JP2001202301A - データ記録再生装置 - Google Patents

データ記録再生装置

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JP2001202301A
JP2001202301A JP2000014687A JP2000014687A JP2001202301A JP 2001202301 A JP2001202301 A JP 2001202301A JP 2000014687 A JP2000014687 A JP 2000014687A JP 2000014687 A JP2000014687 A JP 2000014687A JP 2001202301 A JP2001202301 A JP 2001202301A
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Japan
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mail
internal state
command
module
disk array
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JP2000014687A
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English (en)
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Koichi Sato
晃一 佐藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクアレイ制御装置に対してさまざまな
指示を容易に出すとともに、ディスクアレイ制御装置の
内部状態やエラー発生などを容易に、かつ迅速に収集す
る。 【解決手段】 メール受信モジュール23は、サービス
マンもしくは管理者からの電子メールを受信すると、電
子メールのヘッダもしくはメール本体に記されているコ
マンドを解釈し、指示されたコマンドが許可されていれ
ば、該コマンドに応じて、定期メール発行スケジュール
・モジュール20、記録再生モジュール21またはメー
ル送信モジュール22に指示を出す。定期メール発行ス
ケジュール・モジュール20、記録再生モジュール21
またはメール送信モジュール22は、上記メール受信モ
ジュール23からの指示に従って、定期メール発行スケ
ジュールや動作状態、内部状態を通知するための電子メ
ール送信を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、放送事業
者、特に一般放送事業者の放送局で使用するビデオサー
バー・システムに用いて好適なデータ記録再生装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、VTRテープを用いたシーケンシ
ャル(リニア)記録再生に替えて、ランダムアクセス可
能な記録媒体を用いてノンリニア記録再生するビデオサ
ーバ(もしくはAVサーバ)と呼ばれるデータ記録再生
装置が普及しつつある。一般的に、放送局設備として用
いられるビデオサーバには、画質や音質に対する要求か
ら、必要とされるデータ転送レートが高く、しかも長時
間のデータ記録を可能にすべく大記憶容量であることが
要求される。そこで、時分割に記録再生動作する複数の
ハードディスク装置から構成されるRAID(Redundan
t Arrays of Inexpensive Disks:以下、ディスクアレ
イ制御装置という)を用いて、複数の音声・映像データ
からなる素材データを分散的に記録しておき、多チャン
ネル同時送出を行ったり、同一の素材データを再生時間
をずらして多チャンネルで再生することで、所謂、VO
D(ビデオオンデマンド)やNVOD(ニアビデオオン
デマンド)を実現可能にしている。なお、この種の技術
については、例えば特開平11−27625号公報に開
示されている。
【0003】ところで、上記AVサーバにおいては、デ
ィスクアレイ制御装置の内部状態(危ない状態にない
か、もしくは正常に動作しているかなど)を調べるため
に、サービスマンや管理者は、FTP(File Transfer
Protocol)やTelenet(TELEcommunication NETw
ork)などのコマンドを発行することで内部状態を監視
していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したA
