JP2001203894A - 画像圧縮装置、画像圧縮方法、及び、記録媒体 - Google Patents

画像圧縮装置、画像圧縮方法、及び、記録媒体

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JP2001203894A
JP2001203894A JP2000012943A JP2000012943A JP2001203894A JP 2001203894 A JP2001203894 A JP 2001203894A JP 2000012943 A JP2000012943 A JP 2000012943A JP 2000012943 A JP2000012943 A JP 2000012943A JP 2001203894 A JP2001203894 A JP 2001203894A
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Masatoshi Matsudaira
平 正 年 松
Hisahiro Hayashi
寿 宏 林
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディザ処理された画像データを効率的に圧縮
する。 【解決手段】 4バイト×4バイトのディザマトリック
スを用いてディザ処理された画像データから得られるビ
ットマップデータを、ディザマトリックスの幅である4
バイト単位で区分する。そして、画像圧縮処理をする際
には、圧縮対象のバイトのビットマップデータが4バイ
ト前に位置するビットマップデータと一致するかどうか
を判断し、両者が一致する場合には、圧縮対象のバイト
については、4バイト前に位置するビットマップデータ
と同じであるという一致情報のみを保持するようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像圧縮の手法に
関し、特に、ディザ処理された画像データを圧縮するの
に好適な画像圧縮の手法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、1画素を複数の階調で表現し
た画像データを、1画素を1ビットの2値で表現するた
めに、画像をディザ処理することがなされている。この
ディザ処理は、ディザマトリックスを用いてなされる
が、ディザ処理された画像は、通常のランレングス画像
と異なる特性を持っている。すなわち、通常の画像デー
タは、同じ値が続く可能性が高いのに対し、ディザ処理
された画像データは、同じ値が連続する可能性が低いと
いう、特性を有している。このため、ディザ処理された
画像データについては、通常のランレングス圧縮を行っ
ても、効率的な圧縮ができない。
【0003】しかし、ディザマトリックスを用いてディ
ザ処理された画像データは、ディザマトリックスの幅を
単位に周期的に同じデータが現れる可能性が高いという
特性を有している。このため、この特性を利用して、特
開平9−294210号公報では、予め画像をディザマ
トリックスの幅単位で排他的論理和演算(EXOR)を
行うことで、ランレングス圧縮が効率的に行われやすい
形にデータを変換する手法が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した排他
的論理和演算は、演算処理が遅いという問題があった。
すなわち、上述した排他的論理和演算を行うためには、
1バイトの排他的論理和演算を行う場合でも、画像デー
タから2バイトのデータを読み込み、排他的論理和演算
を行った上で、1バイトのデータの書き込みを行う必要
があった。
【0005】さらに、このような排他的論理和演算を行
う必要のない画像データの箇所に対しても、無条件に同
様の処理を施すので、処理が無駄になる場合もあった。
しかも、この排他的論理和演算を画像データに対して行
った後に、通常のランレングス圧縮を行わなければなら
なかったので、1つの圧縮処理に2種類の演算処理が必
要になるという問題もあった。
【0006】そこで、本発明は、前記課題に鑑みてなさ
れたものであり、ディザ処理された画像データを効率的
に圧縮できる画像圧縮技術を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る画像圧縮装置は、画像データについて
のビットマップデータをディザマトリックスの幅と同じ
サイズの複数のブロックに区切る、区切り手段と、前記
複数のブロックのうち1のブロックのデータと、前記1
のブロックよりも1つ前に位置する他のブロックのデー
タとを比較する、比較手段と、前記1のブロックのデー
タが、前記1のブロックよりも1つ前に位置する前記他
のブロックのデータと、一致する場合には、1つ前に位
置する他のブロックと同一データである旨の一致情報を
生成する、圧縮データ生成手段と、前記1のブロックの
データが、前記1のブロックよりも1つ前に位置する前
記他のブロックのデータと、異なる場合には、前記1の
ブロックのデータをそのまま非圧縮データとして保持す
る、非圧縮データ保持手段と、生成された前記一致情報
と、保持された前記非圧縮データとを出力する、出力手
段と、を備えることを特徴とする。これにより、ディザ
マトリックスを用いてディザ処理をした画像データは、
ディザマトリックスの幅で周期的に同じデータが現れる
という特性を利用して、ディザ処理をした画像データを
効率的に圧縮することができるようになる。
【0008】また、本発明に係る画像圧縮装置は、画像
データについてのビットマップデータをディザマトリッ
クスの幅と同じサイズの複数のブロックに区切るととも
に、前記各ブロックをさらに複数の小ブロックに区切
る、区切り手段と、前記複数の小ブロックのうち1の小
ブロックのデータと、前記1の小ブロックよりもディザ
マトリックスの幅だけ前に位置する他の小ブロックのデ
ータとを比較する、比較手段と、前記1の小ブロックの
データが、前記1の小ブロックよりもディザマトリック
スの幅だけ前に位置する他の小ブロックのデータと、一
致する場合には、前記他の小ブロックと同一データであ
る旨の一致情報を生成する、圧縮データ生成手段と、前
記1の小ブロックのデータが、前記1の小ブロックより
もディザマトリックスの幅だけ前に位置する前記他の小
ブロックのデータと、異なる場合には、前記1の小ブロ
ックのデータをそのまま非圧縮データとして保持する、
非圧縮データ保持手段と、生成された前記一致情報と、
保持された前記非圧縮データとを出力する、出力手段
と、を備えることを特徴とする。このように、ディザマ
トリックスの幅と同じサイズのブロックを、さらに複数
の小ブロックに区切ることにより、小ブロック単位でデ
ータの比較をするので、同じデータが現れる可能性を高
めることができるとともに、データ長を短くすることに
より演算処理を効率的に行うことができる。
【0009】また、本発明に係る画像圧縮装置によれ
