JP2001203843A - 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法及び記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法及び記憶媒体

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JP2001203843A
JP2001203843A JP2000012093A JP2000012093A JP2001203843A JP 2001203843 A JP2001203843 A JP 2001203843A JP 2000012093 A JP2000012093 A JP 2000012093A JP 2000012093 A JP2000012093 A JP 2000012093A JP 2001203843 A JP2001203843 A JP 2001203843A
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Akio Ito
秋生 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント画像に広告主が指定した広告画像な
どが含まれている場合には、その費用の一部を広告主が
補助することができるようにする。 【解決手段】 光学的に読み取られた画像情報を光電変
換するCCDユニット106と、CCDユニット106
により光電変換された画像情報を画像データとして認識
する画像認識手段206と、画像データに応じて複写画
像を形成する画像形成手段とを有する画像処理装置であ
って、画像データに特定データが含まれているか否かを
判別する判別手段と、画像形成手段における複写画像の
形成毎に複写枚数をカウントする第1のカウンタ手段
と、特定データを含む複写画像を形成した場合にその複
写枚数をカウントする第2のカウンタ手段とを備える。
特定データを含む複写画像をカウントすることで、広告
主が広告料としてユーザーのコピー料金を補助するよう
にすることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばデジタル複
写機等の画像処理装置に関し、特に広告などの特定の画
像を検出することが可能な画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像の入出力を行うシステムとし
ては図1に示すような、いわゆるマルチファンクション
デジタル複写機800のようなものが知られていた。
【0003】これは紙などに記録されている原稿画像を
読み取るスキャナー820と、読み取った画像、あるい
はホストコンピューター900から送られてくる画像を
紙などのメディアに出力するプリンター830で構成さ
れており、さらにこれらのスキャナー、プリンターの動
作を制御したり、あるいは種々の画像処理を施すデバイ
スコントローラー840、機器の操作を使用者に提供す
る操作部810、また画像データや処理プログラムを一
時的あるいは恒久的に記憶するメモリー850およびハ
ードディスク860、などで構成される。
【0004】このようなマルチファンクションマシンで
あるデジタル複写機では単に原稿画像を複写する、とい
うことだけでなく、原稿画像中に種々の画像処理を施し
て複写することもできる。例えば原稿の白黒を反転させ
るネガポジ反転処理、原稿の一部のみを複写するトリミ
ング処理、複数の原稿を縮小して一枚の出力用紙上に合
成する縮小レイアウト処理等といった多様な処理を行う
ことが可能である。
【0005】また原稿の複写以外にスキャナー820で
読み込んだ画像データをLAN(ネットワーク)経由で
ホストコンピューターに転送したり、逆にホストコンピ
ューター上でワープロなどで作成した文書を830でプ
リント出力させたリすることもできる。あるいはまた、
図示しないファックス送信装置を用いて原稿画像を遠隔
地のファックスヘ送信する機能も持っているのが普通で
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようなネットワー
クを介して接続されたデジタル複写機、プリンターに対
して、企業、団体の情報、広告をタイミングよく出力
し、各種の広報、宣伝活動の一環としたいという要求が
おきている。また、複写、プリントに際しては、用紙、
トナー等のコストが発生するが、広告主が存在する場合
は、これらのコスト分担が課題となる。
【0007】本発明は、このような問題を解決するため
に成されたものであり、プリント画像に広告主が指定し
た広告画像などが含まれている場合には、その費用の一
部を広告主が補助することを可能とした画像形成装置、
画像処理方法、画像処理システム及び記憶媒体を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の画像処理装置
は、光学的に読み取られた画像情報を光電変換する光電
変換手段と、前記光電変換手段により光電変換された前
記画像情報を画像データとして認識する画像認識手段
と、前記画像データに応じて複写画像を形成する画像形
成手段とを有する画像処理装置であって、前記画像デー
タに特定データが含まれているか否かを判別する判別手
段と、前記画像形成手段における前記複写画像の形成毎
に複写枚数をカウントする第1のカウンタ手段と、前記
特定データを含む前記複写画像を形成した場合にその複
写枚数をカウントする第2のカウンタ手段とを備え、前
記判別手段により前記特定データが検出されない場合に
前記第1のカウンタ手段によるカウントを行う第1のモ
ードと、前記判別手段により前記特定データが検出され
た場合に、前記第1のカウンタ手段によるカウントを行
うとともに前記第2のカウンタ手段によるカウントを行
う第2のモードを備える。
【0009】本発明の画像処理装置の一態様例において
は、前記第2のモードにおいて、前記第2のカウント手
段におけるカウント数を前記第1の手段におけるカウン
ト数よりも小さくしている。
【0010】本発明の画像処理装置の一態様例において
