JPH0816876B2 - 資源オブジェクトの関係する活動のレコードを維持する方法及びそのためのデータ処理システム - Google Patents
資源オブジェクトの関係する活動のレコードを維持する方法及びそのためのデータ処理システムInfo
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- JPH0816876B2 JPH0816876B2 JP3044579A JP4457991A JPH0816876B2 JP H0816876 B2 JPH0816876 B2 JP H0816876B2 JP 3044579 A JP3044579 A JP 3044579A JP 4457991 A JP4457991 A JP 4457991A JP H0816876 B2 JPH0816876 B2 JP H0816876B2
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- G06F11/30—Monitoring
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に活動記録を維持
する方法及びそのためのデータ処理システムに関し、詳
細には、データ処理システム内の複数の資源オブジェク
トを維持するための改良された方法及びそのためのデー
タ処理システムに関する。さらに詳しくは、本発明は、
データ処理システムにおいて文書活動記録例外レポート
を自動的に作成する方法及びそのためのデータ処理シス
テムに関する。
する方法及びそのためのデータ処理システムに関し、詳
細には、データ処理システム内の複数の資源オブジェク
トを維持するための改良された方法及びそのためのデー
タ処理システムに関する。さらに詳しくは、本発明は、
データ処理システムにおいて文書活動記録例外レポート
を自動的に作成する方法及びそのためのデータ処理シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】現代の大型データ処理システムでは、文
字通り数千の文書または資源オブジェクトを作成し、記
憶し、それにアクセスすることが可能である。そのよう
な活動は、データ処理システム内の多数のユーザに関連
することがあり、システムの保全性を確保し、かつシス
テム内に選択された資源オブジェクトまたは文書に関す
るレコードを維持するために選択した資源オブジェクト
を記録しておくことがしばしば必要となる。
字通り数千の文書または資源オブジェクトを作成し、記
憶し、それにアクセスすることが可能である。そのよう
な活動は、データ処理システム内の多数のユーザに関連
することがあり、システムの保全性を確保し、かつシス
テム内に選択された資源オブジェクトまたは文書に関す
るレコードを維持するために選択した資源オブジェクト
を記録しておくことがしばしば必要となる。
【0003】文書活動ログは、従来技術で周知である。
米国ニューヨーク州アーモンクのインターナショナル・
ビジネス・マシーンズ・コーポレーションから市販され
ている多数のオペレーティング・システム、データベー
ス管理サブシステム、ネットワーク・サブシステムが、
ロギング機能を組み込んでいる。たとえば、多重仮想記
憶(MVS)オペレーティング・システムは、操作員に
よるすべてのコマンドとシステムの応答が記録されるロ
ギング・システムを操作員に提供する。さらに、システ
ム内の他の事象を操作員ログに書き込むこともできる。
このシステムのロギング・フィルタは、システム・プロ
グラマによりシステム内のすべての資源に対してシステ
ム規模で設定される。このシステムは、同種のすべての
システムと同様に、問題調停のためのレコードを提供す
るため、及び安全保護の目的で監査証跡を提供するため
に利用できる。
米国ニューヨーク州アーモンクのインターナショナル・
ビジネス・マシーンズ・コーポレーションから市販され
ている多数のオペレーティング・システム、データベー
ス管理サブシステム、ネットワーク・サブシステムが、
ロギング機能を組み込んでいる。たとえば、多重仮想記
憶(MVS)オペレーティング・システムは、操作員に
よるすべてのコマンドとシステムの応答が記録されるロ
ギング・システムを操作員に提供する。さらに、システ
ム内の他の事象を操作員ログに書き込むこともできる。
このシステムのロギング・フィルタは、システム・プロ
グラマによりシステム内のすべての資源に対してシステ
ム規模で設定される。このシステムは、同種のすべての
システムと同様に、問題調停のためのレコードを提供す
るため、及び安全保護の目的で監査証跡を提供するため
