JP2012216986A - 補聴器調整装置、補聴器調整方法、および補聴器調整用プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】補聴器調整装置1は、比較部22aと、設定部22bと、を有する。比較部22aは、補聴器5の使用者Tの聴力レベルデータとフィッティング理論とに基づく補聴処理により得られた音に対して使用者Tによって与えられた使用者評価と、顧客A〜Cのそれぞれに対応して予め取得され、顧客A〜Cの聴力レベルデータとフィッティング理論とに基づく補聴処理により得られた音に対して顧客A〜Cによって与えられた参照評価と、を比較する。設定部22bは、使用者Tに提供される補聴処理を規定する使用者パラメータの値を、予め取得されたパラメータであって、顧客A〜Cのうち使用者評価と類似する参照評価を与えた顧客Aに適合する補聴処理を規定する参照パラメータの値と同一の値に設定する。
【選択図】図8
Description
比較部は、補聴器の使用者の聴力レベルデータと所定の手法とに基づく補聴処理により得られた音に対して使用者によって与えられた第1評価と、複数の参照使用者のそれぞれに対応して予め取得され、参照使用者の聴力レベルデータと所定の手法とに基づく補聴処理により得られた音に対して参照使用者によって与えられた第2評価と、を比較する。設定部は、使用者に提供される補聴処理を規定する第1パラメータの値を、予め取得されたパラメータであって、複数の参照使用者のうち第1評価と一致または類似する第2評価を与えた参照使用者に適合する補聴処理を規定する第2パラメータの値と同一の値に設定する。
図を用いて、本実施形態に係る補聴器調整装置1の構成を説明する。
音出力部4は、例えば、スピーカであり、補聴器5の調整に用いられる音源を出力する。
補聴器調整装置1は、制御部11と、調整値メモリ12と、音源DB(data base)21と、推奨パラメータ特定部22と、フィッティング理論DB9と、顧客DB10と、読み込み部20と、書き込み部13と、を有している。
個々の参照使用者の聴力レベルデータを参照聴力データと呼ぶ。また、個々の参照使用者に合わせて調整された補聴処理パラメータを参照パラメータと呼ぶ。さらに、フィッティング理論の適用により算出された初期調整パラメータに基づいて補聴処理が施された音源に対して、個々の参照使用者が与えた評価を、参照評価(第2評価の一例)と呼ぶ。つまり、参照評価とは、個々の参照使用者の参照聴力データと理論1〜5とに基づく補聴処理により得られた音に、参照使用者自身が与えた評価である。そして、参照評価を表す情報を参照評価情報(第2評価情報の一例)と呼ぶ。
図4は、顧客DB10に記憶された参照データの一例を示す概念図である。
以下、使用者Tを対象とした補聴器5の調整を例にして、フィッティングにおける補聴器調整装置1の動作について、図を用いて説明をする。
ステップS101では、使用者Tの聴力レベル(具体的には、HTLなど)が測定される。測定された使用者Tの聴力レベルデータ(つまり、使用者聴力データ)は、調整値メモリ12に格納される。ここで、前もって取得されていた使用者Tの聴力レベルデータが、予め調整値メモリ12に格納されていてもよい。なお、聴力レベルデータの測定時には、表示部3には測定用の測定画面が表示される。
ステップS102では、補聴器調整装置1の表示部3の画面が調整画面300に遷移する。具体的には、制御部11は、測定画面の代わりに、表示部3に調整画面300を表示させる。
調整画面300には、スライダー37と、調整グラフ35と、推奨パラメータ計算ボタン36と、が表示される。図6に示すように、調整画面300の上部に調整グラフ35が配置され、調整画面300の下部に各種補聴処理パラメータ(具体的には、ゲイン、コンプレッション、およびTK)を調整するためのスライダー37が配置され、さらに、調整画面300の右上に推奨パラメータ計算ボタン36が配置される。