は、前記判別手段は、前記画像データと予め蓄積された
比較データとを比較することにより前記特定データの判
別を行う。
【0011】本発明の画像処理装置の一態様例において
は、前記画像認識手段は、前記画像情報を属性毎の矩形
領域に分離して認識する。
【0012】本発明の画像処理装置の一態様例において
は、前記画像認識手段は、前記画像情報の方向を認識す
る機能を有する。
【0013】本発明の画像処理方法は、光学的に読み取
られた画像情報を光電変換して画像データとして認識
し、前記画像データに応じて複写画像を形成し、前記画
像データに特定データが含まれているか否かを判別する
画像処理方法であって、前記特定データが検出されない
場合に前記複写画像の形成毎に複写枚数のカウントを行
う第1のモードと、前記特定データが検出された場合
に、前記複写画像の形成毎に複写枚数のカウントを行う
とともに前記特定データを含む前記複写画像を形成した
ことを別にカウントする第2のモードを備える。
【0014】本発明の画像処理方法の一態様例において
は、前記第2のモードにおいて、前記複写画像の形成毎
の複写枚数のカウント数を前記特定データを含む前記複
写画像の形成によるカウント数よりも大きくしている。
【0015】本発明の画像処理方法の一態様例において
は、前記特定データの判別は、前記画像データと予め蓄
積された比較データとを比較することにより行う。
【0016】本発明の画像処理システムは、光学的に読
み取られた画像情報を光電変換する光電変換手段と、前
記光電変換手段により光電変換された前記画像情報を画
像データとして認識する画像認識手段と、前記画像デー
タに応じて複写画像を形成する画像形成手段とを有する
画像処理システムであって、前記画像データに特定デー
タが含まれているか否かを判別する判別手段と、前記画
像形成手段における前記複写画像の形成毎に複写枚数を
カウントする第1のカウンタ手段と、前記特定データを
含む前記複写画像を形成した場合にその複写枚数をカウ
ントする第2のカウンタ手段とを備え、前記判別手段に
より前記特定データが検出されない場合に前記第1のカ
ウンタ手段によるカウントを行う第1のモードと、前記
判別手段により前記特定データが検出された場合に、前
記第1のカウンタ手段によるカウントを行うとともに前
記第2のカウンタ手段によるカウントを行う第2のモー
ドを備える。
【0017】本発明の画像処理システムの一態様例にお
いては、前記第2のモードにおいて、前記第2のカウン
ト手段におけるカウント数を前記第1の手段におけるカ
ウント数よりも小さくしている。
【0018】本発明の画像処理システムの一態様例にお
いては、前記判別手段は、前記画像データと通信回線網
を介して予め蓄積された比較データとを比較することに
より前記特定データの判別を行う。
【0019】本発明の記憶媒体は、上記の画像形成装置
の各手段をコンピュータに機能させるためのプログラム
を記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であ
る。
【0020】本発明の記憶媒体は、上記の画像形成方法
の各手順をコンピュータに実行させるためのプログラム
を記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に係る好適な実施例を詳細に説明する。図1は本実施
例の形態によって構成した画像処理システムである。
【0022】図中の100はインターネットなどの通信
網である。200はウェブサーバであり、インターネッ
ト100上に接続され、インターネットユーザに特定の
サービスを提供する。300は金融機関と消費者クライ
アントの間の決済処理などを行う電子マネーサーバであ
る。400は個人ユーザの端末とインターネット100
との接続処理を行うサービスプロバイダである。500
はファイアーウォールであり、これより下に図示したL
ANネットワーク310内部と外部通信網(インターネ
ット100)とを接続し、セキュリティー管理などを行
う。600はLANネットワーク310で接続された7
00〜1000の各機器の管理や、ユーザー管理、課金
情報などのデータの管理などを行う機器管理サーバであ
る。700は、広告データの管理などを行うファイルサ
ーバであり、必要に応じてマルチファンクションマシン
800や、その他のプリンタ900に広告データを出力
する。
【0023】800はデジタル複写機などのマルチファ
ンクションマシンであり、主に画像の入出力機能を有す
る。このマルチファンクションマシン800において、
140はユーザが各種の操作を行うための操作部、10
は操作部140やパソコン1000からの指示に従って
画像を読み取るためのイメージスキャナ、11は、パソ
コン1000やファイルサーバ700からのデータを用
紙に印刷するプリンタである。
【0024】139はデバイスコントローラであり、操
作部140やパソコン1000からの指示に基づいてス
キャナ10、プリンタ11、メモリ307、もしくはパ
ソコン1000の間での画像データの入出力の制御を行
う。例えばスキャナ10が取り込んだ画像データをメモ
リ307に必要に応じて蓄積したり、パソコン1000
に出力したり、あるいはプリンタ11で印刷するなどの
制御を行う。900はプリンタであり、パソコン100
0やファイルサーバ700からの画像データを記録媒体
上にプリントすることができる。1000は端末装置と
して接続されたパソコンであり、インターネット100
を介してウェブサーバ200から提供された情報を閲覧
したり、画像データをマルチファンクションマシン80
0やプリンタ900に出力することができる。
【0025】なお、上記構成はインターネットにファイ
アーウォール500を介してLANネットワーク310
が接続されている構成となっているが、サービスプロハ
イダ400を介してファイアーウォールが接続される構
成でもかまわない。
【0026】(マルチファンクションマシンの構成)次
に、マルチファンクションマシン800の構成を、図2
〜図4に基づいて説明する。
【0027】図2は、リーダ10及びプリンタ11の構
成を示す。
