JP2012191293A - 補聴器調整装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】補聴器の状態を補聴器調整者が正しく認識できるようにして、補聴器の誤調整の発生を抑制する。
【解決手段】補聴器調整装置1は、表示部3と、モニタリング部21と、を有する。表示部3は、補聴器5を調整するための情報を表示可能である。モニタリング部21は、標準モードでの補聴処理および追加の補聴処理が実行される動作モードが補聴器5において有効に動作しているかどうかを示す動作モード情報40と、補聴処理された補聴処理音38および補聴処理音39と、を表示部3に表示させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、使用者の聴力などの諸条件に応じて、補聴器の調整を行うための補聴器調整装置に関する。
補聴器は、補聴器調整装置により、使用者の聴力に合わせて調整することができる。
例えば、特許文献1には、補聴器調整過程における補聴器調整装置の表示画面が開示されている。すなわち、横座標が周波数(ヘルツ(Hz))、縦座標が補聴器からの出力音の音量(dB)であるグラフに、補聴器使用者の不快閾値(uncomfortable loudness level(UCL))および聴力閾値(hearing threshold level(HTL))が表示される。このグラフに、各周波数帯における、補聴器から出力される最大音レベル(ピーク標識)が示される。ピーク標識がUCLとHTLとの間にあれば、このことは補聴器使用者が適切に音を聞き取ることができることを意味している。したがって、このグラフを用いて、補聴器調整の妥当性が検証される。
特表2009−531883号公報
近年のデジタル補聴器には、使用環境ごとに最適な補聴処理が可能になるよう、様々な付加機能が用意されている。付加機能は、雑音の多い環境や電話中の環境のような特殊な環境にそれぞれ適合できるよう、補聴器のマイクで捉えられた音の特徴に応じて自動的に有効化、もしくは無効化される。
このような環境に応じた動作(動作モード)は、補聴器調整者にとってその動作モードが有効に動作しているかどうかを判断することが難しい場合がある。例えば、調整対象の補聴器の動作モードが有効に動作していないにも関らず、動作モードが有効に動作していると誤って認識したまま、調整者が補聴器を調整してしまうおそれがある。
このような状況で、例えば、特許文献1に記載の補聴器調整装置を用いて補聴器調整を行った場合、補聴器調整者は補聴器調整の妥当性を適切に検証することができない。この結果、補聴器の調整ミスを引き起こしてしまうおそれがある。なお、以下では、動作モードが有効に動作している状態を、「有効状態」ともいう。
本発明の目的は、状況に応じて有効状態となる付加的な機能をもつ補聴器において、補聴器調整時における動作モードを正しく認識できるようにして、補聴器の調整ミスを抑制することである。
ここに開示される補聴器調整装置は、標準モードを含む、異なる複数の補聴処理モードを有する補聴器を調整するための補聴器調整装置であって、表示部と、表示制御部と、を有する。表示部は、補聴器を調整するための情報を表示可能である。表示制御部は、標準モードでの補聴処理および追加の補聴処理が実行される動作モードが補聴器において有効に動作しているかどうかを示す動作モード情報と、補聴処理された音の音量と、を表示部に表示させる。
この補聴器調整装置では、表示制御部が動作モード情報および音量を表示部に表示させる。これにより、補聴器調整者は、補聴器において動作モードが実際に動作しているかどうかを認識することができる。つまり、補聴器調整者は、補聴器において標準モードでの補聴処理および追加の補聴処理が実行されていることを認識できる。したがって、補聴器調整者は、補聴器の状態を正確に認識しながら、音量を確認することができる。
このように、補聴器調整者は補聴器調整時の補聴器の動作モードを正しく認識しながら補聴器の調整を行うことができるので、誤調整の発生を抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る補聴器調整装置の構成を示す図。 図1の補聴器調整装置の制御ブロック。 図1の補聴器調整装置の調整画面の一例を示す図。 図1の補聴器調整装置のモニタリング画面の一例を示す図。 図1の補聴器調整装置のモニタリング画面の一例を示す図。 図1の補聴器調整装置のモニタリング画面の一例を示す図。 図1の補聴器調整装置の制御ブロック。
〔第1実施形態〕
本発明の一実施形態に係る装置について、図1〜図6を用いて説明すれば以下の通りである。
<構成>
