JP3378508B2 - ネットワーク協調管理方法およびネットワーク協調管理システム並びにネットワーク協調管理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
ネットワーク協調管理方法およびネットワーク協調管理システム並びにネットワーク協調管理プログラムを記録した記録媒体Info
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- JP3378508B2 JP3378508B2 JP20837198A JP20837198A JP3378508B2 JP 3378508 B2 JP3378508 B2 JP 3378508B2 JP 20837198 A JP20837198 A JP 20837198A JP 20837198 A JP20837198 A JP 20837198A JP 3378508 B2 JP3378508 B2 JP 3378508B2
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- Japan
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- nms
- network
- management
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットな
どのコンピュータネットワークを、複数のネットワーク
管理システムを協調させて管理する方法およびシステ
ム、並びにそのネットワーク協調管理プログラムを記録
した記録媒体に関するものである。
どのコンピュータネットワークを、複数のネットワーク
管理システムを協調させて管理する方法およびシステ
ム、並びにそのネットワーク協調管理プログラムを記録
した記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インターネットなどのコンピュータネッ
トワークを管理する場合、ネットワーク管理システム
(NMS)を利用する。図4に既存のネットワーク管理
システムによる管理の様子を示す。
トワークを管理する場合、ネットワーク管理システム
(NMS)を利用する。図4に既存のネットワーク管理
システムによる管理の様子を示す。
【0003】ネットワーク機器は、自身のパラメータや
状態に関する情報(管理情報と呼ぶ)としてMIB(M
anagement Information Base)を持ち、ネットワーク
経由でSNMP(Simple Network Management Prot
ocol)を用いてアクセス(MIBの設定、変更)する仕
組みを提供している。
状態に関する情報(管理情報と呼ぶ)としてMIB(M
anagement Information Base)を持ち、ネットワーク
経由でSNMP(Simple Network Management Prot
ocol)を用いてアクセス(MIBの設定、変更)する仕
組みを提供している。
【0004】SNMPは、シンプルなトラップ&ポーリ
ングという管理モデルを持つ。ポーリングとは、NMS
が必要な情報をネットワーク機器から取得する動作であ
る。逆に、トラップは、ネットワーク機器が、予め決め
られた条件(例えばリンクが切れた)が満たされたと
き、その旨を通知するためNMSに向かって送られるも
のである。
ングという管理モデルを持つ。ポーリングとは、NMS
が必要な情報をネットワーク機器から取得する動作であ
る。逆に、トラップは、ネットワーク機器が、予め決め
られた条件(例えばリンクが切れた)が満たされたと
き、その旨を通知するためNMSに向かって送られるも
のである。
【0005】NMSは、このSNMPの仕組みを利用し
てネットワーク機器から管理情報を収集する。また、N
MSの中には、ポーリングした管理情報の状態に応じて
注意を促す仕組みを有しているものがある(イベントと
呼ばれる)。ネットワーク管理者は、NMSが受け取っ
たトラップやイベントを分析し、必要に応じて対処す
る。その結果に応じて、NMSが保持するトラップやイ
ベントデータは消去されたり、マークが付される。
てネットワーク機器から管理情報を収集する。また、N
MSの中には、ポーリングした管理情報の状態に応じて
注意を促す仕組みを有しているものがある(イベントと
呼ばれる)。ネットワーク管理者は、NMSが受け取っ
たトラップやイベントを分析し、必要に応じて対処す
る。その結果に応じて、NMSが保持するトラップやイ
ベントデータは消去されたり、マークが付される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】複数の管理組織が同じ
ネットワーク(またはその一部)を管理しなければなら
ないケースがある。例えば、ネットワーク管理をアウト
ソーシングしているが、非常時には依頼元が対応するよ
うな場合である。NMSは、アウトソーシング先/元と