Vサーバでは、多くの場合、セキュリティの関係で外部
から直接Tlenetコマンドを用いてアクセスできな
いように、ファイア・ウォールを設けている。この場
合、上記AVサーバにアクセスにするためには、ディス
クアレイ制御装置と同じローカル・ネットワーク上に、
外部からのアクセスを中継するための中継機(リモート
マシン)を設置し、該中継機でセキュリティを確保した
上で、該中継機を通してディスクアレイ制御装置にアク
セスする方法が採られていた。しかしながら、上述した
従来技術による方法では、中継用のマシンを設置する必
要があり、また、TelenetやFTPなどのコマン
ドを用いる方法には多くの手順が必要なため、非常に手
間がかかるという問題があった。また、各装置の状態を
日々管理するためには、詳細なログなどを取得する必要
があり、作業自体が煩雑になるという問題があった。
【0005】そこで本発明は、ディスクアレイ制御装置
に対して管理のためのさまざまな指示を容易に出すこと
ができるとともに、ディスクアレイ制御装置の内部状態
やエラー発生などを容易に、かつ迅速に収集することが
できるデータ記録再生装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明によるデータ記録再生装置は、少なく
とも、電子メールが送受信可能なネットワークに接続さ
れ、複数のハードディスク装置から構成されるディスク
アレイ装置を備え、該ディスクアレイ装置に素材データ
を記録する一方、該ディスクアレイ装置に記録された素
材データを読み出して出力するデータ記録再生装置にお
いて、前記ネットワークを介して電子メールを受信する
メール受信手段と、前記メール受信手段により受信され
た電子メールに記述されたコマンドを解析するコマンド
解析手段と、前記コマンド解析手段により解析されたコ
マンドの内容に基づいて当該装置の動作を制御する動作
制御手段とを具備することを特徴とする。
【0007】また、好ましい態様として、例えば請求項
2記載のように、請求項1記載のデータ記録再生装置に
おいて、前記動作制御手段は、前記コマンド解析手段に
より解析されたコマンドの内容に基づいて、当該装置の
動作パラメータを変更するようにしてもよい。
【0008】また、好ましい態様として、例えば請求項
3記載のように、請求項1記載のデータ記録再生装置に
おいて、前記複数のハードディスク装置毎の内部状態お
よび前記ディスクアレイ装置としての内部状態の少なく
ともいずれか一方を保持する内部状態保持手段と、前記
内部状態保持手段から送信すべき情報を取得して電子メ
ールを作成し、該電子メールを所定の送信先に送信する
メール送信手段とを具備し、前記動作制御手段は、前記
コマンド解析手段により解析されたコマンドの内容に基
づいて、前記メール送信手段に対して電子メールを送信
する旨を指示するようにしてもよい。
【0009】また、好ましい態様として、例えば請求項
4記載のように、請求項3記載のデータ記録再生装置に
おいて、前記複数のハードディスク装置毎の内部状態お
よび前記ディスクアレイ装置としての内部状態の少なく
ともいずれか一方を定期的に収集し、前記内部状態保持
手段に格納する内部状態収集手段を具備するようにして
もよい。
【0010】この発明では、サービスマンや管理者がデ
ータ記録再生装置の動作を制御するためのコマンドを電
子メールに記述して送信すると、メール受信手段によ
り、該電子メールが受信され、コマンド解析手段によ
り、受信された電子メールに記述されたコマンドが解析
される。そして、動作制御手段において、前記コマンド
解析手段により解析されたコマンドの内容に基づいて当
該装置の動作が制御される。したがって、従来行われて
きた中継するための専用中継機を設置することなく、デ
ィスクアレイ制御装置に管理のためのさまざまな指示を
容易に出すことが可能となるとともに、ディスクアレイ
制御装置の内部状態やエラー発生などを容易に、かつ迅
速に収集することが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。 A.実施形態の構成 A−1.AVサーバの構成 図1は、本発明の実施形態を適用したAVサーバの構成
を示すブロック図である。図において、AVサーバ1
は、大別してプロセッサブロック2とRAIDブロック
(ディスクアレイ制御装置)3とからなり、2つのブロ
ック間は、データバスBUS1によって接続されてい
る。プロセッサブロック2は、バスBUS2によって接
続された、複数のIOプロセッサ4−1〜4−nとFS