【0028】まず、図2を参照しながらリーダ10の構
成について説明する。原稿台ガラス101には、原稿自
動送り装置142から給送された原稿が順次、所定位置
に載置されるようになっている。
【0029】この原稿台ガラス101に載置された原稿
は、例えば、ハロゲンランプから構成される原稿照明ラ
ンプ102により露光される。
【0030】103、104、105は走査ミラーであ
り、光学走査ユニットAに収容され、往復動しながら、
原稿からの反射光をCCDユニット106に導く。
【0031】CCDユニット106は、原稿からの反射
光をCCDに結像させる結像レンズ107と、例えばC
CDから構成される撮像素子108と、撮像素子108
を駆動するCCDドライバ109等から構成されてい
る。撮像素子108からの画像信号出力は、例えば8ビ
ットのデジタルデータに変換された後、プリンタ11の
コントローラ部139に入力され、各種の画像処理が行
われる。140は、画像形成動作の指示を行う操作部で
ある。
【0032】次に、プリンタ11の構成について説明す
る。コントローラ部139は、後述する図3に示すよう
に、マイクロコンピュータ、画像処理部206等を備え
ており、操作部140からの指示に従って画像形成動作
を行う。
【0033】110は感光ドラムであり、前露光ランプ
112によって画像形成に備えて除電される。111
は、感光ドラム110の表面をクリーニングするクリー
ナである。113は1次帯電器であり、感光ドラム11
0を一様に帯電させる。
【0034】117は露光手段としてのレーザユニット
である。このレーザユニット117は、例えば、半導体
レーザ等で構成され、画像処理や装置全体の制御を行う
コントローラ部139で処理された画像データに基づい
て感光ドラム110を露光し、静電潜像を形成する。1
18は現像器であり、黒色の現像剤(トナー)が収容さ
れている。119は転写前帯電器であり、感光ドラム1
10上に現像されたトナー像を用紙に転写する前に高圧
を印加する。
【0035】120,122,124は、給紙ユニット
であり、各給紙ローラ121,123,125の駆動に
より、転写用紙が装置内へ給送され、レジストローラ1
26の配置位置で一旦停止し、感光ドラム110に形成
された画像との書き出しタイミングがとられ再結送され
る。
【0036】127は転写帯電器であり、感光ドラム1
10に現像されたトナー像を、給送される転写用紙に転
写する。128は分離帯電器であり、転写動作の終了し
た転写用紙を感光ドラム110より分離する。転写され
ずに感光ドラム110上に残ったトナーはクリーナー1
11によって回収される。
【0037】129は搬送ベルトであり、転写プロセス
の終了した転写用紙を定着器130に搬送し、例えば熱
によって定着される。131はフラッパであり、定着プ
ロセスの終了した転写用紙の搬送バスを、ステイプルソ
ータ132又は中間トレイ137の配置方向のいずれか
に制御する。
【0038】スナイプルソータ132に排紙された用紙
は、各ビンに仕分けされ、コントローラ部139からの
指示によりステイプル部141がステイプルを行う。ま
た、ステイプルソータ132の代りに、製本装置(グル
ーバインダー)145が装着されている場合はコントロ
ーラ部139からの指示によりバインダー部143で予
め糊のついた背表紙と紙束を糊づけし、スタッカー14
4に製本後の紙束を貯える。
【0039】133〜136は、給送ローラであり、一
度定着プロセスの終了した転写用紙を中間トレイ137
に反転(多重)又は非反転(両面)して給送する。13
8は再結送ローラであり、中間トレイ137に載置され
た転写用紙を再度、レジストローラ126の配置位置ま
で搬送する。
【0040】図3は、コントローラ部139の構成を示
している。201は、画像処理装置全体の制御を行うC
PUであり、装置本体の制御手順(制御プログラム)を
記憶した読み取り専用メモリ203(ROM)からプロ
グラムを順次読み取り、実行する。CPU201のアド
レスバスおよびデータバスは、バスドライバ、アドレス
デコーダからなる回路202を介して各負荷に接続され
ている。
【0041】204は、入力データの記憶や作業用記憶
領域等として用いる主記憶装置としてのランダムアクセ
スメモリ(RAM)である。また、RAM204の全部
又は一部は電池等によりバックアップされており、本体
の電源がオフの状態でもメモリの内容が保持される。2
05はI/Oインターフェースであり、操作者がキー入
力を行い、装置の状態等を液晶、LEDを用いて表示す
る操作部140や給紙系、搬送系、光学系の駆動を行う
モータ類207、クラッチ類208、ソレノイド類20
9、また、搬送される用紙を検知するための紙検知セン
サ類210等の装置の各負荷に接続される。
【0042】211は、現像器118内のトナー量を検
知するトナー残検センサである。このトナー残検センサ
211は、現像器118内に配置されており、その出力
信号がI/Oポート205に入力される。
【0043】215は高圧ユニットであり、CPU20
1の指示に従って、前述の1次帯電器113、現像器1
18、転写前帯電器119、転写帯電器127、分離帯
電器128へ高圧を出力する。
【0044】206は画像処理部であり、リーダ画像処
理部206aとプリンタ画像処理部206bから構成さ
れる。この画像処理部206では、CCDユニット10
6から出力された画像信号が入力され、後述する画像処
理を行い、画像データに従ってレーザユニット117の
制御信号を出力する。レーザユニット117から出力さ
れるレーザ光は、感光ドラム110を照射し、露光する
と共に、非画像領域においてビーム検知センサ213
(受光センサ)によって発光状態が検知され、その出力
信号がI/Oポート205に入力される。
【0045】図4は、コントローラ部139内の画像処
理部206の構成を示している。CCDユニット106
内のCCD108によって電気信号に変換された画像信
号は、リーダ画像処理部206a内のA/Dコンバータ
300によってアナログデータがデジタルデータに変換
される。次に、シェーディング回路301によって画素
