JP2001205940A - 熱転写記録媒体 - Google Patents

熱転写記録媒体

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JP2001205940A
JP2001205940A JP2000015012A JP2000015012A JP2001205940A JP 2001205940 A JP2001205940 A JP 2001205940A JP 2000015012 A JP2000015012 A JP 2000015012A JP 2000015012 A JP2000015012 A JP 2000015012A JP 2001205940 A JP2001205940 A JP 2001205940A
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Masayuki Wakabayashi
政行 若林
Shigeru Miyajima
茂 宮島
Masahiro Sato
昌弘 佐藤
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印字加熱後から記録された転写層が支持体か
ら剥離されるまでの時間によらず、即ち、冷時剥離にお
いても、熱時剥離においても同様に良好な印字画像を与
え、その結果、工場等で製品を製造する際、流れ作業に
用いるラインスピードが低速から高速の範囲で同様に良
好に転写され、良好な印字画像を与える熱転写記録媒体
を提供する。 【解決手段】 支持体上に剥離層とインク層とからなる
転写層を有する熱転写記録媒体において、該剥離層の成
分組成及び該インク層の成分組成を調節することによ
り、印字加熱後から記録された転写層を支持体から引き
剥がすまでの時間が0.33msである場合及び4sで
ある場合のいずれかの場合においても、転写記録画像の
ANSI X3,182に基づくANSI GRADE
値をCランク以上に保持したことを特徴とする熱転写記
録媒体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広い範囲の印字速
度において良好な転写性を有する熱転写記録媒体に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】熱を記録エネルギーとし、普通紙とイン
クリボン(熱転写記録媒体)とを用いる熱転写記録方法
は、コントラストのすぐれた記録が得られることから広
く採用されている。この熱転写記録における記録部は、
サーマルヘッド、プラテン、インクリボン(熱転写記録
媒体)および被転写体(普通紙)より成り立っている。
サーマルヘッド(TPH)とプラテンとの間には適当な
静圧力が加えられている。最終出力となる普通紙は、イ
ンクリボンと重ねた状態で、サーマルヘッドとプラテン
との間に挟持されている。サーマルヘッドは記録信号を
熱に変換する発熱抵抗体と信号ライン用ラッチ及びドラ
イバを集積化したLSIとをセラミック板上にハイブリ
ッド集積したものからなっている。
【0003】一般に、熱転写記録方法の実施には、シリ
アル型プリンタ、ライン型プリンタのいずれかが利用さ
れている。シリアル型プリンタは、図1に示したよう
に、サーマルヘッドを被記録体(被転写体)の搬送方向
と直角になるように走査しながら少なくとも一行の印字
を行なった後、印字した行数分だけ被記録体を送り、ま
た次行を印字する方式が採用され、このタイプのプリン
タの場合、印字しないで待機している間は常にインクリ
ボンとサーマルヘッドは被記録体から離れている。ただ
し、このシリアル型プリンタでは紙送り精度が高くない
と良好な印刷が行なわれない欠点がある。
【0004】これに対して、ライン型プリンタは、図2
に示したように、印字する幅と同じかまたは印字幅より
も幅が広いサーマルヘッドとプラテンローラとの間に、
印字幅と同じかまたは印字幅よりも幅広い熱転写記録媒
体と被記録体を挟み、サーマルヘッドで印字幅分を1ド
ット長さだけ印字した後、1ドットだけ熱転写記録媒体
と被記録体を送り、また次の印字を行うタイプのプリン
タである。このタイプのプリンタの場合、印字しないで
待機している間も、常に熱転写記録媒体及び被記録体は
サーマルヘッドとプラテンロールとの間に圧接されてい
る。従って、紙送り精度は高く良質の印刷物が得られる