ステップS103では、使用者Tに提供される補聴処理を規定する補聴処理パラメータ(つまり、使用者パラメータ)を記憶するための記憶領域が、調整値メモリ12に確保される。具体的には、制御部11は、使用者Tの聴力レベルの測定が終了したことを検出すると、使用者パラメータを格納するための記憶領域を調整値メモリ12に確保する。
ステップS104では、理論1〜Mを適用して初期調整パラメータが算出される。ここで、Mは使用者Tの評価の対象となるフィッティング理論の個数を表す1以上の整数であり、本実施形態では、M=5である。
ステップS105では、制御部11により、繰り返しの処理を実施するための仮想的なカウンタが設定され、初期化される。以下では、カウンタが数え上げた回数をn(nは1以上M以下の整数であり、本実施形態では、nは1以上5以下の整数)と表現する。したがって、ステップS105では、nに「1」が割り当てられる。
ステップS106では、フィッティング理論の適用により算出された初期調整パラメータが補聴器5に設定される。具体的には、使用者Tの使用者聴力データと理論nとに基づいて算出された初期調整パラメータが補聴器5に設定される。例えば、ステップS105からステップS106に処理が進んだ場合には、理論1の適用により算出された初期調整パラメータが補聴器5に設定される。
ステップS107では、補聴器調整装置1により音源が使用者Tに提供され、提供された音源が使用者Tにより評価される。
ステップS108では、カウンタが保持している回数nが、予め定められた整数値Mに等しいかどうかが判定される。前述のように、Mは使用者Tによる評価の対象となるフィッティング理論の個数であり、本実施形態ではM=5である。
ステップS109では、カウンタの保持している回数nに「1」が加算され、処理がステップS106に戻る。
図7は、表示部3に表示された調整画面400を示している。
ステップS110では、1次比較が実行される。つまり、使用者Tの聴力レベルデータ(つまり、使用者聴力データ)と参照使用者の聴力レベルデータ(つまり、参照聴力データ)とが比較される。
ステップS111では、過去に補聴器5の調整を完了した参照使用者の中から、使用者Tと類似した聴力レベルを有する使用者が選択され、上位グループとして抽出される。具体的には、推奨パラメータ特定部22の比較部22aにより、ステップS110において参照聴力データのそれぞれに付与された順位に基づいて、上位から順に複数の参照データが抽出される。
ステップS112では、2次比較が実行される。つまり、推奨パラメータ特定部22の比較部22aにより、上位グループ中に含まれる参照使用者がフィッティング理論に与えた評価(つまり、参照評価)の得点が計算される。
ステップS113では、参照使用者のうちの最も高い得点を有する一人が、上位グループから抽出される。具体的には、推奨パラメータ特定部22の比較部22aにより、上位グループに含まれる参照使用者の得点が比較され、最も高い得点を有する参照使用者が特定される。
図8は、推奨パラメータ特定部22における処理を説明するための概念図である。
SA1 = 3 ・・・ (1a)
SA2 = 3 ・・・ (1b)
SA3 = 1 ・・・ (1c)
SA4 = 3 ・・・ (1d)
SA5 = 3 ・・・ (1e)
RB = SB1+SB2+SB3+SB4+SB5 ・・・ (2)
SB1 = −1 ・・・ (2a)
SB2 = 1 ・・・ (2b)
SB3 = 1 ・・・ (2c)
SB4 = −1 ・・・ (2d)
SB5 = −1 ・・・ (2e)
RC = SC1+SC2+SC3+SC4+SC5 ・・・ (3)
SC1 = 1 ・・・ (3a)
SC2 = 3 ・・・ (3b)
SC3 = 3 ・・・ (3c)
SC4 = 1 ・・・ (3d)
SC5 = 3 ・・・ (3e)