間のバラツキの補正が行われた後、変倍回路302によ
って縮小コピー時はデータの間引き処理が行われ、拡大
コピー時はデータの補間が行われる。次に、エッジ強調
回路303では、例えば5×5のウインドウで2次微分
が行われ、これにより画像のエッジが強調される。ま
た、シェーディング補正後のデータは文字方向判別部3
20にも入力され、方向及び文字の判別が行われる。
【0046】リーダ画像処理部206aから出力された
画像データは、メモリコントローラ306を介して、画
像メモリ307に格納される。画像メモリ307は、D
RAM、ハードディスク等のメモリから構成されてお
り、複数ページの画像を格納することができる。
【0047】また、メモリコントローラ306は、画像
メモリ307を制御し、CCD108からの画像データ
を受け取り、画像メモリ307に格納するとともに、画
像メモリ307から画像を読み出し、インターフェース
コントローラ308を介して外部へ画像転送したりす
る。
【0048】このようにして、画像メモリ307に一旦
格納された画像データは、インターフェースコントロー
ラ308を介して、LAN310へ出力される。このL
AN310を介してパソコン1000、他のプリンタ9
00、ネットワークと接続され、データの送受信が行わ
れる。
【0049】なお、これら各処理を行う画像処理部20
6は、メモリに対して高速でアクセスすることができ、
また、各インターフェース部にメモリを配置したことに
よって、外部からのアクセスが重なったような場合でも
待たされることなく制御することが可能である。
【0050】また、メモリコントローラ306から出力
された画像データは、輝度濃度変換部304に入力され
る。この画像データは輝度データであるので、プリンタ
11,900に出力するための濃度データに変換するた
め、輝度濃度変換部304のγ変換回路304aでテー
ブルサーチによってデータ変換を行う。濃度データに変
換された画像データは、レーザーの発光強度の信号に変
換するためPWM回路304bに入力され、画像の濃度
に従ったパルス幅をレーザーユニット117に対して出
力する。
【0051】(文書方向判別処理)以下、図5〜図10
を参照して本実施形態における文書方向判別処理につい
て説明する。
【0052】図5に、文書方向判別部320の詳細ブロ
ック構成を示す。文書方向判別部320に入力された白
黒画像データは、まずCPU/メモリ部401に入力さ
れ、画像データを一時的に保存すると共に、後述する各
種制脚を行う。尚、CPU/メモリ部401は図3に示
すコントローラ部139内のCPU201とは不図示の
デュアルポートRAMによりバス接続されており、デー
タの送受信が可能である。もちろん、シリアル通信を行
なうように構成しても良い。
【0053】文字認識/方向判別部402においては、
予め記憶されている文字認識辞書407を参照すること
により、文字認識処理及び文書方向の判別処理を行な
う。具体的には、文書中の数種類の文字領域に対し、0
°、90°、180°,270°の各方向からそれぞれ
文字認識処理を行い、各方向における文字認識の精度
(文字認識の自信度:文字の特徴分布に対する距離)の
中で、最高精度である方向を文書方向であるとして認識
する。
【0054】領域分離部403は、文字認識/方向判別
部402による文字認識・方向判別処理を行うための前
処理として、文書画像データより、文字部、図形部、自
然画部、表部などを矩形の領域に分離して、各領域の属
性(文字部等)を付加する処理を行う。
【0055】記憶装置404は、例えばハードディスク
や光磁気ディスクなどにより構成され、各種処理結果
(画像データ、領域分離結果、文字認識結果など)を保
存する。またI/F部405は、SCSIやRS232
Cなどにより構成され、I/F部405を介して接続さ
れた外部コンピュータ406より情報を得たり、また、
光磁気ディスク等の着脱可能な記憶装置の装填によりデ
ータを得る。
【0056】次に、本実施例における文書方向自動判別
・補正、および文字認識処理の概要を図6のフローチャ
ートに従って説明する。
【0057】先ず、ステップS1で画像が入力される。
本実施形態において文書方向を判別するためには、まず
文字領域を正確に抽出する必要がある。しかしながら、
画像データの全てが文字部に属するわけではなく、例え
ば細線、表などの領域も含まれる。従って領域分離部4
03においては、抽出された画像データを更に、文字
部、図形部、自然画部、表部などの属性別に、矩形の領
域(ブロック)に分離する(ステップS2)。この領域
分離処理においては、具体的には矩形で囲まれた領域情
報を作成する。
【0058】次に、上記各属性より文字部、即ち文字領
域の矩形情報を抽出する(スナッブS3)。ここで文字
領域とは、文章部、タイトル部、表中の文字、図のキャ
プション部等である。例えば、図7(a)、図7(c)
に示す様な文書の場合、それぞれ図7(b)、図7
(d)に示したような文字領域の矩形情報が抽出され
る。そして、これらの中の数ブロックを用いて、後述す
るような文書方向判別を行う(ステップS4)。その判
別の結果、文書方向が正方向であれば、引き続き画像中
の文字ブロックに対して文字認識処理を行う。(ステッ
プS7)。
【0059】一方、文書方向が不正方向であれば、画像
データが正方向になるように回転させる(スナッブS
5)。そして、回転画像に対して領域分離を行い、領域
分離情報の補正処理を行う(ステップS6)。これは、
回転画像に伴う領域分離情報の相違を補正するもので、
その方法としては、全回転画像データに対して再び領域
分離処理を行う方法がある。また、もう1つの方法とし
て、既に得られている領域分離結果に対してアドレス変
換をかける方法がある。一般に、領域分離処理は画像が
正方向であることを前提としているため、ステップS2
の段階で行った領域分離処理と、ステップS6において
回転画像データに対して行った領域分離処理とでは、そ
の結果が異なることが多い。それゆえ、ステップS6に
おいては前者の再分離方法がとられるのが望ましい。そ
して、次にステップS7に進んで、回転画像データ中の