ため、最近ではライン型プリンタの使用が高まってきて
いる。この場合の熱転写の作用機構について述べると、
被転写体(被記録体)とインクリボンは重ねられ、印字
部に送られる。印字部ではプラテンとサーマルヘッドの
間に狭持され加圧・加熱印字される。この時の位置関係
は、サーマルヘッド、リボンの支持体層、リボンのイン
ク層、被転写体、プラテンの順である。加熱印字後更に
進み、剥離ステーションでリボンと被転写体が剥離され
印字が終了し、印字画像が得られる。
【0005】前記した熱転写記録方法において、熱転写
記録媒体と被記録体とを重ねて加圧加熱印字すると、そ
の熱転写記録媒体のインク層のイングが溶融し、溶融イ
ンクの被転写体側の部分はそのインクの接着力による転
写が発現する。但し、この時、溶融部、被溶融部の境界
が破断までには至らず、くっついたままの状態で溶融・
非溶融部を形成している。更に送られ、温度が下がる
と、溶融・非溶融部は溶融部が元の固体状態に戻り、元
のインク層のままの状態がその境界では形成される。た
だし、強い接着効果はインク層と被転写体との間に仂
く。次に剥離ステーションで剥離力を受けるが、後述の
被転写体に対するインク層結合力、即ちインク破断力が
インク層と支持体(又は剥離層と支持体)間の接着力よ
り大きい場合は、インク層(剥離層がある場合は剥離
層)が支持体から剥れ転写される。画像部と非画像部と
の境界は、画像部が強力な接着効果により引張られるの
に対し、非画像部は全く吸引されない為、インクはその
境界で破断する。但し、結合力(破断力)が強過ぎる
と、非画像部のインク迄つながって転写される、画像に
おいてO(オー)の字の中が落ちるいわゆる“共落ち”
が出たり、ヒゲが生じたりする。一方、インク破断力が
接着力より小さいと、インク層の途中で(水平方向に)
インクが破断され、部分転写が起こる。
【0006】ところで、現在使用されているサーマルヘ
ッドの一つに、図3(a)に示したような、ヘッドの基
板の端面から約3〜10mm内側の平面部分に発熱体を
形成したもの(平面型ヘッド)がある。このものは、図
3(b)に示したように、熱転写記録媒体30及び被記
録体8を、サーマルヘッド40とプラテンローラ50と
の間の面接触で圧接させているが、この方法によったの
では熱転写記録媒体30と被記録体8とが接し記録後そ
れらが離れるまでの距離(より正確にいえば、熱転写記
録媒体30と被記録体8とが接した状態で送られ、サー
マルヘッド40の発熱エレメント部401で記録が行な
われた後、熱転写記録媒体30と被記録体8とは分離さ
れるが、その際の発熱エレメント部401から前記分離
されるまでの距離)Aは、A=3〜10mmと長い。近
時は、図4(a)及び(b)に示したように、端面サー
マルヘッド20を用いたプリンタによる熱転写記録が行
われるようになってきている。端面サーマルヘッドは、
図4(a)に示すように、距離Aが約80〜300μ
m、好ましくは約150〜250μmと平面型のものに
比べてはるかに短く、印字から剥離迄の時間が非常に短
い。
【0007】前記の平面型ヘッドと端面ヘッドとは、そ
の距離Aが相違していることから、熱印字後、熱転写記
録媒体を被記録体から引き剥がす際の剥離条件も相違す
る。即ち、平面型ヘッドの場合には、距離Aが長いこと
から、その剥離は冷時条件での剥離(冷時剥離)とな
り、一方、端面ヘッドの場合には、距離Aが短いことか
ら、その剥離は熱時条件での剥離(熱時剥離)となる。
その結果、それらの各ヘッドに適用する熱転写記録媒体
の特性もそれぞれ異なったものにすること、即ち別々の
熱転写記録媒体の使用が必要となる。
【0008】食品包装に賞味期限等の情報を記録する場
合には、その食品を包装する包装機のラインスピードに
合わせて記録を行なわなければならない。このような包
装機のラインスピードに合わせて食品包装に情報を記録
する場合において、平面型サーマルヘッドを用いたプリ
ンタを使う場合又は端面サーマルヘッドを用いたプリン
タであっても包装機のラインスピードが低速である場合
には、熱転写記録媒体が熱印加後被記録体から引き剥が
されるまでの時間が長いため冷時剥離となる。一方、端
面サーマルヘッドを用いたプリンタを使う場合、特には
包装機のラインスピードが高速である場合には、熱転写
記録媒体が熱印加後被記録体から引き剥がされるまでの
時間が短いため熱時剥離となる。従って、このような食