に利用できる。
【0004】顧客情報管理システム(CICS)や情報
管理システム(IMS)などのデータベース管理システ
ムも活動ログを利用している。こうした活動ログは、通
常、データベース内の事象や変更を監査するために利用
される。その後、システムが異常終了した場合に、この
ログを利用してデータベースを再構築する。上記のよう
に、こうしたログは、データベース管理者がシステム全
体に対して設定したフィルタに基づいて、システム内の
全カウントを記録する。
管理システム(IMS)などのデータベース管理システ
ムも活動ログを利用している。こうした活動ログは、通
常、データベース内の事象や変更を監査するために利用
される。その後、システムが異常終了した場合に、この
ログを利用してデータベースを再構築する。上記のよう
に、こうしたログは、データベース管理者がシステム全
体に対して設定したフィルタに基づいて、システム内の
全カウントを記録する。
【0005】最後に、VTAM(仮想記憶通信アクセス
方式)などある種のネットワーク通信サブシステムは、
活動ログ・システムを利用して、すべてのネットワーク
・コマンド及び応答をログする。これらのログは、問題
解決のために利用され、一般に磁気テープまたは磁気デ
ィスク記憶装置に書き込まれる。
方式)などある種のネットワーク通信サブシステムは、
活動ログ・システムを利用して、すべてのネットワーク
・コマンド及び応答をログする。これらのログは、問題
解決のために利用され、一般に磁気テープまたは磁気デ
ィスク記憶装置に書き込まれる。
【0006】以上のことから明らかなように、特定の資
源オブジェクトに関するある種の事象または活動が記録
できないと、自動的に例外レポートが作成される、改良
された文書活動ログが求められている。
源オブジェクトに関するある種の事象または活動が記録
できないと、自動的に例外レポートが作成される、改良
された文書活動ログが求められている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の一目的は、改
良された活動レコード維持方法及びそのためのデータ処
理システムを提供することにある。
良された活動レコード維持方法及びそのためのデータ処
理システムを提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、データ処理システム
内で多数の資源オブジェクトを維持するための改良され
た方法及びそのためのデータ処理システムを提供するこ
とにある。
内で多数の資源オブジェクトを維持するための改良され
た方法及びそのためのデータ処理システムを提供するこ
とにある。
【0009】本発明の他の目的は、データ処理システム
内で文書活動ログ例外レコードを自動的に作成する方法
及びそのためのデータ処理システムを提供することにあ
る。
内で文書活動ログ例外レコードを自動的に作成する方法
及びそのためのデータ処理システムを提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の諸目的は、以下に
述べるようにして達成される。本発明の方法は、多数の
資源オブジェクトを有するデータ処理システム内で文書
活動ログ例外レポートを自動的に作成するのに利用でき
る。これらの資源オブジェクトは、1つまたは複数の資
源管理プログラムによって管理され、データ処理システ
ム内の複数のユーザがそれにアクセスできる。活動ログ
が作成され、選択された資源オブジェクトと関連付けら
れる。その後、選択された資源オブジェクトに関係する
事象または活動が発生するたびに、活動ログに記録され
る。活動ログの状況が定期的に判定され、活動ログ内の
記憶空間が不足のために後続の事象または活動が記録で
きなくなる場合には、例外レポートが自動的に作成され
て予め指定された個人に送られる。選択された資源オブ
ジェクトが、文書活動ログをサポートしない資源管理プ
ログラムに転送される場合も、例外レポートが自動的に
作成される。
述べるようにして達成される。本発明の方法は、多数の
資源オブジェクトを有するデータ処理システム内で文書
活動ログ例外レポートを自動的に作成するのに利用でき
る。これらの資源オブジェクトは、1つまたは複数の資
源管理プログラムによって管理され、データ処理システ
ム内の複数のユーザがそれにアクセスできる。活動ログ
が作成され、選択された資源オブジェクトと関連付けら
れる。その後、選択された資源オブジェクトに関係する
事象または活動が発生するたびに、活動ログに記録され
る。活動ログの状況が定期的に判定され、活動ログ内の
記憶空間が不足のために後続の事象または活動が記録で