ば、画像データについてのビットマップデータをディザ
マトリックスの幅と同じサイズの複数のブロックに区切
るとともに、前記各ブロックをさらに複数の小ブロック
に区切る、区切り手段と、前記複数の小ブロックのうち
1の小ブロックのデータと、前記1の小ブロックよりも
ディザマトリックスの幅だけ前に位置する第1の他の小
ブロックのデータとを比較する、第1比較手段と、前記
1の小ブロックのデータと、前記1の小ブロックよりも
1つ前に位置する第2の他の小ブロックのデータとを比
較する、第2比較手段と、前記1の小ブロックのデータ
が、前記1の小ブロックよりもディザマトリックスの幅
だけ前に位置する前記第1の他の小ブロックのデータと
連続して一致する回数と、前記1の小ブロックのデータ
が、前記1の小ブロックよりも1つ前に位置する前記第
2の他の小ブロックのデータと連続して一致する回数と
を比較して、連続して一致する回数の多い方について一
致情報を生成する、圧縮データ生成手段と、前記1の小
ブロックのデータが、前記1の小ブロックよりもディザ
マトリックスの幅だけ前に位置する前記第1の他の小ブ
ロックのデータと異なり、且つ、前記1の小ブロックの
データが、前記1の小ブロックよりも1前に位置する前
記第2の他の小ブロックのデータとも異なる場合には、
前記1の小ブロックのデータを出力する、非圧縮データ
出力手段と、を備えることを特徴とする。このようにす
ることにより、本発明に係る画像圧縮とランレングス圧
縮とを混在させることができ、効率的な圧縮率ができる
方を圧縮手法として採用することができる。
【0010】これらの場合、前記データ出力手段は、前
記一致情報のデータの方が、非圧縮のデータよりも小さ
くなる場合にのみ、前記一致情報を出力するようにして
もよい。このようにすることにより、非圧縮データの方
が一致情報よりもデータが小さいにもかかわらず、一致
情報を圧縮データとして用いてしまうことがなくなり、
より一層の圧縮率の向上を図ることができるようにな
る。
【0011】また、前記圧縮データ生成手段は、連続し
て一致する回数を前記一致情報として生成するようにし
てもよい。このようにすることにより、効率的な圧縮を
実現することができるようになる。
【0012】本発明は、特に、画像データが、ディザ処
理された画像のデータである場合に、効率的な圧縮を期
待することができる。
【0013】さらに、本発明は、画像圧縮方法として実
現することができ、また、そのための処理を記録した記
録媒体として実現することもできる。また、本発明は、
上述したような処理により画像圧縮された画像を記録し
た記録媒体としても、実現することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕本発明の第1実
施形態は、ディザマトリックスを用いてディザ処理され
た画像データの特性を活用し、圧縮の対象となっている
バイトデータを、ディザマトリックスの幅だけ前のバイ
トデータと比較し、同じデータであれば同じであるとい
う事実のみを記録することにより、ディザ処理された画
像データの効率的な圧縮を実現したものである。より詳
しくを、以下に説明する。
【0015】まず、図1に基づいて、本発明の1つの実
施形態に係るプリンタとホストコンピュータの概略的構
成を説明する。図1は、本実施形態に係るプリンタとホ
ストコンピュータの概略構成を示すブロック図である。
この図1に示すように、本実施形態に係るシステムは、
プリンタ10と、このプリンタ10に接続するホストコ
ンピュータ12とを、備えて構成されている。
【0016】ホストコンピュータ12は、CPU20
と、RAM(Random Access Memory)22と、ROM
(Read Only Memory)24と、入出力部26と、ハード
ディスク28とを、備えて構成されている。これらCP
U20とRAM22とROM24と入出力部26と印刷
実行部28とは、バス29を介して相互に接続されてい
る。
【0017】本実施形態においては、RAM22又はハ
ードディスク29に、イメージスキャナ等から取り込ん
だ画像を、ディザ処理した画像データが格納されてい
る。また、ROM24又はハードディスク29に、後述
する画像圧縮プログラムが格納されており、この画像圧
縮プログラムをCPU30が読み込んで実行することに
より、ディザ処理された画像データの圧縮が行われる。
このように圧縮された画像データは、入出力部26を介
してプリンタ10に送信される。
【0018】プリンタ10は、CPU30と、RAM
(Random Access Memory)32と、ROM(Read Only
Memory)34と、入出力部36と、印刷実行部38と
を、備えて構成されている。これらCPU30とRAM
32とROM34と入出力部36と印刷実行部38と
は、バス40を介して相互に接続されている。
【0019】ホストコンピュータ12の入出力部26か
ら送信された画像データは、、プリンタ10の入出力部
36で受信される。入出力部36に受信されたデータ
は、RAM32に格納される。
【0020】CPU30は、プリンタ10の全体的な制
御を行う中央処理装置である。このCPU30は、RO
M34に格納されている各種プログラムを読み込んで、
実行する。例えば、CPU30は、ROM34に格納さ
れている画像伸張プログラムを読み出して実行すること
により、圧縮された画像データの伸張を行ったり、RO
M34に格納されている印刷実行プリンタを読み出して
実行することにより、伸張した画像データの印刷を行っ
たりする。
【0021】印刷実行部38は、例えばレーザプリンタ
の印刷エンジンに相当する部分であり、各種の印字や画
像データの印刷等を行う。本実施形態においては、例え
ば、上述した印刷実行プログラムに基づいて、画像デー
タの印刷を行う。
【0022】次に、図2に基づいて、本発明の第1実施
形態に係る画像圧縮処理を概略的に説明する。図2は、
ディザ処理された画像データのある一列のビットマップ
データをバイト単位で示す図である。
【0023】この図2においては、ディザマトリックス
は、4バイト×4バイトであり、このため4バイトのビ
ットマップデータを1つのブロックとして、区切ってい
る。つまり、ディザマトリックスの幅は、4バイトであ
る。さらに、この図2においては、1つのブロックを、
さらに1バイト毎の小ブロックに区切っている。つま
り、1つの小ブロックは8ビットで構成されている。
【0024】この図2に示すように、例えば、1バイト
目には「1」、つまり、「00000001」のビット
マップデータが格納されており、2バイト目には
「3」、つまり、「00000011」のビットマップ
データが格納されていることを示している。この場合、
例えば、「0」に相当する画素には画素印刷を行わず、
「1」に相当する画素については画素印刷を行うことを
示している。