品包装に情報を記録する場合にも、包装機のラインスピ
ードに合せて、特性の異なる熱転写記録媒体の選択が必
要とされる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、印字加熱後
から記録された転写層が支持体から剥離されるまでの時
間によらず、即ち、冷時剥離においても、熱時剥離にお
いても同様に良好な印字画像を与え、その結果、工場等
で製品を製造する際、流れ作業に用いるラインスピード
が低速から高速の範囲で同様に良好に転写され、良好な
印字画像を与える熱転写記録媒体を提供することをその
課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成する
に至った。即ち、本発明によれば、支持体上に剥離層と
インク層とからなる転写層を有する熱転写記録媒体にお
いて、該剥離層の成分組成及び該インク層の成分組成を
調節することにより、印字加熱後から記録された転写層
を支持体から引き剥がすまでの時間が0.33msであ
る場合及び4sである場合のいずれかの場合において
も、転写記録画像のANSI X3,182に基づくA
NSI GRADE値をCランク以上に保持したことを
特徴とする熱転写記録媒体が提供される。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の熱転写記録媒体(以下、
単に媒体とも言う)は、支持体上に剥離層とインク層と
からなる転写層を設けるとともに、その剥離層及びイン
ク層の成分組成を調節することにより、印字加熱後から
記録された転写層を支持体から引き剥がすまでの時間が
0.33msである場合及び4sである場合のいずれの
場合にも、被転写記録体上の画像のANSI X3,1
82に基づくANSI GRADE値がCランク以上に
なるように構成したものである。
【0012】本発明の熱転写記録媒体を図面を参照して
説明する。図5は、熱印字後に冷却され、転写層が剥離
される直前の状態の媒体の説明断面図を示す。図5にお
いて、fcは前述の転写層の結合力(転写層破断力)を
示す。この転写層結合力は、面方向のみならず層方向に
も同様に働いている。加熱記録時のサーマルヘッドの表
面温度は通常200〜300℃程度であり、転写層(イ
ンク層)温度は70℃程度であると実験上得ている。従
って、転写層インクが被転写体に移行するには、常温か
ら70℃に渡って、fa<fcであることが必要条件と
なる。本発明者らは、常温〜70℃に渡ってfa<10
0gf/cm<fcが低速〜高速に渡って良好に印字転
写できる必要条件であることを見出した。転写層と支持
体との接着力faがfcより小さいと支持体と剥離層と
の間での剥離によって転写が起こる。逆に接着力faが
fcより大きいと、転写層の途中で転写層の破断が起き
転写不良が起こる。従って、冷却後剥離時にインク層の
転写が起こる為にはfa<fcであることが条件にな
る。常温〜70℃で、上記fa<fcが満足されている
リボンは、加熱印字時から剥離時までの時間が0.33
ms(ミリ秒)〜4s(秒)の広範囲の条件下で良好に
転写されるという結果を得た。これは、通常の印字速度
で、平面ヘッドから端面ヘッドに至るまでの広範囲のヘ
ッドを使用し得ることを示す。下限の0.33msは現
実のプリンターで実現できる最高速:600mm/sで
端面ヘッドで印字した時の値であり、その時のヘッドか
ら端への通過時間を示す。上限の4sはヘッドから端部
迄が200mの平面ヘッドで最低速:50mm/sで印
字した時の条件である。fa<fcであればこの全範囲
下で転写可能であった。
【0013】常温〜70℃において、前記fa<fcの
関係を満足させるには、剥離層の成分組成及びインク層
の成分組成を調節すればよいことが見出された。一般的
には、剥離層は、ワックス状物質を主成分として構成す
ればよく、一方、インク層は、着色剤、ワックス状物質
及び熱可塑性樹脂の三者を主成分とすればよく、これよ
り、前記関係を満たすことができる。
【0014】本発明の熱転写記録媒体は、支持体上に剥
離層とインク層とからなる転写層を有するものである。
支持体としては、公知のフィルムや紙をそのまま使用す
れば良く、例えばポリエチレンテレフタレート等のポリ
エステル、ボリカーボネート、トリアセチルセルロー
ス、ナイロン、ポリイミド等のように比較的耐熱性の高
いプラスチックフィルム;セロハン;硫酸紙等が好まし
