JP2001204098A - 補聴器調整装置及び、その補聴器 - Google Patents

補聴器調整装置及び、その補聴器

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JP2001204098A
JP2001204098A JP2000013139A JP2000013139A JP2001204098A JP 2001204098 A JP2001204098 A JP 2001204098A JP 2000013139 A JP2000013139 A JP 2000013139A JP 2000013139 A JP2000013139 A JP 2000013139A JP 2001204098 A JP2001204098 A JP 2001204098A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 販売者の技量によって補聴器使用者に適合し
た推奨特性が得られなければ、補聴器調整装置による補
聴器の調整がうまく収束せず、ひいては、その調整精度
も不安定となる。 【解決手段】 補聴器使用者3の一音源2に関わる最小
可聴値及び不快閾値を入力する可聴値データ入力手段3
1と、可聴値データ入力手段31にて入力された最小可
聴値から不快閾値までの聴野周波数帯域内の各周波数に
おける利得を算出する利得算出手段32と、聴野周波数
帯域内の周波数を選択し、この選択した周波数の利得を
調整する利得調整手段33と、利得調整手段33にて利
得調整された周波数の利得及び、この利得調整された周
波数以外の他の周波数の利得に基づいて、補聴器10の
推奨特性を生成する推奨特性生成手段34とを有してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、補聴器を使用者に
フィッティングさせるべく、補聴器内部の調整器を調整
する補聴器調整装置及び、その補聴器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このような補聴器調整装置として
は、補聴器を使用者にフィッティングさせるべく、補聴
器の販売者自らが調整操作を行うことで、補聴器内部の
調整器を調整するようにしていた。
【0003】この際、補聴器の販売者は、補聴器を使用
する使用者の聴力データから、その経験及び知識に基づ
き補聴器の推奨特性を推測し、この推奨特性に近づくよ
うに補聴器調整装置を操作することで補聴器内部の調整
器を調整し、その補聴器使用者に補聴器をフィッティン
グさせるようにしていた。
【0004】従って、販売者は、補聴器使用者が、この
補聴器の調整に満足行くまで、前記補聴器調整装置によ
る補聴器の調整を繰り返し行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、補聴器
使用者の聴力データは個人差があるため、個々の補聴器
使用者に適合した補聴器の推奨特性を得るためには、販
売者の技量に依存するところが大きく、その販売者の技
量によっては補聴器使用者に適合した推奨特性がなかな
か得ることができない場合もある。
【0006】このように補聴器使用者に適合した補聴器
の推奨特性が得られなければ、補聴器調整装置による補
聴器の調整もなかなか収束せず、その調整精度も不安定
となるといった問題点があった。
【0007】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、販売者の技量に依存
することなく、個々の補聴器使用者に適合した補聴器の
推奨特性を得ることができ、ひいては、その調整精度の
安定化を図ることができる補聴器調整装置及び、その補
聴器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の補聴器調整装置は、補聴器使用者の一音源に
関わる最小可聴値及び不快閾値を入力する可聴値データ
入力手段と、前記可聴値データ入力手段にて入力された
最小可聴値から不快閾値までの聴野周波数帯域内の各周
波数における利得を算出する利得算出手段と、前記聴野
周波数帯域内の周波数を選択し、この選択した周波数の