もに設置され、同じ領域を管理している。この場合、そ
れぞれのNMSの機能、設定は必ずしも一致しない。こ
れは、それぞれの役割、設備、スキルやポリシーが異な
るためである。
ネットワーク(またはその一部)を管理しなければなら
ないケースがある。例えば、ネットワーク管理をアウト
ソーシングしているが、非常時には依頼元が対応するよ
うな場合である。NMSは、アウトソーシング先/元と
もに設置され、同じ領域を管理している。この場合、そ
れぞれのNMSの機能、設定は必ずしも一致しない。こ
れは、それぞれの役割、設備、スキルやポリシーが異な
るためである。
【0007】しかし、既存のNMSは、例えば図5に示
すように、それぞれが個別に動作することを前提として
いる。従って、送られてきたトラップに対して、他の組
織がどこまで対処したのか把握できず、対処が重複した
り、譲り合いが起きるなど、効率が悪い問題が発生す
る。また、管理情報の定義も個々のNMSが勝手に変更
できるため、お互いの情報交換などに支障を来たす問題
が発生する。
すように、それぞれが個別に動作することを前提として
いる。従って、送られてきたトラップに対して、他の組
織がどこまで対処したのか把握できず、対処が重複した
り、譲り合いが起きるなど、効率が悪い問題が発生す
る。また、管理情報の定義も個々のNMSが勝手に変更
できるため、お互いの情報交換などに支障を来たす問題
が発生する。
【0008】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、複数のNMSを用いてコンピュー
タネットワークを管理する場合、特定のNMS上で行っ
た対処の状況を、他のNMSに反映させることで、効率
的な管理を行うネットワーク協調管理方法およびシステ
ム、並びにそのためのプログラムを記録した記録媒体を
提供することにある。
であり、その目的は、複数のNMSを用いてコンピュー
タネットワークを管理する場合、特定のNMS上で行っ
た対処の状況を、他のNMSに反映させることで、効率
的な管理を行うネットワーク協調管理方法およびシステ
ム、並びにそのためのプログラムを記録した記録媒体を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】コンピュータネットワー
クを構成するネットワーク機器がそのパラメータや状態
に関する情報(管理情報)を保持し、複数のネットワー
ク管理システム(NMS)がネットワーク機器の管理情
報をそれぞれ取得して、コンピュータネットワークを協
調して管理するにあたり、複数のNMSで作業の重複な
く協調してコンピュータネットワークを管理せしめるた
めの協調管理プラットホームをコンピュータネットワー
ク上に配置する。この協調管理プラットフォームは、各
NMSごとに、管理情報についての対処状況(受諾、消
去など)を記録するデータベースと、ネットワーク機器
からの管理情報(トラップ)を受け取り、各NMSに配
送するとともに、各NMSを監視して、管理情報につい
て各NMSで実施した対処状況を前記データベースに記
録する手段と、あるNMSから管理情報の対処状況同期
リクエストを受け取ると、前記データベースに記録して
ある対処状況を利用して、前記NMSの管理情報につい
て同じ対処状況にする手段と、各NMSの管 理情報の定
義を監視し、それが変更された場合、他のNMSに管理
情報定義の変更を通知する手段などを備える。 本発明に
よれば、複数のネットワーク管理システム(NMS)を
用いてコンピュータネットワークを管理する場合、協調
管理プラットフォームにより、各ネットワーク機器(管
理対象)から複数のNMS宛に送られる管理情報につい
て、特定のNMS上で行った対処の記録を他のNMSに
反映させたり、各NMSが具備する管理情報(MIB)
の定義ファイルを一致させることが可能になり、複数の
NMSを用いて、作業の重複なく協調してネットワーク
を管理することが容易に実現できる。
クを構成するネットワーク機器がそのパラメータや状態
に関する情報(管理情報)を保持し、複数のネットワー
ク管理システム(NMS)がネットワーク機器の管理情
報をそれぞれ取得して、コンピュータネットワークを協
調して管理するにあたり、複数のNMSで作業の重複な
く協調してコンピュータネットワークを管理せしめるた
めの協調管理プラットホームをコンピュータネットワー
ク上に配置する。この協調管理プラットフォームは、各
NMSごとに、管理情報についての対処状況(受諾、消
去など)を記録するデータベースと、ネットワーク機器
からの管理情報(トラップ)を受け取り、各NMSに配
送するとともに、各NMSを監視して、管理情報につい
て各NMSで実施した対処状況を前記データベースに記
録する手段と、あるNMSから管理情報の対処状況同期
リクエストを受け取ると、前記データベースに記録して
ある対処状況を利用して、前記NMSの管理情報につい
て同じ対処状況にする手段と、各NMSの管 理情報の定
義を監視し、それが変更された場合、他のNMSに管理