く使用される。厚みは1μm〜100μmが好ましい。
【0015】また、本発明の熱転写記録媒体は、必要に
応じて支持体の裏面に保護層を設けても良い。保護層
は、サーマルヘッドによる熱印加時に支持体を高温から
保護するための層であり、いわゆるスティック(張り付
き)を防止できる。これには、耐熱性の高い熱可塑性樹
脂や熱硬化性樹脂のほか、紫外線硬化性樹脂や電子線硬
化性樹脂も使用可能である。なお、保護層形成に好適な
樹脂はフッ素樹脂、シリコン樹脂、ポリイミド樹脂、エ
ポキシ樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂等であり、
これらの樹脂を薄膜状で使用すれば良い。また、保護層
の設置で支持体の耐熱性を著しく向上させることができ
るため、該層の設置によって従来は不適とされていた材
料を支持体にすることも可能になる。
【0016】支持体上に設ける剥離層は、熱印字の際に
支持体とインク層との剥離性を向上させるために設ける
層であり、サーマルヘッドによる熱印加で溶融して低粘
度液体となり、溶融又は軟化したインク層の支持体から
の剥離と被転写体への転写を促す。従って、剥離層の主
成分としては、常温では硬く加熱時には溶融する物質が
好ましく用いられる。本発明では、この剥離層は、ワッ
クス状物質を主成分とする材料(熱溶融性物質)を用い
て構成する。ワックス状物質としては、蜜ロウ、カルナ
ウバワックス、鯨ロウ、木ロウ、キャンデリラワック
ス、ライスワックス、モンタンワックス等の天然ワック
ス;パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワック
ス、酸化ワックス、オゾケライト、セレシン、エステル
ワックス、ポリエチレンワックス等の合成ワックス;マ
ルガリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン
酸、ステアリン酸、フロイン酸、ベヘニン酸等の高級飽
和脂肪酸;ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール
等の高級アルコール;ソルビタンの脂肪酸エステル等の
高級飽和エステル類;ステアリン酸アミド、オレイン酸
アミド等の高級脂肪酸アミド類等が挙げられる。
【0017】本発明で用いるワックス状物質において、
その溶融開始温度は、通常、50〜120℃、好ましく
は60〜100℃である。また、その針入度(25℃)
(JIS K−2235)は、2以下、好ましくは1以
下である。針入度(25℃)が2より大きくなると、印
字転写後のインク層表面が柔らかくなりすぎて、ペンス
キャナー等で擦ったときに画像が汚れてしまう等の問題
が生じる。本発明で好ましく用いることのできるワック
ス状物質を示すと、カルナバワックス(針入度:1以
下)、キャンデリラワックス(針入度:1)、ラノリン
誘導体合成ワックス(針入度:2)等が挙げられる。
【0018】剥離層には、前記ワックス状物質の他、層
の柔軟性や支持体への接着性を付与し、層の強度を改善
するために、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、エチレ
ン−プロピレンゴム、ブチルゴム、ニトリルゴム等の未
加硫ゴム類を少量添加しても良いし、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体やエチレン−エチルアクリレート共重合体
等のポリオレフィン系樹脂、その他、ポリアミド系樹
脂、ポリウレタン樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアク
リル系樹脂、セルロース系樹脂、ポリビニルアルコール
系樹脂、石油系樹脂、フェノール系樹脂、ポリスチレン
系樹脂等の樹脂を少量加えても良い。また、これらのも
のを、適宜組合せて添加しても良い。剥離層の構成成分
比率としては、ワックス状物質の割合を50〜100重
量%、より好ましくは80〜100重量%とすればよ
い。
【0019】本発明で用いるインク層は、着色剤、熱可
塑性樹脂及びワックス状物質を主成分とする材料からな
る。着色剤としては、要求される色調などに応じ、カー
ボンブラック、有機顔料、無機顔料、または各種染料か
ら適当なものを選択して用いることができる。着色剤の
添加量は特に限定されないが、こすれに対し良好にする