利得を調整する利得調整手段と、前記利得調整手段にて
利得調整された周波数の利得及び、この利得調整された
周波数以外の他の周波数の利得に基づいて、補聴器の推
奨特性を生成する推奨特性生成手段とを有するものであ
る。また、本発明の補聴器は、このような補聴器調整装
置から伝送された前記補聴器の推奨特性に基づいて調整
されるようにしたものである。
【0009】従って、本発明の補聴器調整装置によれ
ば、補聴器使用者の聴野周波数帯域内の各周波数を任意
に選択して、その周波数の利得を調整可能とし、この調
整した周波数の利得及び他の周波数の利得に基づいて、
前記補聴器使用者に適合した補聴器の推奨特性を生成す
るようにしたので、販売者の技量に依存することなく、
個々の補聴器使用者に適合した補聴器の推奨特性を得る
ことができ、ひいては、その調整精度の安定化を図るこ
とができる。また、このような補聴器調整装置にて調整
された補聴器によれば、その使用者に対し、その使用者
個人に適合した音質を提供することができる。
【0010】また、本発明の補聴器調整装置は、前記推
奨特性生成手段にて生成した補聴器の推奨特性内の高周
波領域又は低周波領域を指定する領域指定手段を有し、
前記利得調整手段は、前記領域指定手段にて指定された
高周波領域又は低周波領域の利得を所定レベル単位で自
動調整するものである。また、本発明の補聴器は、この
ような補聴器調整装置から伝送された前記補聴器の推奨
特性に基づいて調整されるようにしたものである。
【0011】従って、本発明の補聴器調整装置によれ
ば、前記推奨特性生成手段にて生成した補聴器の推奨特
性内の高周波領域又は低周波領域を指定し、指定された
高周波領域又は低周波領域の利得を所定レベル単位で自
動調整するようにしたので、推奨特性内の高周波領域又
は低周波領域の利得調整といった、推奨特性の微調整を
簡単に行うことができる。また、このような補聴器調整
装置にて調整された補聴器によれば、その使用者に対し
て、その使用者個人に適合した音質を提供することがで
きる。
【0012】また、本発明の補聴器調整装置は、前記聴
野周波数帯域内で試験用推奨特性を複数生成する試験用
推奨特性生成手段と、前記試験用推奨特性生成手段にて
生成した複数の試験用推奨特性を複数提示する試験用推
奨特性提示手段と、前記試験用推奨特性提示手段にて複
数提示された試験用推奨特性の内、最適な試験用推奨特
性を選択する最適推奨特性選択手段と、前記最適推奨特
性選択手段にて選択された最適な試験用推奨特性に基づ
いて評価データを生成し、この評価データに基づいて、
この最適な試験用推奨特性に近似した複数の試験用推奨
特性を生成するように、前記試験用推奨特性生成手段を
制御する提示制御手段とを有するものである。また、本
発明の補聴器は、このような補聴器調整装置から伝送さ
れた前記補聴器の推奨特性に基づいて調整されるように
したものである。
【0013】従って、本発明の補聴器調整装置によれ
ば、補聴器使用者の聴野周波数帯域内で試験用推奨特性
を複数提示し、これら試験用推奨特性の内から最適な試
験用推奨特性を選択し、この選択された最適な試験用推
奨特性に基づいて評価データを生成し、この評価データ
に基づいて、この最適な試験用推奨特性に近似した複数
の試験用推奨特性を提示するようにしたので、個々の補
聴器使用者の聴野周波数帯内における最適な補聴器推奨
特性の絞り込み作業を自動化することで、販売者の技量
に依存することなく、その作業性を良好にしながら、そ
の調整精度の向上を図ることができる。また、このよう
な補聴器調整装置にて調整された補聴器によれば、その
使用者に対して、その使用者個人に適合した音質を提供
することができる。
【0014】また、本発明の補聴器調整装置は、試験用
推奨特性提示手段にて複数提示された試験用推奨特性の
内、最適な試験用推奨特性を決定する最適推奨特性決定
手段を有し、前記提示制御手段は、前記最適推奨特性決
定手段にて最適な試験用推奨特性が決定されると、評価
データを生成することなく、この決定された最適な試験
用推奨特性を補聴器の推奨特性とするように、前記推奨
特性生成手段を制御するものである。また、本発明の補
