JP2001205120A - 土塊等の衝撃式混合機 - Google Patents

土塊等の衝撃式混合機

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JP2001205120A
JP2001205120A JP2000013783A JP2000013783A JP2001205120A JP 2001205120 A JP2001205120 A JP 2001205120A JP 2000013783 A JP2000013783 A JP 2000013783A JP 2000013783 A JP2000013783 A JP 2000013783A JP 2001205120 A JP2001205120 A JP 2001205120A
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JP
Japan
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speed rotor
low
repulsion
speed
rotor
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JP2000013783A
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English (en)
Inventor
Hajime Jigoi
一 地後井
Mitsuru Mikuni
充 三国
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nittetsu Mining Co Ltd
Kobukuro Iron Works Co Ltd
Original Assignee
Nittetsu Mining Co Ltd
Kobukuro Iron Works Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は残土、硬化粘土分を含む岩石、礫岩
等を破砕する衝撃式混合機であって破砕物の反撥棒への
居付きを防止することを目的とする。 【解決手段】 ケーシング1内に低速ロータ3を設け、
該低速ロータ3の両側下方に高速ロータ2,2’を設
け、各ロータ2,2’,3の回転軸2”、3’、3”が
平行で水平方向であって、一側の高速ロータ2の上方に
原料投入口12を設けてなり、一方の高速ロータ2には
外周に複数の打撃板5を遊支し、他方の高速ロータ2’
には外周に複数の攪拌杆19を遊支し、かつ低速ロータ
3の外周には複数の反撥棒9を柵状に遊支し、遊支軸
8,8間に反撥棒9の受軸11を設けてなり、かつ上記
低速ロータ3の回転軸3’をカムクラッチ23を介して
駆動軸3”に接続してなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は土塊等の衝撃式混合
機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】衝撃式混合機における反撥装置の目的
は、高速ロータに遊支された打撃板で衝撃破砕された被
破砕物を、その衝撃によって得られたエネルギーを利用
して被破砕物が飛行し、反撥装置に取付られた反撥板に
衝突することによって再度破砕を行わせるもので、通
常、反撥板は2〜3段階でロータとある角度を以って対
面し取り付けられているため、要求の粒度になるまで被
破砕物がロータと反撥装置の間を幾何学的に飛行と衝撃
破砕を繰り返す。また、機構的には、反撥装置は衝突の
エネルギーを受け止めるために、反撥装置の駆動側に衝
撃が伝達され駆動装置に好ましくない影響を与えた。
【0003】又上記打撃板は被破砕物の落下幅に対応し
得ず、打撃板を備えた打撃装置の一部を損傷し易いとい
う欠陥があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は反撥装置の駆
動側に影響の少ない衝撃式混合機を得ること及び打撃装
置の耐用命数に寄与することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明はケーシング内に低速ロータを設け、該低速ロ
ータの両側下方に高速ロータを設け、各ロータの回転軸
が平行で水平方向であって、一側の高速ロータの上方に
原料投入口を設けてなり、一方の高速ロータには外周に
複数の打撃板を遊支し、他方の高速ロータには外周に複
数の攪拌杆を遊支し、かつ低速ロータの外周には複数の
反撥棒を柵状に遊支し、遊支軸間に反撥棒の受軸を設け
てなり、かつ上記低速ロータの回転軸をカムクラッチを
介して駆動軸に接続してなる土塊等の衝撃式混合機 上記一方の高速ロータの複数の打撃板のそれぞれ2股脚