文字ブロックは、周知の文字認識処理により、含まれる
文字が認識される。
【0060】従って、上述したように回転なし/回転あ
りのいずれの場合においても、領域分離情報及び文字認
識情報が得られる(ステップS8)。
【0061】この処理結果は、I/F部405を介して
コンピュータ406に伝送され、コンピュータ406上
のファイリングのアプリケーションソフトウェア等で利
用される。また、コントローラ部139内のCPU20
1へ各画像毎に送信される。
【0062】(領域分離、方向判定、文字認識処理の詳
細)次に、上述したステップS2及びS6における領域
分離処理、ステップS5における文書方向判別処理、ス
テップS7における文字認識処理のそれぞれについて、
詳細に説明する。
【0063】−領域分離処理− 本実施形態における領域分離処理は、まず、文書画像デ
ータの黒画素を検出してゆき、輪郭線追跡、またはラベ
リング方式により、黒画素ブロックの矩形枠を作成す
る。次に、その矩形の中の黒画素密度、隣接矩形ブロッ
クの有無、矩形の縦横比率などを判断基準にして、文字
領域(タイトル、本文、キャプション等)、図形領域、
自然画領域、表領域などを判別する。この処理結果によ
り、文書方向認識、及び文字認識のために必要となる文
字の矩形領域が判別される。
【0064】−文字認識処理− 文字認識処理の一つの方法として、特徴ベクトル抽出、
比較方式がある。例えば図8(a)に示すように、
「本」という文字を含む文字領域が判別されたとする。
第一段階として、この文字領域について文字切り出し処
理を行う。この例を図8(b)に示す。これは、一つの
文字の矩形を切り出す処理で、黒画素連続性の状態を検
出していくことにより、求められる。そして第二段階と
して、一文字をm×n(例えば64×64)の画素ブロ
ックに切り出す。この例を図8(c)に示す。そして、
その中から3×3画素のウインドウをずらしてゆき、数
十個の方向ベクトル情報を得る。この一例を図8(d)
に示す。このベクトル情報が文字の特徴として認識さ
れ、この特徴ベクトルと文字認識辞書407の内容とを
比較して、特徴ベクトルに特徴が一番近い文字から順番
に文字を抽出する。そして、抽出された文字は、特徴ベ
クトルに特徴が近い順に、第1候補、第2候補…とな
る。この場合、特徴ベクトルに対する特徴の近さが、そ
の文字に対する距離の近さ、すなわち文字認識の自信度
(精度)という数値で表される。
【0065】−文書方向判別処理− 以上説明したようにして文字認識の自信度が求められる
が、その自信度に基づいた文書方向判別処理を、図9に
示した「本発明の名称」という文例を用いて説明する。
【0066】図9(a)は正方向の文、図9(b)は図
9(a)を270°回転した文である。ここで、「本」
の文字に注目すると、文字方向を判別する場合は、図9
(c)に示すように、1つの文字「本」について0°、
90°、180°、270°の各回転による4方向のそ
れぞれにおいて文字認識を行ってみる。尚、上記各回転
角度は、文字矩形の領域の読み出し方を変更すればよ
く、特に原稿を回転する必要はない。
【0067】各回転角度における文字認識結果は、図9
(c)に示すように、互いに異なっている。尚、図9
(c)に示した文字認識結果および自信度はあくまでも
一例に過ぎず、実際にこの通りに得られるとは限らな
い。
【0068】図9(c)に示すように、正方向(0°回
転)から文字認識を行った場合は、「本」と正しく認識
され、その自信度も0.90と高い値となる。また、9
0°回転した方向から文字認識を行った場合は、「町」
と誤認識され、自信度も0.40と低下する。このよう
に誤認識が発生し、自信度も低下するのは、回転した方
向から見た場合の特徴ベクトルに基づいて文字認識を行
っているためである。同様に180°、270°回転し
た方向から文字認識を行った場合も、誤認識が発生し、
自信度も低下する。尚、文字認識の方向別の自信度は、
複雑な文字であればあるほど、その差が顕著に現れてく
る。
【0069】図9(c)に示した認識結果においては、
正方向(0°)における自信度が1番高いため、文書方
向は正方向である可能性が高いと判断される。本実施形
態では、更に文字方向判別の精度を向上させるため、同
一ブロック内の複数の文字について、同様に4方向から
文字認識を行ってみる。また、1つのブロックのみで文
書方向を判別すると、特殊な文字列により文字方向を誤
って判別してしまう恐れがあるので、複数のブロックに
ついて同様の文字認識を行なう。そして、各ブロックに
ついて、認識対象文字の自信度の平均値を4方向別に求
め、更に、各ブロック毎の平均自信度の平均値を4方向
別に求める。そして、この平均値が最も高い方向を文字
方向(文書方向)として認定する。
【0070】このように、1文字だけの自信度で文字方
向を認定することなく、同一ブロック内の複数文字、さ
らには複数ブロックの自信度で文字方向を認定すること
により、文字(文書)方向を高精度に判別することが可
能となる。
【0071】尚、本実施形態において文字方向(文書方
向)の判別結果が正方向以外の方向である場合には、図
6のステップS6に示したように、文字方向が正方向に
なるように原画像を回転する。この回転は、図5に示す
CPU/メモリ部401の制御によって、周知の方法に
より簡単に行うことが可能であるため、その詳細な説明
は省略する。
【0072】(領域分離、方向判定、文字認識処理結
果)以上のような処理により、図10(a)に示す原画
像データ、図10(b)に示す領域分離データ、図10
(c)に示す文字認識情報を得ることができる。これら
の情報は、前述したようにコントローラ部139のCP
U201へ送られ、各種画像処理、各種制御に供され
る。
【0073】領域分離データは、図10(b)に示す形
式で構成される。まず、領域分離データである旨を示す
「header」と、分離した矩形領域毎の識別子「r
ect1」〜「rectn」を備える。この識別子で区
別された各領域(ブロック)の情報は、ブロック番号を
示す「order」、ブロックの属性(文字部、図形部
等)を示す「att」、ブロックの左上の座標値「x
1」および「y1」、ブロックの幅「w」、ブロックの