聴器は、このような補聴器調整装置から伝送された前記
補聴器の推奨特性に基づいて調整されるようにしたもの
である。
【0015】従って、本発明の補聴器調整装置によれ
ば、複数提示された試験用推奨特性の内から最適な試験
用推奨特性が決定されると、この最適な試験用推奨特性
を補聴器の推奨特性とするようにしたので、最適推奨特
性決定手段による決定操作に応じて最適な補聴器の推奨
特性を得ることができる。また、このような補聴器調整
装置にて調整された補聴器によれば、その使用者に対し
て、その使用者個人に適合した音質を提供することがで
きる。
【0016】また、本発明の補聴器調整装置は、前記推
奨特性生成手段にて生成した音源毎の補聴器推奨特性
を、各補聴器使用者毎に記憶する記憶手段と、前記記憶
手段に記憶中の補聴器使用者毎の補聴器推奨特性の内、
最適な補聴器推奨特性を選択する最適特性選択手段と、
前記最適特性選択手段にて選択された最適な補聴器推奨
特性を補聴器に伝送する通信手段とを有するものであ
る。また、本発明の補聴器は、前記通信手段にて伝送さ
れた前記最適な補聴器推奨特性に基づいて調整されるよ
うにしたものである。
【0017】従って、本発明の補聴器調整装置によれ
ば、補聴器使用者毎に、例えば環境が異なる音源の推奨
特性を複数記憶しておき、この記憶中の推奨特性から最
適な補聴器推奨特性を選択可能としたので、補聴器使用
者はバリエーションに富んだ補聴器推奨特性を選択する
ことができる。また、このような補聴器調整装置にて調
整された補聴器によれば、その使用者に対して、その使
用者個人に適合した音質を提供することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の補
聴器調整装置に関わる実施の形態を示す補聴器調整シス
テムについて説明する。図1は本実施の形態に示す補聴
器調整システム内部の概略構成を示すブロック図であ
る。
【0019】図1に示す補聴器調整システム1は、評価
音を出力する音源2と、補聴器使用者3の耳に装着した
補聴器10と、この補聴器10を調整する補聴器調整装
置20とを有している。
【0020】補聴器10は、音源2からの評価音を入力
する音入力部11と、この音入力部11にて入力された
評価音を増幅する増幅部12と、この増幅部12にて増
幅された評価音を音出力する音出力部13と、この補聴
器10全体の制御を司る制御部14とを有している。
【0021】補聴器調整装置20は、様々なデータを入
力するデータ入力部21と、このデータ入力部21にて
入力された様々なデータに基づいて、補聴器10を制御
するための演算処理を施す演算部22と、様々な情報を
画面表示する表示部23と、演算部22にて演算処理が
施された演算データを補聴器10の制御部14に伝送す
る通信部24とを有している。
【0022】補聴器10及び補聴器調整装置20間のデ
ータ伝送は、補聴器調整装置20の通信部24から補聴
器10の制御部14への無線通信で行うようにしたが、
通信ケーブルを介して有線で行うようにしても良い。
【0023】次に補聴器調整装置20内部の概略構成に
ついて説明する。図2は後述する通常モード時に使用さ
れる補聴器調整装置20内部の概略構成を示すブロック
図、図3は後述するランダムモード時に使用される補聴
器調整装置20内部の概略構成を示すブロック図であ
る。
【0024】補聴器調整装置20の通常モードとは、補
聴器使用者3側による聴野周波数帯域内の任意周波数を
選択し、この任意周波数を利得調整することで、この利
得調整された周波数の利得に基づいて補聴器10の推奨
特性を生成するモードである。
【0025】これに対して、補聴器調整装置20のラン
ダムモードとは、聴野周波数帯域内の周波数毎の試験利
得をランダムに設定し、各試験利得に対応した試験用推
奨特性を複数提示し、これら複数の試験用推奨特性の内
から最適な試験用推奨特性を選択することで、最適な補
聴器10の推奨特性を段階的に絞り込むモードである。
【0026】図2に示すように通常モードに使用される
補聴器調整装置20は、補聴器使用者3の一音源2に関
わる最小可聴値及び不快閾値を入力する可聴値データ入
力手段31と、可聴値データ入力手段31にて入力され