【0025】本実施形態に係る画像圧縮処理において
は、あるバイトが4バイト前のビットマップデータと同
じであるかどうかを判断し、同じである場合には、その
事実のみを記憶しておく。
【0026】すなわち、1バイト目から4バイト目まで
は、4バイト前のビットマップデータが存在しないの
で、そのままのデータを出力する。5バイト目について
は、ディザマトリックスの幅と同じ4バイト前に位置す
る1バイト目のビットマップデータと比較し、ともにデ
ータが「1」で同じであるので、その事実のみを記憶す
る。つまり、一致カウンタCaを1つカウントアップす
る。
【0027】次に、6バイト目については、4バイト前
である2バイト目に位置するビットマップデータと比較
し、ともにデータが「3」であるので、その事実のみを
記憶する。つまり、一致カウンタCaを1つカウントア
ップする。同様に、7バイト目と8バイト目について
も、4バイト前と同じビットマップデータであるので、
その事実のみを記憶し、一致カウンタCaを1つづつカ
ウントアップする。
【0028】次に、9バイト目については、4バイト前
に位置する5バイト目のビットマップデータと比較し、
データが「2」と「1」で異なるので、この時点で連続
して一致した回数が確定する。すなわち、連続して一致
した回数であるCa=4を圧縮データとして出力する。
そして、9バイト目のデータとして、ビットマップデー
タ「2」をそのまま出力する。10バイト目について
も、4バイト前とはビットマップデータが異なるので、
10バイト目のデータとして、ビットマップデータ
「2」をそのまま出力する。
【0029】本実施形態では、このようにして、ディザ
処理された画像データの圧縮を行う。なお、この処理と
反対の処理を行うことにより、圧縮された画像データを
伸張することができる。
【0030】次に、図3のフローチャートに基づいて、
本実施形態に係る画像圧縮処理について詳しく説明す
る。この画像圧縮処理は、図1に示すホストコンピュー
タ12のCPU20がROM24やハードディスク29
に格納されている画像圧縮プログラムを読み出して実行
することにより実現される。なお、以下の説明では、画
像データにおける各ラインのデータ長である入力データ
数は、ディザマトリックスの幅zよりも大きいことを前
提としている。画像データにおける各ラインのデータ長
である入力データ数が、ディザマトリックスの幅z未満
である場合には、圧縮処理は行わずに、非圧縮の画像デ
ータとして扱うこととする。
【0031】この図3に示すように、まず、CPU20
は一致カウンタCaを0に設定し、不一致カウンタCd
をディザマトリックスの幅zに設定し、ポインタnもデ
ィザマトリックスの幅zに設定する(ステップS1
0)。上述した図2の例では、ディザマトリックスの幅
zは、4である。ここで、不一致カウンタCdとポイン
タnとをディザマトリックスの幅zに設定するのは、最
初のzバイト(図2の例では4バイト)では、zバイト
前のビットマップデータが存在しないので、zバイト前
のビットマップデータと一致することがあり得ないから
である。
【0032】次に、CPU20は、nバイト目のビット
マップデータX(n)と、これよりもzバイト前のビッ
トマップデータX(n−z)とが、一致するかどうかを
判断する(ステップS11)。これら2つのビットマッ
プデータが一致する場合(ステップS11:Yes)に
は、一致カウンタCaを1つカウントアップし(ステッ
プS12)、また、ポインタnも1つカウントアップす
る(ステップS13)。
【0033】次に、CPU20は、ポインタnが画像デ
ータにおける各ラインの入力データ数よりも大きいかど
うかを判断する(ステップS14)。ポインタnが画像
データにおける各ラインの入力データ数よりも大きい場
合(ステップS14:Yes)には、それまでのデータ
を出力する(ステップS15)。すなわち、図4を用い
て後述するデータ出力処理を行う。そして、この圧縮処
理を終了し、次のラインの処理に移行する。
【0034】一方、ポインタnが画像データにおける各
ラインの入力データ数以下の場合(ステップS14:N
o)には、CPU20は、nバイト目のビットマップデ
ータX(n)と、これよりもzバイト前のビットマップ
データX(n−z)とが、一致するかどうかを判断する
(ステップS16)。これら2つのビットマップデータ
が一致する場合(ステップS16:Yes)には、上述
したステップS12からの処理を繰り返す。一方、これ
ら2つのビットマップデータが一致しない場合(ステッ
プS16:No)には、それまでのデータを出力する
(ステップS17)。すなわち、図4を用いて後述する
データ出力処理を行う。そして、上述したステップS1
1からの処理を繰り返す。
【0035】上述したステップS11において、nバイ
ト目のビットマップデータX(n)と、これよりもzバ
イト前のビットマップデータX(n−z)とが、一致し
なかった場合(ステップS11:No)には、不一致カ
ウンタCdを1つカウントアップする(ステップS1
8)。続いて、ポインタnも1つカウントアップする
(ステップS19)。
【0036】次に、CPU20は、ポインタnが画像デ
ータにおける各ラインの入力データ数よりも大きいかど
うかを判断する(ステップS20)。ポインタnが画像
データにおける各ラインの入力データ数よりも大きい場
合(ステップS20:Yes)には、不一致カウンタC
dの値と、ビットマップデータX(n−Cd)〜X(n
−1)を非圧縮データとして出力する(ステップS2
1)。そして、この圧縮処理を終了し、次のラインの処
理に移行する。
【0037】一方、ポインタnが画像データにおける各
ラインの入力データ数以下の場合(ステップS20:N
o)には、上述したステップS11からの処理を繰り返
す。
【0038】次に、図4に基づいて、上述したステップ
S15及びステップS17におけるデータ出力処理につ
いて説明する。この図4は、データ出力処理のフローチ
ャートを示す図である。
【0039】図4に示すように、CPU20は、一致カ
ウンタCaが3以上であるかどうあかを判断する(ステ
ップS30)。一致カウンタCaが3以上である場合
(ステップS30:Yes)には、不一致カウンタCd
の値と、ビットマップデータX(n−Cd−Ca)〜X
(n−Ca−1)を非圧縮データとして出力する(ステ
ップS32)。つまり、一致カウンタCaが3未満であ
る場合には、ビットマップデータ(n−Cd−Ca)〜
X(n−Ca−1)をそのまま非圧縮の画像データとし
て保持した方が、圧縮データとして保持するよりもデー
タが小さくなるので、このような場合には、非圧縮の画
像データとして保持することとしている。
【0040】次に、CPU20は、一致カウンタCaの
値を、圧縮データとして出力する(ステップS32)。
そして、一致カウンタCaと不一致カウンタCdとを、
0に設定する(ステップS33)。そして、このデータ