部がロータの両端円板間に架設した連杆に遊支され、か
つ該連杆の両端部に位置する打撃板が上記両端円板の外
周面の外側に延長されてなる上記第1発明記載の土塊等
の衝撃式混合機によって構成される。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明ではケーシング1の下部に
設けられかつ高速ロータ2の上方に設けた投入口12か
ら残土などの土塊・土砂等を投入する。
【0007】投入前に高速及び低速ロータ2,3を外周
対向方向(矢印a,b方向、回転軸2”、3’は時計と
反対方向)に回転する。投入された土塊・土砂等の原料
は先ず高速ロータ2の複数の柵状に整列した打撃板5,
5’によって低速ロータ3に向かって斜上向に打撃力を
受け、個々の打撃板5,5’によって土塊原料は割砕又
は解砕され、飛行して低速ロータ3の柵状に垂下した反
撥棒9に衝突してさらに小さく割砕又は解砕される。両
端の打撃板5’、5’は図2、図3、図4(イ)図に示
されるように両側に延長され、両側円板7’、7’の外
周に延長されて打撃面積を拡大し、両側円板7’、7’
の外周面の磨耗を防止する。
【0008】衝突に際して反撥棒9は互いに水平支軸8
を中心に隣接反撥棒9,9相互に揺動(振り子運動)が
異なり、そのためさらに小さく解砕される。
【0009】反撥棒9への付着物は、反撥棒9に単独に
居付を生じているものと、隣り合う反撥棒9,9の間に
居付を生じているものの2つの状況があるが、単独に居
付いているものには、被破砕物が衝突した際の衝撃によ
り、また、反撥棒9の間に居付いているものは、異なっ
た振り子運動によって居付物内部に生じる剪断力によっ
て、それぞれ払い落とされる。
【0010】更に、低速ロータ3は高速ロータ2より低
速で回転しているため、反撥棒9がロータ3の上部で横
向の状態になった際は被破砕物との接触は無く、特に反
撥棒9は重心位置変化後の急激な回転によって、基部止
ピン(受軸)11との衝突が起き、この段階でも払い落
とすことができる。即ち横向の状態からさらに回動する
と反撥棒9は水平支軸8を中心に自重により矢印c方向
に外側に自転し反撥棒9は基部止ピン(受軸)11に干
渉して1度衝撃状態に止められ、その衝撃によって反撥
棒9に居付いた付着原料は慣性によって反撥棒9から分
離し、分離した状態で反撥棒9は垂直に下方に垂下しこ
れを繰返すものである。
【0011】さらに低速ロータ3から落下する被破砕物
は高速攪拌杆19(図1)によって充分攪拌される。
【0012】上記反撥棒9への被破砕物の衝突による衝
撃や反撥棒9の重心の急激変化による基部止ピン(受
軸)11との衝突による衝撃は回転軸3’の円滑な回転
に衝撃抵抗を頻繁に与えるが、該衝撃抵抗はカムクラッ
チ23によって緩和されて駆動軸3”に対し影響を与え
ることはない。
【0013】カムクラッチ23は図6(イ)(ロ)図に
示すように回転軸3’とカムクラッチ23の内輪23’
との間に複数の異形カムローラ22を介在し、該カムロ
ーラ22は発条リング24によって支持される。回転軸
3’が矢印a方向に衝撃的回転力が掛ると回転軸3’は
カムローラ22を矢印e方向に回動させ、発条リング2
4から離れ、又はカムローラ22が発条リング24によ
り緩和され、該回転力は内輪23’及び駆動軸3”に影
響を与えることはなく、駆動軸3”は定常運転を行うこ
とができる。
【0014】
【実施例】ケーシング1内の高速ロータ2をケーシング
1内隅下部に架設した水平高速回転軸2”に設け、該ロ
ータ2は多数の円板14,14を上記回転軸2”と同心
に集積し、キイにより回転方向に固定する。各円板1
4,14間の外周には円環溝4が形成され、該溝4には
開き角45度毎に等間隔に連杆6を挿通し、該連杆6に
打撃板5,5’の2股脚部5”を遊支してなるものであ
る。上記高速回転軸2”の回転によって打撃板5は柵状
に並んで高速回転し、投入された土塊例えば残土塊、粘
土質岩石、礫岩等を割砕又は解砕し、破砕物は図1左斜
上に飛行する。
【0015】上記高速ロータ2の左斜上にはケーシング
1内に高速ロータ2の高速回転軸2”と平行な低速水平
回転軸3’を架設し、該回転軸3’の両端には同心円板
7,7を固定し、該回転軸3’と共に高速ロータ2の回
転方向と同一方向に低速回転させるものである。高速水
平回転軸2”、3aはケーシング1の外側に設けた軸受
15,15に支持され、その外側端部に高速駆動調車1
6,17が設けられ高速水平回転軸2”、3aの駆動調
車16,17の外径は大で、低速水平回転軸3’の駆動
スプロケット25の外径は小であり、無端チエン27
(図2)を原動機のスプロケット26とに掛回して駆動
する。高速ロータ2は汎用電動機により、低速ロータ3