ためには、インク層重量の10〜50重量%が好まし
く、またインク層の破断力を下げ過ぎないためには、2
0〜30重量%にするのが良い。熱可塑性樹脂はインク
層の破断力を上げるため、画像のこすれに対する強さを
付与するためおよび支持体および被転写体への接着力を
上げるために、添加されるものであり、被転写体への接
着力を発現するものが良好に使用できる。このような熱
可塑性樹脂としては、エチレン系共重合体、ポリアミド
系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリ
オレフィン系樹脂、アクリル系樹脂、塩化ビニル系樹
脂、セルロース系樹脂、ロジン系樹脂、アイオノマー系
樹脂、石油系樹脂等の樹脂類;天然ゴム、スチレン−ブ
タジエン系ゴム、イソプレンゴム、クロロプレンゴム、
ジエン系共重合体等のエラストマー類;エステルゴム、
ロジン−マレイン酸樹脂、ロジン−フェノール樹脂、水
素添加ロジン等のロジン誘導体;フェノール樹脂;テル
ペン樹脂;シクロペンタジエン樹脂;芳香族系炭化水素
樹脂等であり、これらの1種又は2種以上混合物のうち
から前記物性値のものを選んで使用すれば良い。
【0020】本発明においては、熱可塑性樹脂として
は、エチレン−酢酸ビニル共重合体と、軟化温度が50
℃から150℃の範囲、好ましくは60℃〜110℃の
範囲にある熱可塑性樹脂とからなる混合物の使用が好ま
しい。このものの使用により、被転写体への接着力が良
好になり、高速印字特性が良好になる。熱可塑性樹脂の
添加量は、インク層重量中20%から70%の範囲にす
るのが好ましい。より好ましくは40%から60%であ
る。また、エチレン−酢酸ビニル共重合体と共に用いる
軟化温度が50℃から150℃の範囲にある熱可塑性樹
脂は、被転写体への接着力を向上させる効果を示し、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体に対し0%から60%含有
させることが好ましい。より好ましくは10%から50
%である。また、軟化温度が50℃から150℃の範囲
の熱可塑性樹脂のうち軟化温度が60℃から110℃の
範囲にあるものがより好ましい。
【0021】インク層に添加するワックス状物質は、熱
感度向上のため添加されるものであり、熱印加時に溶融
して被転写体へ移行する。本発明の場合、溶融開始温度
が40℃以上、好ましくは50〜120℃のワックス状
物質を使用するのが良い。このようなワックス状物質と
しては、例えば、カルナウバワックス、キャンデリラワ
ックス、ライスワックス、蜜ロウ、木ロウ、鯨ロウ、モ
ンタンワックス等の天然ワックス;パラフィンワック
ス、マイクロクリスタリンワックス、酸化ワックス、ポ
リエチレンワックス等の合成ワックス;マルガリン酸、
ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン
酸等の高級飽和脂肪酸;ステアリルアルコール、ベヘニ
ルアルコール等の高級飽和アルコール;ソルビタンの脂
肪酸エステル等の高級エステル;ステアリン酸アミド、
オレイン酸アミド等の高級脂肪酸アミド;等が挙げられ
る。その針入度(25℃)(JIS K−2235)
は、2以下、好ましくは1以下である。針入度(25
℃)が2より大きくなると、印字転写後のインク層表面
が柔らかくなりすぎて、ペンスキャナー等で擦ったとき
に画像が汚れてしまう等の問題が生じる。本発明で好ま
しく用いることのできるワックス状物質を示すと、カル
ナバワックス(針入度:1以下)、キャンデリラワック
ス(針入度:1)、ラノリン誘導体合成ワックス(針入
度:2)等が挙げられる。
【0022】インク層の組成を示すと、ワックス状物質
の添加量は、インク総重量の5〜50重量%、好ましく
は10〜40重量%である。また、剥離層、インク層の
乾燥条件によっても転写層の接着力、破断力が変化する
場合があるので、所望の接着力や破断力が得られるよう
にその乾燥条件の調整を行う。
【0023】支持体に対する前記剥離層及びインク層
は、ホットメルト塗工法、水性塗工法、有機溶媒を用い
た塗工法等で支持体上に積層して設けることができる。
このような塗工法では設けられる剥離層とインク層とか
らなる熱転写層において、その全体の厚さは0.1μm
から10μm、好ましくは0.5μmから6.0μmで
ある。また、そのインク層の厚さは0.5μmから6.