高さ「h」、縦書き、または横書きを示す「direc
tion」、予備領域「reserve」により構成さ
れている。
【0074】また、文字認識情報は、図10(c)に示
す様に、文字認識情報である旨を示す「header」
を有し、また、例えば「本」等の単一の文字に関する文
字認識情報「OCR1」と、当該文字が含まれているブ
ロックを示す上記「rect1」等に相当する「blk
−header1」との組み合わせ情報を、「OCR
n」及び「blk−headern」まで備える。そし
て、「OCR1」等の各文字認識情報は、文字であるか
或いは空白であるかを示す「type」、前述の文字認
識の自信度に従った第1〜第5候補文字「文字1」〜
「文字5」、当該文字の切り出し位置「x1」および
「y1」、当該文字の幅「w」、当該文字の高さ
「h」、予備領域「reserve」により構成されて
いる。
【0075】尚、図10に示したデータ構成は一例に過
ぎず、処理結果の使用目的に応じて、適宜変更が可能で
あることは言うまでもない。
【0076】上記領域分離データや文字認識情報は、画
像処理装置本体を制御するコントローラ部139のCP
U201に通知される。これにより、画像処理部206
において画像メモリ307に一時格納された画像データ
は、メモリ制御部306により画像の回転制御等が施さ
れた後、画像が用紙に印刷されて、排紙される。
【0077】(複写動作)図11はマルチファンクショ
ンマシン800の複写料金のカウント、請求を説明する
ためのフローチャートである。先ず、ステップS11で
コピーモードの設定が成される。
【0078】ユーザーは、コピーを行うにあたって、本
人のIDおよびパスワードを、マルチファンクションマ
シン800の操作部140から入力する。(ステップS
12)
【0079】これは、料金の支払いを行うため、あらか
じめ管理者が機器管理サーバ600に登録してある、銀
行口座等のユーザー情報を引き出すためのものである。
ユーザが原稿のコピーサービスを受けるにあたって、操
作部140からID、パスワードが入力されると、機器
管理サーバ600にLAN310を介して問い合わせが
行われる(ステップS13)。機器管理サーバ600で
は、各機器からの問い合わせに対して、登録リストとの
比較を行い、登録ユーザかどうかの判断を行う。登録さ
れていない場合には、管理者を通して登録を行うよう操
作部に表示し、ユーザーに知らせる(ステップS1
4)。ID、パスワードが正しい場合にはスタンバイモ
ードに移り、ユーザーの指示に従ってコピー処理を行う
(ステップS15,S16)。そして、1枚のコピー処
理ごとにコピー料金をカウントする(ステップS1
6)。コピーが終了すると、コピー枚数、モード等に応
じてコピー料金を機器管理サーバー600に通知する
(ステップS17,S18,S19)。
【0080】(コピー料金のカウント)図12は図11
のステップS16のコピー料金のカウントフローを示し
たものである。先ず、ステップS21でカウントモード
の設定が成される。コピーされた用紙が排紙されると、
料金カウントモードにうつる。まず、コピーの1枚目か
どうかが判断され、1枚目である場合には、ユーザー用
のカウンタをクリアする(ステップS22,S23)。
カウンタはコントローラ部139内のRAM204の所
定のアドレス空間が使用される。カウンタのクリア時に
は、所定のアドレスに対応するデータに0が書き込まれ
る。また、後に出てくる広告主用のカウンタもRAM2
04の他の特定のアドレスに割り振られている。この広
告主用のカウンタは、電源はオフされた場合に消去して
しまわないように、電池によりバックアップされている
アドレス空間に割り振られている。
【0081】次にユーザー用のカウンタ値をメモリ20
4より読み出す(ステップS24)。また、原稿用紙中
に特定の広告があった場合には、広告主用のカウンタの
データを読み出し、広告主用カウンタを1つカウントア
ップする(ステップS26,S27)。さらに、ユーザ
ー用のカウンタを0.5カウントアップする(ステップ
S28)。原稿用紙中に特定の広告がなかった場合には
ユーザー用のカウンタを通常どおり1つカウントアップ
する(ステップS29)。新しいカウンタ値で、カウン
タ用のアドレスのデータを書き換えて終了する(ステッ
プS10)。
【0082】(広告の判別)図13は図12のステップ
S25の特定広告の判別を示したフローチャートであ
る。ステップS41で特定広告の判別の設定が成され
る。CCDにより読み込まれた原稿画像は、文字方向判
別部320に入力され、画像認識が行われる(ステップ
S42)。次に、広告の判別にあっては機器管理サーバ
ー600に登録されている広告データを読み出す。この
広告データは広告主、キーワード、広告サイズなどの広
告主を判別するためのデータである(ステップS4
3)。次に、文字方向判別部320において検出された
結果と広告データとの比較を行う(ステップS44)。
比較し、一致した広告主を判別する(ステップS4
5)。また、本実施例ではコピーごとに広告データを機
器管理サーバー600より読み出しているが、定期的に
読み出し、読み出したデータをマルチファンクションマ
シン800のメモリに格納しておいてもよい。
【0083】(決済)上記のフローにより、特定の広告
を原稿中に検出した場合には、広告主が広告料としてユ
ーザーのコピー料金を補助するような、料金カウントを
行うことができる。カウントされたユーザーのコピー料
金および、広告主への広告料金はマルチファンクション
マシン800から機器管理サーバー600に通知され
る。機器管理サーバーは随時料金を積算し、定期的にあ
るいは利用のたびにインターネット100を介して、電
子マネーサーバー300に対して決済処理を申請する。
電子マネーサーバ300は申請に応じてユーザー、広告
主の口座から料金を引き落とすことになる。
【0084】以上説明したように、また、ユーザーにと
ってもコピー料金を下げることが可能である。更に、ネ
ットワークを介してオンラインで決済を申請することに
より、迅速な処理を行うことが可能となる。