きなくなる場合には、例外レポートが自動的に作成され
て予め指定された個人に送られる。選択された資源オブ
ジェクトが、文書活動ログをサポートしない資源管理プ
ログラムに転送される場合も、例外レポートが自動的に
作成される。
【0011】
【実施例】図面、特に図1を参照すると、本発明の方法
を実施するために利用できるデータ処理システム8の構
成図が示されている。図からわかるように、データ処理
システム8はローカル・エリア・ネットワーク(LA
N)10、32など複数のネットワークを含む。これら
のネットワークはそれぞれ、複数のコンピュータ12と
30を含むことが好ましい。もちろん、当業者なら理解
できるように、ホスト・プロセッサに結合された複数の
対話式ワーク・ステーション(IWS)を各ネットワー
クに利用してもよい。
を実施するために利用できるデータ処理システム8の構
成図が示されている。図からわかるように、データ処理
システム8はローカル・エリア・ネットワーク(LA
N)10、32など複数のネットワークを含む。これら
のネットワークはそれぞれ、複数のコンピュータ12と
30を含むことが好ましい。もちろん、当業者なら理解
できるように、ホスト・プロセッサに結合された複数の
対話式ワーク・ステーション(IWS)を各ネットワー
クに利用してもよい。
【0012】こうしたデータ処理システムでは一般に行
なわれていることであるが、個々のコンピュータはそれ
ぞれ記憶装置14または印刷装置/出力装置16あるい
はその両方に結合することができる。本発明の方法によ
れば、1つまたは複数のこうした記憶装置14を利用し
て、文書または資源オブジェクトを記憶することがで
き、データ処理システム8内の任意のユーザがそれに定
期的にアクセスする。従来技術で周知のようにして、記
憶装置14に記憶された各文書または資源オブジェクト
は、資源管理プログラムまたはライブラリ・サービスと
関連付けられ、資源管理プログラムは、それに関連する
すべての資源オブジェクトを維持し更新する働きをす
る。
なわれていることであるが、個々のコンピュータはそれ
ぞれ記憶装置14または印刷装置/出力装置16あるい
はその両方に結合することができる。本発明の方法によ
れば、1つまたは複数のこうした記憶装置14を利用し
て、文書または資源オブジェクトを記憶することがで
き、データ処理システム8内の任意のユーザがそれに定
期的にアクセスする。従来技術で周知のようにして、記
憶装置14に記憶された各文書または資源オブジェクト
は、資源管理プログラムまたはライブラリ・サービスと
関連付けられ、資源管理プログラムは、それに関連する
すべての資源オブジェクトを維持し更新する働きをす
る。
【0013】第1図をさらに参照すると、データ処理ネ
ットワーク8はまた、メインフレーム・コンピュータ1
8など複数のメインフレーム・コンピュータを含むこと
ができ、このメインフレーム・コンピュータは通信リン
ク22によってローカル・エリア・ネットワーク(LA
N)10に結合することが好ましい。メインフレーム・
コンピュータ18はまた、記憶装置20にも結合でき、
記憶装置20は、ローカル・エリア・ネットワーク(L
AN)10用の遠隔記憶装置として機能する。同様に、
ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)10は、通
信リンク24を介し、サブシステム制御装置/通信制御
装置26及び通信リンク34を経てゲートウェイ・サー
バ28に結合することができる。ゲートウェイ・サーバ
28は、個々のコンピュータか、あるいはローカル・エ
リア・ネットワーク(LAN)32をローカル・エリア
・ネットワーク(LAN)10にリンクする働きをする
対話式ワーク・ステーション(IWS)であることが好
ましい。
ットワーク8はまた、メインフレーム・コンピュータ1
8など複数のメインフレーム・コンピュータを含むこと
ができ、このメインフレーム・コンピュータは通信リン
ク22によってローカル・エリア・ネットワーク(LA
N)10に結合することが好ましい。メインフレーム・
コンピュータ18はまた、記憶装置20にも結合でき、
記憶装置20は、ローカル・エリア・ネットワーク(L
AN)10用の遠隔記憶装置として機能する。同様に、
ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)10は、通
信リンク24を介し、サブシステム制御装置/通信制御
装置26及び通信リンク34を経てゲートウェイ・サー
バ28に結合することができる。ゲートウェイ・サーバ
28は、個々のコンピュータか、あるいはローカル・エ
リア・ネットワーク(LAN)32をローカル・エリア