た最小可聴値から不快閾値までの聴野周波数帯域内の各
周波数における利得を算出する利得算出手段32と、聴
野周波数帯域内の周波数を選択し、この選択した周波数
の利得を調整する利得調整手段33と、利得調整手段3
3にて利得調整された周波数の利得及び、この利得調整
された周波数以外の他の周波数の利得に基づいて、補聴
器10の推奨特性を生成する推奨特性生成手段34と、
推奨特性生成手段34にて生成した補聴器10の推奨特
性内の高周波領域又は低周波領域を指定する領域指定手
段35と、推奨特性生成手段34にて生成した音源2毎
の補聴器推奨特性を、各補聴器使用者毎に記憶する記憶
手段36と、記憶手段36に記憶中の補聴器使用者3毎
の補聴器推奨特性の内、最適な補聴器10の推奨特性を
選択する最適特性選択手段37と、最適特性選択手段3
7にて選択された最適な補聴器推奨特性を補聴器10に
伝送する通信手段38とを有している。
【0027】また、利得調整手段33は、領域指定手段
35にて指定された高周波領域又は低周波領域の利得を
所定レベル単位で自動調整するものである。
【0028】尚、可聴値データ入力手段31、領域指定
手段35及び最適特性選択手段37は、データ入力部2
1内に備えられたものであり、利得算出手段32、利得
調整手段33、推奨特性生成手段34及び記憶手段36
は、演算部22内に備えられたものである。また、通信
手段38は、通信部24に相当するものである。
【0029】図3に示すようにランダムモード時に使用
される補聴器調整装置20は、可聴値データ入力手段3
1にて入力された聴野周波数帯域内の各周波数における
利得を利得算出手段32にて算出し、利得調整手段33
を通じて聴野周波数帯域内で試験用推奨特性を複数生成
する試験用推奨特性生成手段39と、試験用推奨特性生
成手段39にて生成した複数の試験用推奨特性を複数提
示する試験用推奨特性提示手段40と、試験用推奨特性
提示手段40にて複数提示された試験用推奨特性の内、
最適な試験用推奨特性を選択する最適推奨特性選択手段
41と、最適推奨特性選択手段41にて選択された最適
な試験用推奨特性に基づいて評価データを生成し、この
評価データに基づいて、この最適な試験用推奨特性に近
似した複数の試験用推奨特性を試験用推奨特性生成手段
39が生成するように、利得調整手段33を制御する提
示制御手段42と、試験用推奨特性提示手段40にて複
数提示された試験用推奨特性の内、最適な試験用推奨特
性を決定する最適推奨特性決定手段43とを有してい
る。
【0030】提示制御手段42は、最適推奨特性決定手
段43にて最適な試験用推奨特性が決定されると、評価
データを生成することなく、この決定された最適な試験
用推奨特性を補聴器10の推奨特性とするように、推奨
特性生成手段34及び利得調整手段33を制御するよう
にした。
【0031】尚、試験用推奨生成手段39及び提示制御
手段42は、演算部22内に備えられ、試験用推奨特性
提示手段40は、通信部24内に備えられ、最適推奨特
性選択手段41及び最適推奨特性決定手段43は、デー
タ入力部21内に備えられたものである。
【0032】次に本実施の形態に示す補聴器調整システ
ム1の動作を通常モード及びランダムモードに分けて説
明する。
【0033】では、通常モード使用時に関わる補聴器調
整装置20の動作について説明する。
【0034】図2に示すように通常モードにおいて、補
聴器使用者3は、可聴値データ入力手段31にて一音源
2に関わる最小可聴値及び不快閾値を聴力データとして
入力する。尚、不快閾値は、補聴器使用者3にとって耳
障りな音となるおそれがあるため、不快閾値が入力され
ない場合には、入力された最小可聴値に基づいて不快閾
値が仮設定されるものとする。
【0035】利得算出手段32は、可聴値データ入力手
段31にて入力された最小可聴値から不快閾値までの聴
野周波数帯域内の各周波数における利得を算出する。
【0036】さらに、補聴器使用者3は、データ入力部
21を通じて、聴野周波数帯域内の周波数を任意に選択
することで、利得調整手段33を通じて、この選択した
周波数の利得を調整することができる。
【0037】推奨特性生成手段34は、利得調整手段3