図を用いて本実施形態に係る補聴器調整装置1の構成を説明する。
図1に示すように、本実施形態の補聴器調整装置1は、表面部に配置された入力部2および表示部3と、音出力部4と、を備えている。この補聴器調整装置1と補聴器5とは、接続ボックス6、配線7、および配線8を介して接続されている。なお、補聴器5は、使用者9の左耳、右耳別に用意されるが、この図1ではその内の一つとして右耳用を示している。なお、左耳用の補聴器についても、以下の説明と同様に調整することができる。
調整者10は、入力部2を介して補聴処理パラメタを変更することで補聴器5の設定を行う。このとき、音出力部4は、調整に対する評価を行うための評価音源を出力する。
図2は、補聴器調整装置1の制御ブロックを示している。
制御部11は、例えば、プロセッサであり、補聴器調整装置1において処理の中心を担っている。制御部11は、補聴器調整装置1の各機能ブロックの機能を制御する。
調整者10により入力部2を介して調整値が入力もしくは変更されると、入力もしくは変更された調整値は、制御部11を介して調整値メモリ12に蓄えられるとともに、制御部11を介して表示部3で表示される。入力部2を介して調整者10により補聴器5への調整値の書き込み指示が入力されると、書き込み部13により、接続ボックス6および補聴器5の入力部14を介して、補聴器5の補聴処理パラメタ保持部15に調整値が書き込まれる。制御部11は、入力部2に入力された書き込み指示に基づいて、書き込み部13を制御する。補聴処理パラメタ保持部15は、使用者9の聴力に応じて決定されるゲインやコンプレッションのような補聴処理パラメタと、ハウリング抑制機能、風抑制(フィードバックキャンセラー)機能、モデラート機能などの付加的な機能の設定情報を記憶するものである。
補聴器5は、補聴処理パラメタ保持部15に格納された補聴処理パラメタ等に基づいて、本体マイク16(マイクの一例)により取得した音を補聴処理部17で処理し、レシーバ18から出力することで、使用者9の聴力に合わせた音を提供する。つまり、補聴処理部17は補聴処理を実行する。
補聴器5は、アンプ16aと、A/D(analog/digital converter)16bと、アンプ18aと、D/A(digital/analog converter)18b、とを有している。
アンプ16aは、本体マイク16から出力されたアナログ音声信号を増幅する。A/D16bは、アンプ16aから出力されたアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換する。
また、D/A18bは、補聴処理部17から出力されたデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換する。アンプ18aは、D/A18bから出力されたアナログ音声信号を増幅する。
通常、上記構成によって調整された補聴器5から出力される音を使用者9に聞いてもらい、その結果に基づいて更なる微調整が行われる。このときに補聴器5では、補聴器5の本体マイク16で捕らえられた音の特徴により、付加的な機能の動作状態が変化する。
例えば、補聴器5の装着状態によっては、ハウリング(つまり、フィードバック)が発生することがある。補聴器5では、動作モードを有効化することにより、ハウリングの発生した周波数帯に対するゲインを抑える付加機能が有効になった状態にすることができる。しかしながら、この状態、つまり付加機能が実際に動作している状態では、調整者10が補聴器5の調整を適切に行えないおそれがある。具体的には、付加機能の有効状態で設定されたゲインは、補聴器5が標準モードで動作をした場合に、使用者9にとって不適切なゲインである可能性がある。
上記課題を解決するために、本実施形態に係る補聴器調整装置1では、表示部3の動作モード表示領域(第1表示領域の一例)410には、補聴器5の動作モード情報40が表示される。また、音量表示領域(第2の表示領域の一例)420には、動作モード(補聴処理モードの一例)において補聴処理された補聴処理音39の音量および標準モード(補聴処理モードの一例)において補聴処理された補聴処理音38の音量が、それぞれ区別できるように、使用者9の所望の音量範囲と合わせて表示される。
具体的には、入力部2を介して、調整者10によって、使用者9に提供される評価音源(音源の一例)が選択される。選択された評価音源は、制御部11により音源DB(data base)24から読み出され、音出力部4を介して出力される。ここで、評価音源とは、音源DB24に保存されている状態では、例えば、電子データであり、音出力部4から出力された状態では音声である。このようにして提示された評価音源が、補聴器5の本体マイク16を介して補聴処理部17に入力され、さらに補聴処理部17で補聴処理され、レシーバ18を介して使用者9に提供される。