・ネットワーク(LAN)10にリンクする働きをする
対話式ワーク・ステーション(IWS)であることが好
ましい。
【0014】上記でローカル・エリア・ネットワーク
(LAN)32及びローカル・エリア・ネットワーク
(LAN)10に関して考察した通り、複数の文書また
は資源オブジェクトを記憶装置20に記憶し、記憶され
た資源オブジェクト用の資源管理プログラムまたはライ
ブラリ・サービスとしてのメインフレーム・コンピュー
タ18によって制御することができる。もちろん、当業
者なら理解できるように、メインフレーム・コンピュー
タ18はローカル・エリア・ネットワーク(LAN)1
0から地理的に遠く離れた場所にあってもよく、同様に
ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)10はロー
カル・エリア・ネットワーク(LAN)32からかなり
離れた場所にあってよい。すなわち、ローカル・エリア
・ネットワーク(LAN)32がカリフォルニアにあ
り、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)10が
テキサスにあり、メインフレーム・コンピュータ18が
ニューヨークにあってもよい。
(LAN)32及びローカル・エリア・ネットワーク
(LAN)10に関して考察した通り、複数の文書また
は資源オブジェクトを記憶装置20に記憶し、記憶され
た資源オブジェクト用の資源管理プログラムまたはライ
ブラリ・サービスとしてのメインフレーム・コンピュー
タ18によって制御することができる。もちろん、当業
者なら理解できるように、メインフレーム・コンピュー
タ18はローカル・エリア・ネットワーク(LAN)1
0から地理的に遠く離れた場所にあってもよく、同様に
ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)10はロー
カル・エリア・ネットワーク(LAN)32からかなり
離れた場所にあってよい。すなわち、ローカル・エリア
・ネットワーク(LAN)32がカリフォルニアにあ
り、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)10が
テキサスにあり、メインフレーム・コンピュータ18が
ニューヨークにあってもよい。
【0015】この種の既知の従来技術のシステムでは、
分散データ処理システム8のある区域にいるユーザが、
分散データ処理システム8の別の部分にある文書または
資源オブジェクトにアクセスし、またはそれを修正し、
あるいはその両方を行なうのが普通である。したがっ
て、分散データ処理システム8内にいるいずれかまたは
すべてのユーザの、特定の文書または資源オブジェクト
に対する活動を記録するシステムがあれば、当然のこと
ながら非常に有用である。しかし、既知の文書活動ログ
手法では、図のシステムのような分散データ処理システ
ム内にいるユーザの大部分は、明らかに単に特定の資源
オブジェクトに関するあらゆる活動を記録するだけのシ
ステムの手には負えない。
分散データ処理システム8のある区域にいるユーザが、
分散データ処理システム8の別の部分にある文書または
資源オブジェクトにアクセスし、またはそれを修正し、
あるいはその両方を行なうのが普通である。したがっ
て、分散データ処理システム8内にいるいずれかまたは
すべてのユーザの、特定の文書または資源オブジェクト
に対する活動を記録するシステムがあれば、当然のこと
ながら非常に有用である。しかし、既知の文書活動ログ
手法では、図のシステムのような分散データ処理システ
ム内にいるユーザの大部分は、明らかに単に特定の資源
オブジェクトに関するあらゆる活動を記録するだけのシ
ステムの手には負えない。
【0016】図2には、本発明の方法に従って実施され
た選択的文書活動ログの構成図が示されている。図から
わかるように、3つの文書が示されている。文書ABC
40、文書XYZ 42、文書LMN 44はすべ
て、図ではライブラリ・サービス46の制御下にある。
上記のように、ライブラリ・サービス46は、分散デー
タ処理システム8内の任意のエンティティを利用して実
施できる。このエンティティは、図の文書用の資源管理
プログラムとして機能することができる。さらに、ライ
ブラリ要求者48も示されている。ライブラリ要求者4
8は、ライブラリ・サービスによって制御される文書ま
たは資源オブジェクトにアクセスしたいと望んでいる、
分散データ処理システム8内の任意のユーザに対応す
る。
た選択的文書活動ログの構成図が示されている。図から
わかるように、3つの文書が示されている。文書ABC
40、文書XYZ 42、文書LMN 44はすべ