情報定義の変更を通知する手段などを備える。 本発明に
よれば、複数のネットワーク管理システム(NMS)を
用いてコンピュータネットワークを管理する場合、協調
管理プラットフォームにより、各ネットワーク機器(管
理対象)から複数のNMS宛に送られる管理情報につい
て、特定のNMS上で行った対処の記録を他のNMSに
反映させたり、各NMSが具備する管理情報(MIB)
の定義ファイルを一致させることが可能になり、複数の
NMSを用いて、作業の重複なく協調してネットワーク
を管理することが容易に実現できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。図1に、本発明によるネット
ワーク協調管理システムの概念図を示す。図において、
10はそれぞれネットワーク管理システム(NMS)、
20はそれぞれネットワーク機器、100は協調管理プ
ラットフォームである。
て図面を用いて説明する。図1に、本発明によるネット
ワーク協調管理システムの概念図を示す。図において、
10はそれぞれネットワーク管理システム(NMS)、
20はそれぞれネットワーク機器、100は協調管理プ
ラットフォームである。
【0011】協調管理プラットフォーム100はコンピ
ュータネットワーク上で次のように動作する。 NM
S10のトラップやイベントへの対処状況を定常的に収
集する。 収集した対処状況を集計する。 集計し
た結果を、それぞれのNMSのトラップやイベントへの
対応状況を記録したデータに反映する。 それぞれの
NMSより管理情報の定義を取得し、互いに一致するか
チェックする。 NMS間で管理情報の定義を、特定
のNMSに合わせる。
ュータネットワーク上で次のように動作する。 NM
S10のトラップやイベントへの対処状況を定常的に収
集する。 収集した対処状況を集計する。 集計し
た結果を、それぞれのNMSのトラップやイベントへの
対応状況を記録したデータに反映する。 それぞれの
NMSより管理情報の定義を取得し、互いに一致するか
チェックする。 NMS間で管理情報の定義を、特定
のNMSに合わせる。
【0012】以上により、複数のNMSを用いてネット
ワークを管理する場合、それぞれのNMSで行ったトラ
ップやイベントへの対処状況が他のNMSに反映される
ため、各NMSでの作業の重複がなくなり、作業を効率
化できる。また、あるNMSで管理情報の定義を更新し
た場合、他のNMSでそれを検知し更新することができ
る。
ワークを管理する場合、それぞれのNMSで行ったトラ
ップやイベントへの対処状況が他のNMSに反映される
ため、各NMSでの作業の重複がなくなり、作業を効率
化できる。また、あるNMSで管理情報の定義を更新し
た場合、他のNMSでそれを検知し更新することができ
る。
【0013】図2は、協調管理プラットフォーム100
での処理の様子を示した図である。図1と同様に、M個
のNMS(1からm)10を用いてネットワークを管理
している。各NMS10は管理情報の定義11および管
理情報(トラップ)の対処状況データ12を有する。
での処理の様子を示した図である。図1と同様に、M個
のNMS(1からm)10を用いてネットワークを管理
している。各NMS10は管理情報の定義11および管
理情報(トラップ)の対処状況データ12を有する。
【0014】協調管理プラットフォーム100は、ネッ
トワーク機器からのトラップを受け取り、各NMS10
に配送し、その配送記録をグローバルトラップDB12
0に保存する。グローバルトラップDB120には、各
NMS10でのトラップ毎の対処状況を属性として記録
するフィールドがある。
トワーク機器からのトラップを受け取り、各NMS10
に配送し、その配送記録をグローバルトラップDB12
0に保存する。グローバルトラップDB120には、各
NMS10でのトラップ毎の対処状況を属性として記録
するフィールドがある。
【0015】この協調管理プラットフォーム100内
で、各NMS10を監視するエージェント110が以下
の動作をしている。
で、各NMS10を監視するエージェント110が以下
の動作をしている。
【0016】あるNMS10において、トラップへの
対処状況(受諾した、消去した等)を保存しているデー
タ(トラップ対処状況データ)が更新されると、その結
果をグローバルトラップDB120の対処状況のフィー
ルドに反映する。
対処状況(受諾した、消去した等)を保存しているデー
タ(トラップ対処状況データ)が更新されると、その結
果をグローバルトラップDB120の対処状況のフィー
ルドに反映する。
【0017】あるNMS10の管理者は、トラップ対
処状況の同期リクエストを協調管理プラットフォーム1
00に対して発することができる。この場合、そのNM
S10を監視しているエージェント110が、グローバ
ルトラップDB120にある各NMS10の対処状況を
利用し、トラップ同期規則に基づきそのNMSのトラッ
プ対処状況のデータ12を更新する。トラップ同期規則
は、グローバルトラップDB120における対処状況の