このとき、本体マイク16で捕らえられた音の特徴に応じて、付加機能の有効状態、すなわち動作モードが有効に動作した状態での補聴処理が行われ、動作モードでの補聴処理音39が使用者9に対して提供される。本実施形態では、この動作に加えて、補聴処理部17により、動作モードとは異なるモードでの補聴処理が実行される。つまり、前述のように、本体マイク16で捕らえられた評価音源に対し、付加機能が無効な状態、すなわち標準モードでの補聴処理が、補聴処理部17において行われる。このように、標準モードによって処理された補聴処理音38が、動作モードによって処理された補聴処理音39と概ね同時に生成される。
標準モードによって処理された補聴処理音38および動作モードによって処理された補聴処理音39は、付加機能の動作状態を表す動作モード情報40とともに、出力部19、接続ボックス6、および読み込み部(通信部の一例)20を介して、補聴器調整装置1に伝達される。
ここで、標準モードでの補聴処理音38を伝達するとは、標準モードによって処理された補聴処理音38を表す信号を伝達することを意味している。同様に、動作モードによって処理された補聴処理音39を伝達するとは、動作モードによって処理された補聴処理音39を表す信号を伝達することを意味している。また、動作モード情報40を伝達するとは、動作モード情報40を表すモード信号を伝達することを意味している。
補聴器調整装置1では、動作モードによる補聴処理の結果、標準モードによる補聴処理の結果、およびモード信号に基づいて、補聴器5の調整に必要な情報をモニタリング部21が表示部3に表示させる。このように、補聴器5を調整するための情報が、表示部3を介して調整者10に提示される。
<動作>
以下、図を用いて本実施形態に係る補聴器調整装置1の動作をさらに詳細に説明する。
図3は、本実施形態に係る補聴器調整装置1の調整画面の一例を示している。
本実施形態では、モニタリングを開始する前に、調整画面300が表示部3に表示される。調整者10は、入力部2を介してスライダー31を上下に操作することにより、使用者9の聴力に合ったゲインを周波数帯ごとに設定する。
また、調整者10は、機能設定領域32のボタンを押下することにより、付加機能の設定を行う。つまり、調整者10は、設定モードを指定する。
例えば、図3は付加機能として風抑制機能が設定された状態を示している。このように、補聴器5では、標準モードでの補聴処理に加えて風抑制機能による補聴処理が実行されるモード(設定モードの一例、並びに動作モードの一例)が設定されている。
図3では、ボタンには“ON”もしくは“OFF”が表示されている。調整者10は、風抑制機能の横に配置され“ON”が表示されたボタンを押すことにより、風抑制機能を指定することができる。また、調整者10は、“OFF”が表示されたボタンを押すことにより、風抑制機能の指定を解除することができる。なお、調整者10は、複数の付加機能を同時に指定することも可能である。
ここで、風抑制機能は、本体マイク16に入力された音から風雑音に特有の音成分が検出されたときに、その音成分の影響を抑制する機能である。具体的には、風抑制機能は、風雑音に特有の音成分の影響を抑制するために、低周波数帯域のゲインを自動的に低下させる機能である。
このようにゲインなどの補聴処理パラメタと付加機能の設定が行われた後、さらにその他の一連の調整が補聴器5に対して行われる。その後、調整者10がモニタリングボタン33を押下することにより、表示部3の表示はモニタリング画面に遷移する。
なお、図3のゲイン表示領域34に表示された3本の曲線は、例えば、上から順に、90,60,40dBSPLの場合の出力特性を示す。
図4は、表示部3に表示されたモニタリング画面400を示している。
調整者10は、プルダウンメニュー45により、評価用の音源のリストから、評価に使用したい評価音源を選択する。本実施形態では、風の強い街頭での会話が、評価音源として選択されている。調整者10が開始ボタン35を押下すると、音出力部4より、選択された評価音源が出力される。
評価音源が音出力部4から出力されると、補聴器5の本体マイク16を介して補聴器5に評価音源が入力される。
補聴処理部17では、使用者9の聴力に合わせた補聴処理パラメタおよび付加機能の設定状態に基づき補聴処理が行われる。補聴処理部17は、本体マイク16に入力された音について、フーリエ変換FFT(fast Fourier transform)などの処理により周波数ごとの強さを分析した後、補聴処理パラメタを用いて周波数ごとに異なる増幅処理を行う。