0μm、好ましくは0.8μmから1.5μmである。
その剥離層の厚さは0.1μmから1.0μm、好まし
くは0.2μmから0.5μmである。
【0024】
【実施例】次に本発明を実施例および比較例によりさら
に詳細に説明する。なお、以下において示す部及び%は
いずれも重量基準である。また、以下において示す転写
層(剥離層+インク層)と支持体との接着力(fa)及
び転写層の結合力(破断力)は、テンシロン引張り圧縮
試験機を用いて測定した。図6にテンシロン引張り圧縮
試験機を用いて前記接着力及び破断力を測定する際のの
説明断面図を示す。使用した機種はミネベア(株)社製
のTCM−200CR型である。次に、この試験機を用
いて転写層の破断力および接着力を測定する方法を説明
する。図中において、10はセロファン粘着テープ(ニ
チバン(株)社製:セロテープ18mm×35mm)で
あり、1は支持体、剥離層、インク層から成る熱転写記
録媒体である。2は支持体であり、11は支持体に接す
る剥離層と剥離層に接するインク層の両方を示してい
る。熱転写記録媒体はインク層が外側になるように途中
で折り曲げられ、固定される側の面にはセロファンテー
プが粘着されている。他端はテンシロン引張り圧縮試験
機の測定端に連結されている。12は補強板であり、こ
の場合、厚いステンレス鋼板を用いた。13は固定具で
ある。測定方法はセロファンテープ10で粘着させた媒
体1を一定の速度で剥離させ、接着力faと破断力fc
の両方を測定した。なお測定条件は次のとおりである。 剥離角度:180℃ 剥離速度:50mm/min 試験片の巾:10mm 試験環境温度:20℃〜70℃ ここで、剥離層およびインク層が剥れ始めるときの力を
インク層破断力fcと読み、剥しているときの力faを
接着力と読んだ。なお、前記測定方法は、破断力fcと
接着力faを直接測定したものではないが、それらの近
似値を示すものである。
【0025】熱転写記録媒体から受像シート上に転写さ
れた転写画像の品質評価に関しては、バーコードの読取
り率を測定する測定器である「Quick CHECK
600」(PSC社製)を用いて得られるANSI
X3,182に基づくANSI GRADE値により評
価した。測定器「Quick CHECK 600」に
よる測定条件は以下の通りである。 (1)被記録体 東洋紡製パイレンフィルム P−2161(厚み40μ
m) (2)印加エネルギー 0.06mj/dot (3)サーマルヘッドとプラテンの間の圧接力 4kgf/cm2 (4)印字加熱後から記録された転写層を支持体から引
き剥がすまでの時間 0.33秒又は4秒 ANSI X3,182に基づくANSI GRADE
値は、前記測定器によるバーコードの読取り率の評価を
示すもので、A、B、C、D、Fランクの5段階評価を
行った。本発明の熱転写記録媒体はCランク以上、即
ち、Aランク〜CランクのANSI GRADE値を示
すものである。
【0026】実施例1 厚さ4.5μmのポリエステルフィルムを支持体とし、
この上に乾燥厚み0.4μmの剥離層と乾燥厚み1.0
μmのインク層を順次積層し、本実施例の熱転写記録媒
体を作製した。この両層は両者とも下記組成の組成物を
トルエンに溶解して塗布乾燥する方法で設置した。 <剥離層> ポリエチレンワックス(25℃針入度:5) 95部 エチレン−酢酸ビニル共重合体 5部 (エチレン含有量:67%、軟化点:40℃以下) <インク層> カーボンブラック 30部 エチレン−酢酸ビニル共重合体 45部 (エチレン含有量:59%、軟化点:40℃以下) ポリエチレンワックス(25℃針入度:12) 15部 キャンデリラワックス(25℃針入度:1) 10部
【0027】実施例2 熱転写インク層を下記組成とした他は、実施例1と同様
にして熱転写記録媒体を作製し、これを実施例2の熱転
写記録媒体とした。 <剥離層> 厚み:1.0μm パラフィンワックス(25℃針入度:8) 95部 エチレン−酢酸ビニル共重合体 5部 (エチレン含有量:72%、軟化点:40℃以下) <インク層> カーボンブラック 30部 エチレン−酢酸ビニル共重合体 35部 (エチレン含有量:54%、軟化点:40℃以下) スチレン−アクリル樹脂(軟化温度:65〜75℃) 25部 酸化PEワックス(25℃針入度:4) 10部
