウジング本体2の接続用供給口7の内側端部に接続され
ている。これらコンプレッサ14及び凝縮器15等の構
成は周知であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
ハウジング本体2内部の上方側には、電動モータからな
る給水ポンプ16が洗浄タンク10の後方側に位置する
ように配設されており、この洗浄タンク10の側壁10
e1(図6参照)には、給水を行う吸い込みホースSH
を取り付けるための、排水用開口10aが設けられてい
る。その吸い込みホースSHの排出口SH3(図9参
照)側には、接続パイプ18の一端が取り付けられ、そ
の接続パイプ18の他端側には、給水ポンプ16が接続
される。その給水ポンプ16には、接続パイプ18から
給水された洗浄水を、ディスペンサヘッド接続口6に給
水するため、給水パイプ19の一端が取り付けられ、そ
の給水パイプ19の他端が、ディスペンサヘッド接続口
6の内側端部に接続されている。
【0009】次に、ビールサーバ1に接続用供給口7を
介してビール(飲料)を供給するため飲料供給部20の
構成について、図4を参照して説明する。図4は、ガス
ボンベTG及びビールサーバ1へ飲料(ビール)を供給
するための飲料容器BY等からなる飲料供給部20を示
す概略図である。飲料供給部20は、ディスペンサヘッ
ド21と、このディスペンサヘッド21に接続された内
部導管22、飲料供給ホース23およびガス供給ホース
24を備えている。ディスペンサヘッド21は内部導管
22と一体となった状態で、飲料(ビール)を貯える飲
料容器BY(ビール樽等)に脱着可能に取り付けられる
ように構成されている。その内部導管22はディスペン
サヘッド21に対して脱着可能に構成されており、ディ
スペンサヘッド21と一体に飲料容器BYに取り付けら
れた状態では、飲料容器BYからビール(飲料)を導き
出すことができる。ディスペンサヘッド21に接続され
ている飲料供給ホース23は、飲料の供給の際には、ハ
ウジング本体2の接続用供給口7に接続され、かつ、ガ
ス供給ホース24はビールサーバ1とは別置きのガスボ
ンベTG(炭酸ガスボンベ等)に接続されている。ディ
スペンサヘッド21は、その操作レバー21aの回動操
作により開閉されるバルブ部(図示せず)を内部に備え
る。そのバルブ部が閉鎖状態にある場合には、飲料供給
ホース23側およびガス供給ホース24側とともに飲料
容器BY内とは遮断されるのに対して、操作レバー21
aの回動操作により開放状態にされると、飲料供給ホー
ス23側およびガス供給ホース24側とともに飲料容器
BY内に連通する。なお、ディスペンサヘッド21は、
内部導管22から取り外された状態では、バルブ部が閉
鎖されるように構成されている。
【0010】このビールサーバ1を用いて、飲料容器B
Y内のビール(飲料)を注出コック4を通して受け台3
に載置したコップに供給するには、飲料供給ホース23
を接続用供給口7に接続した状態で、ガスボンベTGの
コックを開放するとともに、ディスペンサヘッド21の
操作レバー21aを回動操作して閉鎖状態にあるディス
ペンサヘッド21を開放する。これにより、ガスボンベ
TG内のガスが飲料容器BY内に導入されて飲料容器B
Y内が加圧され、この加圧にてビール(飲料)が飲料容
器BY内の内部導管22を通って、飲料供給ホース23
及び接続用供給口7を経て、飲料供給管路12に供給さ
れる。この状態で、注出コック4のレバーを回動操作し
て注出コック4を開放すると、飲料供給管路12内で冷
却されたビール(飲料)は、注出コック4から受け台3
上のコップに順次供給される。そして、注出コック4の
操作レバーを回動操作して注出コック4を閉鎖すれば、
注出コック4からのビール(飲料)の注出は停止され
る。尚、この飲料供給管路12内はビール(飲料)にて
満たされており、飲料供給管路12内の飲料は冷却器1
3にて冷却された状態を保つことができるので、この状