プロセッサ5とを備えている。IOプロセッサ4−1〜
4−nは、外部のVTRなどから供給されるAVデータ
を、RAIDブロック3に転送したり、RAIDブロッ
ク3から読み出したAVデータを、外部のVTRに送出
したりする。FSプロセッサ5は、AVサーバ1内に記
録・再生するAVデータをAVファイルとして扱い、R
AIDブロック3内の複数のRAID6−1〜6−mへ
のマッピングを管理したり、FSプロセッサ5自身の状
態やIOプロセッサ4−1〜4−nの状態、RAIDブ
ロック3の状態などを管理する。RAIDブロック3
は、複数のRAID6−1〜6−mを備えており、RA
ID6−1〜6−mとIOプロセッサ4−1〜4−nと
FSプロセッサ5は、バスBUS1によって接続されて
いる。RAID6−1〜6−mは、各々、電子メールを
転送するためのSMTP(Simple Mail Transfer Proto
col)クライアント機能を有するソフトウェア・モジュ
ールが動作している。SMTPとは、RFC821に規
定されている電子メール転送手順である。
【0012】A−2.RAIDの構成 次に、図2は、RAID6−1〜6−m(以下、総称し
てRAID6という)のハードウェア構成を示すブロッ
ク図である。図において、RAID6は、CPU10、
メモリ部11、I/F部12、通信部13,14、複数
のハードディスク装置15−1,15−2,…,15−
k、SCSIコントローラ/データバッファ16−1,
16−2,…,16−kから構成されている。CPU1
0は、メモリ部11に記憶されているプログラムに従っ
て、各機能を実行するソフトウェア・モジュールを動作
させる。また、CPU10は、本実施形態では、イベン
ト発生時や定期的に内部状態(エラー内容、ハードディ
スクアクセス回数、使用開始日時など)を収集し、メモ
リ部11のRAM11cに保持するとともに、定期的、
エラー発生時、あるいはサービスマンや管理者からの電
子メールによる要求時に、エラー内容およびその時点で
の上記内部状態を電子メールで通知したり、動作状態を
変更する機能を有する。
【0013】メモリ部11は、フラッシュメモリ11
a、RAM11bおよびRAM11cを備えている。フ
ラッシュメモリ11aおよびRAM11bは、ソフトウ
ェア・モジュールが動作するための値やプログラムデー
タなどを記憶している。RAM11cは、バッテリBA
Tによりバックアップされており、内部状態の各種情報
やメール送信宛先を保持する。I/F部12は、プロセ
ッサブロック2とコマンドやAVデータを送受信するプ
ロセッサブロックとのインターフェースである。通信部
13は、RS−232Cなどシリアル回線に接続されて
おり、通信部14は、イーサネットなどのLAN(Loca
l Area Network)に接続されている。いずれの通信部1
3,14も、シリアル回線やLANに接続されている他
の端末との間で通信を行い、当該装置のデバッグや、本
実施形態による内部状態やエラー発生を通知するための
電子メールを送信するために用いられる。複数のハード
ディスク装置15−1〜15−kは、AVデータを保持
する。SCSIコントローラ/データバッファ16−1
〜16−kは、ハードディスク装置15−1〜15−k
に1対1で設けられた、ハードディスク装置15−1〜
15−kと通信するためのSCSIコントローラと、ハ
ードディスク装置15−1〜15−kへ記録再生するA
Vデータを一時保存するためのデータバッファとで構成
されている。
【0014】A−3.ソフトウェア・モジュールの構成 ここで、図3は、本実施形態によるRAID上で動作す
るソフトウェア・モジュール構成を示すブロック図であ
る。本実施形態によるRAID6上では、定期メール発
行スケジューリング・モジュール20、記録再生モジュ
ール21、メール送信モジュール21およびメール受信
モジュール23が独立して動作している。なお、図3に
示す構成は一例であり、実際には、RAID6の各種動
作を制御するための他のモジュールが存在していてもよ
いことは言うまでもない。
【0015】定期メール発行スケジューリング・モジュ
ール20は、電子メールの発行日時を検知した場合、S
MTPクライアント機能を持つメール送信モジュール2
2に通知メール送信を指示する()。また、定期メー
ル発行スケジューリング・モジュール20は、後述する
メール受信モジュール23から定期メール送信スケジュ
ール変更指示を受けると、該指示内容に応じてスケジュ
ールを変更する。
【0016】記録再生モジュール21は、AVデータの
ハードディスク装置15−1〜15−kへの記録再生が
