JP2001206066A - ウイング扉の開閉駆動装置 - Google Patents

ウイング扉の開閉駆動装置

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JP2001206066A
JP2001206066A JP2000054747A JP2000054747A JP2001206066A JP 2001206066 A JP2001206066 A JP 2001206066A JP 2000054747 A JP2000054747 A JP 2000054747A JP 2000054747 A JP2000054747 A JP 2000054747A JP 2001206066 A JP2001206066 A JP 2001206066A
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JP
Japan
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wing
wing door
lift arm
opening
timing belt
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JP2000054747A
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English (en)
Inventor
Hozumi Tanaka
穂積 田中
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MITOMI KOGYO KK
Mitomi Industry Corp
Original Assignee
MITOMI KOGYO KK
Mitomi Industry Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡潔構造で円滑開閉動作をし油圧式開閉駆動
装置と同性能を有するウイング扉の開閉駆動装置を提供
する。 【解決手段】 本発明のウイング扉の開閉駆動装置は、
ウイング扉10が開口するとき一端がウイング扉10の
下面に沿ってスライド可能に取り付けられ他端がウイン
グボディ1に回転自在に取り付けられた第1のリフトア
ーム20と、一端が第1のリフトアーム20に回転自在
に取り付けられウイング扉10が開口するとき他端がウ
イングボディ1に水平方向にスライド可能に取り付けら
れた第2のリフトアーム30と、エンドレスのタイミン
グベルト50により第2のリフトアーム30の他端を牽
引する牽引機構40とを備えた構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラック車両のウ
イングボディに取り付けられウイング扉を開閉する開閉
駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ウイング扉装着のトラック車両は、ボデ
ィの側面が全面的に開口できるため荷物の積み降ろしの
荷役性に優れ、また、積荷の安全性にも優れている。
【0003】図4は、従来から一般的に知られているウ
イング扉10を装着したウイングボディ1の外観斜視図
を示す。
【0004】ウイング扉10は、ウイングボディ1の上
部左右に設けられており、点線で示すごとく、開口する
ときには上部中央部を中心に上昇回動する。リア扉2
は、ウイングボディ1の後部に開口可能に装着され、後
方から荷物の積み降ろしを行うときに使用される。
【0005】図5は、ウイング扉10を開口するとき従
来から使用されている油圧式開閉駆動装置の側面図を示
す。ウイング扉10は、ヒンヂ3により、ウイングボデ
ィ1の上部中央部で回転自在に装着されている。油圧シ
リンダ4の端部はウイングボディ1に回転自在に取り付
けられ、油圧シリンダ4のピストン5の端部はウイング
扉10に同じく回転自在に取り付けられている。そのた
め、ピストン5が油圧シリンダ4から伸縮することによ
りウイング扉10の開閉が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ウイング扉10には、次のような問題があった。
【0007】上記したごとく、ウイング扉10は、ボデ
ィの側面が全面的に開口でき、荷物の積み降ろしの荷役
性は極めて優れたものである。しかし、ウイング扉10
の開閉には油圧シリンダ4を使用し、油圧シリンダ4を
作動させるための油圧ポンプや油圧制御装置を使用しな
けらばならないため、さらに、油圧シリンダ4は、リア
扉2によりスペース的に制約を受けウイング扉10が閉
じているときには水平に近い状態に設置されその状態か
ら開口動作を行うため、極めて複雑構造で価格高とな
り、さらに、円滑な開閉動作も行われない恐れもあっ
た。
【0008】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
って、簡潔構造で円滑開閉動作をし油圧式開閉駆動装置
と同性能を有するウイング扉の開閉駆動装置を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のウイング扉の開
閉駆動装置は、ウイングボディに設けられ上方に回動し
開口するウイング扉と、前記ウイング扉が開口するとき
一端が前記ウイング扉の下面に沿ってスライド可能に取
り付けられ他端が前記ウイングボディに回転自在に取り
付けられた第1のリフトアームと、一端が前記第1のリ
フトアームに回転自在に取り付けられ前記ウイング扉が
開口するとき他端が前記ウイングボディに水平方向にス