ステップS114では、使用者Tの推奨パラメータが特定される。具体的には、推奨パラメータ特定部22の設定部22bにより、特定の参照使用者に合わせて調整された補聴処理パラメータ(つまり、参照パラメータ)が顧客DB10から抽出され、推奨パラメータとして指定される。ここで、特定の参照使用者とは、ステップS113において最も高い得点を有していると判定された使用者であり、本実施形態では顧客Aである。また、推奨パラメータ特定部22の設定部22bによって顧客DB10から抽出される参照パラメータは、顧客Aに合わせて補聴器5が調整された際に、補聴器5に最終的に設定された補聴処理パラメータである。そして、特定された参照パラメータが、使用者Tの推奨パラメータとして指定される。
図9に示すように、調整画面500には、推奨パラメータに基づいて、スライダー37および調整グラフ35が表示される。調整画面500では、スライダー37および調整グラフ35の状態は、顧客Aに合わせて補聴器5を調整した際に得られた最終結果と実質的に同じ状態である。つまり、調整画面500において調整グラフ35に表示される音圧レベルは、顧客Aの参照パラメータに対応する音圧レベル31と同一である。このように、使用者Tに対する推奨パラメータとして顧客Aの最終結果が図9のごとく表示される。なお、調整グラフ35に表示された3本の曲線は、例えば、上から90,60,40dBSPLの場合の出力値(音圧レベル)を示している。
ステップS115では、使用者Tは使用者パラメータにさらに微調整が必要か否かを判断する。
ステップS116では、調整者Sは使用者Tに合わせて使用者パラメータを調整する。具体的には、調整者Sは、推奨パラメータを使用者パラメータの初期値として、使用者Tに合わせて使用者パラメータを微調整する。
ステップS117では、使用者Tに関するデータが顧客DB10に格納される。具体的には、理論1〜5のそれぞれに対応する使用者評価情報と、使用者Tの使用者聴力データと、使用者Tに合わせて調整された補聴処理パラメータ(つまり、使用者パラメータ)と、が顧客DB10に格納される。より詳細には、調整を終了させる指示が調整者Sから入力部2を介して制御部11に入力されると、制御部11は、調整を終了させる処理を実行する。つまり、制御部11は、補聴器5に最終的に設定された補聴処理パラメータと、使用者Tの使用者聴力データと、使用者Tがフィッティング理論に与えた評価を表す使用者評価情報と、を互いに関連付けられた状態で、顧客DB10に格納する。これらのデータは調整値メモリ12から制御部11により読み出され、顧客DB10に格納される。
このように、本実施形態に係る補聴器調整方法に基づいて推奨パラメータを算出することにより、補聴処理パラメータ(具体的には、使用者パラメータ)の初期値をより適切に設定することができる。単に各フィッティング理論を適用してファーストフィットを実行するだけでは、補聴処理パラメータに使用者Tの主観的な好みを反映させることは困難である。つまり、ファーストフィットの実行後に、対話形式の調整により、使用者Tの好みを探る必要がある。したがって、従来の補聴器調整方法を用いた場合、補聴処理パラメータの調整と使用者Tによる試聴とが、余分に実行される必要がある。
ここで、本実施形態に係る補聴器調整装置1ならびに補聴器調整方法の作用効果を説明する。
補聴器調整装置1では、推奨パラメータ特定部22の比較部22aは、使用者Tの使用者聴力データと理論1〜5とに基づく補聴処理により得られた音に対して使用者Tによって与えられた使用者評価と、顧客A〜Cのそれぞれに対応して予め取得され、顧客A〜Cの参照聴力データと理論1〜5とに基づく補聴処理により得られた音に顧客A〜Cが与える参照評価と、を比較する。
この補聴器調整装置1では、使用者Tおよび顧客Aの評価の対象となる音を得るための補聴処理は、複数のフィッティング理論である理論1〜5に基づいて規定される。