て、図ではライブラリ・サービス46の制御下にある。
上記のように、ライブラリ・サービス46は、分散デー
タ処理システム8内の任意のエンティティを利用して実
施できる。このエンティティは、図の文書用の資源管理
プログラムとして機能することができる。さらに、ライ
ブラリ要求者48も示されている。ライブラリ要求者4
8は、ライブラリ・サービスによって制御される文書ま
たは資源オブジェクトにアクセスしたいと望んでいる、
分散データ処理システム8内の任意のユーザに対応す
る。
【0017】図に示すように、本発明の方法によれば、
ライブラリ・サービス46によって制御されるすべての
文書が文書活動ログを必要とするわけではない。図のよ
うに、文書ABC 40と文書XYZ 42には共に文
書活動ログが関連付けられている。すなわち、文書活動
ログ50は、文書ABC 40と関連付けられ、文書活
動ログ56は文書XYZ 42と関連付けられている。
文書LMN 44は活動ログを必要とせず、ログは図示
されていない。
ライブラリ・サービス46によって制御されるすべての
文書が文書活動ログを必要とするわけではない。図のよ
うに、文書ABC 40と文書XYZ 42には共に文
書活動ログが関連付けられている。すなわち、文書活動
ログ50は、文書ABC 40と関連付けられ、文書活
動ログ56は文書XYZ 42と関連付けられている。
文書LMN 44は活動ログを必要とせず、ログは図示
されていない。
【0018】本発明の重要な一態様によれば、このよう
な各文書活動ログは、別々の2つの部分を含むことに留
意されたい。具体的には、文書活動ログ50は、活動ロ
グ・エントリ52と記したセクションと、活動ログ属性
54と記したセクションとを含む。同様に、文書活動ロ
グ56は、活動ログ・エントリ58と記したセクション
と、活動ログ属性60とを含む。
な各文書活動ログは、別々の2つの部分を含むことに留
意されたい。具体的には、文書活動ログ50は、活動ロ
グ・エントリ52と記したセクションと、活動ログ属性
54と記したセクションとを含む。同様に、文書活動ロ
グ56は、活動ログ・エントリ58と記したセクション
と、活動ログ属性60とを含む。
【0019】当業者なら理解できるように、各活動ログ
・セクションは、単に関連する文書に関する活動が記録
される記憶位置を含むだけである。しかし、活動ログ属
性54と60は、本発明の方法によれば、特定の活動ロ
グ・エントリ・セクション内に残っている記憶域が後続
の活動または事象を記録するには不十分な場合に、例外
レポートを送る先の個人を指定するのに利用される。
・セクションは、単に関連する文書に関する活動が記録
される記憶位置を含むだけである。しかし、活動ログ属
性54と60は、本発明の方法によれば、特定の活動ロ
グ・エントリ・セクション内に残っている記憶域が後続
の活動または事象を記録するには不十分な場合に、例外
レポートを送る先の個人を指定するのに利用される。
【0020】さらに、後で詳しく説明するように、特定
の文書を異なるライブラリ・サービスまたは資源管理プ
ログラムに再配置することが可能である。こうした再配
置により、文書活動ログと関連付けられた文書が、文書
活動ログをサポートしないライブラリ・サービスに再配
置されることがある。後で図3に関して詳しく論じる
が、文書活動ログをサポートしない資源管理プログラム
に特定の文書が転送された場合は、本発明の一方法によ
れば例外レポートが自動的に作成されて既存の活動ログ
内にログされ、その後、その文書活動ログの作成者が予
め指定した特定の個人に送られる。
の文書を異なるライブラリ・サービスまたは資源管理プ
ログラムに再配置することが可能である。こうした再配
置により、文書活動ログと関連付けられた文書が、文書
活動ログをサポートしないライブラリ・サービスに再配
置されることがある。後で図3に関して詳しく論じる
が、文書活動ログをサポートしない資源管理プログラム
に特定の文書が転送された場合は、本発明の一方法によ
れば例外レポートが自動的に作成されて既存の活動ログ
内にログされ、その後、その文書活動ログの作成者が予
め指定した特定の個人に送られる。
【0021】このようにして、後続の資源管理プログラ
ムが文書活動ログ・サービスをサポートできないため
に、あるいは文書活動ログ内の記憶域が不足の結果、文
書活動記録を必要とする特定の資源オブジェクトに関係
する活動または事象あるいはその両方が失われることが
ないようにすることが可能となる。本発明の方法は、い
ずれかの場合に予め指定された個人宛の例外レポートを
自動的に作成することにより、所望の文書活動記録情報