態で注出コック4の操作レバーを回動操作して注出コッ
ク4を開放すれば、ビール(飲料)は飲料供給管路12
内で冷却された状態で注出コック4から受け台3上のコ
ップに順次出される。
【0011】また、ディスペンサヘッド接続口6の外側
には、ディスペンサヘッド21が脱着可能に取り付けら
れるように構成されているので、ディスペンサヘッド2
1が取り外されている状態では、キャップ(図示せず)
によって覆い、ディスペンサヘッド接続口6からの接続
パイプ18内への埃等の侵入を防止する。このキャップ
をディスペンサヘッド接続口6から取り外せば、ディス
ペンサヘッド21を図3に示す状態に取り付けることが
でき、洗浄用ホースP1をディスペンサヘッド21と接
続用供給口7とに接続した状態、洗浄タンク10内の洗
浄水を接続パイプ18、給水パイプ19、ディスペンサ
ヘッド21、洗浄用ホースP1、飲料供給管路12を介
して注出コック4へ供給することができる。
【0012】次に、洗浄タンク10及び吸い込みホース
SHの構成について、図5乃至図12を参照して説明す
る。図5は、同実施の形態のビールサーバ1の洗浄タン
ク10の拡大平面図であり、図6は、その洗浄タンク1
0の拡大正面図であり、図7は、図5に示す洗浄タンク
10のAーA線断面図であり、図8は、図5に示す浄水
タンク10のBーB線断面図である。図9は、同実施の
形態の洗浄タンク用吸い込みホースSHの拡大正面図で
あり、図10は、洗浄タンク用吸い込みホースSHの拡
大側面図である。図11は、洗浄タンク用吸い込みホー
スSH用のカプラGSの拡大正面図である。図12は、
同実施の形態の洗浄タンク10に吸い込みホースSH
を取り付けた状態を示す断面図である。洗浄タンク10
は、図2及び図5に示すように洗浄水を収容する樹脂製
の容器であり、その上方には開口部10bが設けられて
おり、更にこの開口部10bの周囲には、鍔部10cが
設けられている。洗浄タンク10の底面部には、一番深
い位置である最深部10dが設けられ、洗浄タンク10
の底面部は最深部10dに向かってゆるやかに傾斜す
る。
【0013】洗浄タンク10の一の側面部10e1に
は、排水用開口10aが設けられており、この排水用開
口10aには、図11に示す洗浄タンク用吸い込みホー
スSHの接続具としてのカプラGSが着脱可能に取り付
けられている。このカプラGSには、ほぼL字状をなす
吸い込みホースSHの吸い込み口SH1が洗浄タンク1
0の底面部の最深部10dに向けて設置され、吸い込み
ホースSHの吸い込み口SH1に、図10に示す如く、
円弧状の切り欠き部SH1aを相互に対向するように2
個設けている。もっとも、図10に示す円弧状の切り欠
き部SH1aを、図9に示す側に2個設けてもよいし、
必要に応じて縦横の4方向にそれぞれ設けてもよい。こ
のように吸い込みホースSHの吸い込み口SH1に切り
欠き部SH1aを設けたので、洗浄タンク10の底面部
の最深部10dと吸い込みホースSHの吸い込み口SH
1とが接触していても、切り欠き部SH1aから洗浄水
を確実に吸い込むとともに、洗浄タンク10の底面部の
最深部10dを吸い付けることがない。この場合、洗浄
タンク10の底面部の最深部10d(図8参照)は、周
囲の洗浄タンク10の底面部から3ミリメートル程度深
いのが望ましい。また、切り欠き部SH1aの切り込み
幅(図10参照)は、吸い込み口SH1において、4ミ
リメートル程度あるのが望ましく、また、切り欠き部S
H1aの切り込み深さは、吸い込み口SH1から2ミリ
メートル程度あるのが望ましい。もっとも、洗浄タンク
10の底面部の最深部10dと、吸い込みホースSHの
吸い込み口SH1との間には、数ミリメートル程度の隙
間があいても良い。尚、この吸い込みホースSHのL字
形状を保持するため、薄板状の保持部材SH2が取り付
けられている。
【0014】また、排水用開口10aに組み付けられる
カプラGSは、図11に示すように、複数の斜面付きの
段差部G1、ナット部G2、ガスケットG3及びラッチ