失敗(エラー)した場合、そのエラー回数が所定のしき
い値を越えると、エラー内容(警告:WARNING)ととも
に、通知メール送信をメール送信モジュール22に指示
する()。また、記録再生モジュール21は、後述す
るメール受信モジュール23から動作状態変更指示を受
けると、該指示内容に応じて動作状態を変更する。
【0017】メール送信モジュール22は、定期メール
発行スケジューリング・モジュール20、記録再生モジ
ュール、あるいは後述するメール受信モジュール23か
らの通知メール送信指示を受信した場合、必要な情報を
複数の状態テーブル21から取得してメール・メッセー
ジを作成し()、通信部14を用いてLANを介し
て、登録されたSMTP MTA(SMTP Message T
ransfer Agent)に接続し、送信宛先であるメールアド
レスとメール・メッセージを渡すことにより、メール送
信宛先へメールを送信する()。
【0018】メール受信モジュール23は、電子メール
を受信すると()、必要に応じて電子メールの送信ア
ドレスをチェックした後、電子メールのヘッダもしくは
メール本体に記されているコマンドを解釈し、指示され
たコマンドが許可されていれば、該コマンドに応じた処
理を実行する。例えば、該コマンドが定期メール送信ス
ケジュールを変更するものであれば、定期メール発行ス
ケジュール・モジュール20に動作変更を指示し
()、例えば、該コマンドが記録再生モジュール21
の動作状態を変更するものであれば、記録再生モジュー
ル21に指示する()。また、内部状態を電子メール
で送り返す旨を指示するコマンドであれば、メール送信
モジュール22に内部状態通知を指示する()。
【0019】状態テーブル24は、前述したRAM11
cに相当し、ハードディスク装置15−1〜15−k毎
に、内部状態(エラー内容、ハードディスクアクセス回
数、使用開始日時など)を保持している。
【0020】本実施形態では、上述した3例を含めて、
サービスマンや管理者からの電子メールに記されたコマ
ンドには、以下のものが考えられる。 (1)定期メール送信機能のスケジュールや送付先など
の設定、設定変更、設定内容の確認。 (2)記録再生モジュールの動作変更 例えば、記録再生処理のみを停止したり、処理時間設定
を変更するなど。 (3)RAID自体の内部状態や内部情報を電子メール
で送り返すように指示。ここでの内部状態とは、RAI
Dが現在運用可能な状態であるか否かなどを指し、内部
情報とは、RAIDシステムのセットアップ情報、動作
統計情報などの動作記録ログなどを指す。 (4)HDDの内部状態や内部情報を電子メールで送り
返すように指示。ここでの内部状態とは、各HDDが運
用可能な状態にあるか否かを指し、内部情報とは、例え
ば、使用開始日時やバージョンなどの個別情報や、Re
adやWriteなどの動作統計情報、HDDから返っ
てくるエラーの統計情報、その記録などを指す。 (5)電子メールを用いたソフトウェアのダウンロー
ド。 (6)RAIDとして動作する上での内部設定の変更。 例えば、RAIDとしてのバックアップ処理の有効・無
効設定や、HDDのエラー判定回数、IPアドレスなど
のネットワーク設定などの変更。
【0021】A−4.電子メールの送受信経路 次に、上述した実施形態による電子メール送受信の形態
例について説明する。ここで、図4は、本実施形態の電
子メール送受信の形態例を示す概念図である。RAID
6は、予め設定されたSMTP MTA POP(Post
Office Protocol)サーバ41aに対し、予め決められ
たスケジュール、エラー発生時もしくはサービスマンや
管理者からの電子メールによる要求に応じて、SMTP
を用いて電子メールを送信するとともに、後述する端末
43から送信される、当該装置に対する指示(コマン
ド)が記された電子メールをSMTP MTA POP
サーバ41aから受信する。
【0022】SMTP MTA POPサーバ41a,
41bは、各々、インターネットやイントラネットなど
のネットワーク40上において、電子メールを指定され
たメールアドレスのPOPサーバに転送するためのSM
TP MTAとしての機能と、受信したメールをメール
アドレスに従ってメールボックスに保持するPOPサー
バとしての機能とを有する。SMTP MTAとして動
作する場合には、電子メールを受信すると、電子メール
送信先として記されたメールアドレスを持つSMTP
MTA POPサーバにメールを送信する。例えば、端
末43から送信された電子メールは、SMTP MTA