が失われないように事態を矯正するよう、その文書活動
ログを作成したユーザあるいは指定した個人に通知する
ようにする。
ムが文書活動ログ・サービスをサポートできないため
に、あるいは文書活動ログ内の記憶域が不足の結果、文
書活動記録を必要とする特定の資源オブジェクトに関係
する活動または事象あるいはその両方が失われることが
ないようにすることが可能となる。本発明の方法は、い
ずれかの場合に予め指定された個人宛の例外レポートを
自動的に作成することにより、所望の文書活動記録情報
が失われないように事態を矯正するよう、その文書活動
ログを作成したユーザあるいは指定した個人に通知する
ようにする。
【0022】次に図3には、本発明の方法に従って文書
活動ログ例外レポートを自動的に作成する方法を示す高
レベル流れ図が示されている。図に示すように、この処
理はブロック62から始まり、ブロック64に移って、
ユーザが、選択された資源オブジェクト用の文書活動ロ
グを要求する。次にブロック66で、ユーザが、本発明
の方法に従って自動的に作成される例外レポートの受領
者を指定する。もちろん、当業者なら理解できるよう
に、ユーザは、この例外レポートをユーザに、あるいは
例外レポートをもたらした状況を矯正するために呼び出
されるシステム管理責任者またはその他の管理者に送る
よう指定することもできる。
活動ログ例外レポートを自動的に作成する方法を示す高
レベル流れ図が示されている。図に示すように、この処
理はブロック62から始まり、ブロック64に移って、
ユーザが、選択された資源オブジェクト用の文書活動ロ
グを要求する。次にブロック66で、ユーザが、本発明
の方法に従って自動的に作成される例外レポートの受領
者を指定する。もちろん、当業者なら理解できるよう
に、ユーザは、この例外レポートをユーザに、あるいは
例外レポートをもたらした状況を矯正するために呼び出
されるシステム管理責任者またはその他の管理者に送る
よう指定することもできる。
【0023】次にブロック68で、現資源管理プログラ
ムが文書活動ログを作成あるいはサポートできるか否か
判定する。このことは、その活動ログ要求の開始時に存
在した資源管理プログラム以外の資源管理プログラムに
資源オブジェクトが再配置される可能性を考えると、特
に重要である。現資源管理プログラムが文書活動ログを
サポートできない場合は、ブロック70で、例外レポー
トが作成され、ユーザが先にブロック66で指定した受
領者にそのレポートが送られる。その後、ブロック72
で処理は終了する。
ムが文書活動ログを作成あるいはサポートできるか否か
判定する。このことは、その活動ログ要求の開始時に存
在した資源管理プログラム以外の資源管理プログラムに
資源オブジェクトが再配置される可能性を考えると、特
に重要である。現資源管理プログラムが文書活動ログを
サポートできない場合は、ブロック70で、例外レポー
トが作成され、ユーザが先にブロック66で指定した受
領者にそのレポートが送られる。その後、ブロック72
で処理は終了する。
【0024】現資源管理プログラムが実際に文書活動ロ
グをサポートする場合は、ブロック74で、ユーザが要
求する通り、文書活動ログを作成または維持する。その
後、ブロック76で、文書活動記録が望まれる活動また
は事象が発生する。ブロック78で、その事象が、ブロ
ック74で作成された文書活動ログにログされ、その後
ブロック80で、その文書活動ログ内に後続の事象を記
録するのに利用できる十分な記憶空間があるか否か判定
する。その文書活動ログ内に十分な記憶空間が存在しな
い場合は、ブロック82で、例外レポートが作成され、
先にブロック66でユーザが指定した受領者にその例外
レポートが送られる。もちろん、例外レポートが作成さ
れたという事実も文書活動ログ内にログされ、本発明の
図の実施例では、文書活動ログ内にそのための少量の記
憶空間が留保されている。その後、ブロック84で処理
は終了する。文書活動ログ内に後続の活動または事象を
記録するための十分な記憶空間が存在する場合は、ブロ
ック76に戻ってこの方法を繰り返す。
グをサポートする場合は、ブロック74で、ユーザが要
求する通り、文書活動ログを作成または維持する。その
後、ブロック76で、文書活動記録が望まれる活動また
は事象が発生する。ブロック78で、その事象が、ブロ
ック74で作成された文書活動ログにログされ、その後
ブロック80で、その文書活動ログ内に後続の事象を記
録するのに利用できる十分な記憶空間があるか否か判定
する。その文書活動ログ内に十分な記憶空間が存在しな
い場合は、ブロック82で、例外レポートが作成され、
先にブロック66でユーザが指定した受領者にその例外