G4等からなる。その段差部G1に洗浄タンク10内側
に位置する吸い込みホースSHの排出口SH3が組み付
けられ、更にラッチG4に洗浄タンク10外側に位置す
る接続パイプ18が組み付けられる。なお、洗浄タンク
10の排水用開口10aが、側面部10e1に設けられ
ているので、仮に洗浄タンク10の底面部に排水用開口
を設けた場合に比べて、側面部10e1の排水用開口1
0aからの洗浄水の侵出が防止しやすくなる。また、洗
浄タンク10の上方部には、図12に示すように、開口
部10bを開閉する蓋体FTを載置することができる。
図13は、実施の形態の洗浄タンク10用の蓋体FTの
拡大平面図であり、図14は、図13に示す洗浄タンク
10の蓋体のAーA線断面図である。図15及び図16
は、図13に示す洗浄タンク10の蓋体FTのBーB線
断面図及びCーC線断面図である。
【0015】この蓋体FTには、凹部FT1が蓋体FT
周囲に沿って下方側に突き出るように設けられている。
この凹部FT1の内側には、洗浄タンク10内に洗浄水
を注ぐために、大きな開口FT2が設けられているのに
対して、凹部FT1の外側には、鍔部FT3が設けられ
ている。図12に示す洗浄タンク10の側面部10eが
やや下り勾配の斜面をなし、蓋体FTの凹部FT1の外
側面Faが対応するので、蓋体FTの鍔部FT3が洗浄
タンク10の鍔部10cに載った状態で、蓋体FTの凹
部FT1の外側面Faが洗浄タンク10の側面部10e
の内側面に当接して、蓋体FTが洗浄タンク10に対し
て確実に位置決めされる。そして、ビールサーバ1の給
水口9及び蓋体FTの開口FT2を介して、洗浄タンク
10内に洗浄水を注ぎ込む際に、蓋体FT上にこぼれた
洗浄水が凹部FT1に溜まるので、こぼれた洗浄水が洗
浄タンク10の下方側に垂れることが無くなる。特に洗
浄タンク10の蓋体FTに開口FT2を設け、この開口
FT2の全周囲に、深さ15ミリメートル及び幅20ミ
リメートルの凹部FT1を設けると、洗浄タンク10内
に洗浄水を注ぎ込む際に、こぼれた大量の洗浄水が凹部
FT1に確実に溜まり、洗浄タンク10の下方側に垂れ
ることが無くなる。それにより、洗浄水が蓋体FT上に
こぼれることがあっても、洗浄タンク10の下方側に垂
れて、ハウジング本体2内部の凝縮器15等の制御機器
等に障害を与えるという問題を防止することができる。
【0016】次に、飲料供給管路12および注出コック
4等からなる飲料供給系路の洗浄について説明する。当
該洗浄においては、飲料容器BYに取り付けた内部導管
22から取り外されたディスペンサヘッド21をディス
ペンサヘッド接続口6に取り付けた状態で、給水ポンプ
16を駆動させる。すると、洗浄タンク10内に収容さ
れている洗浄水が接続パイプ18に吸引されるととも
に、給水パイプ19に吐き出されてディスペンサヘッド
21へ供給され、洗浄用ホースP1および飲料供給管路
12を通って開放状態にある注出コック4から排出され
る。この間、ディスペンサヘッド21、洗浄用ホースP
1、飲料供給管路12および注出コック4(飲料供給系
路)は流動する洗浄水により洗浄されるので、洗浄運転
を適宜行うことにより、ビールサーバ1を清潔に保つこ
とができる。このビールサーバ1において、ビール(飲
料)の注出を終了した後には、洗浄を開始するが、洗浄
運転を開始するに先だって、次のような準備作業を行
う。この準備作業では、先ず、ディスペンサヘッド21
を閉じて、ディスペンサヘッド21のバルブ部の圧力調
整ダイヤルの目盛りを所定位置に合わせた後に、炭酸ガ
スボンベの元栓を閉める。ディスペンサヘッド21を飲
料容器BYに取り付けられている内部導管22から取り
外して、ハウジング本体2の外側からディスペンサヘッ
ド接続口6にディスペンサヘッド21を取り付ける。
【0017】その後、ハウジング本体2から給水口用蓋
体11を外して、給水口9を介して洗浄タンク10内に
洗浄水を注ぎ込む。この場合、洗浄タンク10に水を入