3にて利得調整された周波数の利得及び、この利得調整
された周波数以外の他の周波数の利得に基づいて、補聴
器10の推奨特性を生成する。
【0038】このように推奨特性生成手段34にて生成
された補聴器10の推奨特性は、記憶手段36に記憶さ
れ、この記憶手段36に記憶された補聴器10の推奨特
性を、通信手段38を通じて補聴器10に伝送する。
【0039】そして、補聴器10の制御部14は、通信
手段38を通じて補聴器10の推奨特性に基づいて補聴
器特性を制御することになる。
【0040】このように通常モードにおいて、補聴器使
用者3の聴野周波数帯域内の各周波数を任意に選択し
て、その周波数の利得を調整可能とし、この調整した周
波数の利得及び他の周波数の利得に基づいて、補聴器使
用者3に適合した補聴器10の推奨特性を生成するよう
にしたので、販売者の技量に依存することなく、個々の
補聴器使用者3に適合した補聴器10の推奨特性を得る
ことができ、ひいては、その調整精度の安定化を図るこ
とができる。
【0041】さらに、補聴器使用者3は、この推奨特性
生成手段34にて生成された補聴器10の推奨特性内の
高周波領域又は低周波領域の利得に微調整を加える場
合、領域指定手段35を通じて高周波領域又は低周波領
域を指定する。
【0042】利得調整手段33は、領域指定手段35に
よる指定に応じて、指定された高周波領域又は低周波領
域の利得を所定レベル単位で自動調整する。
【0043】推奨特性生成手段34は、利得調整手段3
3にて自動調整された利得に基づいて、補聴器10の推
奨特性を生成する。
【0044】このように推奨特性生成手段34にて生成
された補聴器10の推奨特性は、記憶手段36に記憶さ
れ、この記憶手段36に記憶された補聴器10の推奨特
性を、通信手段38を通じて補聴器10に伝送する。
【0045】そして、補聴器10の制御部14は、通信
手段38を通じて伝送された補聴器10の推奨特性に基
づいて補聴器特性を制御することになる。
【0046】このように推奨特性生成手段34にて生成
した補聴器10の推奨特性内の高周波領域又は低周波領
域を指定し、指定された高周波領域又は低周波領域の利
得を所定レベル単位で自動調整するようにしたので、推
奨特性内の高周波領域又は低周波領域の利得調整といっ
た、推奨特性の微調整を簡単に行うことができる。
【0047】次にランダムモード使用時に関わる補聴器
調整装置20の動作について説明する。図4はランダム
モード使用時における補聴器調整システムの処理動作を
示すフロー図である。
【0048】補聴器調整装置20は、図4に示すように
可聴値データ入力手段31にて補聴器使用者3の一音源
2に関わる最小可聴値及び不快閾値を入力する(ステッ
プS11)。尚、不快閾値は、補聴器使用者3にとって
耳障りな音であるため、不快閾値が入力されないことも
ある。このため、不快閾値が入力されない場合には、入
力された最小可聴値に基づいて不快閾値を仮設定するよ
うにした。
【0049】利得算出手段32は、可聴値データ入力手
段31にて入力された最小可聴値から不快閾値までの聴
野周波数帯域内の各周波数の利得範囲を算出する(ステ
ップS12)。
【0050】提示制御手段41は、算出された各周波数
の利得範囲でランダムな試験利得をn個設定し、各試験
利得に基づいて利得調整手段33で利得調整を施すこと
で、試験用推奨特性生成手段39は、この補聴器使用者
3の聴野周波数帯域内でn個の試験用推奨特性を生成す
る(ステップS13)。
【0051】尚、このランダムな試験利得を設定する方
法としては、例えば本出願人が特開平9−54765号
公報で開示しているように、人間の感性や主観的価値観
でしか評価できない問題に対して、対話型遺伝的アルゴ
リズムを適用することで、最適と思われる機器の調整を
効率良く行うことを実現した最適化調整方法及び最適化
調整装置があげられる。
【0052】試験用推奨特性提示手段40は、n個の試
験用推奨特性を提示すべく、各試験用推奨特性を補聴器
10に通信伝送する(ステップS14)。
【0053】補聴器10を装着した使用者3は、各試験
用推奨特性で音源2からの評価音を受聴し(ステップS
15)、各試験用推奨特性で評価音を評価する(ステッ