レポートが送られる。もちろん、例外レポートが作成さ
れたという事実も文書活動ログ内にログされ、本発明の
図の実施例では、文書活動ログ内にそのための少量の記
憶空間が留保されている。その後、ブロック84で処理
は終了する。文書活動ログ内に後続の活動または事象を
記録するための十分な記憶空間が存在する場合は、ブロ
ック76に戻ってこの方法を繰り返す。
【0025】
【発明の効果】当業者なら以上のことを参照すれば理解
できるように、本発明の方法は、ユーザが、一定量の記
憶空間をもつ文書活動ログを作成することができ、指定
された資源オブジェクトに関係するすべての活動または
事象あるいはその両方を活動ログ内に記録させ、あるい
は矯正措置が取れるように例外レポートを自動的に作成
させることのできるシステムを提供する。このようにし
て、追加の活動または事象を記録しても、記憶空間の不
足によって前に記憶されたデータが失われたり、その資
源オブジェクトがその文書活動ログ・サービスをサポー
トしない資源管理プログラムに転送されたりしなくな
る。
できるように、本発明の方法は、ユーザが、一定量の記
憶空間をもつ文書活動ログを作成することができ、指定
された資源オブジェクトに関係するすべての活動または
事象あるいはその両方を活動ログ内に記録させ、あるい
は矯正措置が取れるように例外レポートを自動的に作成
させることのできるシステムを提供する。このようにし
て、追加の活動または事象を記録しても、記憶空間の不
足によって前に記憶されたデータが失われたり、その資
源オブジェクトがその文書活動ログ・サービスをサポー
トしない資源管理プログラムに転送されたりしなくな
る。
【図1】本発明の方法を実施するのに利用できる分散デ
ータ処理システムの構成図である。
ータ処理システムの構成図である。
【図2】本発明の方法による文書活動ログ・システムの
構成図である。
構成図である。
【図3】本発明の方法による、データ処理システム内で
文書活動ログ例外レポートを自動的に作成する方法の高
レベル流れ図である。
文書活動ログ例外レポートを自動的に作成する方法の高
レベル流れ図である。
40 文書 42 文書 44 文書 46 ライブラリ・サービス 48 ライブラリ要求者 50 文書活動ログ 52 活動ログ・エントリ 54 活動ログ属性 56 文書活動ログ 58 活動ログ・エントリ 60 活動ログ属性
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マービン・エル・ウイリアムス アメリカ合衆国テキサス州リュイスビル、 セトラーズ・ウエイ1152番地 (56)参考文献 特開 昭63−288339(JP,A) 特開 昭64−81051(JP,A)
Claims (8)
- 【請求項1】資源管理プログラムによって管理され、デ
ータ処理システム内の複数のユーザがアクセスできる選
択された資源オブジェクトに関係する活動のレコードを
前記データ処理システム内で維持する方法であって、 (a)有限の記憶容量を有する活動ログを作成するステ
ップと、 (b)前記活動ログを選択された資源オブジェクトと関
連付けるステップと、 (c)前記の選択された資源オブジェクトに関係する活
動を前記活動ログ内に記録するステップと、 (d)前記選択された資源オブジェクトに関係する活動
の記録が前記記憶容量を超える場合、前記活動が記録不
可能との指示を自動的に生成するステップと、 (e)前記選択された資源オブジェクトが前記活動ログ
をサポートしない資源管理プログラムに転送されたのに
応答して、前記選択された資源オブジェクトに関係する
活動が記録不可能との指示を自動的に生成するステップ
と、 を含む資源オブジェクトに関連する活動のレコードを維
持する方法。 - 【請求項2】前記活動ログの状況を定期的に監視してそ
の記憶容量が充分かどうか判定するステップをさらに含
む、請求項1に記載の資源オブジェクトに関係する活動
のレコードを維持する方法。 - 【請求項3】前記選択された資源オブジェクトに関係す
る活動の記録が前記記憶容量を超える場合、前記選択さ
れた資源オブジェクトに関係する活動が記録不可能との
前記指示を受け取る特定の個人を指定するステップをさ
らに含む、請求項1に記載の資源オブジェクトに関係す
る活動のレコードを維持する方法。 - 【請求項4】前記選択された資源オブジェクトが前記活
動ログをサポートしない資源管理プログラムに転送され
たのに応答して、前記選択された資源オブジェクトに関
係する活動が記録不可能との指示を受け取る特定の個人
を指定するステップをさらに含む、請求項1に記載の資
源オブジェクトに関係する活動のレコードを維持する方