それと共に、補聴処理部17は、付加機能を動作させる必要があると判断した場合には、付加機能による調整をさらに行う。つまり、補聴処理部17は、動作モードによる補聴処理を実施する。
補聴処理部17は、増幅処理および付加機能による調整が施された信号を、逆フーリエ変換IDFT(inverse discrete Fourier transform)によって、再び波形に戻す処理を行う。調整中に検出される周波数ごとの音の強さ(つまり、スペクトラム情報)は、表示部3の画面上でモニタリングされる。ここで、音量はスペクトル情報を用いて表現できる。なお、補聴処理部17は、例えば、スペクトル情報の特徴に基づいて、付加機能を有効に動作させるかどうかを判断する。
モニタリングでは、画面上に使用者9の不快閾値(UCL)36および聴力閾値(HTL)37が表示される。また、補聴処理パラメタを用いた増幅処理によって得られた補聴処理音(第1の処理音の一例)38の音量、および補聴処理音38に対して付加機能による補聴処理を実行して得られた補聴処理音(第2の処理音の一例)39の音量、さらに付加機能の有効状態を表す動作モード情報40が表示部3に表示される。
UCL36およびHTL37は、音量範囲(所定の音量範囲の一例)を形成する。この音量範囲は、使用者9の聴力に合わせて設定され、使用者9の所望の音量範囲の一例である。
モニタリング部(表示制御部の一例)21は、モニタリング画面400を表示部3に表示させる。モニタリング画面400は、動作モード表示領域410と、音量表示領域420と、設定モード表示領域430と、を含んでいる。
動作モード表示領域410には、動作モード情報40が表示される。
音量表示領域420には、音量のグラフが表示される。
補聴処理音38の音量および補聴処理音39の音量は、音量表示領域420に表示される。つまり、補聴処理音38の音量に対応するグラフおよび補聴処理音39の音量に対応するグラフが、それぞれ異なる色を付されて、音量表示領域420に表示される。なお、異なる階調を有する同一色は、「異なる色」であるといえる。
設定モード表示領域430には、設定モードが表示される。
なお、図4、図5、および図6では、動作モード表示領域410、音量表示領域420、および設定モード表示領域430(第3表示領域の一例)が、それぞれ破線で示されている。これらの破線は説明のための仮想的な線である。
なお、補聴器5の付加機能は、設定されていても常に有効に動作するのではなく、本体マイク16を介して入力された音がその付加機能に特有の条件に適合した場合に、有効状態となり(有効に動作し)、それ以外の場合は無効状態となる(有効に動作しない)。ここで、付加機能が有効に動作する(つまり、動作モードが有効に動作する)とは、付加機能が実際に動作していることを意味する。また、付加機能が有効に動作しない場合には、補聴器5は標準モードで動作する。
具体的には、図4中の右上の設定モード表示領域430に表示された「機能設定」は、補聴器5の付加機能が設定されているか否かを示している。そして、設定されている付加機能が実際に有効状態になった場合に、動作モード表示領域410には、動作モード情報40として「動作中」と表示される。
補聴器5が標準モードで動作している場合には、動作モード表示領域410には、「動作中」の表示はなされない。この場合には、動作モード表示領域410には、例えば、「無効」と表示される。このように、動作モード情報40は、補聴処理モードのうち、いずれのモードが補聴器5において有効に動作しているのかを示している。なお、複数の付加機能が同時に有効に動作することも有り得る。
補聴処理音38の音量と、補聴処理音39の音量とは、異なる着色、異なるテキスチャなどが付与されたグラフを用いて違いが判別できるように表示される。そして、このような表示を実行するために、補聴処理部17より、補聴処理音38、補聴処理音39、および動作モード情報40が、出力部19、接続ボックス6、読み込み部20を介して補聴器5から補聴器調整装置1に出力される。
このようにして得られたモニタリングを行うための情報は、補聴器調整装置1の表示部3を介して調整者10に提示される。
図4に示すように、使用者9に対しては、付加機能である風抑制機能により処理された補聴処理音39が提供される。その一方で、図4は、風抑制機能が働かない場合に、低周波数領域(125Hz、250Hz)の風雑音を含む補聴処理音38が使用者9に提供されることを示している。