出力処理を終了する。
【0041】一方、上述したステップS30において、
一致カウンタCaが3未満である場合(ステップS3
0:No)には、不一致カウンタCdに一致カウンタC
aの値を加算する(ステップS34)。続いて、不一致
カウンタCdの値と、ビットマップデータX(n−C
d)〜X(n−1)を非圧縮データとして出力する(ス
テップS35)。そして、上述したステップS33の処
理を行い、このデータ出力処理を終了する。
【0042】上述した図3及び図4の画像圧縮処理を、
図2に示すビットマップデータに対して行うと、図5に
示すようなデータ構造の圧縮データが得られる。
【0043】以上のように、本実施形態に係る画像圧縮
処理によれば、ディザ処理された画像データの特性を活
用し、nバイト目のビットマップデータX(n)が、デ
ィザマトリックスの幅zだけ前に位置するn−zバイト
目のビットマップデータX(n−z)と一致する場合に
は、そのことのみを記憶し、実際のビットマップデータ
(n)は記憶しないようにしたので、ディザ処理された
画像データを効率的に圧縮することができる。
【0044】しかも、圧縮する際に必要な処理は、nバ
イト目のビットマップデータX(n)と、ディザマトリ
ックスの幅zだけ前のn−1バイト目のビットマップデ
ータX(n−z)との比較処理であり、従来のような排
他的論理和演算等を行う必要がないので、ランレングス
圧縮処理と同程度の短い時間で圧縮処理を行うことがで
きる。
【0045】〔第2実施形態〕本発明の第2実施形態
は、上述した第1実施形態の圧縮処理と通常のランレン
グス圧縮処理とを混在させることにより、圧縮率の向上
を図ったものである。より詳しくを、以下に説明する。
【0046】まず、図6に基づいて、本発明の第2実施
形態に係る処理を概略的に説明する。図6はディザ画像
データのある一列のビットマップデータをバイト単位で
示す図であり、上述した図2と同様のビットマップデー
タを示す図である。
【0047】本実施形態に係る圧縮処理においては、圧
縮対象のバイトが4バイト前のビットマップデータと同
じであるかどうかを判断するとともに、1バイト前のビ
ットマップデータと同じであるかどうかも判断する。そ
して、同じビットマップデータが長く続く方を、圧縮デ
ータとして採用する。
【0048】すなわち、1バイト目から4バイト目まで
は、4バイト前のビットマップデータが存在しないの
で、そのままのデータを出力する。5バイト目について
は、ディザマトリックスの幅である4バイト前に位置す
る1バイト目のビットマップデータと比較するととも
に、1バイト前に位置する4バイト目のビットマップデ
ータと比較する。この例では、5バイト目のビットマッ
プデータは「1」であり、4バイト前に位置するビット
マップデータも「1」であり、1バイト前に位置するビ
ットマップデータも「1」である。このため、とりあえ
ず、両方の事実を保持して保留しておく。この際、一致
カウンタCaを1つカウントアップする。
【0049】次に、6バイト目については、4バイト前
に位置する2バイト目のビットマップデータと比較する
とともに、1バイト前に位置する5バイト目のビットマ
ップデータと比較する。この例では、6バイト目のビッ
トマップデータは「3」であり、4バイト前に位置する
ビットマップデータも「3」であり、1バイト前に位置
するビットマップデータは「1」である。このため、圧
縮方法として4バイト前に位置するデータの連続性を用
いて圧縮する手法を採用することに決定する。その際、
一致カウンタCaを1つづつカウントアップする。同様
に、7バイト目と8バイト目についても、4バイト前に
位置するビットマップデータと同じであるので、その事
実のみを記憶し、一致カウンタCaを1つづつカウント
アップする。この際、通常のランレングス圧縮は圧縮処
理の候補から外れているので、1バイト前のビットマッ
プデータと比較する必要はない。
【0050】次に、9バイト目については、4バイト前
に位置する5バイト目のビットマップデータと比較する
が、これらのデータは「2」と「1」で異なる。このた
め、この時点で、5バイト目から8バイト目までのビッ
トマップデータの圧縮データが確定する。つまり、圧縮
データとして、本実施形態に係る圧縮手法を採用した情
報と、一致カウンタCaとを出力する。また、9バイト
目については、ビットマップデータ「2」をそのまま出
力する。
【0051】10バイト目からは、再び、4バイト前に
位置する6バイト目のビットマップデータと比較すると
ともに、1バイト前に位置する9バイト目のビットマッ
プデータと比較する。この例では、10バイト目のビッ
トマップデータは「2」であり、4バイト前に位置する
ビットマップデータは「3」であり、1バイト前に位置
するビットマップデータは「2」である。このため、圧
縮方法として通常のランレングス圧縮を採用することに
決定する。その際、一致カウンタCaを1つづつカウン
トアップする。11バイト目についても、1バイト前に
位置する10バイト目のビットマップデータと同じ
「2」であり、12バイト目についても、1バイト前に
位置する11バイト目のビットマップデータと同じ
「2」である。しかし、13バイト目については、1バ
イト前に位置する12バイト目のビットマップデータと
異なる「4」である。このため、この時点で、10バイ
ト目から12バイト目までのビットマップデータの圧縮
データが確定する。つまり、圧縮データとして、ランレ
ングス圧縮を採用した情報と、一致カウンタCaとを出
力する。
【0052】本実施形態では、このようにして、ディザ
処理された画像データの圧縮を行う。なお、この処理と
反対の処理を行うことにより、圧縮された画像データを
伸張することができる。
【0053】次に、図7及び図8のフローチャートに基
づいて、本実施形態に係る圧縮処理について詳しく説明
する。この画像圧縮処理は、図1におけるホストコンピ
ュータ12のCPU20がROM24やハードディスク
28に格納されている画像圧縮プログラムを読み出して
実行することにより実現される。なお、以下の説明で
は、yを第1比較対象までの距離とし、zを第2比較対
象までの距離とする。図6の例では、yが1バイトであ
り、zが4バイトである。また、画像データにおける各
ラインのデータ長である入力データ数は、ディザマトリ
ックスの幅zよりも大きいことを前提としている。画像
データにおける各ラインのデータ長である入力データ数
が、ディザマトリックスの幅z未満である場合には、圧
縮処理を行わずに、非圧縮の画像データとして扱うこと
とする。
【0054】図7に示すように、まず、CPU20は一
致カウンタCaを0に設定し、不一致カウンタCdをデ
ィザマトリックスの幅zに設定し、ポインタnもディザ
マトリックスの幅zに設定する(ステップS101)。
上述した図6の例では、ディザマトリックスの幅zは、
4である。上述した第1実施形態で述べたように、不一