集計方法を記したもので、例えば、一つでもNMSで対
処(受託/消去)したトラップは、他のNMSでも同じ
対処状況の状態にするなどである。
処状況の同期リクエストを協調管理プラットフォーム1
00に対して発することができる。この場合、そのNM
S10を監視しているエージェント110が、グローバ
ルトラップDB120にある各NMS10の対処状況を
利用し、トラップ同期規則に基づきそのNMSのトラッ
プ対処状況のデータ12を更新する。トラップ同期規則
は、グローバルトラップDB120における対処状況の
集計方法を記したもので、例えば、一つでもNMSで対
処(受託/消去)したトラップは、他のNMSでも同じ
対処状況の状態にするなどである。
【0018】 NMS10の管理情報の定義11を監
視し、それが変更された場合、他のNMS10に管理情
報定義の変更通知を発生する。
視し、それが変更された場合、他のNMS10に管理情
報定義の変更通知を発生する。
【0019】次に、図3により、本発明のネットワーク
協調管理・ネットワーク管理同期の動作例を説明する。
図3は、東京とアメリカ西海岸にあるネットワークオペ
レーションセンター(NOC)に、それぞれネットワー
ク機器20−1と20−2、20−3と10−4が設置
され、各NOCは、両方のネットワーク機器10−1〜
10−4を昼夜で交代して管理していることを示してい
る。それぞれのNOCにはそれぞれNMS10−1、1
0−2が設置され、協調管理プラットフォーム100
は、それぞれのNOCに設置される。ネットワーク機器
20−1〜20−4からのSNMPトラップは、協調管
理プラットフォーム100に送られるよう設定されてい
る。
協調管理・ネットワーク管理同期の動作例を説明する。
図3は、東京とアメリカ西海岸にあるネットワークオペ
レーションセンター(NOC)に、それぞれネットワー
ク機器20−1と20−2、20−3と10−4が設置
され、各NOCは、両方のネットワーク機器10−1〜
10−4を昼夜で交代して管理していることを示してい
る。それぞれのNOCにはそれぞれNMS10−1、1
0−2が設置され、協調管理プラットフォーム100
は、それぞれのNOCに設置される。ネットワーク機器
20−1〜20−4からのSNMPトラップは、協調管
理プラットフォーム100に送られるよう設定されてい
る。
【0020】東京とアメリカ西海岸NOCの両NMS1
0−1、10−2が昼夜交代でネットワーク機器20−
1〜20−4を管理し、それぞれ管理情報定義ファイル
およびトラップ対処状況データを備えている。
0−1、10−2が昼夜交代でネットワーク機器20−
1〜20−4を管理し、それぞれ管理情報定義ファイル
およびトラップ対処状況データを備えている。
【0021】 今、東京NOCに新種のネットワーク
機器10−5を追加したとする。それ用の管理情報(M
IB)定義ファイルを東京NOCのNMS10−1に設
定する。 協調管理プラットフォーム100は、NM
S10−1の定義ファイルが変更されたことを察知し、
他のNMS10−2に通知する。 各ネットワーク機
器は、状態の変化があると、SNMPトラップを協調管
理プラットフォーム100に送付する。協調管理プラッ
トフォーム100は、両方のNMS10−1,10−2
にトラップを転送する。 今、東京NOCにおいて管
理者が、NMS10−1が受け取ったSNMPトラップ
を見て、原因を調査し、気にする必要がないことを確認
し、トラップを受諾後、消去したとする。 アメリカ
西海岸NOCで管理する時間になると、その管理者がN
MS10−2を見て、MIBファイルの変更が起こった
ことを知る。そこで、MIB定義の同期を指示すると、
東京NOCで追加したネットワーク機器20−5用のM
IB定義ファイルがアメリカ西海岸NOCのNMS10
−2にも読み込まれる。 更に、アメリカ西海岸NO
CのNMSにおいて、トラップ・イベント対処の同期を
指示すると、東京NOCで消去や受託した結果が反映さ
れる。 西海岸NOCでは、その結果残った未解決の
トラップやその後来るものについて対処する。
機器10−5を追加したとする。それ用の管理情報(M
IB)定義ファイルを東京NOCのNMS10−1に設
定する。 協調管理プラットフォーム100は、NM
S10−1の定義ファイルが変更されたことを察知し、
他のNMS10−2に通知する。 各ネットワーク機
器は、状態の変化があると、SNMPトラップを協調管
理プラットフォーム100に送付する。協調管理プラッ
トフォーム100は、両方のNMS10−1,10−2
にトラップを転送する。 今、東京NOCにおいて管
理者が、NMS10−1が受け取ったSNMPトラップ
を見て、原因を調査し、気にする必要がないことを確認
し、トラップを受諾後、消去したとする。 アメリカ
西海岸NOCで管理する時間になると、その管理者がN
MS10−2を見て、MIBファイルの変更が起こった
ことを知る。そこで、MIB定義の同期を指示すると、
東京NOCで追加したネットワーク機器20−5用のM