【0028】実施例3 熱転写インク層を下記組成とした他は、実施例1と同様
にして熱転写記録媒体を作製し、これを実施例3の熱転
写記録媒体とした。 <剥離層> 厚み:0.5μm パラフィンワックス(25℃針入度:8) 95部 エチレン−酢酸ビニル共重合体 5部 (エチレン含有量:67%、軟化点:40℃以下) <インク層> カーボンブラック 30部 エチレン−酢酸ビニル共重合体 45部 (エチレン含有量:59%、軟化点:40℃以下) カルナバワックス(25℃針入度:1) 15部 キャンデリラワックス(25℃針入度:1) 10部
【0029】実施例4 <剥離層> 厚み:1.0μm キャンデリラワックス(25℃針入度:1) 95部 エチレン−酢酸ビニル共重合体 5部 (エチレン含有量:67%、軟化点:40℃以下) <インク層> カーボンブラック 30部 エチレン−酢酸ビニル共重合体 35部 (エチレン含有量:67%、軟化点:40℃以下) スチレンアクリル樹脂 25部 (軟化温度:70〜75℃) カルナバワックス(25℃針入度:1) 10部
【0030】比較例1 剥離層の厚みを1.5μmとし、インク層の厚みを2.
0μmとし、両層を下記組成とした他は、実施例1と同
様にして熱転写記録媒体を作製し、これを比較例1の熱
転写記録媒体とした。 <剥離層> パラフィンワックス(25℃針入度:8) 90部 ブタジエンゴム 10部 <インク層> カーボンブラック 30部 カルナバワックス(25℃針入度:1) 70部
【0031】比較例2 剥離層、インク層の両層を下記組成とした他は、比較例
1と同様にして熱転写記録媒体を作製し、これを比較例
2の熱転写記録媒体とした。 <剥離層> カルナバワックス(25℃針入度:1) 100部 <インク層> カーボンブラック 30部 エチレン−酢酸ビニル共重合体 55部 (エチレン含有量:67%) カルナバワックス(25℃針入度:1) 15部
【0032】(熱転写記録媒体の評価方法)図7(a)
に示す様な剥離距離Aが200μmの端面サーマルヘッ
ド又は図7(b)に示すように剥離距離が200mmの
平面サーマルヘッド搭載のプリンタに実施例及び比較例
の熱転写記録媒体を装着し、印字試験を行った。剥離時
間を0.33ミリ秒の場合と4秒の場合において印字試
験を行うため、以下の2条件において実施した。 (1)条件1(剥離時間:0.33ミリ秒) 剥離距離A:200μm 印字速度 :600mm/sec (2)条件2(剥離時間:4秒) 剥離距離A:200mm 印字速度 :50mm/sec (3)共通条件 印加エネルギー:0.11mj/dot 熱転写記録媒体と被記録体を圧接する力:4kgf/c
2 被記録体:PPフィルム
【0033】得られた画像の縦バーコードを、測定器
「QUICK CHECK 600」用いて測定される
ANSI X3,182に基づくANSI GRADE
値がCランク以上である場合を〇、特に読み取り率の高
いものには◎(Bランク以上のもの)、Dランク以下あ
るいは読み取り不能の場合を×として評価結果を表1に
示した。また、常温及び70℃における接着力fa、破
断力fcも合わせて記載した。
【0034】
【表1】
【0035】また、実施例3、4の熱転写記録媒体は、
実施例1、2に比べ、得られた画像の機械的強度が強い
ことが確認できた。
【0036】
【発明の効果】本発明の熱転写記録媒体は、印字加熱後
から記録された熱転写層が支持体から剥離されるまでの
時間によらず、即ち、冷時剥離及び熱時剥離のいずれか
の場合においても、ANSI X3,182に基づくA
NSI GRADE値がCランク以上の良好な印字画像
を与える。従って、本発明の熱転写媒体を用いるときに
は、サーマルヘッドの型式によらず、熱転写記録媒体の
種類を変える必要はなく、同一種類の熱転写記録媒体を
用いて、熱転写記録を行うことができる。また、搬送さ
れる商品の包装にバーコード情報を記録する場合にも、
その包装機ののラインスピードが低速であっても高速で
あっても、同一種類の熱転写記録媒体を用いてそのバー