POPサーバ41bからSMTP MTA POPサ
ーバ41aへ送信される。この場合、端末43は、SM
TPクライアントとして、SMTP MTA POPサ
ーバ41aは、SMTP MTAとして動作する。ま
た、RAID6から送信された電子メールは、SMTP
MTA POPサーバ41aからSMTP MTA
POPサーバ41bへ送信される。また、実際には、S
MTP MTA41aとSMTP MTA POPサー
バ41bとの間で直接送信されるわけではなく、途中、
複数のSMTP MTAを経て送信される。
【0023】また、SMTP MTA POPサーバと
して動作する場合には、受信したメールをメールアドレ
スに従ってメールボックスに保持するとともに、該当メ
ールアドレスを有する装置(RAID6または端末4
3)からのアクセスに従って保持していたメールを送信
する。
【0024】端末43は、電子メール送信先のアドレス
を持つサービスマンもしくは管理者のメール送受信機能
を持つソフトウェアを有したコンピュータ(パーソナル
コンピュータもしくはワークステーション)である。端
末43は、RAID6に対して、該RAID6を操作す
る目的の電子メールを送信することができる電子メール
アドレス(RAID6に予め受付許可された電子メール
アドレス)を持つ。また、端末43は、POPクライア
ント機能もしくはSMTP MTAを有しており、SM
TP MTA POPサーバ41bから電子メールを定
期的に、もしくは瞬時に受け取る。一般的に、端末43
がパーソナルコンピュータの場合には、その上で動作し
ているメール送受信機能を有するソフトウェアは、PO
Pを用いてSMTP MTA POPサーバ41bから
メールを受け取り、ワークステーションの場合には、そ
の上で動作しているSMTP MTAを用いて、SMT
PMTA POPサーバ41bからメールを受信する。
【0025】B.実施形態の動作 次に、上述した実施形態の動作について説明する。 B−1.定期メール送信スケジュール変更指示 ここで、図5は、本実施形態による、サービスマンもし
くは管理者が定期メール送信スケジュール変更を電子メ
ールを用いて指示する際の動作を説明するためのフロー
チャートである。図5において、ステップS10はサー
ビスマンもしくは管理者の処理であり、ステップS12
〜ステップS20はメール受信モジュール23の処理で
ある。まず、サービスマンもしくは管理者は、定期メー
ル送信スケジュールを変更するためのコマンドを、電子
メールのヘッダもしくはメール本体に記述し、AVサー
バに対して送信する(ステップS10)。電子メール
は、途中、いくつかのSMTP MTAなど電子メール
を中継するマシンを経て、メール受信モジュール23に
受信される。
【0026】メール受信モジュール23は、電子メール
を受信すると(ステップS12)、許可された電子メー
ルアドレスから発行されたものであるかなど、必要に応
じてメールヘッダをチェックし(ステップS14)、許
可されているか否かを判断する(ステップS16)。そ
して、許可されていなければ(ステップS16の「N
O」)、当該処理を終了する。一方、許可されていれば
(ステップS16の「YES」)、ヘッダまたはメール
本体に記されているコマンドを解析し(ステップS1
8)、コマンドで指示された処理(この場合、定期メー
ル送信スケジュールの変更)を実行する(ステップS2
0)。すなわち、メール受信モジュール23は、定期メ
ール送信スケジュールを変更する旨を、定期メール発行
スケジューリング・モジュール20に指示する。定期メ
ール発行スケジューリング・モジュール20は、上記指
示を受信すると、定期メール送信スケジュールを変更す
る。
【0027】B−2.内部状態通知指示 次に、図6は、本実施形態による、サービスマンもしく
は管理者がHDDの状態を電子メールで送り返すよう
に、電子メールを用いて指示する際の動作を説明するた
めのフローチャートである。図6において、ステップS
30およびステップS50はサービスマンもしくは管理
者の処理であり、ステップS32〜ステップS40はメ
ール受信モジュール23の処理、ステップS42〜ステ
ップS48はメール送信モジュールの処理である。
【0028】まず、サービスマンもしくは管理者は、H
DDの状態を電子メールで送信させるためのコマンド
を、電子メールのヘッダもしくはメール本体に記述し、
AVサーバに対して送信する(ステップS30)。電子
メールは、途中、いくつかのSMTP MTAなど電子
メールを中継するマシンを経て、メール受信モジュール
23に受信される。