れるとき、注ぎ込む洗浄水が洗浄タンク10外にこぼれ
ないように注意する必要があり、洗浄タンク10には、
水道水を入れるのが望ましい。バケツ等の容器を受け台
3に配置した状態で、注出コック4のレバーを操作して
同コック4を開放して注出できる状態にする。運転開始
の際には、ディスペンサヘッド21を開放するととも
に、操作パネル5のタイマセット操作部の操作により給
水ポンプ16の駆動時間をセットした後、操作パネル5
の始動スイッチを操作する。尚、操作パネル5の始動ス
イッチを操作するときは、ディスペンサヘッド21が接
続されているか否か、注出コック4が開いているか否
か、更に洗浄タンク10に洗浄水が入っているかを確認
する。誤操作により給水ポンプ16を停止したい場合
は、操作パネル5の手動停止スイッチを押す。始動スイ
ッチを押すと、洗浄が始まり数分間作動した後、自動的
に停止するので、繰り返し洗浄するときは、受け台3上
の容器内の水を捨て同様な作業を再度おこなう。作業を
終了するときは、注出コック4のレバーを戻して閉じ
る。ディスペンサヘッド21をディスペンサヘッド接続
口6から外して、ディスペンサヘッド21を元の飲料容
器BYに取り付けた状態にする。
【0018】このようなビールサーバ1によれば、ディ
スペンサヘッド21を飲料容器BYに取り付けた内部導
管22から取り外してディスペンサヘッド接続口6に取
り付けた後に、洗浄タンク10内に洗浄水を入れ、注出
コック4を開放した状態で操作パネル5の始動スイッチ
を操作するだけで、ビールサーバ1の飲料供給系路の洗
浄が可能であるので、簡単な操作でビールサーバ1を洗
浄することができる。また、ハウジング本体2から給水
口用蓋体11を外して、ハウジング本体2の給水口9を
開放可能とするとともに、洗浄タンク10をハウジング
本体2における給水口9の直下の部位に配置したので、
洗浄タンク10に洗浄水を補給する際には、給水口用蓋
体11を外して上方から洗浄水を洗浄タンク10に注ぎ
込むだけでよく、洗浄タンク10への給水作業が楽にな
る。そして、給水口用蓋体11を閉めておけば、本体ハ
ウジング2内の洗浄タンク10内に埃などが入ることも
なくて衛生的である。また、ビールサーバ1において
は、洗浄タンク10を、カプラGSを介して接続パイプ
18に取り外し可能に接続してハウジング本体2内に収
容しているため、洗浄タンク10を接続パイプ18から
取り外してハウジング本体2から取り出すことにより、
容易に洗浄することができるとともに、洗浄タンク10
の取り外し状態では点検が簡単に行える。
【0019】そして、洗浄タンク10の定期的な洗浄の
場合、給水口用蓋体11及び天板8を外し、洗浄タンク
10に取り付けられたカプラGSのラツチG4を押さえ
て、接続パイプ18を外した後、洗浄タンク10を取り
出して、洗浄タンク10から蓋体FTを外して、水洗い
すればよい。また、洗浄タンク10から、開口部10b
を蓋する蓋体FTを分離することができるので、洗浄タ
ンク10の洗浄を、蓋体FTと別に行うことができて、
蓋体FT及び洗浄タンク10の内部の洗浄を容易にする
ことができる。
【0020】以上、詳細に説明したように、この実施の
形態の発明によれば、洗浄タンク10と、この洗浄タン
ク10から給水を行うための吸い込みホースSHとを備
えたビールサーバ1(飲料供給装置)において、前記洗
浄タンク10の底面部の最深部10dに向けて設置した
前記吸い込みホースSHの吸い込み口SH1に切り欠き
部SH1aを設けたので、この洗浄タンク10内の洗浄
水の給水の際に、吸い込みホースSHの吸い込み口SH
1が洗浄タンク10の底面部の最深部10dを吸い付け
ることがなく、切り欠き部SH1aから洗浄水を確実に
吸い込むことができる。尚、本発明は上述した実施の形
態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲
で様々な変更が可能である。例えば、上記の実施の形態
では、左右方向に切り欠き部SH1aを2個形成するも