IB定義ファイルがアメリカ西海岸NOCのNMS10
−2にも読み込まれる。 更に、アメリカ西海岸NO
CのNMSにおいて、トラップ・イベント対処の同期を
指示すると、東京NOCで消去や受託した結果が反映さ
れる。 西海岸NOCでは、その結果残った未解決の
トラップやその後来るものについて対処する。
【0022】以上、本発明の一実施の形態について説明
したが、図1乃至図3で説明した協調管理プラットフォ
ームの処理アルゴリズムは、ネットワーク協調管理プロ
グラムとして、コンピュータディスク(FD)やメモリ
カード、コンパクトディスク(CD−ROM)などに記
録して提供することが可能である。
したが、図1乃至図3で説明した協調管理プラットフォ
ームの処理アルゴリズムは、ネットワーク協調管理プロ
グラムとして、コンピュータディスク(FD)やメモリ
カード、コンパクトディスク(CD−ROM)などに記
録して提供することが可能である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の組織でそれぞれNMSを用いてコンピュータネッ
トワークを管理する場合、従来、お互いにどこまで対処
したのか把握できず、対処が重複したり、譲り合いが起
きるなど、効率が悪かった問題が改善される。また、N
MS間で管理情報の定義が不一致なために生じていたト
ラブルやそれを一致させる煩雑な作業等が、軽減される
ことが期待される。
複数の組織でそれぞれNMSを用いてコンピュータネッ
トワークを管理する場合、従来、お互いにどこまで対処
したのか把握できず、対処が重複したり、譲り合いが起
きるなど、効率が悪かった問題が改善される。また、N
MS間で管理情報の定義が不一致なために生じていたト
ラブルやそれを一致させる煩雑な作業等が、軽減される
ことが期待される。
【図1】本発明によるネットワーク協調管理・ネットワ
ーク管理同期の概念図である。
ーク管理同期の概念図である。
【図2】本発明で用いる協調管理プラットフォームの処
理の様子を示す図である。
理の様子を示す図である。
【図3】本発明によるネットワーク協調管理・ネットワ
ーク管理同期の動作例を示す図である。
ーク管理同期の動作例を示す図である。
【図4】既存のネットワーク管理システムによるネット
ワーク管理の様子を示す図である。
ワーク管理の様子を示す図である。
【図5】複数のネットワーク管理システムを用いてネッ
トワークを管理する場合の従来構成を示す図である。
トワークを管理する場合の従来構成を示す図である。
10 ネットワーク管理システム
20 ネットワーク機器
100 協調管理プラットフォーム
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 蔭山 克禎
東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日
本電信電話株式会社内
(56)参考文献 特開 平9−116538(JP,A)
特開 平9−186686(JP,A)
特開 平8−286989(JP,A)
特開 平9−64871(JP,A)
特開 平9−244974(JP,A)
特開 平9−270794(JP,A)
特開 平10−49391(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G06F 13/00
H04L 12/00
H04L 29/00
Claims (3)
- 【請求項1】 コンピュータネットワークを構成するネ
ットワーク機器がそのパラメータや状態に関する情報
(管理情報)を保持し、複数のネットワーク管理システ
ム(NMS)が前記ネットワーク機器の管理情報をそれ
ぞれ取得して、コンピュータネットワークを協調して管
理するネットワーク協調管理方法であって、 コンピュータネットワーク上に、複数のNMSで作業の
重複なく協調してコンピュータネットワークを管理せし
めるための協調管理プラットホームを配置し、 前記協調
管理プラットフォームは、 ネットワーク機器からの管理情報を受け取り、各NMS
に配送するとともに、各NMSを監視して、管理情報に
ついて各NMSで実施した対処状況(受諾、消去など)
を記録し、 あるNMSから管理情報の対処状況同期リクエストを受
け取ると、前記記録してある対処状況を利用して、前記
NMSの管理情報について同じ対処状況にし、 各NMS
の管理情報の定義を監視し、それが変更された場合、他
のNMSに管理情報定義の変更を通知する 、ことを特徴とするネットワーク協調管理方法。 - 【請求項2】 コンピュータネットワークを構成するネ
ットワーク機器がそのパラメータや状態に関する情報
(管理情報)を保持し、複数のネットワーク管理システ
ム(NMS)が前記ネットワーク機器の管理情報をそれ
ぞれ取得して、コンピュータネットワークを協調して管
理するネットワーク協調管理システムであって、 コンピュータネットワーク上に、複数のNMSで作業の
重複なく協調してコンピュータネットワークを管理せし