そのため、調整者10は、標準モードにおける補聴処理によって得られる補聴処理音38は風雑音の影響を強く受けていることを認識できる。また、標準モードでは、低周波数領域においてUCL36を超えるような音が使用者9に提供されてしまうということを、調整者10は認識できる。さらに、実際には付加機能である風抑制機能が動作しているため、補聴処理音39が適切な音量で使用者9に提供されていることを、調整者10は認識できる。ここで、UCL36およびHTL37は、調整値メモリ12に格納されている。
仮に、本実施形態の表示方法が採用されない場合、調整者10は、125Hzおよび250Hzの音に対して調整が不足していると考え、これらの周波数帯でさらに音量を上げるように調整を行う可能性がある。つまり、風雑音がなければ本来適切に補聴器5が調整されていたにも関わらず、付加機能の動作状態が分からないため不適切に調整が行われてしまう可能性がある。本実施形態の表示方法を用いることでこのような不適切な調整を減らすことが出来る。
なお、上記では、風抑制機能を例にして補聴器調整装置1について説明したが、付加機能として風抑制機能以外が設定されていてもよい。
<他の使用例>
本実施形態に係る補聴器調整装置1の他の使用例を、図5を用いて説明する。
図5は、静かな環境での会話音を評価音源として使用している例でのモニタリング画面500を示している。
モニタリング画面500は、動作モード表示領域410と、音量表示領域420と、設定モード表示領域430と、を含んでいる。
ここで、図5で選択されている評価音源を使用者9に聞いてもらう直前に、それとは異なる評価音源を用いて補聴器5の評価を行ったとする。さらに、その直前の評価では、使用者9の補聴器5の装着状態が良好ではなかったため、音漏れが、ハウリングすなわちフィードバックを2kHzの周波数帯において発生させてしまっていたとする。
そして、フィードバックを抑制するために、付加機能としてフィードバック抑制機能が設定されていたとする。つまり、補聴器5には、標準モードでの補聴処理に加えてフィードバック抑制機能による補聴処理が実行されるモード(設定モードの一例、並びに動作モードの一例)が設定されている。
このような状態に陥っていた場合には、図5に示す評価音源を用いている現時点ではハウリング(フィードバック)が発生していないにも関わらず、ハウリング情報が補聴器5においてキャンセルされない場合があり得る。ここでは、実際には発生していないハウリングが補聴器5で誤認識され、フィードバック抑制機能が有効状態となっているものとする。
このように、図5は、本来であれば付加機能が有効状態にならず、標準モードで動作するはずであるのに、何らかの理由で、付加機能が有効状態になっている場合を示している。
この場合には、調整者10は、付加機能が有効状態になっていることに気付かず、標準モードで動作していると信じたまま、補聴器の調整を行ってしまう。その結果、補聴器の調整ミスを招いてしまうおそれがある。
図5は、上記のような状況において、静かな環境の会話が評価音源として使用者9に提供されている状態を示す。
このような状況において、調整者10は、モニタリング画面500を確認することにより、動作モードが有効に動作していることを認識できる。これにより、調整者10は、補聴器5が誤ってハウリングを検出していることを知ることができる。そして、調整者10は、本来評価音源に対しては標準モードでの補聴処理が施され、補聴処理音(第1の処理音の一例)41が使用者9に提供されるはずであることを認識できる。
さらに、調整者10は、フィードバック抑制機能が動作しているので、実際には補聴処理音(第2の処理音の一例)42が使用者9に供給されていることを認識できる。つまり、調整者10は、2kHzの周波数帯の音がユーザに不十分にしか提供されていないことを認識できる。
一方で、本実施形態の表示方法が採用されなければ、補聴処理音42のみがモニタリング画面500に表示されることになる。その場合に、モニタリング画面500に従い補聴器5の調整を行ってしまうと、実際に使用者9が補聴器5を使用する際に、2kHzの周波数帯の音が必要以上に増幅されてしまうといった不具合が生じる。しかしながら、本実施形態の表示方法によりそのような不適切な調整を減らすことが出来る。
<作用効果>
ここで、第1実施形態に係る補聴器調整装置1の作用効果を説明する。
(1)
この補聴器調整装置1では、モニタリング部21は、動作モード情報40と、補聴処理音38の音量と、補聴処理音39の音量と、を表示部3に表示させる。そして、動作モード情報40は、標準モードでの補聴処理および風抑制機能に基づいた補聴処理が実行される動作モードが補聴器5において有効に動作しているかどうか、を示している。