致カウンタCdとポインタnとをディザマトリックスの
幅zに設定するのは、最初のzバイト(図6の例では4
バイト)では、zバイト前のビットマップデータと一致
することがあり得ないからである。
【0055】なお、最初のzバイトについては、yバイ
ト前のビットマップデータたけを対象として圧縮処理を
してもよいが、本実施形態では処理が複雑になるので、
行っていない。
【0056】次に、CPU20は、nバイト目のビット
マップデータX(n)と、これよりもyバイト前のビッ
トマップデータX(n−y)とが、一致するかどうかを
判断する(ステップS102)。これら2つのビットマ
ップデータが一致する場合(ステップS102:Ye
s)には、CPU20は、nバイト目のビットマップデ
ータX(n)と、これよりもzバイト前のビットマップ
データX(n−z)とが、一致するかどうかを判断する
(ステップS103)。これら2つのビットマップデー
タが一致する場合(ステップS103:Yes)には、
一致カウンタCaを1つカウントアップし(ステップS
104)、また、ポインタnも1つカウントアップする
(ステップS105)。
【0057】次に、CPU20は、ポインタnが画像デ
ータにおける各ラインの入力データ数よりも大きいかど
うかを判断する(ステップS106)。ポインタnが画
像データにおける各ラインの入力データ数よりも大きい
場合(ステップS106:Yes)には、それまでのデ
ータを出力する(ステップS107)。すなわち、上述
した図4のデータ出力処理を行う。そして、この圧縮処
理を終了し、次のラインの処理に移行する。
【0058】一方、ポインタnが画像データにおける各
ラインの入力データ数以下の場合(ステップS106:
No)には、CPU20は、nバイト目のビットマップ
データX(n)と、これよりもyバイト前のビットマッ
プデータX(n−y)とが、一致するかどうかを判断す
る(ステップS108)。これら2つのビットマップデ
ータが一致する場合(ステップS108:Yes)に
は、CPU20は、nバイト目のビットマップデータX
(n)と、これよりもzバイト前のビットマップデータ
X(n−z)とが、一致するかどうかを判断する(ステ
ップS109)。これら2つのビットマップデータが一
致する場合(ステップS109:Yes)には、上述し
たステップS104からの処理を繰り返す。
【0059】一方、このステップS109でこれら2つ
のビットマップデータが一致しない場合(ステップS1
09:No)、又は、上述したステップS103で2つ
のビットマップデータが一致しない場合(ステップS1
03:No)には、一致カウンタCaを1つカウントア
ップし(ステップS110)、また、ポインタnも1つ
カウントアップする(ステップS111)。
【0060】次に、CPU20は、ポインタnが画像デ
ータの各ラインの入力データ数よりも大きいかどうかを
判断する(ステップS112)。ポインタnが画像デー
タの各ラインの入力データ数よりも大きい場合(ステッ
プS112:Yes)には、それまでのデータを出力す
る(ステップS107)。すなわち、上述した図4のデ
ータ出力処理を行う。そして、この圧縮処理を終了し、
次のラインの処理に移行する。
【0061】一方、ポインタnが画像データの各ライン
の入力データ数以下の場合(ステップS112:No)
には、CPU20は、nバイト目のビットマップデータ
X(n)と、これよりもyバイト前のビットマップデー
タX(n−y)とが、一致するかどうかを判断する(ス
テップS113)。これら2つのビットマップデータが
一致する場合(ステップS113:Yes)には、上述
したステップS110からの処理を繰り返す。
【0062】一方、これら2つのビットマップデータが
一致しない場合(ステップS113:No)には、それ
までのデータを出力する(ステップS114)。すなわ
ち、上述した図4のデータ出力処理を行う。
【0063】上述したステップS102において、2つ
のビットマップが一致しない場合(ステップS102:
No)には、図8に示すように、CPU20は、nバイ
ト目のビットマップデータX(n)と、これよりもzバ
イト前のビットマップデータX(n−z)とが、一致す
るかどうかを判断する(ステップS130)。これら2
つのビットマップデータが一致する場合(ステップS1
30:Yes)には、一致カウンタCaを1つカウント
アップし(ステップS131)、また、ポインタnも1
つカウントアップする(ステップS132)。
【0064】次に、CPU20は、ポインタnが画像デ
ータにおける各ラインの入力データ数よりも大きいかど
うかを判断する(ステップS133)。ポインタnが画
像データにおける各ラインの入力データ数よりも大きい
場合(ステップS133:Yes)には、それまでのデ
ータを出力する(ステップS134)。すなわち、上述
した図4のデータ出力処理を行う。そして、この圧縮処
理を終了し、次のラインの処理に移行する。
【0065】一方、ポインタnが画像データにおける各
ラインの入力データ数以下の場合(ステップS133:
No)には、CPU20は、nバイト目のビットマップ
データX(n)と、これよりもzバイト前のビットマッ
プデータX(n−z)とが、一致するかどうかを判断す
る(ステップS135)。これら2つのビットマップデ
ータが一致しない場合(ステップS135:No)、又
は、上述したステップS108において2つのビットマ
ップデータが一致しない場合(ステップS108:N
o)には、それまでのデータを出力する(ステップS1
35)。すなわち、上述した図4のデータ出力処理を行
う。そして、上述したステップS102の処理からを繰
り返す。
【0066】上述したステップS130において、2つ
のビットマップデータが一致しなかった場合(ステップ
S130:No)には、不一致カウンタCdを1つカウ
ントアップし(ステップS137)、また、ポインタn
も1つカウントアップする(ステップS138)。
【0067】次に、CPU20は、ポインタnが画像デ
ータにおける各ラインの入力データ数よりも大きいかど
うかを判断する(ステップS139)。ポインタnが画
像データにおける各ラインのの入力データ数よりも大き
い場合(ステップS139:Yes)には、それまでの
データを出力する(ステップS134)。すなわち、不
一致カウンタCdの値と、ビットマップデータX(n−
Cd)〜X(n−1)を非圧縮データとして出力する
(ステップS21)。そして、この圧縮処理を終了し、
次のラインの処理に移行する。
【0068】一方、ポインタnが画像データにおける各
ラインの入力データ数以下の場合(ステップS139:
No)には、上述したステップS102からの処理を繰
り返す。
【0069】上述した図7及び図8の画像圧縮処理を、
図6に示すビットマップデータに対して行うと、図9に
示すようなデータ構造の圧縮データが得られる。