法。 - 【請求項5】資源管理プログラムによって管理され、複
数のユーザがアクセスできる選択された資源オブジェク
トに関係する活動のレコードを維持するデータ処理シス
テムであって、 (a)有限の記憶容量を有する活動ログを作成する手段
と、 (b)前記活動ログを選択された資源オブジェクトと関
連付ける手段と、 (c)前記の選択された資源オブジェクトに関係する活
動を前記活動ログ内に記録する手段と、 (d)前記選択された資源オブジェクトに関係する活動
の記録が前記記憶容量を超える場合、前記活動が記録不
可能との指示を自動的に生成する手段と、 (e)前記選択された資源オブジェクトが前記活動ログ
をサポートしない資源管理プログラムに転送されたのに
応答して、前記選択された資源オブジェクトに関係する
活動が記録不可能との指示を自動的に生成する手段と、 を含む資源オブジェクトに関連する活動レコードを維持
するデータ処理システム。 - 【請求項6】前記活動ログの状況を定期的に監視してそ
の記憶容量が充分かどうか判定する手段をさらに含む、
請求項5に記載の資源オブジェクトに関係する活動のレ
コードを維持するデータ処理システム。 - 【請求項7】前記選択された資源オブジェクトに関係す
る活動の記録が前記記憶容量を超える場合、前記選択さ
れた資源オブジェクトに関係する活動が記録不可能との
前記指示を受け取る特定の個人を指定する手段をさらに
含む、請求項5に記載の資源オブジェクトに関係する活
動のレコードを維持するデータ処理システム。 - 【請求項8】前記選択された資源オブジェクトが前記活
動ログをサポートしない資源管理プログラムに転送され
たのに応答して、前記選択された資源オブジェクトに関
係する活動が記録不可能との指示を受け取る特定の個人
を指定する手段をさらに含む、請求項5に記載の資源オ
ブジェクトに関係する活動のレコードを維持するデータ
処理システム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/484,704 US5128885A (en) | 1990-02-23 | 1990-02-23 | Method for automatic generation of document history log exception reports in a data processing system |
US484704 | 1990-02-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04217038A JPH04217038A (ja) | 1992-08-07 |
JPH0816876B2 true JPH0816876B2 (ja) | 1996-02-21 |
Family
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP3044579A Expired - Lifetime JPH0816876B2 (ja) | 1990-02-23 | 1991-01-17 | 資源オブジェクトの関係する活動のレコードを維持する方法及びそのためのデータ処理システム |
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---|---|
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JP (1) | JPH0816876B2 (ja) |
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- 1990-02-23 US US07/484,704 patent/US5128885A/en not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-01-08 EP EP19910480003 patent/EP0443971A3/en not_active Withdrawn
- 1991-01-17 JP JP3044579A patent/JPH0816876B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
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---|---|
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JPH04217038A (ja) | 1992-08-07 |
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