プS16)。尚、ステップS16の評価方法としては、
補聴器10の使用者3がn個の試験用推奨特性から最適
な試験用推奨特性を最適推奨特性選択手段41で選択す
ることで、その結果内容を補聴器調整装置20側に通知
するものである。
【0054】提示制御手段42は、最適推奨特性選択手
段41にて選択された最適な試験用推奨特性に基づく評
価データを生成し、この評価データに基づいて、この最
適な試験用推奨特性に近似したm個の試験用推奨特性を
ランダムに提供すべく、ステップS13の処理動作と同
様の方法を使用することで、m個の試験利得を設定し、
各試験利得に基づいて利得調整手段33で利得調整を施
すことで、試験用推奨特性生成手段39は、m個の試験
用推奨特性を生成する。そして、試験用推奨特性提示手
段40は、m個の試験用推奨特性を提示すべく、各試験
用推奨特性を補聴器10に通信伝送する(ステップS1
7)。
【0055】補聴器10を装着した使用者3は、各試験
用推奨特性で音源2からの評価音を受聴し、各試験用推
奨特性で評価音を評価する(ステップS18)。
【0056】この際、補聴器調整装置20は、補聴器1
0の使用者3による最適推奨特性決定手段43又は最適
推奨特性選択手段41のいずれかの操作があったかを判
定する(ステップS19)。
【0057】最適推奨特性決定手段43の決定操作があ
ったのであれば、補聴器使用者3が、これらm個の試験
用推奨特性内から満足のいく最適な試験用推奨特性を得
ることができたものと判断し、この最適推奨特性決定手
段43にて決定した最適な試験用推奨特性を補聴器10
の推奨特性として記憶手段36に記憶するものとし、当
該処理動作を終了する。尚、記憶手段36に記憶された
補聴器10の推奨特性は、最適特性選択手段37にて選
択されることで、補聴器10に伝送されるものである。
【0058】また、ステップS19にて最適推奨特性選
択手段41の選択操作があったのであれば、補聴器使用
者3は、さらなる最適な試験用推奨特性の絞り込み作業
を継続するものと判断し、この最適推奨特性選択手段4
1にて選択した最適な試験用推奨特性に近似した試験用
推奨特性を複数提示させるべく、ステップS17に移行
する。
【0059】このようなランダムモードによれば、補聴
器使用者3の聴野周波数帯域内で試験用推奨特性を複数
提示し、これら試験用推奨特性の内から最適な試験用推
奨特性を選択し、この選択された最適な試験用推奨特性
に基づいて評価データを生成し、この評価データに基づ
いて、この最適な試験用推奨特性に近似した複数の試験
用推奨特性を提示するようにしたので、個々の補聴器使
用者3の聴野周波数帯内における最適な補聴器推奨特性
の絞り込み作業を自動化することで、販売者の技量に依
存することなく、その作業性を良好にしながら、その調
整精度の向上を図ることができる。
【0060】さらに、複数提示された試験用推奨特性の
内から最適な試験用推奨特性が決定されると、この最適
な試験用推奨特性を補聴器10の推奨特性とするように
したので、最適推奨特性決定手段43による決定操作に
応じて最適な補聴器10の推奨特性を得ることができ
る。
【0061】また、この補聴器調整装置20は、前述し
たように、推奨特性生成手段34にて生成した音源2毎
の補聴器推奨特性を、各補聴器使用者3毎に記憶する記
憶手段36と、記憶手段36に記憶中の補聴器使用者3
毎の補聴器推奨特性の内、最適な補聴器推奨特性を選択
する最適特性選択手段37と、最適特性選択手段37に
て選択された最適な補聴器推奨特性を補聴器10に伝送
する通信手段38とを有している。
【0062】従って、このような補聴器調整装置20に
よれば、補聴器使用者3毎に、例えば環境が異なる音源
2の推奨特性を複数記憶しておき、この記憶中の推奨特
性から最適な補聴器推奨特性を選択可能としたので、補
聴器使用者3はバリエーションに富んだ補聴器推奨特性
を選択することができる。
【0063】さらに、このような補聴器調整装置20に
て調整された補聴器10によれば、その使用者に対し
て、その使用者個人に適合した音質を提供することがで
きる。
【0064】
【発明の効果】上記のように構成された本発明の補聴器