【0029】メール受信モジュール23は、電子メール
を受信すると(ステップS32)、許可された電子メー
ルアドレスから発行されたものであるかなど、必要に応
じてメールヘッダをチェックし(ステップS34)、許
可されているか否かを判断する(ステップS36)。そ
して、許可されていなければ(ステップS36の「N
O」)、当該処理を終了する。一方、許可されていれば
(ステップS36の「YES」)、ヘッダまたはメール
本体に記されているコマンドを解析し(ステップS3
8)、コマンドで指示された処理(この場合、HDDの
状態の電子メールによる送信)を実行する(ステップS
40)。すなわち、メール受信モジュール23は、HD
Dの状態を電子メールで送信する旨を、メール送信モジ
ュール22に指示する。メール送信モジュール22は、
上記指示を受信すると(ステップS42)、状態テーブ
ル24から必要な情報を収集する(ステップS44)。
次いで、収集した情報を元にメール・メッセージを作成
する(ステップS46)。その後、SMTPを用いて、
登録されたSMTP MTAに電子メールを転送する
(ステップS48)。
【0030】電子メールは、SMTP MTA POP
サーバ41a,41bを介して端末43に送信される。
SMTP MTA POPサーバ41bは、受信した電
子メールをメールアドレスに従ってメールボックスに保
持するとともに、該当メールアドレスを有する端末43
からのアクセスに従って保持していたメールを送信す
る。端末43では、サービスマンもしくは管理者が上記
電子メールを受信する(ステップS50)。電子メール
には詳細な情報を記述することができるので、サービス
マンや管理者は、電子メールによる通知を見るだけで、
詳細な情報を取得することが可能となり、迅速に対処す
ることが可能になる。
【0031】上述した実施形態によれば、近年、標準と
なりつつ電子メールを用いることで、従来行われてきた
ように、専用の中継機を設置することなく、ネットワー
クに接続されたAVサーバに対して、様々な指示を出し
たり、内部情報を収集することができる。また、電子メ
ールを用いることで、専用のメールサーバを持つ比較的
大規模の組織・団体だけでなく、例えば、ダイヤルアッ
プルータなどを用いることで、常時接続することなく、
容易に、かつ安価に、さらにセキュリティ的にも安全に
外部端末と接続することができる。ゆえに、比較的小規
模の組織・団体でも用いることができる。
【0032】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、サービス
マンや管理者により、データ記録再生装置の動作を制御
するためのコマンドが記述された電子メールが送信され
ると、メール受信手段により、該電子メールを受信し、
コマンド解析手段により、受信された電子メールに記述
されたコマンドを解析した後、動作制御手段により、前
記コマンド解析手段により解析されたコマンドの内容に
基づいて当該装置の動作を制御するようにしたので、従
来行われてきた中継するための専用中継機を設置するこ
となく、ディスクアレイ制御装置に対して管理のための
さまざまな指示を容易に出すことができるとともに、デ
ィスクアレイ制御装置の内部状態やエラー発生などを容
易に、かつ迅速に収集することができるという利点が得
られる。
【0033】また、請求項2記載の発明によれば、前記
動作制御手段によって、前記コマンド解析手段により解
析されたコマンドの内容に基づいて、当該装置の動作パ
ラメータを変更するようにしたので、ディスクアレイ制
御装置に対して管理のためのさまざまな指示を容易に出
すことができるという利点が得られる。
【0034】また、請求項3記載の発明によれば、前記
動作制御手段により、前記コマンド解析手段により解析
されたコマンドの内容に基づいて、前記メール送信手段
に対して電子メールを送信する旨を指示し、メール送信
手段によって、内部状態保持手段から送信すべき情報を
取得して電子メールを作成し、該電子メールを所定の送
信先に送信するようにしたので、ディスクアレイ制御装
置の内部状態やエラー発生などを容易に、かつ迅速に収
集することができるという利点が得られる。
【0035】また、請求項4記載の発明によれば、内部
状態収集手段により、前記複数のハードディスク装置毎
の内部状態および前記ディスクアレイ装置としての内部
状態の少なくともいずれか一方を定期的に収集し、前記
内部状態保持手段に格納するようにしたので、最新の情
報を収集することができ、ディスクアレイ制御装置の内
部状態やエラー発生などを容易に、かつ迅速に収集する
ことができるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を適用したAVサーバの構成
を示すブロック図である。
【図2】本実施形態によるRAIDのハードウェア構成
を示すブロック図である。
【図3】本実施形態によるRAID上で動作するソフト
ウェア・モジュール構成を示すブロック図である。
【図4】本実施形態の電子メール送受信の形態例を示す
概念図である。
【図5】本実施形態による、サービスマンもしくは管理
者が定期メール送信スケジュール変更を電子メールを用
いて指示する際の動作を説明するためのフローチャート
である。
【図6】本実施形態による、サービスマンもしくは管理
者が定期メール送信スケジュール変更を、電子メールを
用いて指示する際の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【符号の説明】
1……AVサーバ、2……プロセッサブロック、3……
RAIDブロック、4−1〜4−n……IOプロセッ
サ、5……FMプロセッサ、6−1〜6−m……RAI
D、10……CPU(コマンド解析手段、動作制御手
段、内部状態収集手段)、11……メモリ部、12……
I/F部、13……通信部、14……通信部、15−1
〜15−k……ハードディスク装置、16−1〜16−
k……SCSIコントローラ/データバッファ、20…
…定期メール発行スケジューリング・モジュール、21
……記録再生モジュール、22……メール送信モジュー
ル(メール送信手段)、23……メール受信モジュール
(メール受信手段)、24……状態テーブル(内部状態
保持手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、電子メールが送受信可能な
    ネットワークに接続され、複数のハードディスク装置か
    ら構成されるディスクアレイ装置を備え、該ディスクア
    レイ装置に素材データを記録する一方、該ディスクアレ
    イ装置に記録された素材データを読み出して出力するデ
    ータ記録再生装置において、 前記ネットワークを介して電子メールを受信するメール
    受信手段と、 前記メール受信手段により受信された電子メールに記述
    されたコマンドを解析するコマンド解析手段と、 前記コマンド解析手段により解析されたコマンドの内容
    に基づいて当該装置の動作を制御する動作制御手段とを
    具備することを特徴とするデータ記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記動作制御手段は、前記コマンド解析
    手段により解析されたコマンドの内容に基づいて、当該
    装置の動作パラメータを変更することを特徴とする請求
    項1記載のデータ記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記複数のハードディスク装置毎の内部
    状態および前記ディスクアレイ装置としての内部状態の
    少なくともいずれか一方を保持する内部状態保持手段
    と、 前記内部状態保持手段から送信すべき情報を取得して電
    子メールを作成し、該電子メールを所定の送信先に送信
    するメール送信手段とを具備し、 前記動作制御手段は、前記コマンド解析手段により解析
    されたコマンドの内容に基づいて、前記メール送信手段
    に対して電子メールを送信する旨を指示することを特徴
    とする請求項1記載のデータ記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記複数のハードディスク装置毎の内部
    状態および前記ディスクアレイ装置としての内部状態の
    少なくともいずれか一方を定期的に収集し、前記内部状
    態保持手段に格納する内部状態収集手段を具備すること
    を特徴とする請求項3記載のデータ記録再生装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003099291A (ja) * 2001-09-21 2003-04-04 Hitachi Ltd ネットワークストレージシステム及びその制御方法
CN114530033A (zh) * 2022-02-18 2022-05-24 平安国际智慧城市科技股份有限公司 基于人脸识别的眼屏距警示方法、装置、设备及存储介质

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