【0070】以上のように、本実施形態に係る画像圧縮
処理によれば、上述した第1実施形態と同様に、ディザ
処理された画像データの特性を活用し、nバイト目のビ
ットマップデータX(n)が、ディザマトリックスの幅
zだけ前に位置するn−zバイト目のビットマップデー
タX(n−z)と一致する場合には、そのことのみを記
憶し、実際のビットマップデータ(n)は記憶しないよ
うにしたので、ディザ処理された画像データを効率的に
圧縮することができる。
【0071】しかも、圧縮する際に必要な処理は、nバ
イト目のビットマップデータX(n)と、ディザマトリ
ックスの幅zだけ前のn−zバイト目のビットマップデ
ータX(n−z)との比較処理であり、従来のような排
他的論理和演算等を行う必要がないので、ランレングス
圧縮処理と同程度の短い時間で圧縮処理を行うことがで
きる。
【0072】さらに、本実施形態に係る画像圧縮処理に
よれば、nバイト目のビットマップデータX(n)を、
yバイト前(本実施形態では1バイト前)のビットマッ
プデータX(n−y)とも比較することとした。そし
て、zバイト前と同じビットマップデータが連続する回
数と、yバイト前と同じビットマップデータが連続する
回数の、多い方で圧縮処理をすることとしたので、より
一層の圧縮効率の向上を図ることができる。
【0073】なお、本発明は上記実施形態に限定されず
種々に変形可能である。例えば、上述した実施形態にお
いては、画像データをディザマトリックスの幅のブロッ
クに区分した後に、さらにこのブロックを4つの小ブロ
ックに区分し、小ブロック単位でデータが一致するかど
うかを比較したが、本発明は必ずしも小ブロックに区分
する必要はない。すなわち、画像データをディザマトリ
ックスの幅のブロックに区分し、このブロック単位でデ
ータが一致するかどうかを比較するようにしてもよい。
但し、ディザマトリックスの幅は32ビットや128ビ
ット等の大きなビットサイズになる場合も多いので、デ
ィザマトリックスの幅に区分したブロックをさらに複数
の小ブロックに区分した方が、圧縮のための処理が容易
になり、データが一致する可能性も高まると考えられ
る。
【0074】また、上述した実施形態においては、画像
圧縮処理をホストコンピュータ12で行う例を説明した
が、プリンタ10で画像圧縮処理を行うようにしてもよ
い。
【0075】また、上述の実施形態で説明した各処理に
ついては、これら各処理を実行するためのプログラムを
フロッピーディスク、CD−ROM(Compact Disc-Rea
d Only Memory)、ROM、メモリカード等の記録媒体
に記録して、記録媒体の形で頒布することが可能であ
る。この場合、このプログラムが記録された記録媒体を
ホストコンピュータ12に読み込ませ、実行させること
により、上述した実施形態を実現することができる。
【0076】また、ホストコンピュータ12は、オペレ
ーティングシステムや別のアプリケーションプログラム
等の他のプログラムを備える場合がある。この場合、ホ
ストコンピュータ12の備える他のプログラムを活用
し、記録媒体にはそのホストコンピュータ12が備える
プログラムの中から、本実施形態と同等の処理を実現す
るプログラムを呼び出すような命令を記録するようにし
てもよい。
【0077】さらに、このようなプログラムは、記録媒
体の形ではなく、ネットワークを通じて搬送波として頒
布することも可能である。ネットワーク上を搬送波の形
で伝送されたプログラムは、ホストコンピュータ12に
取り込まれて、このプログラムを実行することにより上
述した実施形態を実現することができる。
【0078】また、記録媒体にプログラムを記録する際
や、ネットワーク上を搬送波として伝送される際に、プ
ログラムの暗号化や圧縮化がなされている場合がある。
この場合には、これら記録媒体や搬送波からプログラム
を読み込んだホストコンピュータ12は、そのプログラ
ムの復号化や伸張化を行った上で、実行する必要があ
る。
【0079】また、本発明は、上述した実施形態による
画像圧縮処理のなされたデータを、記録媒体に格納し
て、画像データを格納する記録媒体として頒布すること
も可能である。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ディザマトリックスを用いてディザ処理された画像デー
タの特性を活用し、圧縮の対象になっているビットマッ
プデータを、ディザマトリックスの幅だけ前に位置する
ビットマップデータと比較して、両者が一致する場合に
は、一致情報のみを圧縮データとして格納するようにし
たので、ディザ処理された画像データを効率的に圧縮す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリンタとホストコンピュータとを有する本実
施形態に係るシステムの概略的構成を示すブロック図。
【図2】本発明の第1実施形態に係る画像圧縮処理を概
念的に説明する図。
【図3】本発明の第1実施形態に係る画像圧縮処理のフ
ローチャートを示す図(その1)。
【図4】本発明の第1実施形態に係る画像圧縮処理のフ
ローチャートを示す図(その2)。
【図5】図2のビットマップデータを本発明の第1実施
形態に係る画像圧縮処理により圧縮した場合のデータ構
造を示す図。
【図6】本発明の第2実施形態に係る画像圧縮処理を概
念的に説明する図。
【図7】本発明の第2実施形態に係る画像圧縮処理のフ
ローチャートを示す図(その1)。
【図8】本発明の第2実施形態に係る画像圧縮処理のフ
ローチャートを示す図(その2)。
【図9】図6のビットマップデータを本発明の第2実施
形態に係る画像圧縮処理により圧縮した場合のデータ構
造を示す図。
【符号の説明】
10 プリンタ 12 ホストコンピュータ 20 CPU 22 RAM 24 ROM 26 入出力部 28 ハードディスク 29 バス 30 CPU 32 RAM 34 ROM 36 入出力部 38 印刷実行部 40 バス

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像データについてのビットマップデータ
    をディザマトリックスの幅と同じサイズの複数のブロッ
    クに区切る、区切り手段と、 前記複数のブロックのうち1のブロックのデータと、前
    記1のブロックよりも1つ前に位置する他のブロックの
    データとを比較する、比較手段と、 前記1のブロックのデータが、前記1のブロックよりも
    1つ前に位置する前記他のブロックのデータと、一致す
    る場合には、1つ前に位置する他のブロックと同一デー
    タである旨の一致情報を生成する、圧縮データ生成手段
    と、 前記1のブロックのデータが、前記1のブロックよりも
    1つ前に位置する前記他のブロックのデータと、異なる
    場合には、前記1のブロックのデータをそのまま非圧縮