調整装置によれば、補聴器使用者の聴野周波数帯域内の
各周波数を任意に選択して、その周波数の利得を調整可
能とし、この調整した周波数の利得及び他の周波数の利
得に基づいて、前記補聴器使用者に適合した補聴器の推
奨特性を生成するようにしたので、販売者の技量に依存
することなく、個々の補聴器使用者に適合した補聴器の
推奨特性を得ることができ、ひいては、その調整精度の
安定化を図ることができる。
【0065】また、このような補聴器調整装置にて調整
された補聴器によれば、その使用者に対して、その使用
者個人に適合した音質を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に示す補聴器調整システム
内部の概略構成を示すブロック図
【図2】本実施の形態に示す補聴器調整システム内部の
補聴器調整装置内部の通常モード使用時に要する概略構
成を示すブロック図
【図3】本実施の形態に示す補聴器調整システム内部の
補聴器調整装置内部のランダムモード使用時に要する概
略構成を示すブロック図
【図4】本実施の形態に示す補聴器調整システムのラン
ダムモードに関わる処理動作を示すフロー図
【符号の説明】
2 音源 3 補聴器使用者 10 補聴器 20 補聴器調整装置 21 データ入力部 22 演算部 24 通信部 31 可聴値データ入力手段 32 利得算出手段 33 利得調整手段 34 推奨特性生成手段 35 領域指定手段 36 記憶手段 37 最適特性選択手段 38 通信手段 39 試験用推奨特性生成手段 40 試験用推奨特性提示手段 41 最適推奨特性選択手段 42 提示制御手段 43 最適推奨特性決定手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 補聴器使用者の一音源に関わる最小可聴
    値及び不快閾値を入力する可聴値データ入力手段と、 前記可聴値データ入力手段にて入力された最小可聴値か
    ら不快閾値までの聴野周波数帯域内の各周波数における
    利得を算出する利得算出手段と、 前記聴野周波数帯域内の周波数を選択し、この選択した
    周波数の利得を調整する利得調整手段と、 前記利得調整手段にて利得調整された周波数の利得及
    び、この利得調整された周波数以外の他の周波数の利得
    に基づいて、補聴器の推奨特性を生成する推奨特性生成
    手段とを有することを特徴とする補聴器調整装置。
  2. 【請求項2】 前記推奨特性生成手段にて生成した補聴
    器の推奨特性内の高周波領域又は低周波領域を指定する
    領域指定手段を有し、 前記利得調整手段は、 前記領域指定手段にて指定された高周波領域又は低周波
    領域の利得を所定レベル単位で自動調整することを特徴
    とする請求項1記載の補聴器調整装置。
  3. 【請求項3】 前記聴野周波数帯域内で試験用推奨特性
    を複数生成する試験用推奨特性生成手段と、 前記試験用推奨特性生成手段にて生成した複数の試験用
    推奨特性を複数提示する試験用推奨特性提示手段と、 前記試験用推奨特性提示手段にて複数提示された試験用
    推奨特性の内、最適な試験用推奨特性を選択する最適推
    奨特性選択手段と、 前記最適推奨特性選択手段にて選択された最適な試験用
    推奨特性に基づいて評価データを生成し、この評価デー
    タに基づいて、この最適な試験用推奨特性に近似した複
    数の試験用推奨特性を生成するように、前記試験用推奨
    特性生成手段を制御する提示制御手段とを有することを
    特徴とする請求項1又は2記載の補聴器調整装置。
  4. 【請求項4】 前記試験用推奨特性提示手段にて複数提
    示された試験用推奨特性の内、最適な試験用推奨特性を
    決定する最適推奨特性決定手段を有し、 前記提示制御手段は、 前記最適推奨特性決定手段にて最適な試験用推奨特性が
    決定されると、評価データを生成することなく、この決
    定された最適な試験用推奨特性を補聴器の推奨特性とす
    るように、前記推奨特性生成手段を制御することを特徴
    とする請求項3記載の補聴器調整装置。
  5. 【請求項5】 前記推奨特性生成手段にて生成した音源