ライド可能に取り付けられた第2のリフトアームと、エ
ンドレスのタイミングベルトにより前記第2のリフトア
ームの他端を牽引する牽引機構とを備えた構成とした。
【0010】さらに、前記タイミングベルトは、一端が
前記第2のリフトアームの他端に固定され、前記ウイン
グボディに回転自在に取り付けられたローラと、前記ウ
イングボディに取り付けられた駆動モータにより回動す
る駆動ローラとに掛けられ、他端が前記第2のリフトア
ームの他端に固定された構成とした。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0012】図1は、本発明に関わるウイング扉の開閉
駆動装置を示す。
【0013】このウイング扉の扉開閉駆動装置は、ウイ
ング扉10と、第1のリフトアーム20と、第2のリフ
トアーム30と、牽引機構40とで構成されている。
【0014】ウイング扉10は、ヒンヂ3によりウイン
グボディ1の後方右側の位置に取り付けられ、上方に回
動し開口する。
【0015】第1のリフトアーム20は、一端がスライ
ドピン22aを介しスライドローラ22が回転自在に取
り付けられ、他端がアームピン21によりウイングボデ
ィ1に回転自在に取り付けられている。スライドローラ
22は、ウイング扉10が開口するとき、ウイング扉1
0の下面に設けられたガイドレール23の中を矢印S1
方向にスライド可能に装着されている。
【0016】第2のリフトアーム30は、一端がアーム
ピン31により第1のリフトアーム20に回転自在に取
り付けられ、他端がスライドピン32aを介しスライド
ローラ32が回転自在に取り付けられている。スライド
ローラ32は、ウイング扉10が開口するとき、ウイン
グボディ1に設けられたガイドレール33の中を矢印S
2方向にスライド可能に装着されている。また、第2の
リフトアーム30の他端には、スライドピン32aを介
しタイミングベルト取付ブラケット34が回転自在に取
り付けられている。
【0017】牽引機構40は、タイミングベルト取付ブ
ラケット34に両端が固体されエンドレスの形状となっ
たタイミングベルト50と、ウイングボディ1に回転自
在に取り付けられたローラ35と、ウイングボディ1に
回転自在に取り付けられた駆動モータ41により回動す
る駆動ローラ42と、タイミングベルト50とで構成さ
れている。タイミングベルト50は、一端がタイミング
ベルト取付ブラケット34の一端に固定され他端がタイ
ミングベルト取付ブラケット34の他端に固定され、ロ
ーラ35と駆動ローラ42に掛けられ得エンドレスの形
状となっている。
【0018】駆動ローラ42は、ギア43を介し駆動モ
ータ41に連結しており、駆動モータ41の回動駆動に
より矢印P方向に回動し、タイミングベルト50を矢印
Tの方向に牽引する。
【0019】図2は、タイミングベルト取付ブラケット
34の取り付け状況を示す。スライドローラ32は、ス
ライドピン32aに回転自在に取り付けられ、ガイドレ
ール33にスライド可能に装着されている。スライドピ
ン32aには第2のリフトアーム30が取り付けられ、
さらに、タイミングベルト取付ブラケット34が回転自
在に取り付けられている。
【0020】タイミングベルト取付ブラケット34は両
端に設けられた取付板34aにより、タイミングベルト
50の両端を取り付け、タイミングベルト50をエンド
レスの形状としている。
【0021】図1のウイング扉10が閉じられていると
きの状況では、スライドローラ22は、ガイドレール2
3の外側端部近傍にある。駆動モータ41が駆動し駆動
ローラ42がP方向に回動すると、タイミングベルト5
0は移動し矢印Tの方向に牽引されタイミングベルト取
付ブラケット34を牽引し、スライドローラ32がガア
イドレール33を矢印S2方向にスライドして第2のリ
フトアーム30が回動しながらアームピン31に矢印S
3方向の回動力を与える。第1のリフトアーム20は、
アームピン31の矢印S3方向の回動力によりアームピ
ン21を中心に回動すると共に、スライドローラ22が
ガイドレール23を矢印S1方向にスライドしてウイン
グ扉10は開口する。
【0022】図3は、ウイング扉10が開口していると
きの状況を示す。
【0023】図3のウイング扉10が開口しているとき
の状況では、駆動モータ41(図1参照)の回動駆動に
より与えられたタイミングベルト50の牽引力によりタ
イミングベルト取付ブラケット34(図1参照)を介し
スライドローラ32がガイドレール33の中を矢印S2
方向に牽引され、第2のリフトアーム30が回動しなが
らアームピン31を介し第1のリフトアーム20に矢印
S3方向の回動力を与え第1のリフトアーム20はアー
ムピン21を中心に回動し、スライドローラ22は矢印
R方向にヒンヂ3を中心にウイング扉10を開口させ、
ガイドレール23の中を矢印S1方向にスライドしてい
る。この状態で駆動モータ41の駆動を止め図4の位置
を維持するようにすることも、また、ウイング扉10
は、駆動モータ41の駆動をウイング扉10の開口途中
で止め任意の開口位置を維持するようにすることもでき
る。
【0024】ウイング扉10を閉じるときには、駆動モ
ータ41の回動駆動を逆回転方向にすることにより元の
閉口位置にすることができる。
【0025】なお、上記実施例のウイング扉の開閉駆動
装置は、ウイングボディ1の後方右側に装着した例につ
いて述べたが、他の位置にも同様に装着することができ
る。
【0026】さらに、牽引機構40の牽引には、タイミ
ングベルト50を使用したが、その他チェーンなどを使
用するようにすることもできる。
【0027】以上述べたごとく、上記実施例のウイング
扉の開閉駆動装置は、リア扉2などによりスペース的に