    データとして保持する、非圧縮データ保持手段と、 生成された前記一致情報と、保持された前記非圧縮デー
    タとを出力する、出力手段と、 を備えることを特徴とする画像圧縮装置。
  2. 【請求項2】画像データについてのビットマップデータ
    をディザマトリックスの幅と同じサイズの複数のブロッ
    クに区切るとともに、前記各ブロックをさらに複数の小
    ブロックに区切る、区切り手段と、 前記複数の小ブロックのうち1の小ブロックのデータ
    と、前記1の小ブロックよりもディザマトリックスの幅
    だけ前に位置する他の小ブロックのデータとを比較す
    る、比較手段と、 前記1の小ブロックのデータが、前記1の小ブロックよ
    りもディザマトリックスの幅だけ前に位置する他の小ブ
    ロックのデータと、一致する場合には、前記他の小ブロ
    ックと同一データである旨の一致情報を生成する、圧縮
    データ生成手段と、 前記1の小ブロックのデータが、前記1の小ブロックよ
    りもディザマトリックスの幅だけ前に位置する前記他の
    小ブロックのデータと、異なる場合には、前記1の小ブ
    ロックのデータをそのまま非圧縮データとして保持す
    る、非圧縮データ保持手段と、 生成された前記一致情報と、保持された前記非圧縮デー
    タとを出力する、出力手段と、 を備えることを特徴とする画像圧縮装置。
  3. 【請求項3】画像データについてのビットマップデータ
    をディザマトリックスの幅と同じサイズの複数のブロッ
    クに区切るとともに、前記各ブロックをさらに複数の小
    ブロックに区切る、区切り手段と、 前記複数の小ブロックのうち1の小ブロックのデータ
    と、前記1の小ブロックよりもディザマトリックスの幅
    だけ前に位置する第1の他の小ブロックのデータとを比
    較する、第1比較手段と、 前記1の小ブロックのデータと、前記1の小ブロックよ
    りも1つ前に位置する第2の他の小ブロックのデータと
    を比較する、第2比較手段と、 前記1の小ブロックのデータが、前記1の小ブロックよ
    りもディザマトリックスの幅だけ前に位置する前記第1
    の他の小ブロックのデータと連続して一致する回数と、
    前記1の小ブロックのデータが、前記1の小ブロックよ
    りも1つ前に位置する前記第2の他の小ブロックのデー
    タと連続して一致する回数とを比較して、連続して一致
    する回数の多い方について一致情報を生成する、圧縮デ
    ータ生成手段と、 前記1の小ブロックのデータが、前記1の小ブロックよ
    りもディザマトリックスの幅だけ前に位置する前記第1
    の他の小ブロックのデータと異なり、且つ、前記1の小
    ブロックのデータが、前記1の小ブロックよりも1前に
    位置する前記第2の他の小ブロックのデータとも異なる
    場合には、前記1の小ブロックのデータを出力する、非
    圧縮データ出力手段と、 を備えることを特徴とする画像圧縮装置。
  4. 【請求項4】前記データ出力手段は、前記一致情報のデ
    ータの方が、非圧縮のデータよりも小さくなる場合にの
    み、前記一致情報を出力する、ことを特徴とする請求項
    1乃至請求項3に記載の画像圧縮装置。
  5. 【請求項5】前記圧縮データ生成手段は、連続して一致
    する回数を前記一致情報として生成する、ことを特徴と
    する請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の画像圧縮
    装置。
  6. 【請求項6】前記画像データは、ディザ処理された画像
    のデータであることを特徴とする請求項1乃至請求項5
    のいずれかに記載の画像圧縮装置。
  7. 【請求項7】画像データについてのビットマップデータ
    をディザマトリックスの幅と同じサイズの複数のブロッ
    クに区切る、区切り工程と、 前記複数のブロックのうち1のブロックのデータと、前
    記1のブロックよりも1つ前に位置する他のブロックの
    データとを比較する、比較工程と、 前記1のブロックのデータが、前記1のブロックよりも
    1つ前に位置する前記他のブロックのデータと、一致す
    る場合には、1つ前に位置する他のブロックと同一デー
    タである旨の一致情報を生成する、圧縮データ生成工程
    と、 前記1のブロックのデータが、前記1のブロックよりも
    1つ前に位置する前記他のブロックのデータと、異なる
    場合には、前記1のブロックのデータをそのまま非圧縮
    データとして保持する、非圧縮データ保持工程と、 生成された前記一致情報と、保持された前記非圧縮デー
    タとを出力する、出力工程と、 を備えることを特徴とする画像圧縮方法。
  8. 【請求項8】画像データについてのビットマップデータ
    をディザマトリックスの幅と同じサイズの複数のブロッ
    クに区切るとともに、前記各ブロックをさらに複数の小
    ブロックに区切る、区切り工程と、 前記複数の小ブロックのうち1の小ブロックのデータ
    と、前記1の小ブロックよりもディザマトリックスの幅
    だけ前に位置する他の小ブロックのデータとを比較す
    る、比較工程と、 前記1の小ブロックのデータが、前記1の小ブロックよ
    りもディザマトリックスの幅だけ前に位置する他の小ブ
    ロックのデータと、一致する場合には、前記他の小ブロ
    ックと同一データである旨の一致情報を生成する、圧縮
    データ生成工程と、 前記1の小ブロックのデータが、前記1の小ブロックよ
    りもディザマトリックスの幅だけ前に位置する前記他の
    小ブロックのデータと、異なる場合には、前記1の小ブ
    ロックのデータをそのまま非圧縮データとして保持す
    る、非圧縮データ保持工程と、 生成された前記一致情報と、保持された前記非圧縮デー
    タとを出力する、出力工程と、 を備えることを特徴とする画像圧縮方法。
  9. 【請求項9】画像データについてのビットマップデータ
    をディザマトリックスの幅と同じサイズの複数のブロッ
    クに区切るとともに、前記各ブロックをさらに複数の小
    ブロックに区切る、区切り工程と、 前記複数の小ブロックのうち1の小ブロックのデータ
    と、前記1の小ブロックよりもディザマトリックスの幅
    だけ前に位置する第1の他の小ブロックのデータとを比
    較する、第1比較工程と、 前記1の小ブロックのデータと、前記1の小ブロックよ
    りも1つ前に位置する第2の他の小ブロックのデータと
    を比較する、第2比較工程と、 前記1の小ブロックのデータが、前記1の小ブロックよ
    りもディザマトリックスの幅だけ前に位置する前記第1