めるための協調管理プラットホームを配置し、 前記協調
管理プラットフォームは、 各NMSごとに、管理情報についての対処状況(受諾、
消去など)を記録する データベースと、 ネットワーク機器からの管理情報を受け取り、各NMS
に配送するとともに、各NMSを監視して、管理情報に
ついて各NMSで実施した対処状況を前記データベース
に記録する手段と、 あるNMSから管理情報の対処状況同期リクエストを受
け取ると、前記データベースに記録してある対処状況を
利用して、前記NMSの管理情報について同じ対処状況
にする手段と、 各NMSの管理情報の定義を監視し、それが変更された
場合、他のNMSに管理情報定義の変更を通知する手段
と 、を具備することを特徴とするネットワーク協調管理シス
テム。 - 【請求項3】 複数のネットワーク管理システム(NM
S)で作業の重複なく協調してコンピュータネットワー
クを管理せしめるためにコンピュータネットワーク上に
配置した協調管理プラットホームが実行するネットワー
ク協調管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り
可能な記録媒体であって、 ネットワーク機器からの管理情報を受け取り、各NMS
に配送するとともに、各NMSを監視して、管理情報に
ついて各NMSで実施した対処状況(受諾、消去など)
を記録する処理プロセスと、 あるNMSから管理情報の対処状況同期リクエストを受
け取ると、前記記録してある対処状況を利用して、前記
NMSの管理情報について同じ対処状況にする処理プロ
セスと、 各NMSの管理情報の定義を監視し、それが変更された
場合、他のNMSに管理情報定義の変更を通知する処理
プロセスと 、を具備することを特徴とするネットワーク協調管理プロ
グラムを記録した記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20837198A JP3378508B2 (ja) | 1998-07-23 | 1998-07-23 | ネットワーク協調管理方法およびネットワーク協調管理システム並びにネットワーク協調管理プログラムを記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20837198A JP3378508B2 (ja) | 1998-07-23 | 1998-07-23 | ネットワーク協調管理方法およびネットワーク協調管理システム並びにネットワーク協調管理プログラムを記録した記録媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000040047A JP2000040047A (ja) | 2000-02-08 |
JP3378508B2 true JP3378508B2 (ja) | 2003-02-17 |
Family
ID=16555188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20837198A Expired - Fee Related JP3378508B2 (ja) | 1998-07-23 | 1998-07-23 | ネットワーク協調管理方法およびネットワーク協調管理システム並びにネットワーク協調管理プログラムを記録した記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3378508B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20050075489A (ko) * | 2004-01-15 | 2005-07-21 | 유티스타콤코리아 유한회사 | 메타 mib 를 이용한 자동 업데이트 시스템 및 방법 |
US8180882B2 (en) * | 2004-07-22 | 2012-05-15 | Tyco Electronics Subsea Communications Llc | Distributed messaging system and method for sharing network status data |
JP2009211348A (ja) * | 2008-03-04 | 2009-09-17 | Nec Corp | 管理システム |
WO2012020782A1 (ja) | 2010-08-11 | 2012-02-16 | 日本電気株式会社 | ネットワーク情報処理システム、ネットワーク情報処理装置、および情報処理方法 |
-
1998
- 1998-07-23 JP JP20837198A patent/JP3378508B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000040047A (ja) | 2000-02-08 |
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