制約を受けたとしても限られたスペースでウイング扉1
0の開閉を簡潔構造で行うようにすることができ、ま
た、第1のリフトアーム20と第2のリフトアーム30
の回転運動によりウイング扉10を回動させるため、ウ
イング扉10を円滑に開閉することができる。
【0028】さらに、牽引機構40の牽引にタイミング
ベルトを使用しているため、開口位置でウイング扉10
を固定状況にすることができ、安全性も確保することが
できる。
【0029】
【発明の効果】本発明のウイング扉の開閉駆動装置は、
ウイングボディに設けられ上方に回動し開口するウイン
グ扉と、前記ウイング扉が開口するとき一端が前記ウイ
ング扉の下面に沿ってスライド可能に取り付けられ他端
が前記ウイングボディに回転自在に取り付けられた第1
のリフトアームと、一端が前記第1のリフトアームに回
転自在に取り付けられ前記ウイング扉が開口するとき他
端が前記ウイングボディに水平方向にスライド可能に取
り付けられた第2のリフトアームと、エンドレスのタイ
ミングベルトにより前記第2のリフトアームの他端を牽
引する牽引機構とを備えた構成としたため、簡潔構造で
ウイング扉を円滑に開閉でき、開口位置でウイング扉を
固定状況にできるため安全性も確保することができる。
【0030】さらに、前記タイミングベルトは、一端が
前記第2のリフトアームの他端に固定され、前記ウイン
グボディに回転自在に取り付けられたローラと、前記ウ
イングボディに取り付けられた駆動モータにより回動す
る駆動ローラとに掛けられ、他端が前記第2のリフトア
ームの他端に固定された構成としたため、簡潔構造で円
滑に前記リフトアームを回動することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関わるウイング扉の開閉駆動装置を示
す。
【図2】タイミングベルト取付ブラケットの取り付け状
況を示す。
【図3】ウイング扉が開口しているときの状況を示す。
【図4】従来から一般的に知られているウイング扉を装
着したウイングボディの外観斜視図を示す。
【図5】ウイング扉を開口するとき従来から使用されて
いる油圧式開閉駆動装置の側面図を示す。
【符号の説明】
1 ウイングボディ 3 ヒンヂ 4 油圧シリンダ 5 ピストン 10 ウイング扉 20 第1のリフトアーム 21 アームピン 22 スライドローラ 22a スライドピン 23 ガイドレール 30 第2のリフトアーム 31 アームピン 32 スライドローラ 32a スライドピン 33 ガイドレール 34 タイミングベルト取付ブラケット 35 ローラ 40 牽引機構 41 駆動モータ 42 駆動ローラ 50 タイミングベルト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウイングボディに設けられ上方に回動し
    開口するウイング扉と、前記ウイング扉が開口するとき
    一端が前記ウイング扉の下面に沿ってスライド可能に取
    り付けられ他端が前記ウイングボディに回転自在に取り
    付けられた第1のリフトアームと、一端が前記第1のリ
    フトアームに回転自在に取り付けられ前記ウイング扉が
    開口するとき他端が前記ウイングボディに水平方向にス
    ライド可能に取り付けられた第2のリフトアームと、エ
    ンドレスのタイミングベルトにより前記第2のリフトア
    ームの他端を牽引する牽引機構とを備えたことを特徴と
    するウイング扉の開閉駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記タイミングベルトは、一端が前記第
    2のリフトアームの他端に固定され、前記ウイングボデ
    ィに回転自在に取り付けられたローラと、前記ウイング
    ボディに取り付けられた駆動モータにより回動する駆動
    ローラとに掛けられ、他端が前記第2のリフトアームの
    他端に固定されたことを特徴とする請求項1に記載のウ
    イング扉の開閉駆動装置。
JP2000054747A 2000-01-26 2000-01-26 ウイング扉の開閉駆動装置 Pending JP2001206066A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003106041A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Ashimori Ind Co Ltd ウィング扉開閉装置
US6554346B2 (en) * 2000-10-25 2003-04-29 Seiko Giken Kabushiki Kaisha Apparatus for opening and closing wing door of truck
WO2018139901A1 (ko) * 2017-01-26 2018-08-02 주식회사 창일이엘티 배연창 개폐장치

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US6554346B2 (en) * 2000-10-25 2003-04-29 Seiko Giken Kabushiki Kaisha Apparatus for opening and closing wing door of truck
JP2003106041A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Ashimori Ind Co Ltd ウィング扉開閉装置
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