この補聴器調整装置1では、顧客DB10には、顧客Aの参照聴力データと、顧客Aの参照パラメータと、顧客Aの参照評価を表す参照評価情報と、がそれぞれ関連付けられて参照データとして蓄積される。また、推奨パラメータ特定部22の比較部22aは、顧客DB10から顧客Aの参照評価情報を取得する。さらに、推奨パラメータ特定部22の設定部22bは、顧客DB10から顧客Aの参照パラメータを取得する。
この補聴器調整装置1では、推奨パラメータ特定部22の比較部22aは、顧客DB10から、使用者Tの使用者聴力データに一致または類似する参照聴力データを含む複数の参照データを選択し、上位グループを形成する。
この補聴器調整装置1では、入力部2は、使用者Tに適合した補聴処理を規定するように使用者パラメータを調整する操作を受け付ける。
本実施形態に係る補聴器調整方法では、初期調整パラメータは使用者Tの聴力レベルデータと理論1〜5とに基づいて算出され、初期調整パラメータに基づく補聴処理は、コンプレッション処理およびTK処理を含んでいてもよい。
本実施形態に係る補聴器調整方法では、例えば、NAL−NL1、NAL−NL2、DSL i/o、 DSL v5、POGO、FIG6、などのフィッティング理論が用いられる。これらのフィッティング理論は、各々異なる特徴を有する。各々のフィッティング理論では、使用者の聞こえに対して異なる着眼点から補聴処理パラメータが算出されるので、同一の聴力レベルデータを用いた場合であっても、フィッティング理論ごとに異なる初期調整パラメータが得られる。したがって、複数のフィッティング理論を適用することにより、多様な初期調整パラメータが得られる。そして、多様な初期調整パラメータに基づく補聴処理が施された音を使用者が評価するので、使用者の感覚に合った補聴処理が見つかり易くなる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
前述の実施形態では、ステップS112およびステップS113において、最高の得点が付与された顧客Aの最終結果(つまり、参照パラメータ)のみが抽出されていたが、複数の参照使用者の最終結果が抽出されてもよい。
前述の実施形態では、顧客DB10は補聴器調整装置1に内蔵されていたが、補聴器調整装置1に内蔵されていない記録装置もしくは記録媒体に参照データが記録されていても構わない。
前述の実施形態における各処理は、ハードウェアにより実現されてもよいし、ソフトウェア(OS(Operating System)、ミドルウェア、あるいは、所定のライブラリとともに実現される場合を含む。)により実現されてもよい。さらに、前述の実施形態の各処理は、ソフトウェアおよびハードウェアの混在処理により実現されても良い。ここで、ソフトウェアを構成するプログラムは、メモリーカードやCD−ROM等の記録装置または記録媒体、もしくは、インターネットなどの伝送媒体を介して供給することが考えられる。
前述の実施形態では、補聴器5と補聴器調整装置1とは接続ボックス6、配線7、および配線8を介して接続されていたが、補聴器5と補聴器調整装置1との接続方法は有線接続には限られない。
例えば、補聴器5と補聴器調整装置1とが、無線通信により接続されても構わない。
前述の実施形態では、過去の顧客のデータを例にして、参照データについて説明したが、顧客DB10に格納される参照データは、顧客から提供されるとは限らない。
前述の実施形態では、推奨パラメータ特定部22において、比較部22aと設定部22bとが設けられていたが、これらは別々に設けられていなくてもよい。
2 入力部
3 表示部
4 音出力部
5 補聴器
6 接続ボックス
7,8 配線
9 フィッティング理論DB
10 顧客DB(データ収容部の一例)
11 制御部
12 調整値メモリ
13 書き込み部
14 入力部
15 補聴処理パラメータ保持部
16 本体マイク
17 補聴処理部
18 レシーバ
19 出力部
20 読み込み部
21 音源DB
22 推奨パラメータ特定部
22a 比較部
22b 設定部
T 使用者
S 調整者
A〜D 顧客(参照使用者の一例)
Claims (7)