のであるが、必ずしもその構成に限った訳では無く、例
えば1個または3個以上形成してもよい。また、この発
明の飲料供給装置は、必ずしもビールサーバについて使
用されるものではなく、例えば、水、湯、お茶その他の
飲料供給装置に用いてもよい。
【0021】
【発明の効果】以上、説明したことから明らかなよう
に、本発明の飲料供給装置によれば、吸い込みホースの
吸い込み口に切り欠き部を設けたので、洗浄タンク内の
洗浄水の給水の際に、吸い込みホースの吸い込み口が洗
浄タンクの底面部を吸い付けることがなく、切り欠き部
から洗浄水を確実に吸い込むことができる。それによ
り、洗浄タンクから洗浄水を、飲料を供給する飲料供給
管等に十分に供給して洗浄し、飲料供給装置を清潔にす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この実施の形態のビールサーバを示す斜視図
である。
【図2】 同実施の形態のビールサーバ用の洗浄タンク
等を拡大して示す斜視図である。
【図3】 同実施の形態のビールサーバの内部を示す概
略断面図である。
【図4】 同実施の形態のビールサーバの飲料供給部を
示す概略図である。
【図5】 同実施の形態のビールサーバの洗浄タンクの
拡大平面図である。
【図6】 図5に示す洗浄タンクの拡大正面図である。
【図7】 図5に示す洗浄タンクのAーA線断面図であ
る。
【図8】 図5に示す洗浄タンクのBーB線断面図であ
る。
【図9】 同実施の形態の洗浄タンク用吸い込みホース
の拡大正面図である。
【図10】 同実施の形態の洗浄タンク用吸い込みホー
スの拡大側面図である。
【図11】 同実施の形態の洗浄タンク用吸い込みホー
スの接続具の拡大正面図である。
【図12】 同実施の形態の洗浄タンクに吸い込みホー
スを取り付けた状態を示す断面図である。
【図13】 同実施の形態の洗浄タンク用の蓋体の拡大
平面図である。
【図14】 図13に示す蓋体のAーA線断面図であ
る。
【図15】 図13に示す蓋体のBーB線断面図であ
る。
【図16】 図13に示す蓋体のCーC線断面図であ
る。
【符号の説明】
1・・・ビールサーバ,2・・・ハウジング本体,3・
・・受け台,4・・・注出コック,6・・・ディスペン
サヘッド接続口,7・・・接続用供給口,8・・・天
板,9・・・給水口,10・・・洗浄タンク,10b・
・・開口部,10d・・・底面部の最深部,10e・・
・側面部,11・・・給水口用蓋体,12・・・飲料供
給管路,13・・・冷却器,21・・・ディスペンサヘ
ッド,SH・・・吸い込みホース,SH1・・・吸い込
み口,SH1a・・・切り欠き部,FT・・・蓋体,F
T1・・・凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近藤 滋計 愛知県豊明市栄町南館3番地の16 ホシザ キ電機株式会社内 (72)発明者 山田 耕想 愛知県豊明市栄町南館3番地の16 ホシザ キ電機株式会社内 Fターム(参考) 3B201 AA46 AB51 BB03 BB05 BB92 3E047 DC04 DC05 DC08 GA06 3E082 AA02 AA04 BB01 BB03 CC01 CC03 DD01 EE02 FF01 FF09

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄タンクと、この洗浄タンクから給水
    を行うための吸い込みホースとを備えた飲料供給装置に
    おいて、 前記洗浄タンクの底面部に向けて設置した前記吸い込み
    ホースの吸い込み口に切り欠き部を設けたことを特徴と
    する飲料供給装置。
JP2000014456A 2000-01-24 2000-01-24 飲料供給装置 Pending JP2001206492A (ja)

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