【0085】(その他の実施形態)上記様々な実施形態
に示した各機能ブロックおよび処理手順は、ハードウェ
アにより構成しても良いし、CPUあるいはMPU、R
OMおよびRAM等からなるマイクロコンピュータシス
テムによって構成し、その動作をROMやRAMに格納
された作業プログラムに従って実現するようにしても良
い。また、上記各機能ブロックの機能を実現するように
当該機能を実現するためのソフトウェアのプログラムを
RAMに供給し、そのプログラムに従って上記各機能ブ
ロックを動作させることによって実施したものも、本発
明の範疇に含まれる。
【0086】この場合、上記ソフトウェアのプログラム
自体が上述した各実施形態の機能を実現することにな
り、そのプログラム自体、及びそのプログラムをコンピ
ュータに供給するための手段、例えばかかるプログラム
を格納した記録媒体は本発明を構成する。かかるプログ
ラムを記憶する記憶媒体としては、上記ROMやRAM
の他に、例えばフロッピーディスク、ハードディスク、
光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−
I、CD−R、CD−RW、DVD、zip、磁気テー
プ、あるいは不揮発性のメモリカード等を用いることが
できる。
【0087】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムを実行することにより、上述の実施形態の機能が実現
されるだけでなく、そのプログラムがコンピュータにお
いて稼働しているOS(オペレーティングシステム)あ
るいは他のアプリケーションソフト等の共同して上述の
実施形態の機能が実現される場合にもかかるプログラム
は本発明の実施形態に含まれることは言うまでもない。
【0088】さらに、供給されたプログラムがコンピュ
ータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能
拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプロ
グラムの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能拡張
ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が
実現される場合にも本発明に含まれることは言うまでも
ない。
【0089】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザーがコピーを行
う際に、広告等の特定データを原稿中から検出し、検出
結果に応じて、広告主が広告料としてユーザーのコピー
料金を補助するようにすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態における画像処理装置
およびシステムの構成を示す模式図である。
【図2】マルチファンクションマシンの構成を示す概略
断面図である。
【図3】コントローラの構成を示すブロック図である。
【図4】画像処理部の構成を示すブロック図である。
【図5】文書方向判別部の構成を示すブロック図であ
る。
【図6】文書方向判別、文字認識処理を示すフローチャ
ートである。
【図7】文害方向判別における像域分離状態を示す模式
図である。
【図8】文字認識処理の処理過程を説明するための模式
図である。
【図9】文書方向判別処理を説明するための模式図であ
る。
【図10】像域分離および文字認識情報のデータ形式を
示す模式図である。
【図11】コピー処理の手順を示すフローチャートであ
る。
【図12】コピー処理におけるカウンターのフローを示
すフローチャートである。
【図13】特定広告の判別手順を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
10 イメージスキャナ(リーダ) 11 プリンタ 100 インターネット(通信網) 106 CCDユニット 108 CCD 110 感光ドラム 113 1次帯電器 118 現像器 117 レーザユニット 118 現像器 119 転写前帯電器 127 転写帯電器 128 分離帯電器 139 デバイスコントローラ 140 操作部 200 ウェブサーバ 201 CPU 202 回路 203 読み取り専用メモリ 204 RAM 205 I/Oインターフェース 206 画像処理部 206a リーダ画像処理部 206b プリンタ画像処理部 207 モータ類 208 クラッチ類 209 ソレノイド類 210 紙検知センサ類 211 トナー残残検センサ 213 ビーム検知センサ 215 高圧ユニット 300 電子マネーサーバ 301 シェーディング回路 302 変倍回路 303 エッジ強調回路 304 輝度濃度変換部 304a γ変換回路 304b PWM回路 306 メモリコントローラ 307 メモリ 308 インターフェースコントローラ 310 LANネットワーク 320 文字方向判別部 400 サービスプロバイダ 401 CPU/メモリ部 402 文字認識/方向判別部 403 領域分離部 404 記憶装置 405 I/F部 406 外部コンピュータ 407 文字認識辞書 500 ファイアーウォール 600 機器管理サーバ 700 ファイルサーバ 800 マルチファンクションマシン 900 プリンタ 1000 パソコン

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学的に読み取られた画像情報を光電変
    換する光電変換手段と、 前記光電変換手段により光電変換された前記画像情報を
    画像データとして認識する画像認識手段と、 前記画像データに応じて複写画像を形成する画像形成手
    段とを有する画像処理装置であって、 前記画像データに特定データが含まれているか否かを判
    別する判別手段と、 前記画像形成手段における前記複写画像の形成毎に複写
    枚数をカウントする第1のカウンタ手段と、 前記特定データを含む前記複写画像を形成した場合にそ
    の複写枚数をカウントする第2のカウンタ手段とを備
    え、 前記判別手段により前記特定データが検出されない場合