    毎の補聴器推奨特性を、各補聴器使用者毎に記憶する記
    憶手段と、 前記記憶手段に記憶中の補聴器使用者毎の補聴器推奨特
    性の内、最適な補聴器推奨特性を選択する最適特性選択
    手段と、 前記最適特性選択手段にて選択された最適な補聴器推奨
    特性を補聴器に伝送する通信手段とを有することを特徴
    とする請求項1乃至4記載の補聴器調整装置。
  6. 【請求項6】 補聴器使用者の一音源に関わる最小可聴
    値及び不快閾値を入力する可聴値データ入力手段と、前
    記可聴値データ入力手段にて入力された最小可聴値から
    不快閾値までの聴野周波数帯域内の各周波数における利
    得を算出する利得算出手段と、前記聴野周波数帯域内の
    周波数を選択し、この選択した周波数の利得を調整する
    利得調整手段と、前記利得調整手段にて利得調整された
    周波数の利得及び、この利得調整された周波数以外の他
    の周波数の利得に基づいて、補聴器の推奨特性を生成す
    る推奨特性生成手段とを有する補聴器調整装置から伝送
    された前記補聴器の推奨特性に基づいて調整されること
    を特徴とする補聴器。
  7. 【請求項7】 前記補聴器調整装置は、前記推奨特性生
    成手段にて生成した補聴器の推奨特性内の高周波領域又
    は低周波領域を指定する領域指定手段を有し、前記利得
    調整手段は、前記領域指定手段にて指定された高周波領
    域又は低周波領域の利得を所定レベル単位で自動調整す
    るものであり、前記補聴器調整装置から伝送された前記
    補聴器の推奨特性に基づいて調整されることを特徴とす
    る請求項6記載の補聴器。
  8. 【請求項8】 前記補聴器調整装置は、前記聴野周波数
    帯域内で試験用推奨特性を複数生成する試験用推奨特性
    生成手段と、前記試験用推奨特性生成手段にて生成した
    複数の試験用推奨特性を複数提示する試験用推奨特性提
    示手段と、前記試験用推奨特性提示手段にて複数提示さ
    れた試験用推奨特性の内、最適な試験用推奨特性を選択
    する最適推奨特性選択手段と、前記最適推奨特性選択手
    段にて選択された最適な試験用推奨特性に基づいて評価
    データを生成し、この評価データに基づいて、この最適
    な試験用推奨特性に近似した複数の試験用推奨特性を生
    成するように、前記試験用推奨特性生成手段を制御する
    提示制御手段とを有するものであり、前記補聴器調整装
    置から伝送された前記補聴器の推奨特性に基づいて調整
    されることを特徴とする請求項6又は7記載の補聴器。
  9. 【請求項9】 前記補聴器調整装置は、前記試験用推奨
    特性提示手段にて複数提示された試験用推奨特性の内、
    最適な試験用推奨特性を決定する最適推奨特性決定手段
    を有し、前記提示制御手段は、前記最適推奨特性決定手
    段にて最適な試験用推奨特性が決定されると、評価デー
    タを生成することなく、この決定された最適な試験用推
    奨特性を補聴器の推奨特性とするように、前記推奨特性
    生成手段を制御するものであり、前記補聴器調整装置か
    ら伝送された前記補聴器の推奨特性に基づいて調整され
    ることを特徴とする請求項8記載の補聴器。
  10. 【請求項10】 前記補聴器調整装置は、前記推奨特性
    生成手段にて生成した音源毎の補聴器推奨特性を、各補
    聴器使用者毎に記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記
    憶中の補聴器使用者毎の補聴器推奨特性の内、最適な補
    聴器推奨特性を選択する最適特性選択手段と、前記最適
    特性選択手段にて選択された最適な補聴器推奨特性を補
    聴器に伝送する通信手段とを有し、前記通信手段にて伝
    送された前記最適な補聴器推奨特性に基づいて調整され
    ることを特徴とする請求項6乃至9記載の補聴器。
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