- 補聴器の使用者の聴力レベルデータと所定の手法とに基づく補聴処理により得られた音に対して前記使用者によって与えられた第1評価と、複数の参照使用者のそれぞれに対応して予め取得され、前記参照使用者の聴力レベルデータと前記所定の手法とに基づく補聴処理により得られた音に対して前記参照使用者によって与えられた第2評価と、を比較する比較部と、
前記使用者に提供される補聴処理を規定する第1パラメータの値を、予め取得されたパラメータであって、前記複数の参照使用者のうち前記第1評価と一致または類似する前記第2評価を与えた前記参照使用者に適合する補聴処理を規定する第2パラメータの値と同一の値に設定する設定部と、
を備えた補聴器調整装置。 - 前記所定の手法は、複数のフィッティング理論であり、
前記第1評価および前記第2評価は、それぞれ、前記複数のフィッティング理論に対応する複数の評価を含んでいる、
請求項1に記載の補聴器調整装置。 - 各前記参照使用者の聴力レベルデータと、前記第2パラメータと、前記第2評価を表す第2評価情報と、が互いに関連付けられて個別データとして蓄積されるデータ収納部をさらに備え、
前記比較部は、前記データ収納部から前記第2評価情報を取得し、
前記設定部は、前記データ収納部から前記第2パラメータを取得する、
請求項1または2に記載の補聴器調整装置。 - 前記比較部は、前記データ収納部から、前記使用者の聴力レベルデータに一致または類似する聴力レベルデータを含む複数の前記個別データを選択し、選択された前記複数の個別データの中から、前記使用者の前記第1評価を表す第1評価情報に一致または類似する前記第2評価情報が含まれた前記個別データを特定する、
請求項3に記載の補聴器調整装置。 - 前記第1パラメータの値を前記使用者に適合する補聴処理を規定するように調整する操作を受け付ける入力部をさらに備えた、
請求項1から4のいずれかに記載の補聴器調整装置。 - 使用者に合わせて補聴器を調整するための補聴器調整方法であって、
複数の参照使用者のそれぞれに対応してデータ収容部に予め記憶され、前記参照使用者の聴力レベルデータと所定の手法とに基づく補聴処理により得られた音に対して前記参照使用者によって与えられた第2評価を表す第2評価情報を前記データ収容部から取得することと、
前記データ収容部から取得された前記第2評価情報と、前記使用者の聴力レベルデータと前記所定の手法とに基づく補聴処理により得られた音に対して前記使用者によって与えられた第1評価を表す第1評価情報と、を比較することと、
前記使用者に提供される補聴処理を規定する第1パラメータの値を、予め前記データ収容部に記憶されたパラメータであって、前記複数の参照使用者のうち前記第1評価と一致または類似する前記第2評価を与えた前記参照使用者に適合する補聴処理を規定する第2パラメータの値と同一の値に設定することと、
を備えた補聴器調整方法。 - 使用者に合わせて補聴器を調整するための補聴器調整方法であって、
複数の参照使用者のそれぞれに対応してデータ収容部に予め記憶され、前記参照使用者の聴力レベルデータと所定の手法とに基づく補聴処理により得られた音に対して前記参照使用者によって与えられた第2評価を表す第2評価情報を前記データ収容部から取得することと、
前記データ収容部から取得された前記第2評価情報と、前記使用者の聴力レベルデータと前記所定の手法とに基づく補聴処理により得られた音に対して前記使用者によって与えられた第1評価を表す第1評価情報と、を比較することと、
前記使用者に提供される補聴処理を規定する第1パラメータの値を、予め前記データ収容部に記憶されたパラメータであって、前記複数の参照使用者のうち前記第1評価と一致または類似する前記第2評価を与えた前記参照使用者に適合する補聴処理を規定する第2パラメータの値と同一の値に設定することと、
を備えた補聴器調整方法をコンピュータに実行させる補聴器設定用プログラム。
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