これにより、調整者10は、補聴器5において動作モードが実際に動作しているかどうかを認識することができる。つまり、調整者10は、補聴器5において、標準モードでの補聴処理に加えて風抑制機能に基づいた補聴処理が実行されていることを認識できる。したがって、調整者10は、補聴器5の状態を正確に認識しながら、音量を確認することができる。
その結果、補聴器5の誤調整の発生を抑制することができる。
(2)
この補聴器調整装置1では、標準モードでの補聴処理により得られた補聴処理音38の音量と、動作モードでの補聴処理により得られた補聴処理音39の音量と、が表示部3に表示される。
これにより、調整者10は補聴器5の状態をより確実に把握することができる。また、使用環境が補聴器5の出力音量に及ぼす影響を把握することができる。その結果、補聴器5をより適切に調整することが可能となる。
(3)
モニタリング部21は、動作モード情報40が表示された動作モード表示領域410と、補聴処理音38の音量および補聴処理音39の音量が表示された音量表示領域420と、設定モードが表示された設定モード表示領域430と、を表示部3に表示させる。
これにより、補聴器5の状態が、整理された態様で調整者10に提示される。その結果、調整者10は、補聴器5の状態の把握を容易に把握することができる。
(4)
モニタリング部21は、互いに対比された、補聴処理音38と、補聴処理音39と、UCL36と、HTL37と、を表示部3に表示させる。
これにより、調整者10は、複数の異なるモードにおける補聴処理によって得られた音の音量を、容易に比較することができる。また、調整者10は、補聴器5を調整するための基準を確認できる。
(5)
この補聴器調整装置1では、補聴器5と通信可能に配置され、補聴処理音38と、補聴処理音39と、動作モード情報40と、が補聴器5から入力される読み込み部20を有している。
これにより、補聴器5における補聴処理により得られた補聴処理音38および補聴処理音39が補聴器調整装置1に入力される。したがって、調整者10は、補聴器5の状態を直接的に知ることができる。
(6)
モニタリング部21は、表示部3に、補聴処理音38の音量に対応するグラフおよび補聴処理音39の音量に対応するグラフを重ね合わせて、それぞれを互いに異なる色で表示させている。
これにより、調整者10は、視覚によって、容易に補聴器5の状態を把握できる。
〔第2実施形態〕
図7を用いて第2実施形態について説明する。
図7は、第2実施形態に係る補聴器調整装置1の機能ブロックである。
なお、第1実施形態の実質的に同様の機能を有する構成については、第1実施形態と同じ符号を付すものとし、その詳細な説明を省略する。
上記の第1実施形態では、標準モードに相当する補聴処理パラメタを用いて増幅処理が行われた補聴処理音38と、付加機能による補聴処理がさらに行われた補聴処理音39と、付加機能の有効状態を表す動作モード情報40とを、補聴処理部17を介して補聴器5が出力するとしていた。しかしながら、補聴処理音38および補聴処理音39は、必ずしも補聴器5から補聴器調整装置1に入力される必要はない。
例えば、補聴器5と補聴器調整装置1との間の通信速度が遅い場合が考えられる。この場合に、補聴処理部17を介して、本体マイク16で捕らえられた補聴処理が施される前の音情報および、付加機能の有効状態を表す動作モード情報40のみが、補聴器5から補聴器調整装置1に送信されてもよい。これらの音情報および動作モード情報40は、読み込み部20を介して補聴器調整装置1に入力される。
本実施形態では、補聴器5から出力される音情報は、音出力部4から出力された評価音源に基づいている。補聴器5から出力される音情報は、本体マイク16で捉えられた評価音源が補聴処理を施されることなく、そのまま音声信号に変換されることにより生成される。
補聴器調整装置1のシミュレーション部51は、補聴器5から入力された音情報および動作モード情報40と、補聴器調整装置1の補聴器モデルデータ保持部50に格納された、補聴器5の信号処理方法などのモデルデータと、に基づいて、補聴器5の処理をシミュレーションする。また、シミュレーション部51は、標準モードをシミュレーションして、補聴処理音38を算出する。さらに、シミュレーション部51は、動作モードをシミュレーションして、補聴処理音39を算出する。ここで、動作モードのシミュレーションにおいては、シミュレーション部51は、風抑制機能をシミュレーションする。
その結果得られた補聴処理音38と補聴処理音39とに基づいて、モニタリング部21が、表示部3に、図4,図5,図6に相当するモニタリング画面を表示させる。
一般に、計算速度においては、補聴器5内部のプロセッサの性能よりも、補聴器調整装置1を動作させる処理装置(例えば、PC(personal computer))の性能の方が優れている。また、接続ボックス6を通じて行われる通信の速度が上記の第1実施形態での処理を実現するには不十分である場合も考えられる。