    の他の小ブロックのデータと連続して一致する回数と、
    前記1の小ブロックのデータが、前記1の小ブロックよ
    りも1つ前に位置する前記第2の他の小ブロックのデー
    タと連続して一致する回数とを比較して、連続して一致
    する回数の多い方について一致情報を生成する、圧縮デ
    ータ生成工程と、 前記1の小ブロックのデータが、前記1の小ブロックよ
    りもディザマトリックスの幅だけ前に位置する前記第1
    の他の小ブロックのデータと異なり、且つ、前記1の小
    ブロックのデータが、前記1の小ブロックよりも1前に
    位置する前記第2の他の小ブロックのデータとも異なる
    場合には、前記1の小ブロックのデータを出力する、非
    圧縮データ出力工程と、 を備えることを特徴とする画像圧縮方法。
  10. 【請求項10】画像データについてのビットマップデー
    タをディザマトリックスの幅と同じサイズの複数のブロ
    ックに区切る、区切り工程と、 前記複数のブロックのうち1のブロックのデータと、前
    記1のブロックよりも1つ前に位置する他のブロックの
    データとを比較する、比較工程と、 前記1のブロックのデータが、前記1のブロックよりも
    1つ前に位置する前記他のブロックのデータと、一致す
    る場合には、1つ前に位置する他のブロックと同一デー
    タである旨の一致情報を生成する、圧縮データ生成工程
    と、 前記1のブロックのデータが、前記1のブロックよりも
    1つ前に位置する前記他のブロックのデータと、異なる
    場合には、前記1のブロックのデータをそのまま非圧縮
    データとして保持する、非圧縮データ保持工程と、 生成された前記一致情報と、保持された前記非圧縮デー
    タとを出力する、出力工程と、 を含む画像圧縮方法をコンピュータに実行させるための
    プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
    媒体。
  11. 【請求項11】画像データについてのビットマップデー
    タをディザマトリックスの幅と同じサイズの複数のブロ
    ックに区切るとともに、前記各ブロックをさらに複数の
    小ブロックに区切る、区切り工程と、 前記複数の小ブロックのうち1の小ブロックのデータ
    と、前記1の小ブロックよりもディザマトリックスの幅
    だけ前に位置する他の小ブロックのデータとを比較す
    る、比較工程と、 前記1の小ブロックのデータが、前記1の小ブロックよ
    りもディザマトリックスの幅だけ前に位置する他の小ブ
    ロックのデータと、一致する場合には、前記他の小ブロ
    ックと同一データである旨の一致情報を生成する、圧縮
    データ生成工程と、 前記1の小ブロックのデータが、前記1の小ブロックよ
    りもディザマトリックスの幅だけ前に位置する前記他の
    小ブロックのデータと、異なる場合には、前記1の小ブ
    ロックのデータをそのまま非圧縮データとして保持す
    る、非圧縮データ保持工程と、 生成された前記一致情報と、保持された前記非圧縮デー
    タとを出力する、出力工程と、 を含む画像圧縮方法をコンピュータに実行させるための
    プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
    媒体。
  12. 【請求項12】画像データについてのビットマップデー
    タをディザマトリックスの幅と同じサイズの複数のブロ
    ックに区切るとともに、前記各ブロックをさらに複数の
    小ブロックに区切る、区切り工程と、 前記複数の小ブロックのうち1の小ブロックのデータ
    と、前記1の小ブロックよりもディザマトリックスの幅
    だけ前に位置する第1の他の小ブロックのデータとを比
    較する、第1比較工程と、 前記1の小ブロックのデータと、前記1の小ブロックよ
    りも1つ前に位置する第2の他の小ブロックのデータと
    を比較する、第2比較工程と、 前記1の小ブロックのデータが、前記1の小ブロックよ
    りもディザマトリックスの幅だけ前に位置する前記第1
    の他の小ブロックのデータと連続して一致する回数と、
    前記1の小ブロックのデータが、前記1の小ブロックよ
    りも1つ前に位置する前記第2の他の小ブロックのデー
    タと連続して一致する回数とを比較して、連続して一致
    する回数の多い方について一致情報を生成する、圧縮デ
    ータ生成工程と、 前記1の小ブロックのデータが、前記1の小ブロックよ
    りもディザマトリックスの幅だけ前に位置する前記第1
    の他の小ブロックのデータと異なり、且つ、前記1の小
    ブロックのデータが、前記1の小ブロックよりも1前に
    位置する前記第2の他の小ブロックのデータとも異なる
    場合には、前記1の小ブロックのデータを出力する、非
    圧縮データ出力工程と、 を含む画像圧縮方法をコンピュータに実行させるための
    プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
    媒体。
  13. 【請求項13】画像データについてのビットマップデー
    タをディザマトリックスの幅と同じサイズの複数のブロ
    ックに区切るとともに、前記各ブロックをさらに複数に
    区切った小ブロックのデータをそのまま記録した、非圧
    縮データと、 前記小ブロックのデータが、前記小ブロックよりもディ
    ザマトリックスの幅だけ前に位置する他の小ブロックの
    データと、連続して一致する回数を一致情報として記録
    する、圧縮データと、 を含むコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  14. 【請求項14】画像データについてのビットマップデー
    タをディザマトリックスの幅と同じサイズの複数のブロ
    ックに区切るとともに、前記各ブロックをさらに複数に
    区切った小ブロックのデータをそのまま記録した、非圧
    縮データと、 前記小ブロックのデータが、前記小ブロックよりもディ
    ザマトリックスの幅だけ前に位置する他の小ブロックの
    データと、連続して一致する回数を一致情報として記録
    する、第1圧縮データと、 前記小ブロックのデータが、前記小ブロックよりも1つ
    前に位置する他の小ブロックのデータと、連続して一致
    する回数を一致情報として記録する、第2圧縮データ
    と、 を含むコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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