コード情報を記録することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シリアルプリンタの概略説明図を示す。
【図2】ラインヘッドプリンタの概略説明図を示す。
【図3】平面型サーマルヘッドの概略説明図を示す。 a:斜視図 b:平面型ヘッドを有するプリンタ機構の概略説明図
【図4】端面型サーマルヘッドの概略説明図を示す。 a:斜視図 b:端面ヘッドを有するプリンタ機構の概略説明図
【図5】熱印字後に冷却され、転写層が剥離する直前の
状態の熱転写記録媒体の説明断面図を示す。
【図6】テンシロン引張り圧縮試験機を用いて熱転写記
録媒体の転写層と支持体との接着力及び転写層の破断力
を測定する際の説明図を示す。
【図7】サーマルヘッド搭載のプリンタの機構の概略説
明図を示す。 a:端面サーマルヘッド搭載のプリンタ機構の概略説明
図 b:平面サーマルヘッド搭載の概略説明図
【符号の説明】
(図1〜図4) 8 被記録体 20 端面型サーマルプリンタヘッド 30 インクリボン 40 平面型サーマルプリンタヘッド 401、201 発熱エレメント 50 プリンタローラ (図6) 1 熱転写記録媒体 2 支持体 10 セロファン粘着テープ 11 転写層 12 補強板 13 固定具 (図7) 21 被記録体 22 熱転写記録媒体 23 発熱エレメント 24 端面型サーマルヘッド 25 プラテンローラ 26 平面型サーマルヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 昌弘 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H111 AA01 AA14 AA26 BA03 BA07 BA53 BA54 BA61 BA62

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に剥離層とインク層とからなる
    転写層を有する熱転写記録媒体において、該剥離層の成
    分組成及び該インク層の成分組成を調節することによ
    り、印字加熱後から記録された転写層を支持体から引き
    剥がすまでの時間が0.33msである場合及び4sで
    ある場合のいずれかの場合においても、転写記録画像の
    ANSI X3,182に基づくGRADEANSI
    GRADE値をCランク以上に保持したことを特徴とす
    る熱転写記録媒体。
  2. 【請求項2】 常温から70℃の範囲の温度における支
    持体と転写層との接着力が100gf/cm以下であ
    り、かつ該転写層の破断力が100gf/cm以上であ
    る請求項1の熱転写記録媒体。
  3. 【請求項3】 前記剥離層がワックス状物質とを主成分
    とする材料からなり、その層厚みが0.2μmから0.
    5μmであることを特徴とする請求項1又は2の熱転写
    記録媒体。
  4. 【請求項4】 該ワックス状物質が、針入度2以下(2
    5℃)を示すものである請求項3の熱転写記録媒体。
  5. 【請求項5】 前記インク層が、着色剤と熱可塑性樹脂
    とワックス状物質とを主成分とする材料からなり、該熱
    可塑性樹脂が、エチレン−酢酸ビニル共重合体と軟化温
    度範囲が60℃から110℃にある熱可塑性物質との混
    合物からなる請求項2〜4のいずれかの熱転写記録媒
    体。
  6. 【請求項6】 該ワックス状物質の針入度が、2以下
    (25℃)である請求項5の熱転写記録媒体。
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Cited By (4)

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JP2016221819A (ja) * 2015-05-29 2016-12-28 フジコピアン株式会社 熱転写記録媒体
JP2016221818A (ja) * 2015-05-29 2016-12-28 フジコピアン株式会社 熱転写記録媒体
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