これらの場合であっても、本実施形態に係る補聴器調整装置1に採用された方法により、補聴器5の誤調整の発生を抑制するという目的を実現できる。
〔他の実施形態〕
以上、本発明の第1実施形態および第2実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(A)
上記の実施形態では、補聴処理音38および補聴処理音39(もしくは、補聴処理音41および補聴処理音42)が、音量を表示する一つのグラフに出力されていたが、本発明はこれに限られない。
図6は、他の実施形態に係るモニタリング画面600を示している。モニタリング画面600は、第1画面610と、第2画面620と、を有している。第1画面610および第2画面620は、動作モード表示領域410と、音量表示領域420と、設定モード表示領域430と、を含んでいる。
上記の実施形態では、図5に示すように、標準モードにおける補聴処理によって得られる補聴処理音41の音量と、動作モードにおける補聴処理によって得られる補聴処理音42の音量とが、互いに異なる態様で表示されていた。つまり、補聴処理音41の音量に対応するグラフはハッチングされ、補聴処理音42の音量に対応するグラフは着色されていた。
これに対して、図6に示すように、それぞれのモードの表示を、互いに共通の態様を用いつつ、2つの画面に分けて提示することも可能である。図6において、動作モードおよび標準モードは、それぞれ左の第2画面620および右の第1画面610に対応する。これにより、補聴処理音41の音量に対応するグラフと、補聴処理音42の音量に対応するグラフと、が並列に表示される。このような表示形態を用いても、補聴処理音41と補聴処理音42とを対比された状態で表示することができる。
また、図6では2つの画面が用いられていたが、補聴処理音41の音量に対応する第1グラフと、補聴処理音42の音量に対応する第2グラフと、が一つの画面内に表示されていてもよい。このように、補聴処理音41および補聴処理音42(もしくは、補聴処理音38および補聴処理音39)を区別して表示できれば、どのような表示形態が採用されてもよい。
(B)
上記の第2実施形態では、本体マイク16に入力された評価音源が音情報に変換され、音情報が補聴器調整装置1に送信されるように制御されているが、本発明はこれに限られない。
例えば、これらの処理は省略されてもよい。すなわち、補聴器調整装置1が、補聴器5の本体マイク16が検出するはずの評価音源をシミュレーションしてもよい。より詳細には、補聴器5と音出力部4(例えば、スピーカ)との間の距離などをパラメタ化する。そして、調整者10が入力部2を介してパラメタを補聴器調整装置1に入力することによって、補聴器調整装置1は本体マイク16に入力されるはずの音をそのパラメタに応じて算出する。
この場合には、本体マイク16に入力された音に基づく音情報を補聴器調整装置1に送信する処理を行わなくてもよい。
(C)
上記の実施形態では、補聴器5と補聴器調整装置1とは接続ボックス6、配線7、および配線8を介して接続されていたが、本発明はこれに限られない。
例えば、補聴器5と補聴器調整装置1とが、無線通信により接続されても構わない。
(D)
上記の実施形態では、制御部11とモニタリング部21とが別個に設けられているが、本発明はこれにかぎられない。
例えば、制御部11がモニタリング部21の機能を兼ね備えていてもよい。
また、上記の実施形態の各処理をハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェア(OS(オペレーティングシステム)、ミドルウェア、あるいは、所定のライブラリとともに実現される場合を含む。)により実現してもよい。さらに、ソフトウェアおよびハードウェアの混在処理により実現してもよい。
本発明の補聴器調整装置は、補聴器の状態を補聴器調整者が正しく認識できるようにして、補聴器の誤調整の発生を抑制するという効果を奏することから、各種補聴器の調整を行う補聴器調整装置に対して広く適用可能である。
1 補聴器調整装置
2 入力部
3 表示部
4 音出力部
5 補聴器
6 接続ボックス
7,8 配線
9 使用者
10 調整者
11 制御部
12 調整値メモリ
13 書き込み部
14 入力部
15 補聴処理パラメタ保持部
16 本体マイク(マイクの一例)
18 レシーバ
19 出力部
20 読み込み部(通信部の一例)
21 モニタリング部(表示制御部の一例)
24 音源DB
36 UCL
37 HTL