    に前記第1のカウンタ手段によるカウントを行う第1の
    モードと、 前記判別手段により前記特定データが検出された場合
    に、前記第1のカウンタ手段によるカウントを行うとと
    もに前記第2のカウンタ手段によるカウントを行う第2
    のモードを備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記第2のモードにおいて、前記第2の
    カウント手段におけるカウント数を前記第1の手段にお
    けるカウント数よりも小さくしたことを特徴とする請求
    項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記判別手段は、前記画像データと予め
    蓄積された比較データとを比較することにより前記特定
    データの判別を行うことを特徴とする請求項1又は2に
    記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記画像認識手段は、前記画像情報を属
    性毎の矩形領域に分離して認識することを特徴とする請
    求項1〜3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記画像認識手段は、前記画像情報の方
    向を認識する機能を有することを特徴とする請求項1〜
    4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 光学的に読み取られた画像情報を光電変
    換して画像データとして認識し、 前記画像データに応じて複写画像を形成し、 前記画像データに特定データが含まれているか否かを判
    別する画像処理方法であって、 前記特定データが検出されない場合に前記複写画像の形
    成毎に複写枚数のカウントを行う第1のモードと、 前記特定データが検出された場合に、前記複写画像の形
    成毎に複写枚数のカウントを行うとともに前記特定デー
    タを含む前記複写画像を形成したことを別にカウントす
    る第2のモードを備えることを特徴とする画像処理方
    法。
  7. 【請求項7】 前記第2のモードにおいて、前記複写画
    像の形成毎の複写枚数のカウント数を前記特定データを
    含む前記複写画像の形成によるカウント数よりも大きく
    したことを特徴とする請求項6に記載の画像処理方法。
  8. 【請求項8】 前記特定データの判別は、前記画像デー
    タと予め蓄積された比較データとを比較することにより
    行うことを特徴とする請求項6又は7に記載の画像処理
    方法。
  9. 【請求項9】 光学的に読み取られた画像情報を光電変
    換する光電変換手段と、 前記光電変換手段により光電変換された前記画像情報を
    画像データとして認識する画像認識手段と、 前記画像データに応じて複写画像を形成する画像形成手
    段とを有する画像処理システムであって、 前記画像データに特定データが含まれているか否かを判
    別する判別手段と、 前記画像形成手段における前記複写画像の形成毎に複写
    枚数をカウントする第1のカウンタ手段と、 前記特定データを含む前記複写画像を形成した場合にそ
    の複写枚数をカウントする第2のカウンタ手段とを備
    え、 前記判別手段により前記特定データが検出されない場合
    に前記第1のカウンタ手段によるカウントを行う第1の
    モードと、 前記判別手段により前記特定データが検出された場合
    に、前記第1のカウンタ手段によるカウントを行うとと
    もに前記第2のカウンタ手段によるカウントを行う第2
    のモードを備えたことを特徴とする画像処理システム。
  10. 【請求項10】 前記第2のモードにおいて、前記第2
    のカウント手段におけるカウント数を前記第1の手段に
    おけるカウント数よりも小さくしたことを特徴とする請
    求項9に記載の画像処理システム。
  11. 【請求項11】 前記判別手段は、前記画像データと通
    信回線網を介して予め蓄積された比較データとを比較す
    ることにより前記特定データの判別を行うことを特徴と
    する請求項9又は10に記載の画像処理システム。
  12. 【請求項12】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の
    画像形成装置の各手段をコンピュータに機能させるため
    のプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記
    憶媒体。
  13. 【請求項13】 請求項6〜8のいずれか1項に記載の
    画像形成方法の各手順をコンピュータに実行させるため
    のプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記
    憶媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2540302A1 (es) * 2014-01-08 2015-07-09 Terminaciones Gráficas, S.L. Procedimiento de asignación individualizada de fotocopias e impresiones contenedoras de publicidad

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2540302A1 (es) * 2014-01-08 2015-07-09 Terminaciones Gráficas, S.L. Procedimiento de asignación individualizada de fotocopias e impresiones contenedoras de publicidad

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