は減速電動機により上記カムクラッチ23を介して駆動
される。
【0016】上記両端に設けた円板7,7の外周に沿っ
て両円板7,7を接続する複数の水平支軸(遊支軸)8
(2〜6個)に互いに接近する多数の横断面円形又は角
形の反撥棒9の基部を遊支し、上記円板7,7間にかつ
上記水平支軸(遊支軸)8,8の中間部に反撥棒9の基
部止ピン(受軸)11を架設する。
【0017】又上記水平支軸(遊支軸)8の回動側に反
撥棒9の基部止ピン(受軸)11を円板7,7間に架設
して低速ロータ3を形成し、高速ロータ2の上方に原料
投入口12を設けてなるものである。又上記反撥棒9,
9の間にカラー13を介在させ、これを水平支軸(遊支
軸)8に遊支する。
【0018】又図1に示すように低速ロータ3の他側斜
下方に高速水平回転軸3”をケーシング1内に架設し、
該軸3”に多数の同心円板14’を固定し、隣接円板1
4’、14’間に形成した溝内に攪拌杆19の基部を共
通軸20で遊支し攪拌装置21を形成する。
【0019】
【発明の効果】本発明は上述のように高速ロータの打撃
板によって被破砕物が破砕されて飛ばされ、柵状に垂下
している低速ロータの反撥棒に衝突し、衝突に際し隣接
反撥棒はそれぞれ水平支軸を中心とした異なった振り子
運動を行うこと及び低速ロータの上方に回動して横向き
になった後さらに回動し水平支軸を中心として外側に重
心が回動して受軸に衝接し、その慣性によって居付物は
分離下降し、衝撃破砕機における被破砕物の居付きを防
止し得るばかりでなく、低速ロータの反撥棒への衝撃及
び反撥棒の重心の移動による上記受軸との衝撃が低速回
転駆動軸に影響を与えず、低速回転駆動軸を円滑に回転
し得て、無理な衝撃による負担を駆動側に与えず、円滑
に低速ロータを回転し得る効果がある。
【0020】又高速ロータの両端の打撃板が両端円板の
外周に至るまで被破砕物を充分打撃し得て打撃効率が高
く、かつ両端円板の磨耗による損傷を防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の付着性原料用衝撃式混合機を示す側面
図である。
【図2】(イ)図は図1A−A線による正面図である。 (ロ)図は反撥棒の説明斜視図である。
【図3】高速ロータの一部拡大正面図である。
【図4】(イ)図は打撃板の正面図である。 (ロ)図は(イ)図の右側面図である。
【図5】カムクラッチ部の縦断拡大図である。
【図6】(イ)図はカムクラッチの縦断面図である。 (ロ)図はカムクラッチの異形カム及び発条リングの斜
視図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 2,2’ 高速ロータ 3 低速ロータ 2”、3’、3a 回転軸 3” 駆動軸 5,5’ 打撃板 5” 2股脚部 6 連杆 7,7’ 両端円板 8 遊支軸 9 反撥棒 11 受軸 12 原料投入口 19 攪拌杆 23 カムクラッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング内に低速ロータを設け、該低
    速ロータの両側下方に高速ロータを設け、各ロータの回
    転軸が平行で水平方向であって、一側の高速ロータの上
    方に原料投入口を設けてなり、一方の高速ロータには外
    周に複数の打撃板を遊支し、他方の高速ロータには外周
    に複数の攪拌杆を遊支し、かつ低速ロータの外周には複
    数の反撥棒を柵状に遊支し、遊支軸間に反撥棒の受軸を
    設けてなり、かつ上記低速ロータの回転軸をカムクラッ
    チを介して駆動軸に接続してなる土塊等の衝撃式混合
    機。
  2. 【請求項2】 上記一方の高速ロータの複数の打撃板の
    それぞれ2股脚部がロータの両端円板間に架設した連杆
    に遊支され、かつ該連杆の両端部に位置する打撃板が上
    記両端円板の外周面の外側に延長されてなる請求項1記
    載の土塊等の衝撃式混合機。
JP2000013783A 2000-01-24 2000-01-24 土塊等の衝撃式混合機 Pending JP2001205120A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014215003A (ja) * 2013-04-27 2014-11-17 株式会社東洋製作所 氷片の破砕装置
JP2015083918A (ja) * 2014-11-28 2015-04-30 株式会社東洋製作所 氷片の破砕装置
CN108212764A (zh) * 2018-03-14 2018-06-29 河南威猛振动设备股份有限公司 一种物料筛分装置

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