38 補聴処理音(第1の処理音の一例)
39 補聴処理音(第2の処理音の一例)
40 動作モード情報
41 補聴処理音(第1の処理音の一例)
42 補聴処理音(第2の処理音の一例)
51 シミュレーション部
410 動作モード表示領域(第1表示領域の一例)
420 音量表示領域(第2表示領域の一例)
430 設定モード表示領域(第3表示領域の一例)
610 第1画面
620 第2画面
調整者10により入力部2を介して調整値が入力もしくは変更されると、入力もしくは変更された調整値は、制御部11を介して調整値メモリ12に蓄えられるとともに、制御部11を介して表示部3で表示される。入力部2を介して調整者10により補聴器5への調整値の書き込み指示が入力されると、書き込み部13により、接続ボックス6および補聴器5の入力部14を介して、補聴器5の補聴処理パラメタ保持部15に調整値が書き込まれる。制御部11は、入力部2に入力された書き込み指示に基づいて、書き込み部13を制御する。補聴処理パラメタ保持部15は、使用者9の聴力に応じて決定されるゲインやコンプレッションのような補聴処理パラメタと、ハウリング抑制(フィードバックキャンセラー)機能、風抑制機能、モデラート機能などの付加的な機能の設定情報を記憶するものである。
そして、ハウリング(フィードバックを抑制するために、付加機能としてフィードバック抑制機能が設定されていたとする。つまり、補聴器5には、標準モードでの補聴処理に加えてフィードバック抑制機能による補聴処理が実行されるモード(設定モードの一例、並びに動作モードの一例)が設定されている。

Claims (9)

  1. 標準モードを含む、異なる複数の補聴処理モードを有する補聴器を調整するための補聴器調整装置であって、
    前記補聴器を調整するための情報を表示可能な表示部と、
    前記標準モードでの補聴処理および追加の補聴処理が実行される動作モードが、前記補聴器において有効に動作しているかどうかを示す動作モード情報と、補聴処理された音の音量と、を前記表示部に表示させる表示制御部と、
    を備えた補聴器調整装置。
  2. 前記表示制御部は、前記標準モードでの補聴処理により得られる第1の処理音の音量と、前記動作モードでの補聴処理により得られる第2の処理音の音量と、を前記表示部に表示させる、
    請求項1に記載の補聴器調整装置。
  3. 前記表示制御部は、前記動作モード情報を表示するための第1表示領域と、前記第1の処理音の音量および前記第2の処理音の音量を表示するための第2表示領域と、を前記表示部に表示させる、
    請求項2に記載の補聴器調整装置。
  4. 前記表示制御部は、前記複数の補聴処理モードのうち、前記補聴器に設定された設定モードの情報を表示するための第3表示領域を前記表示部に表示させる、
    請求項1から3のいずれかに記載の補聴器調整装置。
  5. 前記表示制御部は、互いに対比された、前記第1の処理音の音量と、前記第2の処理音の音量と、を前記表示部に表示させる、
    請求項2から4のいずれかに記載の補聴器調整装置。
  6. 前記表示制御部は、互いに対比された、前記第1の処理音の音量と、前記第2の処理音の音量と、所定の音量範囲と、を前記表示部に表示させる、
    請求項2から4のいずれかに記載の補聴器調整装置。
  7. 前記補聴器と通信可能に配置され、音源に基づいて前記標準モードでの補聴処理により得られた前記第1の処理音と、前記音源に基づいて前記動作モードでの補聴処理により得られた前記第2の処理音と、前記動作モード情報と、が前記補聴器から入力される通信部をさらに備えた、
    請求項2から6のいずれかに記載の補聴器調整装置。
  8. 前記補聴器と通信可能に配置され、前記補聴器のマイクで取得された音源に基づく音情報と、前記動作モード情報と、が前記補聴器から入力される通信部と、
    前記補聴器からの前記音情報および前記動作モード情報に基づいて、前記標準モードでの補聴処理により得られる前記第1の処理音の音量と、前記動作モードでの補聴処理により得られる前記第2の処理音の音量と、を算出するシミュレーション部と、をさらに備えた、
    請求項2から6のいずれかに記載の補聴器調整装置。
  9. 前記表示制御部は、前記表示部に、周波数帯に対する音量をグラフにより表示させるとともに、前記第1の処理音の音量に対応するグラフおよび前記第2の処理音の音量に対応するグラフを重ね合わせて、それぞれを互いに異なる色を用いて表示させる、
    請求項2から8のいずれかに記載の補聴器調整装置。
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